人狼議事


108 Persona外典−影の海・月の影−

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視点:


しか…えなく…えても…を…に…く…
…を…じ…に…る…を…つ…

…の…は…い…ける…い…の…らに…あるだろう…


を…った…


みんな…でいて…


を…った…


を…った…


あれ…



そっか…を…してあげたんだね…
ありがとう…おつかれさま…



…ご…を…


を…った…


【人】 奇跡の子 カリュクス

─満月の夜・高屋敷家付近─

[夜のなか、シャドウを避けて言われた家へ向かう。
そんなときに見えたのが、空に浮かぶ光る円盤。
光を放つそれを、雷の槍が貫き落とす。
とっさに、木の影に隠れた。
息を整えながら、バレないように、近付いていった。]

先……輩?

[ペルソナのような、黒い少女を操るのは紛れもなく先輩。
様々な疑問が浮かんでは消える。
やがて、夜明けが訪れた。]

(15) 2015/02/22(Sun) 20時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[夜明けと共に、ゆっくりと倒れ出すあかりに駆け寄る。]

先輩!?先輩!

[返事はあっただろうか。
とにかく、安全な場所に運ばないと。
そう思って、彼女のマンションへ、背負ってゆっくりと歩き出した。

彼女が意識を取り戻す前に、ベッドへ寝かせることはできただろうか。]

(16) 2015/02/22(Sun) 20時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─自分の部屋─

[あかりを運ぶと、いたたまれなくなって逃げ帰るように帰路に着いた。
彼女が戦ったときに、私は、戦えなかった。
怖くて、震えていた。

それは、シャドウや円盤にだけではない。
叫び戦うあかりにも、恐怖してしまった。

そんなとき、あかりから着信が訪れる。
メールの内容は、すぐにのみ込めた。
返信には、大いに迷って、こう返した。]

(17) 2015/02/22(Sun) 20時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

------------------------------------------------
From:楠 明 To:花河先輩
件名:Re:緊急

ごめんなさい。
私が、戦うべきだったのに。
事情は、把握しました。
------------------------------------------------

(18) 2015/02/22(Sun) 20時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……っ。

[胸の奥が、苦しい。
裂けるような、感覚がする。
罪悪感からなのだろうか。
なにか、なにか、もっとどす黒いものが。]

(19) 2015/02/22(Sun) 20時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2015/02/22(Sun) 20時頃




…また…の…まで…
…は…るのね…








…また…かになった…



また…か…この…に…んでやってくるのかな…

できたら…そんなことがなければいいのに…


ねぇ…


えてるみたい…
…に…べられちゃった…

…でも…も…えない…
…えられないの…かな…

…となった…の…は
…この…に…れ…んできているはずなのに…




なんでだろうね…



そういえば…がきた…えなかったね…
…も…えられないのはなんでだろう…

…か…えてもいいのに…



…や…ちゃんは…なのかな…




…どうしてだろう…
…と…さんの…っていったら…
…を…えた…

…それじゃあ…がもしこっちに…たら…るのかな…
…まだ…も…たらないのは…
…って…なのかな…


だといいのだけど…



…もやられてなければ…それでいいのだけど…


だと…いね…

…になった…は…
…ここへ…ってくるのかな…
…ってくる…はずだよね…


を…った…




…そうだと…うよ…
ここは…の…だから…はここに…ってくるんじゃないかな…


うん…それなら…
…ここで…つの…

…りたいような…りたくないような…
…とても…しい…ちなの…
…まるで…の…みたいで…らないときっと…しくなるのに…
…って…もし…と…めなかったらって…
…えるとすごく…い…




…っはぁ…はぁ…っ…




…かで…



…ごめんね…
…でも…


【人】 奇跡の子 カリュクス

[昼時、ノックの音に反応して立ち上がる。>>39]

マヤ?
……うん、入ってもいいよ。

[扉を開いて、彼を招き入れる。
その瞳は、嬉しそうに大きく開かれていた。]

(43) 2015/02/22(Sun) 22時半頃



…むことが…の…んだことと…ずしも…ではない…
しかし…の…めていたことは…かに…の…めていたものでもあった…の…か…いは…もっと…の…




っ…ふ…はっ…っ…けほ…けほっ…



…ここ…が…あったんだ…



…か…いるの…


【人】 奇跡の子 カリュクス

[ふふっ、と口元に笑みを浮かべる。
弧を描くそれに、何を思うだろう?]

