人狼議事


84 Es 3rd -Test days-

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視点: 人


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ナナコロが無残な姿で発見された。


噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。

非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。


現在の生存者は、ハワード、ライジ、藤之助、ケムシ、ガーディ、ミケ、亀吉、カリュクス、セシル、フィリップの10名


奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/07/28(Mon) 05時頃


【人】 保険調査 ライジ

―月が傾く頃・カリュクス宅―

[>>1:74血の芳香に誘われ、
訪れた館でしゃべるひよこに出迎えられて。

其の奥に眠る少女の元へと跪く。

月明かりの中にほっそりと伸びたカリュクスの手を取って。
治りかけの傷口へと舌を這わせ。
ただ、無心に其の甘露を味わえば――…
また種類の違う甘い匂いが、鼻孔をつき。

>>1:39もう一人の来訪者が館のリビングへと姿を現す。

振り返れば、穏やかな微笑みのバーテンダーが
パウンドケーキを手に佇んでいた]

(0) 2014/07/28(Mon) 06時頃

【人】 保険調査 ライジ

 ――寸前まで気付かなかったな……
 確かに良い夜だ。
 あんたは何をしに此処に?

[目の前の少女がヒトではないと知る口振りも合わせ、
ただのバーテンダーではあるまいと当たりをつけて。
よもや、パウンドケーキのデリバリーに来たのだとは思いも寄らず]

 ……ァあ、そう言う事か。

(1) 2014/07/28(Mon) 06時頃

【人】 保険調査 ライジ

[ハワードの言葉は最後まで待たず。
合点がいった眼差しで彼を見上げた]

 此の子はあんたの夜のおやつって訳か。
 通りで深く眠っている訳だよ。

 ――なら、ちぃとばかし俺にも別けちゃくれねェか?

[血に濡れた牙を剥き出しにやりと嗤う。

そうして、カリュクスの生乾きの傷口へと牙を突き立てた。
ハワードへと見せつけるように瘡蓋を食い千切り。

其れは明らかに、痛みをも与える吸血行為で。

真新しい赤い雫が滴れば、血の匂いが周囲に満ちて**]

(2) 2014/07/28(Mon) 06時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/07/28(Mon) 06時半頃


広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2014/07/28(Mon) 08時半頃


【人】 執事 ハワード

――月が傾く頃・カリュクス宅――

[雛に餌をやりながら、いつの間に座ったものか、
椅子の肘掛に頬杖をついてライジ>>1を見つめ、くつくつと笑う。
赤に塗れた牙は闇にてらてらと光り、カリュクスの傷口を抉る。
食事の様子を見せ付けてくる、その様子を眺めて、目を細めた。]

 若いっていいですねえ。

[特に誤解を解きたいとも思わないようで、
「夜のおやつ」という言葉にはその一言を返した]

(3) 2014/07/28(Mon) 09時頃

【人】 執事 ハワード

[零れる赤をライジ>>2が啜ろうとするならば、いつの間にか
立ち上がって、とん、とその肩を叩き、軽く引いた。

マスターは退屈を凌ぐためなら何でも楽しむような男だが
今カリュクスが血を啜られているのを見るのは、どこか
面白くなかったらしく。
口元だけ微笑んだまま目線を合わせる。]

 ――分け与えるかどうか、は
 その子が決めることですよ。

 貴方様も、起きているのでしょう?
 吸われていたいとおっしゃるなら止めませんが。

[短く告げて小首を傾げる。
カリュクスの寝たふり>>1:75も看破して、
起きるように軽く催促を]

(4) 2014/07/28(Mon) 09時頃

執事 ハワードは、メモを貼った。

2014/07/28(Mon) 09時頃


執事 ハワードは、メモを貼った。

2014/07/28(Mon) 09時頃


【人】 座敷守 亀吉

―路地裏―

>>1:28 不意に腕を取られ抱きすくめられるように
己の唇をセシルの首筋へと誘われる

古代紫の着物の襟と柔らかなブラウンの髪と
温かい血の流れる肌とが視界に広がる
嫌でも感じてしまうセシルの体臭に
鼓動が早くなるのは 何の名残なのか

唇に触れるセシルの肌は すぐ真下に動脈が走り
牙を立てればすぐにでも 欲して止まぬ液体が
口腔内に満ちるであろう そんな誘惑を突きつけられる

後押しするかのように ―啜るか? と促され
そのまま本能で齧りつきたい欲望が
どうしようもなく沸き起こる]

(5) 2014/07/28(Mon) 09時半頃

【人】 座敷守 亀吉

――はっ…

[思わず唇を開いて その首筋に吸い付くように
肌の表面に舌を伸ばし 少しの塩気を味わって
そのまま 牙を伸ばしそうになり…
寸での所で思いとどまる]

…い…や…
止めておく …っ

[ごくりと物欲しそうに喉は鳴るだろう
仲間なら吸血したとて死なぬのも知っているが
一度許すと 歯止めが効かぬ
その事を恐れる心はまだ残っていて
目を閉じて ぐいとセシルの身体を押し返すと
その腕の中から逃れようと試みる]

(6) 2014/07/28(Mon) 09時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[思いの他すんなりとその身が離れて
少し拍子抜けをしたと同時に安堵して
ぱっと 適度な距離を置き 少し青ざめた顔色で
疼く欲望を抑えこみ 苦い笑みを向けた]

相変わらず人が悪い
…誘わないで と何度も…

もう 色々な事が 
どうでも良くなりそうで 困るから

そうは なりたくないのは…
変わっていませんよ…

(7) 2014/07/28(Mon) 09時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[そうやんわりと拒絶して 
近くで灯る明かり…待宵亭へ向かう
>>29 興味は失せたとばかりに視線が逸れるのを
静かに見送って…その姿がバーから消えると
独り言のようにその背中に言葉を投げた]

魅惑の果実なんて
提供しないで下さいよ 悪党め…

[そうしてバーの中がそれなりに賑わっているのを見ると
静かに目立たない席に座った
掛けられた声には 適当に返事をしたり しなかったり
ひっそりと気配を殺して飲み物を手にした**]

(8) 2014/07/28(Mon) 09時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/07/28(Mon) 09時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

―月が傾く頃・自邸―

[細やかな痛みに怯む可愛らしさは生憎と持ち合わせておらず、
ぎゅうと目を瞑りびくりと大袈裟に肩を震わせて見せたものの、
本当の所、然したる感慨も無い。

>>2「此の子はあんたの夜のおやつ」その言葉の意味が
理解出来ずに心の内で疑問符を幾つも浮かべる。

この男は、彼が吸血種であることを知っているのだろうか?
自分よりも彼と親しいのだろうか?

