78 わかば荘の薔薇色の日常
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[芯に火の着いた炭の 透明感さえ感じる赤さを 網目の隙間からぼうっと見ていると、 中から調理された肉や野菜が運ばれて来た。
遊は、自分では手を伸ばさず 誰かが焼いてくれるのを待っている。
──檀の怒号>>472が空気を震撼させた。]
(503) 2014/06/28(Sat) 22時半頃
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[泡盛を持って檀に近付く藤堂>>473は その側で網を見詰める遊にも気付くか。
勧められればしげしげと瓶のラベルを眺め
苦しゅうない── と言うような上から目線の頷きとともに 右手を差し出して酒を要求した。]
(506) 2014/06/28(Sat) 22時半頃
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[無礼な右手の要求に 突っ込みながらも素直に泡盛をくれる藤堂>>511。
受け取ったグラスに注がれた氷と泡盛の透明を見て 狐目をゆるりと細めた遊は そのままの眼で藤堂を見てこくりと頷き]
ください。
[と口にした。]
(522) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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[唇の先を湿らす程度に 控えめにグラスを傾け、ついた雫をちろりと舐める。
舌先に、バニラのような甘みが広がると同時に、 強い酒精が味蕾を刺激した。
ひと舐めした泡盛は 酔えずとも香りと刺激で楽しめそうで]
──おいしい。
[そう言うと、 遊は手の中のグラスをほぼ水平にまで傾け 陽光に喉仏を晒して 一度に半分以上の中身を胃に流し込んだ。]
(539) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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[風邪に酒が効くというのは大いなる間違いで 免疫力は低下するし、体温も下がるし 更には水分まで奪われるので、いいとこなしなのが現実。
酒の中でも強い方の泡盛を ロックで飲むという南方の自殺行為を 遊の哀れみの籠もった眼差しが見守っていた。]
(544) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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[働かざるもの食うべからず。
──であるならば 道菅は俺の肉を焼く仕事をすればいい──と、遊は思う。
実際誰のために焼いている肉かは知らないが 好い色になり脂が滴り落ちる段になると 何も言わず肉の刺さった串を取って齧りついた。]
(547) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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[隣から注がれる視線>>546。 温度のないそれをどうかして感じ取った遊は 空になったグラスを見て、來夏を見て]
…… 飲む?
[と尋いた。]
(548) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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甘くて美味しい。
[飲んで感じたそのままを來夏に伝え 自分のグラスに二杯目の泡盛を注ぐ。]
(550) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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──……
[手を伸ばして掴みかけた串を対面から強奪>>556され 自分の胃に収まるはずだった肉に恨めしげな視線を注ぐ。
が、奪い合わずとも網には肉が並んでいる。
そんなに飢えているのかと勘違いして 別な串を手に取り、草芽の口の前に差し出してみた。]
(565) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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[日向を見ると、 彼に猫っぽいと言われたことを思い出す。
どこが──と、 口には出さないものの思ってはいる。
欧米人かというような胸板を持つ日向は 例えるなら大型犬だろう。 小型犬のように激しく尾を振るアピールはしないが 人肌を恋しがる寂しがりやの側面があるように思う。
高めの体温を、掴まれた手首はまだ覚えている。]
(571) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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[來夏の返答>>560を聞いて 藤堂が來夏の前に置いたグラス>>538をその手に持たせ 自分の手の中のグラスの縁とキスさせた。
少しペースを落として、 來夏が泡盛に口をつけるのを見守る。
草芽とのやり取り>>561>>572を見て 不意に冷たい手で、來夏の頭を撫でた。]
(575) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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ッ …──?
[來夏の頭に触れていた手が 横から伸びて来た手>>580に引き剥がされる。
まったく想像していなくて、これには少し驚いた。
ソナーのようにそちこちに伸びていた意識が 草芽の前髪の下辺りに集約される。]
(583) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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[噎せる來夏にも どしたと聞く藤堂にも反応出来ず 草芽に腕を確保されたまま、狐目に探る色を纏う。
周りには、この草芽の突飛な行動も いつもの喧嘩まがいのやり取りの 延長線上に見えているかもしれない。]
(589) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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[草芽の温度が、手首を通して登って来る。
日向ほど熱くもなく 南方ほどぬるくもなく 無駄に着込んだ無駄布に蒸されて上がったのだろう温かさで。
数秒で離れた温度に、 日向の時に似て安堵を覚えた。
視線の向きは前髪に邪魔されて見えないけれど 狼狽える動きは頬のこわばりや首の角度でも窺い知れる。]
(604) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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[草芽はいつも、 言葉では威勢のいいことを言っていても 相手が起きている時に強い態度に出たことなどなかった。
素直な謝罪も、自発的な行動も、 すべてがいつもと違っていた。
噎せる來夏の背をさすっているのは 汗ばむ草芽の温かい手。
