人狼議事


21 ─明日も、薔薇の木の下で。

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視点:


【人】 奏者 セシル

[手を握り直されて、微笑む。
別に気にしなくていいのに、と。

これは自分の問題なのだから、彼は関係ない]

 ……ん、

[自分の耳にも、ようやっと足音が届いて
ふと、視線を上げる。もう人影が視認できた]

 こんばんは、シィシャさん。

[なにやらご機嫌な彼に、穏やかにご挨拶]

(1) 2013/08/04(Sun) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

[なぜだかサミュに体当たりされた肩をさすっていれば、シーシャに発音を訂正されて、困った顔。

もう一度、“シィシャ”と繰り返した。
軽いはずの発音が、甘ったるい張り付くような印象になる。

伸ばしてるつもりなんだけどなあ]

 ん…シィシャさんは、寝ないですか?

[すれ違うサミュエルとシーシャの会話に、少し困った顔をして
自分を盾にするサミュエルの手を、優しく力を込めて握り返す]

 閉じ込められたら、大変、ですね。
 んと……そうなったら、毎日出口を、探さない、と。

(8) 2013/08/04(Sun) 01時頃

【人】 奏者 セシル

[噛まれたシーシャの爪を見て、痛そうだと眉を寄せた。
痛いのも嫌い。嫌いはいっぱいだ。

それにしても、と。
シーシャがおとなしくなってしまったのと、サミュエルが少しテンポを乱されてるのはもしかすると自分のせいかも知れなくて
ふにゃり、困った顔]

 んと、私たちは……

[シーシャの問いに答えようとしたとき
くん、と引かれた、繋いだ手]

 ……サミュさん、戻りますか?

[じぃ、首を傾ぐ。
多分、そういうことだと思う]

(14) 2013/08/04(Sun) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

 んと……サミュさん、眠い。から、いまから戻ります。

[シーシャに答えて、ごそごそと空いた手でポケットを探る。
そんなしょんぼりした顔をされると、気になってしまうから]

 おやすみ、なさい。

[手を差し出し、青色の飴をシーシャに手渡した]

(15) 2013/08/04(Sun) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

[シーシャの残念そうな声に、眉を下げて申し訳なさそうな顔]

 ん、また、今度話しましょう。

[差し出した飴玉。
子供を甘やかすようなプレゼント]

 差し上げます。いらないです?

[穏やかに笑む顔は、多分
猫たちを撫でてる時と変わらない。

もう一度、サミュエルに手を引かれて、声に出さない謝罪を]

(19) 2013/08/04(Sun) 02時頃

【人】 奏者 セシル

 好き?ありがとお。

[軽い調子の好意の言葉と、幼い笑顔にふにゃりと笑いを返して
サミュエルに手を引かれるまま付いていきながら、ばいばいとシーシャに手を振り返し
視線をサミュエルに戻す]

 ……?

[何故かサミュエルが呆けたような顔をして
きょとんと首を傾げた]

(25) 2013/08/04(Sun) 02時頃

【人】 奏者 セシル

[部屋に戻れば、いつものようにサミュエルはベッドに潜り込んでくる。

暑くないのだろうか。俺は少し暑い。

それでも彼の身体を、落ちないように自分の身体に引き寄せて
髪を撫でてやりながら、ぼんやりと外を見る。

夜の散歩に行けない雷雨は、しかし。
そろそろ改善の兆しが見えてる、気がした**]

(26) 2013/08/04(Sun) 02時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2013/08/04(Sun) 02時半頃


【人】 奏者 セシル

−自室−

[起きたら涼しかった。

眠いままの手が、意味なく傍らにあるはずの熱を求めて、ぺちぺち寝台を叩く]

 ……んー、

[誰もいない]

 ……んー?

[もそり。起き上がる。
もう彼は起きたのだろうか。少し寂しい。あ、外晴れた。

どこかからか仄かに薔薇の香りがするが、それよりもただひたすらに眠くて
うつら、うつら。寝台の上で船をこぐ。

少々の物音じゃ起きないくらいには、寝起きは悪い]

(103) 2013/08/04(Sun) 22時頃

【人】 奏者 セシル

[顔を洗って、まだ眠いけども。独りで眠るのは嫌い。
だから、ふらり外に出る。せっかく晴れたんだし、散歩でもしたい気分。

サミュエルやシーシャやラドルファスみたいに、甘やかせる対象がほしくて。
ふわついた足取りで、音楽に導かれて足を向けた先。

アーネストの姿を見て、ぴたり立ち止まった]

