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108 Persona外典−影の海・月の影−
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でも…
…
…
…は…に…って…になることも…る…
…もしかしたら…の…で…よりも…のことを
…にしてくれる…かが…れるかもしれない…
…
…は…の…を…てさせたくないんだ…
…このまま…ここに…けることが…
…にとって…い…かどうかが…からない…
…って…うべきかも…れない…
…にとっては…その…
…がいてくれるのは…とても…い…だけど…
…
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[虚空に浮かぶ剣霊。 その焔と血を滴らせるおぞましき姿に、あかりは悲しげに視線を伏せる。
アメノオハバリの由緒も、 何故その剣霊が律のペルソナになったのかも知らないが、 あれが彼の心の形なら、それが象徴する絶望の深さは、 どれほどのものだろう。想像するのも悲しかった]
……絶望するなら、いっそ、 私も連れてってくれれば、良かったのに。
[あかりが隣にいることで、律がもっと深く絶望すると言うのなら。 共に堕ちて行きたかったよ、とあかりは呟いた。 垣間見る彼の闇は深く、一人沈むにはあまりに寂しすぎたから]
(177) 2015/02/24(Tue) 00時頃
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れない…
…もう…の…る…がない…んだね…
…
…を…してくれる…も…ってる…
…その…は…さんと…う…を…めてくれた…
…の…に…いに…てくれた…もいた…
…かに…かったんだと…う…
…でも…もしこうなるって…ってたとしても
…はあの…あそこへ…った…がするの…
…
も…きっと…なんだよ…
…しいのはもう…だった…
…かへ…げてしまいたかった…
…でも…だから…
…さん…の…しさも…る…がしたの…
…っておきたくなかったの…
…かを…んだら…の…かが…しんじゃう…
…でも…そこに…が…んだ…はちゃんとある…
…の…かを…しませない…を…んでたら…
…の…はきっともっと…したよ…
…は…できなかったんじゃない…
…しなかったの…
…
…さんの…を…た…すごく…かった…
…あの…が…さんの…に…えた…
…から…みたいに…を…して…
…しで…
…は…かに…になれるかもしれない…
…でも…さんをここに…いて…て…ったら…
…はきっとずっと…さんを…れない…
…それは…やっぱり…しい…よ…
…みでも
…は…なく…にしてくれたから…
ね…にいよう…
…ううん…にいて…
…さんの…る…がないなら…
…の…を…あげる…
…そうすれば…ずっと…にいられるよ…
…もう…と…しくなる…なんてない…
…
…かな…
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律っちゃん。 私は律っちゃんが大事だし、本当に大好きだよ。
[>>174 答えを求める律の影に、寂しそうに微笑む]
……でも、大切なひとが間違ったことをしているのに、 それを黙って見ているわけにはいかない。
もし、今でも律っちゃんが絶望したままで、 どうしても世界を焼き尽くしたいのなら、 代わりに、私が焼かれてあげる。 だから、もう、――終わりにしよう? [翳すカードは『正義』 最後まで変わることのできない、あかりの信念]
(182) 2015/02/24(Tue) 00時頃
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……絶望の果てに行くのなら、一緒に。
[あかりの影の傷を引き裂き、うっそりと白い女が立ち上がる。 朱色の長く鋭い角を持ち、身の丈を超える長さの金砕棒を携えたるは『鬼』
そのペルソナは命を賭してでも、律を止めることに決めたあかりの覚悟だ]
(185) 2015/02/24(Tue) 00時頃
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じゃないよ…
…いをちゃんと…にするのは…なことだと…う…
…はそれが…なくて…になったから…
…もちゃんと…みたいに…ってることを…えたら…
…もっと…かが…わってたのかもしれない…
…
…に…ろう…
…の…もらう…って…どうなるか…からないし…
…るのかも…からないけど…
…してみないと…からないし…ね…
…
…が…んでくれるなら…ってみる…
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[>>187 未だ折れないあかりに、影は不快そうに 律が世界を焼く姿を見せ付けてやろうかと、口にする] させないよ。 律っちゃんにだけは、そんなこと、
……絶対に。
[鬼はおん、おんと吼え、無造作に金砕棒を担ぎ上げると しゅるり回り込む蛇のようなシャドウに、鉄槌を下さんとばかりに、 嵐のような乱打を繰り出す。
あかりもまた、馨一が到着したことに気付いていない]
(191) 2015/02/24(Tue) 00時半頃
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[蛇のようなシャドウを追い回す鬼は 刃の赤い軌跡が迫るのを知り、ひらり、身を躱す――が、 続く熱風に巻かれ、練り絹のような白い膚が燃え上がった>>190]
「おん、おん――怨」
[焔に包まれた鬼の筋肉が盛り上がり、だん、と地を踏みしめた。 己が身を焼く業火も厭わぬ素振りで、焔の霊剣に金砕棒を打ち付ける]
(195) 2015/02/24(Tue) 00時半頃
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だったら…に…られたって…えるから…
…それなら…められるかなって…
…めたくなんかないけど…
…が…えなかったら…
…その…はここで…ずっと…
…ここから…られる…も…できたら…
…
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[鬼は他のペルソナのように、多彩な能力は持たない。 だが、戦うほど戦いに酔い。 血を流し、血を見れば血に酔って猛り狂い、勁く烈しくなる――そんな単純なペルソナだ。
そして、己の振り下ろす一撃に火神が血を流す。 高熱帯びる血を浴びてすら、鬼は歓喜に吼え狂うだろう]
――よけて!
