人狼議事


93 Once upon a time...

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薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2014/10/14(Tue) 03時頃


【人】 愛人 スージー

[長い沈黙に不思議そうに瞬きを繰り返す。
トリノスが紡いだ理由>>52に、うん、と頷く。]

 知ってる、けど……

[危機感がなさそうな様子できょととしているのは
そういった心配が自分に無縁と思っているからかもしれない。
困ったような気配をトリノスから感じれば
それに繋がる理由を考えようとするけれど]

 ありがとう。
 きっと、こわくない。
 だって、トリノスは――…

[なぐったりしないでしょう、と。
紡ぎかけた言葉を飲み込むは過去を知られたくないから。]

(53) 2014/10/14(Tue) 03時頃

【人】 愛人 スージー

[握る手を緩めて、手指を滑らせトリノスの腕へと自らの腕を絡ませる。
それは目的のテントに辿りつくほんの少し前の事。
懐く、か、甘える、か。
そんな態でその腕に身体をすり寄せ]

 やさしいひとだと思うから。
 一緒にいると、安心する。

[番犬である必要はないと思いながら
ぽつりぽつりと綴り、
人懐こくも、気恥ずかしさ滲む笑みを向けた。**]

(54) 2014/10/14(Tue) 03時半頃

【人】 理髪師 ザック

ね。
また、公演するし。

[道化は、「内部の犯行」と
噂されていたことを言わなかった。
不確かな又聞きではあった。
けれど、それ以外の、言葉にしない男の思考も
胸中に何かしら少なからずあり。

>>50はたり、と薄紫の下から現れた瞳。
黒檀の中にまっすぐな光を見て今度は灰色が瞬く。]

(55) 2014/10/14(Tue) 03時半頃

【人】 理髪師 ザック

[呼ばれた名前に反応して
ぴ、と伸ばした手。
小さな体で取られたポーズ。

クラウンも合わせて左手を動かした。
鏡合わせで奇体な姿勢の二人は、すぐに別れる。
去っていく背に、クラウンからの挨拶を投げつけて。]

ゥン。いってらっしゃい。

お疲れ様。

(56) 2014/10/14(Tue) 03時半頃

愛人 スージーは、メモを貼った。

2014/10/14(Tue) 03時半頃


【人】 理髪師 ザック

[片手の道具を抱え直す。
きょろり、灰色が一回転。]


……、ちょっと、嬉しい。


[ひひ。
といつもと違う笑い声をひとつ、落として。
道具の片づけ作業へと戻っていった**]

(57) 2014/10/14(Tue) 03時半頃

【人】 厭世家 サイモン

ジョニスもかよ。
ったく。こんな時に……
……や、こんな時だからこそ、かね。

いや、物騒な話じゃなくてよ。
ほんとに。
ただ、まあ……気を付けろよな。
お前も、お前も、よ。

[びしりびしりと、ブローリンとトニーを指差しつつ。やがて話が終われば、ふらりと寝床のテントに*戻り*]

(58) 2014/10/14(Tue) 03時半頃

厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2014/10/14(Tue) 03時半頃


理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/14(Tue) 04時頃


【人】 理髪師 ザック

―― 公演翌日早朝/倉庫へ ――

[通路を踏みしめて男は歩いていた。
なんてことはない、
昨晩の撤収作業でひとつ、忘れていたことがあった。

明かりをつけねば朝でも暗い
舞台の照明に余計な干渉を与えないよう、
与えられないよう
倉庫はそんな、一種独立した空間として大テント内にある。

あるいはそれが、一つの世界として
――ひとつの舞台として成立した所以だろう。]

(59) 2014/10/14(Tue) 17時頃

【人】 理髪師 ザック

[メルヘン・ストーリーの緞帳は
芝居が跳ねるよりももっと早くに
>>2:285引かれていたのかもしれない。

観衆も、演目外の演者も、あずかり知らぬ
もう一つのリングの上で。]

(60) 2014/10/14(Tue) 17時頃

【人】 理髪師 ザック

[中に足を踏み入れれば臭気が漂った。
肌に、網膜に、ねとりとへばりつく空気は
それ自体が質量を持つかのように重く陰惨なもの。

作り上げられた雰囲気のなか、男が足を踏み出す。
水音。粘着質。
細やかなBGMは、けれど、続かない。
演奏者がそれ以上を奏でない。

代わり、照明。スポットライト。
倉庫を照らす灯りはアクターを映し出す。
完成された“演出”は二人のため。
もう一人――消えてしまった演者の上には灯らずに。]