 …………

[自分の顔が強張るのが、分かる。
セシルにしては珍しい……と、親しいものなら思うだろうか。
なにもされてないのに嫌う、なんて。
いけないことなのに、止められないのだ]

(107) 2013/08/04(Sun) 22時頃

【人】 奏者 セシル

[母にここに置いていかれた時から、付きまとう異国の訛りと辿々しい発音を馬鹿にする人間たちの目。
それにひとつひとつ反発して、最低限の自分の権利を守ったのは、自分にとってごくごく当たり前なことだった。

殴られたら殴り返さなければいけない。
それは権利でなくて義務だ。
不当を許すとは、すなわち不当を助長する以外の何物でもない。

だから、だろうか。彼を見ると、酷く。
酷く不愉快だ]

 …………

[いや、それよりももっと単純な話。
同族嫌悪に近いのかも、知れない。
単に、自分が言葉に苦労しているのに、彼はそんなことはなくて。それなのに不幸そうな顔をしている彼が気に入らないのかも知れない。

ひとつ確かなのは。
いま、その背を突き飛ばしたら、どんなふうに顔を歪めるのだろうと思うくらいには、嫌いなのだということ。

だから、回れ右をする。サミュエルと彼が話すのも気に入らないけども、別段害はないのだから、と自分に言い聞かせて]

(109) 2013/08/04(Sun) 22時頃

【人】 奏者 セシル

[向かったのは裏庭。
猫を触らせてもらおう。そうしよう。
サミュエルの代わりの癒しを求めて、ふらりふらり]

 ……ニーセンさん?

[>>104こてん。
猫といえば、で思い浮かべていた彼がなにやら普段とは違う様子で。歩いていて
眠気の切れ端を滲ませながら、首を傾げた]

 おはよう、ございます。お元気ですか?

 ……えと、……大丈夫ですか?

[少し訛った発音が、笑顔のない彼に投げられる]

(110) 2013/08/04(Sun) 22時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2013/08/04(Sun) 22時頃


【人】 奏者 セシル

 ……猫、来ない?

[>>113うつむきがちに話された、少し一方的な言葉。
それが彼の不安を表してる気がして、きゅうと眉を寄せた。

不安が感染したような顔。

いなくなった猫と、普段通りの顔なのに元気のなく見える彼、どちらを心配すればいいのか分からなくて。
分からないから、両方心配しておいた]

 ……昨日は嵐だったので。
 今日は猫たちは隠れているのでしょうか。

[俯いた彼の頭を撫でたら、怒られるだろうか]

(118) 2013/08/04(Sun) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

 優しくしちゃダメ?

[>>121まるで親の言葉を真似る幼子のように、おうむ返しに繰り返して
続く言葉には、ううんと難しい顔をした]

 嫌なことが猫にありましたか?
 ……あったのでしょうか?

[なんでもないような顔をして語尾を修正しておいた。

それから、ふと思い付いたようにてまねき]

 サミュさん、がいないので。
 代わりに、ニーセンさんを構うのは、大丈夫、なのですか?

[寂しい人のもとに擦り寄るのが仕事だというのなら。
自分の寂しさを口実にして、甘やかしてしまおうか]

(127) 2013/08/04(Sun) 23時頃

【人】 奏者 セシル

 ……ダメ?
 そばにいては、くれませんか。

[>>133困ったように、眉が下がる。
子供には飴。サミュエルにはハグ。
なら、猫には一体何をあげれば、笑ってくれるのだろうか。

寂しさと困惑を抱えていれば、耳に入った、罪、という言葉に。
少しだけ、唇を引き結んだ。
ワインの樽の栓が抜け落ちたように、記憶が溢れる。

Mamma, mi dispiace.
一語一句、はっきりと言う幼い声。
昔の自分の泣き声]

(144) 2013/08/05(Mon) 00時頃

【人】 奏者 セシル

 ……大丈夫、大丈夫ですよ。
 きっと、すぐに、なんでもないことになります。

[慌てて栓をしたけども、溢れた記憶はすっかり思考の床をひたしていて
声が、少しだけ震えた。

それでもなんでもない顔を装って、支離滅裂で一方的な言葉を抑えるように、優しく微笑む。

その言葉がいいかげんで無責任だ、とは
自覚はあった]

 猫、見つけたならば、ニーセンさんに、すぐに言います。
 ……大丈夫。

[うちのルームメイトの猫は、どうしているのだろうか]

(146) 2013/08/05(Mon) 00時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2013/08/05(Mon) 00時半頃


