人狼議事


93 Once upon a time...

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【人】 妄執の誓い エフェドラ

――大テント・ステージ裏――

[フィリップの呼び込みの声がする>>1:286
 たくさんのざわめきが近寄ってくる>>0
 奏でられる音色は、普段とは異なるソロでの奏で>>1:289

 ……はじまった。自分達が演じるはずの、幸せな物語>>0:#0の序章]

 団長の声がないと、やっぱ寂しいね。

[ぼんやりと呟きながら、開演の迫りを噛み締めた]

(6) 2014/10/12(Sun) 00時頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

――大テント・ステージ裏――

[肩を叩かれ、告げられた言葉>>12に苦笑する]

 だろーねー。団 長 残 念 !

[黒い涙が添えられたホワイトフェイスに、おどけた口調で返してから。
 ニコラスに向けられた言葉に、ちゃっかり便乗し、小さめに声かけた]

 いってら。一発目からビビらしたれ。
 んで、言わしたれ団長に。後継者はお前だ、って。

[届かないだろう言葉>>13ではあったが、舞台へと躍り出る姿を見送る視線は、真剣に……。
 そして――――――――照明が、灯った。]

(20) 2014/10/12(Sun) 00時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

[ザックの口上が堰を切る。
 歌い調子のその切り口に、頭を揺らしながら聞き惚れる]

 ハッピーエンドをあんたにあげるよー。

[なかの一節を小さく声にし、『開幕』>>18の宣言を耳にした。
 ステージを覗いていないから、紙吹雪の中で一礼する姿は見えない。
 ただ、聞こえるのは、破裂するような無数の音。
 たくさんの、たくさんの――――拍手]

 おつかれ。

[幕開けに高まる熱気を感じながら、ぼつりとそう呟いた**]

(26) 2014/10/12(Sun) 00時半頃

妄執の誓い エフェドラは、メモを貼った。

2014/10/12(Sun) 00時半頃


妄執の誓い エフェドラは、メモを貼った。

2014/10/12(Sun) 00時半頃


【人】 妄執の誓い エフェドラ

――大テント・ステージ裏――

[顔の見えない、無数の人々の拍手。
 歓迎と絶賛のコールを背にして、ザックが舞台袖へと現れる>>41
 掲げられた手に、こちらも片手を返して……不意にぽかんと開いた空白の時間にのまれたせいか、本来かけるべき労いの言葉も言いそびれてしまった。
 やがて、中途半端な感じで上がった口角と一緒に漏れた笑いとエール>>43

 ……まかせとき。
 感涙させてそのメイク、ぐっちゃぐっちゃにさせてやっから。

[そのまま離れていくザックの背。
 引き留めることはしないけど、かけ忘れた労いのかわりに。
 いたずら心も込めた、ちょっとした問いかけを投げかける]

 ザックさー。
 ……団長、なんか言ってたー?

[自分のかわりに先陣を切った、ホワイトフェイスの男に向けて、と。
 こうして、出番をまつ人形は、その場を離れていく男を見送ったのだった*]

(58) 2014/10/12(Sun) 13時半頃

妄執の誓い エフェドラは、メモを貼った。

2014/10/12(Sun) 13時半頃


【人】 妄執の誓い エフェドラ

――大テント・ステージ裏――

[舞台では、ネクタイを付けたプードルが玉乗りを演じている>>46
 余興を担う者たちが、ステージの熱気を上げていく]

 あの子はやるよ。
 なんせ、このあたしと一夜をともにしたんだからね。

[言い回しはともかくとして。
 物置テントで眠ってしまったのだから、ここについて嘘はない。
 ……と、傍にいる団員の姿に気がついて、その長身をぐっと見上げた]

 へーい。サイモン。調子どう?

[普段通りに映るナイフ投げの男に、気楽な調子で声をかけた。
 まさか、予行練習でミスをおかしてしまった>>56なんて、予想だにすることもなく。
 平静を務める者同士、ちょっとした軽口くらいは、ここでたたきあっただろうか。
 けれど、平静なやり取りから逸脱した言葉を切りだしたのは、エフェドラの方からだった]

(59) 2014/10/12(Sun) 15時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

 ……あのさ。サイモン。
 しちゃいけないお願い。しちゃっていっかな?

