93 Once upon a time...
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
――翌朝――
[小猿の朝は早い。 早いが、大抵もぞもぞ硬いベッドを這い出て床で力尽きて二度寝をしているので、テントを出るのは他の団員と変わらないか、少し遅いくらいだ。
黒山の人だかりがあるのに、何があったろうかとひょこひょこ寄っていく。]
(57) 2014/10/10(Fri) 03時頃
|
|
[この道化師にしては、 本当に喋り過ぎてしまった。 お喋り好きなナイフ使いを相手にすると良くない ――などと、 トーチの先に油を染み込ませながら相手のせいにして。
この後、練習テントへ戻っていたアントニーを見つけ、 また、演目中でない道化師にしては珍しく、 「俺の飯は」と大きな声を上げた。 公演前に「らしくない」ことを重ねたクラウンは 化粧を落とした後も眉間に少々皺が寄っている、と 更に「らしくない」の上塗りでその日を閉じた*]
(58) 2014/10/10(Fri) 03時頃
|
トニーは、ザックに飯を求められ、誇らしげにオレンジを投げた。依頼は完遂した。
2014/10/10(Fri) 03時半頃
ザックは、礼は、無言でアントニーの髪をぐしゃぐしゃかき回し表明した。
2014/10/10(Fri) 03時半頃
|
[生臭いにおいがした。 つんと鼻につくそのにおいは、血の滴る絞めたての肉のにおいに似ていた。 公演後の最大級に団が裕福なときにしか得られない馳走のにおいだが、今のこの雰囲気と重くべたつくような空気の感触は、とても喜ばしい事態とは思えなかった。
小さな身体を活かして団員の隙間を縫って前に出る。]
(59) 2014/10/10(Fri) 03時半頃
|
|
ナーサリーライムか。 俺も昔はよく聞いたが、歌はなあ。 どうしても覚えられないんだよな。歌えないから。
ただ、そうだな…… ……Simple Simon met a pieman, …… だとかな。よく覚えてるぜ。 俺とおんなじ名前だからなあ。失礼にも。
[ぽつりと口に出した歌詞には、節は付かない。正確には、付けようとはしていたが、全く以て音になっていなかった。投げ上げられるトーチを目で追い仰ぎ見る。 からかいにはびしりと指をさして]
誰がジジイだ、誰が。
ああ、思い出したら話してやるよ。楽しみに待ってな。 ……って、面白い話だったかもわからねえけどな。
(60) 2014/10/10(Fri) 03時半頃
|
|
おとぎ話を餌に? そりゃ、いい事聞いたなあ。 感謝するぜ、共犯者様。
[冗談には更なる冗談を返して唇の端を吊り上げ。 ナイフを持った手をひらりと振り、去る姿を見送った]
(61) 2014/10/10(Fri) 03時半頃
|
|
[他の団員の止める声があった。 知らないほうが幸せだと思ったのかもしれないが、構わずにそこを抜けていった。 が、目の前に広がった光景、は。]
なんで、
[絞り出した声は震えていた。 そこにいたのは、酸素に触れて乾いて、もう黒ずんだ血溜まりの中にいる、団長の姿だった。
幼い猿は、取り乱して泣いたりはしなかった。 あまりに起きたことが大きすぎて、処理しきれなくなった頭が、コップに注いだ水があふれ出すように静かに一筋、けれど止めどなく、涙を流させるだけだった** ]
(62) 2014/10/10(Fri) 03時半頃
|
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 03時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 04時半頃
|
― 翌朝 ―
[いつもと同じように、男は目を覚ました。男は団員の中では遅起きな方だ。目を擦りながら起き上がり、やはり襤褸な寝間着を脱ぎ――かけて、テントの外のざわめきに、一旦手を止めた]
…… おい。 どうかしたのか?
[寝間着のまま外に顔を出し、近くにいた団員に声をかける。だが彼もまたよくはわかっていなかったようで、ただ、団長のテントで何かあったらしい、という曖昧な答えが返ってきた。 男は手早くシャツとズボンに着替えると、ネクタイは締めないまま、寝癖は直さないままに、小走りに団長のテントがある方へと向かった。と、間もなく人だかりが見えてきて]
(63) 2014/10/10(Fri) 04時半頃
|
|
[集まった団員達。ほとんど一方向に向いた視線。場を満たすざわめき。多大に不穏な気配が、其処にはあった]
……どうかしたのか?
[集団から少し離れて立つ団員に、男は二度目の質問をした。団員はいかにも尋常ではない、惑いと怯えに染まった表情をしていた。震える唇を開き、躊躇うように]
……は?
[語られた内容に、男は瞬いた]
(64) 2014/10/10(Fri) 04時半頃
|
|
……団長が、死んだ? 殺された?
……おいおい。 朝っぱらの冗談にしちゃ、どぎつ過ぎんだろ。 ……、冗談じゃ、ないのか?
