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64 さよならのひとつまえ
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っ…せいぜい…にしやがれ…
それ…いんだからな…お…がどっかぶつかったりしたら…すぐ…れんだからな…
…でいろよ…まきちん…
…がってたって…を…し…べることも…いたずらに…でてやることだって…なくなるのに…
…まで…しやがる…に…そう…んで…
こん…と…も…を…へ…し…け…
にじむ…のなか…いいろへ…けて…ってみせた…
あっという…に…それは…えなくなってしまったけど…
…が…んで…んで…ないから…しばらく…で…を…っていた…
そうか…
…の…の…の…に…らないといいんだがな…
…の…や…は…まり…みになりそうだし
…
…いや…に…るような…じゃなければ…
…くらいどうにでもなるから…しろ
…
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[今日は生憎の曇天。一雨来るかもしれない。 微かに湿った空気が鼻先を掠め。 聞こえて来た今日の退寮を告げる声が耳に入ってくる。>>2]
今日はサクと、リーチかぁ…。
[花見のあと、あまり話せてなかったなとか今更ながら思う。
すっかり片づけも終わって、一人になった部屋の窓辺でぼんやりとしながら。 二人は同室者を見送った後、どうやって時間を過ごしていたのだろう。 ふと、そんなことが気になったり。]
(68) 2014/03/31(Mon) 23時頃
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まるならうちに…って…ったけども
…べたら…りから…くらいの…きな…は
…の…に…しくなる…
だけど…あいつも…と…じ…ちなのかと…かれば…
ほんの…しだけ…な…も…えられる…がした…
…
…
…
あ…すまない…この…あんまり…い…らないみたいだ…
そうなのか…えてもらおうかな
そうだなあ…の…まったら
…れても…るだけって…が…きそうだ…
ああ…それなら…いの…でも…ってやれよ
あいつ…だと…がないけどな
…のおっちゃん…の…なら…るがなんの…だ…
…な…あるぞ…の…
すごい…い…で…って…あった…んだことはないけど…
そいつ…の…に…があるから…って…んでる
…
まあ…かに…だよな…あいつ…
…
よしよし…
…
…う…
…
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― 回想・夜の屋根裏部屋 ―
[自習室から自室に戻らずに、でも人が居る場所に行きたくもなくて。そっと覗いた屋根裏部屋に人気がないのを確認して、忍び込む。
窓際を陣取って、利一からもらったシュークリームを一人でぱくついた。夕飯代わりだ。 『期間限定さくらシュー』と銘打たれたパッケージなのに、食べてみるといちご味だった。なんだか解せない。 けれど甘いものを食べると、ほんの少し気持ちが落ち着いた。 夜空を見上げる。そこに光る円を見つけ、樹央の替え歌を思い出して、ぶ、とまた噴きだした。
甘いものを食べて、ひとしきり笑って。
見えた校庭に、そこにあった月を思い出して、また苦しさがぶり返す。 なんでこんなに苦しいのか。]
(70) 2014/03/31(Mon) 23時頃
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[カーディガンの袖で目元を擦る。]
――――……、
[声にはならないまま、息を深く吐きだした。 あと少し。気づかないふりをすれば。]
[自分を、誤魔化せば。]*
(71) 2014/03/31(Mon) 23時頃
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にて…
…
…だから…とか…してくれなかったんですか…
…
…
まじで…そのうち…とかから…ちるんじゃね…がってた…とか…まじ…に…かった…
…
…なっちゃん…そういやさっき…まきちんを…でるとか…ってたけど…おれはなでなくていいんだぞ…でもありがとな…
…
さん…かっら…
なにこれ…くね…
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― 回想・夜の中庭 ―
[ぶらぶら歩き出す横に、並びながら。>>+31]
謝罪する声に、謝ってばっかだな、と茶化し僅かに赤い目元を弛めて笑ってみせた。
