人狼議事


108 Persona外典−影の海・月の影−

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匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2015/02/20(Fri) 22時頃


【人】 匿名軍団 ゴロウ

― 満月の夜・祟神北小学校前 ―

[新たな気配>>4に気づいても、振り返るには、まだ足りない。
腕を離してしまえば、この細い息が途切れてしまう気がして。
無力を知りながら、それを認めたくない男は、無様な悪足掻きを続ける。

けれど、ああ。
男は誓いを思い出したのだ。

側で震える少年の叫びに、顔を向けたその時に。
手にした本から、垣間見た名前で。


友への誓いを、思い出したのだ]

(48) 2015/02/20(Fri) 23時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

―――――――……

[男の瞳に、赤が宿る。
それは揺らめき、炎のカタチを成して、世界を彩る赤に溶けた。

小さな身体を抱きかかえ、
ようやく立ち上がたった頃、世界が赤から藍に染まる。
人気のないこの場所でも、木々のさざめきは、過ぎる風の冷たさは、人の世界の帰還を告げ。

少女の髪飾りに止まる紫の蝶は、
その燐光を再び青に染めた後、何処かへと舞う]*

(49) 2015/02/20(Fri) 23時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[木の根元に少女の身体を預けた時、携帯の端末が震える。

着信は花咲巡理。
今日は神社の方へ向かうと、聞いていただろうか。
通話をオンにし耳元へと寄せれば、聞こえてくるのは雑踏の音、悲鳴、人の気配、そして吐息]

………、どうした?

[短い沈黙の後、告げられた言葉に返すように問いかける。
その問いかけに、少女はなんと答えたのだったか。

涙を流す少女の傍らで、力なく倒れ伏す少年の頬に、青き蝶は佇ずみ、その姿を消した]*

(50) 2015/02/20(Fri) 23時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

― 中央部・崇神病院 ―

[翔子の側で話しかける巡理の姿>>28を部屋の入口から見つめる。
巡理から見舞いに行くのだと聞いた時、共に行くと告げたのは男の方だった。
会社の人間も何人か倒れて、病院に搬送されていたため、その社員を尋ねる名目で休みを貰う。
病院へ共に向かう巡理は、車の中では借りた猫のように静かで、掛ける言葉を考えれない男もまた、静かに道を走らせた]

―――……。

[あの日以来、日常の中でも違和感を覚える事が多くなった。
無気力な者も増え、見れば目立つ程であるのに、それに気をかけない人も増えた。

人の世界は、着実に―――――海に飲まれ始めている]

(53) 2015/02/20(Fri) 23時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[側の扉が開く音がして、そこから覗く顔>>37を見る。
二人が話し始めるのを見て、席を外すべきかと思ったが、タイミングを逸してしまった。

どこかぎこちなく交わされるやり取りに居場所を失くし、なるべく息を殺して、外へ出るタイミングを再び伺う]*

(56) 2015/02/20(Fri) 23時半頃

匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2015/02/20(Fri) 23時半頃


【人】 匿名軍団 ゴロウ

― 中央部・崇神病院 ―

[表向きの理由の為に、様々な部屋を回る。
誰もいない時もあれば、見舞う者がいた時もあった。
人がいれば、そこに眠る者の他愛のない話などして、最後の部屋を後にした時、男の視界に蝶がよぎる。

青き光を、尾を引くように散らして、男を導くように人気のない廊下を舞う]

―――………。

[街灯に誘われる蛾のように、燐光に惹かれて後を追う。
時折人とすれ違うものの、誰の目にも見えていないのか、側を過ぎる蝶に目を向けることはない。
暫くして、捕まえられる程に距離が縮まった時、蝶はその姿を消した。

扉の側にあるプレートには「櫻井智晶」の名。
二度目の満月の夜、共に西部の探索に加わっていたペルソナ使い。
翔子と同じ日に、彼もまたシャドウの襲撃に会い、意識が戻らないままである]

