人狼議事


78 わかば荘の薔薇色の日常

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視点:


【人】 若者 テッド

――昼下がり:談話室――

[眠ってしまった徹を、どうこうするつもりもない。
 それからすぐ談話室を離れる選択肢もあったのだが、どうしてここにいたんだったか。
 せっかく持ってきたカメラバッグが泣く声が聞こえたような気もしたが、右手はおもむろにリモコンに触れていた。
 音量を落としたTVのアナウンサーが、梅雨明けを宣言している。]

……明けんだ。

[長雨は減って、日照りと夕立を繰り返すことになるだろう。
 向日葵はそうした中で咲く花だけれど、一度育て方を調べたほうがいいかもしれない。
 ぼんやりとTVを眺めてから、しばらく。やっぱり写真集を部屋において、ついでに向日葵について調べよう、と思ったタイミングで。]

(337) mmsk 2014/07/05(Sat) 22時頃

【人】 若者 テッド

宅急便?

[届いたのは間中遊――ではなくて、桃>>317
 甘い、甘い、ひとかぎでそれとわかる芳香。箱数が多そうなのに立ち上がって、手伝う、と申し出た。
 箱を持つ間も、桃の香りが鼻から身体を駆け巡るみたいで。
 おいしそう、と思ってしまうのは、許してほしい。

 桃の箱とは別に遊さんが荷物を持っていたのは、すぐに冷蔵庫にしまわれてしまって。
 何だろう、とは思いはするも、追求しなかったせいで、夜のその時まで、知らないままだった。]

(338) mmsk 2014/07/05(Sat) 22時頃

【人】 若者 テッド

[部屋には結局一旦戻って、写真集を眺めたり、向日葵の生育について調べたりと、ぼんやりとした午後。
 一般的な誕生日の過ごし方にしては少々淡白に過ぎるかもしれないが、人の多い騒がしい状況は得意ではないし、もらったバースデープレゼントに思いを馳せる時間なんて、自分の基準なら充分贅沢な誕生日。
 折角の晴天だったので、陽の落ちる頃には屋上から夕日を一枚、カメラに収めておいた。
 夕刻屋上にいると、人の行き来が見える。自分自身は交流を求めなくても、こうして生活が見えるのは悪くない。
 ただ、檀さんが戻るのだけは、心にほんのりと暗い色が灯った。結局今日はチャルラタンには出向いていない。
 明日こそは行こうと、その分深く心に決めた。]

(339) mmsk 2014/07/05(Sat) 22時頃

【人】 若者 テッド

――そして:夜のその時――

[長い夏の日暮れも過ぎて、すっかり陽の落ちた後。
 談話室には瑞々しいベリーのタルトと、満月のような黄色いチーズケーキ。
 立てられたろうそくに、燦然と輝く21>>323。]

(340) mmsk 2014/07/05(Sat) 22時頃

【人】 若者 テッド

[徹津來夏は、逃げ出したかった。]

(341) mmsk 2014/07/05(Sat) 22時頃

【人】 若者 テッド

[ろうそくに火がついて、それを消す役目を仰せつかる。他には居ないのだから、仕方ない。
 ただでさえこの人数の中ここにいること自体居づらいのに、更にその後に成人男声合唱団(統率ゼロ)の合唱が始まって、もう脳内では如何にしてこの場を脱するかの算段が、何度も組み上がっては完成の寸前で鬼に蹴り倒されていた。
 とりあえず、耐える。この歌はそれほど長くない。俯いて自分の膝だけを見て周りの音をシャットアウトして震えながら耐える。
 手拍子が聞こえる。なにか悪いもののカウントダウンのようだった。
 それでも歌が終われば、脱力したような笑いがぱらぱらと起きて、耳元に「おつかれさん」が落ちてきた>>332
 今一番嬉しいプレゼント、だったかもしれない。]

(342) mmsk 2014/07/05(Sat) 22時頃

【人】 若者 テッド

[誕生日を一体何人に言ったことがあっただろう。
 それでこの人数なのだから、と。
 目の前に置かれた徹のケーキ>>334は、とても予測できるプレゼントだった。
 考えてもみてほしい。
 そもそも主役ということで、チーズケーキとベリーをもらっていて、それがもうワンセット。
 如何な誕生日、如何な成人男性の体とはいえ、それなりにそれなりなサイズのホールケーキを、この時点でおおよそ半ホール、という計算になる。
 嬉しいけれど。その好意は嬉しいけれど、他にもその選択肢を取る人が居ないとも限らない中、現状は過酷に思えて。]

……これ。
あげる。

[チーズケーキを一切れ、夏一に流した。
 先ほど一番輝かしいプレゼントをくれたお礼である。]

