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108 Persona外典−影の海・月の影−
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[月に隠れてくっきりと浮かび上がった真弓のシルエットから、黒い泡が沸き立つように生まれで、シャドウの形をとっていく。単純な棒人間のような人型の物…そのいずれにも顔はない。低級なシャドウではあるが、人の集まる場所を向いて小さな一群を成していく。]
あれを逐一潰す余裕はないだろうよ。 さて……彼らはここに来るのかな。それとももう少し仕事をしてから出向いてあげた方が親切かな?……なんてね。
(143) 2015/02/23(Mon) 22時頃
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[影は崇神市を覆っていく。影を食らうべき人間を探して。 同じような影は崇神神社の方からも見えた。山の中腹の一点が黒く変化しているようにも見える。]
シャドウに人間の世界の規範などはない。 シャドウは……何者からも自由だ。 シャドウには縛られる必要などはない。
人間と違って、僕達には恐れるべき闇はないから…ね。
[とは言え、それがシャドウの総意というわけでもない。]
……そこが難しいところなんだ。 ただ、一つ言えることは……ペルソナを使うという点について僕達は彼らの上を行く。
(161) 2015/02/23(Mon) 23時頃
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…は…れない…
…たちの…はあっちにあるけど…
…の…は…にもないから…
…に…ったとしても…に…うなら…
…みたいなものにしかなれないと…う…
…でも…は…いの…はそうじゃなくて…
…さえ…に…れば…また…の…に…れる…
…それに…は…のことをすごく…してる…を…ってる…
…の…は…の…でもある…
…ちょっと…だったけど…のやろうとしてたことは…
…が…のどこかでずっと…ってたことで…
…それは…が…になっても…わらない…っていうか…
…つまり…の…しさとか…しさとか…
…そういうのを…とかしてあげたいって…ったり…
…にいたい…って…ったのも…の…の…ち…
でも…
…
…
…は…に…って…になることも…る…
…もしかしたら…の…で…よりも…のことを
…にしてくれる…かが…れるかもしれない…
…
…は…の…を…てさせたくないんだ…
…このまま…ここに…けることが…
…にとって…い…かどうかが…からない…
…って…うべきかも…れない…
…にとっては…その…
…がいてくれるのは…とても…い…だけど…
…
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……おや、誰か来たみたいだね。
[車から背を起こし、満月の下で読んでいた本を胸ポケットにしまって歩き始める。白のブラウスにブルゾンを着こみ、マフラーを巻いた姿。 高屋敷真弓の姿には似つかわしくなく、ポケットに無造作に手を突っ込んでいた。オペラグラスでやってくる人影を視認する]
……秋山五郎かな。久しぶりだね。もう随分長い間会っていない気がするよ。でもまさか君一人ってわけじゃないんだろう?
(173) 2015/02/23(Mon) 23時半頃
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れない…
…もう…の…る…がない…んだね…
…
…を…してくれる…も…ってる…
…その…は…さんと…う…を…めてくれた…
…の…に…いに…てくれた…もいた…
…かに…かったんだと…う…
…でも…もしこうなるって…ってたとしても
…はあの…あそこへ…った…がするの…
…
も…きっと…なんだよ…
…しいのはもう…だった…
…かへ…げてしまいたかった…
…でも…だから…
…さん…の…しさも…る…がしたの…
…っておきたくなかったの…
…かを…んだら…の…かが…しんじゃう…
…でも…そこに…が…んだ…はちゃんとある…
…の…かを…しませない…を…んでたら…
…の…はきっともっと…したよ…
…は…できなかったんじゃない…
…しなかったの…
…
…さんの…を…た…すごく…かった…
…あの…が…さんの…に…えた…
…から…みたいに…を…して…
…しで…
…は…かに…になれるかもしれない…
…でも…さんをここに…いて…て…ったら…
…はきっとずっと…さんを…れない…
…それは…やっぱり…しい…よ…
…みでも
…は…なく…にしてくれたから…
ね…にいよう…
…ううん…にいて…
…さんの…る…がないなら…
…の…を…あげる…
…そうすれば…ずっと…にいられるよ…
…もう…と…しくなる…なんてない…
…
…かな…
じゃないよ…
…いをちゃんと…にするのは…なことだと…う…
…はそれが…なくて…になったから…
…もちゃんと…みたいに…ってることを…えたら…
…もっと…かが…わってたのかもしれない…
…
…に…ろう…
…の…もらう…って…どうなるか…からないし…
…るのかも…からないけど…
…してみないと…からないし…ね…
…
…が…んでくれるなら…ってみる…
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―北部・造船ドック周辺―
そうか……いや、それは嬉しい申し出だね。 元の高屋敷真弓はそういうのも嫌っていたが、僕は歓迎しよう。 特に約束した相手がいたわけでもないんでね。
[やってきた大柄な男>>189を見つめ、笑みを漏らす。元来の真弓よりも幾分諧謔に満ちた、冷たい笑い]
いや、あれらは君達には敵わないからね。ただ町の人間の影を奪いに向かわせたんだ。残りのシャドウは別の場所にいる。 君の相手は僕一人だよ。秋山五郎。
……始めるのかい?
(192) 2015/02/24(Tue) 00時半頃
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だったら…に…られたって…えるから…
…それなら…められるかなって…
…めたくなんかないけど…
…が…えなかったら…
…その…はここで…ずっと…
…ここから…られる…も…できたら…
…
に…られたと…う…か…
…だけど…くないね…
…でなら…られるのも…で…みそうだし…
…
…も…ごめん…い…いをさせちゃったね…
…
…もしかしたら…をつける…なのかも…れない…
…しっかり…まってて…
…
…さないから…
…
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おやおや。ふふっ……勇ましいんだね。 それとも怒っているのかな。
[青い蝶を握り潰してペルソナを召喚しようとする五郎に笑みを崩さず、ドックの方へと歩いていく。]
しかし一人で来たというのはいかにも無謀だったね。 その事を知るだろう。 君のアルカナは『戦車』か。いかにも君らしいよ。 それでは、そうだな…僕は……
[手にした『運命の輪』のカードを握り潰す]
(208) 2015/02/24(Tue) 01時半頃
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最初に教えておいてあげよう。 僕のペルソナは………『フライングダッチマン(彷徨えるオランダ人)』だ。
[言葉とともに、ドックの先、海へと足を滑らせる。 こぽこぽと、泡が沸き上がる海面を平然と歩いていく。 その海面が、十数メートルも歩いた頃、一度に盛り上がる。
滝のように海水を流れ落としながら、港には巨大なガレオン風の禍々しい、数多の砲門と無数の鬼火を備えた帆船が姿を現していた。]
さ、始めようじゃないか。
[高屋敷真弓はその帆船の上で、五郎を見下ろしながら笑っていた]
(212) 2015/02/24(Tue) 01時半頃
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…にしないで…だって…
…
…ここに…てない…は…
…と…ってる…のかな…
…
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