人狼議事


64 さよならのひとつまえ

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【人】 MNU機関 ジャニス

─最終日・夕刻の食堂─

[>>4頼児からの申し出に、片手にミネラルウォーターを持っていたのだけど。もう幾らも残っていないし。断るのも無粋だと思ったので、笑顔で首を傾ける]

 あーんがと、俺はお茶か水がいいなァ
 今夜の味噌汁はー、っと

[>>-218食堂のおばちゃんと目が合った。にこやかにサムズアップされた。頷いて、頼児を振り返る]


   ……しじみらしい


[頑張れ頼児、ここのしじみはジャリジャリしてないからトラウマを乗り越えてくれ。そんな一幕もあった最後の晩餐**]

(24) souka 2014/04/05(Sat) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─最終日・晩餐のあと─

[そうして部屋に戻る。最後の夜。腹が満たされすぎて既に眠い。
食堂では>>*4「ここはファミレスじゃないよ」と怒られながらも色々なものを頼んだ。消費するのは男子高校生だ。量などあって無きが如きもの。
朔太郎の部屋を片した段ボールに送付状を貼って、寮母室に最後の持ち込みをしながら。スマートフォンを取り出す。
那由多からのメール>>*3。開く。文面に目を通して、小さく笑う。部屋に再び戻りつけば利政から預かったスヌードを大事に畳んで、机の上に置いた]


 待ってろとは言えないし、言わない>>5:+21って
 お前はそう言ったけど

 これは俺に待ってろって言ってるんだって

 そう信じていいんだよな?


[返信はしない。シャワーを浴びてすぐに就寝したあと。
自分も朔太郎と同じように、バスには乗らずに夜明けとともに寮を後にした。
まだ薄暗い世界に足を進めながら、白い息を散る桜片のように風に流し。
首には利政のスヌードが巻かれている**]

(25) souka 2014/04/05(Sat) 01時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─This flower remains vibrant in my heart─


 はい、毎度ありがとうございます
 “Thanks for Alice” 花屋でございます


[それは何でもない日だった。普通に開店準備を進め、普通に営業をする変わりない日々の一幕。そこにちらりと投げられたもの珍しさは、配達依頼が>>19国際電話だったということ。
さらに投げられた要素は、配達先が見覚えのある住所なこと。
数年前、高校を卒業して実家に帰ったあと、引っ越し祝いにと姫金魚草(リナリア)の鉢植えを届けた住所だ。

その花言葉は「わたしの恋を知ってください」。

─────退寮日に恋を叫んだ彼に相応しい花だと思ったのが強く印象に残っている。その住所だ。誰だろう。忙しくしているだろう相手は確か医学の道を邁進しているのではなかったか。
何か賞でも受賞したのだろうか。
それのお祝いでも大学の関係者から送られるのだろうか。
そんなことを考えて>>20名前と住所を打ちこんでゆく]

(26) souka 2014/04/05(Sat) 02時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 はい、ではアレンジはこちらにお任せでよろしいですね
 承りました、ご注文ありがとうございます
 ○○日にお届けにあがります

 失礼いたします

[相手が切るのを待って、こちらも通話を切った。
さて。交通費も出すというのは異例だし、相手は自分と博が知人であると知っているのだろうか。だからこんな遠方の花屋に注文を頼んだ? そう考えるとしっくりくる気がした。
さて。春らしい色合いとの注文だ。
届ける相手が博なのだから今回もリナリアを中心に据えよう。
色は紫かな。他にピンクのカスミソウを少しと、アンドロサセ。クレマティス。大分ロマンティックなのでブーケにしよう。
そうして届ける日を待って、新幹線に乗り込んだ]

(27) souka 2014/04/05(Sat) 02時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[髪は高校卒業以来、伸ばしている。
仕事中は邪魔になるので、というかわりといつでも邪魔なので結んでいることが多い。大抵はポニーテールと呼ばれそうな位置でひとつにするか、ハーフアップにすることが多い。
花を携えて、博の下宿を目指す。
ポストで名前を確認して部屋まで進む。
チャイムを押しても返事はない。ノックをしても返事はない。留守か。
ナマモノだしどうしようかな、と思っていたところに、コツコツと足音が響き。振り返れば>>23何かを手にした博の姿。首を傾けて、にやりと口の端を吊り上げる]