【人】 奏者 セシル

―廊下―

[ニーセンともう少し話してから、ふらりとその場を離れる。

鼻を鳴らしたのは、どこからともなく漂う薔薇の香りのせいにしておこう。

音楽室、ピアノの音はもうしない。
それで、同室者の不在が分かる。
アーネストとどこかへ行ってしまったのだろうか。きっとそうだろうな。
自分のバター色の肌の後輩を思い出しながら、ゆっくりと瞬き。
だからといって、自分がどうこういう筋合いはないけども。

ほんの少しの寂しさをそのままに、遅い歩みを進める。
どこに行くあてがあるわけでもない。

空は気持ちがいいくらい晴れていたから、なんとなく窓を見て
どこかからか聞こえる足音に、耳を澄ませた]

(156) 2013/08/05(Mon) 01時頃

【人】 奏者 セシル

ー→談話室ー

[朝食も取らないまま、なんとなしに廊下を歩いて
あちらこちらで聞こえる足音を、なんとなしに避けて

ふと、談話室の扉を見上げる。

夜は苦手な場所だけど、朝なら人も少ないとは経験上知っている。
伊達に何年もこの閉鎖空間にいるわけでもない。
サボるポイントも抜け道も開かずの間の開け方も、先輩たちから伝授済みだ。
有効活用するのは、ごく少ないけれども。

誰にも会いたくないけど、なんとなく人恋しい気分には、朝の談話室はそれなりにマッチしている気がした。
扉に手をかけ、そっと押し開ける。

ふと、異様な雰囲気を感じた、気がした]

(174) 2013/08/05(Mon) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

 おはよう、ございます。グレッグさん。

[>>182最後の音が消失するような、拙い発音で彼の名を呼ぶ。

サミュエルの幼馴染みで、自分の同級。
警戒心のハードルは、あっさり一番したまで下ろされる。
子犬だって飛ぼうと思えばあっさり飛べそうなくらいに低くなった警戒心をそのままに、ふにゃ、と笑った。

マグカップを持った彼の、固い表情には気が付いたが
彼の誇り高さを知っているから、何も言わず。
だけど、少しだけ心配で眉が下がる。

ついつい出てしまう心配したときの癖は、彼にも何度も見せたもの。
直さないと、言葉にしなくても一緒だとはわかっているけども、なにぶん無意識だ]

 ……今日は、みんな元気がない、ですか。

[どうせ表情で気が付かれただろうから、躊躇った後口にしてしまう。
無意識、頭を撫でようとしたけど
それはさすがに途中で止めた]

(187) 2013/08/05(Mon) 02時頃

【人】 奏者 セシル

 んん……んー、うん。

[>>190というよりは、異様な雰囲気を部屋から感じた、とか。
そういった語彙は持ち合わせてないから、曖昧に頷いておく。

伸ばした手を見られ、少しだけ考えたあと
少しだけ近付き、身を屈めて
笑って笑って、と言わんばかりに、人差し指で頬をつついてやろうとする。

小さな深呼吸も感じられる距離、ふにゃ、とまた微笑んで]

 私も、元気がない、です。

[誰をさしてみんな、と言ったのか疑問を残さないために、そんなことを言っておく。
あまりぺらぺらと他人のことを喋りたくはないから]

(195) 2013/08/05(Mon) 02時半頃

【人】 奏者 セシル

 サミュさんが、いないのと
 ……猫になついてもらえません、でした。

[ふにふに。頬の感触を楽しんでいれば、笑みを作ってくれた。
妙な雰囲気が、薔薇の香りと共に薄れていく感覚。
口で説明は出来ないけれど、この部屋に日常が戻ってきている、気がした]

 サミュさん、早起きでした。
 今日は、グレッグさんは、サミュさんに会いました、か?

[指で笑顔の線をなぞってから、指を離して首を傾ぐ。
別にいつもサミュエルとべったりというわけではない……むしろ、距離感は大切にしたいほうだけど。
昨日の夜、寝るまで背中を撫でていてくれたから、お礼ともう大丈夫ということを朝真っ先に伝えたかった。
それが出来なかったから、少し残念なだけ]

(206) 2013/08/05(Mon) 03時半頃

【人】 奏者 セシル

[僅かに早口になった口調。
きょと、と首を傾いで、内心を探ろうとするように見つめる。
サミュエルに何かあったのだろうか。少し心配で眉が下がる]

 ……サミュさん、元気がない、ですか?

