28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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[そうして視線が、病沢>>250の、まだ蒼白いかおに戻る。 ジャニスの嵌めた手袋の色が近い所為か 黒と白のコントラストが際立って、懸念は拭えません。
頬を濡らす硝子の滴は 本人の意図しないところで、病沢の涙の痕を隠しました。]
……………
[左右に揺れる首と、一文字。 それだけが得られるまで、硝子は頬に触れたままで 固唾を飲んで見守り―――…ほ、意思表示を見届けて。安堵。]
よ、良かった、です。 吃驚しました。 あの、その、でも、まだ顔色が優れませんから。
[急に起き上がっちゃ駄目ですよ、控え目に告げて。 ご飯>>248と口にする新居に、少し、思案げにしてから。]
新居さんのご飯、とっても美味しいんです。
(252) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
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― 202号室 ―
[ 無事帰還を遂げた私は、冷蔵庫に日本酒の瓶を入れる。他に入っているものといえば、納豆、豆腐、数種類の調味料くらいだろうか。一人暮らしの男の冷蔵庫など質素なものである。澄んだ色が新たに一員として加われば、僅かに場が明るくなったような気がした。]
さて、やりたいことが増えてしまったな。
[ 私は誰もいない空間に呟きを落とすと、箪笥へと足を向ける。普段は触ることのない、下方にある薄い引き出しを開けると、たとう紙に包まれた着物たちが顔を出す。僅かに色褪せたそれは時の流れを感じさせ、私はその懐かしさに目を細めた。何枚か捲った後に出てきたそれを取り出し、紐を解く。出てきたのは紺鼠色の無地の着物である。虫食いなどがないことを確認すると再び綺麗に仕舞い、もう一つ、黄金色の帯を取り出した。]
(253) 2013/09/04(Wed) 23時頃
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この色の方が彼らしいか。
[ 出来るだけ独り言は呟かぬようにしているのだが、やはり年には抗えないらしい。綺麗に折りたたまれたそれをたとう紙の上に乗せると、次に私は整頓された本棚へと向かう。綺麗なままの段ボールを見て、植頭さん曰く「宝の山」は未だ発掘されてはいないようだ。それらを通り過ぎ本棚の一角へ手を伸ばして、本を一冊抜き取った。愛らしい猫の写真が表紙を飾っている姿に、先程の三毛猫を思う。あの子に憑りついていた、とでもいうのだろうか――彼女が思いをいい方向に昇華してくれることを願った。 さて、私はと言えば、たとう紙の上に黄金色の帯を乗せ、更にその上に猫の本を乗せた姿。私の褒美が冷える間に出かけようではないか。雪駄を履くと、再び鍵を閉めぬまま、部屋の外でと出た。]
(254) 2013/09/04(Wed) 23時頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 23時頃
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そうか。
[>>@72笑顔を見せる少年に、男はやはり短くしか答えないが、]
手。 出せ。
[じゃあな、と見送る代わりに、出させた手の上に、立花に貰ったフエラムネを落とした。]
やる。 気をつけろよ。
[言って、男も立ち上がる。 財布をポケットへ突っ込み、猫を抱く。]
(255) 2013/09/04(Wed) 23時頃
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大事なものは、 大事にしとけ。 ……気ぃつけてれば、そう簡単に壊されやしねえよ。
[玄関から、少年へ見送りがてらにそう告げて、ぽんぽんと頭を叩く。 じゃあな、と談話室へ入りこむ男の腕の中で、仔猫はご機嫌そうに「みぁ」と鳴いた。]
(256) 2013/09/04(Wed) 23時頃
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[彼にとって>>252彼女の顔は見慣れないものだ。いや、それだけではない。背中にあたるふわふわとしたクッションの感触も覚えがないものだし、更に他の足音も聞こえる。つまり、この場には複数人いるということだ。 それ自体が、本来の彼の部屋では有り得ない。 何故、ここにいるのだろう。彼自身にそれに対する答えは見つけられない。廊下に出る前からの記憶が、少し曖昧だ。]
………び、っくり?
[何に、びっくりしたのだろう。 彼は自分が廊下に倒れていたことを覚えてはいない。ただ、瞬きをする瞼の裏に、窓の外にあった墓地の光景がやけに鮮明に思い出されて。ほんの僅か、眉を寄せる。 起き上がるなと告げられたから、ソファーの座面に背は預けたまま、じっと観察する目を立花に向けて。]
……………………?
[ご飯が美味しい。その事実と今の状況がどう繋がるのかが分からない。無言。]
(257) 2013/09/04(Wed) 23時頃
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あら、いいお返事。 じゃ、これだけ先に持って行っちゃってくれる?
