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59 【身内RP村】つむぎ-Dead or Alive-
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−自宅→古城−
[街の中を黒い戦闘服で駆け抜ける。 アパートから古城までは遠く、急いで走っても追いつかないかもしれない。
大丈夫、大丈夫。 だって、丁助さんもいてくれる、南方先生もいるのでしょう? 南方先生が危険なのかな、助けなきゃ。
大丈夫、だってそいつの弱点を見つけたって姉さん言ってたから。 皆居るなら、そいつを倒せるから…
…倒す?姉さんは、人狼を倒すのが嫌になったんじゃないかな? だから、さっき、人狼狩りをやめるって言ってた…それで、姉さんが剣を抜くだろうか?
ダメだよ、姉さん…たしかに、もし、知ってる人だったら…辛いけど、嫌だけど。 もし、姉さんに危険が迫ったのなら…倒さなきゃダメだ…。絶対にダメだ。
走りながら、通信機に耳を澄ます。状況が知りたい―]
(110) 2014/03/13(Thu) 20時頃
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…
ふふ…ありがとうございます…
なんだか…めて…った…がしないのは…
やっぱり…
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−古城跡前−
[全力疾走。やっと辿り着いた古城跡。
遠く見える4つの人影―
いた、あれだ。 チェーンソーを持つ人狼、それに走り近づいているのは姉、後ろから剣を構える丁助に、 人狼の横で倒れている南方。
先生を助けるために姉が走り―もちろん、刀を構えて攻撃をするために―近づいたろう、 と思い援護ができるようにしようと判断し、更に目をこらそうと
…おかしい、遠くだから、闇が濃いから見えないのかと思っていたけれど、月夜に光るはずの姉の刀がない。
身だけで、近づいて?何をしてるの、姉さん。
距離が遠い。射程距離も届かない。いやだ、いやだ、いやだ。
自分の足がとても遅くなったように感じて、時間が遅く流れる―]
(116) 2014/03/13(Thu) 21時頃
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[目の前の光景に、理解ができない―
嫌な音をたて駆動する無骨な武器が、姉の体を貫いた。
月夜に照らされ飛び散る赤―
理解ができない―
けれど、足は止まらず走り近づく。]
姉さん、姉さん、姉さん姉さん姉さんっ―
あああああああああああ!!!!
(120) 2014/03/13(Thu) 21時半頃
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ケイト姉さんっ!!!!
[反射、何も理解できていない、ただひとつ――
―姉を傷つけたのはあいつだ―
『ノックス。なぜこんな視界の開けた場所で戦った。 お前の武器はなんだ? 射線を悟られない物影は必須、そうじゃないか?>>1:157』
わかってるよ、姉さん。でも今そんなこと考えられない。 アイツを倒さなきゃ、ホリーを殺して姉さんを傷つけたアイツを倒さなきゃ。
人狼に向けて引き金を引く。いつもなら丁寧に狙って無駄撃ちをしないように。 そんなことを考えられる状況じゃない、射程距離は十分だ。]
タァッン!!――
[4発打ち込む、走りながらでも、狙ったから、軌道は読めるけれど今なら、当たるはず。]
(121) 2014/03/13(Thu) 21時半頃
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[目を見開く。
何が起きてる、何が起きている。
僕は確かに姉さんを傷つけた人狼を狙ったはずなのに―]
…んで…せんせ…が…
[庇った?
理解が及ぶ前に強い声で言われる。 『ノックス……ケイトを病院に連れていくんだ』
そう、病院、びょういん―
けがした、姉さんを、たすけなくちゃ― もっと考えなければならないことがたくさんありすぎて、理解ができなくて、 でも、今は、言われたように、しなきゃ]
(128) 2014/03/13(Thu) 22時頃
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姉さんっ
[誰の血かわからないほどの赤い海に沈む姉の体を抱き上げて]
ねえさん、ねえさん、いま、たすけるから、おねえちゃんたすけるから いたい?いたいよね、まってね、すぐ、すぐに
[びょういんどっち、早く助けなきゃ、たすけなきゃ]
(129) 2014/03/13(Thu) 22時頃
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[吐血する姉に、涙がこぼれて。いやだいやだ。]
こんな、とき、なにいってるのっ それは、ぼくが、ねえさんにあげたの、おまもりといっしょ、 ねえさんを、まもるものだから、やだ、やだよ。
[姉が示した白いレースのリボンは赤く赤く染まっている。
丁助がそれを切って渡してきたなら手に握りこみ。
今は、病院にいかなきゃ。姉を抱え赤く染まりながらまたかけ出す。 まだ助かる、助かる。助けて助けて。
いつかの自分の声が頭をよぎる。
『せんせい、おねえちゃんがくるしそうなの!たすけて!』 姉が昔、発熱した時にも闇夜をかけた。 あの時は助かったから、助けてもらえたから、大丈夫、今もまた、大丈夫だから。
丁助が一緒に姉を連れてくれるなら一緒に、南方を連れて行くのなら、自分はまっすぐ、姉を病院へ抱え走る。]
(134) 2014/03/13(Thu) 22時半頃
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『誰のことも、憎まない、で。やくそく…』
にくまない・・・なんで、なんで・・・ ねえさんが、ぶじなら・・・そんなことないから・・・だからっ!!
(137) 2014/03/13(Thu) 22時半頃
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−病院−
[走り、抱えている時も苦しそうに血を吐く姉をみて、 胸が張り裂けそうになりながら辿り着く。]
(138) 2014/03/13(Thu) 22時半頃
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姉さんを助けて下さいっ―!!!
[扉を叩く、夜勤の医者が急患だと姉をたんかに乗せて連れて行く。 連れて行かれながら縋り付き。]
大丈夫、ねえさんだいじょうぶだから、いたいのなおるから、 また、ぱんたべれるからっ、だいじょうぶだから…
[姉から離れたくない手を握りそばに居て]
(140) 2014/03/13(Thu) 22時半頃
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―病室の廊下―
[姉の治療をするために、すがる…は一度外に離れただろう]
(143) 2014/03/13(Thu) 23時頃
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−病室−
[大量失血、もう殆ど意識がない姉のそばで強くてを握り祈る。 最後の時間だと、医師に伝えられた。]
守れなかった…間に合わなかった… 姉さん…姉さん…
[短くなった髪、長い髪が素敵だったけれど、短いのも可愛いね。 青く、血の気の薄くなった頬を撫でる。]
寝てる・・・だけだよね・・・・
[いつも、寝顔かわいいと、思ってて]
大好きだよ…姉さん…愛してる…
(144) 2014/03/13(Thu) 23時頃
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