[言ったとき、音が再び聞こえる。
今度は、サミュエルの言葉だった。

同時に思う、バター色の肌の持ち主]

(211) 2013/08/05(Mon) 04時頃

【人】 奏者 セシル

 ……サミュさんは、さっきまで
 アーネとどこかに、行ってたようなの、です。

[ぽつり。独り言みたいに呟く声は
サミュエルへの関心よりも、アーネストへの感情が勝っていた。
苛立ちや嫉妬よりも、もっと個人への攻撃のような。


思う。

アーネストのあの可愛い顔をひっぱたいてやったら、どんな顔をするんだろう、か。なんて]

(212) 2013/08/05(Mon) 04時頃

【人】 奏者 セシル

 …………しばらくここにいます。
 内緒にしていて、ください。

[ソファにぽすりと座ると、膝を抱えるようにする]


 ……私は、ダメです。

[独り言は、膝に呟いておいた**]

(213) 2013/08/05(Mon) 04時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2013/08/05(Mon) 04時頃


【人】 奏者 セシル

 からかった、のですか?

[>>214彼らの仲の良さは知ってるつもりだから、悪意のないものだろうとは思うけど。
顔を逸らしたグレッグを不思議そうに見上げれば、ぽふりと頭に手を置かれた。
悪い意味の行為ではないとわかっているから、抵抗はせず。
ただ、もう頭を撫でられる歳でもないから、困ったような笑いが溢れた]

 んん……無理をしてはいないの、です。ただ、アーネの、アーネが……

[むう。唸って、顔を膝に埋める。
言葉が見つからないわけではない。穏便にどういえばいいのか分からない。

頭から手の重さが消え、少し涙目の視線を上げた。
置いていかれる犬のように、鼻にかかった、声とも言えない音が落ちる]

 ん……。グレッグさんも、何かありました、ら教えてください。

[それから、きょと、と首を傾いで]

 トレェルさん、何かありましたか?

(258) 2013/08/05(Mon) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

[グレッグが部屋を出たあと、しばらく膝を抱えていたが
外から物音がして、びくりと肩が震える。

見付かりたくない気分。

そぅっと外へ出て、ぱたぱたと廊下を普段より早足でかけていく。
きっと、今の時間なら誰も来ないはず。

思いながら、開けた図書室の扉。

自分の判断を呪うまで、あと十秒]

 ……アーネ

[ひくり。
穏やかなはずの顔がひきつった]

(259) 2013/08/05(Mon) 16時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2013/08/05(Mon) 16時半頃


【人】 奏者 セシル

[玩具を見つけると触らずにはいられない年頃の者たちが集まるこの空間で
一目でハーフと分かるアーネストも、拙い言葉の自分も、周囲の狭い価値観で異質と見なされてきた。
ならば、仲間意識を持ってもいいものだろうけど。

ハーフなのに、綺麗な発音の彼を見るたび
自分の拙い発音が強調されている気がした。
上手く話せない自分を見る彼が、笑ってる気がした。

考えすぎだとは、わかっている。
それでも、母親譲りの激しい気性で食って掛かりたくなるほど、彼のそばにいるとどうしようもない気分になって

ぎゅっと、拳を握る]

(265) 2013/08/05(Mon) 17時半頃

【人】 奏者 セシル

 ……調べものです、か?
 頑張ってください、ね。

[半ば反射的に紡ぐ言葉は至っていつも通りの言葉なのに、自分でも驚くほどに冷たい声。
表情も、他に向けるのとはあきらかに違う、温度のないもので。

自分に苛立ち、髪をかき
このまま出ていくのも露骨だろうと、背を向けて、本を選ぶふり。

ピアノの音が、聞こえる]

 ……サミュさんと、一緒ではなかったのですか。

[なぜだか、そんなことを言っていた。

本を抜き取った時、派手な音を立てて、椅子にぶつかりながら他の本が落ちる。
まるで癇癪を起こしたような音に、眉を寄せる。
もし外にいる人がいれば、その派手な音を気にするだろうか]

(268) 2013/08/05(Mon) 17時半頃

【人】 奏者 セシル

 ……サム

[そうか、彼はサミュエルのことをサムと呼ぶのか。
普段避けていたから、そんなことも知らなかった。

ざわり、と。
自分の中の引っ掛かりが何事か喚いた]

(280) 2013/08/05(Mon) 20時半頃

【人】 奏者 セシル

[怯えられてる気配がして、苛立ちが胸の中心から広がる。
そうさせているのは自分なのに、理不尽なものだ。
分かってはいても、窺うような視線が向けられて、苛立ちが増す。
意思表示は明確にしてほしい、なんて思うのは、彼にだけだろう。
他の誰がそうしても、きっと自分は話しやすいように水を向けて待つことができるのに]

 ……あなたが音楽室に行くのを、私は見てました。

[戸惑いと苛立ち。
早くこの場を立ち去るべきだとは、わかっている。
分かっているのに、言葉は流れる]

 何をしていたのですか?

