人狼議事


78 わかば荘の薔薇色の日常

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視点:


【人】 若者 テッド

――あ、

[おかえりなさい、がすぐ口をつくほど自分の口は滑らかじゃない。
 けれど談話室にかかった声>>0に顔を上げれば、用件は多少は伝わるだろうか。]

(1) mmsk 2014/07/03(Thu) 00時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

mmsk 2014/07/03(Thu) 00時半頃


【人】 若者 テッド

……礼、

[礼を言われるようなことをしたつもりはなかったので、時が止まる。
 が、買われたものはなくならないのは、どこでも同じ。
 これから見せる写真も込みで、貰うことにしよう。]

食べる。
あと、時間。後で?

[食べれる、の返答としてはずれているが、充分か。
 約束は檀さんの都合に合わせようと思って、疑問符をつける。]

(8) mmsk 2014/07/03(Thu) 01時頃

【人】 若者 テッド

今? ここで?

[猫の写真を求めてきた時は声をひそめていたように思えたので、知られたくないのだと思っていた。
 が、視線の色が変わるのを見て、構わないのだろうか、と。

 ちなみに部屋の端に陣取っていたのは檀さんを待っていたのもあるが、人疲れして休憩だったほうが、大きい。]

(10) mmsk 2014/07/03(Thu) 01時頃

【人】 若者 テッド

ん、わかった。

[こっそり、なので、こっそりバッグからも出した。]

これ、ビス、まとまってるやつ。
えーたろとちびは、いないけど、これでいい、かな。

[猫写真は多いので、小振りなアルバムだが猫ごとに纏まっている。
 求められたのは三毛猫だったので、キジトラの栄太郎と黒のちびはいらないと、判断した。]

(12) mmsk 2014/07/03(Thu) 01時半頃

【人】 若者 テッド

それから、これ、

[出したのはカードケース。カードゲームなんかを嗜む人がデッキを纏めておいたりする、仕切り板もないプラスチック製のカード入れ。
 中身は、カードサイズ用紙に印刷された、猫に限らず様々な写真たち。]

その中身は、えーたろとちびも、多分いる、と思う。
気に入ったの、あれば、持っていっていい。

(13) mmsk 2014/07/03(Thu) 01時半頃

【人】 若者 テッド

……困るの。

[困らせたくはなかったが、檀さんの機嫌が良さそうなのでほっとした。
 ちなみに、えーたろ――栄太郎は、大学の近くにいる猫だ。Aのくせに、一番枚数が少ない。
 ちびは丘下の公園の、植え込みのあたりによくいる。親猫がいたはずなのだが、名前をつける前に何処かに消えて、ちびだけが残った。]

――……、

[カードサイズのものは、どれが選ばれるだろうか、とか。
 何枚持っていってもらえるだろう、とか。そんなことを思いながら、見て。]

(19) mmsk 2014/07/03(Thu) 01時半頃

【人】 若者 テッド

――それから、

[檀さんがアルバムを見始めてから、暫く。
 おずおずと口を挟む。]

これは、おれのお願い、なんだけど。
檀さん、ケーキ屋さん、だろ。

おれの写真、とか、飾ってもらえない、かな。

[風景や、静物写真。サンプル程度にしかならないが、それでもし檀さんの目に止まるものがあれば、と。
 叶うなら、自分の写真を見る人の、生の声が聞きたい。評価されたい。
 写真家の小さな欲が、芽を出した。]

(20) mmsk 2014/07/03(Thu) 01時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

mmsk 2014/07/03(Thu) 03時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

mmsk 2014/07/03(Thu) 15時半頃


【人】 若者 テッド

――前夜:談話室で――

いいよ。プリントアウト、だし。

[カードサイズ用紙なんて、100枚いくら、の世界。インク代もこのサイズだし、些細なもの。
 箱ごとまとめて、とかでなければ、実費をもらう気もない。
 複製可能な思い出は、データ部分に思い入れはあれどこの形になってしまえば、また別。

 だが、それらを見るうちに少しずつ、檀さんの目元>>72>>73も優しくなっていく。
 自分の評価が書き換わった証だとは、知らず。]

(100) mmsk 2014/07/03(Thu) 22時頃

【人】 若者 テッド

[告げられる、少し俯いた頭の上から降る、現実のひとつひとつ>>77に、頷きで答える。
 イメージがある。他人の踏み込める領域ではない。承知の上で頼みこんでいる。]

