28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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……ぁ、
[と、思ったけれど。 >>224どうやら、お茶を淹れなおしてくれるらしい。
浮かした腰を落ち着けて、 ありがたく淹れたての爽やかな香気を味わった。]
(230) 2013/09/02(Mon) 00時半頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2013/09/02(Mon) 00時半頃
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―談話室―
今日は、まぁまぁだった。悪くは無いけど。
[ドラマは無事に幕を閉じた。 固唾を呑んで見守ったラストカットが終わり エンドロールを見つめて零す吐息に熱が篭もる。 素直ではない感想を残し。緩んでいた唇も引き結ぶ。
美しく美味なゼリーの感想も併せて。]
(231) 2013/09/02(Mon) 00時半頃
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― 自室 ―
[屋根の上でくつろぐのは、彼の日課だ。 >>223 同じく日課と呼べるものを持つ少女がこちらを見ていたとは気付かず、勿論>>226掛けられる声にも気付かないまま、淡々と梯子をベランダの脇へと避ける。人は危ない行動を回避する。屋根の上に上るなど想像外のことだ。 それをどうやら普通であるとか常識的であるだとか言うらしいのだが、やはり彼はそれらとは無縁である。 眼と、鼻と、口とで構成された「顔」という人間にとって至って平均的なパーツがあるというそれだけで、普通であり常識的であるといえるだけの要素は満たしているのだ。
彼の姿が部屋の中に消えるのは、立花が立ち止まってから丁度13分後のこと。勿論彼は自分の存在が誰かの足を止めたなどとは知らないままである。]
(232) 2013/09/02(Mon) 00時半頃
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……………。
[かなり心臓はバクバクしている。 猫がちらりと余所を向くと>>220、 帰ってしまうのではないだろうかと言う不安がよぎる。 だがこうやって更に距離が縮まると、 どうすればいいかと対処に困ってしまう]
ご主人様は…どうしてるんだ?
[まさか屋根で哲学的な思考をしていたとは知る事もなく、 飼い主に黙って可愛がる事に少し罪悪感さえ湧く。
だが擦り寄るその毛玉の柔らかさと温もりに堪え切れず そっと両腕の中に収めてみた]
(233) 2013/09/02(Mon) 00時半頃
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ごめんなさい、引き止めちゃったわね。
[戻ります>>227、は聞こえていたから、そう言いながらティーセットを運ぶ。 沸かしたての湯で、たっぷりと茶葉を踊らせながら淹れたミントティーは、夏らしい薄荷の香りを立ててカップを赤く満たしていく。]
どうぞ。 急ぐと火傷するから、気をつけてね。
[希望があれば、氷を一つ浮かべようか。 飲みやすい温度になればいいかとの気遣いだったけれど、淹れたての紅茶に舌鼓、と考えているようなら余計なお世話かもしれない。 氷がいる、いらないどちらであろうと快くその通りにして、自分はといえば渋くてぬるいミントティーを胃の中に収めてしまう。]
(234) 2013/09/02(Mon) 00時半頃
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そうか、苦いか
[>>221カップに口をつける姿を見て笑みを浮かべていたが、 >>225カップを返されればそれは困ったようなものに変わった]
ふぅん、やっぱり甘い物の方が良いか
[確かライチゼリーを取り置いてもらっていた。 あれならば気にいってくれるだろうか。 返されたカップを手に取り、くいと傾ければ琥珀の液が何もない空中に消えていくところが見えただろう]
(@22) 2013/09/02(Mon) 00時半頃
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うん、もしかして耳が悪いのか?