[まるで犯罪を犯したものを叱責するような冷たい熱のこもった声。

ぐるりと体の中で渦巻くものは、サミュエルの声変わりが始まった時、感じた戸惑いや違和感によく似ていた]

(282) 2013/08/05(Mon) 20時半頃

【人】 奏者 セシル

[ふうん、と。
自分で訊いたくせに、興味のなさそうな声。

ふうん]


 後輩が元気がなかった、ですか?大丈夫だといい、ですね。

[くるり。
振り返った顔は、穏やかなはず。きっと。

そのままの表情で、一歩一歩、彼に近付いた。
怯えた彼を壁際に追い詰めるように]

 今朝、知らない曲、は。アーネの注文、でしたか。
 楽しかった、ですか?よかった、ですね。

[自分が何をしているのか、何をしたいのか。
分からないまま、無意味に怖がらせるように]

(290) 2013/08/05(Mon) 21時頃

【人】 奏者 セシル

 ふうん。それなら、楽譜探すの、サミュさん、頑張ったですね。


 ……で、

[だん、と。
彼の顔の横の壁に、片手をつく]

 ……なぜ、逃げるのでしょうか。

[微笑み、首を傾げる。
嗜虐心と、それを伴う優越感。
彼がいるだけで、自分の存在価値が希薄になるような感覚が、そのときばかりは薄れて。

笑顔が歪んだ]

(302) 2013/08/05(Mon) 22時頃

【人】 奏者 セシル

 ……ふ、可愛い。

[手首を掴み、ぎちりと力を込める。
膝で性器をぐりと刺激して、冷たい目でアーネストの顔を見下ろす、
性的な欲求を感じるはずもない、単なる加虐]

 …………。

[泣くかな。泣けばいいのに。
そうしたら少しはこの気分も晴れるかもしれない。


ぺろり。彼の首筋を舐め、喉笛に歯を立てた]

(303) 2013/08/05(Mon) 22時頃

【人】 奏者 セシル

[やめて、やめてって
それで、どうにかなるとでも思ってるのだろうか。

震える喉に、歯を立てる。
動脈を切れるほど、強くはないけども。
確かな痛みを与える、行為。

塩辛い血が、彼のバター色の肌から滲む]

 ……嫌なら、殴ればいいです。

[片手は空いているのだから、と]

 いつも、あなたはそうです、よね。
 ……腹立たしい。

[無抵抗な者が、捕食されないで生きていけると思っているのだろうか]

 ……私よりも、ずっと
 恵まれている、のに

(318) 2013/08/05(Mon) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

[血を吐くような言葉を紡いだとき

懐かしいサミュエルの声が聞こえた気がして
びくり、と肩が跳ねた]

 ぅ、わ

[ぼすりと背中にぶつかられ、衝撃でアーネストの手を離す。
すぐそばで羽の羽ばたきが聞こえた]

(320) 2013/08/05(Mon) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

[解決するか、なんて問いは酷く奇妙に思えた。
攻撃して逃げる。単純で、動物的な解決法。
食われるよりもよほど、まともで本能的な行動だろうに。

恵まれてるように見えるか、という問いも
そう見えなければ、言ってないだろうと思う。

言葉はすべて、背中の熱のおかげて言う機会をなくしたが]

 ……サミュ、さん?

[さあっと、血の気が引く。
いま自分が何をしていたのか自覚して、青い顔がアーネストを見て、サミュエルを見て、壁にさ迷い、扉を見た]

 は、なして、ください

[サミュエルを乱雑に振り払うことなんて出来なくて、ちたぱたと弱い抵抗をしただけだったけど]

(333) 2013/08/05(Mon) 23時頃

【人】 奏者 セシル

[背中をなぞる指の感触。
それが文字を綴っていると分かると、少しだけ抵抗を止めて

拗ねた子供のように、俯く]

 …………。

[サミュエルを悲しませたくはないのだけど、でも。だって。
唇を噛み、答えない。
きっと、困らせてしまう。思うも、うんとはどうしても言えなかった]

 ……?アーネ、

[と。虚ろな目をしてこちらを眺める彼の体が、ゆっくりと横に倒れて
驚き、ぱちりと瞬き]