(61) 2014/10/14(Tue) 17時頃

【人】 理髪師 ザック

[予感はあった。
テント内 通路に残った足跡>>16
迷いなく遠ざかっていくそれは
元を辿れば辿るほど色濃く存在を示していた。

だから道化は声を上げなかった。
もとより“クラウン”はサイレント。

床を濡らす血液。
鮮やかな色合いを赤に染めて沈む鳥の羽根と
零れ落ちた青い鱗が舞台衣装の、
暴かれた死体を前にしてその名を呼ぶこともなく、]

(62) 2014/10/14(Tue) 17時頃

【人】 理髪師 ザック

[ぱたぱたと増え近づいてくる足音に、
視線を向け、客席を空けなければ、と。
無意識に半身ずらし、捩り、場所を空けた。
仕草は僅か、リング上のそれに似る。
開幕を告げメルヘンへと誘う昨晩>>18
此度の跳ねるは紅一色、ピンスポットとはいかない明かり
けれど演者は――死体は変わらずそこにある。]


なにか、かけるもの。
もってきてあげて。

[濃い臭気が痺れさせる頭で、道化は思った。
ただしく団長は、――団長の死体は――
前口上であったのだと、ぼんやりと、*そんなことを*]

(63) 2014/10/14(Tue) 17時頃

理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/14(Tue) 17時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/14(Tue) 18時頃


【人】 妄執の誓い エフェドラ

[舞台衣装にコートを羽織ったまま、夜を彷徨う。
 閉演を迎え、内部に人の姿が散見できるようになってからは、さすがにナイフはしまっていたけれど。
 凶器も狂気も内に携えたまま、幻想の影を追いかける。

 どこだ。どこだ。
 どこだ。どこだ――――?

 少なくとも、探し人の1人>>15であるものが、一部始終を見て立ち去っていた>>5とは知らないまま。
 その彷徨は延々と続く。

 公演の熱気も静まり、多くのものも寝静まり。

 ――――朝の白みを、感じるまで]

(64) 2014/10/14(Tue) 20時頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

――夜が明け/倉庫――

[あえて大テントに立ち返り、この場所に至ったのは。
 単純に、残された追跡の場所が、ここしかなかったからかもしれない。
 冷え込む季節>>0:148にさらされ続けたせいか、体は感覚を失い、もはや痛みも苦痛も感じはしない。
 かわり得た、一晩中闇に慣らした目は、暗がりの中>>59でも実像を描く。

 彷徨い、彷徨い、辿り着き。
 そして至った、惨劇の、場>>62

 赤く彩られたその場所に残る、『物語』を終えたアクター達の姿をとらえる。
 疲弊し、思考もままならない頭の中で、目の当たりにした現実をとらえる。

 ムスタング。フリップ。
 ルリ。そして……ジャニス。

 体の内側を無残なまでに散らされて>>15までいるのに、それが彼らだと判別できるような状態にしておくだなんて。
 まったく。誰の演出だ。
 まるで……人の意志を持ったような獣>>2:253

(65) 2014/10/14(Tue) 20時頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

[がくり、と膝をついた矢先。
 すぐ近くでふるふると震える何かに気づいた。
 つい先日の夜を共に過ごした、名前のまだないプードルカット。
 無事だった。この惨劇の場の中を、どうやって切り抜けてきたのだろう。
 エフェドラにすり寄ろうとしてくるのは、一夜を共にし、危険がないと知っている所以のかもしれない。
 それとも……単純に、本来頼るべき寄る辺を、失ってしまったからなのか]

 教えて。なにがあったの?

[子犬にむけて、問いかける。子犬はなにも答えてくれない。
 ムスタングは鳥頭をつつくことなく、フィリップはもう、『物』を見るような眼>>2:207を、こちらに向けることすらできない]

 誰がやったの?

[丸呑みにするはずだったルリは、逆にその体を散らされて。
 人形に歌をもたらし、それを好きだと言った彼も……]

(66) 2014/10/14(Tue) 20時頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

 こたえてよ! 呪いはもう解けたんでしょう!?