(84) 2015/02/21(Sat) 01時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[部屋の中に人気がない事を知ると、その扉を開ける。
側に寄りカーテンを開けば、やはり人の姿はなかった。
男が尋ねる少し前に、巡理が同じ事>>35をしていたとも知らず、傍らの椅子に座り、ただ眠りに落ちる様子を見つめる。
翔子も、目の前の少年も、こうして見る分には眠っているだけのように思えるが、その実そうでない事も、男は知っていた]

影……
シャドウ……、海……

[意識せず零れる呟きに呼応するように、蝶が男の前に現れる。
その姿は眠る少年の頬に穏やかに佇み、暫しその姿を眺めていれば、不意に男の手へと留まった。

その瞬間、蝶は以前見たようにカードの姿へと変じる。
それは『刑死者』の形を取り、ゆっくりと裏返れば、その絵柄は『剛毅』へとうつろう。
やがてカードに罅が入り、砕け散ると、破片は男の中へ吸い込まれるように消えていった]

(85) 2015/02/21(Sat) 01時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

―――――――ッ、ぐ、ぁ……

[感じたのは、全身を鋭利な刃物で貫かれる感触。

背、腹、足、腕―――…
ありとあらゆる箇所に痛みが走り、座る椅子から転げ落ちる。
痛みに耐えるように自らの身体を抱きしめ、震えていたが、喉に走る痛みと共に呼吸器が痙攣を始め、思うように息を吸うことができなくなった。
それでも辛うじて吸い込める酸素を、
必至に肺の中へと収めていた時、背に感じる新たな痛み。

―――それは以前感じた、身を焦がし尽くす程の熱。
皮膚が焼かれ、縮れ、裂かれてゆく幻聴が耳を支配する。
痛みにのたうち回り、縋るように床に指を立てる。
ギリギリと立てた指の爪は、床を掻いた時に割れ、血が滲んだ。

やがて男の背中に、鳥の鉤爪で抉られたような傷跡と、
首に線を引いたように鮮やかに残る傷を残した後、息苦しさは消え、痛みも徐々に引いていった]

(88) 2015/02/21(Sat) 01時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

なるほど、な……
これは、やはり………その痛み、か……

[恐らくは、意識を失う直前に感じた痛みなのだろう。
今まで感じた感覚は、どれも激痛を伴い、その最中にみた光景をも、朧気に映し出す。

全身を貫く痛みの時には、翔子と「リツキ」がいた小学校の門が。
背を焼く痛みの時には、祟神神社の鳥居が見えた。

だが、これらを感じたとしても、男には何もすることができない。
感じた感覚の全ては、もう"過ぎてしまった"出来事なのだ]

………俺に、どうしろと言うんだ………

[痛みは引けど、強烈な感覚は記憶に未だ刻まれたままで、床に伏せたまま動くことも出来ず、静かに時が過ぎるのを待った]

(93) 2015/02/21(Sat) 01時頃

匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2015/02/21(Sat) 01時半頃


【人】 匿名軍団 ゴロウ

― 中央部・崇神病院 ―

[完全に痛みが引いた後、悪いとは思いつつも櫻井の衣服を緩め、背中の傷を確認する。
自分の背へ腕を伸ばせば、同じ傷が刻まれている事が分かった
考えが確信へと至り、緩めた衣服を整えて部屋を出る。

丁度、階段の辺りまできた所だったか。
屋上にいた二人>>82>>102が降りてきた所に鉢合わせたのは]

これから帰る所か……?

ちょうど良かった。
櫻井が交戦していた時の事を詳しく知りたい。
出来れば正確な事を知りたいから、車の中ででも構わない。
話してもらえるか?

