21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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[しあわせ?……幸せ、か]
……怒られたのですか?
[困った顔で、詳細を話さない彼に首を傾ぐ。 イエスともノーとも言わないまま、シーシャを手招きするサミュエルを見ていた。
サミュエルの様子がおかしいと、半泣きで訴えてきたハロルドを思うに なにか、あったのだろうけども。
そんな思いがあったせいか、治療を部屋を出るシーシャを見送る視線は、どこか咎めるような。
それから、なにやら得心のいった様子のトレイルに、ちらり視線をやって 白薔薇の話を思い出して、目を細めた]
(40) 2013/08/11(Sun) 10時半頃
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[視線をこちらへ戻したサミュエルに、哀しげに微笑んで。
アーネストは、薔薇の呪いを移せないのなら 彼は、独りでどこかへ行くことになるのだろうか。それとも 誰か、が。付いていくのかなあ]
……残念ながら、片想いの男にあげるほどのキスも思いも、ありません、ので。
[>>37ゆる、と。 横から聞こえたあんまりな言いぐさに目を細めたが、穏やかに微笑む]
……そうですね、薔薇は。 咲かせてほしい、そうです。
[死にたくないと、可愛らしく喚く声が聞こえる。 どこから?ここから]
(41) 2013/08/11(Sun) 10時半頃
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[>>40 うなづく。]
”ハロルド、も、悲しいって”
[セシル、こまってる、 ゆめのなかのセシル、までこまらせてる。 包帯、まきおわった、うで、しせんおとす。 そのゆび、そっとふれて、かるくにぎる。 セシル、かなしげ、かなしい。]
????
[感染?うつす、キス?面倒見いい>>37にセシル、みる >>41こうていてき]
”……セシル、ねむっちゃうの……?”
[ハロルド、ねてる、フィリップ、ねてる あれ、だとすると……かるくにぎった、ゆび むいしき、ちから、はいる。なんでだろう]
(42) 2013/08/11(Sun) 10時半頃
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あかばら…は…うそ…つかない
でも
あかばら…は…すべて…はなさない
あかばら…を…しんよう…するな
しあわせ…に…なりたい…なら
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[また、こえ、きこえる……いままでと、すこし いままで、独り言、めいて でも、いまきこえる、示唆、的]
”あかばら、うそ、つかない でも、あかばら、すべて、はなさない あかばら、しんよう、するな、 しあわせ、なりたい…なら”
[??????][きこえた、おうむのよう、つぶやく] [ハロルド、しあわせじゃない、のかな、 きこえたこえ、そうおもった。 しあわせ、なりにいったのに……それ、いやだなぁ ハロルド、ねむる、そのすがた、まゆさがる]
(43) 2013/08/11(Sun) 10時半頃
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咲かせて欲しい?どうやったら咲ける? 人から人に感染していけば? この寮にいる人数で咲けるようなものなの。
…アーネストは、チアキはなんで誰にも移さない?
[自分は白薔薇と赤薔薇があることはわからない。 チアキの薔薇が、もう移せないものとも知らない。 チアキはどうしようとしているのだろう?]
(44) 2013/08/11(Sun) 11時頃
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[そっか、アーネスト、ユリウス、から、うつった? でも、ここにない、から、きっと寝てない。] ”まきこみ、たくない?”
[アーネスト、せいかく、おっとり、ねこ すきなきょく、りくえすと、こたえて、 やっと、すこし、なついてもらった。
そんな、アーネスト、どんどん、うつす、おもえなくて]
(45) 2013/08/11(Sun) 11時頃
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……アーネは、移せない、そうです。
[よ。
二人の疑問に、ひとつだけ答えて サミュエルの指を、軽く握り返す]
……幸せ
[幸せに、彼らはなれなかったのだろうか。 きゅうと、眉が寄る。
俺の幸せ、本当のことを言わない薔薇。 考えながら、ふにふにと手の感触を楽しんで]
……サミュさんの、幸せは、何ですか?
[ふと、尋ねてみたり]
(46) 2013/08/11(Sun) 11時頃
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移せない…。
[巻き込みたくない、というのは想定内。 けれど移せないのはどういうこと? ずっと薔薇を宿していたらどうにかなってしまうのだろうか。 仮に体から薔薇の香りが絶えずするのであれば、 嗅覚に障害はあるだろうけれど]
…ずっと人が薔薇を宿していたらどうなるかわかる? セシル。気分が悪くなるとか…何か悪意がある、とか。
(47) 2013/08/11(Sun) 11時半頃
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”うつせない、どうなっちゃうん、だろう……”
[うつせない?ユリウス、うつした、のに? アーネスト、それ、だいじょうぶ?、しんぱい
にぎりかえされる、手、あたたかい。 ……ふることば、思案、とめて、セシルみた]
”……おれ、の……?”
