93 Once upon a time...
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全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ふひ、ふひひ!人狼になど……くれてやるものかヨ!
(0) 2014/10/07(Tue) 01時半頃
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さぁさぁ、サーカス団【メルヘン】にようこそ!!
今日のあんたは何?ママンに怒られた?恋人に振られた?
裁縫箱に小指ぶつけたみたいな顔してるやつもいらっしゃるねぇ
なぁに、大丈夫さ!
そんなちっちゃな不幸も、メルヘンの力にかかれば枕の向こうへ飛んでいく
―――…貴方の心に、ハッピーエンドを。
そう、幸せな物語を紡ぐために、遥々やってきたんでさぁ
(#0) 2014/10/07(Tue) 02時頃
[脂ぎった顔も煌々と照らされれば輝いてみえるだろう。
貫禄はたっぷり、団長のヨアヒムは両手を広げて毎度の口上をする。
テント内の熱気は、僅か。
音楽もまばら、何かを直す音がそこかしこに響く。
公演の狭間にある、準備期間。
ハロウィン特別公演前に長期準備期間を控えた、秋公演。
幾つも連なる小さなテントの片隅で、囁かれる『メルヘン』がひとつ]
(#1) 2014/10/07(Tue) 02時頃
――――……「人狼」って知ってる?
(#2) 2014/10/07(Tue) 02時頃
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[ぎい、ぎぎぎい]
[ロープの軋む音]
(1) 2014/10/07(Tue) 18時頃
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[吊下げられたブランコが揺れ 鍛えられた身体は空を舞う]
[ロープが軋む。 ブランコは弧を描く。
まるで鳥が地面に降り立つように 彼は音も無く着地する]
[練習をする他の団員には目もくれない。
空いた時間はいつだって ひたすらにブランコから宙を翔ける]
(2) 2014/10/07(Tue) 18時頃
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[練習が好きなのではない。 彼はただ、飛ぶ事が好きだった。
彼は、鳥になりたかったのだ]
(3) 2014/10/07(Tue) 18時頃
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[ゆうらりゆらり、揺れるブランコは 薄暗いテントの中で微かな灯りに照らされて
ゆうらりゆらり、そと戯れるひとは 極彩色で飾られた鳥のように宙を舞い踊る
『さあさ、みなさま御覧下さい これからお目にかけますのは
獅子の見せます火の輪くぐり それから、虎の玉乗りに 象がふたつの脚で立って踊ります
嘘でもまやかしでも御座いません 嘘と思うなら、是非一度でも御覧下さい』
黄昏時、誰かに手を引かれ、物哀しい旋律に誘われ 金色の髪の少年は、束の間の夢をそこに見た
そして、幾許かの時を経て、気づけば夢の中にいた*]
(4) 2014/10/07(Tue) 19時頃
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さあ、今日からここがお前の家だぞ
[肩に乗せた新たな仲間へ、そっと囁く 小猿はキュキュイッと鳴きながら 物言いたげに天を見上げる]
…ああ、あれか? 空中ブランコな 凄いだろ…鳥みたいだろ?
[幼子へ語りかけるかのように ブランコに乗る団員を見ながら呟いた]
じゃあ、仲間のところへ行こうか
[その姿を名残惜しげに眺めてから、歩いていった**]
(5) 2014/10/07(Tue) 19時頃
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――物置のテント――
[病的なほど細い体が、かくり、かくり、と舞い踊る。 長柄のブラシを携えて、無機的な動きで飛び跳ねる。
肌を隠し、帽子をかぶり。 少年のような身なりであっても、その異質さは覆いきれない。
滑らかさに欠ける動きにただ従い、かくかくと傾ぐ大きめの頭。 埋め込まれたガラス玉のように、ぐるぐると回る両の瞳。 単調に上下する口元は、呼気も声も吐き出しはしない。
重力を感じさせない。 けれど、別の束縛に囚われているかのような動き。
意思なきただの物体が。 天に潜む見えない繰り手に弄ばれているかのような。
まるで――――――――傀儡《マリオネット》、のような]
(6) 2014/10/07(Tue) 21時頃
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……ム チミ…… チ… チミニー チム チムー チェリー わたーしーはー 煙突ー 掃除屋……
……………………あっ。
[と、漏れるはずのない口から不意に零れてしまったメロディーに。 ぴたり、と傀儡の動きが止まった。 木偶と化していた表情に色が宿り、固まっていた口元がひくりと歪む。
……しばらくの、硬直。
やがて手にしていたブラシを投げだすと。 がしゃん、と。まるで、音が聞こえてきそうなほどの勢いでその場に崩れ落ち。 糸操り人形に扮していた女は、ため息交じりに吐き出した]
歌っちったー。
(7) 2014/10/07(Tue) 21時頃
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[これで、何度めのことだろう。 本番はまだしも、気持が緩んでいる時には、ついこんなミスを起こしやすい。 例えば今。人目に触れない物置の中で、気ままに踊っている時などは]
あー、もう。歌っちったー! よー! もう。 なんだよ。チクショウ。こんちくしょう。
[ステージ上では歌うことは許されない。 彼女は、サーカス団メルヘンが入手した、世にも珍しい『お人形』。 それこそ、メルヘンの世界にしか存在しないはずの、歌って踊る『生きたマリオネット』。 その設定を演じることが、彼女の役割なのだから]
もう。お腹すいた。死にたい。ばーか。
[自己嫌悪からくるやけくそなのか。 止めていた汗や息と一緒に、無意味な悪態までこぼれ落ちてくる。 こうして、メルヘンの世界をかなぐり捨てたエフェドラは。 無残に崩れ落ちた格好のまま、うじうじとぐずり続けるのだった**]
(8) 2014/10/07(Tue) 21時頃
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『さあさあ世にも珍しい夢物語を今日日あなたに!』
[虹色の大玉に乗った、プードルカットの犬が甲高く叫ぶ。 ―――…ころころころ ころころころ 器用に足を動かして、片足上げて、ハイ・ポーズ。]
………
[すてん。 ―――ころん。
プードル・カット、背中から落っこちた。]
(9) 2014/10/07(Tue) 22時頃
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『……… これだから犬って奴は、駄目なんだよ。』
[しゅるるる。 青い鱗、全長は100cmを超える、蛇が細長い舌を出す。 犬の甲高い声に比べて、その声は低い。
小馬鹿にしたように舌を出す蛇に反応でもしたように きゃん! と、プードル・カットが鳴き、立ち上がる。 …かと思えば、自分の玉のような尾を追い掛けるのに大忙し。
仕方が、ない。この犬はまだ仕込み中の、子犬なのだから。]
『全く、これだから………』
[しゅうるる。蛇が舌を出す。
サーカス本番の熱気のない、冷たい床を這う、蛇の傍に。 犬の様子をつぶさに眺めていた、男が寄って、手を伸ばした。 しゅうるり、しゅるり、蛇は指を、腕を這う。襟巻きの出来上がり。]
(10) 2014/10/07(Tue) 22時頃
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[蛇は、まるで人間の声帯を持っているかのように 気紛れに口を開いたのを見計らって、なにかと、喋る。 対する男は、一見口を閉ざして、滅多に開くことがない。
サーカスという特異なステージがそうさせるのか、ただの、性か。
先代にものを教わる頃から、この癖は 20を過ぎて既に背中が見えると言うのに、いまだ、変わりない。]
……………
[ぐるぐる ぐるぐる ドーナッツを描くプードル・カット。
ステージ・デビューはまだ早いかと 首を捻っていたところで、歌>>7が聞こえた。]
(11) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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――― 物置テント入口 ―――
『どなたさんの、デビュー・ソングだろうな。』
[しゅうるり。
蛇が舌を出す。
檻に、デビュー前の犬を繋げて、蛇を連れた男の足は 何処からか漏れ聞こえる歌の方角を頼りに。
その目的に辿り着く手前に、一転した声>>8に変わってしまった。 この声ならば、当然、聞き覚えがある。 如何しようか。 立ち聞きしてしまった。 ―――…蛇の顔を突き合わせる、一瞬。 空気を読んだ蛇、青い頭だけ、しゅうるり。入口の布の隙間に。]
(12) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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――物置テント――
あー、もう。なんだこれ。もー。
[崩れ落ちた拍子に顎が上がっていたものだから、ぐずりながら見える光景は味気ないテントの天上。 一通り毒を吐きだした後で、そのまま寝ころぼうと、ゆっくりと背中を床へと預けた。 見えてくるのは、背後にあったテントの入口。 そして、予想外だった、訪問者の姿――――]
はーい。どーもー。今、使用中でーす…… ……って、えぇぇぇぇぇぇぇぇーっ!!
[見えたものは、決して小さくはない、人間とは異なる青い頭>>12。 平静ならその正体に気づけたかもしれないが、不意をつかれて思わず飛び起き、テントの奥へと身をひるがえした]
(13) 2014/10/07(Tue) 23時頃
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痛っ!
[勢いを殺せず背中をぶつけた衝撃で、ドタドタと崩れ落ちてくる、積まれていたいくつかの荷物。 でも、今はそんなこと気にしている場合じゃない]
え、えーと。ごめんなさい。お腹すいてるのは私であってー。 お腹すいている方をお呼びしていた訳じゃないんですよー。 自慢じゃないですけど、私、食べてもおいしくないと思いますしー。 今日ーのところはご容赦を。 死にたいー、は、撤回するんで。とりあえず。はい。
[慌てたせいで、すっかり目的を勘違いし。なにとぞ、と合掌すると。 壁に背中をへばり付けたまま、ルリに向けて頭を下げた]
(14) 2014/10/07(Tue) 23時頃
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[布の隙間から、かおを覗かせている青鱗。
しゅる、しゅる、大きな二つの目玉が エフェドラの動向をつぶさに見守っている。 当然ながら、蛇の目玉を介して、エフェドラの動向を見守るなど―――それこそまるで夢のような魔法が―――]
………
[出来るわけがない。
侵入するタイミングを失っている男が 腕を組み、様子を窺っている間に。 ドタン・バタン。 物音>>14]
(15) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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[執拗なまでに繰り返す基礎練習の最中。 視界に入る、姿>>5
ブランコから手を離し、空中でくるりと2回転。 そのまま錐揉み、安全ネットへ落下。 次の瞬間には、流れるように立ち上がる。 練習台から降りてしまえば、ただの人間]
(16) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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[蛇に遅れを取って 物音を気遣って、男の手が布に触れ、倉庫を覗き込んだ。 まず目に飛び込んだのが倒れた荷物。 ………そして、手を合わせている、我らがマリオネットの姿。]
『く、く、マリオネット丸呑みショーか。』
[蛇が小さく長い舌を出して、低く、脅すように言う。 お得意の腹話術。 うね、うね、身をくねらせて、エフェドラに這い近付き――…]
……… ごめん。 声、聞こえたから、ついね。 お腹、減ってるのか。
[我らがマリオネットに届くより前に、男の腕が蛇を掬った。 声をかけたのは、ちゃんと、自分の口を介してだ。]
(17) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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絶対止めた方がいいです。おなか壊しますから。絶対絶対! あーもー。団長ー! 先立つ不孝をお許し……。 ……って、おいコラ。ルリ。コラ。
[うねり寄る蛇の姿と、受け止めた額面通りの言葉のせいか、そんな言葉も飛び出しはしたけれど。 何しろ同じ団員だ。喋った音から、ようやく正体が判明し、ほっと安堵の息をついた。 案の定、ジャニスの生声も聞こえてくる>>17]
つい、ねー。人が悪いねー。ジャニスもルリも。勘違いしたあたしも悪いけど。 ……うん。花も恥じらう乙女ですがー。なーんかお腹すいちゃってさー。 2人とも、外、行ってたんだっけ?
[蛇を追いかけるように入口の方へ向かって行き。 気になる様子でそっと外の様子を探りながら、頷いた]
(18) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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[特別分厚い布で作られたテントは、サーカスを彩る音楽隊の練習場だ。トランペットにトロンボーン、フルート、シンバル、大太鼓……見た目も音も派手なそれらに背を向けて
飾り気のない木椅子に腰掛けた男の膝上で 空気震わす楽器が"御伽噺"を奏でていた]
(19) 2014/10/08(Wed) 00時頃
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[彼は最近、鳥を得た。 一緒に空を翔ける為の鳥。 猛獣ショーとコラボレートするためのもの。
彼自身に、動物を飼う甲斐性は無い。 世話は、ブローリンに押し付けている]
(20) 2014/10/08(Wed) 00時頃
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『………腹を壊すか如何か? 判ずるのは、私だよ。 マリオネット。』
…、は、は、 ばれた。
[大きな身体をくねらせて 腕を這い上がる蛇を、首に巻き、途中から男が応えた。]
『驚かせたね。 それは謝るとも。 ステージの練習中だったんだろう? ……、随分散らかっているが。』
[笑う口許を押さえに、掌で唇を覆った。 安堵を匂わせる我らがマリオネット>>18の姿に、ふ、とそれでも漏れ。視線は、床に落ちている荷物に、向かっていた。]
(21) 2014/10/08(Wed) 00時頃
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[鳥に会いに行こうか、と考え、歩む。 物音>>14
準備期間は、あちこちで音がする。 楽隊の演奏練習>>19 動物達の声。 団長の叱咤。 舞台装置の組み立て。
そばの物置テントかららしい物音を 気に留める人はほとんど居ない。
テントの中から人の声がする。 練習から逃げ出した人が見つかってお説教なのだろうか、と よくあるパターンをぼんやり考えながら 暫くテントを見ていた]
(22) 2014/10/08(Wed) 00時頃
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生憎と、僕も……… ハム・レタス・チーズのサンドイッチを30分前に。
[食べ終えたところ、と、腹を撫でて応えた。 サーカス本番に向けて練習を重ねる華たちとは 時間の進みが異なるのも、今に始まったことでは、ない。
――…外、に、声に釣られて、視線が布作りの入口に。]
花も恥じらう乙女の、お歌の練習は、おしまい?