[そんな風に声をかけたが、二人の反応はどうだっただろう。
了承が得られるなら、男は二人を送るついでに話を聞き出すか]

(107) 2015/02/21(Sat) 01時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

― 中央部・崇神病院 ―

[巡理から朧気な記憶もあると前置きを受けて説明>>153を聞き、補足を受けた後、馨一の呟き>>155に耳を傾ける。

「リツキ」以外の強力なシャドウの可能性――――心当たりは、あるにはある。
だが、確証を得るものはまだ何一つ得ていない。
そもそも、その心当たりと言うのも、推測の上での話だ。
その実、妄想に近いため、口にするべきか……

そんな中、巡理の言葉>>162に違和感を覚え、指摘する]

(171) 2015/02/21(Sat) 11時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

可能性を一つ、提示したい。
だがそう感じる理由の一つを、戯言と断じてもらっても構わない。
馨一には、既に話を一度したが……

[横目で馨一を見た後、櫻井の部屋で幻覚を見た事を伝える。
そしてその後に、自分の背にも櫻井と同じような傷が出来た事も

首筋に出来た傷は翔子のものであろうが、男はそれには振れず]

(172) 2015/02/21(Sat) 11時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

その白いシャドウと、櫻井の背に傷を付けた者。
あの場に二つの存在があったと仮定しよう。
だが、どちらが櫻井に対して重症を負わせたのかと言えば、背の傷の方ではないかと思う。

加えて、その二つのどちらが『本体』に近いかといえば、
恐らく後者じゃないだろうか。

[思えば「リツキ」の時もそうだった。
行く手を阻んだ鴉の強さはそれほどではなかったものの、直に命令を下した猿の方―――あれもペルソナなのだろうか。
あちらの方が力は格段に強かったと思える。

初めて呼び出したとは言え、
こちらのペルソナが放った三叉戟を雷一つで叩き落とした。
恐らく『本体』の側にあるもの程、より強い力を持つのではないだろうか]

(173) 2015/02/21(Sat) 11時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[「リツキ」の時に感じた違いも合わせて話せば、二人の反応はどう返っただろう。
ペルソナのようなものを扱っていた事を鑑みるに、
「格上のシャドウ」も自分たちと似ているのではないかと思う。

炎を扱う、鳥のようなペルソナ……
やはり、男には心当たりがないものだった]*

(174) 2015/02/21(Sat) 11時半頃

匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2015/02/21(Sat) 12時頃


【人】 匿名軍団 ゴロウ

― 後日 ―

[結局あの見舞いの後も、日常とは言いがたい日常を過ごす。
会社へ行くのも男にとっては日常であるし、仕事をするのもまた、日常である。
けれど目立つ空席や、捗らぬ様々な仕事を見ていると、原因を知る男に取っては、やはり非日常にも映るのだ。

昼も過ぎ、他社への出向も終わった後、まだ食事をしていない事に気づいて飲食店に席を確保した時、携帯の端末が震える。

件数は一件。
表示された名前は、それなりに馴染みのある名>>101
内容は相変わらず簡素で、聞きたい事だけはよく分かる文。
その内に潜む想いなど、流石に男には読み取れないが。

返事を返す画面へ移せば、少し考えた後に文を打つ。
丁度送信を終えたところに食事が来て、男は遅い昼食に口をつけた]

(179) 2015/02/21(Sat) 12時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

-----------------------------------------------
To:五老海 敢
Title:明日は雪だな。

大丈夫だ、今のところはな。

それよりも、お前たちは小学校の側には
いなかったように感じたのだが、何処から来た?
俺と同じように、向かう最中で妨害は受けたのか?