うん。大丈夫だよ。
私は特に何もしてなかったし。

マヤこそ大丈夫?
もう、吹っ切れた?

[首を傾げながら、彼を気遣う。
その瞳には、太陽が写り込んでいた。]

(52) 2015/02/22(Sun) 23時頃




…っ…いやぁあぁああぁあああ…



っあ…あ…やあああぁああぁぁああ…


っあ…はっ…はっ…あ…




はっ…ぁ…っぅ…


っ…を…めんで…っ…
あたしは…あたしのっなん…っ
あんたになんか…あげない
ひとつになんか…ならん…っあ
あああああああああああああああああ…









を…った…




…また…か…た…



…さん…



…さん…


【人】 奇跡の子 カリュクス

うん、本当に無事でよかった。

今は、それでもいいんじゃないかな。
大丈夫。私だってここにいるから。

[そして、陽当りのことに話題が行くと、きょとんとする。
しかしすぐに笑みを貼り付けると、カーテンに触れた麻夜の手に、そっと手を添えた。]

そうだね。陽射し、いつもより強いもんね。

私?ううん、いつもどおりだよ。
……マヤが喜んでくれるなら、嬉しいな。

[そうした時、添えられた手が妙な動きをすることに気づくだろうか。]

(56) 2015/02/22(Sun) 23時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[麻夜に添えられた手は、人差し指で麻夜の手に文字を描く。
ゆっくりゆっくり、一文字ずつ。]




            「た す け て」 




.

(57) 2015/02/22(Sun) 23時半頃

を…った…




…かった…
…ちゃんと…を…たせた…


【人】 奇跡の子 カリュクス

うん、それなら……。

?どうしたの?

[麻夜の様子がおかしくなったことに、困惑の表情を浮かべる。
光が遮断されても、表情は一切替わらない。]

マヤ?ねぇ、どうしたの?

[肩に手を当てられても、慌てることはなく。
麻夜に言葉を伝えた右手は、かすかに震えていた。]

(64) 2015/02/23(Mon) 00時頃



…さん…さんだ…
…ってたよ…ちゃんと…ってたんだよ…



…これでもう…しくない…




っ…っ…


たせて…ごめん…
…い…いはしなかった…




…ここから…が…ち…だ…
…あっちが…に…がってる…
…は…の…は…あっちから…に…た…


ううん…だよ…
…ここの…は…って…たりはしなかったから…
…か…ぎて…ちょっと…くなっちゃっただけ…



…と…この…が…がってるの…



…さんは…ずっとここにいたの…
…と…に…て…ったり…せずに…


【人】 奇跡の子 カリュクス

………………。

[一瞬、笑みが消える。
沈黙に、真剣な表情で、かえす。

それでも、笑顔を見るとそれはすぐに解かれて。]

よかった。
喜んでもらえるならそれが一番だもん。

うん、ずっと一緒にいるからね。

[包み込まれた右手。
その右手は、また指先を震わせる。]

(79) 2015/02/23(Mon) 00時半頃



…ああ…そう…だね…ここは…かだ…
…は…を…たないものが…いから
…だから…ったりしないんだと…う…

…そう…になると…この…と…が…がる…
…のところは…だから…
…じゃないと…には…られないけど…


【人】 奇跡の子 カリュクス

[もう一度、更にもう一度。
「き づ い て」
震える指先は、懸命に文字を紡ぐ。

それでも、やがてその手は離れ。]

うん、いってらっしゃい。
またあとでね。

[笑顔で麻夜を見送ると、自分の部屋に戻った。]

(80) 2015/02/23(Mon) 00時半頃

は…ずっとこの…の…にいた…
…も…も…にあげちゃったから…
…でも…が…えて…は…を…ました…
…どう…すればいいか…からない…けど
…の…が…ってきた…というか…



