人狼議事


108 Persona外典−影の海・月の影−

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【人】 双生児 オスカー

[引かれ合うのは相反する動と静。

暴虐に無思慮に、然し全ての意志を即決してきた麻夜と。
無縁に無気力に、静かに過去を顧みていた二年の麻夜と。

まるで正反対の様に対比していたふたつの自分を象徴するアルカナが。
青い閃光の煌きと共に、ひとつの新たなアルカナと化す。
描き出されるは第十四。調和する水瓶の乙女]

(340) 2015/02/22(Sun) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

 … … ペルソナッ 。


[倒れ付したままの頭上で、『節制』のアルカナが砕け散る。
表出したペルソナは。尾に大蛇宿す、巨大な亀]

(341) 2015/02/22(Sun) 01時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2015/02/22(Sun) 01時頃


に…ぜる…
…が…いたのとほぼ…じ…だったろうか…
…と…は…を…わせた…

…わず…を…す…
…が…に…している…

…るように…を…り…わせた…


【人】 双生児 オスカー

[現れた剛亀の姿に、影が口元を歪める、だけど後少し。
後少し、身体を動かす隙を見出そうとする]

 そう、だね。どうにもならない。
 融合しただけじゃ、雷にも弱いままだ。

 …だけど…。

[白い猿が舞い、その身の力を束ねられる。
次の一撃は間違いなく膨大。確実に自分を潰しに来ると理解できた>>347]

(353) 2015/02/22(Sun) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

 (恐いものは仕方がない。それが俺。

  だけど考えろ、所詮、雷は物理現象。
  良く見ろ。落ちる雷、走る稲妻。

  良く見て、捌き切れ。

  それがどれだけ迅い雷鳴だろうがなんだろうが…


  … … … 完全に 見切れ !!)


[誰かの叫び声>>350と、蒼い光が浮かぶと同時に、巨大な雷鳴は放たれた]

(354) 2015/02/22(Sun) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

[雷に、複雑な軌道などない。唯速く、真直ぐに、自分を狙い落とされる]


 ゲンブーーッ!!!


[側転し、立ち上がりながら、叫んだ。周囲の地材が巻き上げられ、ひとつの岩塊となった。
太い稲妻の光に耐え切れず、蒼い盾が砕かれたのはその直後。そして。

大地を司る剛亀の岩塊が、雷鳴の真下にすべりこみ、砕ける。
その豪快な破砕音が響き渡る中で…]

(355) 2015/02/22(Sun) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

 … … そこっ !!!


[蒼い盾と大地の岩壁、二枚の護りを砕いて大地に突き刺さる直前に。
鋭い跳躍で、雷を見切り、そして避けた。
直前まで居た場所を貫き、灼き焦がす雷鳴の音が、すぐ隣で耳を激しく打ち鳴らしたけれど]

(356) 2015/02/22(Sun) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

 リツ  … … キ … … !!


[今しかないから、駆ける。リツキに飛び込む様に。
薄く感覚の戻りだした右手、強く強く、握り締めた拳で。
大地の剛亀が振るう、その大蛇の顎で]


 … これ で … … … … っ!!


[拳は、友達の姿をした影の胸を。
大蛇の顎は、隙を晒しているのだろう、白い猿の心臓を砕くべく。
持てる力を、その全霊を込めて、強く放たれた]

(357) 2015/02/22(Sun) 02時頃

【人】 双生児 オスカー


[リツキはもう、いない。
一撃の寸前、乾いた、でも胸が寂しくなる様な声が心を打ったから。
ほんの少し、表情はくしゃりと歪んだ…]

 

(372) 2015/02/22(Sun) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

[打ち抜く様な衝撃に影は吹き飛ばない。
拳と全身の勢いは、視界を覆いそうに近くまで表情を寄せて>>365

その時の表情は、たぶん、虚しさだ。
これで守れた物はある。でも失くし物もした、無表情にも近い空虚。
まるで力を失くして脱力した様に。

ごぷりと黒い液体を流して、嗤う影の表情がすぐ近くにある。

…頬にすこし飛んだ黒い液体は、色こそ黒だとしても。
リツキの。友達の血と違わない。その思いに抱かれた]

(374) 2015/02/22(Sun) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

 … … … … 俺の せいなのかな … …。

(375) 2015/02/22(Sun) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

 … … リツキは ね。

[ぽつりと。影に、友達の名残に、零した]

 友達として、居心地が良かった。
 傍にいて…話もして…遠慮なくて…空気読まなくて…。
 イラつきもメンドくさくも感じなくて話してて楽しい…。

 でも…悩みとか…寂しさとか…。
 …踏み込んだ気持ちをぶつけたり…。
 …感じた事を分けたり…そういう友達とは…ちょっとちがった…。


 … … … …もっと… そういう気持ちを聞けてたら…。
 … … … …もっと… リツキの寂しさを理解できたら…。

 … … 良かったのかな … …

[ぽたりと、零れ行く血の変わりである黒い体液の様に。
ぽたりと、ぽたりと、呟く様に小さい声は、影の耳元で囁かれた]