――イメージに合わないなら、合うものを撮る。
要らないものは、捨てて。

[檀さんの店を選んだのは、ひとえに客の目が一番厳しいところだと思ったからだ。
 見た目が綺麗なケーキやタルトも、被写体として好まれる。
 綺麗なものに囲まれたその場所で、力を試したい。]

(101) mmsk 2014/07/03(Thu) 22時頃

【人】 若者 テッド

カードじゃ、小さい。
その三枚、今度、ちゃんとプリントしてくる。

[檀さんが手にした三枚>>78を、返してもらうつもりはないが。
 その三枚をそのまま置いてもらうわけにもいかなかった。]

店、行く。
――お願いします。

[今度こそ、深く頭を下げた*]

(102) mmsk 2014/07/03(Thu) 22時頃

【人】 若者 テッド

――21歳はじめの朝――

[徹津來夏の朝は、今度こそ早かった。
 朝靄のけぶる静かな朝。まだ眠気の残る目のまま、ぼんやりと窓際の椅子から空を見ていた。
 背後のTVで朝の情報バラエティが流れるのを、聞くともなしに聞いている。
 虹が出ていた。傍らには、勿論の事カメラを従えている。
 窓から見える景色、として虹を切り取って、今朝はこのまま消えるまで眺めていようかとすら思っていた。そんな"はじまり"、悪くない。
 朝虹は雨の予兆、なんて言うけれど、今日はどことなくこのまま晴れる気がしていた。
 ――今日はそうであってほしい、という願いも、少し。]

(117) mmsk 2014/07/03(Thu) 23時半頃

【人】 若者 テッド

――……?

[静かな朝は、乱暴なノック>>30で破られた。
 真後ろのTVの音も聞こえないような一種のトリップ状態で、一部屋分以上の距離があいた場所での作業に、気づけるはずもなく。
 尋ね人が麻央だとわかれば、怪訝に思いつつもドアを開けに向かう。]

やる、って。

[何かを押し付け――くれる、時の。いつもの麻央だ。
 朝にしては寝起きらしい様子もなく、怪訝さは増したけれど、まずは麻央の示すままに屋上へと。]

(118) mmsk 2014/07/03(Thu) 23時半頃

【人】 若者 テッド

何、これ。

[屋上に置かれた木枠を見た時の、率直な感想だった。]

(119) mmsk 2014/07/03(Thu) 23時半頃

【人】 若者 テッド

……向日葵。

[土の入れられた箱、と。取り出された種の袋>>124。見て、種の名前を読み上げる。
 合わせれば、これが何かを説明するに、充分に足りる要素には、なるのだが。]

綺麗、な、もの。

[これが。麻央の。
 まだ土でしかないそれを指して自信満々に言われれば、思わず本当におかしくなって、まず吐息で吹き出して、それからしばらく肩を揺らして笑っていた。
 どれくらいぶりだろう、こんなに笑った、のは。]

(126) mmsk 2014/07/04(Fri) 00時半頃

【人】 若者 テッド

――ありがと。

[きっと綺麗な花が咲く。
 成長過程も含めて、麻央の思う綺麗、なんだと思うことにした。]

(127) mmsk 2014/07/04(Fri) 00時半頃

テッドは、遊さんの背中に体重を預けた。

mmsk 2014/07/04(Fri) 08時半頃


【人】 若者 テッド

[笑った、のは。
 これが一般的に見て"綺麗"になるまでにはまだ時間がかかるだろうのに、咲いた花を買ってくるわけでもないというのが、どこか意外に思えて。
 麻央がこれを"綺麗"だと表現したのが、なんだかおかしかった。
 それから、嬉しかったから。間抜けな顔>>147構わず、笑っていた。]

あのさ、麻央。
今日、何の日か知ってる。

[思い出せる限りには、自分から言った記憶はない。
 他人から聞いているか、とも思わなくもないけれど、その他人の該当者も、そう多くはいない。
 知らない可能性に重きを置いて、少し意地悪に聞いてみる。]

(148) mmsk 2014/07/04(Fri) 13時半頃

【人】 若者 テッド

――朝:屋上――

独立記念日、って、今日だっけか。

[返ってきた回答>>153に、疑問を重ねてしまった。
 結局答えの出ない様子に着ていた服のポケットを、探り。]

