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64 さよならのひとつまえ
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…
…なんでもい…の…
…
…の…
…きだけど…きの…じゃね…かな…う…ん…
…わね…から…からん…
ま…するくらいいいよな…
…けね…のが…だけど…んなったら…ずさんどく…
…
…
…
…おめでとう…そうで…よりだ…
でも…やってんの…さっちゃん…
しかも…いのがまた…っつ…か…いや…なのは…ってたけど…
…さんに…っかけられてね…といいけど…
のこと…にて…
ひ…くわけないだろ…
つか…おれは…ま…
…ま…
だからさ…ま…
そんで…い…したくなったら…くれよ…
…うのが…しくても…とか…あるしさ…
…
…
…いやいや…まじ…しかったから
…
それに…してくれたってなら…もしてね…ってことはね…よ…
おれは…なっちゃんと…に…したとこ…
なんか…の…で…になるとこでもあった…れもん…
…
…つ…ぶ…や…い…た…
…とうろくした…
…
…えっと…
…
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― 回想・夜の中庭 ―
[振りほどかれず、握り返される手の分だけ。 たどたどしく同じだと返される想いの分だけ、じわじわ熱が上がる。 繰り返し悪態をつきながら、くしゃりと笑い。]
……ばーか。 迷惑なわけないだろ。嬉しいよ。
[空を仰ぐ視線につられて、見上げる。>>+139 桜の落ちる向こう、月が見えた。校庭の月を思い出して目を細める。 あれが誰の想いかは知らないままだけれど。通じ合って並んだ言葉は、伝えるのにどれだけの覚悟があったのだろう。 持ってく、という言葉にゆるく首を振った。>>+140]
……それじゃだめだろ。 ナルが持ってくなよ、俺のは重くて荷物になるから。
(166) 2014/04/01(Tue) 21時半頃
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俺はさ、ナルがこれから胸を張って歩けないような相手になりたくないんだ。 口にできなくて辛くて、困らせるような相手になりたくないんだよ。 好きだから……ごめん、こんなこと言っても、仕方ないのに。
[彼氏がいる、だなんて言えないだろうと。 自分のせいであんな煩わしい視線の対象に。好奇の目を向けられる対象にさせたくないから。彼が、趣味のことで人一倍周囲を気にしてるのがわかるから。余計に。
傍にいられない。だから、守ることも支えることも、きっと思うようにできない。 だから置いていこうとしてるのに、彼は。
なんで、大丈夫だと。 そんな頼もしそうに笑うのだろう。 一度零れだした想いは、ゆっくりゆっくり。 今度は切なさを伴う痛みと苦しさで溢れて、頬を伝う。]
(167) 2014/04/01(Tue) 21時半頃
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どんだけ、認めるのに時間かかったと思ってるんだよ。 叶わないと思ってたんだ、だから気づかずにいようと思ったんだ。嬉しいよ。今言わなきゃ後悔すると思ったよ。連絡したら思い出すじゃん。会いたくなるじゃん。今よりもっと好きになるじゃん。
……そしたらナルを、困らせる。
[離したくない、とは言えずに。 頼りたくない。足枷になりたくない。でも手を握る指先は、強くなるばかりで。こんな時まで頼るのが苦手で。 彼は優しいから。ばかだから。振りほどかれなかった今、自分からこの手を離さなければいけないと思うのに。*]
(169) 2014/04/01(Tue) 21時半頃
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…
…しみにしてる
…
そりゃ…したんだから…
…いたいって…がいるなら…そっちはそいつに…って…えると…しいさ…
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― 自室 ―
[顔を洗うついでに鏡を覗いたら、そこには思った以上に酷い顔があったか。 それでも表情だけは清々しいものに見えるけれども。
いつかの買った冷やすアイマスクがこんなとこで役に立つとは。 昨日から何度擦ったかわからない目元にあてながら、メールに気づけば順番に返信をして。]
(179) 2014/04/01(Tue) 22時頃
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[朔太郎へのメールには、ちょっとだけ口元を歪ませた。 朔太郎のくせに、ともう一度口の中で繰り返して。 博と同室だった彼に。退寮後も連絡取ってるか聞こうか迷い、その一文はうてないまま。
もう一通きていたメールに気づく。]
(180) 2014/04/01(Tue) 22時半頃
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[そうして余興が始まるぎりぎりまで目元を冷やそうと。 どのくらい経ったか、唐突に寮内の放送がカチリとONになる微かな音が聞こえて。>>121]
――…ぅ、わ!? サク!!? 何やってんだ!?
[大音量の懐かしいナンバーに乗せる、DJ扮する3-8きってのイケメンボイス。 最初はぽかんとして聞き入っていたが。 じわじわ、じわじわ。駆け出したくなってきて。 弾む音と声に急かされるように、自室を飛び出した。*]
(189) 2014/04/01(Tue) 22時半頃
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― 中庭 ―
――悪い、遅れた!
[すでに中庭には、ありすと利一の手によって、簡易野外フェス会場が設置されていたか。 走る途中見た窓ガラスに雨粒を見つけ、大浴場から数枚のタオルを拝借してたら遅くなってしまった。 持ってきたタオルを、ブルーシートからはみ出そうな機材にかけて。残りを濡れない場所に置いておく。 これ以上強くならなければ、これで大丈夫だろうと。]
おーすげ! タマキかっこいー!!
[>>186ちょうど歌い終わった環に拍手を。]
(195) 2014/04/01(Tue) 23時頃
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のこと…にて…
…も…ま…
でも…おれはおれのまま…を…れるようになりたい…
いまは…でも…そういう…になりたい…
だから…ま…
もし…は…に…っててくれるってんなら…
…るどころか…めっちゃ…しいけど…
…の…に…ゆらゆら…が…って…だなぁって…って…
それを…さないように…そっと…にくちづけた…
…
…いや…れ…はないよ…
…そっか…でな…またどっかでな…
…
…
…
…
…は…だから…だと…うが…とりあえずくたばれ
そして…い…に…されそうな…をありがとう
…かった
…
…
…
…
いえ…に…ってるだけですので
ちなみに…の…は…から…の…け…まで…えてくれる…しげな…です
この…を…することによって…さんが…う…の…がまた…に…ちそうな…がする…に…しげです
…
…
…そ…か…
…
おう…またな…
さくらんぼ…の…に…たら…しろよ…
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楽器もひけて歌も上手いとか スーパーベーシストの名は伊達じゃねぇな!
[環とありすから向けられる感謝の視線には、ひらひらと手を振り。>>198>>201 利一とありすのデュエットと聞けば、耳栓の準備をするか録音の準備をするか一瞬真面目に迷ったのは秘密である。同じく遅刻してきた智明に、ホッとしながら。]
やっほー、遅刻した分合いの手は任せとけ! 次はライジの番?
[振り向いたライジにも手を振って。>>202 >>204音が流れてくれば、それが野球部の応援に使われていたものだと思い出す。]
(205) 2014/04/01(Tue) 23時半頃
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して…
…
…
…もんじゃした
…
…
お…み…きを…り…れた
…
…
…
…ん…そっちか…わかった…
…まじめにそのうち…くと…う…
…
…いな…
…
まだお…め…とかは…できてね…かもだけど…そん…は…しく…
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