人狼議事


84 Es 3rd -Test days-

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フィリップは、ライジ、RP村初めてだったの(´・ω・`)

波平 2014/07/30(Wed) 23時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

ーカリュクス邸前ー

[膝を抱え項垂れるそれに、影を落として鳥が降下する。いつもの肩ではなく、後頭部にとまり]

『フィリップあほーフィリップあほー』

[羽根をばたばたさせて詰った。許してやるという合図のようなものだ。泣きたい、と思っていたのに、本当に涙が出ると急に情けないような恥ずかしいような気持ちになり、嗚咽を殺して左右のシャツの袖で流れ出る涙を拭った。]

おまえを、手離せないんだ僕は。
なのにどうしてこんなにも嫌なことをするんだろう。
お願いだ、どうか死なないでくれ、
何度僕に殺されそうになっても…

[支離滅裂なことを言っている自覚はあった。だが、涙と共に溢したその言葉は、心の奥の奥に宿した偽りの無い欲求であったのだろう。]

のど、ごめんな。歌えるか?
久しぶりにお前と遊びたくなったよ。
自慢の相棒だからな、誰かに見てもらわなくちゃ勿体ない。

[頭に鳥を乗せたまま立ち上がり、人が集まりそうな場所を探して再び歩き出した。それはさぞかし滑稽な姿だっただろう。]

(29) 波平 2014/07/31(Thu) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

ーカリュクス宅前ー

さぁて。どこに行こうか。

[ふらふらと森のような庭の外周をぐるりと歩き、レースのカーテがかかる窓の丁度真下に来たとき、立派な門扉が現れた。その向こうであのハンカチに包まれた黄色い雛鳥がヨチヨチ歩いているのが見えた。王冠を頭に乗せ、マントを付けたヒヨコなど、他にいるはずがない。]

あの子が、何でここに?
ああでも良かった、ちゃんと元気そうだな。

[門扉に手を掛け、中を見渡すと、何故か外側に居る自分が檻の中に居るような錯覚に陥った。]

ー向こう側へ、行きたいー

[そこに、自分の欲している正体不明の何かがあるような気がした。根拠などなかった。頭に派手な鳥を乗せ、物欲しげに佇むその姿は、正気の人間には見えなかったかもしれない。]

(64) 波平 2014/07/31(Thu) 15時頃

フィリップは、ミケにお辞儀をした。

波平 2014/07/31(Thu) 20時頃


【人】 鳥使い フィリップ

ーカリュクス邸前ー

[門扉の外側でまるで鉄格子に収監されている囚人のように、それでも尚頭に鳥を乗せた間抜けな姿の男は、思うより目立っているようで。]

ー来ないのか>>67

[耳に覚えのある声が頭上から聞こた。顔をあげるとそこには、自身が妖精と呼んだ羽根をもつ小さな生き物が居た。こちらへ来いと誘う言葉に驚き、そして次の瞬間気持ちが小さく高揚する。]

い、いいのか?
いやでも、僕はそんなに簡単に入れないし
お前みたいに翅ないし

[嬉しくてなって、どうやって中に入るんだろうかとキョロキョロと周囲に視線を巡らせていると、突然>>69紅い着流しの男が門の向こう側に立っていた。]

(80) 波平 2014/07/31(Thu) 20時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

ーカリュクス邸ー

[いとも容易く門は開かれ、手を引かれて屋敷に足を踏み入れる。思いがけない着流し男の行動に鳥はバランスを崩し、頭のうえでよろめいて咄嗟に羽根を広げ一端空中に飛ぶ。定位置の肩に鳥を携えれば、着流し男の肩の例のヒヨコが目に入った。小さくも誇らしげに王冠を乗せた雛鳥に思わず笑みがこぼれる。]

…ふはっ!
見ろよ、お前より随分な貫禄だと思わないか?

[悪戯っぽく肩の相棒にそう声を掛けると、鋭い嘴攻撃を喰らった]

あの、僕、このお屋敷の人と面識ないんすけど
勝手に入っちゃってよかったんでしょうかね?

