人狼議事


21 ─明日も、薔薇の木の下で。

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鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2013/08/04(Sun) 01時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[少ない灯りで絵本を読み続ける。
すでに鳥は瞳を閉じ、
全ては静寂の中で行われた]

[しかし、眠りの世界からの使者は
確実に彼へと手をのばしていた]

[彼が意識を手離したのは
雷が鎮まった夜更けだったか、
雨がぱらつく夜明けだったか。
それは誰も*知らない*]

(22) 2013/08/04(Sun) 02時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2013/08/04(Sun) 02時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―食堂―
[目覚めて最初に飛び込んできたのは、赤。
大判の絵本に描かれた薔薇の木だった]

[ふと 窓の外を見ると、雲間から光が射していた]

そういえば、
中庭の薔薇はどうなったのかな。

[誰にともなく呟いた彼の声を鳥は拾い上げ]

“ バラ、ホシイ… ”

[騒ぎ立てたのを撫でてあやす]

ダメだよ、リュシュカ。
俺が怒られるじゃないか。
でも…

(37) 2013/08/04(Sun) 11時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[そこまで口にしたところで食堂の扉が開く>>45 ]

おはよう、ハロルド。

[少し笑って手招きし、椅子を引いた。
ハロルドが望めば、彼の隣が手に入るだろう]

(56) 2013/08/04(Sun) 14時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2013/08/04(Sun) 14時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[彼は絵本を閉じる ]

勝手に読んでごめん。

[色褪せた絵。ところどころ補修のされた跡。
絵本を読んで、ハロルドが
どれだけこの本を大切にしていたか わかった]

もう落とすんじゃないよ

[絵本を手渡し、軽く頭を撫でる。
そして手はそのままハロルドの耳を掠め、
頬から唇へ。
感触を楽しむように何度かつつき、
ハッとして手を引く ]

ご、ごめん。何か飲み物でも作ろうか。

[慌てて食器棚へと向かう。
彼の焦りの原因は、薔薇の香りだけが知っていた ]

(59) 2013/08/04(Sun) 14時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2013/08/04(Sun) 15時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[ハロルドの挨拶に、誰かが来たことを知った。
しかし、ケトルで湯を沸かしている此処からでは
姿が見えない。
声からして、グレッグ。それからトレイルだろうか。
挨拶をするか悩んでいると、
グレッグは手早く食事をとり
食堂から出ていったようで。
トレイルは? と思えど、
ハロルドとふたり取り残されている現状からは
何も推察できなかった ]

(86) 2013/08/04(Sun) 19時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[火を止め、ポットにお湯を注ぐ。
普段は珈琲を飲むけれど、
今日はハロルドがいるから紅茶にしてみた ]

おまたせ

[ふたり分のカップを机に並べる ]

向こうに朝ごはんが置いてあるみたいだね。

[それだけ言うと、彼は自分の朝食を取りに行った ]

(87) 2013/08/04(Sun) 19時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ふたり並んでの朝食。
いつもの光景 というには、
学年が違いすぎて 少しおかしい組合せ ]

[チラリと後輩を見る ]

(小動物みたいな?)

[彼がハロルドを最初に撫でた時と同じ感想だった。
しかし、つい先程 撫でたのは、違う意味で ]

[溜息、ひとつ ]

(88) 2013/08/04(Sun) 19時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2013/08/04(Sun) 19時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

行くところ…?

[自分だけを見て。自分だけを考えて。自分だけの傍にいて ]

[孤独の裏返しの独占欲は、ハロルドに放った
険しい口調の一言に含まれていた ]

(ハロルドは俺だけを見ているわけじゃない)
(俺にとってハロルドは特別だけど)
(君にとっての俺はそうじゃない)

[言い聞かせるように幾度も反芻する ]

うん、いつでもいいよ。

[二言目を発した時には、すでに笑顔。
しかしその間は 何よりも雄弁だった ]

(125) 2013/08/04(Sun) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

(逃げられた…かな)

[彼は心の中だけで呟いた。それは悲しみに染まってる。
伸ばした手が届かない。
そんな未来だってあり得るのに、
彼は希望だけを見続けてしまったから。
その代償だった]

うん、またあとで、ね。

[これで最後にしようと決意し、彼はハロルドの頭を撫でた]

(134) 2013/08/04(Sun) 23時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2013/08/04(Sun) 23時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[ハロルドらしくない口調と泣きそうな驚いた。
何がいけなかったのだろうか と考える。
彼には、ハロルドを悲しませるつもりなどなかったから
答えなど見つからない。
しかし。
ハロルドを笑顔にする方法なら、ひとつだけ]

