64 さよならのひとつまえ
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音痴だなお前ら。
[そして聞こえた歌の酷さにズバッと言い放った。 そんな朔太郎の歌唱力は、73(0..100)x1]
(336) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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[自分は今、どんな顔をしているだろう。 まったく見当もつかなければ、鏡を見る気も起きずにただ歩く。 苦しくて、痛くて。耐えられず出てきてしまったようなものだ。 けれど博を一人で残してきたのは、拙かっただろうか。]
(337) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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(――…あ、きらきら星)
[樹央の歌う声が聞こえてくる。 きらきら、きらきら。星の王子様に贈る歌。
『さあ、いつまでもぐずぐずしないで。いらいらするから。 行くって決めたのなら、もう行って。』
ふと思い出したそれは。 王子様を送り出したプライドの高い花。王子様に泣くのを見られたくなかった花のことば。]
―――― 『さようなら』。
[談話室に戻ることはせず、呟いたそれは。 最後の朝、王子様が花に告げたことばだったか。*]
(338) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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ああ。言っておけ。
[>>309深く考えることなく、礼節は大事だと柄にもなく主張する。]
お前の髪明るいから、ひよこの毛並っぽい。
[今度撫でさせろと、悪戯っぽく笑うと。 今までのお返しとばかりに片手を挙げて、環の髪に触れようとするが、実際に頭に重ねることはしない。]
……ご褒美って、お前な。
[それだと、俺が喜んで撫でられてるみたいじゃないか。 不服はあれど、それでもこうやってじゃれあうのも最後だと思えば、素直に受け入れた。 繊細な動きで紡がれる、懐かしい感触に身を委ね。 やがて歌声が流れてくれば>>315、更に現実離れした心地よいまどろみに包まれたようで、不思議な感覚に陥る。
温かな人の気配と春の息吹に抱かれながら。 いつの間にか、静かに目を閉じる。**]
(339) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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ナユタは、いつの間にか舟を漕いでいる。**
2014/03/26(Wed) 02時頃
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イケメンボイス爆発しろ
[>>336朔太郎を睨んだ]
(340) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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歌えとは言ってないよ、俺……
[歌い始める利一の姿に、いつも通りに耳を塞ごうと両耳へと手を伸ばす。 けれど指先が耳たぶに触れる直前、一瞬の逡巡の後、掌は自らの前髪をわしゃりと掻き混ぜた。
下手な歌声に、お世辞を使えばなんとか「聞ける」と言えるようなありすの声も混ざる。 利一が顔に落とした雫を手で拭い、肩を揺らして。]
あーもー ありす、俺にもタオルー
……顔、 顔濡れて、……
[早く、と、手を伸ばした姿勢のまま、俯く。
顔が濡れたのは、利一が濡れたままこちらを見たからだ。 結構ずぶ濡れだったんだ、あいつ。 だからまだ、顔が濡れているんだ。
伸ばす指先が震えるのを、誤魔化すように、堪えて。]
(341) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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[流石というか、素晴らしい樹央の歌声の後に聞こえてきた歌声>>331>>333に、カメラを落としそうになった。 落とさなくて済んだのは、日頃の行い、だろうか。]
ひっどい歌だなぁ。
[けらけらと笑って、二人を写真に撮って。]
……なんだ、書かないの? プロ野球選手になるらいじの自伝、今から楽しみなんだけど。
[ファインダー越しに見る、Vサイン>>332。 笑顔を向けて、首を傾げる。]
へ?良いよー。 つーか、いつものことじゃん? 新聞部は、写真係だし!
[困ったように、眉を下げる。]
(342) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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おい利一のそれ、知ってる歌だけど知らねー曲になってんぞ!
[>>331つまり下手だと。 なら自分はと問われれば……]
きーらーきーらーひーかーるー♪
[おそらく78(0..100)x1点くらいの歌唱力か。]
(343) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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[利一の髪をわっしわっしし続けながら、>>341宗介の言葉に]
俺、今、両手塞がってる そこにクマ―の持って来たタオルあっから誰か 宗介に渡してやって
っつーかちあき酷いとか言うな歌った本人が一番分かってっから!!!
[>>342智明の笑いには一応抗議しておいた]
(344) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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ライジは、ありすの歌も大概だなーと苦笑い。
2014/03/26(Wed) 02時頃
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イケメンボイスども爆発しやがれ
[>>343頼児も睨んだ]
(345) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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[水も滴るいい男その2はありすと智明の言葉にはにやりと笑って向けられるカメラにピースマークを向け]
うわ、ありす…おまえ、ひで… ちょっと今軽く引いた…。
[お互いさまなありすの歌声に、歌を中断させてひゃっひゃと笑う。目が覚めただろうか、と見遣った先の宗介の様子に一瞬、困り切ったように眉が下がった。]
――――……、
[何か、言いかけて。言葉にならない。髪が乾き終わるまでは大人しくがしがしとありすの指の動きのままに頭を揺られていた。]
(346) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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うわ、いよいよ混沌として……
[目をそらそうとした瞬間、古本をカラカラと押しながらやってきた姿が見えた。(>>326)
もっと目をそらしたくなった。]
(347) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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― 中庭 ―
―――コーラ臭い!