桜の花びらが、ひらひら。数枚だけ、視界を落ちていく。 ここ数日で、綻び。随分開いてしまった。それは桜だけなのか。
足跡と、息遣いと、心臓の音だけがやけに響く気がして。せめてもと、そっと息を止めてみたり。
足を止める気配に、追い越しそうになって。>>+34 同じように止めて、隣を見れば少し高い位置にある目が、顔が、まっすぐこちらを見ていて。 目が合った、それだけで身体が熱くなる。
気づかないふりして、何だよ、といつも通り声を出そうとして。 できなかった。]
(76) 2014/03/31(Mon) 23時頃
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( ……… それって どういう )
[顔が強張る。じっと見つめてくるその目を、瞬きも忘れて見入る。 期待してしまうから、そう聞こえるだけだろうか。 友達として、じゃないと訴えてくる。その意味に気づけば、顔が耳まで熱くなる。心臓が痛くて、煩い。
重みに殻が、軋む。 軋む。 軋む。 声を上げて、叫びたい。 喚きたい。 伝えたい。
ずるい、と音にならない声で呟く。 そんな目をされたら、誤魔化せなくなってしまう。
苦しさに、視界が歪む。泣きそうだ。]
(77) 2014/03/31(Mon) 23時頃
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[くちに出来ないと思ってた。 くちにしては、いけないのだと。 だから苦しくても、強がって誤魔化し続けた。
どっちが正しくて。 どっちが、間違っているのだろう。
ただわかっているのは。 ここで誤魔化したら、この先ずっと 後悔するんじゃないかという衝動だけ。]
(79) 2014/03/31(Mon) 23時半頃
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…
…
…おつかれ
そっか…か
…ってらっしゃい
おれは…
…
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[あとすこし。そう誤魔化していた想いが零れだす。 そうして、ゆっくりと、かたちに。ことばに。]
――……俺も、好きだよ。
[友達だからな、とは続けずに。
震える指先を伸ばして、彼の手に触れる。 骨ばって大きくて、器用に物を生み出す指先に触れて。遠慮がちにゆっくりと、けれど強く握って。*]
(80) 2014/03/31(Mon) 23時半頃
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…
…
…
じゃ…っとくな…
なんか…にして…から…
んじゃれ…
…さんがどうかしたのか…
いや…ええ…それはちょっと…らなくていいかも…
あ…
…
…
…するな
…した…に…さんは…に…ぬぞ
…をつけろ
っていうかおれの…にあんだけ…いてたんだから
りいち…のときはもっと…くんじゃないの
…りって…しいよね
…はがんばる
…
…
…
…は…
…
…
いや…には…れてる…
…ない…ればいいだけだ…ない…
そうしてやれ…
ん…かった…か…でも…
…も…には…ないから…あ…でも…はうまかった
だって…の…あるかもしれないだろ…
…
…
だよな…
…あいつと…だった…ぶつかるか…えたことあった…
…
…の…も…で…
…
…だから…まあ…
こんな…にはきっと…ちょうどいい…
…
…
…つまり…であるむっちゃんが…か…
…
おう…してる…でよかった…
つかむっちゃんから…
いやいやいや…れてたって…には…いだろ…
せめて…ちゃんと…れよ…
あ…
くっ…に…れてなかったら…
…の…たちも…きな…で…んでそ…
…ありがとな…
…
むっちゃんが…いてる…に…してくれたんだって…
お…でいいもん…った…さんきゅな…
…
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― 自室 ―
[スマホを見れば、メールが何件か入ってきていた。 昨夜からなんだかんだで返信できていないものも含めて、順番に返信を打っていく。]
京菜、なんか出来ないかなぁ。 でも外は雨も降りそうだし。
[朔太郎からのメールの内容には呆れながら。 せめて、何か差し入れでも持って行こうか。そういえばツナマヨが好きとか聞いた気がする。利一も片づけは終わってるだろうか。 うーん、と唸りながらメールを送信。]
(86) 2014/04/01(Tue) 00時頃
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