 よう、出張花屋だぜ
 海外からお前にブーケのお届けでっす


[花を差し出した相手は、さて。どういう反応をするのだろう*]

(28) souka 2014/04/05(Sat) 02時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

souka 2014/04/05(Sat) 02時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

 タイムスリップはねーだろ、俺様大分髪伸びたぜぇ
 あの頃がいっちばん短かったしなァ
 それもこれもさくたろのせいだ

[驚いた表情でブーケを受け取る相手に首を傾けて軽口を叩き。
そうして続けられる言葉に、首を傾ける博に、前髪を掻きあげる仕草で応える]

 おうよ、久しぶり、元気してる?
 まァ俺様自営業で地元に引っ込んでるからレアキャラだろうしなァ

 花は、利政だったら流石に渡すときに言ってるわ
 なんだっけ、ゆりしーず? あれ、知り合いじゃねぇの?
 何か賞でも取ったからお祝いか何かだと思ったんだけど
 エアメール何か関係あんのかなァ
 プライベート的に問題ない無いようだったら俺にも見して

(65) souka 2014/04/05(Sat) 21時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[会話をしていれば誘われる。
遠路遥々やって来てとんぼ帰るのももったいない。
せっかく久々に懐かしい顔に会ったんだし、笑顔で頷こうとしたら、扉を開けて振り向いた博の背中でドサドサと穏やかでない音がした。
閉じられる扉。思わず笑った]

 時間ならいっぱいあっから気にすんな
 俺はどこでも構わねぇぜ

 ひろが花を片手に喫茶店とか入ることに抵抗なければな?

[寮の部屋を本で埋めていた頃を思い出す。
なるほど、目の前の彼は何も変わっていないらしい。それになんだか安心した]

(66) souka 2014/04/05(Sat) 21時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 花はなァ、春らしくってのが注文だったからさ
 ひろ宛てだったしリナリア中心にしたら、大分可愛くなったわ

 いんじゃね、派手ではないけど繊細でまっすぐで凛としてて
 俺は似合ってっと思うぜぇ

[相手の口下手などあまり気にならない、基本的に自分の言いたいことをざらざらしゃべる傾向にあるし、相手の言葉を待つこともさして苦にはならない。
真顔の相手に、にやりと口の端を吊り上げる変わらぬ笑みを。
ブーケに鼻を埋める仕草に気付けば目を細めて]

 おう、悪ぃな、おっ邪魔しまーす
 散らかってるのは同室がクマ―だったときに慣れたからへーき
 自分の座る場所は自分で確保してい?

[博に倣って雪崩れた本を隅に重ねる作業を手伝う。
座布団を勧められれば一礼して座り、ブーケを花瓶に移し替える背中を見遣りながら、言葉を投げる]

(77) souka 2014/04/05(Sat) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 ん、んー?
 そうねぇ花は日付指定してあったな、そういや
 ゆりしーずって名前に憶えがないなら余計に怪しい気がすんな

[そうして豆を挽くところから準備される珈琲に、内心で喫茶店みたいだと感想を零しながら。香ばしい匂いが漂う頃、戻って来た博が差出人不明のエアメールを開くのをじっと見守り。
糊のはがれる軽い音。取り出されたエアメールの中身。
ぽかんというオノマトペが聞こえるくらいに固まった博の手元を覗き込む。
      ──────目に入ってきた、その文字は]

(78) souka 2014/04/05(Sat) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[甦るあの日。今も変わらず再生されるあの日の放送の声。
メールから始まった、あの念を押すような畳み掛けは。

 ─────ちょっと耳澄ませといて(>>5:*36)
 ─────最初で最後の、この曲をお届けしましょう(>>5:128)
 ─────そうだDJ、聞いてくれた?(>>6:+37)

        そしてこの文字─────“Loveing rabbit”]

(79) souka 2014/04/05(Sat) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 ……なァ、ひろ、お前さ
 朔太郎と何か約束って、した?

