64 さよならのひとつまえ
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お待たせ。
[>>289ベランダの引き戸を閉めると、隣いいかと尋ね。 了承を得られれば、そのまま横に腰掛ける。 ほんの少し躊躇った後で、やがて意を決し。 ぽつりぽつりと語り始める。]
本当は持って行こうか悩んでた。 でも、俺にはお前にもらったアレンジがあるから。
二つも面倒みられないから。 …お前が良ければ、これ、やるよ。
[手のひらに鎮座するのは、一度は枯れかけた小さなサボテン。 そいつの本来の持ち主が誰なのか、承知の上で、持ちかける。 根腐れしてしまったサボテンは、いまだに根付く様子は見せない。 治療は続けてきたものの、再び花を咲かせる可能性はとても低い。 自分ですらそう思うのだ、健康体の花をも枯らしてきたありすなら、尚更かもしれない。 彼をこれ以上傷つけるくらいなら、そのまま持ち去ってってしまおうかと、何度も考えた。 そうしなかった理由は一つ。]
(297) 2014/03/30(Sun) 23時半頃
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―― 4-O ――
[昼食も取らず、部屋に戻ったそれからずっと、布団をかぶり寝たふりを決め込んだ。 枕元には相変わらず、黒い包みが置かれている。 目に入るたびに心が騒いで、眠ろうとしても眠れない。]
……っくしょ、
[もう要らないと、必要ないと、捨ててしまえばどんなに楽だろう。 感情もまとめてゴミにして、燃えてしまえばいい。灰になって消えてしまえばいい。 それなのに、手が伸ばせない。]
(298) 2014/03/30(Sun) 23時半頃
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こいつを見つけた時、もう駄目だと思った。 正直言って、今も生きられる可能性は低いと思う。 でも。それでも…こいつはまだ生きてるんだ。
[一度言葉を止め。視線を何度かさまよわせ。 やがて真剣なまなざしを作ると、まっすぐにありすの瞳に重ねる。]
多分こいつも、知っているんだ。 たとえ量が多かったとしても。 自分がその身に浴びていたのは、紛れもない愛情だってこと。 だから歯を食いしばって必死に生きようとしている。 いつかその花を咲かせて、自分に愛してくれた奴に、見せてやりたいって思ってる。
……お前がいらないなら、俺が持って行く。 ちゃんと育てられるかは自信は無いが、責任もって最後まで面倒を見ると約束する。
[そう前置きしたうえで、すっと、手にある鉢植えを眼前に差し出して。 どうする?と静かに問いかけた。]
(299) 2014/03/30(Sun) 23時半頃
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ばっかやろ なんでおめーが、先なんだよ
[玉砕は、覚悟の上だった。 素直になって吐き出したら、すっきりすると思っていた。 けれどどうだ、口にしたが最後、ますます想いだけが積み重なって、環にしがみついている。
シーツに皺がよるくらい強く、強く握りしめた手が震える。]
(300) 2014/03/30(Sun) 23時半頃
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[食堂でちらと耳にした、博が利政に盛大な告白をしたという噂。 真偽のほどは定かではない。しかし、去りゆく間際にもし本当に残したというのなら――
昨日受信したメールを呼び出す。 簡潔な返信文。 そこにないトライアングルを奏でていた彼は、視線の先に誰を捉えていたのだろう。 考えながら、リプライを打つ。]
(301) 2014/03/30(Sun) 23時半頃
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─ 断髪式中 ─
……俺じゃもしかしたら、なかなか消せなかったと思うから、やってくれて助かった。
[残しておけるのであれば、残しておきたかった。 しかしそれは無理なことというのも承知。 だから、代わりに消してくれた彼には、労力以上の感謝がある。>>292 喧嘩の件にしても、何にしても。 自分はやはり、周りから助けられてばかりだ。 甘えてばかりだ。]
……いや……
[礼を言うのはこっちなのだからと返そうとするが、続けられた秘やかな声に、言葉は止まる。]
………ん。 うん……。
[まずいなと思った。 平静を装ったつもりではあるが、多分、赤くなってしまっている。*]
(302) 2014/03/30(Sun) 23時半頃
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シメオンは、メールに気づいたようだ。
2014/03/30(Sun) 23時半頃
…なんだったか…ってのは…しいな…
…お…が…を…げてる…の…は…すごく…だと…って…
…いてる…の…は…にも…せたくないと…う…
…が…いから…りでちゃんと…れるか…だ
…そういうのとは…うのか…
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[きっぱりと思いを告げた彼を尊敬する、そんなメール。 主語がないから、その意図は伝わらない確率の方がきっと高い。
それでもメールを送信する合間に笑えたから、 明日になれば、きっと……**]
(303) 2014/03/30(Sun) 23時半頃
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[コンビニにあったツナマヨは3個、 これがこのコンビニの限界か…そう呟いて。 自分用には男の子の味方10円駄菓子を買うと、コンポタ味とそれをサクサクと鳴らしながら寮へと戻っていく。
断髪式にはちょっと間に合わなくて、部屋に戻ろうとしている那由多達にコンビニ袋持って手を振って挨拶をし]
あっれ、髷結ってねーじゃん!
