28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2013/09/01(Sun) 00時半頃
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どこにでもあるような、どこにもないような。
都心から少し離れた郊外の町、壬浪(ジンロウ)町。
静かに時間が流れるこの町の東は小高い丘になってます。
バスは丘の下までしか来ない、少々交通の便の悪い所。
(#0) 2013/09/01(Sun) 01時頃
──わかば荘が建っているのは、そんな場所。
細長い、塗りたての緑色の屋根と、
管理人の植えたハーブの茂みに挟まれて、
わかば荘は今日もゆったりと住人を見守っています。
遠くから見ればお洒落なモダンハウス。
よく見れば所々に手作り感のある古い建物なのがわかるでしょう。
お隣に墓地があって、
時々幽霊が出るなんて噂があるからお家賃は格安です。
さぁ、
そこに住んでいるのはどんな人々なのでしょう──
(#1) 2013/09/01(Sun) 01時頃
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ふー……あちぃ。
[春先に萌えいづる新緑の緑。 盛夏に茂る青々たる濃緑。 雪が降りる冬の白にも染まらぬ針葉樹の黒緑。
朝昼晩、四季折々。 そのアパートの屋根は様々に色を変える。
無論それは、見る者によっても、また。
そんな不思議な色をした屋根と、芝生の柔らかな緑に挟まれた談話室の外に設置された縁側風の板張りのスペースに腰を下ろし、咥え烟草に瓶底眼鏡の男──管理人のフランクは、傍らの冷茶を一口喉に流し込み、気怠げに独り言ちた。]
(1) 2013/09/01(Sun) 01時頃
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フランクは、夏の暑さを物ともせず、元気に茂るハーブの茂みを眺めている。**
2013/09/01(Sun) 01時頃
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[残暑の日差し照りつける中、坂道を登るひとりの男。 仕立てのしっかりとした白いジャケットは、日照りにいささか暑苦しいが、当の本人は汗ひとつかいた様子もない。
しばらく歩けば見えてくる緑の屋根。 古びてはいるが丁寧に手入れをされたそのアパートは、つい8日前に越してきたばかりの住処である]
(2) 2013/09/01(Sun) 01時半頃
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ポタリッ ポタリッ
[透明な球体に入った水が琥珀の水に変わり、 下の容器へと落ちていく。 木漏れ日と言うよりは強い光が入る室内。 机の上で生成される琥珀の一滴一滴を ぼんやり見つめるのが私は好きだった]
蝉の鳴き声と水出し珈琲が落ちる音はよく合うね。
[机に顎を乗せて、一杯分の珈琲が溜まるまでの間。 しばしのんびり]
(3) 2013/09/01(Sun) 01時半頃
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[住んでいるのは北東の1階角部屋。 日当たりも悪く、隣接する墓場にも一番近い部屋。 条件の悪さも、この男はどこ吹く風で。
外玄関まで辿りつくと、手にしていた四角い白い箱を、花瓶の飾られたテーブルに置く。 自室番号の振られた郵便受けを検める。手紙をジャケットの内ポケットへ仕舞い、再び箱を持って向かうのは、自室ではなく談話室]
おや、管理人さん。おひとりですか?