(376) 2015/02/22(Sun) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

 … … … リツキの … … バカやろ … … …。

(377) 2015/02/22(Sun) 02時半頃

オスカーは、リッキィの代わりに、影に、弱い呟きを吐いた ◇

2015/02/22(Sun) 02時半頃




…もう…いたんだ…
…どれが…なのか…
…でも…ってるんだろう…ね…
…この…らばり…






【人】 双生児 オスカー

[胸元で握りこんだままの拳が、ひやりとした手に包まれた>>383
人の体温と無縁な、一月の空気通りに冷えたその手の冷たさ]


 …え… … 。

 庇った… それって…。


[大事に抱えられていた記憶。それはとても昔の。
自分にとっては、切欠の中のひとつでしか無かった昔の思い出。

冷たい手で、拳には強い力がぐぐ、と込められていた>>384]

(392) 2015/02/22(Sun) 03時半頃

【人】 双生児 オスカー

[どういう想いが、その指先の力に込められていたんだろう。
それは影が込めた物か、それとも、リツキの。

影の背後に現れた血塗れの剣士は、その剣を薙ぎ]


 … … … … !!!


[次の瞬間に、影の首は過たず刃を受けていた]

(393) 2015/02/22(Sun) 03時半頃

【人】 双生児 オスカー

[例え影でも、友達の姿で、これ以上無く明確に。
死の瞬間をみせつけるみたいに、自ら断ち切ったのは何故だ]


 … あ … …


[首が飛んだと思った。だけど肉体の外傷は全くなかった。
剣士の姿は掻き消え、影は消えたのだろう。

…始めの満月の晩、倒した人型のシャドウを見た時から無意識に。
シャドウを倒せば、後には何も残されないと思い込んでいた。
だから、その肉体も、死と同時に消えると]

(394) 2015/02/22(Sun) 03時半頃

【人】 双生児 オスカー

[だけど、残されたのは抜け殻の様な身体ひとつだ。

とても重い、その身体が伸し掛かる。
受け止めて支えるのにも、すこし気を抜けば倒れそうな位に。
冷たくて、重くて、ぬくもりの残されていない身体だった。


重すぎる位に重い。リツキの身体だった]

(395) 2015/02/22(Sun) 03時半頃

【人】 双生児 オスカー

 … … … …ぁ … …ぅあ… … …。


[覚悟はしていた。殺し合う事、友達の心を踏んでいく事。
理解していたけど、身体の重さを感じた途端、震えが止まらなくなった]

(396) 2015/02/22(Sun) 03時半頃




もう…
…しい…も…しい…も…
…なくなる…のかな…



…そうだったら…
…い…ね…


を…った…


【人】 双生児 オスカー

[リツキの身体を抱き止めていた肩に、そっと、後ろから手が触れる>>402]

 … っ  あ 。

[それに連動する様に、留まると思われたリツキの体が崩れていく。
その重みを残して、黒い霧の様に、指先から消えていく。
重みは失われていき、やがて跡も残さず、ゼロになる]

(408) 2015/02/22(Sun) 04時頃

【人】 双生児 オスカー

 ま… … リッ !!


[サァ、と夜の風に浚われて、黒い霧が満月に融けていく。
その黒霧のひとつぶを追いかける様に手を伸ばしたが。手は空を切る。
黒い本と。リツキが掛けていた眼鏡の欠片だけ残して。
死者を見守る似姿に、静かに見送られて]

(409) 2015/02/22(Sun) 04時頃

【人】 双生児 オスカー

[結局、跡には何も残されずにいた。何故身体は少し遅れたんだろう]

 … … …ね… サム。
 …これで… よかったよね… …。

 …呑まれたく…ない…。
 …これ…以上呑ませたくもない…。


 …だから俺…リツキ…"消した"よ… … 。


 リツキの云った通り…俺…追いかけ…たよ… … 。

 …俺しか…できな…て… …俺が…やらな…と…て… …。

[重みも何も残されない。逆にスカスカな気持ちの両腕を眺めて。
震える、声も心も、目に映る景色も、震えている]

(410) 2015/02/22(Sun) 04時頃

【人】 双生児 オスカー

 …ちゃんと…友達の…こと……止めた…よ… … っ。



[決壊した感情の中から、ぼろぼろ零れていく。
ぺたりと地面に、黒いマフラーの裾が情けなく垂れた。
ペルソナは気付けば消え、膝は地面に崩れて、何も無い両腕を眺めて]

(412) 2015/02/22(Sun) 04時頃

【人】 双生児 オスカー

 …あぅ……ぅぁぁ… …ッキ… ……うあ……ぁぁ……ぁ……



[黒い霧は風に紛れ夜に紛れ、どこへ伴い月の影へと流されて。
頬に飛んで汚していた黒い液体が、最期に、涙に流されて、薄れて云った。
ただ黙って立つ、男の傍らで、押し殺す呻きが、漏れ続けていた]

(413) 2015/02/22(Sun) 04時頃

【人】 双生児 オスカー


[――… 一月の末。寒い雪も積もりかけた、十六歳の日に。
 俺は、大事な親友を、失くした… …**]

 

(414) 2015/02/22(Sun) 04時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2015/02/22(Sun) 04時頃


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