[この段階で断られたとしても、「そこをなんとかー」と続けるつもりだ]

 ナイフの使い方、教えてほしいんだ。
 心構えみたいなもんでもいいから。
 出番終わって、空いている時でいいけど……できれば、急ぎ目で。

[するり、とコートを脱いだ。
 ジリヤお手製の、スパンコールをあしらった、純白のドレスがあらわになる。
 あまり長くはお話しできない。
 今行われている余興が終われば、自分の出番なのだから。

 だから、理由を問われなかったとして、彼にはこう付け足していたことだろう]

(60) 2014/10/12(Sun) 15時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

 あたしさー。どーしても団長の仇、うちたくってさー。
 我慢できなくってさー。どーかなっちゃいそうなんだよねー!
 あっははー! だから……お願い。

[きらびやかな舞台の裏で、抱いた殺意を露わにする。
 ぐりり、と眼を見開いて。サイモンに宣言する、妄執の誓いをたてた人形。
 本来観客を魅了するべく磨いた技を汚すがごとく、血を流すために利用したいと言う声は、彼にはどう受け止められたのか。
 仮に断られたとしても、しごくまっとうで仕方がない。「そっか。ごめんね」と呟くだけだ]

 ……じゃ、お先に行ってくるわー。

[サイモンが団長を殺した犯人だったら?
 そんなこと、どうでもいい。目的のためならリスクなんていくらでも踏んでやる。
 もっとも……エフェドラはただ、彼の技術を口実にして、吐き出したかっただけなのかもしれない。
 一人で抱え込むにはあまりにも、重すぎるこの衝動を。

 余興が終わるのを見計らい、エフェドラは『世にも珍しい生きた人形』として。
 舞台に立つスタンバイに入った*]

(61) 2014/10/12(Sun) 15時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

――舞台上/『演目:踊るマリオネット』――

[舞台上で人形が舞う。奏者たちの奏でにのって、長柄のブラシを手に飛び跳ねる。
 袖から椅子に座ったまま、サポートの団員たちに舞台上に運ばれて。
 音楽の始まりに魂を得たように、立ち上がってこうして踊る。

 わたしは煙突掃除屋さん。この町一番の果報者>>0:7

 いつも通りの演目。特に変わったところはない。
 ときどきわざとつまずいたり、転んだり。
 そんな折に、上から糸で吊りあげられるように、高く飛んで立て直したり。

 普段の通りに一曲目を終え……そこで照明がいったん消えた。
 間に合った手配>>1:281の通りに。演奏が止み。
 エフェドラはうつむいたまま、かくり、かくり、と揺れてから制止する。

 サーカスには不釣り合いの、観客を不安に陥れるような、無音の空白。
 やがて、たった一つのスポットライトが舞台のエフェドラを照らした時。
 人形は顔を上げ、ゆっくりと歩みだし……『客席』へと降りて行った]

(62) 2014/10/12(Sun) 15時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

[追いかけるスポットライトの明かりの中で、観客の動揺を感じ取る。
 本来現実と交わることのないはずのメルヘンが、彼らの中に侵略する。
 たとえるならそれは、メルヘンの歪み>>1

 ……と、無言を終わりを告げる、声と笛の狭間のような音が、人形から漏れ出してきた。
 音に合わせて、ぱくぱくと口を開く人形が綴るメロディは。
 多くのものが知り馴染んだ曲。

 ――――『アヴェ・マリア』。

 アヴェ・マリア。恵みに満ちた方。
 主は、あなたとともに、おられます。

 呼吸をしていることがばれないよう、限界まで息を止め。
 微細な酸素を鼻から吐き出す、祈りの歌。
 客席の中に降りなければ、あまりにも小さすぎて成り立たない人形の歌声。

 それを助けるように、ごく小さく奏でられる楽団のメロディーが始まって。
 激しい動きを排した人形が、祈りを込めて客席の間を練り歩く]