[渡すのはグラスが三つに、レモン水の容器と普通に水を汲んだだけのワインボトル。 こっちあんまり冷たくないから、エリちゃんはこっちね、と言い足して、立花>>251の手に。 ソファのあたりで身じろぐような衣擦れが聞こえて、目覚めたことを知る。]
起きた? おはよう。 ま、ゆっくりしていって。何もないけど。
[オムライスを作るときには使わなかった、鍋が火にかかる。 端野菜でスープの一つくらいは作れればいいと、再度冷蔵庫探索を開始した。]
(258) 2013/09/04(Wed) 23時頃
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― 101号室前 ―
[ さて、どちらの用件から済ませようか。どちらにせよ行き先はそう変わらないので、私は階段を一段一段踏みしめながら下りていく。たとう紙を両手で抱えているため足元は見えないが、伊達に十数年ここに住んでいる訳ではない。壁にある小さな傷も――いや、誇張は良くない。細かな部分までは把握していないが、階段の幅くらいは身体が覚えている。我ながら軽やかな音を立てて一階の廊下へと下り立つと、101号室の戸を叩く。]
……おや、出かけているのだろうか。
[ しかし宝生君>>256は不在のようで、部屋からは返事がない。時間を約束した訳ではないから、特に気にすることもないが、何度も押しかけるのもあまり美しくない。多少形が崩れるが仕方ないと片手で荷物を抱えると、懐から一筆箋を取り出した。夏らしく金魚の描かれたそれを手に更に万年筆を取り出すと、蓋を口に咥えながら一筆したためることにした。]
(259) 2013/09/04(Wed) 23時頃
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「約束の本を準備した。 時間のある時にでも取りに参られたし。
初見」
[ 私はあまり字の綺麗な方ではないが、恋文でもあるまいし、見栄えに関しては目を瞑っていただきたい。戸へ折りたたんだ紙を差し込むと、私はもう一つの目的地へ足を進めた。]
(260) 2013/09/04(Wed) 23時頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 23時頃
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ー 商店街からの帰り −
[蝉しぐれの中、拭っても浮かぶ珠の汗に辟易しつつ 荷物を持ってわかば荘へ戻ってきた]
おや、猫さんが多いんですねここ。
[初めて知った、と三毛猫>>#0を見つけて頬を緩ませる。 灰猫とミィ用に買ったおやつは3つ1組]
(261) 2013/09/04(Wed) 23時頃
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― 102号室前 ―
[ 足を進めると言ってもすぐ隣、次の目的地にはすぐに到着した。一筆箋と万年筆を懐に収め、皺の寄らないようにたとう紙を抱え直すと、手首を動かすことで戸を叩く。]
新居君、初見だ。 少々時間を貰ってもいいだろうか。
[ 私は低く僅かに掠れた声をかけると、家主の返事を待つ。]
(262) 2013/09/04(Wed) 23時頃
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―わかば荘:庭―
[国谷が抱えた荷物はふわふわと宙を移動する。 玄関に向かわずに庭へ直行、目当ての部屋はそう遠くはない]
喜んでくれるか…………ッ
[>>#0 目の前に現れた三毛猫と女の姿に足を止める。 国谷を見る瞳は酷く冷たいものだった。 その姿に――]
――ッ!
[頭痛がして、頭を押さえた]
(@73) 2013/09/04(Wed) 23時頃
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[わかば荘に移り住んで半年、年月を経たけれど お隣さんでもある病沢>>257の面差しを、今日ほどに まじまじ眺めたことがあっただろうか。いや、ない、反語が踊る。
宝生とはまた異なる、口数の少ない彼。 反芻するのは、思い当たる節が彼自身にない所為か。 足りないことばの分、あたしは出来得る限り、頭を巡らせる。]
や、病沢さん、が、すごくぐったりされていた、ので…
[―――吃驚した理由。 部屋に運ばれて来たときの、顔色の悪い横顔。 きゅ、と眉間を引き絞って、気付けばなんだか似た表情をしていた。
そして 無言 言葉足らずな私は、肩を縮めて。]
美味しい、ご飯、食べたら。 元気になる、ます。
[唇がむぐむぐ、波打った。]
(263) 2013/09/04(Wed) 23時頃
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お客さんが多い日ね、今日は。
[悪い気はしない。もともと一人で時間を潰すのは得意じゃないから、人数が多いことに越したことはない、と思っているのだが。 少しばかりタイミングが悪い、と思わないでもない。 幸いはまだ卵を焼き始めていなかったことだろうか。 鍋の火を止めてチキンライスを皿にあけてしまう。 それから出たから、きっと家主の返事>>262は少し間が空いた。]
はあい、先生。 愛の告白ならもう少しロマンチックな時間が嬉しいんだけれど、どうしたの?
(264) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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いかがです? 食べませんか?