傷口に誘われる様舌を這わす、見知らぬ男は
好血症のヒトでなければ、同族なのだろうと思う。
己の知らぬ男、彼と親しい男。

見知らぬ…とは言ったものの、己はずっと目を閉じたまま、
姿を確認してはいない。聞き覚えの無い声から判断した迄の事。

興味があった、男がどんな顔をしているのか。]

(9) 2014/07/28(Mon) 10時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[本当に知らぬ相手なのか、否か、再確認すべく
>>4促す彼の声に後押しされて、ゆっくりと瞼を上げた]

 ――欲しいというなら、
 与えたとて、別段、構いはしませんが、
 奪われるのは余り、好みでは無い、ですね。

 …けれどそれ以上に、部屋の中でお転婆をして
 一人片付けをしなければならない方が、余程億劫だ。

[同時、捕まれた手が逆に男の手首を掴み捕える。
言葉の通りに、総てが心底面倒くさそうな双眸が、
見知らぬ、で間違いなかった男の双眸を捉えた。

これは細やかな『実験』だった。

…さて、見知らぬ男に何か、変化はあっただろうか?*]

(10) 2014/07/28(Mon) 10時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

―回想・日常の一欠片―

[吸血種には各々、特殊な能力を持つものも多い。

体力回復力等身体的な部分に秀でた能力を持たぬ己は、
その代り、視線を合せた人間から、暫しの間
思考力を奪い意識を混濁させる事が出来るらしい。

前後の記憶も夢現になるらしく、
再び相見えた相手に声を掛けられたこともない。
何ともお誂え向きの能力で、食事の際に非常に重宝する。

戦場でも、随分と役に立った。
己の属した部隊の長は、確かこれを『魅了』と呼んでいた。

人間が尽きぬ限り、飢える事は、まず、ない。
常に満ちているが故に、亀吉にそうしたように、
己が血を分け与える事にも抵抗は微塵も無かった]

(11) 2014/07/28(Mon) 10時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[…――ぼんやりと瞳の光を失い、酩酊する壮年の男性の頬に
両手を伸ばして抱き寄せ、首筋に牙を立て、甘露を啜る。

食事の時刻は大抵宵の口、周りに幾つも人の目も有れど、
一見、路地裏の片隅で睦み合う男女にしか見えず、
周囲にひやかされることはあれど怪しまれた事は無かった。

人間の身体に害の無い程度に味わって、花から、花へ、
腹が膨れるまで夜の街を、餌から餌へ、渡り歩き、
月が昇りきる前には館に帰るのが日々の日課である。

必要性を感じた事が無い故にこの能力の対象として
択ぶのは常に人間のみだった。
同族に何かしらの効果があるのかは、
試した事は、まだ、なかった。

>>10あの夜までは。**]

(12) 2014/07/28(Mon) 10時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/07/28(Mon) 10時頃


【人】 ようせい ケムシ

―回想・広場―

[「分けてやってもいい」、そう告げた言葉を笑われた。
綺麗だと、傍においでと誘い、小瓶に詰めようとした人々と
真白く微笑む吸血種の表情が、網膜内で重なった。

皆、もの珍しいが故収集しておきたいと、
――そんな程度なのだと理解する]

 保身に満ちた回答をを、どーも。

 飾られてどう思うかはオレが決めることだと思うがね。
 ま、手にした玩具を精々、大事にすればいい。

(13) 2014/07/28(Mon) 14時頃

【人】 ようせい ケムシ

[「玩具」と彼の胸元の雛を示す。
全身を貼り付けにしたら、と夢想されているとは知らず
それでも、そうして自由の総てを奪われた時と現在と、
何が幸福で不幸なのか―― 匙一つで決まるのだ。

そして目前の相手はその匙を持ってはいない、
そう理解した妖精はふあ、とひとつ欠伸を決めて、
白い花の奥へと身を潜め

花と共に緩やかに降下し―― 音楽家が来るまで>>1:31の短い惰眠を貪った*]

(14) 2014/07/28(Mon) 14時頃

ようせい ケムシは、メモを貼った。

2014/07/28(Mon) 15時頃


【人】 ようせい ケムシ

 ホント…、死ねればいいのに。

[みんな、総てが。
もちろん自分もだ。

終わりなき生命のまま、またこの場所へと辿り着く。
かれこれこの10年を何度経験したか思い出してしまった。

今回で通算86(0..100)x1回目だ。
これが吸血種固有の能力の所為なのか、
小型化の副作用なのか、そんな事は解らない。

既に着流しの男の気配は霧散していた。
森の方角へ溶けていたような気はしたが、それを追う事はなく。

虚空を仰げば、色鮮やかな鳥が旋回を止めて
主人の肩へと舞い戻るところだった。
あの大きな鳥に頭ごと食われれば、死ねるのだろうか――]

(15) 2014/07/28(Mon) 15時半頃

【人】 ようせい ケムシ

[それとも、あの鳥と同化でもするのだろうか。
消化されずに胃から飛び出す破目になるのか]

 それは酷く、最低な気分になるだろうなァ…

[ゆっくりと翅を瞬かせ、近づいていく。
鳥の双眸が此方へ向けば、冷や汗が出た。
生理的なものゆえ仕方が無い、と思いたい。

他にも誰かの気配はあっただろうか。
再び、劇場前に翅音が拡がった**]

(16) 2014/07/28(Mon) 15時半頃

ようせい ケムシは、メモを貼った。

2014/07/28(Mon) 15時半頃


【人】 ようせい ケムシ

―焼け落ちた壁の狭間―

[「同族の血が罪の味」だなどと、どの口が言った?
自分にとって罪の味だった同族の血など、ひとつしかない。

あとは、少しばかりヒトよりも高粘度で喉越しが良く
まろやかで燃費が良い、というだけの、ただの餌だ。
少し前に口にした亀吉の血も同じ、上品な主食でしかない。

ヒトとの違いなどありはしない――
音楽家の質問を思い出し、ケタケタと嘲笑った。]

 ま、アレはアレで良かったのか。
 アイツには「匙の使い方」を示したつもりだし。

[笑い声は自己満足の奥底へと掻き消える。
受け取り手がどう捕えたのかを知る由はなく、
そこにさしたる興味も持てずにいた]

