人狼議事


84 Es 3rd -Test days-

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【赤】 奏者 セシル

[狩りに行こうとして、いつの間にか意識を落としていたらしい。
意識が浮上して、動こうか、そんな事を考えていた折りに再び近くに現れた存在>>*0に気づき軽く目を見開く。]

 お前、何処から…

[事情を聞き出そうとして、彼の言葉が自分が溢した、溢してしまった言葉への返答だと気付く。
聞かれていないと思ったからこその言葉だったのに。頬が熱を帯びるのが解る。朱をはいた顔を見られたくなくて、ふい、と顔を背け、嘯く。]

 何の話をしている。

(*1) ハチドリ 2014/07/30(Wed) 06時半頃

【赤】 奏者 セシル

 本当、私の知らない異能が沢山あるんだな。

[簡単な説明に軽く肩を竦めるに留める>>*2
多分、聞いたとて全てを理解することは叶わないだろうから。
彼は、自分とは違う世界を持っている。
何となくだけれど、そう理解した。

顎に手を掛けられれば最初はそれに従い視線を合わせたのも束の間。
ふい、と顔を背ける。]

 皆、私を捨てる。
 期待をして傷つくのは御免だ。
 
[そう呟いて、そのままライジに背を向けた。]

 死にたくないなら私に近づくな。

(*3) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

[篝火から目を背けた先、広場を横切る姿>>3:52を認めた。
大分血色が良い。
宵待亭で何か、血に代わるものを得たのだろう。

壊したいという欲が湧き出てくる。

これが何処に由来するかは分からない。
ただ、異能がいること、赤の世界を知った後に強くなったこと。
これらを総合すれば、誰かの意思が介在しているのかもしれない。

それでも、良かった。
綺麗な彼が、人を傷つけずに生きていく選択が出来る彼をこちら側に堕とせるなら。

彼の視線の先に一度白い焔を揺らめかせる。
次は、誰かを襲うと示唆するように。]

(27) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 00時半頃

【赤】 奏者 セシル

 ……――お前には関係ない。

[>>*4話し過ぎたというように、口を噤む。
それが、無言の肯定であることは相手も気付くだろうが、言わなければそれは彼にとっての真実とはなりえない。

そのまま立ち去ろうとして、前に回った腕に引き止められる>>*5
近づく熱に反射的に身を捩ったが、簡単には腕は外れないようだ。
もがいている間に耳に落とされた言葉に、激しく頭を振る。
信じて、裏切られるのはもうたくさんだ。]

 ……離せ!

[殺さない程度、けれど、その威力を知らせる程の焔を彼の腕に放つ。
それは一瞬で消えるが、一瞬だけとて死の恐怖を知らしめただろう。
彼の腕が外れれば、そのまま身を離して対峙する。]

(*6) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 01時頃

【人】 奏者 セシル

 何故、か。
 お前の中には、衝動はうまれてないのか?

[彼の問いかけ>>28に軽く首を傾げる。
この異能を受けたのは自分だけだったのだろうか。
何となく、彼もこの異能を受けているだろうと思ったのだが。
探るように亀吉の目を見つめる。

彼が、この異能を受けているのならこちらへ引き込むいい機会だと思ったのだが。]

 安心しろ。
 自分を守れない“お前”にはこの血からは向けない。

(32) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 01時頃

【人】 奏者 セシル

[亀吉の言葉>>37に、ふ、と嗤う]

 本当、嫌になるくらい理性的なんだな。

[彼が、結局彼のままであることに安心したいのか、それとも落胆しているのか。
自分でも分からない。
さて、どうしようか。
そんな事を考えていると、更に言葉が重ねられる。
その内容に、少しだけ目を見開き]

 そこまで、お前に思わせたら上々かな。
 ……――お前の望むように。

[艶やかに笑う。そうして]

(38) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

  ……――パキリ…

(39) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

[何かが爆ぜる音と共に、セシルの体が白い焔に包まれた。*]

(40) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 01時半頃

【赤】 奏者 セシル

 は、……あ?