[きょとん、みあげる。 …………、かんたんに、おもいうかぶ でも、むじゅんもうかんで、どうしてだろう。 じぶんでもどうしてか、よくわからない、 それを、いうの?つたわるの…………?]
(48) 2013/08/11(Sun) 11時半頃
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”セシル、幸せだと、幸せ
の、はずなのに、俺………… じぶんが、いない、セシル、のしあわせ、 いのれなかった……”
[ピアノ、ずっとふれてない。その理由、 セシル、そう、現実のセシル、好きな人がいる ゆめのなかのセシル、とちがう
おもいだして、なきそう。 ごめんね、セシル、かってに、つごうのいいセシル、 そうぞうして、ゆめのセシル、 でも、きえてほしくなくて、うわぎつかむ]
(49) 2013/08/11(Sun) 11時半頃
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[2人のやり取りとみていたけれど、 幸せになりたい薔薇は人を不幸にするのだろうか。 周りを見る限り、幸せとは程遠いように思える。 人間関係をそこまで把握している訳ではないけれど。
薔薇にとって人の不幸はそれこそ蜜になるのだろうか。 実際、サミュエルとセシルの会話がそう見えて]
(50) 2013/08/11(Sun) 11時半頃
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おあいこ…か…
うん…そっか…
…
あぁ…ずっと…だ…
…れないし…さない…
…
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[正直、どうでもいいといえばどうでもよかった。 少し前の自分なら、率先してどうにかしようとしていただろうけど。 もうそれは自分の中で倫理ではなくなってしまったから。 薔薇を入れたらその薔薇と会話でもできるのだろうか。 ならチアキはそれを薔薇から聞いたことになる。
憑いたのなら離れる方法だってあるだろうに。 それを教えないのは何か目的があるのか 本当に離れられないのか。
学校の怪談で取り付かれた生徒がどうなったかは知らない。 長く眠るとも、いつのまにか学校から去っていたとも。
諦めた筈なのに、想像すればやはり辛い。会って問い質したい。 気遣いで黙られたら平手打ちでもしてしまいそうだ。 2人の会話を終いまで聞かず、そのまま医務室を出る*]
(51) 2013/08/11(Sun) 12時頃
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[上着を掴むサミュエルに、少し目を見開いて それから、まだ夢見る彼の頭を、そっと撫でる]
……私も。
[一言。
自惚れてもいいのだろうか。 それとも、自分が都合のいい解釈をしているだけなのか。 わからない。けど、ただ。 薔薇の香りが、鼻について]
……ずっと、は。わかりません。ですが。
[枯渇した感情が、ざらりと不愉快な感触を伴って浮かぶ]
同調、共鳴…… ……すみません、言葉が浮かびません。
[困って、眉を下げた**]
(52) 2013/08/11(Sun) 12時頃
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[また、つごうのいいこと、ゆめのなか。いわせて。 短いひとこと。セシル、らしくて。 でも、きっと、現実のセシルは 困った顔、する、おもいながら、撫でられて
ゆめでも、うれしい、ゆめだから、かなしい。 どっちか、わからない、なみだ、とまらない。 いっそ、めざめなくていい、ゆめがおわるなら。 そんな、わるいことまで、おもった。]
[たちさる、面倒見いい、薔薇、おこすこと 同調、共鳴…………ゆめのなか、 なにがおきているんだろう?