僕は、…… 仕込みの途中。 今回のステージに立たせられるように、調整、間に合わせないとね…
[他の団員も練習に励んでいたよ、と。 倉庫に辿り着くまでの通りすがり。 練習に励んでいた、団員、空中ブランコの鳥が、脳裏を過ぎる。]
(23) 2014/10/08(Wed) 00時頃
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[歌を歌わないマリオネットの お歌を立ち聞きしてしまったことは、隠さず、口にする。
ぴくり。
――…ふと、ひとの気配を察したのは、蛇の方で。 腕に巻き付いた鎌首を伸ばして、入口、布の隙間からかおを出す。 青鱗の目玉が、ぼやり、テントを眺める目>>22と合う。
しゅる。 しゅる。 舌を出して、気付いた、アピール。 彼の得た鳥>>20とは相性悪く しゃあしゃあ鳴いたりもするが、今は鳥が居ないから、大人しい。]
(24) 2014/10/08(Wed) 00時頃
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[緩く開いた膝上で蛇腹が跳ねる。 細く骨ばった指が踊り、猫背がメロディに合わせるように揺らめいた]
あ
[と、不意に音が止んだ。 哀愁を含んだ御伽噺は消え、笑顔で奏でられるファンファーレがテントに満ちる]
指、攣った……
[ベルトから外した手をぶらりと振った。 軽い痛みはいつものこと。練習を止める頃合か、と立ち上がる。 椅子下でくしゃくしゃに潰れていた革袋に楽器をしまう]
(25) 2014/10/08(Wed) 00時頃
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[けして主役にはなれない、サーカスの楽器たち。 それらの中でもバンドネオンは地味といってもいい。 それは奏者を形容するにも当てはまる。 ひょろりと高い背をむしろ強調する猫背とか 短く切りそろえられたそれだけはやけに綺麗なブロンドとか 目をひくにはどこか足りず、サーカス団員としては可哀想なくらいに目立たず、いつも困ったように下がっている眉が人の良さそうな印象を与えるのがせめてもの救いだった。 ―――ただの気弱に見えなくもない、が]
はぁ… 一緒に練習しましょう、って声かけなきゃ……
[ハロウィン特別公演において、バンドネオンひとつでBGMを担当することになったとある演目。 音楽も単なる背景ではなく、表に立つひとつだから、と。声をかけるのにも今ひとつ気がひけていた]
(26) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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別にいーよ。謝んなくって。 むしろちょっと楽しかったし。
[テントの外を覗きながら、蛇と人の2人のコラボ>>21に軽口で返す]
そうそう。練習してたのに散らかってるのって、不思議っしょ? 楽しいことがあったおかげ。ありがたやー。 サンドイッチも持っててくれたら、もっとありがたかったんだけどねー。
[少しばかりの恨めしさも込めて、ついでのように付け加えた。 「おしまい?」と問われれば、一度テントの内部に顔を戻して頷いておく]
(27) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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うわっ。聞かれてたんだ。それは不本意。
[エフェドラ的には、お腹についてよりこっちの方がよっぽど恥ずかしい]
どっちにしろ。練習はいったん。中止。 やることできちゃったからさー。お腹すいたし。
[散らばった荷物には、あえて視線を向けないでおいた。 再開するにしても、まずはこの場を片付けてから……と順序をたてる]
そっか。ジャニスもルリも頑張ってるねー。 ほんと、みんな頑張ってるわー。 いつも励んでる人も、外におりましたし。
[ちょうど蛇も気づいた頃か>>24。 外を見た時に気づいたフィリップを頭に描いて、テントの外を指さした]
(28) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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エフェドラは、あたしも頑張らんとなー、と。
2014/10/08(Wed) 00時半頃
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[それは世界だ。
幾万の星々よりもなお照らし、 数瞬にも満たないコンマを網膜に焼き付ける。 羽ばたきにも似た飛翔は視線を翻弄する。 低く地を這う唸り声は肺まで震わせ、 空を裂く鞭のしなりはのんだ息まで絡めとる。]
(29) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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[天幕の内に密やかな世界。 束の間の夢は夜を焼き、昼を浚い、 陶酔を残して消える。 塵にも似た陶酔。吹けば消える。 吹けば、あるいは、
世界が生まれる。]
(30) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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[瞬いた。]
(31) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 00時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 00時半頃
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[小さく目を凝らす。宿敵の姿>>24 地面を這う動物は苦手。 爬虫類、ルリも例外ではない。
しかし、それも最近手にした新たな仲間が蛇を威嚇してくれるので 少しは安心していたのだが。
今は、一人]
や、やあ、ルリ……。 今は、ムスタングは、居ないよ……
[ムスタングとは、鳥の名である。 彼自身は、ルリとムスタングは戯れているだけだと思っている]
(32) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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[戯れていた鳥はブランコから離れると 2回転で宙を舞い、錐揉みしながらネットへ堕ちる 堕ちた鳥は人に戻って立ち上がる>>16]
…ん? どうした?
[それを見たのか肩の小猿は再び鳴くも 背を向けていて、見逃した]
そうだ、お前にまだ名前つけてなかったな… 何にしようか?
[宙を舞うブランコ乗りから預かった鳥>>20 ブランコ乗りの彼は、鳥に何と名づけていたか それと混ざらないような名がいいなと ゆるりゆるりと歩きながら、考える]
(33) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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『く、く、楽しいのついでに、本気で考えてみるかね。 ……マリオネット・丸呑み・ショー。』
[しゅる、しゅる、蛇が舌を出し入れする声の、隙間に。 蛇を介してコラボレーションをする際に 特にエフェドラ>>27に対しては不遜な態度を取るのが、常套だった。 ――… 素の方の反応を、つい、求めて。]
……… 片付けるなら、手伝おうか。 華形が、手を怪我するようなことは、大変だよ…
[力仕事は裏方に任せて、と。 筋肉質とは言い難い腕を揺らして、男の口で、こたえる。]
サンドイッチ…… で、良いなら、後で持って来てあげるよ。
(34) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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[丸い目に、不似合の小さな瞳孔。 グレイの光彩が収縮する。
もう一つ瞬き――を重ねる前に、 赤い絵筆が突きつけられる。]
――、……
[悪かったよ。メイク中に動いたりして。 そんな謝罪の言葉も、化粧師の鋭い眼差しの前では許されず ホワイトフェイスは瞼を降ろす。]
(35) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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[はい終わり。
終了の合図に開いた瞼。 色を載せられた襞はふるふると揺れ 馴染まなかった幾ばくかの化粧を振るい落とした。]
ゥン……、悪かない。 悪くはないね、いいよ。
[新しい白粉を試したマイマー、 もとい、サーカスクラウンは感想をそう告げた。 残る一日を新しい化粧品の実験台となった顔で過ごす ――それについてはさして、言葉にせずに。]
(36) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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……… 如何して。
ステージでは、歌わないから?
[不本意、と、告げられたことばに 団員に対して、今更のように、なぜを問う。 からかうでもなく。 男の目が、瞬いた。]
中止。 ………、残念。 僕が頑張るのは、華形たちの為、だから、…君も頑張ってる。
[ふむん。 鼻を鳴らして、頷き ――…そこで漸く、妙な方角を見ている、青蛇に気付いた。 対峙しているのは、空中ブランコの華形の一人、鳥の。]
(37) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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――練習テント――
お、お、いなくなった、よっしゃ。
[黙々と自主練をこなしていた主>>16がいなくなったのをいいことに、がらがら練習台を安全ネット側まで押し込んだ。 軽く試し跳びをしてから、徐々に、徐々に高度を上げていく。 何度も繰り返せば、小柄な少年のその身丈の何倍もの高さまで到達した。]
もーちょい。
[手を伸ばす。掠めて、バーが揺れ逃げる。 もうひと跳び、もうひと跳び、繰り返すだけ高さが上がる。]
(38) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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[ルリの目玉は、ぎょろぎょろ、宿敵の姿を探している。
蛇の目は元々良いわけではない。
しゅるしゅる ぎょろぎょろ
鎌首を擡げて、居ないことを確かに認めて その辺りで――― 男の顔だけ、入口の布の分け目から、ぬっと。]
……… 『やあやあ、フィリップ、お疲れ様。』
[低い声、お得意の腹話術で、声をかけた。 如何にもルリを得意としないらしい彼に対して、精一杯の親しみを籠めている。そう、これは、"つもり"と言うやつで。]
(39) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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[ぱしん、と手がしっかりバーを捉える。 手応えを感じて、もう片腕を伸ばしてぶら下がった。]
っしゃー。へへー。
[練習テントにかけられた空中ブランコは、跳躍目標としても、恰好のおもちゃとしても最適だ。 ここまで跳び上がるのが練習。そのままゆらゆら揺れるのが、気に入りの遊び。
ここは高い。 自分でも自力で辿り着ける高さだけれど、激しい上下を繰り返すジャンプと違って、このブランコはつかまる限りはずっとこの高さだ。]
(40) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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やっぱ、いーなー。
[俗に言う、なんとかと煙は高いところが好き、というやつで。 練習もそこそこにぶらぶら揺れている。]
(41) 2014/10/08(Wed) 01時頃
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『私の大好きなムスタングはお散歩中か。』
[本来の関係性は、大好きな、と呼べるものではなかったが。 蛇と鳥のこころ、飼い主知らず。]
……… 君も、お腹は減っていない?
[そして、男の声で、彼に尋ねて。 唐突とも言えるそれは今の言動に限ったものでもない。 是か否か、返答を待ってから、男の面は物置テントに引っ込む。 ―――…当然 しゅるり 蛇の鎌首もテントに消えた。]
(42) 2014/10/08(Wed) 01時頃
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[ぬっと飛び出た顔>>40に あからさまにびくっとする。 あまり動じない彼には珍しい反応]
ど、どうも……
[腹話術なのは分かっている。 ジャニスに悪気が無いのも分かっている。 分かっているが、怖いものは怖い]
うろちょろ、してると……人狼の、餌に、なるぞ。
[今朝、団長が言っていた言葉を 深い意味もなく蛇へと掛ける。 人狼が何なのかは、よく知らないのだが 苦し紛れの反撃だった]
(43) 2014/10/08(Wed) 01時頃
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働かざる者…… 食うべからず。
……働いてるけどね。
[男は小さくぼやいて 物置の片付けをするのならば手伝うと、エフェドラに声を掛けた。 出来れば裏方、更に言えば男手に任せてくれとも伝えるが 彼女の組立て>>28に無理を通すまでもなく、手伝いの腕となる。
ひょいひょい、ひょい。
床に転がった荷物は無造作に積み上げ直して 男手ひとつの足しにはならない蛇が、しゃあしゃあ、鳴いていた**]
(44) 2014/10/08(Wed) 01時頃
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[考え歩く間に、幾つも檻のある場所へ その一角にはブランコ乗りのフィリップから 預かる鳥が待っていた]
…ムスタング、元気にしてるか?
[甘えた声で鳴く鳥の名を呼んで その籠の前に肩から降ろした小猿とご対面]
ほら、今日からの新しいお仲間だ 名前は…えっと、シェロ、そう…シェロだ なかよくするんだぞ?