[遅れて飛び込んだ花見会場での第一声がそれだった。]
おーそーらーの ほーしーよー♪
[>>343ついでに聞こえたきらきら星を、23(0..100)x1点くらいの歌唱力で続けておく。]
(348) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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トレイルは、音楽の成績3だし…3だし……
2014/03/26(Wed) 02時頃
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自伝なんてーもんは、文武両道な奴に書かせときゃいいんだよ!
[>>342作文用紙は睡眠薬に等しい。 絶対無理だと断言した。]
そりゃいつもはそうだけど、もう残り少ねーんだしさ。 お前の写真だけないとかやっぱ寂しいじゃん。 一人がイヤなら、誰かと一緒でもいいからさ、撮らせろって。
[眉を下げる明智を、遠慮しているものかと思い込み、カメラを貸せと手を伸ばす。]
(349) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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ボンッ!!
[爆発音は口で表現しておいた。 コーラがリア充で爆発終了、という謎の面白現場に立ち会えなかったのはかなり残念だが 再び地面へダイブを決め込むと、ぜーはーと息を繰り返し。 見上げた先にはやはり白辻がいて、もしも目が合えば ピースを片目の前で横向きに作って見せた。 その手はあのとき確かに握り返してくれた、手。 鋏を握る、大切な手。
もう熱くはない。 けれどきっと、いつまでもあたたかい。]
グピャー、だめだ、しぬ、しんどい、疲れた!
[暫くは地面の上で服が汚れるのも気にせず、ごろごろとしている。]
(350) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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………
[あぁ、ほんとうに。 ほんとうにこれが最後なんだ、と。
思ってしまった。
歪む視界に広がるのは、空の青とは程遠い、ブルーシートの青色。 滴る雫を利一のせいにして、袖で拭う。 枕にしていたパーカーで拭う。
顔を、覆う。
パーカーのポケットから滑り落ちたスマートフォンが、太腿で跳ねる。]
……まばたきしては、 みんなをみてる、……
[パーカーで覆ったせいか、妙に震えた歌声は43(0..100)x1程の音程を伴って。]
(351) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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ザックは、全く音痴どもめ……[鼻でふふっ]
2014/03/26(Wed) 02時頃
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というわけで皆様ご機嫌麗しゅう。 魂の糧の追加です。如何ですか、アリスさんと利一さん。この機会に楽譜でも。
[台車を勢いよくドリフトさせて止めつつ、どこかなげやりな態度で現れた奇人変人と分類されるであろう生き物。 明らかにテンションが可笑しな方向へ振り切れている。 ちなみに、楽譜を勧める本人の歌唱力は点数に換算すると10(0..100)x1点程度だ。
>>347目を逸らしたカナリアを意に介するでもなく、ブルーシートの前へと辿り着き。 勢いよくお茶を煽り、息を吐いた]
……ええと、遅れました。すみません。
(352) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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[>>350朔太郎と目が合って、ピースが作られるのが視界に入れば、そのあたたかさを思い出して目を細める。そしてくちの形だけで「お疲れ」と労って。 >>326ガラガラという音がしてそちらに視線を向ければ、荷台に本を乗せた博の姿が確認できた]
飲み物の追加が来たなァ
[呟きながら、笑う利一>>346に胡坐をかいたまま軽く──角度が悪くて力が入らないのがとても残念だ──蹴りを入れて抗議する。タオルを掴んだ両手は動かしたまま。 そして>>348利政が音痴勢として加勢すればにやりと口の端を吊り上げるいつもの笑みで]
さすがダーリン愛してる
[そんなことを言いながら。 取りあえず、利一の髪が乾くか、もういい、と言われるまでその体勢のままだろう**]
(353) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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[山本と小鳥谷を見ると、大きく手を振り]
おーぃ朔太郎! お疲れーー!
博はそれ最後の古本青空市かーー?
(354) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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もー本当にお前ら「きらきら星」大好きだな!
