人狼議事


93 Once upon a time...

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【人】 愛人 スージー

[アントニーとサイモンの闘いは生死をかけたものか。
牙に、ナイフに傷つけあうが見えて
女は口許を押さえて後退る。

サイモンを助けねばと思うのに
身体は震えて思うように動いてはくれない。

見守る事しか出来ぬままあれば決着の気配。
アントニーの名を呼びその首筋へと向けられるものを認めれば
トリノスに縋るように身を寄せた。]

(10) helmut 2014/10/20(Mon) 01時半頃

【人】 愛人 スージー

[抱き寄せる腕のあたたかさにほっとする。
トリノスの肩口に顔を埋めて
その胸元の衣服に指を絡める。]

 ――トリノス、ありがとう。

[礼の言葉を向けてそのやさしさに暫し浸る。
見届けようと思っていたはずなのに
目を背けてしまった己の弱さを感じ
アントニーとサイモンの痛みを思う。]

(13) helmut 2014/10/20(Mon) 02時頃

【人】 愛人 スージー

[音が、止む。
おそるおそるといった態で顔を上げて
トリノスの顔を覗く。

そうして躊躇いながらも振り向けば
肩口を押えるサイモンの姿が見えた。]

 ……、怪我。
 手当て、しなきゃ。

 救急箱とってくる!

[慌てて駆け出し向かうのは物置であるテント。
其処から目当ての救急箱を取り戻れば
傷ついたサイモンの手当てをしようと彼の傍へと歩み寄る。**]

(14) helmut 2014/10/20(Mon) 02時頃

【人】 愛人 スージー

[佇むサイモン>>12の傍に行けば
手当てに必要なものを救急箱より取り出す。
彼の押さえる肩からは赤が滴る。]

 サイモン、止血するから少し屈んで。

[呼び掛けて女が担うは幕を引いた彼の手当て。
動く気配がしてそちらに視線を向ければ
ブローリンがニコラスの隣に運んだアントニーの
頭を撫でる様子>>16が見えて軽く目を伏せた。
女はサイモンへと向き直り]

 嫌な役回り、あなた一人に任せて、ごめんなさい。

[止血の為傷口より心臓に近い位置を軽く縛り
患部に消毒液をたっぷり塗ってガーゼを宛がい
丁寧に包帯を巻いて、微かな声でぽつり零した。]

(23) helmut 2014/10/21(Tue) 22時頃

【人】 愛人 スージー

[手当て終われば、サイモンから手を離す。
騒ぎを聞きつけたか隻眼の男が駆け寄るに気付けば
ゆると首を振り、それから三人の遺体ある方を視線で示した。]

 ――…もう犠牲者が出なければ
 悪夢はこれで終わり。

[そう思いたいと女は言葉にする。
ふと思い出したように取り出すのはポケットナイフ。
持ち主である隻眼の男に手渡して]

 きっと、もう必要ないはず、だから。
 ありがと。

[手からナイフの重さが消える。
けれどうしなったものを思えば心は重いまま。]

(26) helmut 2014/10/22(Wed) 00時頃

【人】 愛人 スージー

[苦さの滲む息を吐き出す。
ちらほらと姿見せ始めた他の団員たちを認め
足のはやそうな二人を掴まえ]

 サイモンが怪我をしたの。
 あなたは町に行ってお医者さまを呼んできて。

 それから、――…あなたは、
 教会に行って神父様を呼んで。
 団長、ジャニス、フィリップ、エフェドラ、
 ザック、ニコラス、それから、トニー……

 七人全員の弔いを。

[彼らの亡骸をそのままにはしておけない。
人狼の件には触れぬまま全て等しく
丁重に弔いたいと思い指示をだす。]