[唐突に孫子を嘯く>>*7男の意図が分からず、酷く間の抜けた声をあげてしまった。
一時的に抗う腕の力も抜いてしまう。
が、続く言葉に埒が明かぬとばかりに、力を振るう。

痛みと、恐怖から力が抜けるだろうと思っていたのに、
未だ自分を抱き留める腕があり>>*8、困惑に眉を寄せた。]

 いや、慣れ親しんだものだから、お前だけを燃やすの等訳ない。

[多分、彼が欲しい回答ではないだろうそれを返す。
それに、多分自分は殺せない。
本気で死ぬつもりだった。彼の心に傷をつけられるのなら、悪くないと。本気でそう思っていた。
けれど、結局自分はまだ生きている。
もしかしたら亀吉が何かをしたのかもしれないが。]

(*9) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 02時頃

【赤】 奏者 セシル

[隙間なく抱きしめる一部炭化しかかっている腕を見つめながら]
 
 私は、お前を簡単に殺せる。
 もしかしたら、力が暴発することもあるかもしれない。
 信管のとれた爆弾を抱えているようなものだ。

 ……怖いだろう?

[ぼんやりと、言葉を紡ぐ。
あの人も、そう言って離れて行った。]

(*10) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 02時頃

【人】 奏者 セシル

 あ、………な、ぜ……?

[確かに、自分の意識は業火の中で途絶えた筈だ。
二度と覚めない眠りにつく筈だったのに、何故、目の前に腕から血を滴らせる亀吉>>45がいるのだろう。
ぽたり、ぽたりと口許に滴る血を、飢えた体は貪欲に吸収しようとする。
手を伸ばそうとしたが、上手く動かない。感覚もないからまだ再生が終わってないのかもしれない。
彼に手を伸ばすのを諦め、亀吉の目を探る。]

 望んだ事だろう?

[確かに彼は笑んでいた>>41筈だ。それを見られた満足感を胸に抱いたのは夢じゃない。
見上げていれば、何か応答はあっただろうか。]

(59) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 12時半頃

【赤】 奏者 セシル

[因果>>*11と言われたらそうかもしれない、と頭の中で納得する。死に急いでいるつもりはないが、他者を寄せ付けないのは関係してないとは言えない。
そんなことを内心では答えながら、けれど彼に言葉を返すことはせずに自分が傷つけた箇所を見つめる。

襟足に熱が更に近づいたのがわかった。押し退ける気がさほど起きないのは、少なからず罪悪感が関係しているのだろう。
そのまま続けられる言葉に耳を傾ける。
簡単に死なないとどの口が言うのだろう。一時的とはいえ、彼の存在は希薄だった。
それを指摘しようとして]

 ……――っ……。

[首筋に軽い痛みを感じた>>*12。]

(*13) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 12時半頃

【赤】 奏者 セシル

[回復するための血を供するのは、義務だろうか。
抗う事もせずにいたら程なく熱は離れ、詰めていた息を吐く。
知らず緊張していたらしい。

囁かれる言葉に目を閉じる。
それを聞き終えればやんわりと腕を外してライジに向き直った。]

 怖くないわけが、ないだろう。
 ……もっと早くに出会えていたら、何か変わったかもな。

[他者が怖くて、けれどずっと隣を歩んでくれる人が欲しかった。だから、厭いながらも自分に向き直ってくれた亀吉に手を伸ばしたし、何も知らぬまま築き上げた壁を崩壊してくれたライジを憎からず思う。
彼らの情を受け取る資格は、引っ掻き回した自分にはない。]

 さようなら。
 私の事などさっさと忘れて、ふさわしい、良い人をみつけるといい。

[そう告げて、緋色の世界との通信を遮断した。]

(*14) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 12時半頃

【人】 奏者 セシル

―数日後・洋上―

[一等客室からぼんやりと外を見る。
遠国の楽団からお誘いがあったのを渡りに船とばかりに、未練を断ち切るようにあの国を出た。
近くにいればすがりたくなる弱い自分を自覚していたから。

時計が夕飯の時刻を告げる。
この船は専任の楽団を有していたが、ただ暇をもて余すのが嫌で、数日に一回はチェロを弾かせてほしいと頼んでおり、今日がその日にあたっていた。
思った以上に自分は楽を好んでいたらしい。