(63) 2014/10/12(Sun) 15時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

[こんな演目変更、団長が生きていたら、きっと怒らてしまうだろう。
 でも、怒る声でもいいから聞きたい。そして伝えたい。
 団長の愛したこの夜に、あなたを送る追悼の歌。

 私たち罪人のために、お祈りください――――。

 緩慢な動きでステージに戻る。
 両手を組んで、かくり、と膝をつく。

 今も、死を迎える時も、お祈りください――――。

 天を見上げ、人形の口で、最後の一節を音だけで放った。

 ――――アーメン]

(64) 2014/10/12(Sun) 15時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

[サーカスには、きっと不似合いなこの歌は。
 観客の胸にどう届いたことだろう。
 ジャニスが思い描いていた形>>0:102とは、少し違っていたかもしれない。
 どちらにしろ、こんなしんみりしたままじゃ、次の演目に響くよね。
 それは、やっちゃいけないこと。

 だから、十分な余韻をとったその後で。
 奏でられる陽気な音楽にあわせ、膝をついた姿勢から一気に飛びあがった。

 狼なんて 怖くない!
 怖くないったら 怖くない……!

 陰気だったかもしれない前曲を、振り払うように精いっぱい陽気に。
 やがて、怖くないんだー、と終えたエフェドラは、支えを失ったようにがしゃんと崩れた。
 サポートの団員2人が駆け寄ってきて、頭を足を持って人形を片づけにかかる。
 運搬される人形は、ぴんと、横一文字伸びた姿勢のまま、くるりと客席に首を向け。
 カクカクと手を振ってから、舞台袖へと消えていった。

 こうして。演目の1つ、『踊るマリオネット』は終わりを告げた。
 次のメルヘンへと――――バトンタッチ*]

(65) 2014/10/12(Sun) 15時半頃

妄執の誓い エフェドラは、メモを貼った。

2014/10/12(Sun) 15時半頃


【人】 妄執の誓い エフェドラ

――大テント・ステージ裏――

 は、はは……こ、ここでいい、よ……。

[舞台から運んでくれた団員にそう告げて、下ろしてもらった。
 普段からかなり限界まで振り絞る演目ではあるけれど。
 『歌』を取り入れてしまったがため、今回の変更は想像以上に、細すぎる体にダメージを与えていた。
 着替える気力もなかったから、ぶるぶるぶる、と震える体に、コートだけを掛けておく。
 荷物、着替えなどが入った袋を抱きしめながら、隅の方でうずくまった]

 あ……あと、は、お願い、ね。

[役割を控えたものたちにそう告げて。
 出番を終えた人形は、口をきくのも辛そうに、その場で震え続けるのだった**]

(66) 2014/10/12(Sun) 16時頃

妄執の誓い エフェドラは、メモを貼った。

2014/10/12(Sun) 16時頃


【人】 妄執の誓い エフェドラ

――回想/前口上の後――

[手を振り去っていくクラウン>>67が、足を止めて振り返る。
 大きすぎる赤い唇が、『寂しい』、と紡ぎ出す>>68
 笑うように吊り上がる口とは対照的に、エフェドラの顔からは冗句の名残が、すっと静かに消えて行く]

 ……なにそれ。らしくないこと言っちゃって。

[呟きは掠れた響きで、ザックのもとには届かないだろう。
 だから、去りゆくクラウンに対しては、問いかけ以上の言葉はなく、見送った>>58ことになるのだろう。
 急速に寂しさ>>6が増幅されてしまうのは、きっと、ヨアヒムの立場に立った男が、そう語るから。
 自分では決して捉えきれないなにかをその場で受け止め、吐き出しているように感じたからか]

 存分に怒られろ。うらやまし。

[離れた背からは当然のように、偽物の涙さえ見えはしない。
 精一杯強がったこちらの言葉も、届いてはいないことだろう*]

(72) 2014/10/12(Sun) 22時頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

――現在演目後/ステージ裏――

[乱れ、乱れた息を何とか整えようと、隅で蹲り震え続ける>>66
 時間の問題。ほっとけばおさまる。
 そう言い聞かせて、荷袋をぎゅっと抱きしめる。

 団長のこと。
 ザックに引き続き、また、怒らせちゃったな>>64、と思う。
 エフェドラの知る由もない、ザックから託された『ご機嫌取り』>>69は、遂行叶わず、みごとに失敗に終わってしまったのかもしれない。