[最初で最後だった可愛い声>>2:134を。
 聞けることも、二度とない]

(67) 2014/10/14(Tue) 20時半頃

【人】 靴磨き トニー

――夜:練習用テントそば――

うん。終わった。

[色々な寂しさがない混ぜになった気持ちでいるが、慣れたもん、というサイモン>>30に、心強さのようなものを覚えた。
 大人の存在は落ち着く。割合、いつも冷静でいるからだ。
 こんな風に思っているから、甘え癖も子供扱いもなかなかなくならないのかもしれないが。
 こちらへ帰ってきたブローリン>>27には、まだ金環のついた片腕を上げる。]

(68) 2014/10/14(Tue) 20時半頃

【人】 靴磨き トニー

フィー? ……見てない。
鳥、も。

[>>32ムスタングという大仰な名前があの鳥の名前だというのに、まだ慣れない。呼ぶのはもっと慣れない。
 許されるうちはフィリップ、すら呼べないままでいいかと、こんな調子。]

ジャニスは、おれも、探してた、けど。
見つからないから、いいかって。

[なんて言ってた>>37、に答えを持たない。あれから見ていないからだ。けれど、ブローリンがこうして褒めてくれたから、今は充分。
 この時に探しに向かっていたら、最後の言葉くらい聞けたかもしれないとは、知る由もないまま。]

(69) 2014/10/14(Tue) 20時半頃

【人】 靴磨き トニー

――衣装テント――

[結局何も情報を渡せないまま、指さし忠言>>58だけもらって、ブローリンやサイモンとは別れることになった。
 舞台衣装を着たままで寝るわけにいかないから、着替えという最後の仕事に阻まれたのだ。

 金環を落として、タイツもシャツも脱いで、いつものぼろシャツを着る。
 鈴の足音がしなくなって、ふと外したつけ毛を拾い上げる。
 細い赤毛の束、ピンをズボンのベルトホールに絡めてみる。]

(70) 2014/10/14(Tue) 20時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

[……唐突に照明に照らされた>>61のは、ちょうどそんな時だっただろうか。
 2人のために照らされた明りに、部外者であるはずの、膝をつく人形が割り込んでいる]

 ザック……あんたなの?

[振り返って呟いた問いかけは。
 明りに目がくらみ認識できなかったからなのか。
 それとも、仕込まれたこの演出さえも、彼のものかと問いかけたかったのか。
 手が、するりとナイフへと伸びようとして……思いとどまり、ぴたりと止まった。

 近づいてくる足音>>63
 惨劇の場に加わる者たちは、この演目の観客なのだろうか。
 それとも、続きの演目に参加する、自分と同じ演者なのか]

(71) 2014/10/14(Tue) 20時半頃

【人】 靴磨き トニー

……変だな、これ。

[皆が探す狼は、例えばこうして尻尾が生えているだろうかと、つけてはみたものの。
 長さだけなら立派なものだが、猫の尻尾にすら足りないような太さと芯のなさ。これを尻尾と言うには無理があった。
 なんとなく悪戯を窘められた時のばつの悪いような気になって、つけ毛をぽいと衣装の上に戻した。]

(72) 2014/10/14(Tue) 20時半頃

【人】 靴磨き トニー

[空を見上げれば、昨日より少し太い月が見えた。
 死んだ人は月になると聞いたことがある。あんな団長が行ったから、月は太ってしまったのだろうか。
 じっと見ていたら欠伸が目尻を濡らした。テントへふらふら戻って、寝床に潜り込む。
 朝は来る。それが普通の朝だと、まだ思っていた。]

(73) 2014/10/14(Tue) 20時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

 いらない。ここにある。

[ザックの声に立ち上がり、すらりと羽織っていたコートを脱いだ。
 白いドレスをあらわにして、着ていたそれを、ジャニスにかぶせる。
 もっとも無残さの残る胴部へと、箇所を絞って。
 持っていた荷袋から、着替えのための上着を取り出し、それは同じようにフィリップの上へ。
 そして、子犬を抱き上げると、薄くなった荷物も背負い、そのまま出口へと向かっていった]

 後は、お願い。

[そう言って、そのまま出口の方へと向けって行き。
 去り際に一言、その場にいる者へと残していく]

 あたし、こんなことしたヤツのこと……。
 絶対、同じ目にあわせてやるから。

[それは、ザックに向けた宣言なのか。
 いや。もしかしたら、気遣いの声をもう一度だけ、聞きたかっただけなのかもしれない。
 もう会えない相手から、怪我をするから駄目だよ、と]

(74) 2014/10/14(Tue) 20時半頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

[この惨劇の名残は、すぐに噂となって、メルヘンの中を駆け巡ることだろう。

 フリップと、ジャニスの死んだ。
 殺されたらしい、団長に続いて……と。

 そして、これはエフェドラすらも、気づいていなかった余談。

 フィリップにかけた上着のポケットから、小さな人形がこぼれおち。
 彼によりかかるように、『気をつけ』のポーズで立っていた。

 元来、赤黒かったはずの土人形は【白】みを増して。
 まるで赤いずきんをかぶったように、その色味を変えていた>>2:191**]