[小猿はそれに小首を傾げるが 不服そうではないようで、返事のようにひと声鳴いた]
(45) 2014/10/08(Wed) 01時頃
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お腹? 空いてなくは、ないかな。
[ジャニスの通常の声色>>42には いつも通りの返事。 曖昧な返事だが、これもまたはっきり物を言わない彼の癖。
唐突な言動に驚きはしない。 結局のところ、怖いのはやはり蛇なのだ。 ジャニスが再度テントの中に消えても、いつもの事かと気にはしなかった]
(46) 2014/10/08(Wed) 01時頃
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おー。いーねー。やったろーかー? 新説レッドフード(赤ずきん)みたいな筋書きで。 最後はお腹きって石つめて川に落とす。ボンッ。
[ルリ>>34に挑戦的に返したのは、さっき必要以上にビビってしまった照れ隠しもあるのかもしれない]
ひゅー。ジャニス男前ー。 どーしよっかなー。
[隠すつもりだったものの、手伝いに触れてもらえるとありがたいのも事実なわけで。 迷っているうちに、投げかけられた問いかけに>>37]
あー。うー。
(47) 2014/10/08(Wed) 01時頃
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お人形、だから? 歌ったらバレるし。 まぁ、私の立場じゃ、ステージの上ではできないこともあるわけです、と。 てか、華型って言われ方もちょい変な感じだけどねー。
[そして、先ほどのお手伝いの件に立ち帰る]
じゃ、お願いしてもいーかなー? 片付けの方は、ちょーち気が引けるけどぉ。人数いればすぐ終わるだろうし。 ……ん。色々ありがと。
[遠慮なくお願いし>>44、細々の腕をぐっとまくった**]
(48) 2014/10/08(Wed) 01時頃
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[革袋を肩から提げ、分厚い布を持ち上げてテントから出る。 音が開いた隙間から外へ流れ出す。 何処かで何かが吼える声がした。
手を離せば自然と落ちる布はすぐに音を覆い隠す。 勿論、全てではないが、それはいたし方ないだろう
いつも壁、つまりは外に向かって演奏しているバンドネオンの音は、もしかしたら外に丸聞こえかもしれない……などと考えても さて、自分ではわからぬこと、と 布袋抱えたままテントの間を歩み始める]
(49) 2014/10/08(Wed) 01時頃
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[テントの中を軽く覗く。 ジャニスと、エフェドラ。 そして、崩れた荷物の山]
うわ………やらかした、な。
[本来ならばここで片付けを手伝うところだが 勿論、蛇と同じ空間など願い下げ]
あ、俺……練習、あるから。 じゃあ。ごめん。
[逃走を選択した。 あまりにも分かりやすすぎる嘘で]
(50) 2014/10/08(Wed) 01時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 01時頃
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−衣装テント−
むー。もうちょっとキラキラさせたい
[両手で持った布を掲げて左右に振り回す。サーカスは基本跳んだり跳ねたり、暗いテントの中で動きまわるものだから少しでも照明に映える方がいい。
宝石のようにきらきら光るビーズやスパンコール、スワロフスキーの入った小瓶を前に、さてどの色をどこに追加しようかと考える]
(51) 2014/10/08(Wed) 01時頃
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[逃走先は、勿論動物達の場所。 ボディガード(鳥)急務である。 またいつルリに会うか分からない。
ムスタングの籠の前には、丁度ブローリンの姿>>45 そして、初見の子猿]
新入り?
[挨拶もなく、ブローリンへ声を掛ける。 もちろん、子猿について]
(52) 2014/10/08(Wed) 01時頃
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[こどもの頃に魅せられし サーカスの見せた刹那の魔法
魔法使いの弟子のつもりで門を叩いて気がつけば 虎や獅子や象より少し可愛い動物使い
使える魔法も小さな小さな魔法なり]
(53) 2014/10/08(Wed) 01時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 01時頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 01時半頃
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やあ、フィリップ
[前置きなく、ムスタングのパートナーに問われ]
ああ、そうだよ…こいつはシェロ どこかの言葉で「空」って意味さ
[小猿は肩にサッと登る]
…ムスタングに見せてたところだ
[少し考え込みながら]
そういえば、ジャニスはルリと訓練中かい? プードルに芸を仕込むって聞いたけど シェロにも、何か仕込んでもらいたくてね
[と、彼らの居場所を問うた*]
(54) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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[ザック、と名を呼ばれる。 綽名じみたそれは耳になじまない。 ジョン・スミスとでも呼ばれた方がよほど似合う ――そう彼自身が思うのは、 いくつも顔を変えるクラウンを担うからこそ、だろう。]
オーケイ、大丈夫、ウン。 メイク落ちのレポートは後で伝えるよ。 じゃあね、また、よろしく。
[テント外でのメイキャップは幕を閉じた。 真白の顔の前でゆらゆら掌を揺らし、立ち上がる。 そうして、さて、道具でもとりに向かおうか。]
(55) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 01時半頃
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[キィ。キィ。軋む由佐波利からぼとり落ちた金色の鳥。 静かになった舞台に残された片割れは静かに啼く。 ほとほとと湧き上がる水溜りも今はもう乾いてしまい、 開かれることのない日記帳が一つ、置いてあるだけ。]
(56) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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[幾らも足を進めない内に >>49空気の振動が増え、消えた。 自身の名とは違い、耳に馴染んだ音楽だ。
すん、と鼻で空気を吸う。 白粉の臭いがすべてを覆っていた。 生き物くさい臭いすら掻き消していて、 ホワイトフェイスはくしゃりと顔を歪めてみせた。]
(57) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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シェロ。 空か……いい名前、だな。 ムスタングと、仲良くしてくれな。 よろしく。
[子猿に小さく手を振る。
籠からムスタングを取り出し、肩に乗せ。 こうして大人しくしてくれるまでは、かなりの時間を要した。 ムスタングという戦闘機の名の由来は、あまりにも突かれたせい。 ブローリンの協力無くして、あり得ない成果]
(58) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 01時半頃
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[ジャニスの居場所について>>54 ルリ、と聞くと眉が寄る]
ああ、丁度……あそこの、物置に。
[似たようなテントが幾つかある。 場所の説明をして]
密会の後片付け、してたよ。
[謎めいたコメントが添加。 他意は、無い**]
(59) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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[ぱたんと本を閉じる音、暫くしてしゅるしゅると衣擦れ。 半分になった荷物は少なく衣服はいつも似たようなもの。
シャツに頭を突っ込むと鈍い金色の巻き毛がくるんと揺れた。 衣装ではぴたりとしたものを多く着せられて居るけれど、 普段着はそれとは正反対の物を好むようだ。]
(60) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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[元は茶色であった革袋は、今は飴色やら焦げて黒くなった部分やら、何かの塗料がついたか青まで混じって大変なことになっている。 丈夫さだけは変わらずに、奏者は後生大事に抱えて、片時も離しはしない]
えっと、朝ごはん ごはん食べ損ねたから
[それほど大きくないサーカス団とはいえ、共同生活を行うには大所帯のメルヘン。 食事を支えてくれる人たちはいても、大人は基本、食事も睡眠も自己管理だ。食いっぱぐれても余る食料などありはしない]
腹減った……
[次は昼?夜? 腕にはめた時計があっているか自信がない。 ともかく食べ物の匂いがする方へ、ゆらりゆらりと歩き始めた**]
(61) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 02時頃
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[練習用のブランコが空いていればと思い、 音のしない練習場へ足を向けるが先人の姿>>41 邪魔だとは思うが声を掛ける事はせずそっと背を向けた。 「もう一人」のブランコ乗りは練習熱心だけど 自分はそうでもないから強引に誘われない限りはさぼりがち。 それでも首にならないのはもう無い片翼のお陰だった**]
(62) 2014/10/08(Wed) 02時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 02時頃
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[ブランコ乗りから手を振られ>>58 小猿は返すように、キュッキュイと鳴いた
籠から出されたムスタングは 初めての頃とは見違えるほど大人しく フィリップの肩に乗り 命名由来の飛行機とは裏腹に乗客のような顔]
すっかり、慣れたようでよかったな
[ポツリと呟く]
(63) 2014/10/08(Wed) 02時頃
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[ふわり、ひらり。 短いスカートの裾が揺れる。 女はしなやかな身のこなしで梯子をのぼり ピンと張られた綱の前に立つ。]
さて、と……。
[目を瞑り、深呼吸して。 再び目を開ければ柔らかな笑みを浮かべる。 そろと一歩踏み出してバランスをとりながらまた一歩進む。 足に伝う綱の感覚も馴染んだもの。 ゆら、と傾ぐを広げた手で均衡をとり渡ってゆく。]
(64) 2014/10/08(Wed) 02時頃
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物置か…ありがとう 相変わらず、やっぱり…苦手か
[眉を寄せた顔を見て>>59]
すまないねえ…
[ここへ来たのも天敵との遭遇で 武装したくなったのかも知れないと思い ひと言添えてから]
密会? 物置テントだよな…何してたんだ?
[それほど規模が大きくないとはいえ 流しの旅芸一座に比べたら、かなりの大所帯 浮いた話があったとて可笑しくないとはいえ ジャニスの密会相手にピンと来ず、首を傾げる]
(65) 2014/10/08(Wed) 02時頃
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[金糸の巻き毛の女に綱渡りを教えてくれた者は故あって もう舞台には立たず裏方にまわってしまった。 ふっと過去が思い出されて、ぐら、と大きく身体が傾ぐ。]
――――……っ。
[すんでのところで踏みとどまり]
ダメね、集中しないと。
[己に言い聞かせるように呟き再び細い綱へと意識を集中させた。**]
(66) 2014/10/08(Wed) 02時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 02時頃
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まあ、すぐ済むだろうし大丈夫か
[フィリップとジャニスとルリの微妙な距離感から 額面通りではなさそうかもと思い直してから]
…じゃあ、またな
[と、ひとりと一羽に手を振ってから 物置テントへ小猿を肩に*歩いて行く*]
(67) 2014/10/08(Wed) 02時半頃
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――練習テント 入り口付近――
[テント幕の向こうの音楽に背を向けて、 練習場を兼ねたテントへと歩む。
と。]
ハァイ、トリノス
[真白の顔面に引かれた紅を動かす。 ホワイトフェイス―― 白粉で覆われた顔は彩られた笑い化粧。]
(68) 2014/10/08(Wed) 02時半頃
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もしかして、練習終わり?
[練習テント内へ一度視線を向け、 汗を一つもかいていない相手へ尋ねる。 白々しい疑問符は、 けれど真意を化粧の下に納めたまま。
入口近くで尋ねる声は、きっと、 テントの内にまで届くもの。]
(69) 2014/10/08(Wed) 02時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 02時半頃
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[白く浮かび上がる貌は笑みを湛えたまま、 しかし声色は柔らかく無い音。 夜中に寝ぼけたまま遭遇したら飛び上がってしまいそうだ。
なんてことを思いながら投げられた言葉>>69へは ふるふると首を振って否を表した。 返事が無くても気づいているだろうに、――意地悪い。]
(70) 2014/10/08(Wed) 02時半頃
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[正直、素顔の方が怖いけれど笑顔のメイクはもっと怖い。 びっくりしたと、少しだけ怯えるように目を細める。
相談はしたことなかったけれど、 自分も顔を隠したら何か少しは変わるだろうか。 馬鹿なことと一蹴されるだろうか。]
(71) 2014/10/08(Wed) 02時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 02時半頃
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[視線は感じたもののこっちに来ない本職>>62に、何だ何だと意識を向けたが、結局そのまま行ってしまった。]
何だい、変なの。
[体を揺らして、振り子を大きくする。 ぶらん、ぶらんと角度をつけ、風を切るのを感じながら向かいのブランコに狙いを定める。]
(72) 2014/10/08(Wed) 02時半頃
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[否定は言葉もなく行われた。 予め予期していたかのよう 白い化粧は微かな歪みも表すことなく言葉を続ける]
アァ よかった 俺、これからなんだよね
[細められた視線と絡むのは、まん丸の灰色。 ほんのすこしだけ、弧を描せた目尻をして。 自発的な笑顔は難しい。 生まれ持っての悪相は、コミュニケーションには不便だ。]
(73) 2014/10/08(Wed) 03時頃
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[そうして手を差し伸べた。 言葉はなく、首を傾ぐ。 練習するでしょう? と、 練習への同行を欠片も疑っていない素振りをまた、意識的に。]
[パントマイムの練習を積み重ねたとて、 無言の相手の思惑を掬い取れるわけではない。
トリノスのくすんだ灰色の向こう、そのまた奥の、脳みそが なにか悩みを持っていたとしても、 赤く笑う唇が有用なことを吐出せるわけではないのと同様に。]
(74) 2014/10/08(Wed) 03時頃
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[けれど、それでも、 思考の共有がなにも為されないとしても、 彼のその沈黙へある種の好意をもっているクラウンだった。 けして本人には告げてないけれど。
口にせずとも、怯まれている、自覚はあるのだ。]
(75) 2014/10/08(Wed) 03時頃
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いよっ、とぉ!
[勢いついたその頂点で、ジャンプ! ――するも、当然本職のように行くはずもなく、そのまま安全ネットに落下した。 柔らかな網に迎えられる感覚は雲に落ちたみたいで面白い。]
はは。 あはははははは!!
[失敗も網に落ちたのも楽しくて、大声で笑う。 練習中の他の団員にははた迷惑かもしれないが、気にする神経はまだ持ち合わせていなかった。]
(76) 2014/10/08(Wed) 03時頃
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あー。 腹減った!
[ひとしきり笑ったあとネットから起き上がり跳び上がれば、今度は自分のフィールドが受け止めてくれる。 沈むスプリングと生地の感覚に、そのまま流されて跳び上がって、くるり宙返りで着地。
何か食べるものはないか、ついでに言えば誰か一緒に食う奴はいないかと、練習テントの外に出る**]
(77) 2014/10/08(Wed) 03時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 03時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 04時頃
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[顔は怖い、けれども気性は荒くもなし。 好きか嫌いかで言えば好きな方であるからこそ、 先客を理由にサボろうとしていたのを見咎められた子供のように ばつの悪い顔で頷いた。 捕まってしまえばサボるのは難しいが、 差し出された手を>>74はね除ける事はしない。]
(78) 2014/10/08(Wed) 10時頃
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[後ろで響く笑い声>>76にびくっと肩を振るわせるが、 練習場を共有していればよくあること。 ブランコを降りてくれれば練習もできるし、 よくわからないのも何時もの事だと思うことにしている。
こちらから歩み寄る努力は放棄しているから、 どんな風に思われているかは知らないが**]
(79) 2014/10/08(Wed) 10時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 10時半頃
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そう、かな。
[ブローリンのコメント>>63に、曖昧な返事。 ブローリンが居ないと、時々突かれているせい。
謝罪に>>65、首を傾げ。 続く言葉には]
マリオネット、食べてたんだよ、きっと。
[>>17のやり取りは勿論知らない。 単に、蛇の大きな口を思い出してからの連想。 法螺吹きではないが、まともな事は喋らない。 それもいつもの事であった。 鳥頭と揶揄される事もあるが、詰まる所、天然呆け]
(80) 2014/10/08(Wed) 12時頃
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[立ち去るブローリン>>67を、手を振って見送る。
次の瞬間、ムスタングにつつかれる]
痛い……。
[一応手でやめてくれと抗議するが 効果は無い]
痛い。痛い痛い、やめて。 明日公演だから、禿げるからやめて。
[謎のコントをしながら、公演前の喧騒を歩く 鳥もどきと、鳥]
(81) 2014/10/08(Wed) 12時頃
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――練習テント外――
お、まだいた。
[テントを出れば言葉交わすホワイトフェイスと本職ブランコ。 どこかに行ったと思っていたのがそこにいたので、疑問も浮かぶがすぐに消えた。]
な、な、飯食った? 飯まだ? 食った? おれと飯食いに行こ!