[そう笑って、那由多の断髪後の姿を写メに納めた。少しずつ人数が減って行って盛大なお別れ会にはもうならない。元気でな、とゴミ捨て場の時も交わした挨拶を向けて那由多達とはそこで別れた。]
(304) 2014/03/30(Sun) 23時半頃
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[とりあえず、目頭を拭うふりをして、片手で顔を隠す。 ハンカチがあればもっと上手く隠せたろうに、一体どこに行ってしまったか。
鎮めようとしていた為、近付いている歌声に気付くことはなく]
……ぅわッ!
あ、樹央か。
[歌とともに開けられた扉>>294に、かなりいいリアクションをしてしまった。]
(305) 2014/03/30(Sun) 23時半頃
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[コンビニに着けば環との約束通り、そこにあったプリンを全種類一個ずつ買った。 全部で8個。 別のコンビニまで足を延ばして、もう3個追加で買った。]
断髪式、始まってるかなぁ。
[プリンの入ったビニル袋を提げて、時計を確認しようと携帯を出す。 メールを受信していた。 買い物に夢中で気付いていなかったと確認すれば、送信者の名前に手が止まる。
立ち止まって、中を見る。]
(306) 2014/03/30(Sun) 23時半頃
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[近づいてくる気配に気づいた時には、遅かった。>>287 引き寄せられて、思考が止まる。
いつもより近い距離。鼻を掠める匂い。額に触れる体温。それらに気づいた途端、かぁ、と顔が赤くなる。 今ならこれは恥ずかしさだと誤魔化せる。胸元に手を当てて突き放そうとしたけれど。降ってきた声に、その指先は彼の服を緩く掴むだけに終わった。]
…………ばか、話振ったの俺だし。 謝るな、ばか。
――寂しいよ。 今更言わせるなよ、先に出てくくせに。
[頭を撫でる大きな手。熱くて苦しい。 軋む痛みを必死に堪えて。目を閉じてほんの少しだけ、その肩口に額を擦り付ける。]
……ごめん。
[少しして、掴んでいた指先から力を抜く。 頭を離すと俯いたまま、一言だけ謝って。袋と猫缶のゴミを片づければ、並んで公園から歩き出した。*]
(307) 2014/03/31(Mon) 00時頃
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[>>297隣いいか、と言われ、顎をしゃくってみせる。無言の促し。 そうして隣に座る那由多の、ぽつぽつと続く言葉、お前がよければ、と掲げられた手の中の─────]
─────……っ
[反射で歯を食いしばった。そうしなければ何かが零れそうだった。 どうして。それは。棄てたはずの俺のこころ。何でお前が。 枯れた部分を丁寧に切り取られ、延命処置のなされた小さなサボテン。見覚えのあるそれは、見覚えのない救われ方をしていて、そうして続く>>299那由多の言葉はどうして。 息が止まっている。心臓も停まっている気がした。 痛い。もうぜんぶ痛い。 棄てたこころが救済された分だけ、それを救おうと手を差し伸べてくれた那由多の言葉が積もる分だけ、それが溢れそうになるのを必死に押し潰す分だけ。 眉根が寄る。食いしばった顎と、指先が、震えているのが自分で分かる。 どうして。───────どうして]
(308) 2014/03/31(Mon) 00時頃
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…なんとなくわかったんだけどさ…は…の…でもなんでもないからね…
…そんでもって…は…の…ではないからね…
…れできなくなっても…らないからね…
…
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―食堂―
[>>271 待ち受けに表示されたミットの絵が見えた気がする。じっくり見た訳じゃないから本当にこいつ野球が好きなんだな、という感想を抱く。星然り漫画然り、何かに打ち込めるというのは特に何も取り柄のない自分から見ればすごいことで。]