 たとえば────悪戯に関わる約束とかさァ

[前屈みになって覗き込んだから、くくった髪が垂れ落ちてくる。
それに指を絡めながら、博の言葉を待つ*]

(80) souka 2014/04/05(Sat) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[束の間落ちる静寂。突如、あがる笑い声。
涙が出るくらいの、聞いてる方が苦しいくらいの大笑いに目を丸くしながら。博が笑い終わるのを待つ。ああ、きっと、彼には心当たりがあるのだろう。
朔太郎が出て行ったあの日。
本人を偽ってみんなに送った「行ってきます」のメール。
そして博にだけ送った4-Kの部屋の写メ。それに対する返信。
滲んだ涙を拭いながら紡がれる言葉に目を細める]

 なァるほどね、これはひろとの約束かァ
 そんで“恋する兎”には心当たりあるんだわ俺

 あーあーあー、どーりでうちに依頼が来るわけだわ

[たった二行の手紙をかざす仕草に視線を向けながら。
切らせると約束したまま伸びた髪を指先で弄る。博から吐かれる息。そうしておもむろに立ち上がったその先に視線を向ければ、取り出される酒瓶。
ひょいと眉を上げて。小さく笑う]

(86) souka 2014/04/06(Sun) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 いいぜぇ、幾らでも付き合ってやらァ

[博を待つ間、ウエストバッグから発注書を引っ張り出して。
それを眺めながら首を傾ける]

 なんだ、じゃあこれって偽名なのか、住所もデタラメなのか?
 海外ってのは想定してなかったな……あんにゃろ

 電話してみる? 国際電話だけど

 ちなみに電話してきたやつは朔太郎じゃなかった
 声色変えてたとかじゃなくてさ、断言できるレベルで別人だった

[ざらざらと考えたことを吐き出す]

(87) souka 2014/04/06(Sun) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[ことり、置かれる繊細なグラス。注がれる琥珀の液体。
漂う香ばしい珈琲の匂いに重なる、深いアルコールの酩酊香。
零れる博の小さな笑いに目を細めて]

 あー、じゃァ俺が掛けるよ
 仕事用の回線なら国際電話でもそんな怖くねぇし
 一般回線から掛けるよりよっぽどマシだろ

 ひろは、じゃ、ネットでこの住所調べてくれよ
 グーグーマップとかでさ、実在する住所なのかどうか

[自分のスマートフォンではない細長い電話を取り出して。
番号を打ちながら、つらつらと言葉を掛け、耳に電話を当てる段階になればぺらりと発注書を博に差し出す。
しばらくすれば、電話は繋がるだろうか。繋がらないだろうか。
あの日途切れた朔太郎への細い糸を手繰るように、イカレ帽子屋とアリスはウサギの向かったワンダーランドへの路を捜すのだ**]

(95) souka 2014/04/06(Sun) 01時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

souka 2014/04/06(Sun) 02時頃


【人】 MNU機関 ジャニス


 Hello, this is “Alice”.
 May I speak to Mr.Sakutaro?

[電話が繋がった。博への花を注文してきた声と同じ。アリス。この単語ひとつで通じるだろう。ざらざらと問い質そうとしたところを、>>120日本語で返されて一旦くちを噤む。
回線越しの音声に耳を傾ける。朔太郎の声はしない]


 あの莫迦どこに居やがるんだ、知ってんだろあんた


[だが返って来た答えは「ぼくからは教えられない」という一言。
手元の電話を睨むも、それが向こうに見えるはずもなく。ふ、と短いため息をひとつ吐いて。ちらりと博を見、にやりと口の端を吊り上げた]

(135) souka 2014/04/06(Sun) 16時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 では道順を訊こうミスター

 ひとつ、彼は距離的にあんたの近くに住んでいるか?
 ふたつ、彼とあんたの関係性は何だ
 みっつ、こちらから何かを送った場合、あんたはそれを彼に届けてくれるかどうか

[幾つかの質問。もし博からも相手に問いたいことがあれば電話を差し出して対応もする。
嘘は吐かない、と零されたそれを信じるのならば。
最後に定型文通りの、しかし深い意味を込めた挨拶で電話を終える]

 Please give my best regards to Mr.Sakutaro.
 I will be in touch with you soon.
 Thank you, Bye.