[練習の邪魔になっていたとも知らず、ふたりにきょろきょろ視線を向けて腹具合を聞く。 歩み寄る努力なんてされなくても勝手に距離を詰めるから、突き放す努力をされなければ団員誰にもこんな調子だ。]
(82) 2014/10/08(Wed) 14時頃
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トニーは、返事が思わしくなければ別のところに向かうつもり**
2014/10/08(Wed) 14時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 14時頃
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[>>78>>79差し出した手は拒まれることなく、 また、取られることもなく。 五指の節々、指の付け根、 固くなった皮膚をいくつも有する掌は下がる。]
ゥン
[首肯に真ん丸きょとりとした目が笑う。
一緒に練習いこうだなんて。 演目が異なれば練習自体が異なる。 クラウンとブランコ乗りのフライヤー、 ストレッチの共有くらいが関の山。]
(83) 2014/10/08(Wed) 16時頃
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[>>76ケタケタと笑う声がテント内から聞こえる。 クラウンは、ああやっぱり、とそう、化粧の下で思った。 誰か遊んでいたから飛ばない鳥は背を向けたのだと、 日を重ねれば練習場を見なくとも推測は出来る。 だから、離れんとしたフライヤーに声をかけた。
誰か――それが身軽な小猿だと確信はしていなかったが >>82テントの中から出てきた相手へ、声をかける]
やあ アントニー 練習、終わっちゃったの?
(84) 2014/10/08(Wed) 16時頃
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[あら残念。 そう言いたげに、描かれた眉を大げさに寄せる。
道化は空を飛ばないけれど、 彼ならあるいは、フライング・モンキーになれるかなんて。 練習熱心とも、――今は社交的とも言い難い彼の 練習もとい遊び相手を引き受けてくれるか、なんて。
そんなことを夢描いていたのは真っ赤な唇の中に仕舞い込んでおく。]
俺ね、練習これから。 行き違いだね。
(85) 2014/10/08(Wed) 16時頃
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アァでも。ちょっと腹は減ったなぁ。
[きょとりと動く目は、 ともすれば黙りがちなフライヤーへとも向けられる。
練習に誘いはすれど、新たな飯の誘いを拒んだりはしない。 なんでも好きにすればいいんじゃない?とは マイペースなクラウンの常の言葉。 だから彼が行くもいかないも、彼に任せる。 公演前だ、練習時間は好きに取れる*]
手に持って食えるようなの、ついでにとってきてよ おねがい
(86) 2014/10/08(Wed) 16時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 16時頃
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[練習用テント。 聞こえる大きな笑い声>>76にふわりと金の巻き毛が揺れる。 けれどそれだけ、一度意識集中すれば動じる事はほぼ無く。 そこから出て行く人影>>77が見えたのは綱をわたりきって一息ついた時。 出入り口を綱の終着点である台から見下ろし、女は灰色の猫目を瞬かせる。]
身軽ね。 落ちるのが怖くないのかしら。
[あの声の様子からは恐怖は感じられないから 答えは聞かずとも分かるような気がする。 誰にともなく漏らすこの声は当然のように独り言。]
(87) 2014/10/08(Wed) 18時頃
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[黙っていればそれなりに見える、と言ったのは誰だったか。 舞台に立てば口を噤んで微笑んで役割をこなすだけ。 本番で失敗しないように幾度となく練習をこなすのは 落ちるときの浮遊感が怖いこともある。 それでも続けるのは負けず嫌いのなせる業だろう。 そんな性格も口にはしないから練習熱心とみられるくらい。 親しい付き合いの者にはそれもばれてはいるのだろうけど。]
……もう一度。 今度は反対側から。
[振り返り、再び張られた綱へと向き直り、そろとつま先を滑らせる。**]
(88) 2014/10/08(Wed) 18時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 18時頃
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――― 物置テントにて ―――
『おん? おん? あお―――ん………』
[布の分け目を、頭で割いて、開けた視界に すこし驚いたフィリップ>>43の表情が在った。 細い眦を開いて。 細めて、―――…笑う。
人狼の鳴き声はどんなものだろう?
理解らないまま、狼の、鳴き真似をして。]
………
『なに。 人狼など、私が先に丸呑みしてやれば良い。』
[反撃に、男が首を捻って、しゅるり、蛇がこたえた。]
(89) 2014/10/08(Wed) 20時半頃
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…………… うん、理解った。
[曖昧な返事に対して、まるで理解したように、頷く。 いつも通りの反応。 慣れているのは、こちらも同じ。]
ついでに、手伝ってくれ……… なくて、良いからね。 華形が指に、怪我でもしたら、大変。
[ステージに上がる役者たちに 力仕事を出来るだけ避けさせたがる、言動も何時ものこと。 逃げ口上>>50に、寧ろと笑って、見送ったのが僕と蛇だった。
しゅる、しゅる、フィリップの逃げる視線に気付いてか 蛇は挑発でもするように呼吸を鳴らしていた。]
……… さて、
(90) 2014/10/08(Wed) 20時半頃
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[上着の腕を捲くって、大股に、荷物に歩み寄る。
見た目細腕と言えど。 性別は男。 役割は裏方。 肩腕で、ひょいひょいと荷物を積み上げ、床に空間を空けた。]
『おまえ、私に大きな耳と口さえあれば、今頃丸呑みだよ。』
[童話をモチーフに 挑戦的なエフュドラ>>47の申し出に、蛇が、しゅるり舌を出す。 堪えず腕を動かしているが、腹話術に息の乱れはない。]
お易い、ご用。 男手は頼りにして何ぼ…… 本番前なんだから、さ。
[ぱん、と、両手を叩いて、埃を落とす。]
(91) 2014/10/08(Wed) 20時半頃
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僕は好きだけどな…… 歌う、人形。 ほら、くるみ割り人形は、歌うじゃないか。
[片付けの合間に、会話は、蛇と男の、代わる代わる。 二人の、腕が四本分もあれば、片付けはあッと言う間に片付いた。
手、気を付けてね。
片付けの合間に、腕まくりの我らがマリオネットに 気を配るよう声を掛ける、場面もあり。 告げられた謝意に、瞬き、瞬き、うっすら、口許で笑う。]
……… どう、致しまして。
[これで、また、彼女も練習が捗るはずだ。 短く応えながらも胸を撫で下ろして。 ぎょろり、蛇が、見る。]
『本番も、楽しみにしているよ。 赤ずきん。』
[低く努める、蛇の声で告げて、一人と一匹はテントを離れた*]
(92) 2014/10/08(Wed) 20時半頃
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[―――…パンと、レタスと、トマトと、チーズ。
本番に向けて、蓄えはたんと在った筈だが 物置テントに背を向けながら、脳裏が、備蓄を追う。]
……………、ブローリン。
『く、く、新入りも一緒か。』
[物置テントから離れること、一歩のところで 此方に歩み寄る、ブローリン>>67と新人の子猿に気付いた。 蛇は、ムスタングに対するほどの過剰反応を見せないものの、しゃ、と牙を剥いて、一人と一匹を出迎える。]
…… その子、舞台には立てそうか。
[第一印象は、己のものではなく、相棒の感じるままを求めて。 感触はいかがなものかと問いを重ねた。 猿は賢い生き物だ。 仕込めば、光るに*違いない*]
(93) 2014/10/08(Wed) 21時頃
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――物置テント――
[テントの外へと頭を出して、ジャニスが会話をしている>>89。 誰ぞと脇からちら見してみれば、こちらの様子を軽くうかがっているフィリップ>>50が]
うん。ナリユキの事故でやらかしちゃった。 って、あ、はあ。 ……行っちった。早っ。フィップ変なの。
[ジャニスは笑って見送るものの>>90、どうも取り繕っていたような仕草が気にかかる。 ルリのせいとは思いもよらず、はたと別の理由>>59が頭をよぎった]
なんーか。面倒くさい勘違いしてんじゃないっしょーねー。 あの天然鳥頭>>80。……口封じちゃおっか。念のため。
[物騒な軽口はおいといて。 むしろ勝手な勘違いのせいで「めんどくさー」とブルーになるエフェドラだった]
(94) 2014/10/08(Wed) 21時半頃
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――練習テント――
[結局戻るは、練習場。 丁度何人かと入れ違ったよう。 その中にいたのは 自分とは違う方法で空を翔ける少年や 独特な空気を漂わせるピエロや 片翼を喪った、同胞]
[ぱち、ぱち、ぱち]
[棒を渡り終えたスージー>>88に ゆったりと拍手を送る。 彼女の練習熱心さは、よく知っている。 その裏の機微を悟る事は無かったが。
見目が華やかな彼女は 技術が向上すれば更にファンが付くだろう]
(95) 2014/10/08(Wed) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 22時頃
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――物置テント――
はいはい。お手伝いもできないやつが大口たたくなー。 手がないだけに。大きな口がないだけに。 ぷくく。
[ルリ>>91を軽くいなしながら、荷物を順に片付けて行く。 ジャニスのように、ひょいひょい、ひょいとはいかないわけで。 ちびちび手に持てるサイズを選びながら。 時々中を確認しては、「へー」とか「ほー」とか言いながら。 歌う人形の話題>>92に入ってから、中を見ていた木箱の蓋を閉じ、困った様子でジャニスに応えた]
あーうーん。あたしもいいとは思うんだけどさ……。
(96) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
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でも、くるみ割り人形の口で歌うと、言葉が出せないんだよね。 『あうあうあー』みたいになって。 そりゃ、ジャニスみたいに……って、なんでもない。
[腹話術で話ができれば、と続けようとして言葉を濁した。 それは周知のこととはいえ、それじゃルリと話しているポーズをしている自分や団員はなんなんだということになるわけで]
あ、うん。気ぃつける。スペアの手は持ってないし。
[歌う人形。歌う人形。と、手を動かしているうちに、ふと気がついて。 小さな独り言として、口にした]
そっか。自分の意思で歌う人形の声なんて、誰も聞いたことないだ。 だったら……。
(97) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
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[片付けも終わり、告げたありがとう>>92の言葉の中には。 特に本人には伝えなかったが、気づきをくれた謝意も込めていたつもりだ]
あたしは赤ずきんってイメージとはちょい違うけどさー。 でも、まぁ、存分に楽しみにしてて!
[テントを離れる1人と1匹を、にっと笑って見送った*]
(98) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
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[ぱち、ぱち、と練習テントに響くのは拍手>>95。 渡り終えた頃合いの音色に振り返ればふわと短いスカートの裾が舞う。 フィリップの姿に気付けば、足場の支えに片手を掛けて もう片方の利き手を大きく振ってみせる。]
ふふ、盛大な拍手をありがとうございます、なんて、ね。 これからまた練習?
[人懐こい笑み浮かべて、フィリップ>>95へと声を掛けた。]
(99) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
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[我らが猛獣使いに声をかけながらも 調教師という役割柄、それだけではなく、個人的興味。 視線は自然と、子猿に目移りばかり強いられた。
――― 見たところ、愛嬌有り、物怖じした様子もない。 確か、今回の演目にはハロウィン特別企画>>26もあった筈だ。 メロディに合わせて踊る、子猿を、頭で組み立てる。]
……… 玉乗り、火の輪くぐり、ナイフ投げ ピエロの衣装も、似合いそうだな……
[指折り、指折り、口に出た。]
(100) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 22時半頃
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[物置テントのすぐ前で、目当てのひとりと一匹に]
やあ、ジャニス、ルリ…調子はどう?
[軽い挨拶ひとつして]
ああ、名前はシェロさ よろしく頼むよ
[牙を向く蛇に>>93小猿は驚きながらも 目を逸らさず手を伸ばすことなく見つめていた]
…そうそう、コイツを仕込んで欲しいんだが 音楽に合わせて踊るとか…今仕込んでる プードルと組んでも、よさそうかな…どうだ?