 ただ、2人して怒られていると思い描いてみれば。
 それが愛おしくもあり……やっぱり寂しくも、あり。

 そんな思いのせいだろう。
 泣き笑いのような表情で、抱きしめていた荷袋を持つ手が、そっと摩るような動きにかわる。
 小さく、ごつり、と指先に感じたのは。
 メルヘンに来る前に受け取った、あの不思議な土人形――*]

(73) 2014/10/12(Sun) 22時頃

妄執の誓い エフェドラは、メモを貼った。

2014/10/12(Sun) 22時頃


妄執の誓い エフェドラは、メモを貼った。

2014/10/12(Sun) 22時頃


【人】 妄執の誓い エフェドラ

――現在演目後/ステージ裏――

 あひゃ、ひゃ。アントニーく、ん。いいこーだねぇ……。
 ありが、と。

[土人形に触れた片手はそのままに、置かれた水瓶>>74に手を伸ばす。
 震える手ではうまく飲めなかったけど、いくばくか喉を通った水分により、ほっと小さく一息をつく。
 団長には怒られたとしても、演目の成功>>75に手ごたえはあった。
 仮に、それが誰かの何かの琴線に触れてしまっていた>>76のだとしても、エフェドラにはうかがい知れぬこと……]

 ドラねーちゃんはー、だいじょーぶ。
 それより……盛り上げ。経験あさーきお猿やワンコに負けたりしたら。
 ねーちゃんしょーちしないかんねー。

[落ち着き、整った呼吸で、様子を見守るアントニーに告げる。
 お猿とワンコ。指し示しているのはもちろん、調教師の手により舞台を華やげた、あの2匹>>79>>80のこと。
 出番はまだかもしれないが、気合い入れてこー、と細い腕でガッツポーズを決めといた]

(91) 2014/10/12(Sun) 22時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

[2羽の鳥が、はばたいている。
 観客が息をのむ音さえもが、ここまで届いてくる気がする。
 飛翔する2羽。
 観客たちは、その織りなす美しさに心奪われ……もしかしたら彼らが様々な感情を持った人間であることさえも、忘れてしまっているのかもしれない。
 観客にとって……夢を演じる住民たちに対しては、それでいい、とも思う]

 どーいたしましてー。
 それよりキミも、いい声してたねー。
 センセーの教えに従い、よく頑張った!

[ジャニス>>90と、抱えられた名無しの犬>>82にそう告げた]

 歌は……ジャニスが気づかせてくれたおかげだよ。
 ありがと。

[ちなみに、余興の最中に告げられた「羨ましい」>>82についてはうまく意味が飲み込めなくて、あの時、曖昧に肩をすくめただけだったけど]

(96) 2014/10/12(Sun) 22時半頃

エフェドラは、ジャニスに礼を言った

2014/10/12(Sun) 23時頃


エフェドラは、ジャニス「ありがと」>>96

2014/10/12(Sun) 23時頃


エフェドラは、ザックと2人で怒られ組みだろうか

2014/10/12(Sun) 23時頃


【人】 妄執の誓い エフェドラ

 あら可愛い声ー。
 そんな声が出せるのに、昨夜ずーと黙っていたのはなんでかなー?

[アントニーの持ってきてくれた水が、いい気づけになったのだろう。
 体調も大分よくなり、子犬にもおどけて応える>>115
 ジャニスに首を振られて「我が儘」だと告げられて、でもさ、と付け加えようとしたところで。
 団長の名前に口をつぐんだ。
 きゃん、っと鳴く子犬の声も、うまく耳に届かない]

 していなかった、よね……。

[綱渡りに観客がわく。普段であれば、女目にも華のある彼女の演技を、緊張半分、やっかみ少々に見に行って。音のない拍手と祝福を送っていたことだろうけど。
 ジャニスの言葉が、その日常を突き放す]