(17) 2014/07/28(Mon) 15時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

―回想・広場―

[>>13保身…というより、そうまでして手に入れたい程の
大層な価値は無いと、お前はその程度だと
そう笑ったのが、正しく伝わったかは定かでは無い。

彼が『玩具』と呼んだ雛には面倒を勝る比護欲を覚えた、
無駄口を叩く『壁の飾り』は手を伸ばすのが億劫だった。

己にとって彼は、彼が『玩具』と呼んだ雛にも劣ると
そう伝える機会は訪れなかった。

けれど、欲するのも億劫な飾り、程度の価値しかない
他者にそんな風に思われていると気付きもしない
自尊心たっぷりの彼には、それできっと丁度良かっただろう。]

(18) 2014/07/28(Mon) 15時半頃

ようせい ケムシは、メモを貼った。

2014/07/28(Mon) 15時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

[>>14他者である己の内に彼の幸せの「匙」を探していたと、
そんな所にありはしないと理解して居なかった事を知れば、
作り物の笑みを引っ込めて、腹を抱えて大笑いしただろう。

それを聞けばそこで初めて、少しは『彼自身』に
興味を持ったかもしれないけれど、
それが彼の望む処で在ったか否かは知る由も無い。

己の幸せの匙加減など、己の心ひとつできまる。
然して互いに知りもしない他人の内に探すなんて、
お伽噺の王子様に憧れ、お姫様に己を重ね夢見る幼子の様だ。

何とも幼稚で、夢見がちで可愛らしく、
――反吐が出るほど馬鹿馬鹿しい。

『美しい翅の壁飾り』ではなく『幼稚で可愛らしい彼』という
ひとりの『人』として認識し直す機会は、此度の会遇では終ぞ
訪れぬ侭に、簡素な傷の処置を終えればその場を後にした。

それが彼の望む処で在ったか否かは*知る由も無い*]

(19) 2014/07/28(Mon) 16時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/07/28(Mon) 16時頃


【人】 調律師 ミケ

― 少し前 ―

うん…
いつもありがとう…

[仕方ないというマスターに>>1:35、ぼんやりしながら微笑んだ。
昔一度酔っ払ってカウンターに突っ伏したまま意識をなくしたことがある。

次に起きたときには、帽子やらコートやらを脱がしてくれた状態で、ふかふかとしたソファーベッドに寝かされていた。
状況をあまり把握しないまま、のたのたと起き上がったとき、開いたままの部屋の入口に、湯気のたつコーヒーを持ったマスターが姿を見せた。
そこでここがバーの奥にある部屋なのだとやっと理解したものだ。]

(20) 2014/07/28(Mon) 21時頃

【人】 調律師 ミケ

[で、このバーはこういうのありなんだな、と、以降何度か酔いつぶれては奥のソファにお世話になっている。

なかなかの迷惑行為であろうな、とちらりとは思うが、その分こちらもがんがんボトルを空けているので相殺されているのではないだろうかとも思っている。]

俺、すごく助かってる…にゃ

[もう一度お礼を言うようにつぶやいた。]

(21) 2014/07/28(Mon) 21時頃

【人】 調律師 ミケ

そりゃー良かったよ…

[楽しいですよ、という彼に、呆れたように答える。
本人の名のる「フジ」という名前>>1:45も合わせ、やっと昔の記憶がしっかり形作られてくる。
思い出した記憶はまさに「こういうやつだったわ」というものなのだが…
しかし彼の思ったよりも優しい撫で方>>1:47は意外だった。]

一応お前にも思いやり精神というものがあるんだな

[その優しく撫でる手が、少しくすぐったい。
一旦彼の手から逃れるように尻尾を動かすと、ぱしぱし、と彼の腿を尻尾で二回叩いた。]

(22) 2014/07/28(Mon) 21時頃

【人】 調律師 ミケ

[これで済んでよかった>>1:48、という言葉には、困ったように微笑んだ。]

膾切りとか、本当恐ろしい奴だよ。
まぁ、俺も似たようなもんだったか。

[尻尾をつついてくる手指に尻尾を巻きつける。
我ながら器用なものだ。]

研究はさ、最近は定期検診ばかりだな。
他にも世の中には色んな病気や事故が溢れてる。

(23) 2014/07/28(Mon) 21時頃

【人】 調律師 ミケ

…なぁ、俺だってわかってるんだぜ。
俺より苦しい目にあった奴も、今ももがくように生きてる奴らもいっぱいいる。
そもそも俺も戦時は相当殺したからな。
あの時死んだ奴らに比べりゃそりゃ俺は幸せだよな。

[当時はそれこそ返り血を浴びるだけで腹一杯になるほどには人を殺してきたものだ。]

だからさ、俺も、まだ良かった、って言われたら、そのとおりだな、仕方ないなーって思ってるよ。
これくらいで甘えてられないなってさ。

(24) 2014/07/28(Mon) 21時頃

【人】 調律師 ミケ

…だからさ、ここでだけなんだ。
ここでだけ、こうやって飲んでぐだぐだ愚痴を言うのは、許してほしいなあって…思ってるよ…

[喋りすぎた、と思った。
語尾がかすれる。
ごまかすようにとりあえず目の前の酒をぐっと飲み干した。]

(25) 2014/07/28(Mon) 21時頃

【人】 調律師 ミケ

[続く藤之助の言葉>>1:49には笑って彼を見た。]

はは、なあ、お前も俺が完全に猫になったらいいと思うか?
俺も案外完全な猫になって、何も考えないで丸くなって過ごすのも悪くないと思うんだよなー

[歓待します、との言葉にもにやりと笑った。
少しだけ醒めた身体が酒の力でまたぽかぽかしてきたようだ。]

お前なんか企んでるだろ
その笑顔が怪しいんだよ…
マスター、もう一杯作ってくれ

[扉から入る元Esと見える青年に声をかける後輩を見ながら、追加の酒を注文する。
質問を受け>>1:50、自分は仕事の前以外はほぼ毎日のように来ている、とぼんやりと答えながら、視線はマスターの手馴れた、滑らかな手の動きに吸い寄せられていた>>1:33]

(26) 2014/07/28(Mon) 21時頃

【人】 調律師 ミケ

[ぼんやりとマスターの動きを見つめていると、ふと、隣からの視線>>1:52に気がついた。
彼も酔っているのだろうか。
彼の顔を見ながら、手のひらをぱたぱたと振ってみた。]

やっと飽きたか。

[そして、尻尾を彼の身体からするりと離そうとしただろう**]

(27) 2014/07/28(Mon) 21時頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2014/07/28(Mon) 21時頃


呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2014/07/28(Mon) 22時頃


【人】 奏者 セシル

―広場―

[ケムシが驚いている様子なのは>>1:59気付いたが、それについては説明するつもりも、弁解するつもりもない。]