うん、じゃあ一緒に行こうか。

[ふたり分の食器を手に取り、席を立った]

(142) 2013/08/05(Mon) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

ー廊下→ー
[実は少し楽しんでいるのだ。
昨日は彼がハロルドを連れ回したから、
今日は逆でもいいだろう、と]

[突如ふられた話>>152に、
感覚を研ぎ澄ますまでもなく答えた]

そうだね、今日になっていきなり…
でもリュシュカが騒がないんだよね

“ リュー、イイコ ”

[絶妙なタイミングの相槌に、彼は苦笑した]

(157) 2013/08/05(Mon) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ハロルドも笑っている>>152 >>154のを見て安堵した。
先程の顔が気になっていたから]

[音楽室へ向かうと告げられ、
久しく訪れていないことに気づく]

サミュエルのピアノは昨日も素敵だったね。

[ハロルドもピアノを弾くのだろうか。
だとしたら、自分の知らないハロルドを見つけたようで
嬉しいような、楽しいような、そんな気持ちになる]

(158) 2013/08/05(Mon) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

昔…?

[ハロルドのことをもっと知りたくて、
言葉の端を捉えてみる]

[薔薇の香りは誘惑の証。
香り高くなる方へと行くのは躊躇われた。
しかし、ハロルドの隣を手放す気にはなれなくて。
そのままハロルドについていった]

(166) 2013/08/05(Mon) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

楽譜も置きっ放しだから、
すぐに戻ってくるんだろうけど…

[サミュエルの性格から そんなことを想像する。
だが、ハロルドの演奏を聴けないことは残念で]

少しだけなら大丈夫じゃないか?

[そんなことを提案していた]

(172) 2013/08/05(Mon) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[明るいリズム。流れるような音。
軽々と弾きこなすハロルドに 少し意外だと感じて]

(ハロルドも上手いじゃないか)

[演奏中に声をかけるようなことはしなかったけれど、
ピアノの鍵盤が見えるその位置で
心の中に呟きを落とした]

(184) 2013/08/05(Mon) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[続けざまに弾かれる多彩な曲に彼は思う]

(ピアノにもいろんな曲があるんだろうけど、
ハロルドらしくていいね)

[彼はハロルドから視線を逸らさずに聴き入った]

(192) 2013/08/05(Mon) 02時半頃

フィリップは、チラリと隣を見て、リュシュカを近づけた

2013/08/05(Mon) 02時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[どこか異国めいた曲>>199をハロルドが弾き終わったあと。
鳥をサミュエルに任せて
床に崩れ落ちたハロルドの傍に慌てて近寄った]

大丈夫か?

[ぐったり疲れきったその背を そっと撫でる]

(202) 2013/08/05(Mon) 03時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2013/08/05(Mon) 04時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[ぐったりとしたハロルドが彼にもたれかかる。
顔色が悪そうで心配していると、
サミュエルが膝に言葉を綴った]

リュシュカをよろしく

[ハロルドを休ませてやりたいが、
何処へ連れて行くべきか。
医務室、ハロルドの部屋、もしくは俺の…]

(226) 2013/08/05(Mon) 10時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[医務室までは少し遠い。ハロルドの部屋はもっと。
それならば と決意し、ハロルドを連れて立ち上がる]

俺の部屋が近いから、そこでいいかな?

[ゆったりとした曲。
これはたしかサミュエルが以前も弾いていた気がする。
日常に溶け込むような音の連なり。
今はそれが懐かしく感じた]

[おとなしくしてろよ と鳥に笑いかけて、
彼らは音楽室を出た]

(227) 2013/08/05(Mon) 10時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2013/08/05(Mon) 10時頃


【人】 鳥使い フィリップ

ー音楽室→廊下ー
[ハロルドを引き寄せ、ゆっくり歩く。
歩調は音楽にも合っていて。
もしかしたらサミュエルが
合わせてくれているのかもしれなかった]

[言葉をかけていいものか悩む。
辛い時は喋るのも億劫になるものだ]

もうすぐ着くから。

[しかし、目的地までの距離がわからないのは辛かろう。
そう思い、呟くように言葉を落とした]

(229) 2013/08/05(Mon) 10時頃

【人】 鳥使い フィリップ

ー廊下→自室ー
[なんとかハロルドを連れて部屋まできた。
簡単にベッドメイクをして、ハロルドをそこに横たえる]