-----------------------------------------------

(180) 2015/02/21(Sat) 12時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

― 満月のたぬき亭 ―

[ぎりぎりランチのメニューにありつけ、大葉の天ぷらに箸を伸ばした時、机の上に置いたままの携帯端末が震える。

差出人は先日の見舞いで会った馨一から。
内容>>110を確認した後、手早く返事を返す。
そして、暫し考えた後、新たなメールを送った]

(181) 2015/02/21(Sat) 13時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

------------------------------------------------
To:賀来馨一
Title:わかった。

ちょうど休日だ、恐らく問題ない。
だが、具体的にはどんな話をしたいと考えている?
それ如何では、俺はそこに出向く必要はないだろう。

心は決まっているからな。
------------------------------------------------

(182) 2015/02/21(Sat) 13時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

-----------------------------------------
To:高屋敷真弓を除くペルソナ使いへ
Title:聞きたいことがある。

前回の満月の夜、
高屋敷真弓の所在を知る者はいるか?

-----------------------------------------

(183) 2015/02/21(Sat) 13時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[男が真弓の所在を聞くことに、違和感や疑問を覚える者がいたならば、その旨を返信にのせたなら男も返しただろう。

確信を持つにはまだ遠く、
けれど引っ掛かりを覚える、翔子の言葉>>2:269>>2:270の事を。
そこから導いた、男の妄言じみた推測の話>>3:271を]**

(184) 2015/02/21(Sat) 13時頃

匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2015/02/21(Sat) 13時半頃


【人】 匿名軍団 ゴロウ

― 中央部・崇神病院 ―

翔子は、リツキと会う約束を交わしていたようだ。
君が信じたくないというのなら、リツキではない可能性を探るのもいいだろう。

だが俺は、翔子に危害を加えたのはリツキだと断定する。

[巡理の問いかけ>>185に、男は応える。
あの夜、無力を再確認した時に投げかけられた言葉>>491は、男に杭として残っていた。
男の断じる言葉に巡理が理由を問うならば、男は翔子のメールを見せ、その言葉を伝えるだろう]**

(187) 2015/02/21(Sat) 13時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[真弓の所在を問うメールには、いくつか返信がきた。
あかり>>196、巡理>>193、麻夜>>205……
他からも返信があっただろうか。
けれど、律から返信がくる事はなかったが。

返信が返らない人物の名を片隅に記憶し、男は返事を返す。
あかりと麻夜には「土曜日に所在を問いただす」と返し、巡理には「一緒ではなかった」と返した。

真弓が実際は何者であるかは置いといて、単独行動気味であった自分も含め、大体のペルソナ使いの所在は知れている。

だからこそ、そこに違和感を感じて。
けれど、それをを拾い上げようとする行為は、沼に足を踏み入れるようだと思った]*

(228) 2015/02/21(Sat) 19時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

― 北部・公民館食堂 ―

[当日、真弓の口から告げられる弁明>>213に、男は納得がいかないという顔をしていただろう。
何処か子供が嘘をつくような言葉の軽さに、違和感が深まったとも言えた。
けれど追求できる証拠があると言うわけでもなく、その場はそれで流れてしまったが。

その場にいなかったのは、麻夜と敢くらいだっただろうか。
男は巡理や馨一に話した事>>172>>173>>174を、再度説明した。
求められれば背中の傷さえも見せたに違いない。

正直な話、「リツキ」のような「格上のシャドウ」が、複数居る可能性を示唆するだけでも上々と言えた。

男は一度感じている。
胸が詰まるほどの吐き気を感じる、異質な存在>>3:421を。
そしてその数が、一つではなかったことを。

これからの戦いで、更に犠牲が増える可能性は十分にある。
多少過剰と思えても、それぞれの心に留めておく必要があるだろうと、男は考えていた]*

(230) 2015/02/21(Sat) 20時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

― 北部・公民館食堂 ―

[話し合いが終わった後だっただろうか。
男は巡理と馨一に、病院では聞きそびれていた事を問いかける。

「雛宮律に似たシャドウ、若しくは父親に酷似するシャドウ」を見ることができたのか、と。

見ていない旨の返答が返るなら、
今度は自分も調査に参加しようと声をかけて。
二人の中で、まだ調査する気があるのならば誘うだろう。

二人にその気がなかったとしても、
男は律に声をかけ、調査に協力して欲しいと言葉をかけたか]**

(232) 2015/02/21(Sat) 20時半頃

匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2015/02/21(Sat) 20時半頃


【人】 匿名軍団 ゴロウ

― 北部・公民館食堂 ―

[自分の肉親に係る事のはずなのに、当の本人は至って興味がない様子>>263だった。
家庭の事情が関係しているのかもしれないが、それにしてもひどい言いようで。
だが花河に対する態度は、随分と印象が違うように感じられて、何処か既視感を覚えた。