(75) 2014/10/14(Tue) 20時半頃

妄執の誓い エフェドラは、メモを貼った。

2014/10/14(Tue) 20時半頃


【人】 理髪師 ザック

[>>71呼ばわれる名への返答は、
少しくらいの唇の開きでは
言葉にならなかった。

足音が呼吸音にかぶさる。掻き消す。
求められる答えに思考が行き着くより先に、
観衆が席に着いた。息をのむ音。
それでようやく、「掛けるものを」と声が出た。]


[死体にコートが掛けられて、
舞台に幕が引かれた。

終演は訪れない。
>>74追悼をうたった人形が、それを望む。
宣誓を置き去りにする彼女へ掛ける言葉は、
すぐには出てこない、から]

(76) 2014/10/14(Tue) 21時半頃

【人】 理髪師 ザック

怪我を。


[観衆を越えていくその背に
届いたものか知れない。]


……、
しないで。

(77) 2014/10/14(Tue) 21時半頃

【人】 理髪師 ザック

[駄目だ。とは言わず、
それ以上の言葉を、音を、
無意味に消費することはやめた。

少しでも開けば入りくる鉄錆びの空気を
舌の上で転がして、噤むばかりだ。]

(78) 2014/10/14(Tue) 21時半頃

理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/14(Tue) 21時半頃


愛人 スージーは、メモを貼った。

2014/10/14(Tue) 21時半頃


スージーは、ザックに話の続きを促した。

2014/10/14(Tue) 21時半頃


【人】 理髪師 ザック

[>>75死体のそばに転がる、土の人形へ
灰色を少し注いだ。
きっと、本人は気づいていなかったのだと、
不可思議に染色された、不気味な人形を
持ち主に届けてやらねばと思う一方で
男の脚はそれ以上動かなかった。

ひどく匂いが籠っていた。]


――、いつまでも、こうしてらんないから。
あとで二人を動かすよ。
……ゥン。団長のとこで、いんじゃない。
ゥン。あとでね……あとで……。

(79) 2014/10/14(Tue) 21時半頃

理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/14(Tue) 21時半頃


【人】 靴磨き トニー

――朝――

[羽根を失った子猿の朝は、いつもよりかは早かった。
 いつもならずるずると二度寝をするところだけれど、今日は何故だかそのまま目が覚めた。
 昨日の疲れもあったから、まだもう少し寝ていたいと身体は言うくせに、目を閉じても眠れそうになくて、テントを出る。
 朝の空気はまだぬるくもならず、肌寒い。
 目覚ましに水でも飲もうか、と水場へふらふら、片目擦りつ歩いていく。
 噂の拡散力は高い。すでに、早起きな団員たちの戸の立たない口のせいで、空気はざわついていた。]

(80) 2014/10/14(Tue) 21時半頃

理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/14(Tue) 21時半頃


【人】 許婚 ニコラス

 ― 朝 ―

[悲劇がまだ終わっていないと、
団員達のざわめきを聞きながら、奏者は楽器の手入れをしていた。
衣装は勿論脱ぎ、ゆるやかなシルエットの普段着に身を包み
あぐらをかいてバンドネオンを膝上に置き]

 ………よし、できた

[水で洗ったばかりの髪はまだしっとりと濡れている。
血の香りは、もう何処にも残っていないはずだ。
重くなった革袋を背負い、立ち上がる。
倉庫には行く気がしない。
当然、腹が減っているわけもない。
普段は足を向けない、練習用テントへと、ゆっくりと歩き出す]

(81) 2014/10/14(Tue) 21時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/14(Tue) 21時半頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2014/10/14(Tue) 21時半頃


【人】 愛人 スージー

[普段なら夜を心細いとは思わない。
ひとりのほうが落ち着ける、とそんな風に思っていた。

団長の死を自らの目で確かめてなお
人狼なるメルヘンに対しては強い反応をみせぬのは
それに向き合い考えるのがこわいから。

団長をあのような姿にした存在が居る事は認識している。
けれどそこから先を考えるのを避けていた。
まだ近くにあるかもしれぬ人狼なるメルヘンが
御伽噺の中から出てきたものではなく
自分の知る誰かである可能性を思うことを無意識に避けて。

避けてしまったからぼんやりとした不安が心細さに繋がり
繋いだ手のあたたかさを再び求めることへと繋がったのだけれど。]

(82) 2014/10/14(Tue) 21時半頃

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