[猛獣に比べたら、華やかさに欠けるとはいえ 幕間の余興としてはいけるだろう、という心算]
(101) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
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[目蓋の裏に思い描く、メルヘン、本番の演目。
浴びれば熱い、スポット・ライト。 ひとも獣も等しく踊る、魔法の時間、夢の世界。 脳裏で、かく・かく、母音をメインにマリオネットが歌っている。 間違えなく、それは、先程の会話>>97の名残に他ならない。]
楽しみ………
[目の前の子猿の可能性も、含めて 季節を跨いで夢を渡る、裏方と言えど、この気持ちは客と何ら変わりない。サーカスの訪れに心を躍らせる、子供と、同じ。]
………… 調子。
[投げかけられた挨拶>>101で、我に返る。 ―――…しゃあ。 青蛇が、鎌首擡げて、牙を剥いた。]
『く、く、なあに。腹は減ったが、すこぶる好調だとも。』
(102) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
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…流石だな、俺にはそういうセンスが さっぱりなくてな
[調教師の口から上がる出し物や>>100 舞台演出やら、衣装やらにふむりと頷いて]
そういえば、フィリップから聞いたが マリオットを喰ったって、どういうこと?
…最近、物騒な噂が流れてるしな まさかとは思うけど、まさかだよな?
[ここにいると教えてくれた彼の言葉の裏づけを なんとなく好奇心からしてみたり>>80>>59]
(103) 2014/10/08(Wed) 23時頃
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へえ、願っても…… ないな。
[脳裏に描いていた、勝手な構成が現実になろうという 申し出に対して、自然、男の口許が緩んだ。 十八番の腹話術もおざなりで、蛇が蛇として、しゃあしゃあ鳴き。]
……僕で良ければ、喜んで、シェロ。 とても、かわいい子だね。
[同時に、名前を決めていないプードルへの 申し訳なさが心を過ぎる。自然、眉を寄せるのも仕方がない。]
…………… 丁度、プードル一匹では間が保たないと 思っていた、ところなんだよ。 これは、名前を、決めないと…
(104) 2014/10/08(Wed) 23時頃
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― 炊事場 ―
[並み居るテントの中央から少し外れたところにある炊事場。 ふかしたじゃが芋を熱い熱いと言いながら頬張る奏者の姿があった]
はふ、 あつっ ………え?
[どうやら今日の食事として調理されるはずだった鶏が 一羽、行方不明になったとか。
悲しいかな。メルヘンではそう珍しいことじゃない。 余所者はそう簡単には入ってこれないが、動物は別。 自然の世界に攫われ無残な姿になることもあるし、盗人に奪われることもある。団内の誰かが手を出したのかもしれないし。 ―――けれど]
なぁんだか、ヤな感じ
[ぼんやり、声に出して大きく開けた口に 熱々の欠片が飛び込んで、声にならぬ悲鳴をあげた]
(105) 2014/10/08(Wed) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 23時頃
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上手くなったね。
[スージーの身のこなしは確実に洗練されてきている。 明日のステージも、楽しみだ]
そうだね。 練習、かな。 こいつと一緒の演目も、有るしね。
[肩口の鳥を示してみせる。 女の子の前では大人しくしている なかなかしたたかな奴である]
(106) 2014/10/08(Wed) 23時頃
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[エスコートされるように手をとって移動するなんて考えは無く、 仮面でない笑いの表情が浮かぶのが見えて>>83小さく頷く。
練習しようと思ってここに来ているから食事は今は不要で、 しかし距離感無く詰め寄ってくる子>>82には少し困った顔。 ゆるく首を振ればすぐに次のターゲットを見つけるだろう。]
……ぁ。
[視線が流れて>>86ぶつかる、いや行かないよ?]
(107) 2014/10/08(Wed) 23時頃
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――物置テント――
[それから僅かな間、外には漏れないほどの小さい笛のような音が、テントの中には流れていた。 片付けてもらった物置の舞台で練習を再開していたエフェドラの体は。 そう間を置くことなく、ぴたり、と止まり……先ほどと同じように崩れ落ちた。 噴き出してくる汗と、苦しげな呼気]
ぜー。はー。……ダメ……かぁ。 これ、だと、楽団のみんなの曲で消されて、聞こえ……ない、わ。
[人形を演じている時は、わずかな呼吸で耐えている。 その、虎の子とも言える酸素を吐き出す疲労は、これまでとは比べようもない]
(108) 2014/10/08(Wed) 23時頃
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ふへ。ほ……。 無理……はらへりのすたるじー。
[おまけに空腹も事実な訳で。 立ち上がり、帽子を目深にかぶり直すと、ふらふらとテントの外へと出て行こうとする。 近くに、話をしているブローリンとジャニスの姿が見えれば、手振りついでにお腹をさすって方角を指差す、「当方はらへりのすたるじーにつき何か食してくる所存」のジェスチャーも加えておいたことだろう]
→炊事場へ
(109) 2014/10/08(Wed) 23時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 23時頃
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[練習の成果を認められたような気がして フィリップの言葉>>106に嬉しそうに顔を綻ばせた。]
本当なら嬉しい。 少しでも見応えのある演技が出来れば、って思うから。
[こいつ、と示された肩口の色彩豊かな鳥を見れば 女は納得するように一つ頷いた。]
今日もお利口ね、ムスタング。 フィリップたちの共演も楽しみにしてる。
[己の出番が終われば彼らの演技を見る間もあるだろう。 そう思って女はそんな言葉を掛けた。]
(110) 2014/10/08(Wed) 23時頃
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――炊事場――
[ふらりふらりと炊事場に入ると、ニコラスの姿が目に付いた。 『ヤな感じ』>>105と聞こえた声に、なーにが? と訪ねようとしたところで。 ……声にはなりきらない悲鳴]
ちょっ!? え!? なに、なに!? だいじょーぶ!? ニコラスやられた!? なにに!?
[状況が分からないまま、てこかとと駆けよって、彼に向けて問いかけた]
(111) 2014/10/08(Wed) 23時頃
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[熱々の芋を持つ指先には細かい切り傷が沢山ある。 奏者にとって指は商売道具……のひとつ。 命ともいえる楽器を歌わせるための、その作業がこの傷をつくる]
あ、あー…びっくりした あつかっ
え、何?
[なんとか飲み込んだ芋で少しくぐもる声。 駆け寄ってきたエフェドラを見上げ――ものを食べる時は座るものだ。そして見上げるのは、少し珍しい――なんだろう、と首を傾げ
芋をひとつ、差し出した]
食べる?
(112) 2014/10/08(Wed) 23時頃
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――練習テント前――
わかんね。飯食ったら、またするかも? でも、あれだ、まだ今日はブロにも、ジャニスにも会ってないから、終わりかもな。
[眉が寄る>>84のに、唇をへの字に曲げた。とりあえず腹が減ったから出てきただけ、のつもりだったが、日課は練習だけではなかった。 ブローリンの鍛える動物たちも、ジャニスの教える動物たちも団員で、友人だと思っているから、挨拶は欠かさない。 特に動物たちはアクロバットジャンプで共演することもある。大切な仲間だ。]
(113) 2014/10/08(Wed) 23時頃
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そっか、もう食ったの?
[これから練習>>85、にはこっちも残念さを隠さない。 合同練習も、一緒に食事をする機会も同時に失った。 トリノスはどうだろう、と見やれば、首を振られた>>107。 さっきは練習せずにいたから、そっちも今から練習かもしれない。 食事の誘いなら場所を変えたほうがよさそうだ。]
ん、わかった!
[手で食べられるもの>>86、のイメージはぼんやりとしかないが、その気になれば干し肉やらふかし芋でも手で食べられないことはないだろう。 適当に見繕えばいい、に頭の中で書き換わった。]
(114) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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――物置テントへ――
鳥!
[すれ違いざま>>95、呼んだのはブランコ乗りではなくて、肩のそれ。ぶんぶん手を振ってアピールした。 名前は覚えようと努力はしたものの、最近放棄した。 練習テントに戻る道程、きっとまたブランコに捕まるのだ。練習熱心な仲間だと思っている。]
(115) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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[そして人の声のする方する方へと引きずられて歩いていけば、目的の人物>>103>>104がまとめてこんにちわ。]
ブロ、ジャニス!
[ジャニスのところにルリがいるのはいつものこととしても、ブローリンのもとにも見知らぬ顔――猿?がいる。 手を振りながら駆け寄るも、目線は猿の方に釘付けだ。 飯友を探しているのに、炊事場方面に向かうエフェドラに気づかないくらいに。]
(116) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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[団員の気配を逸早く察するのは 大体にして大概が、男ではなく、青蛇――…ルリの方だ。
テントの布が揺れるおとに、擡げた鎌首の方角が、くるり。
エフェドラ>>109を捉えて、遅れて、男の目が移る。]
『存分に、肥えて来ると良い。 赤ずきん。』
[蛇が、気紛れに小さな、長い舌を出す。 先程の会話の延長戦。男はと言えば、ジェスチャに、手を振り。]
行ってらっしゃい。
(117) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 23時半頃
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本当だよ。 嘘を言って、残念なステージ、作るわけにもいかないしね。
練習は、大切。 まあ、でも……動ける程度に、ね。
[それ以上は続けない。 ジリヤは舞台に立てなくなった。 トリノスの相方は……命すら]
[ムスタングがお利口と褒められる。 なんだか違う気がする]
(118) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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ぁは。
[真っ赤な唇を開いた短い笑い。 真白い顔の横で振られる手は、小さな相手へ]
じゃあね。よろしく。
(119) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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――炊事場――
何ってさー。だって、なんか悲鳴的な感じがしたから。 はー。びっくりした。焦ったわー。 まっ、だいじょーぶならよかったってことで。
[『あつかっ』>>112の声のおかげでおおよその事情は察することができ、ほっと胸をなでおろす。 差し出された芋を見れば、自然とお腹がぐるりと鳴って]
うん。食べる。今、すんごいおなか空いてるし。
[ニコラスの隣の席に座ると。 差し出された芋に口を近づけ、そのまま齧りつこうとした]
(120) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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……俺、オレンジが食べたいなあ。
[今の季節じゃなかったかな。 さっき絡んだ視線を探してきょろりと目が向く。
愚にもつかない話の合間、 練習テントの口は数人通して、吐き出して。 その中にはブランコ乗りもいたのだろう。 生憎と、背高のクラウンは気づかなかったけれど。]
じゃ。練習いこう。 足とめちゃったね、悪かった。
[そうしてようやく、テントへと足を向ける。]
(121) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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エフェドラは、でも熱いんだよな……と一瞬よぎる。
2014/10/08(Wed) 23時半頃
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狼に、食べられないように、………気を付けて。
[炊事場に向けて旅立ってゆく背中に、向けた。
朝方、団長が口にしていた 歯牙にもかけない噂話の、内容を掬って。 口にしてから―――… らしくないな、と、口を噤んだ。 視線を逸らすと、蛇のまあるい目と、目が合う。]
『フィリップも……… 言っていたからだな。』
[………そう、確か。 続きを口にしようと、したところで、しゅるり、蛇の目。 アントニー>>116を映して、挨拶めいて、しゃあと牙を剥いた。]
『私にも挨拶はないのか? アン・トニー。』
(122) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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[蛇の口を介するようにして、十八番をお披露目。 元気に駆け寄る姿に、自然、男の口許もゆるんで。]
………、シェロと、言うのだって。
もしかしたら、次の演目でお披露目出来るかも… しれないよ。
[教えてもらったばかりの、子猿の名前を口に。]
(123) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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――…本当なら、ありがとう。 演技をみて評価して貰えるのは嬉しいもの。
[サーカスには見目麗しい者もまた多い。 今はなしているフィリップもまた整った容姿で 演技だけでなくその外見から女性のファンも多いと聞く。 何を思い出してか付け加えられる言葉>>118に 女は僅か首を傾げてから、ゆっくりと頷く。]
舞台に穴はあけられないもの。 動けるように、万全に――。 フィリップとムスタングも 無理のない程度に練習応援してる。
[お利口に見える肩の鳥とその主であるフィリップを交互に見遣り 猫のような眸を細めてふわりと笑い、地上に続く梯子に足を掛ける。]
(124) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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[生きたマリオットのエフェドラが 通り過ぎたのは、どの話題の頃だろうか?
>>109空腹を満たすためだと去り際に 見せた仕草に、彼女も人の子なのだなと安堵して 軽く手を振り返して見送った
程なくして、入れ違うように姿を見せた 少年アントニーへ手を振って>>116 彼が興味を示すようなら、小猿を肩から降ろし 頭を撫でるか? と、近づけただろう]
(125) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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うん、エフェドラのパフォーマンスはすごく腹減りそう
……って待て
[そのまま噛り付こうとする様に再び手を伸ばし、 差し出したばかりの芋をとりあげようとする]
皮、剥いてやるから
[ものすごい勢いで芋を潰している炊事場の主が あきれた顔して此方を見ていた。 ちら、と流してきた視線はすぐに戻り、再び芋をつぶしている]
(126) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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[オレンジは俺も食べたいなあ。まあいいか。 促されるまま>>121練習場に足を踏み入れる、 独特の匂いと空気と音のする場所。
といってもクラウンと自分のすることと言えば 一緒にできるのはなんだろう? 柔軟の後で姿勢でも見てもらおうか。]
ほぐす。
(127) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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おう、ルリは、飯食ったか?
[それは挨拶なのだろうか。 客観的に見たならそうではなかろうが、これが自分なりの挨拶だし、つまり腹が減っている合図。 しゃあと口を開けた>>122ので、ルリも何かを食べたいのだと思った。 それから猿の紹介を受けて、二、三瞬く。]
せろ?