(27) helmut 2014/10/22(Wed) 00時頃

愛人 スージーは、メモを貼った。

helmut 2014/10/22(Wed) 00時半頃


【人】 愛人 スージー

―― 公演前日/丘の上の墓地 ――

[葬儀が終わってもスーザンは公演までの間黒を纏う。
喪服とまではいかぬものの質素な装いで
公演前日のその日も、その土地にある教会の墓地を訪れていた。
仲間たちが等しく眠る場所は丘の上にある教会に隣接する。
其処からはサーカス団のテントが見下ろせた。
其々に供えられる白い花と艶やかな林檎。]

 ――今日はお土産があるの。
 後援者からの差し入れでね、
 せっかくだからみんなにも、と思って。

[今頃はテントで団員たちも林檎を食べているかもしれない。
風に舞う癖っ毛を首根のあたりで押さえて微かに微笑む。]

 次期団長はザックか、なんて話もあったけど
 今ね、そんな風に言われてるの、トリノスで。
 すっごく頑張ってくれてるの。

(50) helmut 2014/10/23(Thu) 22時頃

【人】 愛人 スージー

 思わず惚れ直しちゃうくらい、なんて。
 それはトリノスには内緒にしててね。

[ぽつりと零した言葉。
隣にいる衣装係の彼女へと視線を向けて
髪を押さえていた手、人差し指を唇に宛がう。]

 ――…本当は、まだ、実感ないんだ。
 明日の公演、本番で、ひょっこりみんなが顔出すんじゃないか、って。
 いつもみたいに、夢のようなメルヘンをみせてくれるんじゃ、って。

[遺体をこの目でみたはずなのにそんな思いも未だあり
割り切れぬまま寂しげな顔を見せる相手も極わずか。]

 …………。

[さびしい。またあいたい。
みんなのこえがききたい。
そんな我儘は声に出来ぬまま、仲間が安らかであれるよう祈る。*]

(51) helmut 2014/10/23(Thu) 22時頃

【人】 愛人 スージー

―― 公演当日 ――

[プログラムリストを見て自身の出番を確認する。
今度はきっと手順通り。
いつも通りにすればいいのだと自らに言い聞かせていれば
原稿を手にするトリノスから声が掛かり顔を上げて]

 言い回し?

[瞬き、原稿の示された個所を読み、頷く。]

 ええ、よく出来てると思う。
 ……開演、もうすぐね。
 あんなに頑張ったんだもの、きっとうまくいく。

[自らの為でもある励ましの言葉を口にして
緊張を払拭すべく女はトリノスへと笑みを向けた。]

(52) helmut 2014/10/23(Thu) 22時頃

【人】 愛人 スージー

[開幕を知らせる挨拶がトリノスによりなされる。
スポットライトを浴びて朗朗と響く彼の声。
眩しげに目を細めて、そうして見惚れるような眼差しを注ぐ。
見違えるほどの光景をこれからも幾度となくみれるのだろう。

挨拶を終え戻ってきたトリノスに女は
仄かに頬を紅潮させて「いつものトリノスじゃないみたいだった!」
なんて言葉を興奮さめやらぬまま言った後]

 とっても、かっこよかった。

[と、待ちきれぬ観客の拍手とざわめきに紛れそうな囁きを
トリノスの耳朶へと触れさせた。*]

(53) helmut 2014/10/23(Thu) 22時頃

【人】 愛人 スージー

[前口上も団長としての大事な仕事。
けれどトリノスは空中ブランコの演目に欠かせぬひとでもある。

大事なその舞台をスーザンは舞台袖でじっと見詰める。
翼がはえたように軽やかに宙を舞うさまをみる間は
観客のひとりでありファンのひとりであり。
彼の紡ぐ『メルヘン』の世界に浸る。

そうして、舞台から戻ってくるトリノスを迎えて
滴る汗をぬぐうためのタオルを手渡し]

 ――…トリノス!
 今日の舞台も最高だった!

[ふわ、と伸びた両の手は彼のうなじで絡ませ抱きつき
猫のような灰色の眸は伏せられ、寄せるくちびる。]

 大好き。

[吐息混じりの囁きは微かな熱孕む。**]

(64) helmut 2014/10/23(Thu) 23時半頃

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