[耳を手を翳す姿にそんな事を答えながら、部屋を見回せばメモ用紙とペンは探す。 立ち上がりそれらを手に取るとまた白栖の前に座ると走り書きで『国谷利右衛門信綱』と書き記しペンを置いた]
ちょっと待ってろよ
[聞こえないのだと思いながらも、言葉で告げると玄関の扉の方へ向かう。 カチャカチャと勝手に鍵を外すと、廊下へと出ていき談話室の方へと向かった]
(@23) 2013/09/02(Mon) 00時半頃
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慣れなくて…すまないな。 ちょっとだけ…傍にいてくれるか? 君は、初めての私の部屋のお客さんだから。
[ぎこちない抱き方に猫が拒否して出ていくなら、 しょんぼりと肩を落すが追いかけはしない。 暫しでも腕の中に収まってくれるなら、初めての温もりを 幸せそうに堪能するが]
ごめん。 お客さんに出すおやつ無かった。
[人間は勿論、猫に出すものなんてありはしない。 ごめんなと寂しそうに出した声は猫に掛かるか、それとも 誰もいない室内に響くだろうか**]
(235) 2013/09/02(Mon) 00時半頃
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[立花が洗い物をしにキッチンへと向かう様子には、手伝おうかと腰を浮かすが、くるくるとよく働く背を見ていると、なんとなし、再び腰を落ち着けてその姿を見守ってしまった]
ありがとうございます。 マドカくんには助けてもらってばかりですね。
[大事そうにゼリーを口に運ぶ姿に、微笑み向けて礼を伝えた。 おかげで越智もすっかり落ちついた様子。ゼリーを前にして両手を合わせる越智の、丁寧な仕草に目を細める>>218]
お口に合ってよかった。 アナタには笑顔の方がよく似合う。
[こちらに向けられた笑顔に頷きを返して。 新たに紅茶を淹れてくれた新居には目礼で謝意を示した]
(236) 2013/09/02(Mon) 00時半頃
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[ ふと、新居君>>224の呼び声が聞こえれば、ずれた眼鏡を直しつつ視線を動かす。 彼――いや、彼女と呼んだ方がいいのか――は、私の頭に鮮烈な印象を残した。 見慣れない派手な服や普段の口調、心が女性なのかと思ったが、恋愛対象は女性らしい。 彼の所作は見た目の印象とは違い、川端康成の描く女性のような繊細さを見せた。 見る者を引き寄せる魅力と言うのだろうか。接客業をしているようだが、彼の天職ではないかと常々思っている。]
新居君は今日も煌びやかだ。 おじさんは目を細めてしまうよ。
[ 台所へ向かう彼を見送って、残ったお茶を飲み干してしまう。 戻ってきた新居君>>234とすれ違うように台所へ向かい、私自身が使った陶器を丁寧に洗った。 食器置き場に水を切るように立てかけて、再び談話室へと戻る。]
(237) 2013/09/02(Mon) 00時半頃
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いえっ、 むしろ気を遣わせちゃいました、よね?
[言われた通り火傷に気をつけてカップを傾ける。 氷は遠慮し、湯気とともにくゆる薄荷の香りを楽しむ。]
新居さん、お茶淹れるのお上手ですね。
[実家の執事と比べても遜色ない腕前に感心する。]
(238) 2013/09/02(Mon) 00時半頃
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良い香りです。新居さんも結構なお手前で。
[紅茶をきちんと淹れられる相手には自然と好意的な口ぶりになる。 立花が「日課」に出かけ、自分もゼリーを食べ終えた。 カップに残った紅茶を呑みほしながら、ひと段落すれば茶器を片づけて部屋に戻ろうと思っていたのだが]
………、
[不意に感じ取った気配に、視線を廊下の方へと向ける。 少し距離があってもわかる騒がしさに、自然と眉根が寄っていた]
(239) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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[そうしているうちに、ドラマが終わったか。
“お気に入りのドラマ鑑賞中は話し掛けないでオーラ”を 放っているように感じる福原に、 ようやく声を掛けてよいターンが巡って来たらしい。]
先週と、どっちが面白かったですか? あの、主役の俳優、なんて言いましたっけ。 かっこいいですよねぇ。
[あまりドラマを見ない裕は俳優の名前には疎い。 共通の話題を探した末の、問いかけ。
福原は返事をしてくれるだろうか。 表情には出さないけれど、おそるおそる。]
(240) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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―談話室―
いよーす
[談話室に居並ぶ住人達に挨拶をしながら、生温かい風をそよがせて冷蔵庫の方へと歩いていく。 冷蔵庫を開けて中にある取り置いてもらったライチゼリーを手に取るとスプーンも拝借。 急ぎ足で戻ろうとして、>>230裕の姿を見れば足を止めた]
裕ー、また風呂借りたからー
[それだけ告げるとぷらぷらと手を振って103号室へと戻っていった]
(@24) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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[見たかった番組が終わってしまえば、 テレビの画面なんてつまらない物でしか無い。 電源をオフにして、ソファに深く深く凭れる。
架空の世界に囚われていた意識が やっと周りの人の気配を感じて。 現実の空気の中へ戻った。