 団長さえ、殺されなかったら……。

[発した声は、サイモンと会話した時と同じように、憎しみと殺意が混ざっていた]

(125) 2014/10/13(Mon) 00時頃

エフェドラは、フィリップの声かけ>>122に、思わずぎっ、と彼を睨んだ

2014/10/13(Mon) 00時頃


【人】 妄執の誓い エフェドラ

[殺意を宿していた矢先、フィリップからかけられた声>>122
 気持ちが高ぶっている最中、タイミングはかなり最悪だった。
 天然鳥頭と揶揄することもあったエフェドラだ。
 公演中にもかかわらず、思わず声が大きくなる]

 いいのよ、あれで!
 どーせあたしは買われた人形だよ!
 持ち主の冥福祈ってなーにが悪いのさこの鳥! と、鳥頭!

[普段なら、ここまで唐突には喰ってかからなかったはずだけど。
 ムスタングも思わず巻きこんでしまったけれど。
 先ほどまで疲労困憊だったことも忘れて、フィリップに迫った]

(131) 2014/10/13(Mon) 00時頃

エフェドラは、トニーがフィリップに駆け寄る様子をみて、うっ、と詰まる。

2014/10/13(Mon) 00時頃


【人】 妄執の誓い エフェドラ

[フィリップの顔から笑いが消失した>>133。思わず人形の背筋に寒気が走る。
 けれど、告げられた声に反駁しようとし……唇を震わすアントニーの姿に気づき>>132、無理矢理飲み込んだ。
 ここは、怒りで再び荒れかけた感情を殺し、捨て台詞のように吐き捨てるにとどめる]

 喋れもしない人形ですら、表したい気持ちはあんのさ。
 あんたと違ってね。

[ただの口から出まかせか、もしくは暗に『真に観客に響くことはない』>>99様子をかすかに感じていたせいか]

 だから……今日、急遽、決めたんだ。

[最後のセリフは、保留してしまったジャニスからの問いかけ>>134に。
 ふんっとばかりに、フィリップに背を向けて]

(141) 2014/10/13(Mon) 00時半頃

エフェドラは、静止>>138>>140を受けて、ぐぬぬ

2014/10/13(Mon) 00時半頃


【人】 妄執の誓い エフェドラ

[サイノスの静止>>138や、ジャニスのフォロー>>142を受けて、昂る気持ちをぐっとおさえた。
 けんか、だめ>>144。そのとおり。
 もっともエフェドラは「けんか」以上の……復讐を心に抱いているのだけれど]

 そうだね。ないのかもね。

[フィリップの声>>146に淡白に返して。
 心の中で、「いらないのかもね」に変換した。やり取りされる中で察する、未来の共演。
 そんな最中なのに、なんで『次の団長』なんて、苛立たせることが言えるのだろう。
 飛びかかりたい気持ちを抑え、しばし押し黙ることとした]

(151) 2014/10/13(Mon) 00時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

[トリノスの急な提言>>152には、つい、あり……だとは思ったものの>>151
 受けた苛立ちのせいか、口には出さなかった]

 はーあー。せっかく呪い解けた>>134のに、こんなにプルプルしちまってー。

[ジャニスが子犬を落ち着かせにいく>>153のそう見送って]

 あたしも、ちょっと顔洗って落ち着いてくる。
 アントニーくん、悪かったね。出番前に変なの見せて。

[落ち着け、まだ公演中だと言い聞かせて。
 水場を目指して歩みを進めた。仮に何か声をかけられたとしても、せいぜい一言二言返すにとどめたことだろう**]

(161) 2014/10/13(Mon) 01時頃

妄執の誓い エフェドラは、メモを貼った。

2014/10/13(Mon) 01時頃


【人】 妄執の誓い エフェドラ

――大テント・水場――

[据え置かれた桶から水をすくい、ばしゃばしゃと顔を洗う。
 メイクも不要となった表面を冷やし、ぐっと心を落ち着ける。
 ここは、団員たちが用足しや、ちょっとしたメイクの直しに使う場所。
 顔をあげ、眼前に据えられた鏡ごしに自分の姿をみて、憎々しげに言い放つ]