でも、いまはかんがえられなくて。 ゆめの、セシルにすがりつき、なきつづけた。]
[*薔薇の香り、いまは、あまく、やさしく……*]
(53) 2013/08/11(Sun) 12時半頃
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[シーシャ>>19ともサミュエル>>24とも、視線が合わない。 怖がっているのか、嫌っているのか。
二人とも下を見ていた。 それに気付けば、歪んだ笑みが浮かぶ。]
……好きにすれば良い。 邪魔したな。
[シーシャへ短くそう言って、その場から去る。 振り返らず、足早に。]
(54) 2013/08/11(Sun) 18時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2013/08/11(Sun) 18時頃
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― 礼拝堂 ― [ドーム型の天井からの光。 他よりも、少し空気が冷たく感じるのは気のせいか。
静寂の中、響くのは自分の足音と息の音のみ。 聖徒席の一番前に腰掛けて、ステンドグラスを見上げる。
きらきらと色が降る。]
……何やってるんだろうな。
[呟きが礼拝堂の中に響いた。]
(55) 2013/08/11(Sun) 19時頃
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[しあわせ、そんな言葉が聴こえたような気がした。 医務室を出る前の話だろうか。薔薇が香る。 滅多なことでは寄りつかない礼拝堂に足を踏み入れると ステンドグラスによって細かく分けられた光の色に目を細めた。]
……寝てなかったんだ。
[昼寝、と言っていたのに。 >>55 呟く声が、聴こえ]
……先輩、怒ってる?
[呟く人に、声を投げかける。]
……なんか、ずっと怒ってる。
[そう言いながら、近づいて行った。]
(56) 2013/08/11(Sun) 20時半頃
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[別のところに行っても良かったのに、結局礼拝堂に来た。 少しだけ、期待していたからかもしれない。 目を合わさなかったシーシャが、それでも来てくれると。
こんな考えを持つことも、許されないだろうに。 神の御許ですら、自分の欲を抑えられない。
浅ましいこの身体は、熱を吐き出したくて。 いっそ告解室でなら、神も許してくれるだろうか。 そんなことを思って、一人笑う。]
(57) 2013/08/11(Sun) 21時頃
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今から寝ようと思ってた。 早かったな。ちゃんと手当てしたのか?
[聞こえてきた声に、振り返らず答える。 近付いてくる足音が響く。]
……怒ってない。 気のせいだろ。
[ステンドグラスから視線を伏せ、否定の言葉を返した。]
(58) 2013/08/11(Sun) 21時頃
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……本当? 怒ってないなら、俺先輩の隣座るよ…?
[そう言って、確認を取る前にグレッグの隣へと座る。 伏せる表情を仰いでから、自分の手元に目を落とし]
ん、手当て…まだしてない。 あの場所なんか、居心地悪くてさー…。
[医務室のことを、そう言い 一度水で洗い流した小指を伸ばす。]
…さっき気にかけてくれてたからさ、 先輩にやってもらおーって、持ってきた。
[ポケットから消毒薬の小瓶を出して左右に小さく振り]
…ね、手当てしてよ…先輩。
(59) 2013/08/11(Sun) 21時半頃
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[隣に座ったシーシャに、一度目を閉じて直ぐに開く。 仰ぐように顔を見られ、小さく息を吐いた。]
居心地悪いって、何があったんだよ。
医務係なんだろ? 人のこともだけど、自分の怪我もきちんと手当てしろよ。
[医務室には行っていない為、状況は分からない。 まさか、殆どの人が集まっていたとも思わなかった。]
……別に、俺じゃなくても良いんじゃないのか?
[左右に振られる消毒薬の小瓶に手を伸ばしかけ。 小さく呟いた。]
(60) 2013/08/11(Sun) 22時頃
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んー…だって俺サボりだもん。 居心地っていうか…空気ー…? 寝てるやつとか、多くって…
[医務室のことを話していると、頭が重くなる。 思い出したようにグレッグへと視線を上げて]
…先輩、さっき廊下で言ってたのってさー…、 あれ…どういう意味?夢の…羨ましいって。
[記憶に引っかかっていた言葉を口にする。 伸ばされた手は小瓶にまで届かない。 その指先を追うようにまた視線を落とし]
……手当てしてよ。 消毒液が面倒なら、少し舐めるだけでもいいから…。
(61) 2013/08/11(Sun) 22時半頃
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不真面目だな。まぁ、シーシャらしいけど。 ……寝てる奴ばかりだと構ってもらえないのか。
[嗚呼、また嫌な言い方をしてしまった。 いつものように、流せば良いのに。 何事もないような顔で、流せば良いのに。]
起きないって、そんだけ良い夢みてるってことだろ。 ……それだけだ。
[顔を逸らして、答え。 手当てを望む言葉に、唇を噛み締めた。]
なんで。
[誰でも良いなら手当ても俺以外に頼めば良い。 何故舐めろと言うのか。……他の奴にも、言うのだろうか。
ぐるぐると、考えが頭を過ぎる。]
(62) 2013/08/11(Sun) 23時頃
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