食堂でチェロを構える。
何を弾くかは決めてあった。

――愛の喜び

自分を変えてくれた二人に、感謝を込めて**]

(60) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 13時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

ハチドリ 2014/07/31(Thu) 13時頃


【人】 奏者 セシル

―少し前・亀吉と―

[やっと意識を取り戻した体は、未だ自分の自由に動かすことは叶わず。
与えられている状況を甘受するしかない。
どうやら、自分は亀吉に膝枕をしてもらっている状況のようだ>>87

見上げた先には、様々な感情をない交ぜにした亀吉の顔がある。
その中に後悔を見つけて昏い悦びが胸を満たす。
それと共に、安堵を見つけ、胸を満たす喜びに水を差す。

自分もまた、再生途中なのも相まって、酷く情けない表情を浮かべたいただろう。

頬を撫でる思いのほか気持ちよくて、そのまま体を預けたくなる。
が、それが向かった先。鼻腔を濃厚な香りが刺激して、血に飢えた体は本能的に舌を伸ばした。
けれど、既に固まりかけたそれしか得られない。

牙を突き立てる程の力はなく、舌の上で凝血塊を弄びながら相手の意図を問う。]

(99) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 00時頃

【人】 奏者 セシル

[亀吉の顔に浮かんだ笑みと、もたらされた言葉に内心で首を捻る。
その真意を考えようとして、再び濃くなった甘露の香りに本能が引きずられてしまう。

それを無理やり得ようとする前に、望むものは与えられた。
始めは与えられるままに、体が少しでも自由を取り戻せば、夢中になって血がにじむ彼の舌を自身の口腔内に引き込み、舐めとる>>88。血が止まりかければ彼の舌を甘噛みして、更に得ようとしただろう。]

 ん……っ、は、ァ……

(100) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 00時頃

【人】 奏者 セシル

[夢中になって甘露を体内に取り込んでいれば、徐々に思考も戻ってくる。
以前ケムシに聞いた時、これは罪の味と聞いたがまさしくそうかもしれない。
そんな事を考える。

この胸を満たすものは甘く、苦い。

ようやく四肢を何とか動かせるまで回復した時、亀吉からは大分血を奪っていた事だろう。
その時になって、その事にやっと気付いた。
重い腕を伸ばし、近くにある青白さを増した顔にそっと触れる。]

 もう、大丈夫だ。ありがとう。

[そう告げて、再び亀吉の目を覗き込む。
先ほどの言葉>>88の真意を推しはかりながら。]

(101) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 00時頃

【人】 奏者 セシル

[けれど、彼が何かを言う前に、]

 引っ掻き回して、ごめん。

[そっと、目元を指先でなぞる。
ごめんで許されることではないけれど。
自分の行動を振り返れば癇癪を起した子供と大差ない事に気が付く。

自分は、愚かな行動でどれだけこの優しい人を傷つけただろう。
そうして、また、傷つける。

本当に、しょうもない生き物だ。

口元に歪んだ笑みが浮かんだ*。]

(105) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 00時頃

【人】 奏者 セシル

―数日後・洋上―

[一曲を弾き終え、さあ次の曲を。
そう考えた時、ある意味無遠慮とも言える派手な拍手が食堂内に響き渡る>>74
ここに居るのは、格式を重んじる客層ばかりなのに珍しいと音の出所を見れば、緋色の世界でずっと話していた時とほぼ違わぬ男がそこに居た。
洋装ばかりの客が占める中彼は酷く浮いていたのに、今まで全くその存在に気付かなかった。]

 ……え、は?何故……?