――ちょい、待ってて。

[朝一で、目的のものはまだ入っていなかった。麻央を待たせると、屋上を離れて、202へ。
 薄いパスケースと、ついでにカメラを引っ掴んで、戻る。]

(167) mmsk 2014/07/04(Fri) 18時半頃

【人】 若者 テッド

ほら。

[軽く投げ渡したのは、学生証。義務的にレールの上を生きることのすべてが面白くないと語る、反抗期特有の色のない表情が映っている。
 そのカード一枚から確認できる日付は、入学日と、あとひとつだけ。]

らいか、ってさ、夏が来た、って書くの。

[もう、梅雨も明ける頃合いだ。
 その名の通りに、もう、夏が来る。]

(168) mmsk 2014/07/04(Fri) 18時半頃

【人】 若者 テッド

――昼:202――

[麻央と別れてから、部屋に戻ってPCをつけた。
 ここ数日で撮った写真たちを、軽く補正して、選別する。
 特に花火の写真は、真剣に選んだ。檀さんが選んだものもいいけれど、他にもないか。黒を強めて、火花をもっと強調できないか。
 そうして調整と吟味を重ねている時間は、写真を撮っている間より好き、かもしれない。
 自分の世界が、構築されていく。]

……よし、

[身体が空腹を訴えるまで、没頭して。
 それでもあともう少し、を繰り返して作業を進めた。
 これが、最後のページを飾ることになる。]

(169) mmsk 2014/07/04(Fri) 18時半頃

【人】 若者 テッド

[何か食おうかな、と仕送りを漁る。
 お湯を沸かしたりなんだりするのすらかったるい。チョコチップクッキーを見つけて、それを口に放り込んだ。]

ぉうひよ。

[本日の予定は未定中の未定である。
 クッキー咥えながら独りごちれば、間抜けな声が出た。
 二度寝、なんて言う案もあるのだけれど、もう昼だ。
 昨日の鬱憤晴らしに、取り敢えずカメラバッグ持って下に降りようか。]

(170) mmsk 2014/07/04(Fri) 18時半頃

【人】 若者 テッド

――一階に降りて――

[後ろから、赤毛を見つける。
 特徴的なその色で、それが誰かはすぐわかる。
 追いかけるつもりはなかったのだけれど、彼の曲がっていった談話室から、異常な冷気を感じて、立ち止まった。]

……、さむ

[見れば、中で麻央が死んでいて、それを見ているのは遊さんで。
 おはよう、と声をかけられたら>>178、そのまま立ち止まらざるを得なくなった。]

お、はよ。

(203) mmsk 2014/07/04(Fri) 21時半頃

【人】 若者 テッド

遊さん、起きてたの。

[三日前、後で遊びに行くと言ってから、何だかんだ行けていなくて。
 人の家に厄介になることなんて少ない方がいいに違いないけれど、いつでもおいでと言われてしまったから、近いうちに訪ねるつもりだった。
 起きているなら行けばよかった、とまでは思わないけれど、この様子なら今日はいつでも行けるかな、と算段を立てる。

 日の高いこんな時間からセックス、なんて単語が聞こえることよりも、それに答える声が不機嫌そうなのが意外で、ゆったりと瞬いてから、麻央の傍、ソファの近くにしゃがみこんだ。]

(204) mmsk 2014/07/04(Fri) 21時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

mmsk 2014/07/04(Fri) 22時半頃


【人】 若者 テッド

はよ。
――甘くないパンとか、一個買ってきて。

[コンビニに行く、という瑛士>>212に、少し迷ってからリクエストした。
 一緒に行くのは自分のペースに相手を付き合わせることになるので、言い出しづらかったからという話。
 均等に向かない視線に気づけば、ほんの小さな好奇心でその先を追いかけたりして。]

(214) mmsk 2014/07/04(Fri) 23時頃

【人】 若者 テッド

……寒い?