(354) mmsk 2014/07/05(Sat) 22時半頃

【人】 若者 テッド

――バースデーパーティ――

[は、と浅く息を吐く。とにかくいっぱいいっぱいだった。
 歌が終われば輪の中央を外れることを許された、とばかり、すす、と壁際に寄って取り分のケーキを確保する。
 くしゃくしゃの髪>>382を手櫛で整えながら、近寄ってくる人影を見る。

 すれ違いざま、すっと渡すだけ渡された細い封筒>>330
 すぐに中身が何か確認する余裕はなし。けれど長くその場で反応を期待されたりはせず、もしかしたら気遣われたのかもしれない。
 ありがとう、と素直に言いやすくて、赤毛を見送った。
 傍らに置かれた瓶の、添えられたメッセージカード>>=70をちらり一瞥する。
 そんなに眉間に皺寄せているつもりはないけれど、険しい顔はちょっと、今は隠せない。]

(391) mmsk 2014/07/06(Sun) 00時半頃

【人】 若者 テッド

……開けて、いいかな。

[呟いたのは、瓶に対してでなく、そのまた隣に置いたポラロイドカメラに。
 スナップを撮るため作られたそれに、手を伸ばす。
 フィルムをセットして、構え。
 試しに、とばかりシャッターを切った。
 談話室の壁からは、集まった面々がよく見える。
 酒に舌鼓打つ人も、笑う人も、柱に擬態した人も。
 ようやくこのパーティが嬉しく思えてきて、吐息で笑った。]

(392) mmsk 2014/07/06(Sun) 00時半頃

【人】 若者 テッド

――パーティを終えて――

[ハイテンションに任せるままに、オカマバーに行こう、なんて言い出したのは誰で、そもそもどんな話の流れだったのか。
 知らないままに話が進んで、けれど各々家を出る準備の為か少しずつ談話室を出ていくようなら、巻き込まれる前に、もしくは止められる前にここを出ていくチャンスかといったところ。
 壁際にいたのをいいことに、麻央の目が離れたのを見計らって、そっと逃げ出した。]

(437) mmsk 2014/07/06(Sun) 03時頃

【人】 若者 テッド

[部屋に戻って、貰ったものをテーブルに置く。
 ボトルは冷蔵庫に、と扉を開いて――手が止まった。]

――……これ、

[泡盛と清酒の区別の付かない男は、180ml瓶に警戒を見せる。
 グラスに一杯も飲んでいないあの酒よりは、多い。
 飲みきれるかと不安が過ぎれば、足は部屋の外に向かっていた。]

(438) mmsk 2014/07/06(Sun) 03時頃

【人】 若者 テッド

――201――

[隣の部屋の前に立って、ノックを二回。
 開いていると返ってくるのは知っていて、それでもこの部屋に入る時に、欠かしたことはない。

 甘くて美味しいと、言っていたから。
 二人で分けられないかと、思った。
 あの日の乾杯を、今日はこちらから仕掛けたい。]

[彼もオカマバー行きを承諾していたことや、部屋への滞在があと五分の予定だったりすることは、知らない。]

(439) mmsk 2014/07/06(Sun) 03時頃

【人】 若者 テッド

[あいてる。いつも通りの音が、いつも通りに迎えてくれる。
 ゆっくりと扉を開けた先が、暗いのもいつものこと。]

……あれ、

[いつもと少し違ったのは、ノートパソコンの強い光が遊さんの顔を照らして、手元は忙しなくキーボードを打ち続けていたこと。
 もちろん書いているのは知っているし、それが不思議なことでも何でもないのは、わかっている。
 ただ、この数ヶ月はあまり見ていない光景だったから。]

邪魔、?

[恐る恐る、聞いた。]

(445) mmsk 2014/07/06(Sun) 03時半頃

【人】 若者 テッド

……出かけるの。

[招かれて、隣へ。半分空いたクッションに身を寄せるのは、慣れた。
 口は出かける、と言っているけれど、隣に座らせたり文章を書く手を止めなかったりで、裏腹出る様子もないのに、状況を読みかねている。
 手の中の瓶が行き場を無くして迷う。少し不安げに、口を持つ手に力が入った。]

出かける、なら、やっぱり邪魔、

[出直そうかと思って、足を組み替える。そのまま体重を乗せれば、立てるように。]

(448) mmsk 2014/07/06(Sun) 03時半頃

【人】 若者 テッド

[立ち上がる間もなく、小枝に腕を掴まれる。
 キーボードが止まっていた。それこそ邪魔になったかと、改めてすとんと隣に座った。]

