21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2013/08/12(Mon) 21時半頃
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[熱を吐き出し、息を整える。 耳に届いた呟きに、肩に顔を埋めたまま笑みを零した。
首筋に掛かる息が熱い。 太腿に触れるシーシャの熱に、また自分も昂ぶり始める。
もっと。 奪いたい。奪われたい。]
(112) 2013/08/12(Mon) 22時半頃
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……じゃあ。 シーシャは……どう思ってるんだよ。
[零れる言葉に、囁くように返す。 他人がそう思ってるというのなら、シーシャ自身は? 誰でも良くないって思っているのなら。]
……嫌なら、無理しなくて良い。
[シーシャが言った言葉>>66を繰り返す。
誰でも良い。それは自分のことだ。 熱を奪ってくれるのなら、誰でも良い。 こんな浅ましい感情を、受け入れてくれるのなら。
でも、本当は。]
(113) 2013/08/12(Mon) 22時半頃
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[口を開いて、言葉の代わりに息を吐いた。
穴埋め、なんて頼んでない。 つなぎなんて、いらない。
そう言えなくて。 再び扱かれ、シーシャの服を握り締める。]
……俺だけじゃ、不公平だろ。
[太腿に当たっていた、シーシャの熱へと手を伸ばす。]
(114) 2013/08/12(Mon) 22時半頃
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ずかしい…
…だけしか…てないのに…
…
…しくするから…
…
もっと…れて
…
…は…の…で…わっていく…を…たかった…
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[掠れた笑みを、耳が拾う。]
そう、か。
[短く返す。
自分も同じだな、と思う。 割り切ってくれるのなら、それで良い。 期待しなければ、傷つくこともない。 それでも。
嫌なら、と言っても離れないシーシャの手。 止まらない手に、少し期待する自分が嫌だった。]
(122) 2013/08/13(Tue) 00時頃
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……して欲しいように、触ってくれよ。 同じように、するから。
[熱が篭ったシーシャの声に、目を閉じて囁く。
顔は、未だ見ていないままだ。]
(123) 2013/08/13(Tue) 00時頃
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これはきっと…だから…の…ならば…に…る…
…ふわり…なかにわのきのうえで…はだしのあしをゆらゆらゆらす…
…に…られるのも…だしなぁ…
ばら…は…あかい
すみれ…は…あおい
さとう…は…あまい
そうして…きみ…も
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[シーシャからの声に、何も答えない。
全てを素直に言えるような性格なら良かった。 言えないから、こんなに苦しい。
同じように服の下に手を潜り込ませ。 同じように指の腹で擦り上げる。
先程熱を吐き出したばかりなのに、既に張り詰めて。 息は荒く、静かな礼拝堂に響く。]
……聞くなよ……好きにして良いから。
[顔を上げないまま、答える。]
(132) 2013/08/13(Tue) 00時半頃
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