[二の腕を擦る様子>>216に、寒いのだろうか、と。
 確かに寒い。自分もこうしてしゃがみこんでいるからまだましなくらいで、座っているだけだとしたなら、部屋にジャケットの一つでもとりに行っていただろう。

 移動の際に離さずビニール袋を持っているのに気づけば、瑛士にシンクロしていた視線も、何だろうかと袋にじっと固定される。]

(219) mmsk 2014/07/04(Fri) 23時頃

【人】 若者 テッド

[ぴ、と電子音がして、送風が止まる>>228
 冷たい流れが、じわりと温くなった。
 暑いだろうに頭を抱きかかえられて、篭った麻央の体温を知る。
 自分自身は暖かいからいいのだけれど、麻央はつらくないのかと過ぎったが。]

――いいの。本当に。

[麻央を振り返るより先、誕生日プレゼントと差し出された袋>>220に、柳茶を見開く。
 意外さと嬉しさを内包した、純粋な驚きが声色に溢れていた。
 受け取ったものを、腕の中にしっかりと。]

(237) mmsk 2014/07/05(Sat) 00時頃

【人】 若者 テッド

――したきゃ、すりゃいいと思うけど。

[それから、求められた相槌>>229に。
 エアリードスキルの足りない呟きが返された。]

(238) mmsk 2014/07/05(Sat) 00時頃

テッドは、サミュエルのサンドの好みを聞くのに、首だけ横に振った。なんでもいいよ。

mmsk 2014/07/05(Sat) 00時頃


【人】 若者 テッド

って、

[麻央が手を上げてくる>>243なんて、珍しい。不意にはたかれて思わず擦ろうと手を伸ばしたが、軽く擦るうちに麻央の手が今度は髪をかき混ぜ始めた。]

……遊さんがセックスすんの、やなの。

[抱きかかえられているからようやく伝わるくらいの、こちらもほんの小さな音量で。
 やっぱりエアリードスキルのないど直球が、麻央に向かった。]

(244) mmsk 2014/07/05(Sat) 00時半頃

【人】 若者 テッド

[矛盾する返答>>266に、ゆったりと瞬く。違う、違わない。言い直したということは、違わないが答えか、それともいつもの、拒絶だろうか。
 読みきれずに、結局首を振るのが見えたので、否定の方だと認識した。
 遊さんにセックスしてほしくないわけではなくて、それは好きな人とするべきで、だけど、好きな人がいるのは――だめ?]

ふうん。

[結論を出しきれなかったが故の吐息混じりの呟きだが、奇しくも納得したかのようになってしまった。]

(288) mmsk 2014/07/05(Sat) 10時頃

【人】 若者 テッド

[体温の低い手が、触れる>>272
 はじめは、つんと。それから頬の形どおりに、するりと。
 こちらを見る目が優しかったから、自然と柳茶も細くなった。]

ありがと。

[今日はいい日だ。
 空は晴れたし、朝に昼に、こうして祝われて。――朝は偶然かもしれないけれど、それでも。
 きっと、真夏の頃には向日葵も、見事に咲くに違いない。

 ――直後に髪を噛まれて、流石に麻央を振りほどこうとむずかった*]

(290) mmsk 2014/07/05(Sat) 10時頃

【人】 若者 テッド

――談話室:昼――

[もそもそ逃れようと麻央の腕の中でもがいていれば、手は離れたか逆に逃すまいと絞めてきたか。
 一度絞められたら、しぶしぶ抵抗をやめるくらいの気持ちで、脱出を試みる。
 抜けられてもその場を動きはせず、そのままソファ下でカツサンドを受け取って昼飯タイムに変わりはないのだが。

 そんな折にか、ふらりと徹が頭を撫でていった>>312。]

……別に、よくない。

[悪いとも言っていないが、徹の言葉を否定するような態度は、麻央に対する拒絶と捉えられてもおかしくはない。
 頭の上の麻央にまた一撃くらいは喰らうかもしれない。]

(326) mmsk 2014/07/05(Sat) 20時半頃

【人】 若者 テッド

――昼下がり:談話室――

[眠ってしまった徹を、どうこうするつもりもない。
 それからすぐ談話室を離れる選択肢もあったのだが、どうしてここにいたんだったか。
 せっかく持ってきたカメラバッグが泣く声が聞こえたような気もしたが、右手はおもむろにリモコンに触れていた。
 音量を落としたTVのアナウンサーが、梅雨明けを宣言している。]

……明けんだ。

[長雨は減って、日照りと夕立を繰り返すことになるだろう。
 向日葵はそうした中で咲く花だけれど、一度育て方を調べたほうがいいかもしれない。
 ぼんやりとTVを眺めてから、しばらく。やっぱり写真集を部屋において、ついでに向日葵について調べよう、と思ったタイミングで。]

(337) mmsk 2014/07/05(Sat) 22時頃

【人】 若者 テッド

宅急便?