[腰を屈めて、おやつのささみを振って三毛猫を呼んでみる。 だが突然、三毛猫は愛らしい様相からは 想像もつかない声>>#1>>#2をあげた]
…………今日は…不思議な事が良く起こる日ですね。
[灰猫が懐いてくれて。湯呑の国谷にも出会えて。 ただこの声はいただけない。 肝を冷やす。 ここは悲鳴を上げて荷物を投げだして逃げ出すべきでしょうか]
大切なものですか。 私には家族と呼べるものもおりません。 わかば荘と、わかば荘の皆さんが大切と言ったら 大切かも知れませんね。
[腰を降ろしたまま金の目を覗き込んで]
(265) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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お裾分けしましょうか?
[差し出したのはスイートピー。 やさしい思い出を悲しい声をあげた三毛猫?に 分けてあげたくて。 だがスイートピーにふんふんと鼻を近付け嗅いだだけで 何処かへ行ってしまった]
スイートピーって猫にはダメでしたか。
[そんな事を考えつつ、のっそりと消える猫の背中に]
付喪神の国谷さんもいらっしゃいます。 悪戯しなければ、あなたも歓迎しますよ。
[そう声を掛けたが、三毛猫は雑草の中に消えていった]
(266) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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……お前、前に逢ったことがあるな
[>>#2 その声に、にやりと笑みを浮かべる]
そう、俺の大切なものは走ることだ でもお前は俺に追いつけなかった
[そう、あの時も、こう言った――]
"奪いたければ、追いついてみろ"
[その言葉に女の亡霊は冷笑を浮かべる。 女の瞳は他者を見下すモノ。
見下したまま、三毛猫と女は姿を消した。 まるで、奪うモノなど残っていないとでも言うように――]
(@74) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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……あれが噂の幽霊か?
[姿の消えた一人と一匹に肩を竦めながら、国谷は再び歩きだした]
(@75) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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[懸命に、心情を整理して、舌に乗せて、ばらばら。
上手く説明なんて、いきなり出来るようにならなくて。 波打っていたら、新居>>258の呼ぶ声が聞こえた。 頬に触れさせたままの硝子瓶、私はそっとそれから手を退きます。]
は、はい!
ええと、こっちがお水で、こっちがレモン、ですね。 ………お店にあるお水みたい、です。
[テレビで見た、上品なレストランに在る、ワインボトルの水。 それを彷彿とさせるボトル二本を手に。
気持ち冷たくない水のボトルは、そのまま病沢に手渡す為に 勝手知らない室内を、ととと、ととと、行き来。]
(267) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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おや、作業中だったか。すまないね。 それに来客も。間が悪かったかな。
[ 新居君>>264が出てくるまで少々時間を要したことと人の気配、そして鼻を擽る良い香りに、私はある程度の状況を察する。新居君に隠れて奥の状況までは見えないから、誰がいるかまでは把握できないが。愛の告白という言葉に告げられなかった過去が思い起こされて、私は僅かに目を細めた。]
愛の告白ではないが、今日は君に贈り物を持ってきたんだ。 私が若い頃着ていたものなんだが、最近は箪笥の中で眠り続けていてね。 君は興味がない訳ではないようだし、良ければ貰ってくれないだろうか。
[ そして私が差し出したのは、たとう紙に包まれた紺鼠色の着物と黄金色の帯だ。襦袢や足袋、伊達締めは持ってきていないが、最低限この二つさえあれば、着物としての形は完成する。新居君の華やかさには少々見合わないかもしれないが、これでも私の所有する物の中では一番派手なものを選んだのだ。]
(268) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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[>>258大人しくソファーに身を横たえたまま、おそらくはもう一人のものだろう声を聞いた。聞き覚えがある。 非を行動に移さない……つまりは大人しくしていることで新居の言葉への了承の代わりにして、視線は立花に向けたまま。 >>263 彼女の顔にある表情を、難しいと判別する。それを今、彼自身も浮かべているのだとは気付かずに。]
……………ぐったり。
[ふぅん、と相槌を打つ代わりの反芻。 自分の身に何があったかを思い出そうとすれば、目の奥がぎしぎし痛むような気がした。白い掌が無意識に額に伸びて、熱を測るような格好ででこを覆う。]
…………声が、聞こえ て。 耳を 塞げ 、なかった。
[>>267新居に呼ばれて走っていく彼女に、音量の足りない掠れ声はどれだけ聞こえただろう。 冷えたラムネの瓶は、頬とソファーの背凭れの間に挟まれて留まる。人の足音が響くのに、そっと耳を傾けていた。]
(269) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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─談話室─
……
[どういうタイミングか。 福原と越智がいるのをちらりと見て、]
…………
[越智を、ジーっと見た。 腕の中の仔猫が、しっぽを揺らす。
男は入り口の戸こそ閉めるが、それ以上中へは、入ろうとしない。]
(270) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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[鼠みたく、右に左に、ちょろちょろ走り回る。 新居の部屋が整頓されているお陰で、転んで仕事を増やす真似はなかった。