[気だるげな管理人の背に声をかける。 箱をテーブルに置いて、ジャケットは椅子の背に]
知り合いから美味しそうなゼリーをいただきましてね。 ライチのゼリーらしいんですが、ご一緒にいかがです。
[言いながら、談話室のミニキッチンへと向かい湯を沸かす。 名前を書いた紅茶缶を手に取り、これからお茶を淹れるつもりだが、その手には黒い手袋をはめたまま**]
(4) 2013/09/01(Sun) 01時半頃
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―わかば荘103号室―
[カラン――と、グラスの中の氷が音を立てた。
真夏の昼であるというのに、この部屋は仄暗い。 庭へと続く縁側が、 朝顔のグリーンカーテンの影に覆われている。 それが、夏の日差しを和らげてくれているのだ。
ブゥゥンという扇風機の音に、 どこか隣人の部屋にでもあるのか、凛とした風鈴の音――。
それらを聞き流しながら、 卓上に広げた文庫本に、目を落としている。]
(5) 2013/09/01(Sun) 01時半頃
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蝉の声とこの香りに合うのは何だろうね。
[ぽたりぽたりと、琥珀を見ていた視線を床に落す。 乱雑に詰まれ、褪せた文庫本を見ながら どれを何処まで読んだだろうかと次々と意識は飛んだ]
新しい豆も買わないとな。
[適当に手を伸ばした文庫本はかさかさと音がした]
何処まで読んだっけな。 あれ、読んで無かったかな。
[上の方から取ったつもりだから、最近読んでいた筈なのに。 栞も頁を折る事もしないので、 結局判らずに最初から読み始める。 もしかしたら同じ本がもう1冊位はありそうだが。
私はあまり気にしなかった]
(6) 2013/09/01(Sun) 01時半頃
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元気だねぇ、お前たちは。
[いい年こいて自ら植えたハーブに語りかける姿は、アパートの住人が見たら何と思うだろうか。 そんなことを気にした様子もなく、談話室の扉が開く気配を察知しても、管理人は振り返らずに庭を眺めて茶を口に運ぶ。 暑いなら冷房の効いた談話室の中へ入ればいいものを、この男は自ら好んで外にいて、Tシャツの襟や脇の下を汗で灰色に変色させている。
と、>>4談話室から庭へと続く扉が薄く開き、声を掛けられた。]
おう、お帰り?
[それを機に、空になった硝子の冷茶碗を手に、中へ。 台風の影響か、外はやたら暑い。にも関わらず暑そうなジャケットを椅子の背凭れに掛けるのを見て、うへぇという顔をする。]
脱水症状、気を付けろよ。
[ぼそりとそれだけ言って、冷茶碗をテーブルに置く。]
うん。
[デザートの誘いを受ければ、短く答えて頷いた。]
(7) 2013/09/01(Sun) 02時頃
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ううぅん? やっぱり読んだ気がするな。
[新鮮なものは珈琲豆だけでいい。 古本屋で買った文庫本はカバーもないものも多く、 表紙だけで判断する事は難しい。 私が確認しないだけなのだが]
また読みたくなるだろう。
[捨てずにまた何処かにこの本は紛れて。 思いもかけぬ時に見つけるだろう。 それで充分だ。 ただ、ふと珍しくカバーが掛かったままの本を見つけて あ、と立ち上がる。
乱暴に立ちあがったせいか、溜まっていた琥珀が揺れた]
(8) 2013/09/01(Sun) 02時頃
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いかんいかん。 これ借りてた奴だな。
[新しいそれが汚れないうちに返さなければ。 全て落ち切るまでにはまだ時間がありそうだ。 琥珀を一度見た後、本を手にして持ち主へ 返却する為に部屋を出る。
ギィっと少し鈍い音をして閉まった扉のプレートには 「201」と書かれていた**]
(9) 2013/09/01(Sun) 02時頃
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[わかば荘には様々な住人がいて、変わった者も少なくないが、つい最近入居したジャニスは中でも個性的な外見をしている。 いつ見ても嵌っている黒い手袋の下は目下管理人の男が最も興味を惹かれていることの一つに数えられる。
機会があれば手袋の下を見てやろうと、ミニキッチンへ向かうジャニスの姿を目で追い、しかし自らはそこへ立とうとはせず、椅子に腰掛けてゆったりとデザートの到着を待っている。**]
(10) 2013/09/01(Sun) 02時半頃
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[部屋の中、 壁側には天井一寸前までの背の高い本棚が、 人間生活を妨げない程度にはズラリと並んで。
一階の部屋を借りたのも、本の多さが理由であった。
普段はバスで高校に通い、 放課後は本屋でアルバイトをしている。
現在読んでいるのは、 少々ファンタジー色の強いミステリー物。
新たな真実に、静かに気分が高揚してきたところだ。]
(11) 2013/09/01(Sun) 03時頃
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[この作家の前作は、 確か二階の隣人に貸していたのだったか>>9。