[届いたのは間中遊――ではなくて、桃>>317
 甘い、甘い、ひとかぎでそれとわかる芳香。箱数が多そうなのに立ち上がって、手伝う、と申し出た。
 箱を持つ間も、桃の香りが鼻から身体を駆け巡るみたいで。
 おいしそう、と思ってしまうのは、許してほしい。

 桃の箱とは別に遊さんが荷物を持っていたのは、すぐに冷蔵庫にしまわれてしまって。
 何だろう、とは思いはするも、追求しなかったせいで、夜のその時まで、知らないままだった。]

(338) mmsk 2014/07/05(Sat) 22時頃

【人】 若者 テッド

[部屋には結局一旦戻って、写真集を眺めたり、向日葵の生育について調べたりと、ぼんやりとした午後。
 一般的な誕生日の過ごし方にしては少々淡白に過ぎるかもしれないが、人の多い騒がしい状況は得意ではないし、もらったバースデープレゼントに思いを馳せる時間なんて、自分の基準なら充分贅沢な誕生日。
 折角の晴天だったので、陽の落ちる頃には屋上から夕日を一枚、カメラに収めておいた。
 夕刻屋上にいると、人の行き来が見える。自分自身は交流を求めなくても、こうして生活が見えるのは悪くない。
 ただ、檀さんが戻るのだけは、心にほんのりと暗い色が灯った。結局今日はチャルラタンには出向いていない。
 明日こそは行こうと、その分深く心に決めた。]

(339) mmsk 2014/07/05(Sat) 22時頃

【人】 若者 テッド

――そして:夜のその時――

[長い夏の日暮れも過ぎて、すっかり陽の落ちた後。
 談話室には瑞々しいベリーのタルトと、満月のような黄色いチーズケーキ。
 立てられたろうそくに、燦然と輝く21>>323。]

(340) mmsk 2014/07/05(Sat) 22時頃

【人】 若者 テッド

[徹津來夏は、逃げ出したかった。]

(341) mmsk 2014/07/05(Sat) 22時頃

【人】 若者 テッド

[ろうそくに火がついて、それを消す役目を仰せつかる。他には居ないのだから、仕方ない。
 ただでさえこの人数の中ここにいること自体居づらいのに、更にその後に成人男声合唱団(統率ゼロ)の合唱が始まって、もう脳内では如何にしてこの場を脱するかの算段が、何度も組み上がっては完成の寸前で鬼に蹴り倒されていた。
 とりあえず、耐える。この歌はそれほど長くない。俯いて自分の膝だけを見て周りの音をシャットアウトして震えながら耐える。
 手拍子が聞こえる。なにか悪いもののカウントダウンのようだった。
 それでも歌が終われば、脱力したような笑いがぱらぱらと起きて、耳元に「おつかれさん」が落ちてきた>>332
 今一番嬉しいプレゼント、だったかもしれない。]

(342) mmsk 2014/07/05(Sat) 22時頃

【人】 若者 テッド

[誕生日を一体何人に言ったことがあっただろう。
 それでこの人数なのだから、と。
 目の前に置かれた徹のケーキ>>334は、とても予測できるプレゼントだった。
 考えてもみてほしい。
 そもそも主役ということで、チーズケーキとベリーをもらっていて、それがもうワンセット。
 如何な誕生日、如何な成人男性の体とはいえ、それなりにそれなりなサイズのホールケーキを、この時点でおおよそ半ホール、という計算になる。
 嬉しいけれど。その好意は嬉しいけれど、他にもその選択肢を取る人が居ないとも限らない中、現状は過酷に思えて。]

……これ。
あげる。

[チーズケーキを一切れ、夏一に流した。
 先ほど一番輝かしいプレゼントをくれたお礼である。]

(354) mmsk 2014/07/05(Sat) 22時半頃

【人】 若者 テッド

――バースデーパーティ――

[は、と浅く息を吐く。とにかくいっぱいいっぱいだった。
 歌が終われば輪の中央を外れることを許された、とばかり、すす、と壁際に寄って取り分のケーキを確保する。
 くしゃくしゃの髪>>382を手櫛で整えながら、近寄ってくる人影を見る。