         「リツキ」
その既視感の出処には、この時は未だ辿り着けずに――…]*

(302) 2015/02/22(Sun) 00時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

― 満月の夜・祟神神社 ―

[近くまでは車で乗り付け、
神社に辿り着けば馨一の姿>>285があった。
共に社殿へと向かえば、腰を降ろす律の姿>>282が見える。
戸惑いがちにかけられた言葉に、二人の間で込み入る話があったのだろうかと、口を挟まず聞くに留める。
返る言葉の鋭さに、こういうものかと納得出来ないのは何故だろうか。

男へ問いが向けば、本来の目的を告げる]


――――――炎を纏う鳥を探しに。


[律の父親らしきシャドウを探すのは目的の一つ。
だが、それとは別に、幾度となくシャドウの襲撃に晒される神社周辺に、何かあると考えていた。

その何かが、"誰"であるかの検討は、付いているわけではなかったけれど]

(303) 2015/02/22(Sun) 00時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[玉砂利の音に気づけば、見知る姿>>295がそこにはあって。
側で声をかける>>300に合わせて、男も視線を向ける。
だが、警戒を示すように背後の自身がその翼を拡げた時、巡理の叫び>>310が聞こえて]

―――――イーリス!!

[巡理が律の腕を引くなら、男は彼女らの動きを助ける為、風の加護を与えるか]

(311) 2015/02/22(Sun) 00時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

櫻井の背に刻まれた傷が、鳥の爪痕に似ている。
傷跡が火傷であることを思えば、
それらしい攻撃をするシャドウでもいるのかと。

まあ、安直と言われればそれまでだが?

[土曜日の集まりの時に、その辺りのことは説明済みである。
とはいえ、此方が男の本来の目的であるなどと説明はしていないから、理由を問われる>>312のはある意味当然ではあるが]

しかし、静かなものだな。

[この時はまだ、近づく脅威>>304に気づかずに]*

(321) 2015/02/22(Sun) 00時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[足元を浚う黒い海に地面は覆われ、男は自由を制限された。
粘性を帯びたそれに湧き上がるのは不快の一色。
視界の端に、共に捕らわれる馨一の姿を認めれば、盛大な舌打ちをする]

―――――ッ、花咲!

[後ろ手に取られ、動きがままならぬ少女へ声をかける。
巡理を捉える律の背後に浮かび上がる、墨で染めたような色の3足烏に目を見張った。
身体のいたる場所から漏れる炎の熱さが、男の元まで伝わるようで、自由の聞かない足への苛立ち含めて、その瞳が半月を形作る]

落ちるのは、お前だ。

[けれど、言葉にするのは敵意。
律が此方へ害意を表すように、男も相応の感情を向ける。

背に、胸に刻まれた傷跡が、熱を持つように、痛かった]

(335) 2015/02/22(Sun) 01時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[烏の羽ばたきに対抗せんと、
背後の自身もまた、その翼を拡げ暴風を引き起こす。
けれど自身が疾くある為に扱う翼、その威力は対抗しきるには劣る。

視界の端に耐える姿>>351を認めれば、
身動き取れぬ他の者を守るに力を割こうとした。
風の間を縫うように過ぎてゆく熱が、男の頬を、身体を、じわりと焼く]

(359) 2015/02/22(Sun) 02時頃

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