(136) souka 2014/04/06(Sun) 16時頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

souka 2014/04/06(Sun) 16時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[道順についてのやり取りは幾らかあっただろう。
博へと向けた電話を断られれば、その文句に目を細め。しかし無理強いはしない。引き寄せて最後の挨拶をしてから、切る。相手に告げた通り、どうせまたすぐに連絡を入れるだろう。
ひとつ長い息を吐きながら、通話の終わった電話に視線を落としていれば。博から差し出されたスマートフォン。映し出された地図。
正しく表示されるそれ。なるほど確かに“嘘は吐いていない”らしい。
受け取って眺めていれば、博のグラスに手酌で注がれる琥珀。
自分もグラスに手を伸ばして、舐めるように味わう]


 悪ぃ、俺様ゴールデンウィークはくっそ忙しいわ
 母の日が過ぎりゃあ、お盆頃まではまあまあ手が空くんだがな

 夏でいいか?
 遊ぶの控えて金溜めるかァ


[ぐい、とグラスに残ったものを飲み干して。
一度視線を手元に落し。そうしてスマートフォンを博に返しながら、呟く]

(208) souka 2014/04/06(Sun) 22時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス



 ────ほんと言うとさァ

 さくたろの、最後のメール、あったじゃん
 退寮日の、行ってきますっていうメール

 ……あれ皆に送ったの、俺なんだよね
 あいつ、それさえ言わないで居なくなったから


[言い淀む。でも彼は最後に「すごいしあわせだ」と笑って手を振った。それが最後の記憶。そんなことをぽつぽつ博に明かして]

 だから多分、結構、辿り着くのは難しいと思うぜ
 向こうも避けてくるだろうしなァ
 莫迦だよなァ、あいつ

[苦笑した]

(209) souka 2014/04/06(Sun) 22時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[>>217博の言葉に頷く]

 そうね、あいつはいつも輪を作るが群れの頭じゃなかった
 そこまでは俺も気付けていたけど、それ以上はどうしても壁があって
 その壁を、何度も蹴ったんだけど

[蹴ろうとして開け放たれてしまったのだけど。
花は既に届けられていた。枯れない花。咲かせたのはぼくだと。
あの日に想いを馳せながら、注がれたグラスに礼を言って。舐める。ふと博の口元に笑みが浮かぶのを見て。
リナリアのうつくしさが重なる。目を細める]

 ミスターに“道順”を訊ねただろ
 “こちらから何かを送った場合、あんたはそれを彼に届けてくれるかどうか”

 ────送るのが人間でも構わねぇよな?

[向けられる視線。傾げられる首。それに口の端を吊り上げてにやりと笑う。さっきの会話がすでに罠でもあるのだと。
ただ、続く>>220博の言葉に。動きを止めた。じっとこちらを見るその視線を受け止めて、瞬く]

(221) souka 2014/04/06(Sun) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 ──────勇気

 勇気、か
 あいつひろにそんなこと言ってたのか
 そうだな、うん、知ってるよ
 そんときゃ気付かなかったけど、あいつの背中を最後に見送ったの

 ……俺だったし


[どうだっていい、とくくられた言葉に、少し首を傾げて。

  ─────“Loveing rabbit”。
  ─────恋する兎。

お前はいまも変わらず俺の視界の外から恋をする眼差しをこちらへと向けているのだろうか。莫迦、ともう一度、小さく口の中で呟いた。
訊きたかったら聞かせるけど、訊き出そうとしないなら語らない。
そんな曖昧な笑みを博に向ける]

(222) souka 2014/04/06(Sun) 23時半頃

ジャニスは、|*・∀・) ニヨニヨ

souka 2014/04/07(Mon) 00時頃


ジャニスは、|*・∀・) だーりんもニヨニヨ

souka 2014/04/07(Mon) 00時頃


【人】 MNU機関 ジャニス


 喜んだ、っつか……
 しあわせだ、と叫ぶくらいには?