髪を一束摘んで弄りながら辺りを視る。 穏やかな日が射す談話室。 食べかけのゼリーがきらきらと輝いている。 掬い上げて。食べる。光の欠片を。]
(241) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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[>>236笑顔が似合うなどと言われれば ひいていた頬の赤みが、また少し蘇る。
目尻を仄かに赤くして、ティーカップに視線を落とした。 もぞり、とお尻が動かし、微妙に居住まいを正す。
その時──、
さわり、と。]
…───
[>>@24風が揺らいだ。 不思議な温度を持った、風が。
談話室から外へと繋がるドアに目を向ける。 きっと、そこから入った風だろう。]
(242) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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[ドラマ観賞を終えた福原の、「悪くない」に目を細めつつ。 さっきの予感通りに部屋に吹き込む生温い風。
さっきキッチンに立った間にゼリーをひとつ、冷蔵庫に放りこんでおいてよかった。 もしまだ箱の中だったなら、この衆人環視の中で会話をせねばならなかったかもしれない]
……一度、説教でもするべきなのか。
[悪気のなさそうな「風呂を借りた」発言に、信綱が立ち去った後の入り口辺りを眺めつつ、ため息まじりに呟いた**]
(243) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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栄利レイトくん………だったかな。 かっこいいだなんて思わないんだけど、 俳優としてはまぁまぁよね。演技がね。
別にああいう男が好きなわけじゃないから、 顔とか…全然、好きじゃないんだけど。 [(>>240)努めて作った固い表情。語る声も固く。 越智をみつめる少しだけ視線を泳がせて。
この子もレイトくんが好きなのかしら。 少しの期待と嫉妬の混じる眼差しは複雑だった。]
(244) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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[──いや。
いやいやいや。]
(245) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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[ テレビでは一つの番組が終わりを告げたらしい。福原君>>231の緩んだ表情を父親よろしく見つめ、素直ではない言葉に小さく喉を鳴らした。 彼女が越してきたのは半年程前だっただろうか。随分別嬪さんが来たものだと思っていたが、頑なな表情がそれを告げる機会を遠ざけている。 私の担当する学生とはまた違った、文明開化頃の女性を思わせる強さに、森鴎外の『雁』の対照的な女性を思い出し、不意に鯖の味噌煮が食べたくなった。]
おや、国谷君と越智君は仲が良かったのか。
[ ふらりと現れた国谷君>>@24に手を振りながら、越智君に声をかける様子に目を瞬かせる。 まだこちらに来て日が浅い越智君は、わかば荘の最年少だったか。 愛らしい見た目に違わない性格に、珍しさを感じたのは、偏にわかば荘の住人の特異さを表していると言えるだろう。 独り言のように呟いた声は、宙を煙のように漂った。]
(246) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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[ゼリーが宙を泳いでいる。 その横を、スプーンが追いかける。
ゼリーとスプーンの空中競泳か。]
ん…………んん。
[片手を額にあて、しばし目を閉じた。 再び目を開けた時には、ゼリーもスプーンも消えていた。]
(247) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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[彼にとっての食事は生命維持活動の一環であり、必要最低限に抑えなければならないものである。少しだけ覚えた空腹を右手で腹を擦って誤魔化し、白いベッドにころりと横になる。
大きな本棚が一つぽつんとある以外はベッドと僅かな服があるのみの非常に簡素な部屋については、誰にどんな悪戯をされていようと彼が気に留めたことはない。 彼が何を考え、何を思い、何の為にここにいるのかは必要があり次第語ることとして。
>>233 さて、植頭の腕の中にぎこちなく収まった「ネコ」は大人しくじっとしていた。時々何かを思い出したように尻尾がゆらりと揺れる他は、暫くは身動ぎもしない。]
なーん。
[おやつの話を聞いてか否か、訛りのある言葉で一鳴き。 後ろ足でぴょいと植頭の身体を蹴り、腕の中から跳ね上がって再びベランダの方角へ。 外には出ないまま、日の当たる箇所をうろうろと動き回った末に、一箇所にくるりと丸くなった。
飼い主と同様に、暫しの休息をとるようである。**]
(248) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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[音を探すようにして待っていると、 再びカップが宙に浮いた>>@22。]
――ッ
[息を呑んで、カップの行方を翠が追う。 カップが傾くと、琥珀色の珈琲が流れて、]
(溢れる……!)