 罪、か。

[意外さが先に立つ。嬉々として同族の血を啜る彼が罪と思っているようには見えなかった。
が、彼の心情に深く立ち入る気もない。
まさか彼が一つの考え方を示した>>17とは思いもしない。
ただ、彼の言葉を一つの情報として頭の片隅に放り込む。
それ以上の深く追及することはせず、その場を離れる。]

 邪魔をしたな。おやすみ。

[彼がこれから寝るかどうかは知らないが、一つ挨拶を残しその場を離れた。]

―広場→?―

(28) 2014/07/28(Mon) 22時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

―回想・宵闇亭 ライジと―

あぁ、これ。
ちょっと伝手があってね。

[>>1:63外套から覗く本紫に視線を向けて、肩を竦める。
実質、食事にはそれ程かからないので、衣類や酒代に離隊時に受け取った慰労金は使われている。
後は手慰みに親の縁故で請け負っている呉服のデザインを細々と行う程度。
そのお蔭で高価な衣類も少し安く買えるようになっている。

ライジの纏う朱色に人差し指で触れると微笑んで返し。]

貴方こそ、朱色の着流しなんてそうそう着こなせるものじゃないよ?

――…。

[ほんの少し距離が詰められて耳元に届けられた言葉。
その内容から訳ありか、と推察する。]

(29) 2014/07/28(Mon) 22時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[ライジの瞳の奥に宿された微かな獣の気配。
含みをもたせた口調。
猫殺す好奇心を擽るこの相手は、今の藤之助にとっては好ましいもの。]

いいよ?
日付を指定して貰えれば、抜け出してこよう。

[飛び込んだ先に何があるかは分からない。
けれど誘いに乗る事にして密やかに笑った。*]

(30) 2014/07/28(Mon) 22時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

―現在・宵闇亭―

そうでなかったら途中でやめますってば。

[>>22隣から聞こえてくる呆れ声を懐かしく思う。
ミケは藤之助の我が儘に付き合ってくれる方だった気がする。
実家にいた頃には犬を飼っていたが、家を出てからは飼っていない。
今は季節の変わり目くらいしか交流のない実家を思い出して胸に宿ったのはほんの少しの哀しみ。]

酷いな。
それじゃあまるで私が冷血人間みたいじゃないですか。
…あ。

[言いながらむくれてみせたところでミケの尻尾が手から逃れ、己の腿を叩く。
何故猫にしたのか意図は分からないが、良く作ったものだと思う。
動きが止まれば尻尾を捕えようと試みる。]

(31) 2014/07/28(Mon) 22時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/07/28(Mon) 22時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2014/07/28(Mon) 22時半頃


【人】 呉服問屋 藤之助

え、そうですかー?

[>>23困ったように微笑むミケの、恐ろしいとの評には不思議そうに首を傾げる。

彼の手際の鮮やかさには同じ前線に立つ者として惚れ惚れしていたものだ。
鮮血の香りに当てられれば藤之助の理性は容易く消し飛び、周囲に動く敵がいなくなるまで殺戮を続けた。
慣れるまではそれこそ箍が外れた人形のようだったから彼には迷惑もかけただろう。

人ならぬ力を持つ吸血種に対しては手加減は無用とばかりに、戦時中にはかなりえげつない兵器も使われていた。
それらで命を落とすのに比べれば、猫化で済んで良かったと思う。]

……。

[尻尾を突いていると藤之助の手指に巻き付いた。
容易に解けぬそれを空いた手でどうにかしようとはせず、自由に動く指先で抗議するように輪郭をなぞるようにして毛並を逆立てさせる。
そうしてじっと彼の言葉に耳を傾けていた。
そこにはいつもの微笑みはなく。]

(32) 2014/07/28(Mon) 22時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

…すみません。

[>>25掠れる語尾に神妙な顔になって詫びる。
彼は今も国から手当を受けていると人伝に聞いた。

藤之助は戦争で何処も損なわずに済んだ。
だから藤之助には彼の立場を想像する事しか出来ない。
彼と久しぶりに会えた幸運に浮かれてしまったか。]

――吐き出していいと思いますよ。
殺した相手に許しを得る事は出来ないですし。

…私達は、容易くは死ねないんですからそれくらいは許してくれます。

[グラスに視線を落としながら紡ぐ。

藤之助は殺した相手に思いを馳せる事はないが、生きていかねばならない、と思う。
気が遠くなるような永遠に近い生を。

例え、己の家族が老いていくのを離れた場所から見送る事になろうとも。]

(33) 2014/07/28(Mon) 22時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[視線上げて紡いだのは冗談の心算。
>>26ミケの笑みを呼ぶ事が出来たのは正しいのかと心中に問い掛けたが、返るものはない。]

えー、それはどうでしょうねぇ。
猫になったらこうして話も出来なくなるんでしょうか。

[それはきっと、寂しい。
胸に落ちた波紋の理由に藤之助は気付かない。
完全に猫になったら、という言葉には静かに微笑んだまま。]

信用ないですねぇ。
お大臣並みの待遇をお約束しますよ?

[魚の舞は提供出来そうにありませんが、などと添えながら冗談めかして首を傾げてみせる。

返って来た質問の答えには、それ程に彼のこれまでには吐き出したい想いがあったのかと思う。
前触れなく姿を現す自分とは時間が重なっていなかったのだろう、とも。]

(34) 2014/07/28(Mon) 23時頃

【人】 保険調査 ライジ

―月が傾く頃・カリュクス宅―

[>>3もう、自らは若く無いという様な、
そんな何処か達観した言葉とは裏腹に――…

>>4ハワードの手が、
カリュクスの血を啜るライジの肩へと伸ばされた。

邪魔をするのか?と、胡乱な眼差しで見据えた其の時、
>>10白き少女が瞳を開けた。

落ち着き払った彼女の言葉は、
今迄の眠りが狸寝入りであった事を物語っていて。
見知らぬ侵入者を見やる其の目には、
少しの怯えも不安も無く。

(35) 2014/07/28(Mon) 23時頃

【人】 保険調査 ライジ

>>11血の滴るカリュクスの手が、逆に自らの手首を掴み捉える。
力を籠めれば容易く振り払えそうな、
そんな華奢な指先ではあったけれど――…

 赤い  瞳に    射すくめられた]

 ――な…――ァ……

[意識にナニかが侵入し、
泥酔者の様な言葉にならない声が漏れる。
そして――…]
 