 らしからぬ人形>>133で悪かったね。

[みんなの場所を離れた時。
 やってきたザック>>160やブローリン>>164とは入れ違いとなってしまったことだろう。
 ……頭が痛い。
 フィリップに投げかけられた言葉が、ぐるぐると頭をめぐる。
 人形だなんて、自分でも言っているし、周囲もきっと、親しみをこめてそう呼ぶこともある。だからそれは別にいい。
 ただ、彼の真意はともかくとして……笑いの消えたフリップの声が、まるで『物』に対して言い放ったように、エフェドラには受け止められて。
 久しく離れ、忘れようと努めてきた、過去の自分が思い浮かぶ]

(187) 2014/10/13(Mon) 16時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

 知ってるさ。普通じゃないもんね。こんなの。

[同じ女でも、スーザンとは全く違う。
 骨と皮だけの人形。骨と皮だけの……バケモノ。
 鏡に映るメイクも落としたその顔から眼をそらし、ぼそり、と小さく呟いた。
 ジャニスは「好きだ」と言ってくれた>>142
 もしかしたら、魔法じみた>>92ものも身につけられたのかもしれない。
 ただ、メルヘンとは程遠い、そんな人形が仕上がっていった源泉を知っても、「好き」や「魔法」の言葉は生まれてくるものなのだろうか]

 はらへりのすたるじー……大っ嫌い。

[お腹がすくと、思い出す。
 先天的・後天的に『常とは異なる』見た目をもった、『普通の人間』たちがあつめられた見世物小屋。
 足が3本あるわけでもない、体中が毛に覆われていたわけでもない。
 下手に五体が『普通』であったため、食事もろくに与えられなかった少女時代。
 『バケモノ』のままでいさせるために。『物』のようにさげすまれ。

 そんな苦痛に耐えるため……生き延びるために身に付けた技術。
 それが、心を殺し、刺激から反応を閉ざし、無言でただ立ちすくむ『人形』だったのだから]

(189) 2014/10/13(Mon) 16時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

『人形に通じる者だけが、この人形を扱えるんだよ』

[昔の記憶に触れてしまったせいだろう。
 ふと、鼻のあるべき位置にぽっかりと穴があいていた、あのジプシー>>1:239の言葉を思い出し。
 荷袋から土人形を取り出し、記憶を準えるように口にした]

 死して人形と化したものに、これをそうっと掲げるんだ。
 そうすれば、相手の正体はこの人形の体に、移り宿る。

[それが人間であるならば。土人形をは『白み』を増して、鮮やかな赤がそこに宿る。
 ちょうど、赤いフード《ずきん》をかぶったように。
 それが人狼であるならば。土人形は『黒み』を増して、闇の黒色がそこに宿る。
 ちょうど、濃く暗い体毛に覆われた野獣のように。

 いったいどんな出来事が、まだ若かっただろう彼女を、そんな姿にさせたのか。
 肉を食いちぎられたかのような、むき出しの歯と、まぶたのない白濁した双眸をこちらに向けて、彼女は励ますように言ったのだった]

『持って行きな。あんたならきっと扱えるよ。
 ほら。人間、1つでも信じられる特技があれば、それを心の支えに生きていけるさ。
 たとえ終わりの時を迎えたとしても……自分らしく生き抜けるからね』

(190) 2014/10/13(Mon) 16時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

[特技の集団であるメルヘンに移ってきて、『生きる術』を新しい特技に昇華させてからは、すっかり忘れていた言葉]

 やれる。サイモンだってきっと……。

[「高性能お人形さんにー失敗などありません」「なになにー意味深ってどんなんー?」
 サイモンとのやりとり>>119の後、最後に告げられた『保留』じみた結論>>135
 引き留めない、ということは、協力してくれる可能性だって、ゼロじゃない。
 骨と皮の人形だけじゃ、心もとないかもしれないけれど。判別する力を持って、仮に2人で協力できれば、きっと――――]

 …………。

[だけど、一方で。浮かんでしまう負のイメージ。
 マリオネットのようにバラバラにされた自分の上に、ぽつんと置かれたこの人形。
 人間の反応――――赤ずきんでもなく。
 人狼の反応――――野獣でもなく。
 赤黒い人形は赤黒いまま、なんの反応も示していない。
 未来のことは分からない。考えるな、と言い聞かせるも、イメージだけはこびりつく。

 人形に反応がない理由は、『人形に通じる者』が、使用したわけではないからだろうか?
 それとも、もしかしたら――――]

(191) 2014/10/13(Mon) 16時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

 


     『お 前 が 人 形 だ か ら だ よ』


 

(192) 2014/10/13(Mon) 16時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

 うっさいな! ついてくんなよ鳥頭!