(342) 2013/08/05(Mon) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

[また、背中に文字が綴られる。
意味をすぐ理解できるのは、サミュエルとそれなりに長くいた証し。
その長い付き合いの中で、ほとんど聞いたことのない命令文に、少し情けない顔をした]

 …………。

[どうしても?そんな気持ちでサミュエルを見る。
上着を引かれて、叱られた犬のようにその視線が落ちた。

怠慢な仕草でアーネストの手首を持ち、肩を貸すようにして支える。

ふと。
手首の赤いあとが、目についた]

(357) 2013/08/06(Tue) 00時頃

【人】 奏者 セシル

[アーネストを支えれば、サミュエルが安堵した気配が伝わった。
サミュエルは優しいから、だとはわかっているけど。
わかっているけども、じりと胸を焦がす違和感。
苛々する。自己嫌悪で泣きたくて、今すぐこれを放り出して逃げたくなる。

それでも足を進め、廊下に出れば、ラドルファスに出くわした。
幼ささえ感じる仕草で困惑されて、つい苦いものが混じった笑みが溢れる。
ああ、やっと笑えた。

問いには、しばらく答えなかったけども]

 ……気分が悪くなった、みたいです。

[医務室に入り、初めてそう口にする。

嘘、はついてない。
はずだ]

 …………。

(407) 2013/08/06(Tue) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

[医務室のベッドに寝かせ、むすりと俯いていれば
頭に乗せられた、サミュエルの手。
口の動きで何を言ってるのか分かって、泣きそうに顔を歪めた]

 ……Mi dispiace

[頭を振り、小さく呟く。

またサミュエルを困らせそうな返事だった]

(408) 2013/08/06(Tue) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

[拗ねていれば、サミュエルが何か話したそうだったので、そっと手を差し出す。
単語だけが綴られる彼の言葉は分かりやすい。
少しだけむくれたまま、ゆっくりと言葉を理解する]

 ……変?

[綴られた言葉を繰り返して
無邪気なラドルファスに、少しだけ微笑んだ。

うん。そう。
さっきの自分は、明らかにおかしかった。
でも、それと薔薇の香りが関係してるというのはいくらなんでも薔薇への濡れ衣だろうけど。

だけど、倒れているユリウスがいったと言う奇妙な言葉に、こてり首を傾げる。

それから、ふと思い出す、学園に伝わるお伽噺。
まさか、と。その馬鹿げた考えは一蹴したが]

(409) 2013/08/06(Tue) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

 ……うん。ピアノ、弾いてください。
 落ち着く、ので。

[サミュエルが行き着いた結論は、なんとも彼らしい。
だけど少なくとも、このどうしようもない自己嫌悪と罪悪感は軽減されそうだった。

また頭を撫でられて、すんと鼻を鳴らす]

 ……少しだけ、休んでいます。

[膝を抱えて、視線は合わさなかった]

 ……今日は、サミュさん、帰ってきます、か?

[ちらり、見上げはしたけど]

(410) 2013/08/06(Tue) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

[がたごとと椅子を移動させて、アーネストから離れる。
自分の体が微妙にカーテンで隠れる位置で、また膝を抱えた]

 ……Mi dispiace

[俺だけが悪いわけじゃないもん。
理性ではそうではないと分かっていても、素直に罪を認められない。

自己嫌悪。戸惑い。苛立ち。困惑。罪悪感。
並べ立てても自分の感情を表せない。言語はこうも貧弱だ。

ふと、扉が開く音がした]

(411) 2013/08/06(Tue) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

 ……シィシャさん。

[膝から顔を上げれば、耳に届く彼が溢した言葉に、顔を歪ませる。
問いには、沈黙だけを返して。それが、積極的に自分が何かしましたと返事を

シーシャが心配そうにアーネストを見ているのを、しばらく離れた場所から見ていて]

 ……ごめんなさい。

[耐えきれず、拗ねて泣きそうな声を、ぽつり]

(412) 2013/08/06(Tue) 10時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2013/08/06(Tue) 10時半頃


【人】 奏者 セシル

[シーシャが椅子から立ち上がる気配に、ぎゅっと目を瞑る。
何があったのかと訊く強張った声を想像していたのに、次の瞬間感じたのは頭に乗せられた手の温もりだった]

 ……シィシャさんが、謝る理由、ないです。

[困ったような、泣き出しそうな震え声。
鼻がつんとして、慌てて下を向いた]

 ……私は、シィシャさんより歳が上、なのですよ。

[本音半分誤魔化し半分の言葉を紡いで、それでもその手を止めさせることはなく。

ただ、情けなさに俯いていた]