 美しい……

[――――至極あっさりと、『魅了』された。
 
直ぐ側に、ハワードが居る事も忘れた様に、
空いた片手をカリュクスの頬へと伸ばし――*]

(36) 2014/07/28(Mon) 23時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[もしも自分が猫になったなら――…
ミケに視線を向ける前、男は目を伏せて束の間想像する。

丸まって日向ぼっこをしている近所の野良猫の姿が脳裏に浮かんだ。
あれで彼らも色々と考えているのかもしれないが、人間程あれこれ考える事がないのは確かに楽なのかもしれない。
けれど恐らく叶わないだろう。

多くの命を手折った事を後悔していないが、
吸血種に覚醒して得た終わりのない生は力を得た代償…罰めいたもののようにも思える。

長く生きれば、何時しか死ねぬ絶望に暮れるようになるのだろうか。
――そうした自分は今は想像出来ないけれど。]

(37) 2014/07/28(Mon) 23時頃

【人】 奏者 セシル

―?―

[広場から人気のない方へと歩いていく。
途中、既に廃墟と化した劇場の方から何やら聞いたことのある声が聞こえたが、関係無い事、と背を向ける。

途中、誰にも顔を見られていない事を確認して、顔を見られていない事もまた確認して、人気のないところに立っていた夜鷹を一人買った。
そのまま、夜闇へを連れ込み血を啜る。
満腹になったところで解放する。といってもぎりぎりまで血を吸われた彼女は意識が朦朧としているようだ。
この分なら何も覚えていないだろう。
カリュクスのように魅了の力を持っているわけではないので、覚えられないようにするのは骨が折れる。

“力”を遣って命を絶つ事も考えたが、ぎりぎりのところで手を止めてしまった。

それが、“彼”の言葉を思い出したせいとは認めたくない。]

(38) 2014/07/28(Mon) 23時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[恐らく今の従者が死ねば、実家から替わりが差し向けられるだろう。
けれどそれは断る心算だ。

あの屋敷で、一人。
否、恐らくあそこは引き払って別の場所を探す事になるだろう。

軍での生活も何とかやっていけたのだ。
一人で暮らせない事はないだろうが。

――静かでいいかもしれないけど、
きっと寂しいだろうね。

藤之助は密やかに苦笑する。]

(39) 2014/07/28(Mon) 23時頃

【人】 奏者 セシル

[夜鷹を物置の壁に寄りかからせ、そっとその場を後にする。
ぶらりと歩いていると、自分よりかなり早く成長を止めた元の仲間を見つけた>>1:44。名前を記憶の底から漁る。]

 ガーディ?

[マスターのバーにも顔を出さない、年齢的にも出せないだろう、彼に出会ったのは本当に久しぶりだ。
そう、確認のように声を出したら彼は何か反応しただろうか。
もし、彼が話しかけてくるのなら少しばかり会話をしただろうし、此方を無視するのなら特に追い掛けもしない。
長い生、悪戯のように道が一瞬だけ交差することなどあるだろう。
それにいちいち反応していられるほどの新鮮な感情はもうとっくに薄れてしまった。]

(40) 2014/07/28(Mon) 23時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[グラスを干すのは今宵バーにやって来て通算何杯目か。
大して酔ってはいないが、数えるのも面倒で。

>>27ミケと視線が合い、彼の掌が目の前で動けば曖昧に笑む。
するりと尻尾が離れていけば、触れていた手は宙に浮かせたままその様子を昴と目で追って。]

――…、

あぁ、素敵な手触りでしたよ。
ありがとうございました。

[手は下ろして膝の上に乗せ、藤之助はふわりと微笑む。
束の間、己が胸を過った感情に首を傾げながら。]

(41) 2014/07/28(Mon) 23時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/07/28(Mon) 23時半頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……やぁ
 ギルモア、だったか

[かけられた声。振り返り、笑みを見せた。
名前を呼ばれたのはいつぶりか。
そんな名前だったかと、微かな遠い目は月明かりに隠れたかもしれない]

 僕の名前
 ……よく、覚えてたね

(42) 2014/07/28(Mon) 23時半頃

【人】 保険調査 ライジ

―回想・宵闇亭 藤之助と―

[>>29 藤之助は曰く。
身に纏う質の良さ気な着物の入手先に伝手がある、と。

其れは彼が"ヒト"としての社会生活をおくれている事に他ならないだろうと判断したのは、調査員としての本能故か]

 ――へェ、中々に顔が広い様だ。
 其の分だと、兄さんは良い男だし、もてそうだなァ。
 
[あやかりたいものだ、と軽く笑い。
自らの外部宇宙装甲と同色の、朱色の着流しに話が移れば]

 此の色なら、血が付いても目立たないもんでね。

[等と、ほんの僅かの不穏さを匂わせ]

 そうだな――…人払いできる時間帯なら何時でも良いが。
 路地裏ででも、逢引と洒落込もうか?

(43) 2014/07/29(Tue) 00時頃

【人】 奏者 セシル

 お互い様だろう。

[相手が自分の名前を憶えていた事>>42にこそ驚いて、肩を竦めてみせる。
彼は、既に色々なものに飽いているようだったから。Esに居た時の事も遠く記憶の彼方に封じ込めているものだと思っていた。]

 今は、どうしている?

[社交辞令のようにそう尋ねた。言い渋るのならそれ以上深くは聞かないだろう。]

(44) 2014/07/29(Tue) 00時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[何かを振り払おうとするように藤之助はワインを呷る。
グラスを干せば、酒気孕む息をそっと吐き出して。
普段であればこの程度余裕なのに瞳の周囲は薄らと紅く染まる。そこからじわりと熱を感じていた。]

――ねぇ、先輩。

その、もし貴方の気が向いたら、

……たまにでいいですから、
こうしてご相伴させて貰ってもいいですか?

[ミケの表情を窺いつつ、藤之助にしては珍しい逡巡と殊勝さでもって許可を願い出る。]

(45) 2014/07/29(Tue) 00時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

―回想・宵闇亭 ライジと―

[>>43取次は従者に全て任せているものの、数十年も経てば違和を感じるだろう。
藤之助の家に因子持ちが生まれる事は知られていても、それと実際に吸血種と知るのとではわけが違う。
弟子だと誤魔化して何代も続ける心算もなく、今の従者がいる間の束の間の交流。]

――まぁね。
…さぁて、どうだろう。
口説き口説かれとは離れて久しいよ。
 
[もてそう、という言葉には薄く笑って軽口を返し。
不穏さ纏う色の選択の理由には恐れるでもなく、単純に納得する。]

あぁ、成程。
うっかり付けると大変だよね。

[自身の手では洗わないが。]

(46) 2014/07/29(Tue) 00時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[告げられた条件には少し考えて]

昼間よりは、闇に紛れた方が都合がいいかもね。

逢引?私と?