…その…
…は…だけど…じゃなくて…の…は…の…で
…かる…かな…


【人】 奇跡の子 カリュクス

[そして自分の部屋に戻ると。

右手の掌に、思いっ切りハサミを突き立てた。

その表情は悦楽的で、まるで右手だけが別の生き物のように、痛みを露わに藻掻いていた。]

気づいてないと思った?ねぇ、そう思った?
あはっ、どんな気持ち?ねぇねぇ、今、どんな気持ち?
彼に気づけてもらえなくて。私がかわいいって言われて。
悔しい?苦しい?辛い?ねぇ?ねーぇー?

[狂喜に満ちたその表情は、変わらず右手を凝視する。
傷を抉るようにハサミを動かし続けると、やがて右手は苦しむのをやめて沈黙した。]

(83) 2015/02/23(Mon) 00時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[そして、ニヤリと口角が上がる。]

(84) 2015/02/23(Mon) 00時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[明の右手には包帯が巻かれ。
それが微かに震えることは、もうなかった。]

(86) 2015/02/23(Mon) 01時頃

そうなんだ…じゃあ…さんや…さんみたいな…
…に…てきてた…は…なんだね…



…は…れないの…
…それじゃあ…さんは…とも…れ…れだったんだね…


つまり…えっと…
…さんが…に…をあげちゃったから…は…に…た…
…その…わり…さんがここで…ってた…
…でも…が…えて…が…さんに…ったから…

…に…った…



…は…さんの…だったんだよね…
…それが…さんから…しちゃった…
…っていう…に…えて…

…それならなんとなく…るんだけど…


うん…
…の…が…だったことの…は…く…からないけど
…にしても…たちの…は…し…わってた…



…うん…
…やっぱり…は…いな…


じゃあ…い…にもう…つ…

…この…の…ち…が…に…がってる…
…でも…は…い…がいるから…
…たちはここから…られない…
…なら…い…の…がなくなれば
…たちは…が…るようになると…う…


を…った…


奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2015/02/23(Mon) 01時半頃




…かった…
…じゃあ…さん…の…は…ったかも…



…い…がいるから…られない…
…られないのは…い…の…
…じゃあ…いなくなったら…は…に…られる…
…の…に…れる…




…さんは…りたい…
…の…さんはこっちで…にいようって…ったけど…
…それはもしかして…さんの…みとは…ったのかな…

…んだ…が
…この…を…る…を…えようとするのだろう…と…

…れるなら…を…させてあげられる…
…でも…さんがここにいたいなら…
…さんが…しいのはやだし…
…さっきまでも…さんがいなくて…しかったから…


ここにいるよ…



…それとも…
…の…だったって…さん…ってる…
…は…いない…が…い…

…は…いらない…


を…った…




ぅぁあ…あ…はっ…あ…


ひな…みや…



を…った…




…どこいくの…


【人】 奇跡の子 カリュクス

―満月の夜―

[何事も無く、満月の夜まで過ごしていた。
だからこそ、そのメールは突然で。]

………………。

[それでもメールを受け取って笑みを浮かべていた。
神社へと向かう足に、重さは全くない。
僅かな光さえも、今はその足を妨げる障害にはならない。]

(134) 2015/02/23(Mon) 21時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

―祟神神社―

[彼等より遅れて到着するが、あまり時間は経っていないはずだ。
入口を示す鳥居には、麻夜が背を預けて立っていた。]

マヤ?どうしたの?

なんて、もう必要ないよね?
ふふ、気づいてたんだ。
もっと早く言ってればよかったのにね。

[そんな風に、笑みを浮かべる。]

(135) 2015/02/23(Mon) 21時半頃

を…った…


奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2015/02/23(Mon) 21時半頃


奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2015/02/23(Mon) 21時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

2月14日?

[唇に手を当て、考える仕草をする。
やがて、ああ、というようにパンと手を合わせる。]

ちょこれいととかいうものを、あげるイベントね。
そっか、マヤも欲しかったんだ。
気づいてあげられなくてごめんね?