口には出さないが、 他の者がどういった感想を持ったか聞けたなら、 ささやかながら、ころころと心が躍るのだった。]
(12) 2013/09/01(Sun) 03時頃
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― わかば荘202号室 ―
うーむ……。
[パソコンの目の前で腕を組み、唸り声を上げる男がいる。私だ。 諸君らなら分かるだろうか。書きたいことが頭の中をぐるぐると回っているのに、それを言い表すための言葉が出てこない、この気持ちの悪い感覚が。 時間にして幾許か――正確に言うならば1時間と51分、私はこの如何ともし難い状況と睨み合いを続けているのである。]
……ふう、
[文学研究者と聞こえはいいが、実際はしがない大学の助教授であるこの私にとって、貴重な休日をこうして無機質な箱とばかり向き合っているというのはどうも味気ない。 ひとつため息をつくと――幸せが逃げるというのなら、ついでに言葉も表に出てくればいいものを――、着物の裾を捌きながら椅子から立ち上がった。 仕事柄、普段はスーツなるものを着てはいるが、やはり和服は落ち着く。 日本男児たる者、和の心は忘れずにおきたいものだ。 ずれた眼鏡を中指で押し上げれば、明瞭になった視界で部屋の壁いっぱいに鎮座する本の背表紙を見、それから開け放たれた窓へと視線を移した。]
(13) 2013/09/01(Sun) 03時半頃
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[青々とした緑は、管理人が世話をしているハーブだ。 日の光に当てられたそれらは、爽やかな香りを二階まで運んでくれる。 叱るものなどいない一人身の私は、行儀悪く窓の淵に腰かけて、下界に広がる芝生の海を眺めた。]
――おや、管理人さん。 この暑い中、日光浴かい?
[椅子に腰かける管理人>>10の姿を見かければ、思わず声をかける。 そう年は変わらないと思っていたが、随分と健康的なことだ。 机仕事で強張った肩を解しながら、眼鏡の反射光に目を細めた。]
(14) 2013/09/01(Sun) 03時半頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2013/09/01(Sun) 04時頃
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[次の章へ。 頁をめくろうとして手を止めた。
コンコンと、ノック音を聞いたから。]
……はい。
[誰だろうか。 宅急便などが届く予定はなかった。 それならば隣人の誰かだろう。
「どちら様」などとは問わず、 カチャリと鍵を開け、チェーンを外して扉を開いた。]
(15) 2013/09/01(Sun) 04時頃
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[ギィと蝶番が軋む音を聞きながら、植頭の顔を見上げて]
こんにちは、植頭さん。なにか……
[夏の日差しはこんなに眩しかったか。
室内の暗さに慣れていたので、 彼の手にした本>>9に気付かないまま、 少し目を細めることになった。**]
(16) 2013/09/01(Sun) 04時頃
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[ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!]
[壁の向こう、玄関の向こうまで響き渡りそうな 目覚まし時計の強行軍が鳴り響く。 時間は疎ら、毎日の恒例行事。
ベルで鳴るとびきり五月蝿い時計だから 隣人から『目覚まし変えろ。』なんて言われた気がするけれど。 ―――これじゃないと起きられないんだ!]
(17) 2013/09/01(Sun) 09時頃
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[リリリリ――――… リン。]
[丸めたタオルケットを抱き締めていた部屋の主は 耳を劈く恒例行事に暫くもぞもぞと抵抗して、目を覚ます。 時計の頭を乱暴に叩くと、ベルが漸く止まった。
ご当地の熊が書かれたTシャツに、サルエルパンツ。 両目が隠れちゃう前髪はいつも邪魔だから、輪ゴムで縛ってる。 この春、晴れて大学生になったのに 大学デビューのひとつも出来てない格好、で。]
お、おは、おはようございます、!
[目覚まし時計くん相手にも、噛んじゃった。]
(18) 2013/09/01(Sun) 09時頃
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[まだ醒めない頭を叱咤する為に、頬を叩いて 歯を磨いて、顔を洗って、服は―――このままで良いや。 最後に、買い置きのバターロール攫って、部屋を出る。
目が醒めたら、毎日、丘の下まで走るのが日課。 木々を揺らす風を感じられるこのコースを わかば荘に移り住んだ6ヶ月前から気に入ってる。
とん、とん、両の爪先で床を蹴って、スニーカーの感触確認。 ―――うん。良いかんじ? 何だかもう早足になっちゃって、勢い良く階段を降りた。]
(19) 2013/09/01(Sun) 09時半頃
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