[嘴攻撃にイテテ、と小声で悲鳴をあげながら、着流し男のあとをついて歩く。徐々に漂ってくる甘い香りが強くなり、その先にはテラスで数人がテーブルを囲んでいるようにみえる。まさか、あの中へ?ー]

(85) 波平 2014/07/31(Thu) 21時頃

【人】 鳥使い フィリップ

ーカリュクス邸・テラスー
[屋敷の住人と面識があると告げられ、>>93ここへ来てからの遭遇者の記憶を辿ってみる。あの、広場で出会った白い服の青年とは会話にもならない程度だったし、妖精が屋敷に住んでいるとは考えにくい。もしかして。]

(路地裏のあの人…か?もしそうなら。)

[もう一度逢いたいと思っていたその人が居るのか?ほんのすこし、期待と緊張が入り交じって、ヒヨコがここに居るのも合点がいくな、と胸踊らせていたその瞬間。]

ーお前も吸血種か?

[そう問われ、心臓が跳ね上がる。身体中の血液がざわざわと泡立って居るような気がした。そう、己の忌むべき習性ー本質を何故見抜かれてしまったのかと…しかし、その質問を投げ掛けてきた男は、その事をさも当然のような口振りで告げてきた事を不思議に思った。]

吸血種…をご存知で?

(139) 波平 2014/08/01(Fri) 10時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[心臓の鼓動は相変わらず早鐘をうち、頭はふわふわと思考が定まらない
まま、テラスの席につく。妖精は鳥に怯えているのか距離を取って、甘い密に夢中だ。銀髪のその人が視界に入った。路地裏では逆光で顔立ちを確認することはなかったから、殆んど初対面というに等しい。]

ー血を欲する己の習性…僕は、果てるためにここへ来たー

[自身に言い聞かせ、少しでも何かに執着を持ってしまうと、生存欲に飲み込まれてしまうだろう。それでも、>>136果実を相棒に差し出す白く透き通った手や、目が合えばふわりと向けられる笑顔に惹かれずにはいられなかった。肩の鳥はヤマモモを嘴で受けとりご機嫌な様子だった。]

…っ、どうも、あの、勝手にお邪魔してなんかごめん。

そういえばあの子、あ、ヒヨコ。
元気そうで安心したよ。

(140) 波平 2014/08/01(Fri) 11時頃

【人】 鳥使い フィリップ

ー回想ー
[喜劇団に引き取られた時の記憶は失っていた。気がつけば、与えられる食事を取り、芝居や芸の稽古をする団員達を眺める、時折大道具の手伝いをしたり、そんな日常だった。自分を引き取り、身の回りの世話をしてくれたのは、踊り子の女性。自分の報酬を減らしてもいい、この子の面倒は自分が見ると、反対する座長に無理を聞いてもらったのだとか。]

僕、いつものご飯じゃだめみたいなんだ。

[いくら食事を取ろうと菓子を与えられようと、満たされる事はなかった。生命力に溢れる劇団員達を眺めながら思うことは]

ー血がほしい…一口でいいのに。

[そんな自分の本能が制御出来なくなり、涙ながらに自分は呪われているのかもしれないのだと、血が欲しくて堪らないのだと、育ての親に半狂乱で訴えた。踊り子の女性は、そんなことはない、貴方は悪くない。貴方にとってはとても自然な事なの、と諭し]

だって貴方は吸血種なんだもの。

(141) 波平 2014/08/01(Fri) 11時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―カリュクス邸・茶会―
[ふと、妖精と戯れる銀髪の人の姿が目にとまる。衝動的に椅子から立ち上がり、鳥の芸を披露する目的で歩いていたことを失念していたと気付く。]

さ!さて皆さん、こちらへご注目。
僕は道化のフィリップ、以後お見知りおきを。
肩のコイツ、気になっている方もいらっしゃるのでは?
僕の相棒、、、そうだな、オイ、折角だから皆さんに自己紹介だ。

[何の前触れもなく始まったショータイムは茶会の空気を見事にぶち壊したただろう。ただ、彼女の目を引きたかっただけなのだと、本人は気付いていない、否、気付かぬ振りをしているだけなのだ。鳥は教え込まれた台詞を話す。]

『ワガハイ ハ トリ デアル。ナマエ ハ マダ ナイ。』
『ハヤク ツケロ ノロマ!』

[お馴染みの台詞にツッコミ紛いの嘴攻撃、というのが最初の挨拶。何度となく大衆の前で披露したこの他愛の無い芸で、それなりに笑いの声はあがっていたはずだ。しかし、この席での緊張感と言ったらそれはもう、初舞台の時とは比にならない。]

(148) 波平 2014/08/01(Fri) 15時半頃

フィリップは、また鳥男が無双をはじめたぞ!皆気を付けるんだ!(°Д°)

波平 2014/08/01(Fri) 16時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―カリュクス邸・茶会の芸―

[>>158 首筋に微かな傷みを伴いながらも、茶会の席での芸を進める。この数分間で、命を絶つ手段を探して旅団を抜け出した自分が、生き長らえたい理由が幾つも出来てしまった。動揺しつつも何食わぬ顔で芸をこなす事が可能なのは、物心ついた頃から道化師として舞台に上がっていた忌まわしきプライド。]

―「ここの奴らの大概が…」―

―本当に?