(417) 2013/08/06(Tue) 12時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2013/08/06(Tue) 13時頃


【人】 奏者 セシル

 私は子供では、ありません。から。……でも、ありがとお。

[苦笑いに少し眉を下げて、それでも抱いてくれる手が心地よくて、動物のようにすりよる。
囁かれた口実は、甘えてもいい免罪符のようだった]

 …………。

[すん、と鼻を鳴らして、問いにしばしの沈黙。
もそり。身じろぎして、涙目でシーシャを見上げた]

 ……わかりま、せん。

 私は、悪いこと、しました。
 ですが、それが理由なのか、も。わからないの、です。

[自分の気持ちに整理がつけられなくて、混乱して
なぜそんなことをしたのかさえ分からなくて、それが怖くて

シーシャの身体を抱き返す。
心音が聞こえて、少しだけ落ち着ける気がした]

(423) 2013/08/06(Tue) 13時半頃

【人】 奏者 セシル

 ……ん、

[笑ってくれるから、甘えたまま頷いて
涙目のまま、少しだけ微笑みを返す。
その甘いアドバイスが、いまは少しだけ胸の内のものを軽くしてくれる気がした。


囁くような、ゆっくりとした尋ね声には
駄々をこねる子供のように、ぽすりとシーシャに抱きついて顔を隠してしまったけど]

 ……謝りたくありません。

[自分が悪いとは重々分かっているのに、おかしなものだ。

吐息をシーシャの服に染み込ませるようにふごふご言って、むすくれて
シーシャを抱く力を少し強くした]

(429) 2013/08/06(Tue) 15時頃

【人】 奏者 セシル

[咎める色のない音に、罪悪感を伴う安心感を覚える。
すり、と擦り寄れば、少し暑い。
その暑さがなんだか昨日の晩のことを思い出させて
顔を隠したまま、べそをかいた。

きっと、サミュエルに嫌われた。
あの返答からすると、今日は部屋に帰ってこないんだろうな。
部屋を変えてって言われるかな、どうしよう。

……お腹いたい]

 ……ん、

[ねだるようなシーシャの声に、顔を隠したままこっくり頷いて
そのまま、しばらく抱きついていた。

熱りの名残を追いかけるように]

(436) 2013/08/06(Tue) 17時頃

【人】 奏者 セシル

[しばらくして、もそりとシーシャから身体を離す。
泣いた後のように、目尻に朱が差していた]

 ん……そろそろ、出ます。

[アーネストが起きたとき、自分はいないほうがいいだろう。
ちらりと、未だ目を閉じた彼を見下ろす。
首にくっきりと歯形の形に血が滲んでいて、自分が痛そうに顔を歪めた。

ごそごそと引き出しを探る。
やがてお目当てのものを見つければ、アーネストの側に寄って
ふてくされた顔のまま、ぺちりと叩きつけるように首の傷にバンソウコを貼った]

 …………。

[盛大に斜めになったバンソウコを見、ぷいとそっぽを向く。
医務室の扉を開けるまで、子供のようにむくれた顔のままだった]

(437) 2013/08/06(Tue) 17時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2013/08/06(Tue) 17時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2013/08/06(Tue) 18時半頃


【人】 奏者 セシル

[ピアノの鳴る方向へ向こうとする足を無理矢理別の方向へと向ける。
さっきのいまで会う気はしないのに、条件反射のようにピアノに惹かれる自分に呆れてみたり。

ピアノの音から逃げるように、背を向けて足をせっせと進める。
そのこそこそした感じも情けない。
きっと、彼は優しいから自分が誠意ある対応をすれば済むことなのに。

目を擦りながら角を曲がったとき、ふと、明るい色彩が目に入った]

 リューさん。サミュさん、は?

[>>446先程までサミュエルと一緒だった赤い鳥を見て、少しだけ頬が緩んだ。
動物は好きだ。彼らは自分が何を言おうが関係ないから]

 フィーさんも、こんにち、は。

[赤い目をさりげなく隠しながら、少しだけぎこちなく笑う]

(452) 2013/08/06(Tue) 21時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2013/08/06(Tue) 21時半頃


【人】 奏者 セシル

[気のせいだろうか。
サミュエルの名前を口にしたとき、フィリップが気分を害したように見えたのは。
それは、鏡で何度か見た自分の表情にも似ていた。

それでも、すぐにいつもの明るさで話すから、そんな思いは雲散霧消する]