ふと、響くノック音と――…声>>262 水の満ちたワインボトルを病沢に差出しながら、視線が向きます。
お話の邪魔をしないように けれど、お部屋の扉が開くなら、当然そのときは、会釈。]
(271) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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─墓地─
[ジャニスに、まだ──と告げた後、フランクは再度わかば荘を出て墓地へと来ていた。 三毛猫を最初に見つけた場所であり、何かあるならここだろうと踏んで。
いつもと違う箇所はないか。おかしな部分はないか。 少なくない墓をひとつひとつ丁寧に見て回る。
そして、見つけた。]
……これか。
[その墓は、まだ比較的新しいものだった。 いつも素っ気ない四角いだけの墓石の隣に、大人の膝下よりも背が低く、少し丸みを帯びた墓石が寄り添うように並んでいたのだが──今はその小さな墓石が、何者かに倒されたかのように横倒しになっていた。]
(272) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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[墓に収められている者がどんな人生を送って来たか、フランクは知らない。しかし隣の小さな墓石が、生まれ落ちる前に死んでしまった命を供養するために建てられた物であることは、ひと目でわかる。
小さくとも突風くらいでは倒れないだけの重さはある。 おそらくは、幽霊が出るという墓地の噂を聞いて、真昼の肝試しにでも来た若者が倒して行ったものだろう。
やれやれと呟いて墓石に手を掛ける。 さすがに重く、簡単には元に戻せなかったが、うんうん唸りながら渾身の力を込めて、何とか立たせることは出来た。]
さて……。
[これで母親の怒りは収まるだろうか。]
簡単じゃぁねぇだろうな……。
[霊──死者の思念というものは、一度拗れるとそこから歪み、凝り固まってゆくことが多い。ちゃんと手順を踏んで供養してやればいいのだろうが、それまで大人しくしていてくれるだろうか。]
(273) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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[彷徨う手が、こちらの手を弱く掴む>>238。拠り所を求めるようなその仕草。 そして思い至る。眠りながら手を彷徨わすその手が、何に似ていると感じたのか。
それはまるで、母の手を求める赤子のような。 そして手に感じる力の弱弱しさだけ、それとは違う心細さ。
耳にかそけく届く囁きに、束の間、目を伏せて]
……、
[名を呼ぶ声に、手を引かれた心地して、立花の目をゆるりと見返す。 さわさわと心の波立つ音がする。彼女の揺れる眼差しを見ていると、嗚呼、]
(274) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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ありがとうございます。 檸檬水ですか。この残暑にはちょうど良い。
[新居の声に、暫し引き留められていた自分の何かが動き出す。 返す声の調子は常と変わらず。緩く微笑む鉄面皮]
ええ、よろしいのでしたら、ご馳走になりましょう。 その後のデザートは仕入れてきましたので。
[和菓子屋で買った豆大福は、ゼリーの二の轍を踏まぬよう多めに買ってきた。 初見に持っていく分を差し引いても、充分に余りあるだろう。
病沢の手がラムネの瓶へと動いて、手に触れる儚い力は離れゆく。 目を覚ましたらしき様子に、立花が声をかけるなら自分は様子を見守るに留めた]
(275) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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─談話室─
[飼えなくとも部屋の鍵を渡した時点で “最近の女子大生の性の乱れ”を感じている16歳、女装子は
あれ?
と、思った。]
飼いたい、 の?
[笑っている福原の言葉が なぜだかとても寂しそうに聞こえたから。]
(276) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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[ちょろ ちょろ ちょろ。]
[新居から受け取ったワインボトル二本を腕に 一周巡って病沢>>269の傍に戻ると、 彼は殆ど微動だにしていなくて。 ゆっくりを体現している姿に、私は胸を撫で下ろしました。
顰め面をした病沢の表情と、似ていた表情が段々離れて、弛んで。]
お水、飲めそうでしたら。
[病沢の横に横たわる炭酸水よりも、遥かに胃に優しい水。 気持ち冷えていない、新居の配慮が行き届いたボトルを、差し出しまして。]
声……… あの、その、聞きたくない、声だったのですか。
[―――…声。 思い当たる節があったから、小さな、掠れた声は確かに届いた。問う声は、また不安に揺れて。]
(277) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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いて、 欲しい、 の?
[彼に? それとも、誰でもいい?
どうしてそう思ったのかわからない。 けれど、どうしてもそう思えてならない。]
いなくならない──よ?
[える、じゃないのが申し訳ないけれど。]
…──わたし、は。
[誰でもいいわけじゃないだろう。 それでも、言葉は口をついて出た。
淋しげな言葉を、彼女が繰り返さなくていいように。]
(278) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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