[己を血で空腹を満たす穢らわしい化物だと思い育ってきた。踊り子の血をを吸いながら、時には見知らぬ誰かの肌に牙を立てたこともあった。あの移動喜劇団と云う小さな社会では間違いなく自身は異形の存在であり、幾ら長い間寝食を共にしようとも、決して越えられない境界線がそこには在った。]

―まさか、自分の血を差し出すことになるとはね。

[今あるのは、傷口の痛みと歓喜。そう、心からのそれを感じたのは、初めてと言って相違無い。]

(173) 波平 2014/08/01(Fri) 21時半頃

フィリップは、ミケにむぎゅうした。

波平 2014/08/01(Fri) 22時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[同族だと知らされた人達の前で芸をすることは、大勢の観客を前にするよりも比べ物にならない程に怖かった。受け入れて貰え無くてもいい人間と、弾かれたくない同族とでは大きく意味が違ってくる。お決まりの挨拶を済ませたとき、悟られないように振る舞ってはいたが、反応があるまでの時間は長く長く、息が詰まる思いだった。いつもよりもずっと少ない拍手と笑い声が聞こえ、>>162 それは今までのどの賛辞よりも胸に響いただろう。]

あちらのお客様が、お前を間近でご覧になりたいそうだ。
わざわざ席を立って頂くのはしのびない。
彼方に行って差し上げなさい。

[拍手を送ってくれた紫の和服の男性の方へ鳥を放ち、少し大袈裟にもてなす口調に変える。]

どさくさに紛れて高価な金品など持ち帰ってきてはいけないよ!

[遠回しに悪戯をするよう指示を出す。鳥は幾分羽ばたきを静かに、着物の男性の肩へ降り立った。]

(177) 波平 2014/08/01(Fri) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―回想・喜劇団最後の夜―
[小さい頃は、ただ我儘に駄々を捏ねるように、彼女の首筋へ幾度むしゃぶりついただろうか。踊り子である彼女が肌を穴だらけにするなど、それこそ死活問題であったに違いない。其れほどの慈悲を受けながら自分という悪魔のような生き物が取り憑いていては、この先彼女に人としての幸福が訪れる事は無い。ずっと思案していた事を決行する意味で、傍らの相棒に語りかけた。]

なぁ、一緒に、来てくれるか?

…ははっ、僕は何処までつまらない奴なんだろうな。
本当に独りじゃなにも出来ない…
おまえのことだって大事なんだ。わかるか?わかるよな?

[建前上は鳥使いからゆくゆくは猛獣使いに成る、という建前上の選択を取ったのは数年前のこと。毎日共に過ごし、芸を仕込むよりも喧嘩やら愚痴の相手にする時間が増えていた。種族という境界線など、引く方が可笑しい相手である。その事が何よりも自身を安堵させた。]

変だよな、おまえの血は欲しくならない。
不味いんじゃないか?

[肩にいつものように鳥を乗せ、静かに劇団のコテージを後にした。荷物は持たず、ただポケットには鳥の腹を満たすためだけのビスケットを数枚しのばせて。]

(203) 波平 2014/08/01(Fri) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―カリュクス邸・茶会の芸―
[和服の懐から掠め取って来た財布を受けとり]

おやおや、あれほど言ったのに手癖、いや足癖?の悪いやつだなぁ

『チップ!モラッタ!チップ!』

[鳥が羽をばたばたさせて誇らしげに言うと]

お捻りか?おやおや、こんなにもたくさん頂いて。
すみませんねぇ〜。では有り難く…

[そう言いながら財布をポケットに仕舞う仕草をし、今度はズボンのポケットから花を一輪、それを鳥が嘴で挟み、再び和服の人の元へ。]

ささやかながら、多すぎるお捻りのお礼です。
隣の席の方を口説くのにお使い頂ける便利なアイテムですよ

[舞台に立ち、歓声を浴びながらも自分を否定して来た日々が嘘のようだ。初めて訪れた茶会で唐突に始めたショーに笑顔を見せてくれる「同族」。ここへ足を踏み入れたのは偶然か必然か。死に場所を探して辿り着いた場所が此処で良かった、と、至極自然にこれは運命なのだと思った。]