[そう思った次の瞬間には液体は消えて。 飲んだのだ、と理解するまでに少し時間が掛かった。]
貴方は、ブラックが好み……なのね。
[そう零したのは、「誰か」の耳には届いているのだろうか。
考えたのも束の間、 部屋の中ではメモ用紙とペンが宙を舞い>>@23、 漢字八文字がずらら、と記されていった。]
(249) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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くにや とし……りうえもん?のぶ、つな……
[読み方があっているか、自信はない。 ただ、古風な名前であることと、男性であろうことは分かって。
やはり古い時代の人なのだろうか、とか でも珈琲を好むんだな、なんてことが頭をよぎった。
ふわりと生温い風が動いて、 きょろきょろと辺りを見渡していたら、 不意に玄関の方から金属音がして、開錠されて扉が開くのを見た。]
あ、……
[出て行ってしまう。
そう思って立ち上がろうとしたが、 思った以上に身体は緊張していたらしく、 脚がいうことを聞いてくれずに、ぺたりと床に座り込んでしまった。]
(250) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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[気のせいか。
霊感ゼロの裕は、 見えたものをあっさりと気のせいで片付けた。
さっきパニクったせいだろうという理由付けが 裕の思考を補強する。]
(251) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/09/02(Mon) 01時頃
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お説教、した方がいいわよ。今すぐ。 挨拶くらいちゃんとしなさいってね。
[(>>243)ジャニスの言葉の向かう先を勘違い。 「いよーす」なんて軽い挨拶(>>@24)を 挨拶だとは認めない。頑なに。
声は聞こえる。姿は見えない。 そんな不思議な存在そのものは気に留めず。 そもそもがそこに不思議がある事に 瑠美はさっぱり気付いていない。
消えるゼリーとスプーンの不思議にも。]
(252) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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栄利レイト── あぁ、 そんな名前でしたね。
[>>244思考を目の前の会話相手に引き戻し、頷く。
名の売れたトレンディドラマ俳優だから テレビをあまり見ない裕でも名前くらいは知っていた。]
あの顔が好みじゃないって言うと、 福原さんはどんなタイプが好きなんですか?
[もっとイケメンでないと、福原には物足りないのだろうか。 やや派手めの、キツそうな美人という印象の福原だから 贅沢を言っても納得してしまう。]
(253) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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―103号室―
たっだいまー
[>>243ジャニスに睨まれた気もするが後で詫びでも入れにいくか――あの部屋はどうにも入りがたいそんな雰囲気がある部屋なのだが。
103号室を離れて戻ってくるまで時間にして5分とは掛ってはいなかっただろう。]
フッ、やはり俺は何事も速いな
[部屋に入ると>>250床に座り込んだ白栖を見つけ、そちらに歩み寄っていった。 冷えたライチゼリーを乗せた皿とスプーンを白栖の前に静かに置く。 それは先ほどのカップと同じように、ふわふわと空中を移動してきたように見えたことだろう]
ほら、これなら冷たいし甘いしジャニスのだからきっと旨いぜ
[白栖に笑みを向けると、また生ぬるい風を起こしながら目の前に正座した]
(@25) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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そ………
[(>>253)越智の質問に、露骨に困った。
浮かぶ顔はあった。ふわりと曖昧にだけれど。 もちろんそれは愛しの王子様・営利レイトの顔。 他にもいくつか。ふわふわと。
けれどそれを言葉にするには抵抗があって。 泳がせた目をそのままあちこちへ彷徨わせて。]
……う、言う…君のタイプは? そういう人が好みなの?
[越智の顔へと視線が固定される頃には 相も変わらず強気な言葉と眼差しで。]
(254) 2013/09/02(Mon) 01時頃
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[ 福原君>>252のはっきりとした物言いに、ほう、と感嘆ともつかない声をあげる。 年をとったからか、どうも若い子に対する印象が凝り固まってしまうようだ。彼女は私の想像よりずっといい子なのだと、頭のノートに赤い文字で書き加えた。]
鯖缶、買ってあったかねえ。
[ 福原君を見ると鯖の味噌煮が食べたくなる。そんな病に陥った私は、自室の台所に仕舞ってある非常食に思いを馳せるのであった**]
(255) 2013/09/02(Mon) 01時半頃
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