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28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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―――談話室―――
[新居と共に、お茶請けと共に、ご到着。 談話室には既に、管理人の姿と 二階から降りてきた福原たち>>307の姿も在った。 その無事な姿に――― まず安堵して、]
あ、あたしも、お砂糖とミルクで! おやつも、ええと、何だかたくさんあります。
[ととと、大袋はテーブルに置きに。 たくさんで端折れるくらいには、ラムネやらチョコやら、フエラムネはもう売り切れてしまいましたが。]
(312) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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な、夏ですよう。
[最初の一言目は、あたし、大真面目でした。 道すがらの新居>>310に、目がぱちぱちと瞬いて。 段々と、後ろに向かうにつれ、おちゃらかされていることに気付き。先程の不安とは異なるぐるぐる具合で、漫画なら湯気くらいは立てている顔色で。]
……う、うう、新居さんが意地悪、! でも、その、冬はまだまだ先、ですよ。
[春と夏の境目辺りに居るのですよ、と経験豊富そうな新居に 根拠のない、ついでに経験も浅い返し文句をして。
談話室にぞくぞくとひとが集まれば、駄菓子も、新居のクッキーも、ちょっと数が心配で。人数数えに忙しない目が、ぱちり、宝生>>314と重なりました。 正確には、お茶請けと。]
ほ、宝生さんの分も、あります!
(320) 2013/09/07(Sat) 00時半頃
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[宝生から視線が若干ずれて、プロテインが入っている――… とは露とも思わず、あの箱はお茶請けと違うのだろうか、と注ぐ目。
次に、福原>>317に。]
あ、あたしまで、良いのですか?
[ととと、テーブルに駄菓子を置いてから、180度ぐるり。 近付くだけでも分かる、誕生日の所為で学年だけは年下の 大人っぽい福原に似合う、綺麗なチョコレート。
漂う高級感に、手を伸ばす前に、躊躇してしまうのです。]
ふ、福原ちゃんみたい。
[思ったことは、次の瞬間には口を突いてる。 端っこを選んで、一粒。]
(321) 2013/09/07(Sat) 00時半頃
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え、ええ、お名前で呼んで良いの、ですか。
[自分の中で、何時の間にか決まっていたルール。 隣人のことは等しく苗字で呼び掛けていて でも、此処の女性は、福原も、白栖も、そして越智も。 可愛らしいから、つい、『ちゃん』が後を付いて来る。]
で、では、瑠美ちゃん!
[福原>>325の棘は、不思議と心に刺さらなかった。 おことばに甘えて名前を呼んで、頂いたチョコを一口。 綺麗に造られたそれは、舌の上で溶けてしまう。]
(337) 2013/09/07(Sat) 01時頃
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[福原からチョコを頂く為に、お茶請けから離れてしまった私は 宝生>>326が頷くだけで動かないことに気付き、ぱち、瞬きます。
もごもご、綺麗な、柔らかくなったチョコを奥歯で噛んで。
ととと、ビニール袋の元に。 ラムネ系を退けて、パンダのかおをしたクッキーの詰め合わせを手に、戻ります。袋の尖った部分を指で摘まんで、半分に裂いて。]
さ、差し上げます。
………と、
[知らないお顔>>@46があることに気付き、彼にも差し出しますが。 自己紹介>>@48の辺りで、唇が、まあ阿呆みたいに半開きで。]
(342) 2013/09/07(Sat) 01時頃
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ち、違いますよ、夏に向かって走っているのですよ! 越智さんは、だって、夏のようですし。
[ぼそぼそ、後半は尻窄みで、肌色を見ていた。 それから、それから、クッキー缶が開くのを待って 珈琲が淹れられるのを待って、談話室の入り口を見て。
病沢と、ジャニスの姿に気付くのです。 姿が見えたら、伝えようと思っていた一言、あたしは唇を開いて。]
おかえりなさい。
[そう、あとは、笑って。]
(345) 2013/09/07(Sat) 01時頃
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