[水の入った桶を、どん、と叩いて、勢いよく後ろを振り返る。
 そこには誰も、いやしない。
 周囲をきょろきょろ見渡してみる。
 やっぱり誰も、いやしない]

 逃げ足の、はやいヤツ……相変わらず>>0:50

[最初から、エフぇドラ以外に。
 【ここには誰も―――――いやしない】。

 もう、戻らなければ。
 『頑張る』と返してくれた>>126、アントニーの演目もきっと始まる。
 エフェドラは、『どうかなってしまいそう』>>61な頭の痛みをぐっとこらえて、元の場所へと歩みを進めていった**]

(193) 2014/10/13(Mon) 16時半頃

妄執の誓い エフェドラは、メモを貼った。

2014/10/13(Mon) 16時半頃


【人】 妄執の誓い エフェドラ

――大テント・ステージ裏――

[ここに戻ってきた時にはもう、トリノスとブローリンのやりとりも終盤に向かった頃だっただろうか。
 『あってはならない事』>>204の自覚に、少し気まずそうに面々に加わる。
 フィリップとザックの新しい団長についてのやりとり>>182>>201は耳に入ってきたけれど、今はそれを話す気にはなれない。
 ……と、名前を呼び合うトリノスとスーザン>>176>>185の様子が見えて。
 少し間を置いてから、彼女の近くの木箱に腰かけた]

 ごめんね。公演、見そびれちゃった。

[それがどう映るかはともかくとして。
 無意識に、フィリップを避けてしまったところもあるのかもしれない]

 あと、終わって早々、変なとこ見せちゃって。

[大声をあげた自分をそう称して、はぁ、と小さくため息をついた]

(211) 2014/10/13(Mon) 21時半頃

妄執の誓い エフェドラは、メモを貼った。

2014/10/13(Mon) 21時半頃


【人】 妄執の誓い エフェドラ

――大テント・ステージ裏――

[「ただいま」と口にしてから、続けられた言葉を聞いて]

 そーんなたいしたことじゃぁないって。
 おいこら、やんのかこの鳥頭ー。んーだとこの人形女ー。
 って感じになっただけだってー、あっはは。

[だから大丈夫、と続ける。もっとも、こちらは感情むき出しだったことくらいは、ばれていることだと思うけど]

 それより、あたしゃスージーの綱渡り見れんかった方が重傷だね。
 すごかったんっしょ?
 けっこー無口ーなトリノスがぁ、わざわざ呼びかけて>>176そう言う>>212んだから。

[かつての相方を失って以来、そうだったはずの彼を引き合いに出して。
 あーあ、と普段の調子に戻って大げさに肩をすくめた]

(217) 2014/10/13(Mon) 22時頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

[一言で流してくれた>>226のなら、それはむしろ嬉しい心遣い。
 続く話題、アシスタントの変更について、交流はなくも眼帯の男の姿は浮かんだ。
 その変更の意味まではエフェドラには分からなかったけど]

 そっか。演技としての共演って、今一あたしにはぴんとこないけど。
 時々、羨ましいなって、思ってるよ。
 ……よかったね。お疲れ様。
 でもさ……ほかにーもー、嬉しかったこと、ありやしなーい?

[なんて意味深めいて口にした時、一斉の拍手がこちらまで届いてきた>>220
 アントニーの公演のはじまりだ]

 ああぁ。ごめん。ちょっと、あたし、見てくるわー。

[そう言って、席をたち、舞台袖へと急ごうとする]

(233) 2014/10/13(Mon) 22時半頃

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