[冗談と受け取って喉を鳴らして笑い、自分の家はどうかと提案した。**]

(47) 2014/07/29(Tue) 00時半頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2014/07/29(Tue) 00時半頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

 なにも?

[うっすら笑みを浮かべ、そう答える。
僕の名前を覚えている吸血種なんて、あとどれくらいいるだろう。
彼の名前は、何故覚えていたっけな。

本当はね、みんな覚えているんだ]

 興味ないだろう?
 もっと面白い話、それか
 ……綺麗な音、きかせてよ

(48) 2014/07/29(Tue) 00時半頃

【人】 調律師 ミケ

[藤之助の軽口に>>34、そこまで言うなら一度罠にかかってみようかな、などとこちらも軽口で返していた。が。]

…?

[尻尾をあっさりと開放した>>41藤之助の顔を酔っ払いつつもまじまじと見つめる。
こいつのことだから最後にぎゅっと握りこむくらいはしそうだと思っていたのだが。

そしてやっと、彼が少し寂しそうな顔で微笑んでいるのに気がついた。]

(49) 2014/07/29(Tue) 00時半頃

【人】 調律師 ミケ

…気がきかなくて悪いな

[自分の知っている彼とは少し様子の違う彼を見て、きっと自分が余計なことを言ったのだと思い、呟いた。

ふわりと微笑む今の彼は儚げだ。
まるで獲物のように。
目を細めて彼の首元を見ると、小さく唾を飲み込んだ。]

(50) 2014/07/29(Tue) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

[あからさまに答えをはぐらかされれば>>48、それを気にする事もない。少年の要求には少し首を傾げて]

 普段は金を取るが、昔のよしみだ。
 一曲だけなら。

[面白い話など寧ろ此方が聞きたい位で。
今の自分にはこれしかないのだ。

ケースからチェロを取り出して手ごろな岩に腰かける。]

 リクエストは?

(51) 2014/07/29(Tue) 00時半頃

【人】 調律師 ミケ

ああ…、構わないさ。

[逡巡するように申し出る彼>>45にはにこりと微笑んだ。
もし彼が席を立とうとするなら、]

どこかに行くのか?
今日は俺は、お前が戻るまでここらで待とう。
久しぶりの再会だ。
俺もまだお前と一緒にいたいと思ってさ。
…戻ってくれるよな?

[と座ったまま笑って声をかけ、その後姿をじっと見送っただろう**]

(52) 2014/07/29(Tue) 01時頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2014/07/29(Tue) 01時頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

 悲しい曲がいいな

[彼から少し離れたところ。
後ろ手に指を組んで、立ったまま先を促すよう首を傾げた。
曲名は、ひとつも覚えていない。

ただ、以前彼の曲を聞いた時の、
その感情だけは、蘇るから。
少しだけ、楽しかったあの時を塗り替えるように。
物悲しい音を。そう、*強請った*]

(53) 2014/07/29(Tue) 01時頃

【人】 奏者 セシル

 …分かった。

[リクエストに特に口を出す事もなく。
弦を構える。紡ぐのは西洋の民謡の一つ。
平和を願った男の静かな心の叫び。
8分程のそれは、少年の心に何か一石を投じただろうか。
哀しい誰かを呼び寄せただろうか。
それが終われば、チェロを*仕舞い込んだ*]

(54) 2014/07/29(Tue) 01時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2014/07/29(Tue) 01時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2014/07/29(Tue) 01時頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

―月が傾く頃・自邸―

[掴んだ手は振り解かれようとも然して問題はない、
意識を、此方に向ける事こそが目的なのだから。

力を込めた所為で手首の真新しい傷から、
溢れたものが滴り落ちる。――あぁ、染みが出来る。
うんざりとそんな風に考えながら、見据える、男の双眸。

やはり、見覚えは、無い気がする。
記憶力に秀でる事も無かった己は、
積み重なり過ぎた記憶を持て余していたけれど、

他の何を忘れても顔だけは覚えられるようにしていた。
敵と味方を判別する事、それは戦場では優先順位が高かった]

(55) 2014/07/29(Tue) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[瞳の奥、彼のそれと重なった瞳孔がキュゥと細まり、
虹彩が飴色に溶ける。

能力を行使する際、心の中で命じる事は、只一つ。『眠れ』と。
それだけでいい。心を眠らせ、その身を明け渡せ、と。

けれど、どうせ効かぬだろうから、力ずくでお引取り頂こう、と、
ソファーの隙間に隠しこんである刀に手を伸ばしたのに、
細やかな実験は思わぬ結果を産み落とす。]

 ………――は?

(56) 2014/07/29(Tue) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[程度の違いは有れど、効果のあった相手がこんなにも
はっきりと己を見返して来たのは初めてだったかもしれない。

美しい、はっきりと、確かに、そう言った。

正気、なのだろうか?けれど、それにしては、何だか…
……――混乱している間に伸ばされた手への反応が遅れる。

頬に触れた男の指先に、びくりと、判り易く肩を跳ねさせた
揺れた瞳が、縋る様に、男の後ろに佇む彼を捉えた*]

(57) 2014/07/29(Tue) 02時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/07/29(Tue) 02時頃


【人】 鳥使い フィリップ

ー回想・路地裏ー

[名前を尋ねたのはこちらの方なのに、置き去りにしてしまった。>>1:73孤独を拒絶するが故の衝動とは言え、随分無礼なことをしたものだ。あの可笑しな格好の黄色い雛鳥は空腹を満たすことが出来たのだろうか。]

お前のビスケット、分けてやれば良かったな。

[両手で覆ったあの銀髪の人の体温を思い出したくて瞼を伏せた。自分はこんなにも人の温もりに飢えているのかと、偶然出逢った見知らぬ誰かにすがりたくなる浅ましい欲望に己を恥じ、同時に再会の手段を思考の片隅で必死に探っていた。]

また、あえるのかな、
もうどこか知らないとこへ行っちゃったのかもな。
…はっ。何を言ってるんだ僕は。

[時折自身を嘲笑するのはどうやら癖らしい。]

(58) 2014/07/29(Tue) 02時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/07/29(Tue) 02時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/07/29(Tue) 02時半頃


【人】 保険調査 ライジ

―月が傾く頃・カリュクス宅―

[>>56館の中、飴色の瞳に『魅了』された男が一人。

眠らされたのは、吸血種としての本能だったのだろうか。

掴まれた手首を下に滑らせ、カリュクスの傷口を包み抑える。
じわりじわりと、白手袋が朱に染まり]

 すまんな。
 痛かったか――…?