[投げられた紅茶の缶を受け取っておどけたように謝る。
紅茶のプルタブを起こすのに苦戦しながら言葉を紡ぐ。]

(138) 2015/02/23(Mon) 21時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

目的かぁ。
生きる。それ以外の理由が必要かな?

後は、そうだなぁ。
趣味になるんだろうけど、闇とか、深淵とか、絶望。
人がそういうものに直面するときの反応が大好きなの。

ところで、こっちからも話したいことがあるんだけど……。
良いお話と悪いお話。どっちから聞きたい?

[距離を取りながらも、顔を覗き込むような動作で、尋ねた。]

(139) 2015/02/23(Mon) 21時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

そう?ふふ、残念だなぁ。

悪い話から聞きたいんだ。
じゃあ良い話から入るわ。
私は『悪魔』。暗示は裏切りだからね。

[ふふん、と顔を愉悦に浸らせながら喋り出す。]

あなたは私を楠 明の体から追い出したいんでしょう?
私は楠 明から派生したペルソナ。彼女とは独立した存在。
そして、『世界』と私は共存の関係にある。

わかりやすくまとめましょう。
世界を消せば、私も消える。そして楠 明に影響はない。
どう?簡単でしょう?

じゃあ悪い話ね。

[すると、目を細めて、口角を上げる。]

(144) 2015/02/23(Mon) 22時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

あなたの戦う理由。もうないの。

[ゆっくりと、そしてはっきりと。
言い放たれる、言葉。]

(145) 2015/02/23(Mon) 22時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

うん。絶望する様が見たくて追い詰めてたんだけどね。
人格が自壊しちゃった。跡形もなく。

あなたに助けを求めたあの日に。

人間って弱いし脆いし崩れやすいとは分かってたんだけど、あそこまでとは思ってなかったわー。
遊びがなくなっちゃったから、今日までもー暇で暇で……。

[彼を挑発するかのように、紡がれていく言葉。
言葉と身振り手振りで、あどけなさを表している。]

(151) 2015/02/23(Mon) 22時半頃



ぃやっ…


【人】 奇跡の子 カリュクス

[愉悦の表情は、一瞬にして凍りつく。
それは期待したものではなかったから。
激怒、悲哀、懴悔、そういう絶望を見たかったのに。

彼は、それを苦にしなかったようで。
表に出さない、強さを持っていたようで。
それを、少女は喜ばなかった。

けれども、もう一人はその強さを喜んだらしい。
黒衣を纏い、鎌を背負った『世界』が少女の隣に姿を表した。]

(157) 2015/02/23(Mon) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

『世界』……いえ、クロノス。
遠慮はいらない。そいつに価値はなくなったわ。
粉微塵にして、殺してやりなさい。

……遅れたけど、自己紹介しとこうかしらね。
完全なる『世界』、クロノス。
裏切りの『悪魔』……。

[そこで少女は少し考える仕草を見せて。]

……スガミ。

[そう名乗った。
黒衣は背負った鎌を両手に構える。]

構えなさい。
クロノスは、あなたが強いことを望む。

(158) 2015/02/23(Mon) 23時頃

を…った…


奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2015/02/23(Mon) 23時頃





…は…れない…
…たちの…はあっちにあるけど…
…の…は…にもないから…
…に…ったとしても…に…うなら…
…みたいなものにしかなれないと…う…

…でも…は…いの…はそうじゃなくて…
…さえ…に…れば…また…の…に…れる…
…それに…は…のことをすごく…してる…を…ってる…




…の…は…の…でもある…
…ちょっと…だったけど…のやろうとしてたことは…
…が…のどこかでずっと…ってたことで…
…それは…が…になっても…わらない…っていうか…

…つまり…の…しさとか…しさとか…
…そういうのを…とかしてあげたいって…ったり…
…にいたい…って…ったのも…の…の…ち…


【人】 奇跡の子 カリュクス

……その呼び方はやめてほしいわ。
もう、その子いないんだから。

[同じように中身の無い缶を空に放り投げる。
クロノスがその缶に向けて鎌を振るうと。

缶は文字通り消えた。
チリ一つ残さず、跡形もなく消えたのだ。]