(211) 波平 2014/08/02(Sat) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―カリュクス邸・茶会―
[小さなショーは続いた。大層な芸では無かったが、出鱈目な音程で歌を歌ったり、道化の声を真似て小芝居をする鳥のショーを、観客は物珍しさだけでも楽しんでいただろうか。深々とお辞儀をし、礼の言葉を述べる。そして]

貴方達に出逢えた事を心から嬉しく思う

[そのような意味の言葉を添えて、再び頭を垂れる。]

―馬鹿みたいだ、こんなことぐらいでまた…

[目頭が熱くなるのを感じ、自分の存在意義などと云う子供じみた概念に未だ囚われている事を痛感する。けれど、鳥に足蹴にされていた時とは別の感情であることも判っていた。]

―もう、いいんじゃないか…自由をくれてやっても。
きっと何処かで誰かが立派な名前を付けて、大切にしてくれるさ―

[戻ってくるな、と指示を出し茶会の舞台から鳥を放った。そんな形で鳥男の最後のショーは幕を閉じた。]

(229) 波平 2014/08/02(Sat) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―カリュクス邸・茶会の後―
[スマートな仕草でカップを下げている紳士に声をかける。]

先程は突然お願いしてしまってすみませんでした。
あのまま返すより、こっそり手元に戻った方が
お客様はより楽しめるかと思いまして。
というより、マスターもお客様だったことを失念していて。
本当にすみません。

[情けない面持ちで紳士を見上げる。珍客にいきなり小間使いのような扱いを受けて、お怒りなのではないだろうか。和服の人に贈ったように、ポケットから花を一輪取り出す。]

結構色々入ってるんですよ。花はまぁ、作りもんですけどね。

[少し離れた所で談笑している和服の人に目をやると、思いがけず目が合った。ヒラヒラと手を振れば軽く会釈が返ってきただろう。]

(255) 波平 2014/08/02(Sat) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―芸術劇場跡―
[相棒を放った鳥男は、独りになったが独りではないという現状に陶酔していた。茶会の後、同族だと示してくれたライジに声を掛け>>233]

どんなに身体を切り刻んでも、毒を沢山飲んでも死ねない。
僕は僕を殺したい。
教えて欲しい、どうすれば死ねるのか。

[その問いに、ライジは一瞬気圧されたような表情を見せたが、特に理由を問い詰めるでもなく。そうして翌日、己を伴って歩く着流し男は鳥を放った独りぼっちのただの元道化に、何故死にたいのかを初めて尋ねた>>234]

理由なんて、そんな大袈裟なものじゃないけど、
僕は僕じゃない何かになりたいんです。
死ぬ以外に、その方法が思いつかなくて。

[ライジの着流しの裾が揺れるのを見ながら、そんなふうに答えた。改めて言葉にすると、本当につまらないなと、もっと心の奥には言葉にすることなどとうてい出来ないような複雑な物が絡み合っているというのに。しかし、元道化はその気持ちを吐露することはなく、それすら自分の一部として消滅したいと思った。]

(264) 波平 2014/08/02(Sat) 01時半頃

フィリップは、いや、またあんかー間違えとるんだって>>242 >>243

波平 2014/08/02(Sat) 02時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―芸術劇場跡・ライジと―

[花壇を見ると、妖精のために置いたビスケットは無くなっていた。あの妖精も、同族だったのなら、もっと話しておけば良かったと、鳥と共に切り離した筈の後悔やら無念さやらが甦る。うっかり、また会いたいと思ってしまえば、不様に生にしがみつく自分の未来が脳裏を過った。

着流し男の問いは続く>>267]

普通にみれば僕は恵まれて居たのかも知れない、
親をなくしはしたけど、その悲壮感も記憶には無い。
育ててくれたたあの人には…

[申し訳ないと思っている、と続けようとしてそこで言葉が詰まった。
彼女は我が子同然の自分が突然姿を消して、どうしているだろう。悲しんでいるだろうか、泣いているのではないだろうか。全てを置いてただ死ぬ事だけに囚われていた。昨日の茶会の拍手や、紳士の気遣いや、紅茶のかおりや、そんなものが一気に溢れだす。]

……早く、早く殺してください!
もっと生きていたいなんて、思いたくないんだ!!