少し休みな。眠るまで傍にいるから。

[ゆっくりと頭を撫でた]

(232) 2013/08/05(Mon) 10時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2013/08/05(Mon) 10時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2013/08/05(Mon) 20時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[ハロルドに可愛らしい声でねだられ>>273
彼は手を握った。
できるならずっと こうしていたい。
しかし、彼にはやるべき事があった]

[そう、秘密の約束]

ハロルドが寝るまでだからな

[反対の手で優しく髪をすく。
このまま時が止まればいい と思ったことを
誰が責められるだろう]

(279) 2013/08/05(Mon) 20時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[すやすやと寝息をかいていることを確かめたあと、
彼は髪を撫でる手を そっとハロルドの唇へと移した]

(ダメ…かな…?)

[その柔らかい唇を啄ばみたい衝動に駆られる。
しかし、それは実行されなかった。
寝ている時に掠め取るのは卑怯だと思ったからか。
それとも、
くちづけをしてしまったら離れられないと思ったからか。
あるいは、
そのどちらもなのか。
気持ちを落ち着かせるために、深く息を吸う。
肺に満たされたのは、薔薇の香り]

(行くか…)

[彼は何かを決意したように中庭へ向かった]

(285) 2013/08/05(Mon) 21時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2013/08/05(Mon) 21時頃


【人】 鳥使い フィリップ

ー中庭・薔薇の木の下ー
[心の中に響く薔薇の声。
その呼び出しで来たものの、誰もいない。
彼は少しあたりを見回した。
その目つきが険しいものになっていたことは否めない。
薔薇の誘惑を拒絶しようとして、此処に来たのだから]

[ふと、視線が留まる。赤い薔薇の蕾だった]

(これが元凶?)

[手折ってしまおうと茎に手をかける。
しかし、より強くなった薔薇の香りに
くらりとして膝をついた]

(288) 2013/08/05(Mon) 21時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[意識を手放していたのは一瞬だろう。
それなのに、何故か手首に荊の痕が]

“ 捕まえた ”

[誰とも知れない声がした]

(289) 2013/08/05(Mon) 21時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[薔薇に捕まった自分はどうなるのだろう と、
唇を噛み締め ひとり思う]

(そういえば、薔薇に纏わる噂があったような…)

[薔薇が生徒を捕まえる。
その生徒は誰かを襲い、
襲われた生徒は薔薇の虜になって また誰かを襲う。
そんな無限のループ]

(もし。もしその噂が本当なのだとしたら)

ハロルドのところには帰れないな…

[彼は自室と逆の方向に足を向けた]

(291) 2013/08/05(Mon) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

ー廊下ー
[彼は時間が欲しかった。
ひとりになれる時間が]

さて、何処に行くかな…

[呟いたのは、そうしていないと正気を保てないから。
それほどまでに、彼は苦しんでいた]

(309) 2013/08/05(Mon) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

裏庭…は、ニーセンがいるか。
談話室は、人が多そうだし。

[結局、自室が一番 落ち着けるという結論。
しかしそこにはハロルドがいる]

…とりあえず、何か飲もう

[水でも飲めば落ち着くだろう。
それは甘い考えだと知っている。
だけど、
そんな些細な事にさえ縋りたくて。
彼は食堂へ向かった]

(314) 2013/08/05(Mon) 22時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2013/08/05(Mon) 22時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

ー食堂ー
[扉を開けると、猫耳パーカーのニーセンがいた]

びっくりした…

[てっきり中庭にいるものだと思っていたから、
彼は驚いた顔をした]

猫のところにいるんだと思ってたよ

[ニーセンの脇を通り抜け、
食器棚から自分のカップを取り出して水を注いだ]

(316) 2013/08/05(Mon) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

あぁ、そう…か

[寂しげに笑うニーセンを撫でようと手を伸ばし、
深くなる香りに
彼が薔薇に捕らわれたせいだと思い直すと、
それは空を切るように降ろされた]

(猫がいない。なら、)

ひとり、なのか…?

[おそるおそる尋ねる]

(322) 2013/08/05(Mon) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

ニーセンが羨ましいよ。
そうやって手を伸ばせて。

[こくり と喉を鳴らして水を飲む]

求められても いるみたいだし。

[軽くカップをすすぐ。
数回振って雫を落とすと、布巾を手にとった]

でもそれ、ホント?