怪我してねーならいい。 世話かけじゃなくて、ダチなら当然の心配だっつの。 …ありす達が怪我していいとも思ってねえけど、 でもお前は特に怪我したらだめだ。
[喧嘩の原因に関しては、結局わからないままだ。そっか。と短く返す。教えてもらえないから不貞腐れる、とかそういうのはなかった。一度口にした言葉は取り消せないのだ、どこからまた噂が立つかわからない。口にしない方がいいこともあるのだ。そういうことなのだと思った。*]
(309) 2014/03/31(Mon) 00時頃
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[>>299何度か彷徨って、それでもこちらに向けられるまっすぐな視線。 連なる言葉。自分を平凡だと思っているだろう彼の、そういう芯の強さとか。淡々としているくせに、時折瞳に滲む草花への熱意とか。
好きだよ。本当はずっと言いたかった。好きだ。ごめん。 好きで好きで、微笑んでほしくて。笑顔が見たくて。
でも必死になって、誰にも気取られないように、誰にも気付かれないように、潰しながらサボテンへと注ぐに留めて。 愛するすべてを裏切らないために全部ここに置いてゆこうと、棄てていこうと、思っていたのに。 生きていると、言うのか、お前は。 必死に生きようとしていると、そう言うのか那由多お前は。 僅か熱をはらむ目を眇める]
いきられると…………思う か それでも、俺が、こいつを生かせると
いつか花を咲かせられると
[このこころに]
(310) 2014/03/31(Mon) 00時頃
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あはは、保元いいリアクションし過ぎ!
[タオルハンカチを手に持ちつつ、腹を抱えて笑う。あと、何日こんな日々を過ごせるのだろうか。
メールで送ったように、やっぱり寂しさは拭いきれなくて。寂しさを振り切るように、笑う。]
(311) 2014/03/31(Mon) 00時頃
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…
…そっか…しくなるな…
…を…たら…さすがに…ち…くまで…びにいったりは…しいだろうからな…
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─断髪式中─
[>>302ぽそぽそと続けられる言葉に、ちらりと眉を上げて。 自分のイメージする頼児は、いつかの食堂で見たような健全で無骨でまっすぐな高校球児、みたいな姿だけなのだけど。 助かった、と零した声音。うん、と頷く照れて染まる頬。 これはいつもの調子でからかったりしない方がいいな、と思っていれば>>305片手で顔を覆う仕草。「かわいいな」と声を掛けようとしたところに>>294樹央がやってきて、意識はそちらへと向いてしまった]
おう、那由多は終わっちまったなァ
[黄色いブーケを片手に、肩を竦めてにやりと笑う]
(312) 2014/03/31(Mon) 00時頃
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─ 断髪式後 ─
[外出中らしい明智に代わり、スマホで何枚か写真を撮ってはみたのだが、どれもろくでもない写りだった。 とりあえず、そこそこマシなもの数枚は、欲しいという者達にその場で送った。
それから、残りのスケッチブックを片付ける為、部屋に戻る。]
…………
[普段、メールの返信になど無頓着で、用が済めばそれでいいと思っているのだが。 ちゃんと送信されているか確認してしまう自分に、少し呆れた。]
(313) 2014/03/31(Mon) 00時頃
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[触れないことが、大事にすることだと思ってた。 そういう事にだって興味はあったけど、彼女を大事にすることのほうが、大切だと思ったから。 それは、彼女が好きだから。だから、だと思ってた。
なのに。