[>>57彼女の瞳が自らを通り越し、
背後のハワードを見詰めている事にも気付かずに。

白い頬に手を添えたまま、
ゆっくりと、カリュクスの口元へと顔を寄せ――]

(59) 2014/07/29(Tue) 03時頃

【人】 執事 ハワード

――月が傾く頃・カリュクス宅――

[ 胡乱な眼差しで見据えられれば、>>35
ただ静かに男と目を合わせ、言葉を紡ぐ。

月明かりが照らすリビング。
白髪のその人が瞳を開けて、涼やかな声で己へ返答する。

曰く、奪われるのは趣味ではないが、
暴れて片付けるのはもっと面倒だ、と。

その言葉に、マスターはなるほどねえ、と黙って肩を竦めた]

(60) 2014/07/29(Tue) 03時頃

【人】 執事 ハワード

[目の前で、白い指先が、ライジの手首に絡みつき、
その双眸を以ってライジを「魅了」していく。

――そういえば、
十年も昔にそんな「力」を持つE‘sの存在を
戦場で聞いた気がする。

だが、どうやら「力」は本人の思わぬ方向に作用したらしく、
頬に触れる男の指先にびくりと肩を跳ねさせた。>>57
その人と目線が合えば、どうしよう、といわんばかりに揺れる

その色に軽く頭をかいて苦笑して、
ライジの唇がその人の唇に重なる前>>59
マスターはライジをその人から引き剥がした]

(61) 2014/07/29(Tue) 03時頃

【人】 執事 ハワード

 ――“お客様”。
 随分酔っておいでのようだ。

 今夜はこのあたりで終いにしましょう。

[バーで騒ぎがあった場合そうするように、
極めて穏やかに、けれど引き下がらず。
ライジはどう反応しただろうか]

(62) 2014/07/29(Tue) 03時頃

【人】 保険調査 ライジ

―回想・宵闇亭 藤之助と―

 ――そう言う奴こそ、
 色々泣かせてるんじゃ無いかねェ。

[未だ彼自身が吸血種だという確信は持てていないものの、
永き時を生きるモノ特有の、
何処か枯れた返答に軽口を返し。
着物の色に対しては、本当は黒が良いのかも知れないが、等と。

そうして藤之助自身の家を提案されれば逡巡し]

 他に人がいないのであれば其処でも良いが。
 なァに、二人っきりで――二、三、聞きたい事があるだけだ。

[其の身に、とまでは口にせず。
そうして其の場は別れただろうか**]

(63) 2014/07/29(Tue) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

ー芸術劇場跡ー

[何故その姿を妖精と言ったのだろうか、佇んだまま人の手から逃れる様を見つめ、それを何と認識するかは自由ではないか、と心の中で呟いた。誰に向けての言葉だったのかは、本人すら判っていない。]

妖精、だな。僕がそう思うならそれでいいや。
お前も僕を馬鹿な奴だと思っているか?

[ポケットに入れていたビスケットの袋から小さめの欠片をひとつ、肩の相棒の口元へと。微かな翅音に気付いたのはそのあとのこと。近づいてくる小さくかつ繊細な色を纏った妖精は、ぴりぴりと空気を張り詰め、ある主の覚悟のようなもを携えて其処に居た。>>16]

鳥、苦手か?
ビスケット食うか?
そんなに。…なにを思い詰めてるんだ…?

[言葉が通じるのか否かは考えることはなく。矢継ぎ早に問いかけてみたが返答を望んでいたのは最後の質問だけだった。]

僕は、君を殺さないし殺せない。こいつも同じ。
ごめんな。
…ビスケット、食うか?

[先程と同じ質問を投げ掛け、ビスケットの、大きめの欠片を雑草だらけの花壇の縁に置けば、半焼の建物に寄りじっくりと見たあと、妖精には一瞥もくれず広場へと続く道へ。]

(64) 2014/07/29(Tue) 03時頃

【人】 保険調査 ライジ

―月が傾く頃・カリュクス宅―

[>>61カリュクスの唇を今にも奪わんとした其の時に、
彼女の騎士が狼藉者を引っぺがした]

 ――ッ、何しやがる……!

[したたかに腰を打ち付けて、
酒場の酔客其のままに、ハワードを睨み上げる。

けれども直ぐに、カリュクスの方を一瞬見やり]

 此処を汚すのは、本意じゃ無い、か……

 判った。引こう。
 ただ、その代わりと言っちゃなんだが――、
 マスター、あんたの血ももらおうか?

[カリュクスの血の着いた手袋を、着流しの袂へ放り込み。
剥き出しの手で、ハワードの喉を指さした]

(65) 2014/07/29(Tue) 03時半頃

【人】 執事 ハワード

――少し前・宵待亭――

[きい、と扉を開けて、気配を隠すようにし
入ってきた男>>8が一人。
時たまこの店にやってくる彼のことも、ちゃんと覚えている。
そのまま目だたない席につく様子に軽く苦笑して]

 こんばんは、亀吉様。お久しぶりです。
 いい月の夜ですなあ。
 ……今夜は何を飲まれますかな?

[そう亀吉に尋ねて、言われればその通りのものを
腹が減っている、といわれれば、
何かつまみを*作っただろう*]

(66) 2014/07/29(Tue) 03時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/07/29(Tue) 03時半頃


【人】 ようせい ケムシ

ー芸術劇場跡ー

[鳥の嘴が疎ましく、一定の距離を保ったまま鳥の主を見据える。

ビスケットに夢中の鳥と目が合うことはなかった。
これは牙を持たぬただの人間だと気づいたのは、
「殺せない」の言葉を耳にしてからだった。

記憶にない、色鮮やかな鳥を連れた青年… という86度目の記憶に
心底疲れたとばかり、力なく笑った。
鳥が苦手か?には思わず「あたりまえだ」と口に出してしまいそうになり、きゅっと口を噤む]

 死ぬって、どういうことだろう、って考えてただけだ。
 血より旨ければ、喰ってやってもいい。

[ちっぽけな虫サイズの妖精の虚勢が、彼の耳へと届いたか。
何も悪く無いのに何故謝るのだろうか、思案しながらも去っていく彼を引き止めることはせず
その背中が見えなくなってから、花壇の縁へと降り立った]

(67) 2014/07/29(Tue) 03時半頃

【人】 ようせい ケムシ

[花壇の縁に置かれたビスケット。
さっきの鳥が食べていた気がする。
自分の顔くらいの小さな破片を両手で持ち上げ、
目線の高さで物珍しそうに持ち上げてみたり]

 これは、……なかったな。

[86回の記憶には出てこなかったものだと気づく。

 今までとは異なる事象が起こっている…?