[手を止めて放った言葉は、酷く断定的だった]

(330) 2013/08/05(Mon) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

ないね。もう答えはわかったから。

[ニーセンを真正面から見て言い放つ]

[そして一歩近寄り、耳元で囁いた]

辛かったね…

(339) 2013/08/05(Mon) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

そう、

[慌てて言いつのる>>347唇に人差し指を立てる]

言い訳はそこまでだ。
本当に求めているものは「 」だって、わかっているよ。
俺ならそれをあげられる。

[身体を離して手を差し出す]

欲しいなら手を取ればいい。
拒絶するなら、それは永遠に手に入らないけど。

(351) 2013/08/06(Tue) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[>>355の告白に、彼はくすりと笑った]

娼婦が求めたのは偽りの愛だろ。
ただの関係を嫌悪するなら、
俺を愛すればいい。
そうしたら、それは娼婦とは違うものになる。

これが最後だよ。

[顎に手をかけると顔をあげさせ、覗き見る]

俺を愛するって言いなよ

(361) 2013/08/06(Tue) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[するりと逃げていったニーセンを見やる。
完全に食堂の扉が閉じてから、彼は壁に背を預けた]

ごめん、ニーセン。
赤薔薇の思惑に乗せられて 酷いことをしたね。

[苦い自己嫌悪が広がる]

ごめん…

(366) 2013/08/06(Tue) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ぴちゃん… 蛇口から雫が落ちる。
あれからどれだけの時間がたっただろうか。
長かったような気もするし、
短かったような気もする。
薔薇の香りで 時間の感覚がおかしくなっていた]

[人恋しい]

[弱っている時には誰かに会いたくなる]

そんな甘えは許されないかな。

[ならばひとりになりたい。
でも、ひとりになれる場所は自室しか思いつかなくて。
そこにはハロルドがいるから躊躇われた]

(いたらいたで考えるか…)

[食堂の扉を開けた]

(387) 2013/08/06(Tue) 06時頃

【人】 鳥使い フィリップ

ー廊下ー
[いたらいたで というのは嘘だとわかっていた。
本当はハロルドの寝顔を見られたら と思ったのだ]

[音楽室のピアノが鳴り始める。
でも、音色の違いなど聞き分けられなくて]

(サミュエルかな?)

[そう思っただけだったから、
音楽室の前を通ったけれど声はかけなかった]

(389) 2013/08/06(Tue) 06時頃

【人】 鳥使い フィリップ

ー自室ー
[扉を開けると、飛び込んで来たのは
空っぽのベッドだった]

(ハロルドは起きたのか)

[残念だけど、どこかで安堵していた]

[彼は、綺麗にベッドメイクされたその端に腰掛けた。
ハロルドがいたであろうところを軽くなぞる。
そして溜息ひとつ]

(390) 2013/08/06(Tue) 06時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ふと視線をやると、ベッドサイドテーブルに
書き置き>>371と見慣れた本>>373が置かれていた]

(さっきのピアノはハロルドだったのか?)

[書き置きの文字に指を滑らせる]

(絵本を渡すだけなら大丈夫だよな?)

[会ってしまったら
薔薇の呪いをうつすことになろうとも手放せなくなる。
そんな予感から会わないようにしようと思っていたけれど、
会いたいという気持ちは偽れなかった]

[手首の痕に触れたのは無意識からか]

[傍の口実を手にとり、彼はゆっくりと立った。
音楽室へ行くために**]

(392) 2013/08/06(Tue) 06時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2013/08/06(Tue) 06時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[演奏中だったら こっそり入るつもりだったのに
音楽室に着く少し前に終わってしまった。
仕方なく彼は扉をノックし、中を窺った]

(なん、で…)

[サミュエルとハロルドが抱きあってる姿>>400が見えて
戸惑うより前に嫉妬した]

“ フィー ”

[鳥が彼に気づき、軽く飛んで肩にとまる。
サミュエルに手を振られたが、返す余裕などなく]

邪魔したね

[それだけ言うと、扉を閉めた。
もしかしたらその音は苛立ちを含んだ激しいものに
なっていたかもしれない]

(406) 2013/08/06(Tue) 10時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[今は誰にも会いたくなかった
きっと自分の顔は嫉妬で醜く歪んでいるから]

“ バラノカオリ ”

[あてもなく中庭が見える廊下まで歩いてきたら
鳥が薔薇を求めて飛びたった]

(あそこなら、たぶんひとり…)

(413) 2013/08/06(Tue) 10時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

ー中庭ー
[赤薔薇の近くにあるベンチに腰掛ける。
鳥は肘掛に止まり、薔薇を堪能しているようだった]

[心を落ち着けようと、手にした本を開く。
しかし内容は頭に入らない]

ハロルドはサミュエルを選んだのか…?

