91 とある生徒会長の憂鬱2
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我が血に応えよ……我縛る呪縛を、解き放ち給え……!
[くるくるとその場で回転し、止まった瞬間、片手を上にあげて空を仰ぐ。愁いを帯びた瞳でしばし天井を見ることしばし。]
吉[[omikuji]]
(127) 2014/09/29(Mon) 12時頃
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……くっ、まだこの結界は、完全に消え去ってはいないようね。
けれど! 最後の一押しで、ここから出てみせる!
はああああっ……
[大きく息を吸い、拳を固めて……]
くうううううう!!!!
[目に見えぬ壁に穴をゆっくり、ゆっくりと開けるように拳をつきだして……]
(128) 2014/09/29(Mon) 12時頃
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[ドンッ!と前に一度、大きく踏み込んだ。 足は……円の外に出ているッ!!]
はぁはぁ……恐ろしい結界だったわ……
[肩で息をしながら、円の中から出てきた。 なお、どこまでが本気でどこまでが演技かは、スージーのみが知る。それほどまでに、演技か現実かわからない所作であった。]
ふふ……残る刺客は、あなただけね…… 人体模型くん……
[きらりと目が光った。**]
(129) 2014/09/29(Mon) 12時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/09/29(Mon) 12時頃
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あぁぁあぁああぁぁぁあ、わたしのばか!
[思わず宝箱を投げてしまった挙句にバッジを奪われた事に頭を抱える。]
勿論よ、そのバッジ、ふたつとももらいますっ! って、やめてよその笑い!
[ホラーなBGMと笑い声に寒気を感じて肩を抱いて震えた。]
(130) 2014/09/29(Mon) 15時頃
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いや…、だめ、だめだめこんなんじゃ! しっかりするのよミルフィ。
[長い髪を振り乱すとパンと音を立て顔を叩いた。]
そのバッジ…貰います!!!
[片手で持ったラケットをびしりと櫻子に突きつけた。]
(131) 2014/09/29(Mon) 15時頃
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[一方その頃、グラウンドにて腕を組みながら巨大スクリーンを仏頂面で見上げる男がいた。 テニス部顧問、宗像ゴロウである。]
『そうだミルフィ。 バッジだ、バッジをねらえ!』
[師の想いは、果たして教え子へと届いたかどうか。**]
(132) 2014/09/29(Mon) 15時頃
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あぁんもう…あの…なんか…だしたと…ったら
…り…
いやいや…これは…ろあの…を…させて…せしめた…
に…っとくですが…の…なら…てますですよ…
…
…と…はいい…じに…してるですね…
…もう…は…っと…
…
ちゃん…やったです…
あぁくっそ…とか…けになれる…にしたかったのですが
…なんかの…が…くても…でしたね…
…
ってるのよ…
…きの…てる…をお…にしとけば…なないわ…
ほら…だし…
…
まあ…は…に…だわ…
ならいっそ…を…して…
…に…いてあるままの…を…うわよ…
…
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…………お前の口から、その言葉を聞くとはな。
[悔しい───と。 確かにそう聞こえた。
そして、悪くない───とも。]
俺は、お前から大きなものを受け取った。 お前もまた、この戦いで何かを感じ取ってくれたと言うのなら、挑み合った甲斐があったというもの。
いい、戦いだった。
[がっちりと握り合う手と手。 強く引き、イアンを起こした頃には、校庭は拍手と賞賛に包まれていた。]
(133) 2014/09/29(Mon) 20時半頃
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[助け起こせば、またいつもの調子>>122に戻る男を見て、ふっと笑いながら肩を竦めた。]
まったく……らしいといえばらしいが……
……何だ?
[ピンッと弾かれたものに反応し、手を伸ばすと、そこに小さなバッジが降ってきた。]
ああ。 確かに受け取った。
[強く握りしめ、まっすぐな視線をイアンに向け、頷く。]
(134) 2014/09/29(Mon) 20時半頃
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さて、そろそろ救護班が…… 何だ、まだ何かあったか?
[受け取るべきものは受け取った。 後は救護班を待てと言おうとしたのだが、その手に、今度は何かを、しっかりと握らされた。]
これは余良の……
[何のつもりかと問おうとすれば>>123]
…………。 お前は、俺がこのバッジをこのまま持ち逃げするとは……考えないのか?
[自チームの現状は、はっきりとは分かっていない。 しかし今のところ、余良以外の脱落の報は聞いていない。 このバッジの有無により、有利不利が大きく変わることは確か。
試すような視線を暫し向け。 それから、フッと笑みを浮かべて]
(135) 2014/09/29(Mon) 20時半頃
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─────約束しよう。
このバッジは、必ず、お前のチームの奴に手渡す。
(136) 2014/09/29(Mon) 20時半頃
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―その頃のスージー―
さあ宝探しよ!
[残された人体模型くん75号。 哀れな人形は、心臓を抜かれ肺を抜かれ、胃を抜かれ腸を抜かれ……全く慈悲はないのか!と問いかけたくなる程に、内臓を抜かれまくっていた。
そしてその抜いた内蔵を、スージーは下駄箱や傘立てに適当に放り込んでいく。一つ一つ探すのには骨が折れるだろう。
最後に、下駄箱の上に、すっかり空っぽになってしまった人体模型くんを寝かせ。]
成☆敗!