絶望する間もなく、消してあげる。
いきなさい、クロノス。

[黒衣は声に合わせて、ゆっくりと歩き出す。
右手に、鎌を掴みながら。]

(171) 2015/02/23(Mon) 23時半頃

を…った…


でも…



…は…に…って…になることも…る…
…もしかしたら…の…で…よりも…のことを
…にしてくれる…かが…れるかもしれない…

…は…の…を…てさせたくないんだ…
…このまま…ここに…けることが…
…にとって…い…かどうかが…からない…
…って…うべきかも…れない…

…にとっては…その…
…がいてくれるのは…とても…い…だけど…


れない…
…もう…の…る…がない…んだね…



…を…してくれる…も…ってる…
…その…は…さんと…う…を…めてくれた…
…の…に…いに…てくれた…もいた…

…かに…かったんだと…う…
…でも…もしこうなるって…ってたとしても
…はあの…あそこへ…った…がするの…


も…きっと…なんだよ…
…しいのはもう…だった…
…かへ…げてしまいたかった…
…でも…だから…
…さん…の…しさも…る…がしたの…
…っておきたくなかったの…

…かを…んだら…の…かが…しんじゃう…
…でも…そこに…が…んだ…はちゃんとある…
…の…かを…しませない…を…んでたら…
…の…はきっともっと…したよ…

…は…できなかったんじゃない…
…しなかったの…



…さんの…を…た…すごく…かった…
…あの…が…さんの…に…えた…
…から…みたいに…を…して…
…しで…

…は…かに…になれるかもしれない…
…でも…さんをここに…いて…て…ったら…
…はきっとずっと…さんを…れない…
…それは…やっぱり…しい…よ…

…みでも
…は…なく…にしてくれたから…


【人】 奇跡の子 カリュクス

……ちっ。

[苛立ちを隠そうともせず、呼び方に嫌悪感を示す。

黒衣は襲い来る拳に、左手で真正面から撃ちあう。
それはおよそ、悪魔ではなく、世界としての戦い方。]

世界の力は……使用者が完全な状態であるほど、上がる。
あの子がいない体で扱うクロノスは、あの時より、強い。

[とはいえ、衝撃はくるようで。
思ったよりも強かったのか、黒衣は左手を見つめる。
そして楽しそうに、鎌を両手で構え直した。]

(180) 2015/02/24(Tue) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……あなた、何も知らなかったの?
あの子から、何も聞いてなかったんだ。

よっぽど都合のいい存在だったのね。

生まれた日というならば、あなたがあの子と出会った日。
切っ掛けで言うならば、あの子の母親が死んだ日かしら。

あの子はね、自分の母親を殺してしまったのよ。
直接手にかけたわけではないけどね。

(181) 2015/02/24(Tue) 00時頃

ね…にいよう…
…ううん…にいて…

…さんの…る…がないなら…
…の…を…あげる…
…そうすれば…ずっと…にいられるよ…
…もう…と…しくなる…なんてない…



…かな…




ぁ…



…さっくん…


でも…



じゃないよ…

…いをちゃんと…にするのは…なことだと…う…
…はそれが…なくて…になったから…
…もちゃんと…みたいに…ってることを…えたら…
…もっと…かが…わってたのかもしれない…



…に…ろう…
…の…もらう…って…どうなるか…からないし…
…るのかも…からないけど…
…してみないと…からないし…ね…



…が…んでくれるなら…ってみる…




…さん…


【人】 奇跡の子 カリュクス

私はもっと、暗殺とか好きなんだけどね。
クロノスはそういうの嫌がるの。

[跳躍を見ても、黒衣はじっとしている。
正面から戦うことを好んでいても、油断などが祟る性格ではないらしいことが読み取れる。]

……あの子、自分からは言わないもんねぇ。
まぁ、そりゃそうか。私の生みの親なんだし。

(194) 2015/02/24(Tue) 00時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

さして面白くもない、よくある不幸な事故よ。
母親は子を普通の子に産んであげられないことを悔やんだ。
子は普通の子を。太陽のもとで遊ぶ子供達を羨んだ。
そのことから、母親はよく子供に献身したわ。
それでも度をわきまえて、何事も適度に与え、適度に叱り、適度に教えた。良い母親だったわよ。