もしかしたら───。]
(605) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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[やっと仲良くなった來夏を取られるようで、 草芽は自分に嫉妬したのかもしれない──と、思った。]
(606) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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[そうならな、ここは後輩に譲ってやろうと 差し出していた肉を手元に引き寄せ くちりと齧って移動する。
藤堂の目の前で、 グラスを持った手の小指で泡盛の瓶の口を挟み 堂々と酒を持ち逃げする体勢。]
(611) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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[來夏を草芽に任せ、 ベンチで烟草をふかす管理人の前にぺたぺた歩み寄る。 見上げるフランクを見下ろす姿勢で]
──…ごちそうさま
[と、感謝の意が滲み出している予定の 人を食ったような表情で言って、薄く笑った。]
(613) 2014/06/29(Sun) 01時半頃
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ジャニスは、ミナカタが着々と積み上げる死亡フラグに喜ばしい気持ち。
2014/06/29(Sun) 01時半頃
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[藤堂よりも後に談話し✹に入った遊は、 当然平井らのコントは目撃し損ねた。
完成したばかりのアルデンテなペペロンチーノを 誰かの皿からフォークひと巻き分だけ失敬し 水がわりの泡盛を飲んで舌鼓を打つ。
テーブルの上に、 日向が作ったらしきプチケーキを見つけると 無造作に指で摘んで口に放り込んだ。
甘そうに見えたそれは、実に2。
1.甘かった 2.中華風の複雑な味わいを醸し出して…… ってこれシューマイだわ。]
(624) 2014/06/29(Sun) 02時頃
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─ 談話室 ─
[談話室には宇佐美もいた。 ご機嫌と言われて浮かべる薄い笑み。
──確かに、今、自分は機嫌がいい。]
(651) 2014/06/29(Sun) 17時半頃
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[明日には──いや、早ければ今夜にも──、 臨場感溢れる体調不良話が聞けそうだと、 風邪ひきかけの癖に 日本酒にも手を出す南方を見て思ったから。
今のうちになにか、 礼(もとい餌)になるものを用意しておくべきか。
なぜかケーキの皿に並んで ケーキに擬態していた焼売を噛みながら、 遊はぼんやり考えた。]
(652) 2014/06/29(Sun) 17時半頃
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あ 宇佐美。
[焼売を飲み込み、 口の中が空になると 遊は酒を一口飲んで宇佐美を呼び]
ありがとう──あれ。
[棚のタオルケットを指差し、言った。 一日以上前の、親切への礼。
タイミングがおかしいとかは、気にしない。]
(654) 2014/06/29(Sun) 17時半頃
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[遊はあまり、 真意が相手に正確に伝わっているかに拘らない。
だから宇佐美がどう受け取ったかは知らないが、 一昨日の親切の遂行者が宇佐美であることは ちゃんと気付いている。
理由は簡単な消去法。
ある日ある時から 談話室の棚に置かれるようになったタオルケットを 持ち主の宇佐美本人以外で勝手に使用するのが 遊の他にはいないから──というだけの話。
ね、簡単でしょ?]
(665) 2014/06/29(Sun) 20時半頃
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[よほど大事なことなのか 繰り返し部屋で寝るよう言われると]
ん?
あぁ ────……
…──うん
[どこを見ているのかわからない眼差しで 庭に面した壁面硝子へと視線をやり、 考えているのかいないのかの微妙な間を経て 心のこもらない空返事を返した。]
(666) 2014/06/29(Sun) 20時半頃
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[宇佐美が眠ってしまうと、 永利が置いていった飲みかけのグラスに それが最初から自分のものだったかのように口をつけ、 最後まで飲み干す前に何か思いついたのか、 半端な状態でその場に戻す。>>642
瓶の中の泡盛はその段階で既に半分以下に減っている。
それからいくらも経たないうちに 遊は空になった自分のグラスを流しで軽く濯ぐと ふらりと談話室を出て行った。
泡盛の瓶はしっかり持っていったので、 宇佐美の隠蔽工作は使えないようだ。]
(667) 2014/06/29(Sun) 20時半頃
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─ 201号室 ─
[泡盛の名品玉友を 首尾よくBBQ会場より持ち出すことに成功した遊は、 財布を取りに自室に戻った際、 謎の雄叫び>>689を受信して、不思議そうに首を傾げた。**]
(699) 2014/06/29(Sun) 22時頃
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─ 花火が始まる頃 ─
[朝から雨は降っていないのに 陽が射さないからいつまで経っても乾ききらずに 所々水溜りの残る坂道を サンダル履きのなまっちろい足がのんびりと下ってゆく。
今が盛の桃の樹の葉と同じ色をしたわかば荘の屋根が 振り返ればまだ見える場所。]
(743) 2014/06/29(Sun) 23時頃
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[ぱ─――――――…ん!! と]
!
[火薬が空に弾ける音に振り返ると、 誰かが打ち上げた光の花が、紫陽花色の空に咲いていた。]
(744) 2014/06/29(Sun) 23時頃
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──……
[しばし足を止め、 光が消えるまで佇んでいる。
光が消えても───まだ。 少しの間そこで、空を見上げていた。]
(745) 2014/06/29(Sun) 23時頃
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[名残を惜しむようにゆっくりと前を向き 再び坂道を下り始めたのは二発目の花火が打ち上がる前。
傘は持たない。 濡れて困る服ではない。
ただ、ずぶ濡れの男が入って来たら コンビニの店員も薬局の客も嫌な思いをするかもしれないから、 目的の物を買い終えるまで雨が降らなければいいと思った。]
(747) 2014/06/29(Sun) 23時半頃
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