[実は一曲用意してた曲もあったのだが。これはいつかのお楽しみにしておこうと。
締坂はどっしりと腰をかける。]
(355) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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……俺様に楽譜が読めると思うなよ
[>>352博に向かって遅れたことは気にしない、と告げつつも無表情でそうのたまった**]
(356) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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[ありすの抗議>>344に、僕も同じ位だってーと28(0..100)x1程度の歌声を披露する。 寝ている宗介と、がらがらと本を運んできた博にもカメラを向けた。 そうだ。彼らは明日にはいない。 皆、どんどん此処から巣立っていくのだ。 思い出を抱えて、巣立つのだ。自分自身も。]
(357) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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利政ぁ…、 俺、今だから告白するけど お前も人の事言えねーって2年時から思ってた…。
[>>348ようやっと来た元同室者に同じものを見る目を向けてから、大分髪が乾ききったとありすに礼を言って立ち上がる。 >>351聞こえてきたもう一つの歌声には、安心したように笑みを浮かべて。]
なんもしてねー!
[何か誤解をしている>>324樹央に一声向けて]
音痴多いんだもん!もう合唱は勘弁!
[>>352小鳥谷の提案をすぱっと一言で斬ると辺りを見渡す。]
花火やんね?早いけど。 だって花咲いてねーから他にすることねーし。
(358) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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おせーよ!もう一人の主役! 少し休憩したらもう一曲行くからな!
[どっしりと腰掛けて、カフェオレをぐび、と*飲み込んだ*]
(359) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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ティソは、まだ暫くは、顔を上げられそうにない。**
2014/03/26(Wed) 02時半頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2014/03/26(Wed) 02時半頃
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ちえー。 書いたら、僕の写真、使ってもらおうと思ってたのに。
[断言され>>349、唇を尖らせる。 大丈夫、いつもの自分だ。]
僕の写真、ちゃんと卒業アルバムとかあるんだし。 皆を撮ってる方が、慣れてるし……。
[少し前から気付いていたことがある。 カメラを向ける相手は、恋するような気持ちで撮る。 それが頭にあるからこそ、カメラを向けられるのが、怖い。 まして、彼には。
それをどう説明して良いのか分からず、困ったまま。 伸ばされた手にカメラを渡すべきなのだろうか。]
(360) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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お、ヒロろん蚤の市開催!? お〜っし、したらばその横でイケメン入江利政様の断髪式始めんべや?
[わりと土まみれになった服をパンパンと払い、立ち上がる。 ブルーシートの上に置かれた椅子へ入江は大人しく座ってくれるだろうか。 何せこちらはチラチラとバリカンを見せつけている。]
っとその前に! ナルナル〜、プレゼントふぉーゆう!
[近くに小熊がいるならばひょいひょいと近付いて、ハンドクリームを握らせた。 霜焼け用のものだが、ないよりは良いんじゃないかと思う。 何やら怪我している手を隠してるように思えたので、こっそりと囁いた。]
寝る前に塗って、手袋はめて寝るといいべよ。
(361) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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[>>352前後して台車と共に会場に着いた博の姿は、いつもと変わらなく見えて、少し安堵しつつ。
3-8の音痴ツートップとも言われていた片割れから、にやりとした笑みをもらえば。>>353]
いやだわハニー。 こんなとこで恥ずかしいわぁ。
[ウィンクのお返しを一つ。]
(362) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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轢くぞ、朔。
[わざわざ台車の押手を持ち直して、地面で秋のセミの如く転がる同室者を脅して。 楽譜に対するアリスと利一の反応は予想通りだったので、ただ首を竦めておいた。
>>354手を振るライジに、小さく手を振り返して頷き]
これだけは綺麗に片付けようと思いまして。
[>>359カフェオレを飲むカナリアに軽く会釈し。 アリスと想い人の会話を、ほんのすこしだけ気にしてから。
>>361明らかに見せ付ける形でバリカンを持つ朔に、思わず「とある白痴の一生」という本を投げつけていた**]
(363) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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そうだ、折角だ、よし。 未来の大リーガー様も坊主にしようぜ、野球といえば坊主だべ?
[完全に高校野球のイメージが定着しているらしかった。 手を振って労ってくれた保元にも、バリカンをチラチラ見せながら告げる。]
っとと、プレゼント配布配布。 ミキオッティにはのど飴ちゃんね〜。 歌ったあと食うがいいべよ〜。
[どっかり座った締坂に放り投げるのはのど飴。 プラスチックの容器に入った、甘酸っぱいイチゴ味だ。]
(364) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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ちょっと食べるもの残ってる!? 俺のお団子!!
[早速利一からメールが入っていた団子がないかきょろきょろしていると、朔太郎の声が聞こえて来た。>>361 ちなみにスマホのメールはまだ確認していないが、チラチラ見せつけてくるバリカンにおおよそのことは読めてしまう。 ブルーシートに置かれた椅子を挟んで、じりじりと距離を測る。]
………サクとお揃いは勘弁だぞ? 俺はルバンよりジケン派だからな!
[警戒する猫のようにじーっとバリカンを見つめながら。]
(365) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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