でもある日、罪悪感を背負った母親に、言ってしまうの。
「お母さん、どうして私を普通に産んでくれなかったの?」ってね。
子供からすれば、献身的な母親に疑問を口にしただけ。
でも、母親はそれに心を抉られてしまった。
次の日、学校から帰った子供を待っていたのは、首を吊って死んでいた母親の姿だった、というわけよ。

(196) 2015/02/24(Tue) 00時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

死んだ母親を見た時、子供は気づいたわ。
「ああ、私の一言で、死んだんだ。」
子供には、それくらいの知恵があった。
そうして、気づいた子供は、周囲の大人達にそれを隠した。

そうして、吐き続けた嘘から生まれたのが、裏切りの『悪魔』。つまり私。
母親の死に想到した知恵から生まれたのが、あの子のペルソナである『隠者』スクナビコナ。
そして、普通の子を羨む心から生まれたのが、完全を望む『世界』クロノス。

全ては、その時に定められてたの。

[話す間、クロノスはただじっと待っていた。
少年の心が整うのを、待ち続けるかのように。

クロノスは、悪魔とは違う。
完全な勝利を望む、武人であったから。]

(197) 2015/02/24(Tue) 00時半頃





だ…いじょうぶじゃ…ないよねぇ…
…ええと…




…ありがとう…


だったら…に…られたって…えるから…
…それなら…められるかなって…
…めたくなんかないけど…

…が…えなかったら…
…その…はここで…ずっと…
…ここから…られる…も…できたら…




…っ…
…どうしたんだろ…すごく…が…れて…



を…った…


に…られたと…う…か…
…だけど…くないね…
…でなら…られるのも…で…みそうだし…



…も…ごめん…い…いをさせちゃったね…




…もしかしたら…をつける…なのかも…れない…
…しっかり…まってて…



…さないから…


を…った…


【人】 奇跡の子 カリュクス

そう、傷つけようとしたわけじゃない。
それでも、母親の献身が。あの子への強い優しさが。
さらなる呪いになって、この体に降り注いでいるの。

あなたも理解した方がいいわよ。
献身は人を呪うってね。

[ふぅ、とため息を付いて。]

(210) 2015/02/24(Tue) 01時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

柄にも無いこと語っちゃったわ。
そもそもあなたには、献身する人さえいないっていうのに。

……それでさぁ。
やめなさいっていってるじゃない。そう呼ぶの。
それとも何か?あなた死んだ人間にまだ思い寄せてるの?
馬鹿なの?死にたいの?
じゃあ、死んじゃえ。

[挑発する言葉とは裏腹に。
黒衣、クロノスは正面切って向かっていく。
そして、その速度のまま、鎌を両手で振り下ろした。]

(211) 2015/02/24(Tue) 01時半頃



…にしないで…だって…



…ここに…てない…は…
…と…ってる…のかな…




…も…れない…に…



を…った…


【人】 奇跡の子 カリュクス

……手応え、あり。

[その気になれば、一瞬で消し飛ばすこともできる。
それでも、普通に鎌で叩ききったのは、苦痛を見るため。
その顔に、絶望が滲む瞬間を、見るため。
なのに。]

………………は?

[ペルソナを出せなくなってもなお。
その闘志は、戦う決意は、失せていない。
瞳の色は、それを映し出している。]

(225) 2015/02/24(Tue) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……気に入らない。

[クロノスを制して、自ら麻夜に歩み寄る。]

気に入らない。

[そして目の前に立った時に。]

気に入らないなぁ!もう!

[倒れそうな足に、思いっきりローキックを繰り出した。]

(226) 2015/02/24(Tue) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

なに?なんなの?
あなたのさ!想う人はさ!あの子はさぁ!
死んだって言ってんでしょうが!

いつまで足掻くつもりよ!
そうやって足掻いて藻掻いて活路を探すのが美しいとでも!?
そういうのがいっちばん気に入らないのよ!