 すれ違いざま、すっと渡すだけ渡された細い封筒>>330
 すぐに中身が何か確認する余裕はなし。けれど長くその場で反応を期待されたりはせず、もしかしたら気遣われたのかもしれない。
 ありがとう、と素直に言いやすくて、赤毛を見送った。
 傍らに置かれた瓶の、添えられたメッセージカード>>=70をちらり一瞥する。
 そんなに眉間に皺寄せているつもりはないけれど、険しい顔はちょっと、今は隠せない。]

(391) mmsk 2014/07/06(Sun) 00時半頃

【人】 若者 テッド

……開けて、いいかな。

[呟いたのは、瓶に対してでなく、そのまた隣に置いたポラロイドカメラに。
 スナップを撮るため作られたそれに、手を伸ばす。
 フィルムをセットして、構え。
 試しに、とばかりシャッターを切った。
 談話室の壁からは、集まった面々がよく見える。
 酒に舌鼓打つ人も、笑う人も、柱に擬態した人も。
 ようやくこのパーティが嬉しく思えてきて、吐息で笑った。]

(392) mmsk 2014/07/06(Sun) 00時半頃

【人】 若者 テッド

――パーティを終えて――

[ハイテンションに任せるままに、オカマバーに行こう、なんて言い出したのは誰で、そもそもどんな話の流れだったのか。
 知らないままに話が進んで、けれど各々家を出る準備の為か少しずつ談話室を出ていくようなら、巻き込まれる前に、もしくは止められる前にここを出ていくチャンスかといったところ。
 壁際にいたのをいいことに、麻央の目が離れたのを見計らって、そっと逃げ出した。]

(437) mmsk 2014/07/06(Sun) 03時頃

【人】 若者 テッド

[部屋に戻って、貰ったものをテーブルに置く。
 ボトルは冷蔵庫に、と扉を開いて――手が止まった。]

――……これ、

[泡盛と清酒の区別の付かない男は、180ml瓶に警戒を見せる。
 グラスに一杯も飲んでいないあの酒よりは、多い。
 飲みきれるかと不安が過ぎれば、足は部屋の外に向かっていた。]

(438) mmsk 2014/07/06(Sun) 03時頃

【人】 若者 テッド

――201――

[隣の部屋の前に立って、ノックを二回。
 開いていると返ってくるのは知っていて、それでもこの部屋に入る時に、欠かしたことはない。

 甘くて美味しいと、言っていたから。
 二人で分けられないかと、思った。
 あの日の乾杯を、今日はこちらから仕掛けたい。]

[彼もオカマバー行きを承諾していたことや、部屋への滞在があと五分の予定だったりすることは、知らない。]

(439) mmsk 2014/07/06(Sun) 03時頃

【人】 若者 テッド

[あいてる。いつも通りの音が、いつも通りに迎えてくれる。
 ゆっくりと扉を開けた先が、暗いのもいつものこと。]

……あれ、

[いつもと少し違ったのは、ノートパソコンの強い光が遊さんの顔を照らして、手元は忙しなくキーボードを打ち続けていたこと。
 もちろん書いているのは知っているし、それが不思議なことでも何でもないのは、わかっている。
 ただ、この数ヶ月はあまり見ていない光景だったから。]

邪魔、?

[恐る恐る、聞いた。]

(445) mmsk 2014/07/06(Sun) 03時半頃

【人】 若者 テッド

……出かけるの。

[招かれて、隣へ。半分空いたクッションに身を寄せるのは、慣れた。
 口は出かける、と言っているけれど、隣に座らせたり文章を書く手を止めなかったりで、裏腹出る様子もないのに、状況を読みかねている。
 手の中の瓶が行き場を無くして迷う。少し不安げに、口を持つ手に力が入った。]

出かける、なら、やっぱり邪魔、

[出直そうかと思って、足を組み替える。そのまま体重を乗せれば、立てるように。]

(448) mmsk 2014/07/06(Sun) 03時半頃

【人】 若者 テッド

[立ち上がる間もなく、小枝に腕を掴まれる。
 キーボードが止まっていた。それこそ邪魔になったかと、改めてすとんと隣に座った。]

……飲む。
一人で、飲めるかわかんなかったし。
一昨日、誘ってくれた、から。

[薄桃色のその酒は、液晶の明かりを通して服に影を落とした。
 邪魔じゃない。そう言ってくれたから、言葉を続けられる。]