 そうなのですか。
 お迎えしてもらえて、よかったです、ね。リューさん。
 ピアノ、楽しかったですか。

[今度はいつも通り笑えた。
リュシカの喉の辺りに指を伸ばし、くしくしと軽くかいてやる。

サミュエルの側にいれたその鳥が、少しだけ羨ましい]

 フィーさんは、お出かけ、してましたか。

[彼の身体から、ふわりと薔薇の香りが漂ってきたものだから
庭の薔薇の側にでも行ったのかと、首を傾ぐ]

(464) 2013/08/06(Tue) 21時半頃

【人】 奏者 セシル

 だいすき

[鳥と同じく拙い言葉で繰り返し、ふにゃりと笑う。
お腹の痛さが少し軽くなった。

胡桃をやるわけでも、ピアノを聴かせてやるわけでもないのに好意を示してくれるのが嬉しくて]

 薔薇の匂いが、フィーさんから香ったので、そう思いました。

[なんの他意もない問いに、なんの他意もない答えを返す。
鳥の小さい頭蓋骨をくりくりと撫でながら、いつもの調子で]

(475) 2013/08/06(Tue) 22時頃

【人】 奏者 セシル

 フィーさん?

[鳥の頭を撫でていれば、急にフィリップが顔をしかめ、手首を押さえた。

まさか自分の言葉が引き金だ、なんて思うはずもない。ましてや、原因なんて。
だからわけもわからず、ただ手首が痛むのかと
心配を顔に浮かべて、隠された手首に手を伸ばす]

 大丈夫、です、か?どうしました、か?

[おたおたとしながら、怪我でもしたのかと声をかける。
手首を押さえる手に、指先が触れた]

(483) 2013/08/06(Tue) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

[手を払われて、目を丸くする。
一瞬遅れて、じん、と痛みが手に走った。

視界に入った引っ掻き傷に近い、赤い痕。
どこかでそれを見た。気がする。
思い出すよりも、まずはしどろもどろな彼への疑問が勝った]

 ……なんでもない、わけない、です。
 痛み、ます、か?

[困ったときの癖で、眉を下げながらもう一度手首に手を伸ばす。
お節介だとは思いながらも、だって本当に彼が痛そうな顔をしていたから。
手当てをしないと、と。温厚なくせに頑固な性格は、譲らない。

近付けば、また薔薇の香りがした]

 手当て、しましょう?

[ね?と、首を傾げる、純朴な有害]

(493) 2013/08/06(Tue) 23時頃

【人】 奏者 セシル

 医務室……ああ、いや。

[言ってから、ふるりと首を振る。
さすがにさっきのいまであそこに戻る勇気はない。
少しだけ落ち着かなく髪をいじってから]

 ……談話室。救急箱、ありました。
 人、今の時間なら、少ないだろうと思います。

[軽く手に触れて、行こう?と首を傾げる。
渋面を見て、やはりお節介だっただろうかと不安になってしまって]

 ……サミュさんに、嫌われたので。私はいま寂しいのです。
 すみません。

[そんな言い訳を口にする]

(502) 2013/08/06(Tue) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

―→談話室―

 ん……。ふふ。

[はたかれた手が今さらのように痛みと熱を訴える。
でもそれよりも、手を繋いでくれたのが嬉しくてふにゃり、笑った]

 ソファ、座ってて、ください。

[談話室につけば、案の定人気はなくて
体温が名残惜しかったけど、そっと手を離す]

 んっと……今日は、ハルさんと一緒では、ないのですね。
 私も、一人ですけど。

[フィリップの同室者の名前を何気なく出してみたりしながら、救急箱を漁って
そんなに深くはないだろうけど、と思いながら、消毒薬とガーゼを手にする。

従者のごとくソファの前に膝をつき、微笑んで見上げた。
そっと手を伸ばし、手首に触れる]

(513) 2013/08/07(Wed) 00時頃

【人】 奏者 セシル

 ……そう、なんですか。
 二人は仲がいい、からですね。

[耳と尻尾があれば、へにゃんと垂れていただろう。なくてよかった。

消毒薬は沁みそうだったけど、我慢してもらって
ガーゼを真剣な顔で貼っていれば、ふと頭に触れた手の温もり]

 んー……?ふふ、くすぐったいです。

[いつもなら困ってしまうのだけど、自分で思ってたより人恋しかったらしい。
嬉しげにくすくす笑いながら、髪をすく手に擦り寄る。
手当てが終わって空いた手で、こっちも彼の頬を撫でてみたりして]

(523) 2013/08/07(Wed) 00時頃

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