その時、別になにか特別な話をしてたわけでもなかった。 ただ、話の流れで、入江がふっと笑ったときに。 抱きしめたいな、と自然に思って。 いやいや何でそこで抱きしめたい? となったのが、たぶん一番最初の気付き。
自分から彼女へ触れることがなかったと、別れを切りだされた時に言われて。 じゃあ、ふいに、ときおり、衝動のように彼へ感じる、触れたいって気持ちは何なのかと。
はじき出された、間違ってるはずの答えに蓋をしたのが、ずいぶん昔のことに感じる]
(314) 2014/03/31(Mon) 00時頃
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[自制していても、いつだって気づくのはやらかしてしまった後だ。
鼻先をくすぐる、整えられたばかりの柔らかな髪の匂いとか。 熱い肩口とか。 ゆるく服をつかむ、指の頼りないちからとか。
撫でる指が、震えてなければいいと思った]
……うん。ごめん。
[じわりと、わずか擦りつけられた熱>>307に、空いた手でもっと強く抱きしめそうになったけど。 なーぉ、と足元から聞こえる声に、ここが外であることくらいは忘れずにいられた。
肩を貸してる、だけだ。 だから入江だって突き放さないし、誰かに見られたって言い訳できる。 それだけだ。伸ばしてしまった腕に、罪悪感と後悔をどれだけ感じても、ひどく満たされているとしても]
(315) 2014/03/31(Mon) 00時頃
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…ん。
[指が離れていく。 俯いたまま、告げられた謝罪に、曖昧に首は振ったが見えなかっただろう。
並んで、こうして歩くのも、きっと最後。 自習室には早く行かないといけないけれど、帰り道は終わらなければいいのに。 茶封筒の入ったカバンを、所在なげな気持ちの代わり、ゆるく振り回した]
(316) 2014/03/31(Mon) 00時頃
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―夕方・自習室にて―
[臨時床屋に滑り込んだ時には、保科の髪が、さくりさくりと散っている頃だったか。 その様子を、保元が撮っているのが少し意外だった。 いつもカメラを構えていた姿が、見当たらない。
明智は、まだ寮にいる。はずだけど。 明日、自分と保科が去り。明後日も、明々後日も、誰かが去っていく。 その人がしていたことを、此処がからっぽになるまで、誰かが継いでいくのか。
卒業式までに何度の目にしたはずの引き継ぎより、もっとささやかなものなのに。 じりじりと焦燥感が煽られ、こみ上げてくる寂しさに。 もっと後のほうまで手続きが長引いていたら、……]
…あ、あー……りす、さん?
[物思いに沈みそうになった頭に、乱暴な扉の開放音と共に飛び込んできた声>>263。 ぽかんと呆気にとられた後に訪れた笑いの発作を、頑張ってこらえた。 たぶん、背中がぷるぷる震えてたけど]
(317) 2014/03/31(Mon) 00時頃
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[どのタイミングか、締坂が出前>>294に現れたなら。 待ってたぜー、と囃し立てて。
保科が散髪代>>256を山本に差し出せば、次に彼のハサミが向かうのは自分か。 それなら、最初はやいのやいの逃げるものの、結局は、最後の散髪を彼に任せた。
ただ、いつもなら何も心配せず、くつろいで任せられていた時間に。 時折、眠気のフリして目をこすってしまってたけど]
(318) 2014/03/31(Mon) 00時頃
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―断髪式―
[冷や汗を垂らす樹央に>>294自分は終わったからか悠々とした顔で。]
俺は終わり。成斗はこれから。 だからぜひ、バックで壮大に歌い上げてやってくれ。
[ヒラヒラと手を振る。]
(319) 2014/03/31(Mon) 00時頃
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