[けれど、めまぐるしく変わる攻守の座。 首獲りの必殺の一撃を受けて。 戦に酔い、強くなっていた鬼だからこそ、かろうじて躱すことが出来たが、左の首筋を抉られてしまう]
(205) 2015/02/24(Tue) 01時頃
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に…られたと…う…か…
…だけど…くないね…
…でなら…られるのも…で…みそうだし…
…
…も…ごめん…い…いをさせちゃったね…
…
…もしかしたら…をつける…なのかも…れない…
…しっかり…まってて…
…
…さないから…
…
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ああっ!!
[苦痛の悲鳴をあげ倒れるあかりと共に、 さしもの鬼も倒れそうになる。 だが、火神のそれとは異なる暖かな熱>>198 に身を包まれるのを感じた刹那、鬼は倒れず踏み止まる]
賀来くん! [仲間の顔を見て、あかりもまた立ち上がる。 お邪魔様? と微笑まれれば、小さく首を振った]
(207) 2015/02/24(Tue) 01時半頃
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[血を流す首筋を押さえ、あかりは鬼を飛び込ませる。 技術も何もあったものではない、力任せの打擲がアメノオハバリを襲う。
戦うほどに、鬼は強くなっていく。 だが、それは身に受ける傷と比例する諸刃の刃の能力だ。 いくら鬼がタフネスを誇れど、無限ではない。
いくら賀来のイサクの加護があっても もう、それほど鬼が保たないことを、あかりは理解していた。 限界を超える前に、霊剣を折らなければならない]
そういうわけだから、賀来くん、力をかして! いけええっ!!
[一緒にぶん殴ろうという馨一>>213 に協力を求め、あかりは叫ぶ]
(214) 2015/02/24(Tue) 01時半頃
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…にしないで…だって…
…
…ここに…てない…は…
…と…ってる…のかな…
…
アカリは、オスカーもまた、戦いの渦中にあることを予感した。◇
2015/02/24(Tue) 02時頃
アカリは、オスカーは無事でいられるだろうか。◇
2015/02/24(Tue) 02時頃
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[わき腹を断ち切らんと、振るわれた剣を金砕棒で受け止める。 飛び散る火花。 律が目を細めると、剣の焔が不気味に黒色を帯びる。
厭な予感がして、鬼を飛び退かせようとするが、 十柄の剣の切っ先から、これまでの焔とは比較にならぬほどの 業火が吹き上がるのを見て思い留まる。
ここで距離を取ればあの恐るべき焔に阻まれて、 最早火神には届かなくなる]
律っちゃん、 ……本当に、やるつもりなんだね。
[黒く燃えさかる原始の炎の中で、笑う律に寂しげに呟く]
(224) 2015/02/24(Tue) 02時頃
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賀来くん、 後のこと、お願いね。 [あかりは馨一を振り返り微笑むと、黒い焔の中へと鬼を飛び込ませる。
金砕棒が届くのが早いか、鬼が焼き尽くされるのが先か。 あかりが劫火の塵と化したなら、その一瞬の時間を得て、きっと馨一が律を止めてくれる]
律っちゃん、一緒に逝こう。
[『その気はない>>190』と言われても、あかりの決意は変わらない。馨一は律と喧嘩をするつもりだろうけれど、あかりは律と心中をするつもりで来たのだ。
――それが、あかりが出した結論。 世界を救い、律を切り捨てずに済む方法は他になかった**]
(228) 2015/02/24(Tue) 02時頃
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