[>>225琥珀に混ぜられる珈琲。俺も欲しい、とグラスを博に差し出して。
ひとくち飲んで不思議そうな貌をする相手に、自分もくちを付けてから、なるほど、と似たような表情でグラスを干した。
差出名の無いエアメールを指先で弄る博の仕草を見守って。
視線がこちらに向けば、受け止める。
紡がれた言葉に、目を細めて。垂れてきた髪を指に絡めた。
それ以上を詮索しない相手の距離感に小さく笑って、頷く]

 ん、そか、仲良くしたそう、だったのか
 じゃァもっと遠慮なく蹴っておけば良かったなァ

[口の端をにやりと吊り上げるいつもの笑みで、話しをくくる。
本棚から出てくる酒瓶に笑いつつ。出されるものは遠慮しない。
ワンダーランドへ逃げたウサギを追いかける足掛かりを求めて、酒を片手に、作戦会議という名のマッド・ティーパーティーは続いてゆくのでした**]

(232) souka 2014/04/07(Mon) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─10年後─

[ぱしゃりと軽い電子音。ベランダに置いたサボテンの写メを撮る。

退寮時に持って来た瀕死のサボテンは、実家に戻って家族から手入れの仕方などを細かく教えてもらったおかげで、何とか枯れることなく生き抜いてくれた。さすが現役花屋のアドヴァイス。
ただ、最初の数年は弱らせすぎたせいか花が咲く気配はなく。
ようやく白く可憐な花が開いたのは4年前のことだ。
その年以降、サボテンは毎年ちゃんと花を咲かせている。
今日も今日とてメールを送ろうとスマートフォンを操作しながら。店のシャッターを開け、開店準備を進める。

ポストに届いた>>199一通の手紙。

ダイレクトメールなどに紛れて手にしたそれの宛先は自分。裏返せば見覚えのある名前。開く。文面に目を通す>>*59>>*60
最後の砕けきった一行にくすりと笑って、その手紙を懐に仕舞い込む。

そんな風に、懐かしい内容の手紙に気持ち心を浮きだたせながら。
いつも通りに店を開いて、いつも通りに時間が過ぎる。
              ────────はずだった]

(235) souka 2014/04/07(Mon) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[>>176店の入口にひとの気配。聞こえる、すいません、の言葉。
客が来たのだと、手元の作業を片しながら返事をする。
春にまだ足の届かないこの季節は、ちょうど花屋が1年でいちばん暇な時期だ。客の対応よりも店内の花の管理や整備などに充てる時間の方が長くなる。
接客がきらいな訳ではないけれど、花に手を入れる作業のほうがやはり好きだった。
その手を止めて、立ち上がる。店先へと振り返る。
一瞬の逆光。目を眇める。自分よりも高いだろう男のシルエット。
花を選んでもらえますか、との言葉に頷きながら足を進めて。

顔が見える。足が止まる。
続けられる言葉に呆然と男を見遣り。
くちを開く。けれど言葉は出ずに閉じる。
息を、吐いて。

あの頃と同じ表情で、口の端を吊り上げてにやりと笑う]

(236) souka 2014/04/07(Mon) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス




 ─────そいつが持つ意味、愛の告白ばかりだぜぇ?


[もう一度やり直すというのなら、ぼくは。
あのとき君から向けられた言葉と同じ言葉で問うよ*]

(237) souka 2014/04/07(Mon) 00時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

souka 2014/04/07(Mon) 01時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

─10年後、花屋の店先で─

[プロポーズ用だと言うのなら、形態はブーケがいいだろう。
赤いチューリップを数本引き抜いて。白とピンクのスイートピー、少しのカスミソウ、天文草もいくつか。そうして形を整えて、ティアドロップブーケを作ってゆく。
手は動かしながら、首を傾けて背後に視線を向ける。
自分より僅か上向く見慣れない角度]

 なァ、なゆたァ

[声音は少しだけ甘えるようにまろく。口の端を吊り上げながら]