何処からか聴こえる物悲しげなチェロの音色も、
初めて耳する調べだった。

ビスケットの破片を胸元へと抱え
妖精は焼け落ちて黒ずんだまま
闇夜に取り残されたままの戦火の爪痕…芸術劇場を振り返る。

過去を、喪ったものを取り戻せるかもしれない――
薄く震える唇を噛み締め、赤い双眸を歪ませた]

(68) 2014/07/29(Tue) 03時半頃

【人】 保険調査 ライジ

―夜更け・藤之助宅―

 多分此処、だよな……

[操作していた端末を仕舞い込み、
一軒の日本家屋の前へとやって来た。
まさかこんなにも早く訪れるとは、
藤之助は思ってもいないかもしれないが――…

人影が無いか、周囲に目を走らせる。
誰もいない様なら、玄関を手の甲で数度、叩いた事だろう**]

(69) 2014/07/29(Tue) 03時半頃

【人】 執事 ハワード

―月が傾く頃・カリュクス宅―

[赤い着流しの若者を見下ろす。
勢い余って腰を打ちつけさせてしまったようで
そのことについては軽く謝った。

ライジは案外すぐに引き下がった――
かと思いきや、己の喉をさして、
「あんたの血ももらおうか」というものだから、
一瞬きょとんとして]

 ……老人の血なんて不味いと思うのですが
 ライジ様はたいそう物好きでいらっしゃる

 そうですねえ……まあわたくしは構わないのですが

(70) 2014/07/29(Tue) 03時半頃

【人】 執事 ハワード

[ソファの上のそのひとに歩み寄ると、
ハンカチを取り出して血の滴る手首に巻きつける]

 あとでちゃんと手当なさいませ。
 すぐに治るとは思いますが。

[にっこりとその人と目線をあわせて微笑むと、
ライジの方に向き直り]

 ここでは何ですから、外で。
 よろしいですかな?

[そう言って、了承が得られれば
ライジとともに外へと向かうだろうか**]

(71) 2014/07/29(Tue) 03時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/07/29(Tue) 04時頃


【人】 ようせい ケムシ

[ビスケットを大事そうに掴んだまま、一際高く舞い上がる。

切なくも重厚な旋律に翅を震わせ、ちいさな生き物は
芸術劇場の奥へ吸い込まれていく。

後に残るは微かすぎるビスケットの破片、
それも、正常なる手段で羽を瞬かせる鳥達が
喜んで*食していった*]

(72) 2014/07/29(Tue) 04時頃

ようせい ケムシは、メモを貼った。

2014/07/29(Tue) 04時頃


【人】 保険調査 ライジ

―月が傾く頃・カリュクス宅外―

[>>70打ち付けた腰を擦りながら立ち上がる。
これでは何方が老人か判ったものでは無かったが]

 ……此方にも色々事情があってな。
 そうかい?
 案外熟成物のワインみたいに、
 良い味わいがするかもしれんぜ?

[>>71カリュクスの側にいると、
未だ『魅了』の効果で思考に靄がかかる様で。
其のためハワードの申し出はむしろ有り難く。

自ら率先して館を後にし、
森の中、ハワードへと向き直った]

 さァて――…
 そのバーテン服を汚したく無けりゃ、首元開いて差し出しな?

(73) 2014/07/29(Tue) 04時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/07/29(Tue) 04時頃


ようせい ケムシは、メモを貼った。

2014/07/29(Tue) 04時頃


【人】 座敷守 亀吉

−待宵亭−

[落ち着いた店内で見知った顔がちらほらと
>>1:32>>1:50 ミケと藤之助に声を掛けられて
こんばんは と穏やかに返す

2人の事もカリュクスの事も…
仲間の事はよく覚えていた

>>1:32 何かあったのかと問われれば
静かに微笑して首を横に振り 何も と
平和な…モノですよ と 通り際に応えた]

(74) 2014/07/29(Tue) 05時頃

【人】 座敷守 亀吉

[談笑している2人からは少し離れた席に落ち着くと
ハワードに声を掛けられる>>66
名を覚えて貰えるのも、趣向を理解して貰えるのも
ありがたくて
それ故 時々ここを訪れる]

…いつもの…を

>>1:34 この店は天然の血液は置いていないが
人工のものなら 密かに出してくれるのだった
アルコールの一種のような体で提供されるそれは
血生臭さも生命の息吹も感じられず
…それが心地よかった]

(75) 2014/07/29(Tue) 05時頃

【人】 座敷守 亀吉

[自分の希望通りの飲み物が出てくれば
感謝してそれを受け取り 静かに口をつけると
目を閉じて ため息を漏らす

人の血も仲間の血も美味であるし力が戻るが
同時に種族の本能をも強くする
人工的に作られた血液は空腹と喉の乾きを癒やすが
荒々しい気分になる事は少ない…
プラシーボ効果なのかもしれないが
少なくとも亀吉にとっては
心穏やかに摂取できる食事である事に意味があった

>>1:58 隊員では無い客も当然来る店だが
…向けられる視線に 
血の臭いを嗅ぎとった同族の気配を感じて
ライジが店を出ると どこかホッとした]

(76) 2014/07/29(Tue) 05時頃

【人】 座敷守 亀吉

[緩やかに寛いだ頃に 
>>1:51藤之助から声を掛けられ少し話をする
藤之助には亀吉の目当てが店の裏メニューである事は
とうに知られていただろう]

何も変わらないですよ
土地もヒトも… このまま静かに過ごせると
ありがたいですが 

[そうしてグラスの中身を舌に乗せ
じんわりと失われた力が回復する感覚を楽しんだ**]

(77) 2014/07/29(Tue) 05時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/07/29(Tue) 05時頃


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29回 注目
藤之助
50回 注目
ガーディ
10回 注目
ミケ
31回 注目
亀吉
33回 注目
カリュクス
27回 注目
フィリップ
21回 注目

犠牲者 (2人)

ナナコロ
0回 (2d)
ライジ
68回 (3d) 注目

処刑者 (2人)

ケムシ
15回 (3d) 注目
セシル
49回 (4d) 注目

突然死 (0人)

裏方に (0人)

村を出た人達

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通常
内緒
仲間
死者
裏方
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