[団員の顔は、冗談とは程遠く、酷く青ざめていた。それを見ると、男は一拍置き、はは、と乾いた笑い声を零した。唇を引き攣らせたように笑みを作ってみせ]
……おいおい……
[やはり二度目の言葉を発し、掌で顔の右半分を*覆った*]
(65) 2014/10/10(Fri) 04時半頃
|
|
――昨日・練習場にて――
[手を振るザックにも いつの間にかトリノスがどこかへ消えていても 気付く事はない。
協調性の無さ故に 一人で出来る技を極めるように 団長からも言われていた。
日が沈むまで 練習場に、その姿]
(66) 2014/10/10(Fri) 13時半頃
|
|
――翌朝・練習場――
[昨晩と変わらぬように 鳥を擬態する姿はそこにあった。 講演当日であろうとも、変わらない。
本物の曲彩色の方は 昨晩のうちに檻に戻していた。 今は手許には居ない。
勿論、眠っていないわけではない。 ただ、空を舞いたいだけ]
[本番で披露する技を綺麗に決めて くるくると安全ネットへ着地。 ぴたりと練習をやめ、外へ出る。
それは外のざわめきが気になったのではなく 単に空腹のせいだった]
(67) 2014/10/10(Fri) 13時半頃
|
|
――食事場――
[ここに来るまでに、様々な団員が話していた。
団長が、死んだらしい。 無残に殺された。 酷い有様だ。 誰が、こんな事を。
あらゆる噂話に しかし彼は興味が無かった]
[現場を見てしまった団員が気絶してしまったと聞いて]
講演、どうするの? 穴埋め、間に合うのかな?
(68) 2014/10/10(Fri) 13時半頃
|
|
[炊事場から勝手にパンと果物を拝借して、そのまま齧る。 極端に不器用で、刃物が使えないため ある物をそのまま口にするだけ。
異常事態の中 あまりにも日常のように、食事をとる鳥モドキ**]
(69) 2014/10/10(Fri) 13時半頃
|
|
[まともでない子供が居た。 常識も、思考も、何もかも その子供は理解出来なかった。
夢中になると、のめり込む癖が有った。 異常なまでに、熱中する癖。
社会の中で生きていけないその子供は 人伝に団長に預けられ メルヘンの登場人物として、生きる事になった。
頭のおかしい、鳥頭。 メルヘンの中でしか生きられない、鳥]
(70) 2014/10/10(Fri) 14時頃
|
|
― 翌朝 ―
[空腹感でいつもより少しだけ早めに起き出した。 といっても普段それほど早くはないから 他の団員たちが起きる時間と変わらない程度の時刻。 気だるげにのろりと身支度を済ませてテントを出れば なにやらいつもと違うざわめきがある。]
……なに?
[怪訝そうに眉を顰めてそちらへと足を運んだ。]
(71) 2014/10/10(Fri) 14時半頃
|
|
[人だかりのある其処には団長のテント。 周囲の人々の雰囲気に気圧されるのは不安を感じて。 それでも気になるからおそるおそるテントへと近づく。 向かう先から漂う生々しい鉄さびの匂いに、う、と咽喉を詰まらせた。]
……。
[それ以上を拒絶するのか。 足は地面に張り付いたように思うように動いてくれない。 不安に揺れる眸が、瞬く。 ざわめきの中、届いた声の一つはサイモンのもの>>65]
……団長、が ?
[続く言葉をなぞることも出来ず未だ見ぬ事実に途惑いの表情。]
(72) 2014/10/10(Fri) 14時半頃
|
|
[信じられないという風に首を左右に振る。 途惑いと不安と入り混じる表情のままテントへと 人だかりをぬうようにして寄り、前で立ち止まり一呼吸。 メルヘンの中の現実を覗く覚悟をするかのような一瞬。 けれど躊躇いは残るままか、おず、と女の動きはぎこちない。 そろりとテントの中を覗き込めば一層血の匂いが濃く感じられた。]
……ひ、っ。
[可愛い悲鳴なんて出なかった。 咽喉の引き攣るような音が漏れただけ。 むせ返る匂いと赤く染まる景色に胃液がこみ上げる感覚。 咄嗟に口元を手で押さえ柳眉を寄せて一歩あとずさる、けれど。]
(73) 2014/10/10(Fri) 15時頃
|
|
[生々しい現実から離れようとした所で 涙流すアントニー>>62と硬直するトリノス>>36の姿が見えて]
〜〜〜っ トリノスも、アントニーも……! ほら、戻ろ?
[二人へと手を伸ばし促す言葉を掛けて]
ちょっと、誰か……! 団長に掛けるシーツか何かとってきて!
[人だかりの方へと声を向けてへなりと困ったように眉を下げる。**]
(74) 2014/10/10(Fri) 15時頃
|
|
[ああ、ちょっと…な。声をかけられた団員は言いよどんだ。隣の男と顔を見合わせ、困ったような顔をペギーに向ける。ペギーは大きなまばたきとともに、首を傾げた。不穏な空気は、さすがの彼女にも、察することができた。]
なに?けんか?