 一応聞いとくけどさ、プロポーズの意味、分かってる?
 お前の断った10年前の、俺のメールの意味もさ

 例えばよ、事故とか、病気とか、なんかあったときにさァ
 連絡が行くのって、まず、家族なんだよね
 で、病院でもこう言われんの

(298) souka 2014/04/07(Mon) 22時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 「ご家族の方はいらっしゃいますか?」

 ってさァ
 中に入れるのも基本的にまっさきに家族優先なんだよね
 関われんのは血縁とか親族とか 葬式とかもそうでしょ

 恋人、なんて全然後回しだぜ 他人だから
 命の瀬戸際とくれば、特にな

[綺麗に纏め上げたブーケ。丁寧に持ち上げて片腕に抱える。
首だけじゃなく、身体ごと那由多を振り返って。目を眇める]

(299) souka 2014/04/07(Mon) 22時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 俺はね、そういうのクリアしたいのよ
 俺に何かあったとき、お前に何かあったとき

 公的に、法的に、すぐに連絡が来て駆けつけられる人間になりたい

 いまの法律じゃ男同士で結婚ってできねぇからさ
 籍をいれる、って場合は養子縁組になる訳よ
 どっちかが、どっちかの、籍にはいる

 俺は花屋を離れられない
 だから10年前のメールの文面がああなった

 分かってる? ──────那由多
 プロポーズって、そういう覚悟があって初めて出来るんだぜ?

[このブーケをどうしますか? あなたに渡していいんですか? 視線は問う*]

(300) souka 2014/04/07(Mon) 22時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─Intermission─

[自分が今こうして息をして心臓が動いていることが、生きていられることが、当たり前ではないと知っている。
命が助かっていること自体が奇跡だったと知っている。
この呼吸を、この鼓動を、繋げるために頑張ってくれたひとがたくさんいて、そしてそれでも助からなかった命もあると知っている。

愛している。愛されている。
それが世界をこんなにもうつくしくさせる。

ひとつの花。ひとつの流星。ひとつの夜明け。ひとつの歌。
生まれては消えるもの。そうして途絶えないもの。くり返し続いてゆく日常の中で埋もれてゆきそうに、忘れられそうに、存在を主張しないものたち。
ああ、と思い起こす。そういえば少女が神隠しに遇う有名なアニメ映画の主題歌にあったな。花も風も街もみんなおなじだと。

      ─────あの日。高校の退寮日。10年も前だけれど]

(316) souka 2014/04/07(Mon) 22時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[─────いまでも鮮明に覚えている。
4-Kの部屋に静かに置かれていたものを、ひとつひとつ丁寧に段ボールに仕舞う作業中、白い花弁に文字を見つけた。
小さな小さなそれは、確かに“し”と書かれていて。
そしてすぐにもうひとつが目に留まった。それは“い”だった。
気を付けて片付けていれば次々に見つかる“て”と“る”の文字。

─────敷いてる? 花を、部屋に、敷いてる? している?

総文字数も分からないから。途中途中にそんな想像を挿しこんで。
次に見つけた文字は“あ”。
その後は何の文字も見つかることなく、すべての花が段ボールにそっと仕舞われて。
ぼくは白い花の意味を、そこに紡がれた想いを識った。*]

(317) souka 2014/04/07(Mon) 22時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[>>324両手を挙げて降参と示す姿に、ひょいと片方の眉を上げて。
>>325ぽつり零れた言葉は、何となく聞き取れたが確信は出来ずに首を傾けようとして。告げられた言葉。広げられた片手。
呼吸が止まって。瞬く。

─────家族になろうって頷かれた気がしますが大丈夫ですか。
─────大丈夫です。幻聴ではないです。現実です。
─────何なら触って確かめてみればいい。

ブーケを抱えている腕がぴくりと動いた。もう一度、瞬く。
そうして耳元で囁かれた言葉は、どうして。
ふ、と息を吐いて。いつもの調子でにやりと口の端を吊り上げて。
至近距離の那由多の顔を覗き込む]

(334) souka 2014/04/07(Mon) 23時半頃

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