84 Es 3rd -Test days-
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[「絶望」を味わいきれば、やってくるのは耐え難い「退屈」 男は自分のものでない名を名乗りながら、 退屈を凌いで生きてきた。 戦争に参加して何人も殺しておいて 今はこうしてバーのマスターをしている。
とんだ殺人鬼だと、小さく残った人間としての心が 己の行状を嘲笑っても、最早なんの感慨も浮かばない。 ただ――
戦争後バーにやってくる元E’s達。 ここではせめて、と愚痴を零す猫耳の青年や、 贈り物として果物をよこすあの人が とてもとても愛らしくて化け物とは思えなくて。
”こんなもの”になってまでも、 我々はまだ少しだけ「人間」なのかもしれないなあと思うと、 それはそれで面白いじゃあないか、と。
笑いながら。男は傾いた月が照らす夜道を歩き出した*]
(16) 2014/07/29(Tue) 22時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/07/29(Tue) 22時半頃
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――宵待亭にて――
[ミケと藤之助が会話する横で、マスターは 淡々と、時には笑みを交えて、仕事をこなしていく。 藤之助が一旦店を出て行くのを見送り、 また、カウンターに向き直ったミケの呟き そしてその顔に浮かんだ表情は、 どこか楽しげだった]
はい、ただいま。
[人工血液について問われれば、そのまま その効用と味についてミケに教えただろう]
ええ、一度。 ものの試しに飲んでみますか?
[そう問えば、返ってきた言葉>>31に、おや、そうですか と微笑む]
(40) 2014/07/30(Wed) 00時半頃
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はっはっは。にゃー語、ですか。 ええ、大丈夫でしたよ。
[>>32の質問にはそう返答を。 そこまでくれば、ミケが何を考えているかの大体は 掴めてしまうもので。
――若いっていいですねえ。 なんて言葉は言わずに、胸の裡に仕舞った*]
(41) 2014/07/30(Wed) 00時半頃
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――その後――
[客足もまばらになってきたころ、 夜風に乗って血の匂いがふわりとバーにやってくる。
今晩はなんだか、よく血の香る夜だなあ、などと思っていれば 香りを纏わせ入り口で膝をついたのは藤之助>>26であった]
大丈夫ですか。
[声をかけると、ミケ>>34が立ち上がって藤之助の肩を支えた]
どうぞ、ご自由に。 今日もよく飲みましたねえ。
[にこにことカウンターの奥を指し示すと、 彼らを奥の部屋のソファに導く。 そのあと、ごゆっくり、などとウインクして、またカウンターに戻った*だろう*]
(42) 2014/07/30(Wed) 01時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/07/30(Wed) 01時頃
…でぽとりと…に…ちたちっぽけな…は
…び…という…の…の…を…る…
…ちみもうりょう…
…そんなものだと…いたければ…えばいい…
…お…も…そういった…しい…を…する…か…
…
…が…じるのか…
…いいや…が…めてるのは…くらいだよ…
…さっきは…かったな…
…なんだろうと…って…つい…が…た…
…あんたの…は…れなのかい…
…
お…も…って…は…
…なかなかに…してきたと…える…
…してくれ…も…じゃ…いんでね…
…くやろうや…
…
を…めてるだと…
…
…なんかじゃない…の…は…
…
…ああ…そういうことか…
…の…は…だ…
…お…もそうなんだろう…
…どれが…い…か…み…べでもしているのか…
…じゃない…に…
…の…が…そうじゃね…か…
…りはしね…よ…
…
…ふぅん…の…い…やっぱ…らに…しい…か…
…ま…そんな…だな…
しかし…の…だと…
…あんたは…いそうだな…
…
…んな…がるなって…
…
…お…とは…めて…か…あ…だ…
…もし…に…みたいに…を…む…を…っているのなら…
…えてもらえるとありがたいが…
…
いきれん…ちょっと…けてやってもいいぞ…
…
…どういう…だ…の…か…
…それとも…の…か…
…ならばこの…のものは…
…という…に…う…
…れていってやろうか…
あんがとな…
…お…に…の…でも…けてやろうか…
…で…だ…ませてもらわんでも…いが…
…ちょいとばかり…あんたの…をくれ…
…ほんの…で…わん…
…
る…きさの…は
…つきの…い…にとっては…ひと…めというところか…
…と…を…てて…い…
…の…しにもならんだろうな…そんなの…
…
を…み…べてみるんじゃないのか…
…の…を…なにに…うつもりだ…
…
…えるものは…なく…っておくが…
…っておくが…びすけっとくらいの…では…りんぞ…
…
ま…おつまみって…か…
…しかし…もらっちまって…かったのか…
…な…だったんだろ…
…
…やっぱ…さっき…たあの…だったか…
…はずれとは…えこんなでかい…け…が…ってるた…
…れも…の…ってやつかね…
…
え…
…れに…を…としてくれりゃあ…い…
…わりに…の…でも…ってくれ…
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―宵待亭―
……これは……
[亀吉>>47に差し出されたレースのハンカチを見て、 軽く思案顔をする。 それは確かに、あの人の――]
このハンカチの持ち主なら存じておりますよ。 ええと――
[そういえば名前は聞いていなかったことを思い出し]
お名前はわからないのですがね、 ここから東に行った先に、森があります そこに建つ洋館にお住まいのお方ですよ。
(53) 2014/07/30(Wed) 04時半頃
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お…も…あのびすけっとと…じだから…いい…
…
…ここは…も…も…めて
…くの…が…け…んだ…いわば…だ…
…ばれたのかと…って…てみたけど…
…やっぱり…んだ…は…ってこない…な…
…
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……お役に立てましたでしょうか。
[何故これを? とまで込み入ったことは聞かない。 吸血種にしては酷く穏やかな亀吉が 能動的に誰かを襲うとも思えない。 ならば、その人は自らそのハンカチを差し出したのだろうと。
桃と杏子の送り主に思いを馳せる。
ハンカチを見て咄嗟にその人に何かあったのか考えてみたり 贈り物を返すのにも毎度何にするか思い悩んでみたり。
存外、自分はその人の存在に囚われているのかもしれない と思うと――
なにやら可笑しくて、こみ上げる嘲笑を胸に仕舞いこんで、 マスターは表向き穏やかに微笑んだ儘、仕事に戻った]
(54) 2014/07/30(Wed) 05時頃
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も…と…じ…
…
…いつの…に…
…こんな…ってたか…
…
…この…で…を…くとな…うっかり…を…ったりして…なんだ…
…だから…に…せ…
…
…ってる…
…は…ここからするから…いんじゃないか…
…
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