[発音が少し難しい。せる、ちぇろ、しぇる、色々くりかえした結果。]
猿だな。
[フィリップの肩の鳥と同じ結論になった。]
(128) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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そうだね。 穴は、空けられない。 公演は、必ず。
[スージーが降りる場所を空ける。 そろそろ自分も練習を再開か。
練習場に入る時、トリノスの姿があったような気もしたが クラウンの壁でよく見えなかった。 トニーの声>>115は、ムスタングは華麗に無視を決め込んだ。 ちなみにこの鳥、トニーはつつく]
(129) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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おなかは均等に減るもんだって。あたしが食いしん坊なだけー。 ん、っと。あ、ありがと。
[齧りつこうとした矢先、かけられた静止の声に素直に頭を引っ込めた。 炊事場の主にどんな風に見られようと、ここはご厚意に甘えるつもりだ。 存分に肥えるのは、そう急ぐことではないだろう]
ニコラスの方は練習上がり? にしては他の楽団の人いないなーと思って。
[たくさんの楽器が揃っている分、みんなで練習する……というようなイメージを持っていたため出た言葉からもしれない]
(130) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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『空腹のあまり、アン・トニーを頭からぱくりと。』
[蛇が、気紛れのように口を大きく開く。
事実、アントニーの頭ほどに、口を開くことは出来ない。 精々牙をちらつかせて脅かす程度でも これを怖がる団員など、片手で足りる。]
………ふ。 シ・エ・ロ。
[上手く発音出来ないアントニー>>128に 息を抜かすように笑って、繰り返す。 ブローリン>>125の肩から降りる仕草も、自然、目が追った。
どの程度に人馴れしているのか。 仕込む上で、これもまた、重要なことだ。]
(131) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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―― 練習テント ――
[野外と比べれば少し暗さがかかるテントの内、 幾人かの人影が見えて手を振った。 高台にある影、顔までは見えない。 けれど、あざやかな色彩は見えるから。
ぎょろ目の灰色が、近くの鈍い金色を見る]
ゥン。柔軟。
[二人組でないとやりにくい――肩、背の柔軟を先に。 と人より少しばかり長い手で床を示した。 トリノスを先にほぐす。 そういう心算のジェスチャだ。]
(132) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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柔軟したら、飛べる?
[>>129 鮮やかな色を遠目に、トリノスへ尋ねる。]
(133) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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[細い指は先だけが赤くなってしまっている。ボタンを押す力強い指が、今は柔らかい芋を潰さぬように、慎重に動く]
ん、俺はねあんまり合奏はやらないんだ
[やらないことはないし、エンディングはいつも大合奏だ。 そこで見る印象も強いのかもしれない]
こいつが、さ 疲れたっていうから なんて、本当は自分が疲れたんだけどね
はい
[もう一度、真っ白になった芋を差し出した。 それと塩の小瓶を間において、手をぱぱっと腹って屑を落とす]
(134) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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[微かに梯子の軋む音がする。 公演中にもそんな音があるのだろうけど 観客の声や音楽に掻き消され気になるほどの何かはない。]
――プロだものね。 今度も必ず成功させましょう。
[フィリップがあけてくれた場所>>129に降り立ち、視線を重ねる。 大人しくみえる鳥には挨拶するように嘴へと手指を伸ばして]
(135) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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…それも、楽器みたいでいいけどな
[せろ、と口にしてから何度かいい直し>>128 いいにくそうに繰り返すアントニーに]
まあ、別の国でもシェルとはいうし
[結果、猿に落ち着いたのを見届けて くすくす笑って、フォローを入れる]
他に猿はいないし、それもありかな
[当の小猿はどこ吹く風で アントニーに飛び移り、小首を傾げていた どうやら、人慣れしてるらしい どこかで愛玩用に飼われていたのかも知れない]
(136) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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し、え、ろ……も、猿も、似たようなもんだろ。 な、猿。
[するりとブローリンの肩から猿が降りてくる。近づいてくれば頭どころか背から足元尻尾の先までわしゃわしゃ撫でたがるが、どこまでが新入り小猿の許容範囲か。 手を伸ばし構い倒すうち、ルリが口をぱっかり開けるが、今更それを怖がるでもなく。]
おれもなー、腹減っててな。 誰か一緒に飯食い行かねーかなって思ってんの。
[ちょうどその望みを叶えてくれそうなマリオネットが先ほどまでいたとは知らないまま、ふたりの腹具合を探る。]
(137) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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[視線にはふわりと笑った。
ムスタングは嬉しそうに スージーの指になすがまま。 自分が撫でてもこんな仕草はしない。 つくづく現金な奴であった]
………
[見回すは、広い練習場。 あちこちで練習する団員も少なくはない。
その中に。 クラウンとブランコ隊という 奇妙な取り合わせ>>132]
(138) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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[練習用テントに増えた人影>>132 ザックが手を振るのが見えれば あいている手を軽く振り返し挨拶する。 クラウンメイクを施されているが舞台衣装ではないようで]
――…ああ、衣装。 少し繕って貰おうと思ってたんだった。
[見えた景色から思い出したものが言葉となり零れる。 繕うといっても綻びが出来たわけでもなく 些か胸元がきつくなったから、という理由で 緊急をようするものでもないのだけれど。]
(139) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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[トリノスが、飛ぶのなら。
見ていたい。
かつて相方と共に描いていた空の舞。 あれはもう、見られないのだろうか。
あの頃を知っているからこそ。 今のトリノスの演技は美しくとも
やはり 物足りない]
(140) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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あー……
ん、んー……ん? んんん。ん。 んふ。やっぱ駄目だわ。なんだっけなあ……
[練習用テントの脇、茂みの前に置かれたボロ箱に、細長い足や胴を窮屈そうに丸めて座る男が一人。鼻を鳴らして音を出しては、はは、と肩を竦めて笑い]
(141) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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そっか。でもそうかもね。 ニコラスがやってる、あのびろーん、って楽器。他の音と混ざらない方がいい音なのかも。
[慎重に動く細い指先を見やりながら、「音楽詳しくないし、なんとなーく、だけどねー」と付け加えた]
公演まだ残ってるんだし、無理しないでよー・ お疲れ様。そのこ、とニコラス。
[白くきれいに仕上がった芋を受け取って。 塩をふり掛け、今度こそぱくりとかじりついた]
(142) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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もう、メイクしてるのか。 気合、入ってるな。
[ザックに対してのコメント]
(143) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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エフェドラは、「程よく冷めてほくほくしてる」
2014/10/09(Thu) 00時頃
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[フィリップの笑みの形>>138に 少しだけ安心したように目許を和ませる。
伸ばした指先はムスタングの嘴を軽く撫でて その鮮やかで艶やかな羽を壊れ物扱うかのような仕草で触れる。]
いいこ。 本当にお利口ね、ムスタング。
フィリップも練習がんばってね。 私は、少し休憩してくる。
[またね、とフィリップとムスタングの両方に軽く手を振り 出入り口へと足を向けた。**]
(144) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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………… シェル。
[別の国では、と、口にする、ブローリン>>136の響きに 横で聞いていた僕の口が、同じ発音を繰り返した。 似て異なる響き。 確認するように、二度、ほど。
――… それから、視線は、子猿を追う。 アントニーに接する姿は愛嬌があり、矢張り、人馴れが窺えた。]
……… お客さんは、子供が多いしね… 随分と、馴れているみたいだし、これなら、いけそう。
手始めに、玉乗りから、… 良いかい?
[演目の内容に、希望があれば、今のうちにと、尋ねた。]
(145) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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[どの演目も一人では出来ない事も多い、 床を示されて柔軟の支度。両足を揃えてぺたんと胸につける。 どんなに柔らかくても、曲げられないものもある。 骨と、信念だ。]
――俺は飛ぶよ。 (一人でも。)
[向こうにもう一人の金色が見える、 あれは俺のトリでは無いから積極的に声は掛けない。 それでも同じブランコに乗るから、 全く他人というわけでも無いのだけど。]
(146) 2014/10/09(Thu) 00時頃
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俺はなー。歌は苦手なんだよな。どうしたって。 覚える事すら出来やしねえ。 な、そうだろ? 残念なもんだろ。
って、誰も聞いちゃいねえか。 誰もいねえし。けけ。
[呟きながらズボンのポケットに両手を突っ込み、立ち上がる。テントを離れて歩き出しながら、男はその片方を引き抜いた。と、その手を上に跳ねさせる。 掌から飛び出し、宙に待った影。 銀色の、ダガーナイフが一本]
んー……
[また鼻を鳴らしてみてはすぐに首を振りつつ。回転して落ちるそれを受け止め、再度放る。弄びながら、ふらりと*歩み*]
(147) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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ん? ふふ、そうかな
そっかな、うん …うれしいな
[一人でも、―――違う。奏者と楽器、二人だけでも観衆の心を動かしたい。そう思ってはいるものの、此処は音楽を切り売りする場ではない。 だからこそ楽で、だからこそ……少し、つまらない]
エフェドラも、ね さっきなんかすごい音聞こえたけど……
[すっかり冷えた小さな芋を、革袋のポケットに放り込む。 自分の食事は終えて、話しながら指のマッサージを始めた]
少し、寒くなってきたからね 怪我しないように、沢山食べて、気をつけるんだよ
(148) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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[金ではない鮮やかな色が視界の端にちらちらと。 トリの代わりにフィリップと共に舞う案もあったが、 出来ないと言ったのはどちらだったか。 間違いなく比べてしまうしそれが伝わってしまうから、 トリが墜ちて時が経った今もまだ肩は並べられない]
(149) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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『新入りが増えたら、如何するんだ。 ……… そのときは腹を括って、呼んでみるか?』
[今のサーカス団に 新入りの子猿と言えば、シェロの他には、いない。
面白がる響きは蛇の口を、介して。]
『卵を茹でてくれるなら、お供をしてやらないことも……』
僕は、さっき、腹ごなしをしてしまった。
[だが、それは、僕だけの話で。 二人が腹ごなしに向かうのならば、伴おうかと、目で、返す。]
(150) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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シェル、か。 猿でも、シェルでも、おれはいーけど。
[肩を駆けていく小猿の重みに、きゃらきゃらと笑いつつ。 玉乗りを仕込まれるというから、指先の方まで誘導してみる。 どれだけ狭いところに立てるのか、試してみようとの魂胆。]
ジャンプは出来ねーのかな。どうかな。
(151) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/10/09(Thu) 00時半頃
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じゃあ、ニコラスにもそう伝えておこうか
[まずは玉乗りからの提案に>>145 二の句もなく]
そうか…俺はまだだし一緒にどう?
[空腹を訴えるアントニーに>>137 同行の意を伝え、ジャニスもどうかと視線を送る]
(152) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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………… 名前は、最初に決めてしまうと、変えられないから。
ルリは、ルリで、良いんだ……?
[蛇のことを、正しく発音していたアントニー>>151に ふと、思い至って、視線を下げた。
ジャンプ
彼が口にしたことばに、また、選択肢が生まれた。 人差し指で顎に触れ、目蓋の裏に、トランポリンで跳ねる、子猿とプードルを思い描く。虹色の、大玉も――…跳ねる。 ……悪くは、ない。]
……仕込めば、きっと、跳べるよ。 一緒に、跳んでみたい?