[理解が追い付かず、目を見開きその場に固まる。
自分の様子がおかしいことに気付いた楽団員の一人が妙な気を利かせて、客の興味を彼と自分から逸らすように次の演目やらそのエピソードを話し始める。]

(106) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 01時頃

【人】 奏者 セシル

[その間、自分は1人では全く動けなかった。
何故、緋色の世界でしか言葉を交わさなかった彼が此処に居るのか。
その疑問だけが頭をぐるぐるとまわる。

他の楽団員に促されるままに舞台から降りた事にも気付かなかった。。
そうして、いつの間にかライジが目の前に来ていた事にも。
耳に彼の言葉>>74が飛び込んでくれば、知らず、びくりと肩が揺れた。
恐る恐る彼の顔を見れば、睨みつけられているようで>>75益々萎縮する。彼の中の複雑な心境に気付けるほどの余裕はなかった。

彼の言葉を耳は拾えど、頭にそれが入らない。
それでも呆然としながら彼を見つめていたら、唐突に手が伸びてくる。
肩を揺らすのを、目を咄嗟につぶることを自分では止められなかった。]

(107) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 01時頃

【人】 奏者 セシル

[けれど、想像していた接触は起きず>>76
こわごわと目を開けば、空中で留まる手。
その意を考えていると、彼があの日の事を話す。

まさか、見られているとは思わなかった。]

 見ていたのなら、何故追いかけてきた……。

[自分がしでかしたことを知っているだろう。暗にそう言いたかったのに、構わず言葉は続けられる。
その内容に軽く眉を寄せ、頭を振る。それは痛みを堪えているようにもみえたかもしれない。]

 そうじゃない。言っただろう。相応しい良い相手を見つけろ、と。
 私は、そんなに善人じゃない。
 自分の我儘で人を酷く傷つけた、愚か者だよ。
 逃げた…、事も否定はしないが。

(108) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 01時頃

【人】 奏者 セシル

[寧ろ自戒のため、という言葉は続けられなかった。
頭に優しく乗せられた手に>>77、口を噤ませられる。

まるで、宣言のように告げられた言葉に、向けられた笑顔に知らず顔に朱が上る。
何となくそれを見ているのが気恥ずかしくて、視線を逸らした。]

 観念て、そういう問題じゃ……。
 というか、お前には還る場所があるだろう。
 そのために血液を採取したんじゃないのか?
 早く、居るべき場所に帰った方がいい。待つ人もいるだろう。

[最後の方は最早早口で、口の中で呟く程の声となっていた。
彼の理性を促すようで、その反対を望む浅ましさに眉根が寄る。
これ以上この場所にいたらボロが出そうで、彼を振り切るように食堂を出る。向かうのは自分の部屋だ。鍵を掛ければなんとかなるだろうか*。]

(109) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 01時頃

【人】 奏者 セシル

―旅立ち前―

[数日後にはこの国を出る。
そのために準備に奔走していた頃。

立ち寄った店の近くでガーディを見つけた。]

 こんなところで何を?

[不審に思いそう声を掛けたのは、その店が楽器やそれに関する細々としたものを扱っている店だったからで。
彼は楽器を嗜んでいただろうかと記憶を探る。

と、いつも静かな笑みを浮かべていた彼が思い出された。
大した気晴らしにはならないかもしれないが]

 ……二日後に、遠国に行く予定なんだが、お前も来るか?
 多少は、目新しさもあるだろう*。

(118) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 02時頃

【人】 奏者 セシル

―数日後・洋上―

[単なる、口約束だと思っていた>>*5
それを再び口にされ>>114、視線が揺らぐ。

彼が誰の事を言っているかを理解し、けれどそれを認めたらいけないとひたすら身を固くして答えることを拒んだ。
けれど、結局は髪を撫でる手>>115を拒み切る事は出来ずに。

そうして続けられるよく分からない言葉の羅列に首を傾げる。
新聞社は分かるけれど、ほけんって何だろう…。
というか時代?違う処から来た印象はあったけれど、一体どれだけ……。
疑問がぐるぐると頭を巡ったが、嬉しそうな様子に、何度も与えられる言葉>>116に笑みを零しかけ、慌てて顔を引き締める。]

(123) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 02時半頃

【人】 奏者 セシル

[食堂を逃げるように飛び出し、部屋に着いたそのまま彼を締め出そうとしたけれど、
チェロを持ったままの自分には分が悪かった。
楽器を庇うが故に彼の体当たりに対抗できず、侵入を許してしまった。
逃げ場のない部屋の中、此処まで自分を追ってきた男と対峙する。]