[倒れないのなら、同じ箇所にローキックを。
倒れこむようなら、頭や、負傷した左腕を踏みにじるように何度も蹴りつけるだろう。]

(227) 2015/02/24(Tue) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[ピキッ、と頭に何かが来る音がした。
こんなに無様なくせに。
痛みに悲鳴を上げているくせに。
もう、のた打ち回るほどの元気もないくせに。]

このっ……。
わからず屋がァッ!

わかったわよ!そんなに一緒にいたいなら……。
とっととあの世に……。

[蹴りながら、クロノスに命令を下そうとする。
こいつを、殺してしまえ、と。
でもその命令はくだされること無く。]

(236) 2015/02/24(Tue) 02時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

きゃっ……!?
こ、こら!はな、はなせぇっ!?

[体を引かれたために、傷だらけの麻夜の方へ倒れこむ。
ポカポカと満身創痍の麻夜を叩き続けるが、力のない体で繰り出すそれにどれだけのダメージが有るかわからない。

一方のクロノスはというと、どうしていいかわからないのか、首を振ってただおろおろとしている。]

(237) 2015/02/24(Tue) 02時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

な……ぐ……ちがう!
ちがう、ちがう、ちがう!

私は楠 明とは違う!
完全に別個……自我を持った存在!
同じでたまるか!同一で我慢できるか!
たった1つで……!

[そんな叫びは。]

ひっ!?

[麻夜の声が大きくなったことでかき消された。
後ろにいるクロノスも、少しだけ怯んだようになる。]

(246) 2015/02/24(Tue) 03時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

自罰……?ちがう、そんなんじゃ……。
私は、私はただ、人が絶望する様が見たくて。
だから、自分と違う、楠 明を、苦しめて……。
独、り……?いゃ……。

……ッ!
なんで!なんでアンタにそんなことを言わなきゃならない!
クロノス!やれっ!やっちゃえ!
私からこのバカを引き剥がせぇっ!

[意を決したように、クロノスは動き出す。
ゆったりと歩を進める間に、まだ言葉はかわせるだろう。
それでも、多くを語るには尽きないかもしれない。]

(247) 2015/02/24(Tue) 03時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

っ!あんたはっ!
あんたはぁぁぁぁぁぁっ!

[降り下ろそうとするその手は、後ろから伸びる腕に止められた。]

はなせよっ、クロノス。
このバカをッ葬らなきゃッ!

[クロノスの手が、頬に触れた。
その時に、気づく。温かいもの。]

……涙、バカな……そんな、間違いだよ……!

[ぬぐおうとする度に、新たな水が、あふれでる。
止まることなく、流れ続ける。
それが、求めるものは同じだと、教えている。]

(256) 2015/02/24(Tue) 04時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[クロノスが、少女の肩に手をのせる。]

諦めろって?
ここまで来て、最後の最後で……。

[それにクロノスは、頷かなかった。
ただ、静かに麻夜を見た。]

……分かってる。
賢くあった理由だって。

嘘を吐いた理由だって。

完全になりたかった理由だって。


愛されたかった、だけだって。


.

(257) 2015/02/24(Tue) 04時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[悲しい献身はいらない。
同情の優しさもいらない。
ただ、全てを認めてくれる。
愛がほしかった。]

クロノス。

負け、かな。

[黒衣の武人はそれに頷いた。]

……やっぱり、お前は。
気にくわないなぁ。

[そんな笑顔を見せた。
涙を流しながらの、笑顔を。]

(258) 2015/02/24(Tue) 04時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

大塚 麻夜。
私達は見てるぞ。
楠 明を泣かせたら、許さないからな。

そして、覚えておいて。
世界、クロノスと。
悪魔、ドッペルゲンガー……スガミのことを。

[黒衣の武人は鎌と共に消え去り。
少女は糸が切れたように、気を失った。
それでも、残された少年は感じるだろう。

確かな鼓動、呼吸、そして。
そこにある、魂を。**]

(259) 2015/02/24(Tue) 04時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2015/02/24(Tue) 04時頃


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