……飲む。
一人で、飲めるかわかんなかったし。
一昨日、誘ってくれた、から。

[薄桃色のその酒は、液晶の明かりを通して服に影を落とした。
 邪魔じゃない。そう言ってくれたから、言葉を続けられる。]

(453) mmsk 2014/07/06(Sun) 04時頃

【人】 若者 テッド

わかんない。

[桃かどうかは、色だけではわかりにくい。
 そう答えるうち、明かりがついた。――出かけるんじゃなかったか。
 そこを心配するのはもう無用だと思っても、気にかかる。
 みんなを待たせているとかならば、と思うも、遊さんの様子から焦りは見えない。]

……あ、

[グラスに関して言及されれば、間抜けな声が出た。
 一縷の望みにかけて手元を見ても、持ってきた記憶のないものはもちろん、無い**]

(455) mmsk 2014/07/06(Sun) 04時半頃

【人】 若者 テッド

――201――

[頭に触れた軽い重みと、立ち上がる背中>>456を追うように、視線が曲線を描く。
 程なくして手の中には、透明と不透明が、一つずつ。]

ごめん、

[手を煩わせてしまった、と思いつつ。
 注いでと言われれば、険しい顔で綺麗に半分を目指そうとする。
 乾杯、と縁同士合わせる音がした。]

(467) mmsk 2014/07/06(Sun) 11時半頃

【人】 若者 テッド

――201――

[ちろり、とグラスの中の酒を舐める。
 甘い。アルコールの熱や苦味もあるけれど、甘いと思った。
 これならバーベキューの時よりも飲めそうだと、一口を大きくする。]

――あ、のさ。
今朝、虹が出てた。

[遊さんが朝の出来事を知らないのは、そう不思議でもない。
 なにか朝にいいことがあった時は、いつも出来る限り伝えようとしていた。
 もう小枝の指は、キーボードに戻っているか。
 返事があってもなくても、またちろりと薄桃を舐め。]

(521) mmsk 2014/07/06(Sun) 19時半頃

【人】 若者 テッド

遊さんは、虹の内側と外側の空の色、知ってる?

[背中に質問を投げる。知りたがりで、実際物知りな人だから、もしかしたら知っている、かもしれない。]

(522) mmsk 2014/07/06(Sun) 19時半頃

【人】 若者 テッド

……虹の内側はさ。白いんだ。
赤も、黄色も、緑も、青もみんな合わさった光だから、白。

おれはさ、それ聞いて、撮って。
遊さんみたいだなって、思った。

[じっと、ノートパソコンの画面を見ている。
 主人公は、今度はどんな物語を紡ぐのだろう。]

(523) mmsk 2014/07/06(Sun) 19時半頃

【人】 若者 テッド

――201――

――そう。
遊さんは、白い、けど。
おれ、知ってる、から。

[その中に、無数の色を湛えていることを。
 間中遊にしか見えない、間中遊の世界があること、を。]

(568) mmsk 2014/07/06(Sun) 22時頃

【人】 若者 テッド

おれは、――おれの写真、は、さ。
真っ直ぐじゃなくて、他の方を見て、それで見えるもの、を、写したくて。

[ああ、ええと、こんな事を言いたいんじゃない。
 だけど何を言えばいいのか。思いつくままに口を動かすなんて何年もした記憶がないから、うまく舌が回らない。
 アルコールのせいにしようと思って、少し大きめの一口を喉に流した。]

そんな世界を、遊さんは時々、見ようとしてくれる、だろ。
だから。
遊さんはおれの、虹なんだ。

[太陽から目を逸らしてはじめて、虹は見える。]

(569) mmsk 2014/07/06(Sun) 22時頃

【人】 若者 テッド

[……結論が迷子になった気がして、隠そうと残りの酒を一気に煽る。
 か、と喉が熱くなる気がして、咽せそうになるのを胸を押さえて堪えた。]

……ごめん、

もう、行っていい、から。

[というよりも、訳のわからないことを口走ったのが恥ずかしくて、もう行ってほしい。
 本当は、こんなことだけじゃなくて。
 無数の色を湛えた人だから、きっとどんな話でもうまく行く、とか。
 新しい話のエールにしたかった気がするのに、どうしようもない口下手は、今だけ都合よく治る、なんてうまくは行かない。
 もう少し、もう少しだけ言いたいことを纏めるから、だから。]

(571) mmsk 2014/07/06(Sun) 22時頃

【人】 若者 テッド

――待ってても、いい?

[今日はそれくらいの主張は、許される日のはず*]

(573) mmsk 2014/07/06(Sun) 22時頃

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