[目をつむると映る光景。
それは彼にとっての真実であり、
ハロルドやサミュエルにとっては違うものだっただろう。
手首にある荊の痕がチリリと痛む。
押さえるように もう片方の手が触れたのは、
きっと*無意識*]

(414) 2013/08/06(Tue) 11時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2013/08/06(Tue) 11時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[彼の腕に何かがあたった。
目を向けると、鳥が頭を擦りつけているところだった]

元気づけてくれるのか?

“ フィー、ダイスキ ”

うん、ありがとな。
すこし気が晴れたよ。

[頭を数度 撫でる。
鳥は気持ち良さそうに目を細めた。
彼は ひとつ伸びをして、本を閉じ立ち上がる。
これからどうしようか と呟き、とりあえず屋内へ]

(446) 2013/08/06(Tue) 21時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2013/08/06(Tue) 21時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[バッタリと廊下で出くわしたセシル>>452の口から
サミュエルの名前が出ると 少し眉を顰めた。
しかしそれも僅かな時間]

サミュエルに預けっぱなしだったからね。
さっき引き取ってきたんだ。

[務めて明るい調子で応える。
彼自身のことで手一杯だったからか、
セシルの様子には気づかないまま]

(455) 2013/08/06(Tue) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

“ ダイスキ ダイスキ ”

[セシルに触れられて、鳥が話す]

[ひとしきり撫でられて満足したのか、
鳥が円を描いて飛び、また肩へと戻ってきた。
それは 彼自身も数度しか見たことのない
最大級の好意だった]

お出かけ? どうして?

[そんな好意を得られるセシルに
警戒心など持てるはずもなく、
彼は聞かれるままに問い返していた]

(468) 2013/08/06(Tue) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[薔薇の匂いと言われて>>475思い出すのは
心に呼びかける赤い薔薇]

ーーーっ

[手首の痕が痛み、顔を顰めた。
赤薔薇が呪いの烙印を通じて
何かを言おうとしているのだろうか]

[反対の手で荊の痕を押さえ
やり過ごそうとする。
その様子をセシルがどう思っているかなんて、
考えている余裕は なかった]

(478) 2013/08/06(Tue) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

やめ…っ

[反射的にセシルの手を払う。
そうしたことで傷痕を見せていることに気づけば、
手を後ろに隠して しどろもどろな言い訳を]

明け方、中庭で…傷つけて……しまって、
その………

[罰の悪さに視線を逸らす]

なんでもない、から

[これで流されてくれる相手だろうか。
同級として すごしてきた時間は長かったが、
セシルのことをよく知っている とは言い難い]

(487) 2013/08/06(Tue) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[そこまで言われてしまうと、弱い心は押し返せない。
伏し目がちに俯いたままの
長い沈黙のあと、彼は渋々 手を出した。
それは消極的な許容]

どこで手当を?

[できれば人の多い所は避けたい。
そんな意図の質問を投げるくらいには、
失態を後悔していた]

(498) 2013/08/06(Tue) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[サミュエルに というのは半分くらいどうでもよくて。
それより彼の心に響いたのは 寂しい という言葉だった]

(彼も寂しい?)

[セシルが鳥にしていたように 頭を撫でる。
寂しさが少しでも和らぐように と]

談話室だね。人がいなければ、そこで。

[添えられた手を握って、一歩踏み出した]

(505) 2013/08/06(Tue) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[問われた内容に
思い出したくない光景が浮かぶ]

ハロルドはサミュエルと一緒だったよ

[サミュエルがいなくて寂しい とまで言うセシルに
抱き合っていたとは言えなくて、
事実の一片だけを伝えた]

[されるがままに手当を受ける。
触れられた手は思いのほか心地よくて
張り詰めていた気が 少し緩んだ。
緩みついでにセシルの髪を梳いてみようか]

(518) 2013/08/07(Wed) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

やめろって。
なでなでするのは俺の方なんだから。

[笑って応える。
でも、セシルの手を退けようとは思わなくて]

くすぐったいだろ

[なんていいつつ、いつも鳥がそうするように
首を傾げて続きをねだった]

手当、ありがとな

[軽く上げた手首に巻かれた包帯。
これで誰にもバレずにすむ。
ホッとしたのが半分。
残りの半分は、セシルへの感謝]

(525) 2013/08/07(Wed) 00時半頃

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