 ここは、私の部屋だ。

[チェロをケースに仕舞いながら、暗に自分の部屋に帰れと告げたが彼はどう反応しただろう*。]

(124) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 02時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

ハチドリ 2014/08/01(Fri) 02時半頃


【人】 奏者 セシル

―焔に巻かれた後―

 そうかも、しれないな。

[深く、嘆息する。
らしくない>>122、と言われ苦笑しか出てこない。
確かに、自分は彼を悪戯に弄ぶばかりだった気がする。
そうして、今からも、多分…。
けれど、流石にそこまでは伝わっていないようで先ほどの事を指摘される>>125。]

 お互い、性質の悪い悪夢に囚われたものだ。
 一体、どこの悪戯妖精に化かされたんだか…。

[そう茶化せば真剣にしろと言われなくても視線で促されたかもしれない。]

(142) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 13時頃

【人】 奏者 セシル

[何故自分を燃やしたか>>125
その答えを口ごもる内に、先回りして落とされる言葉の数々>>126にどう返事を返せばいいのやら。
本当に彼は人をよく見ている。
それらを聞き終え、自分もまた今に至ってやっと理解した感情をもて余しながら、少しずつでも返事をしようと口を開いた。]

 確かに、壊したいと望んではいたけれど、お前を殺せなかったのは事実だ。
 お前を殺すと言う選択肢は私の中に強くあったけれど、どうしてもそれは選べなかった。

[何故、選べなかったのか。
何故今まで執着し、今もなお執着しているか。
それは、子供じみた独占欲以上に業の深い欲。
その答えを告げるのは容易い。

けれど、今の自分にそれを言う資格があるのだろうか。
彼と緋色の世界で出会った男にもまた向かう感情に多少の差はあれど、根幹は同じそれを抱いている。
そんな単純なことを、今になってやっと気づいた。自分の愚かさを嘲笑うしかない。]

(143) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 13時頃

【人】 奏者 セシル

[少しだけ逡巡し、結局その言葉は飲み込んだ。代わりに先ほどの自虐的ともいえる行動の説明を口にする。]

 …そして、私はそれほど生きたいと強く望んでいる訳ではないよ。
 私がお前の望み通りに死ぬことで、私の存在をお前に深く刻み付けられるなら、それで良かった。
 “小さな”我儘だよ、私が自分を消そうとしたのは。

[そう伝えれば、彼から反応があっただろうか。
詰るようなそれなら、それを封じるように彼をきつく抱き締めて、そして]

 ごめん。もう、お前には迷惑を掛けないと誓う。
 お前の前に姿を現さないようにする。
 ……引っ掻き回して悪かった。
 遠くから、私の命の続く限りお前の安寧と幸せを祈るよ。

[そう告げて。
好きだ、とついぞ口に出来なかった想いを乗せて、彼の額と自分のせいで血を失ってかさつく唇に口づけを贈った*。]

(145) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 13時頃

【人】 奏者 セシル

―数日後・洋上―

[勝手に施錠されても>>128、近づく気配があっても>>129何事もない風を装いチェロを丁寧にケースに納める。
動揺する様子をみせたら、そのまま彼の雰囲気に飲み込まれるような、そんな予感を覚えたから。

けれど、せっかく張った予防線も彼には児戯に等しかったようだ。

弓をまだ手にしていたこと、緊張していたこと。
ここまで追いかけてきた彼を年下だと少し侮っていたこと。
どれが一番の原因かは自分でも分からないが、顎に伸ばされた手にぎくりと固まり反応が遅れた。]

(146) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 13時頃

【人】 奏者 セシル

[気づいた時には眼前一杯にライジの顔が広がり、口腔内を好き勝手に蹂躙する熱があった。
遠くで、コトンと弓が床に放り出された音が耳に入る。
そこで、やっと彼に何を言われたか、そして自分が彼にベッドの上に押し倒されていることを理解した。]

 !?……っ、ン…!

[のし掛かる彼から逃れようと顔を背け、彼の体を押し退けようと腕に力を込めるが体勢の不利はいかんともしがたかった。
混乱した頭が以前の同様の事象を思いだす。もう一度膝蹴りをいれようと*]

(147) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 13時頃

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