[団員たちには、彼女は完全に子供として取り扱われている。さて、その子供に、この事実をどう伝えたものか?男らは互いに肘で小突き合った。お前が言えよ、いやお前が、と、しばらくやりあった後、一人が頷き、意を決したような表情でペギーの目の高さまで、屈み込んだ。]
(75) 2014/10/10(Fri) 15時半頃
|
|
「実は――――」
(76) 2014/10/10(Fri) 15時半頃
|
|
[小猿をジャニスに託してから >>53アントニーも練習に向かうというので その夜は荷物から>>44オレンジ大の水晶玉を見つけ 枕元で御守り代わりに夢の中]
確かに、これじゃあ …玉乗りには向かないな
[少年の言葉を思い出し、ぽつりと零す>>47]
[翌朝、団長が無残な姿で発見されたと聞いた時 ジャニスから、シェロは返してもらえただろうか?]
(77) 2014/10/10(Fri) 17時頃
|
|
―― 準備期間前最終公演日:朝 ――
[クッションに頭を擦り付けて目覚めたその朝は 前日の「らしくなさ」が滲んだのか お人よしの間抜けのパントマイムが夢に出てきた、 胸焼けのする朝だった。 たしかに、彼が同じ名前を有するのはライムに対して失礼だな、 と寝起きの機嫌の悪さが詮無きことを思わせる。
寝転がったまま昨日残したままのオレンジへ手を伸ばし]
……、……?
[団体生活のサーカスにつきものの喧噪は、 今日この朝は趣を異にしている。]
(78) 2014/10/10(Fri) 17時頃
|
|
うわ…最期までいきなりとか、ひどいな
[テキパキと声をかける綱渡りのスージーは>>74 困っていても、華があるなとか アントニーや発見者らしいトリノスを 促す姿を見ながら、思ったり]
まさか、噂の人狼の仕業とか?
[ここしばらく持ち切りだっただけに 嫌な符丁の合い方に、渋い顔]
腹掻っ捌くとか… よっぽど腹ペコだったのかねえ
[丸々肥えた団長は相当脂が乗ってただろうか あたりに漂う血の臭いと、聞いた最後の様子に ぼんやりとそんなことを思い]
(79) 2014/10/10(Fri) 17時頃
|
|
[緑のシャツに袖を通し、 半ば羽織るだけ、と言った恰好で起き上がる。
居住テント内の、ひび割れ隅の欠けた鏡 只の肌色の顔が覗きこむ。一瞬きょとり、それからまじまじ。 無骨な手指が、頬を引っ張る。目尻を引き上げる。 最後に口端を上げて下げて、表情筋の事前運動。 サーカス団メルヘンへ来て長く経つが、 これをせずに他の団員の前に出ることはない。 クラウンの男は、クラウンであることを好み、望んで、 そうでない姿を自身の中でも希薄にしていく。 コミックやらなかった頃? ゥーン、どうだったかな。 ――とは彼の言葉。]
(80) 2014/10/10(Fri) 17時頃
|
|
―― 騒動を遠目に ――
[そうしてテントを出れば ざわめき、集う団員の姿があった。 ああして集まると観客と同じだ、と過りながら 群れを離れて歩く団員を捕まえる。]
あれ、なに?
[ぱちくり。 灰色の眼は瞼に覆われ、また現れた。 閉じる瞼も開く瞼も未だ肌色、仕草は演技時にも似て。]
(81) 2014/10/10(Fri) 17時頃
|
|
死んでる? 団長が?
(82) 2014/10/10(Fri) 17時頃
|
|
[団員の言葉に、 団長のテントへと視線を動かす。 どよめき、ざわめく観衆のその奥が団長の。]
……、 そーお。 前口上。団長のアレ。 出来る人探さなくっちゃ。
あと、騒ぎすぎないように、って伝えてよ。 一応、楽日、だよ。今日。
[ウゥン、……前口上、いなかったら俺やろうかなあ。
ひび割れたメルヘン・ストーリーの穴埋めを 口にしながらも、視線はやはり、 集うオーディエンスを通り過ぎていた。]
(83) 2014/10/10(Fri) 17時頃
|
|
とりあえず、公演は…やらないとな
[団長の死を悼み、悲しみ騒ぐ者へはそう伝える]
何かすることあった方が落ち着くだろうから …そう、なるべく普段通りのことを
[何か抗議をして来る者がいたのなら こういっておく]
『親が死んでも穴を空けるな』 って、団長はいつもいってただろう?
(84) 2014/10/10(Fri) 17時半頃
|
|
[まさか、自分に訪れるとは 彼も思っていなかっただろうが皮肉である
夢の世界から去ってしまった団長は いったい、これをどう思っただろうか?
もうそれを聞くことが叶わぬのだと 改めて、己の動揺に気がついた
落ち着くために檻のあるテントへと*足を向けた*]
(85) 2014/10/10(Fri) 17時半頃
|
|
[結局声を上げることは出来なかったものの、 硬直している自分と異様な空気を察した団員達が集まって ことの大きさに直面した。 アントニーのように泣くことも出来ないが、 うっすら浮かんでいた笑顔はもう消えて。 しかしフィリップほどに無関心を通せる程でもない。]
(86) 2014/10/10(Fri) 18時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る