[襲いかかる未練に半ば狂ったように着流し男に掴みかかり懇願する]

(283) 波平 2014/08/02(Sat) 02時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[死にたい死にたいと喚く元道化に、ライジはマッチを擦り火を放った>>272>>273]

此れで、死ねる…

[なんだ、こんな簡単な事だったのか、と炎に包まれた瞬間はそう思い、しかし、本能的に口にした言葉は]

あっっづい!やっべ、あっづい!?
なんだこれ、これマジ死ぬって!!
あぢぢぢぢぢ!!

ちょっ!消して!お願い消してー!!

[生にしがみつく不様な姿だった。]

(286) 波平 2014/08/02(Sat) 02時半頃

フィリップは、藤之助に、全力のハイパーお辞儀をした。

波平 2014/08/02(Sat) 03時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―芸術劇場跡―
[燃え盛る炎の向こうでやれやれと着流しの男が苦笑する。>>293死がどうの、存在意義がどうのと知ったことではない。熱い。何がなんだか分からないうちに、次は水攻めに遭い、陸上でまさかの溺死体験をするところだった。ぜえぜえと息を切らし、ライジが消火したのだと察する。]

ええぇーー…
嘘だろー死ぬの超しんどいんすけど…

もう、やだ…

[その場にへたりこむ元道化に、ライジはこうなることを見透かしていたかのように、今までの自分は消滅したのだと告げる。確かに、ただの被害妄想で己を縛り付けていたものが、あの炎によって全て取り払われた気がする。そう、ギリギリの死の淵で見たものは、激しくダサい自分だった。]

ブランニュー俺!
マジあざっす!ライジさん超リスペクトッス!
アニキと呼ばせてください!
ライジ兄貴!へへっ、何処へでもお供しますぜ!

[生まれ変わった元ヘタレの元道化は、男気に溢れていた。イヤ、お前キャラ変わりすぎだろ、とライジが思ったかどうかはライジしか知らない。]

(298) 波平 2014/08/02(Sat) 03時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

あっ、、何処か行くんすか?
じゃーちょっと待ってくださいね、相棒置いてけないんで。

[そう言うとシャツの胸元からごそごそと革紐で結び付けた笛を取りだし、息を吹き込んだ。程なくして森の何処からか鳥が姿を見せ、何事も無かったかのように定位置に収まった。イヤ、お前そんなアッサリと…とライジが思ったかどうかはライジしか知らない。]


ヨッシャ、行きましょうぜ兄貴!
どっから攻めます?やっぱ海すか?
ひとつなぎの財宝探しに繰り出ちゃうすか?!

[生まれ変わった鳥男はチャラいウザいうるさいの三拍子を兼ね備えていた。ダサいという根本的な部分は変わっていなかったようだ。]

(305) 波平 2014/08/02(Sat) 04時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―船着き場―
[鳥男は燃える前の要素がまるで無くなってしまったかのように、船を見て歓声を上げる。船は初めてではない。だが、こんな乗り物など、ただ水移動する鉄の塊だと劇団の時のような無関心さは欠片も無かった。]

これッスか!これのるんすか?
マジでけーッスね!流石ライジ兄貴ッス!
其処らのやつとは格が違うッスね!

[何の格だよ!とライジが思ったかどうかは(以下略]

あっ、チューッス!楽器のオニイサンじゃないスか!
おれ、覚えてます?覚えてます?広場で、ホラ!
いやぁーまさかこんなとこで会えるとは!
マジミラクルッスね!

[ライジが知り合いだと紹介する。このまま船上では暫く一緒だろうと説明をしたが、鳥男が聞いていたかどうかは謎である。]

(312) 波平 2014/08/02(Sat) 04時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―洋上・セシルと―
あっ、こいつね、歌うんすよ!
超絶ヘタなんすけどね!
いやいや冗談ッス!そこそこ上手いッスから!

[すっかりお調子者と化した鳥男は、セシルの楽器を見るなり、何か弾いてくれとせがんだ。]

セシル セシル ガッキ キキタイ

[腹話術かよ…とライジがぐったりとしながら横目で見る。一歩間違えれば宇宙人のソレである。]

『セシル キキタイ』

[鳥に教え込んでいたのだと気付き、ほぅ、と意外そうな顔で鳥男を見やると、にへへ、と屈託なく笑って見せる。

燃え盛る炎の中で全てを脱ぎ捨て、再び鳥を携えた男に、何てめんどくさい男だ、と、そんな言葉をかけただろうか。]

(325) 波平 2014/08/02(Sat) 05時頃

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