(153) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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[ぱちり。 灰色の瞳が白塗りに遮られる。
眼前の、低く地に触れそうなほど低まる、金色。 飛び立つため、高台に立つために求められる柔軟は けれど、いちど確かに地に伏す。]
そーお。
[一言返して、背を押した。 十分な柔軟性を見せる体に最後の追い討ちだ。 押したら戻る、その弾力を求めて骨張る手指が触れ離れる]
(154) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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じゃ、高く飛んでね
[高く戻っていけ、とは言わなかった。 それから唇は引き結ばれたまま、上っ面の化粧は笑ったまま、 しかるべき柔軟の補助をして]
[不似合な小さい瞳孔が転がる]
俺の柔軟はいいや 飛ぶとこみたい人、他にもいるみたい
(155) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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えぇ。そこって、嬉しいツボぉー? でも、明るさとか寂しさとか懐かしさとか。色んな音が一緒になってる気がしてあたしは好きだよー。はふ。
[最後のはふ、は、芋に齧りついたからだ]
うん。ナリユキの事故でやらかしちゃって。 でもだいじょーぶ。食べるものがあればなんとかなるさー。
[すごい音、の心当たりは物置テントの件くらいなものだ。 そこから奏でられる音の数々を、頭の中で思い描きながら。 ニコラスがほぐしている指をぼんやり眺めつつ、芋をおなかに収めて行った**]
(156) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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[>>141>>143視線感じるブランコ乗りを指して言う。 本当に、彼がそう思っているのかどうか、 彼がメイクについて口を開いた事を聞き逃したクラウンには知る由もないが 自分の言葉が正しいとでも言う様に灰色は真っ直ぐだ。]
[>>144高綱の華もいれば、演技の批評ももらえようが 彼女はテントを去るようで。 視線をきょとりと向けるだけ向けて、残念さを表す下がり眉。]
(157) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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有難う。
……彼の、音楽にも負けないくらいの芸を、仕込まないとね。
[素質は、あるよ、と、ブローリン>>152に頷いた。
新しい余興に携わることの出来る、昂揚感。 裏方と言えど、プードル・カットに一人芸を仕込むのとは また、異なる感覚を覚え、喜色が芽生えた。]
『ゆで卵を所望する。』
[しゅうるり、応えたのは、蛇の口で。 腹が減っていないと伝えた手前。同行の、理由に。]
その後で…… シェロを借りても、良いかい。
(158) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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[
ぴーうぃ、ふー。
柵に腰掛け歌口だけの銀の笛を吹きながら、空を見上げる。 浅緋の髪が、笛の音に合わせてさやりと、揺れた。]
(159) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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ザックは、フィリップへ、ちょいちょいと指を曲げた。「おいで」とジェスチャ。
2014/10/09(Thu) 00時半頃
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[仕込みを始めるのなら、一分でも一秒でも早い方が、良い。
我が儘を付け加えて 反応を窺うように、細い眦を、更に細めた。]
………
[いらえを待つ間は、黙っていたが。]
ご飯は、逃げないけど、……… 行こうか。
[伴いも、重ねて、誘う。
腹ごなしに付き合う一人と一匹に、なる筈で。 行き先がどこでも、その背を追い掛ける僕であったのだ**]
(160) 2014/10/09(Thu) 00時半頃
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フィリップは、スージーを見送り、クラウンへと呼ばれるまま近づく
2014/10/09(Thu) 01時頃
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[二つに折れ曲がってもなおまだ関節には余裕がある、 柔軟だけは一人でもしてきた結果だ。]
それしか出来ない。
[マッサージのような補助を受けて全身を温める。 見たいと言われれば梯子を登るほか無いようだ。 一緒に練習だったのに、まあいいか。]
(161) 2014/10/09(Thu) 01時頃
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うん、嬉しいツボ
[祈るように指を組み、一本一本ゆっくりと曲げて、伸ばして]
俺は自分の……ううん、こいつの音、好きだもの
[頷いて、笑った]
そうだねぇ 食べ物さえあれば、生きていける 人間も、獣もさ
だから ……皆、大丈夫だと思うよ
[不安の種。不穏な噂。笑い飛ばす者、眉を顰める者。 膝上に抱え上げた革袋をそっと撫でた]
(162) 2014/10/09(Thu) 01時頃
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じゃあ、腹ごしらえの後に
[喜色表す調教師>>158にホッとひと息]
団長から突然「どうだ?」って渡されてね 気立てはよさそうだったけど、心配だったんだ
[と、零す]
…ほら、団長っていきなりが多いし 途方に暮れてたのさ
[アントニーから小猿を受け取り肩に乗せ 彼が向かうなら、ジャニスやルリと一緒に行くつもり**]
(163) 2014/10/09(Thu) 01時頃
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[トリの死後。 トリノスの相方探しは、難航した。
フィリップに、白羽の矢。 しかし、うまくいかなかった。
スタンドプレーが多くマイペース。 彼自身は華やかに舞うも しかし、補助は、苦手だった。
一度試した、トリのポジション。 フィリップは、ブランコに膝を掛け トリノスを受け止めようとし――
トリノスの姿は、安全ネットの上]
(164) 2014/10/09(Thu) 01時頃
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うん、行こう、行こう!
[飯の誘いが成功した>>152と知れば、猿ごと何度も頷いた。 ジャニスの名前にまつわる呟き>>153はよくわからなかったが、ルリについて話が出れば、小首を傾げた。]
ルリは、ルリだろ? なにか違うのか?
[発音の問題を指摘されているとまでは頭が回らなかったが、最低でもその回答でルリは呼べると伝わるだろう。 基本的に、拗音の発音が少し苦手だ。]
一緒に、跳びたい!
[それはもう、願ってもないことだ。 このサーカス団の中でもほぼほぼ一番小さな男。他のアクロバットプレイヤーと息を合わせるより、こうした動物たちと演る方が見栄えがするし、何より楽しかった。]
(165) 2014/10/09(Thu) 01時頃
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ハイ、フィル。 トリノスを練習連れてきたんだけど 俺じゃ、どうにも出来ないからさ。
[クラウンだし。とのたまう唇は依然として赤い。]
見てってよ。 そんで何か見えれば言ったげて。
[「じゃあなんで練習連れてきた」なんて言わないでね。
化粧に覆われた顔は、真意もなにも見えないように真白のままそう続け]
(166) 2014/10/09(Thu) 01時頃
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[無理そうだね、と
いつも通りのふんわりした笑みで トリノスとの舞は、一瞬にして終わった。
比較されること>>149への気遣いには 気付いていない程度の鳥頭]
(167) 2014/10/09(Thu) 01時頃
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ゆで卵な、ゆで卵。
[確認するように繰り返す。猿は請われればすぐブローリンに返した。 それから三人と二匹の組み合わせで、炊事場に向かう。 芸の仕込みの話には、ついていけない。そこはこの二人特有の話だと思っている。 共に跳べるだけの仕込みを済ませてきてから、初めて同じラインに立てるのが、いつもの流れ。
だから今は、わくわくと猿の仕込みに胸躍らせるだけだ。 そうそう、手で食べられるもの、も忘れちゃいけない**]
(168) 2014/10/09(Thu) 01時頃
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[フィリップの手を掴み損ねて見上げた天井。 あの時の表情はライトでよく見えなかった。 そして回りがとても煩かったことだけが記憶に残る。
ブランコ乗りがネットに落ちるのはよくあることで、 それ自体は失敗したとしても悪いものでは無い。 ただ、トリと同じ場所に行けるのかと期待して、 しかし無傷であることに内心落胆したのも、事実。]
(169) 2014/10/09(Thu) 01時頃
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[ザックの白塗り>>166にふわりと微笑み]
快挙だね。 じゃあ、なんで、練習連れて来た?
[快挙は、トリノスを練習に連れて来た事。 言わないでいい事を言うのは通常]
言うこと、あったらね
[白塗りでなくとも、フィリップは他人の真意を読めない。 あまり弊害にはなっていなかった。
視線は、梯子を登る姿に向ける]
(170) 2014/10/09(Thu) 01時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/09(Thu) 01時頃
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[トリとだって最初から完璧に通じあっていた訳ではないし、 それなりに経験がある二人ならば練習すれば、 歯車は噛みあう筈、だったのだけど。 華のある芸を殺しかねないペアは成立することは無かった。
唯其れだけの話。]
(171) 2014/10/09(Thu) 01時頃
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あっ 急に変なこといってごめんね
[大丈夫、なんて言葉が出るのは 少しでも、そうじゃない部分がある証。 そんな自覚は胸にしまいこみ、革袋を肩にかけ立ち上がる]
芋だけで足りた? なんか、手伝って もらってくるね
[いらないのであればそのまま去るだろうと 芋を食べているエフェドラにそう告げて炊事場の奥へ。 大きく汚い袋を下げていることに顔を顰められもするが、それも慣れたもの。 簡単な――それこそ手で食べられるものくらいは作れるだろう。 実は芋に関しても手伝いのついでに食べただけだったりする]
団長に持ってくなら手伝うよ
[なんて話しつつ、袖を捲くって手伝いにとりかかる。 もちろん、革袋は肌身離さずに**]
(172) 2014/10/09(Thu) 01時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/09(Thu) 01時半頃
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――……。
[もう一人と入れ違いになるように梯子を登る。 見下ろす世界に動く人の姿はもう爪の先ほど。 うるさいくらいの歓声も眩しいほどの光も無い中で、 細いブランコに手をかけて踏み切った。
あとは身体が覚えているままに、 タイミングを合わせて投げられた反対側へと飛び移る。 この一瞬ばかりは世界で一人きり。]
(173) 2014/10/09(Thu) 01時半頃
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[言わないでって言ったのに。 と、零す半面、化粧の下の口端を少し上げる。 赤い化粧が少し歪んだ。]
練習、帰ろうとしてたから。 ゥン。やっぱり嫌がらせみたいに聞こえるな。
[視線が床の上のフライヤーと高台のフライヤーとを往復する。 >>173身を投げるブランコ乗りへ視線を向けながら]
フィルが地面に足つけてるとこ、久しぶりに見る。 どお。地面に酔わない?
(174) 2014/10/09(Thu) 01時半頃
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嫌がらせに、聞こえる? へー
[よく分かっていないような曖昧な返事]
酔わない、けど……
[無言で見上げる、トリノスの姿。 やはり……どこか、物足りない。
そして、こうして見ていると うずうずしてくる]
(175) 2014/10/09(Thu) 01時半頃
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持ってて
[暴れる鳥をザックへ押し付け スルスルと梯子を上がる。 鳥は放置されても逃げはしないが。
トリノスとは反対側の踊り場。 トリノスに、手でサインを出す。 かつて失敗した、あの組技>>164を示すサイン。
ブランコを手に、やろう、と首を傾げた]
(176) 2014/10/09(Thu) 01時半頃
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[反対側の踊り場へと着地して向かい側、 一瞬そこにトリがいるのかと錯覚した。 そんなはずは無いのに。あってはいけないのに。
良く見なくても居るのは地上に居たはずのフィリップ。 浮かぶ合図は一度だけ試したあの組み技。 一緒にブランコに乗るのは多分本当に久しぶりだったけど、 迷わず頷きを返したのは、何故だったのだろう。]
(177) 2014/10/09(Thu) 01時半頃
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[対岸の葛藤を知る由もない。 頷きが見えたから、肯定。
組技そのものは特別練習していない。 補助は当時よりはましになったが、 未だに得意とは言えない。
双翼がよく行っていた、組技。 基礎だが、鮮やかさが際立つ技。
フィリップが、トリのポジション。 タイミングを合わせ、ブランコへと飛び乗る。
さて、結果は――]
(178) 2014/10/09(Thu) 02時頃
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[そわそわ。という言葉が似合う様子の彼に きょろり灰色の目が向かい、笑う。 けれど言葉をかけるより先に、
鮮やかな色が広がった]
、 ッ
[広がりバサつく翼は低い悲鳴もなにも、 シャットアウトしたにちがいない。]
(179) 2014/10/09(Thu) 02時頃
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[片手の上に収まる場所を見つけた鳥が翼をたたむ。 5クラブを投げる男だ。筋力には多少の自信はある。 限界まで腕を伸ばし鳥を遠ざける姿は クラウンよろしく少々コミカルだった。
ほんのすこし、ほんのすこしだけ。 憮然とした表情を化粧の下に表した クラウンの視界に、高台の上の>>176>>177二人]
――……
[ひゅう。と小さく口笛を吹いた。]
(180) 2014/10/09(Thu) 02時頃
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[慣れ親しんだ動きに身体は迷うことは無かった。 ただ、掴み損ねた時のことを思えば修正すべきこともある。 トリとフィリップは違うのだから、それは当然だったのだ。
ブランコへ飛び乗って、伸ばす手。 それは重なりあうように、落とされぬよう強く握った。]
(181) 2014/10/09(Thu) 02時頃
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[手は、確かに掴んだ。 掴んでしまえば、後は、ブランコが揺れるまま。 跳ね上がるようにトリノスを移動させる。
持ち手がやり易い動き、を フィリップはよく知らない あまり他人には優しくない補助だが 実力があればどうにかなるだろう――]
うまく、出来た。
[踊り場に座り込み、ふわりと笑う。 存外に緊張していたようで、汗を袖で拭った**]
(182) 2014/10/09(Thu) 02時頃
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[掴まれる手首が痛いのはフィリップも必死だからか、 そんな些細な事は問題にならず向こう側へと身体は飛び移る。 形としてはもっとも単純なものだったけれど、 それ故に一番大切にすべきものでもある。]
……は、 はは。
[不思議と笑い声が、口からこぼれ落ちた。 悪い感じはしなかったから、 一度噛み合った歯車はこれからも軋まずに回るだろう。 踊り場に座り込むフィリップをじ、と見て、 少しだけ眉を下げた。下手くそな笑顔**]