(453) mmsk 2014/07/06(Sun) 04時頃

【人】 若者 テッド

わかんない。

[桃かどうかは、色だけではわかりにくい。
 そう答えるうち、明かりがついた。――出かけるんじゃなかったか。
 そこを心配するのはもう無用だと思っても、気にかかる。
 みんなを待たせているとかならば、と思うも、遊さんの様子から焦りは見えない。]

……あ、

[グラスに関して言及されれば、間抜けな声が出た。
 一縷の望みにかけて手元を見ても、持ってきた記憶のないものはもちろん、無い**]

(455) mmsk 2014/07/06(Sun) 04時半頃

【人】 若者 テッド

――201――

[頭に触れた軽い重みと、立ち上がる背中>>456を追うように、視線が曲線を描く。
 程なくして手の中には、透明と不透明が、一つずつ。]

ごめん、

[手を煩わせてしまった、と思いつつ。
 注いでと言われれば、険しい顔で綺麗に半分を目指そうとする。
 乾杯、と縁同士合わせる音がした。]

(467) mmsk 2014/07/06(Sun) 11時半頃

【人】 若者 テッド

――201――

[ちろり、とグラスの中の酒を舐める。
 甘い。アルコールの熱や苦味もあるけれど、甘いと思った。
 これならバーベキューの時よりも飲めそうだと、一口を大きくする。]

――あ、のさ。
今朝、虹が出てた。

[遊さんが朝の出来事を知らないのは、そう不思議でもない。
 なにか朝にいいことがあった時は、いつも出来る限り伝えようとしていた。
 もう小枝の指は、キーボードに戻っているか。
 返事があってもなくても、またちろりと薄桃を舐め。]

(521) mmsk 2014/07/06(Sun) 19時半頃

【人】 若者 テッド

遊さんは、虹の内側と外側の空の色、知ってる?

[背中に質問を投げる。知りたがりで、実際物知りな人だから、もしかしたら知っている、かもしれない。]

(522) mmsk 2014/07/06(Sun) 19時半頃

【人】 若者 テッド

……虹の内側はさ。白いんだ。
赤も、黄色も、緑も、青もみんな合わさった光だから、白。

おれはさ、それ聞いて、撮って。
遊さんみたいだなって、思った。

[じっと、ノートパソコンの画面を見ている。
 主人公は、今度はどんな物語を紡ぐのだろう。]

(523) mmsk 2014/07/06(Sun) 19時半頃

【人】 若者 テッド

――201――

――そう。
遊さんは、白い、けど。
おれ、知ってる、から。

[その中に、無数の色を湛えていることを。
 間中遊にしか見えない、間中遊の世界があること、を。]

(568) mmsk 2014/07/06(Sun) 22時頃

【人】 若者 テッド

おれは、――おれの写真、は、さ。
真っ直ぐじゃなくて、他の方を見て、それで見えるもの、を、写したくて。

[ああ、ええと、こんな事を言いたいんじゃない。
 だけど何を言えばいいのか。思いつくままに口を動かすなんて何年もした記憶がないから、うまく舌が回らない。
 アルコールのせいにしようと思って、少し大きめの一口を喉に流した。]

そんな世界を、遊さんは時々、見ようとしてくれる、だろ。
だから。
遊さんはおれの、虹なんだ。

[太陽から目を逸らしてはじめて、虹は見える。]

(569) mmsk 2014/07/06(Sun) 22時頃

【人】 若者 テッド

[……結論が迷子になった気がして、隠そうと残りの酒を一気に煽る。
 か、と喉が熱くなる気がして、咽せそうになるのを胸を押さえて堪えた。]

……ごめん、

もう、行っていい、から。

[というよりも、訳のわからないことを口走ったのが恥ずかしくて、もう行ってほしい。
 本当は、こんなことだけじゃなくて。
 無数の色を湛えた人だから、きっとどんな話でもうまく行く、とか。
 新しい話のエールにしたかった気がするのに、どうしようもない口下手は、今だけ都合よく治る、なんてうまくは行かない。
 もう少し、もう少しだけ言いたいことを纏めるから、だから。]

(571) mmsk 2014/07/06(Sun) 22時頃

【人】 若者 テッド

――待ってても、いい?

[今日はそれくらいの主張は、許される日のはず*]

(573) mmsk 2014/07/06(Sun) 22時頃

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