[ピースしてドヤ顔。]
(137) 2014/09/29(Mon) 21時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/09/29(Mon) 21時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/29(Mon) 22時頃
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[びしりとテニスラケットを突きつけられた櫻子はふと真顔に戻った。>>131 が、それも束の間のこと]
うふふふふ! その勢いが果たしてどこまで続くか見物ね! 私だってバッジは渡さないんだから〜。むしろあなたのもいただくって寸法で。
[オカルトパワーとテニスパワー、勝つのはどちらか。 ここに、異種格闘技戦が幕を開ける―――]
(138) 2014/09/29(Mon) 22時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/29(Mon) 22時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/29(Mon) 22時頃
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……元より無理な頼みだってーの……
[>>135髪をわしゃ、と掻いて問いに答える。 バッジをわざわざ敵に渡す筋合いなどないのだから そのまま持ち逃げする方が理に叶っているだろうと
しかし]
お前ならそういうと思った。
………あーいってー
[>>136これ以上ない程に真っ直ぐな答えを聞けば 首を抑えてわざとらしく痛がりながら。 何処かむず痒そうに視線を逸らす。]
(139) 2014/09/29(Mon) 22時頃
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……あーそういえば、 教えてやるって言ってたっけか。
[>>85思い出すのは、闘いの前に約束した事。 保健室へ行こうと、男に背を向けた状態で声を上げた。]
俺、実は前から柔道に憧れてたんだよなーー だから、ちょいちょい部活の様子とか見てたり
………なーんちって。
[本気か冗談か掴めぬような口調で零す。 だから、その小さい身体が大きい身体を投げる所も 何度か目にしていた筈なのに、結局は油断をしてしまった。]
(140) 2014/09/29(Mon) 22時頃
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バッジを奪われるなんて、そんな事させない!
[櫻子の言葉を受け、ラケットを振りかぶる。 そのまま櫻子への距離を詰めてゆく。 何か気味悪いことしてきませんように!!!]
(141) 2014/09/29(Mon) 22時半頃
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ミルフィは、気合を入れてラケットを振り抜いた!
2014/09/29(Mon) 22時半頃
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うふふ、テニスボールで狙ってはこないのね!
[テニスラケットで直接攻撃してくるミルフィに対して櫻子の戦法は―――そう、 ちょこまか避けつつ相手をびびらせる、の一択。 振りぬかれたラケットが当たる前にものすごく体制を低くして避けると、 四つん這いで移動しているとは思えぬスピードで体育館を移動し始める。
ホラーパワーにより、井戸から這い上がれるほどの腕力と脚力を得たのである、要するに]
………うらめしやああああ!
[しかしこの体勢、前が見えにくい。 一応ミルフィの方に向かって突撃しているつもりなのだが――半吉[[omikuji]]]
(142) 2014/09/29(Mon) 22時半頃
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櫻子は、ミルフィへとホラーな生き物と化して突撃できている!
2014/09/29(Mon) 22時半頃
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/29(Mon) 23時頃
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あーー……いい。
…………だりぃけど、自分で歩ける。
[迎えに来てくれた救護班にはそう言って、 バッジを失くした身で、自ら保健室へと歩み出す。]
( ……………そういえばアイツ、どうしてくれような )
[自分に変なものを飲ませてくれやがった 罠部の部長を思い浮かべ、何故か足が疼くようだった**]
(143) 2014/09/29(Mon) 23時頃
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[仮にも男子高校生が女子高生に馬乗りになられて、胸元をまさぐられてまず何より思うのは、色っぽい事ではなく]
(やばい…明日から命狙われる…)
[という危機感であったという]
(144) 2014/09/29(Mon) 23時頃
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[昇降口からグランドへ。 何があったのか気になったので、向かっていけば、イアンの姿とホレーショーの姿を発見し。]
あら、残念ね、イアン。 貴方のことは私が倒したかったわ。
[さらりと髪を流して、イアンに告げた。 ホレーショーから、どうなったかの結果を聞いたらしい。*]
(145) 2014/09/29(Mon) 23時頃
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うん…。
[悪戯っぽい顔のタルトを眺めながら、力なく返事を返す。 彼女がどこまで把握して行動しているのか、判断が出来無い。 ゆえに、色々と達観した気持ちになるのは許していただきたいところだった]
お疲れさま。 こんなに強いとは思わなかった…まあ、嬉しい誤算だったけど。 でもまあ、なんというか… あんまり…無理しないように。
[他の人のために、とは言えない。 思わず天井を眺めた]
あと…ありがと。
[叶うなら頭をぽん、と撫でて。 やがて保健室へ向かう為に体を起こし始める]
(146) 2014/09/29(Mon) 23時頃
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[>>145保健室に行く前 相手チームである演劇部の姿が見えた。
その口から放たれる言葉に、口端を上げ]
………100年はえーっての。
[そう呟いて、横を*通り過ぎた*]
(147) 2014/09/29(Mon) 23時頃
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