(183) 2014/10/09(Thu) 02時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/10/09(Thu) 02時半頃
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……、
[音楽もない空間で互いの手の掴む音。 テント内に響かず消える、小さな音だ。
その音に鳥が少しく羽を広げた。 空を舞う色に注いでいた視線をずらし、すぐ逸らす]
今度は一緒に飛べるといいね
[位置は変わらず、最大距離の 一羽と一人のブランコ鑑賞はそうして密やかに終わった。 ドラムロールと、拍手のないのが心残り。]
(184) 2014/10/09(Thu) 02時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/09(Thu) 03時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/09(Thu) 03時頃
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[ぴーうぃ、ふー。 ぴっ、ぴっ、ぴーうぃ。
想像の鳥の声を奏でながら(それはつまり、演奏前の準備体操だ)、笛吹きの少女はテントの周りをうろついていた。
ところどころほつれのある、くすんだ鴇色のスモック。中途半端な丈のベージュのズボン。あちこち擦りむいたあとのある木の枝じみた足の先には、今にも擦り切れそうなサンダルが引っかかっている。お世辞にも整っているとは言い難い格好だ。
彼女の名はペギー。このサーカス団で、楽団員兼雑用係として働いている。まだ少女なのは確かだが、正確な年齢は誰も知らない。もしかしたら、本人すら知らないかもしれない。
どう見ても適当に鋏を入れただけの緋亜麻の髪が、笛のさえずりとともに、ばさりと風に揺れた。]
(185) 2014/10/09(Thu) 03時半頃
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|
[もう何年も前、今よりももっと子供に近かった彼女はいつの間にか団に潜り込んでいた。何度つまみ出されてもしつこく戻って来ては、呆れ顔の大人たちの鼻先に、その小さな体に似合わない銀の笛を突き出して、
「ふえがふけます。」
と言い張り、結局強引に住み着いてしまったのだ。実際、彼女の腕前はそう悪くはなかった。父親から譲り受けたのだという銀の笛は、年季は入っているものの、いつもぴかぴかに手入れされていたし、雑用の合間をぬっては練習を欠かさない。]
(186) 2014/10/09(Thu) 03時半頃
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[ペギーはあまり言葉が上手でない。歌でさえ、あまり得意ではない。発音は不明瞭で、舌足らず。難しい言葉はすぐに忘れてしまうし、薄く細い字は蛇がのたくったように不恰好、今だに鏡文字を書くことすらある。
どこか遠い異国の生まれなのだとか、いやいや学が足りないだけさ、などと噂されていたが、本人はいっこうに気にする様子もなかった。笛さえあれば、彼女はご機嫌だった。笛を吹くその時、彼女はどんな時よりも雄弁に語り、歌ってみせるのだ。]
(187) 2014/10/09(Thu) 03時半頃
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ほいっ、と。
[右手の歌口を左手の笛につなぎ合わせて、歩きながら構えた。 大きく息を吸い、注意深く歌口に息を吹き込む。ただし、足取りはあくまで軽やかに。
準備体操、その二。ハ長調から始まる十二の音階を、螺旋のごとく繰り返す。ぐるりと大きく巡ったところで一度歌口から唇を離し、さて次はなんの歌を歌おうか、と、ペギーはしばらく思案した。]
うん、きめた。
[そして、奏で始めたのはホ短調の古い舞曲。サーカス団員らしく、滑稽なアレンジが施されている。練習中の団員たちに時折手を振りながら、テントの間を練り歩く。これが、笛吹き少女ペギーの日課なのであった。]
(188) 2014/10/09(Thu) 03時半頃
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[舞曲が何度目かのリピートを終えた頃、向こうを歩く細長い人影が目に留まった。
ボロボロのシャツとズボン(ペギーのそれよりは幾らかましではあるが)を身にまとった、衣紋掛けを曲げた人形のような長身痩躯の男。あれはナイフ投げのサイモンだ。
銀の刃を放り投げては掴み取り、また放る。直線に近い放物線の軌跡が、ぎらりと光った。ペギーは舞曲のリピートをやめ、小走りにサイモンの真後ろにつくと、投げるナイフのテンポに合わせ、即興のバック・グラウンド・ミュージックをつけた。
その行為に、特に意味はない。ただのお遊びだ。ペギーはいつも、時間があればそうやって団員たちにちょっかいを出しては、飽きるか追い払われるかするまでつきまとう。困ったことに、このご機嫌な笛吹きは、あからさまに鬱陶しがられても時間が経てばけろっと忘れてしまうのだ。]
(189) 2014/10/09(Thu) 05時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/10/09(Thu) 09時頃
お針子 ジリヤがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お針子 ジリヤは村を出ました)
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[遠く、笛の音が聞こえた。大所帯で、日々練習に明け暮れる者があり、勿論楽団もある、サーカス団はいつも賑やかだ。 ぱしり。何度目か、ナイフを掴んだ時、笛の舞曲は止み、代わりに]
ん、
[軽やかな、跳ねるような曲が始まった。 楽しげな笛の音。小走りについてきた、笛吹きの少女によるものだ。無邪気なこの少女は、いつもこうして団員らと遊ぶ(「と」じゃなくて「で」だろと、気難し屋が不満げに言っていたっけな)。 一たび其方を振り向いては、に、と笑い]
[もう一本のナイフを取り出し、宙に放る。くるくると、宙に円を描くように、両手で二本のナイフを投げては受ける。そうしながら、大きく八の字を描くように辺りをうろついた。 男は少女、ペギーのお遊びに、暇さえあれば飽きるまで付き合ってやるのが*普段だった*]
(190) 2014/10/09(Thu) 18時半頃
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[トリノスのぎこちない笑い>>183 久しぶりのそれに、小さく首を傾げ また、ふわりと笑う]
次の講演には、間に合わないけど。 その次の時にでもさ 組技、やってみても良いね。
[踊り場から、ザック>>184を見下ろす。 顔だけピエロと華やかな鳥の取り合わせ。 歪な体勢が微笑ましい]
(191) 2014/10/09(Thu) 19時半頃
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[踊り場から安全ネットへ飛び降り そのまま流れるようにザックの前へ。 暴れる鳥を抱え上げる]
ありがとう。 楽しかった。
[トリノスと、飛ぶ機会が出来た事。 表現力に乏し過ぎたが]
(192) 2014/10/09(Thu) 19時半頃
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練習、する? 空飛ぶピエロ、面白いかもよ?
[言うだけ言うと 何も無かったかのように 鳥を連れてまた梯子を上がる。 教えようとか手伝おうとか、心配りは皆無。 やりたいならどうぞ、の意]
[次の瞬間には いつものように自由気儘に、ブランコの上で鳥が舞う**]
(193) 2014/10/09(Thu) 19時半頃
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[天幕の内、掲げられた止まり木にフライヤー二人。 地上から見上げる道化方に、 上で交わされる表情は見えない。
フライトを見たけれど、 やっぱりなにも言えることはないな。なんて。 思ったことはクラウンメイクの下に閉じ込めて こちらを向くブランコ乗り達へ手を振った。]
[この曖昧なジェスチャーが、あるいは何か、 賞賛のかわりになってくれればいい、と思いながら。 言いにくいことや、動作で表現できることは、 口を用いない場合の方が多いクラウンだった。]
(194) 2014/10/09(Thu) 21時半頃
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ゥン、お疲れ様。 飛んだね。
[身軽に降りてきた相手>>192へ、 最大限に伸ばした腕を突き出す。 腕の先に止まった鳥が暴れながらも 元の場所へと収まっていく。
鉤爪の跡が残った手をぴっと振った。 多少の仰々しさを孕む仕草で鳥の痕跡を払い]
(195) 2014/10/09(Thu) 21時半頃
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[>>193描かれた眉を持ち上げる。 ついでのように瞼も持ち上がれば、 常より瞳孔が小さく見える。きょろり。]
(196) 2014/10/09(Thu) 21時半頃
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ウゥン、
[練習への返答が、 梯子を上る彼にどれほど届くか疑問だ。 クラウンもそれを承知している風で口にする。]
落っこちたら、 王様の馬と家来の全部、 それでも足りないって言うし。
[再び跳躍を見せる舞い手を頭上に、 落ちた後の心配を節をつけて呟いた。]
(197) 2014/10/09(Thu) 21時半頃
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――炊事場へ――
な、あのさ、手で食べられるもの、って何だと思う? おれは干し肉でもなんでも手で食えると思うけど、何がいい?
[ブローリン、ジャニスと炊事場へ向かう道すがら、小猿の尻尾の動きを目で追いながら、唐突に切り出した。 何故そんなこと、と聞かれたならば、ザックの頼みだと言うだけ。 方向性の訂正がなければ、ザックへの土産は干し肉とゆで卵にさえなりかねないが、さて。]
(198) 2014/10/09(Thu) 21時半頃
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飯ー!
[炊事場に入るなり、思い切り声を張った。 空腹度合いの主張と言ってもいい。 調理場の奥に楽師>>172を見つけると、何をしているのか首を傾げつつ。 入団したての頃、下働きとして炊事を任された時に、つまみ食いやら鍋をひっくり返すやらで追い出されて以降調理仕事には携わっていないので、まさか手伝っているなんて思いもしない。 三人と二匹――もとい小猿の数で言えば二人と三匹と言った顔ぶれで連れ立って、板を張っただけの机を陣取る。]
飯、何がある? 芋? 肉? ドラは、芋?
[炊事場ではエフェドラもちょうど食事だったようだ。かじりついている白くていびつに丸いそれ>>142はゆで卵には見えなかった。 自分も芋でいいから欲しい。]
食うもん、くれ!
[他人任せの注文は、戦場と化しやすい調理場には届くのかどうか。]
(199) 2014/10/09(Thu) 22時頃
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[練習場へ連行したトリノスへ、もう一度手を振った時、 彼はどこにいただろう。
どこだって、クラウンにとってはさして変わらない。 感想や批評や、その他もろもろ。 そんなものを詰め込むにしては、 手を振るジェスチャはシンプルすぎるが
道化方は道化方で練習を始めだす。]
(200) 2014/10/09(Thu) 22時頃
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|
[向けられるクラウンの視線>>157に気付き 女ははたりと一つ瞬きしてからふわと笑みを浮かべる。 その後、微か小首をかしげるのは彼が何を考えたかまでは気付けぬから。 下がる眉は何を思いその形を模すか。 考えるよりも声を掛けてたずねたほうが良いだろう、と 口を開きかけるのだけれど――、
トリノスとフィリップ、ザックの会話が始まるが先で 理由を尋ねる機会を逸し、出入り口へと再び歩み始める。]
(201) 2014/10/09(Thu) 22時頃
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|
[ふと過去が脳裏を掠める。
スーザンの父は激昂しやすいひとだった。 そして感情のままに手を上げるひとでもあった。 些細な事で怒られて殴られることもあったけれど 母は父に愛想を尽かせて出ていってしまったから庇ってくれるひともなく。 思った事をそのまま口にしてしまう性格が災いして そうした事を幾度か繰り返すうちスーザンの口数は減った。 それでも逆鱗に触れてしまうことはありいつしか家出を繰り返すようになる。
『メルヘン』の世界に迷い込んだのはそんな折。 テントの中で繰り広げられる世界は幻想的で 一気に引き込まれて見惚れて気付けば夢の終わりが訪れて 人の少なくなったテントの片隅でぼうっとしていた所を その時の綱渡りの花形に声を掛けられた。]
(202) 2014/10/09(Thu) 22時頃
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[最初は帰るよう促された。 けれど身体に残る微かな痣に気付いたその人は 次には引き留める言葉を掛け親身に話を聞いてくれた。 まだ少女だったスーザンに手を差し伸べたはじめてのひと。 スーザンに綱渡りを教えたのもそのひとで 少し年上のそのひとにきょうだいのように懐いた。
そのひとが舞台に立てなくなり裏方に転じ 代わりにスーザンが綱渡りの役割を果たすようになり 何かに怯えて暮らす昔も今は遠い。 怖いのは、おちることだけ。*]
(203) 2014/10/09(Thu) 22時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/09(Thu) 22時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/09(Thu) 22時頃
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――炊事場――
へー。好きって言えちゃうんだ。うらやまし。
[きっと『こいつ』>>162で示されている、伸びた指先。 技術であれ、部位であれ、自分と切り離してまで好きといえる何か。 エフェドラには残念ながら、その境地にまで思い至れるものはない。 ……と、思う]
相思相愛でけっこうだことぉ。 一生切れない縁だろうし。ご両人どーぞ、末永くお幸せにー。
[続けられた言葉には、革袋を撫で終えるまでは無言を通した。 大丈夫、示す先は、公演の成否か、どこかで囁かれているメルヘンか>>#2。 それとも……過去に起きた痛ましい落下事故への、懸念?]
(204) 2014/10/09(Thu) 22時頃
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べっつにー。いいんじゃない? 人間も獣も食っちゃ寝で生きる。 んで、明日がくれば大丈夫。ザッツオールってさ。
[袋とともに立ち上がるニコラスの気づかいには、「ありがと。でももう十分」と返しておいた。 食いしん坊でも小さな胃袋は、芋半分ほどでも、けっこう苦しい]
あんのさー。
[炊事場の奥へと向かっていく背中に、ややけだるげに声をかけた]
心配事だったらさ。 あんまかかえこみすぎてっと、猫背ひどくなるかんねー*。
(205) 2014/10/09(Thu) 22時頃
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わあ。
[ペギーは思わず笛から口を離し、黒い瞳を大きく見開いた。
サイモンは彼女を振り返るとにまりと笑い、取り出すは二本目のナイフ。 それからお手玉のように、二本のナイフを器用に投げた。その切っ先が触れるものすべてを切り裂く凶器であることを忘れさせてしまうような、軽やかな剣の舞。ペギーは、サイモンのこのジャグリングが大好きだった。]
(206) 2014/10/09(Thu) 22時頃
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ようし。
[ならばこちらも、と、ペギーは奏でる曲を変えた。ころころくるくる、器用に指を回していく。よくもまあこんがらがらないものだ、と、以前誰かに言われたが、笛吹きにとっては基本のキ。
踊る蜜蜂のように歩き回るひょろ長の男の後ろをついてゆくご機嫌な笛吹きは、やがて大きく息をつき。]
ぷはー! たのしかった!またね!
[大きく手を振って、テントの間を駆けて行く。 始まりと同じように、いつも突然のお開きを迎える、小さなパレードなのであった。]
(207) 2014/10/09(Thu) 22時頃
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――― 炊事場・向かいがてら ―――
…………… ありがとう。 ライオンとは、わけが違う、…… のか。
[ブローリンから告げられた快諾>>163に 胸を撫で下ろしがてら、ふと、思い当たって尋ねた。 ステージ上ではライオンや虎を意のままに操る、猛獣使い。 ―――…そして、猛獣とは言い難い、子猿、シェロ。]
いつか、…ライオンの背に跨れるくらいになれば、な。
[共演も叶うだろう、と。 視線を子猿に留めたまま、未来願望を告げて。]
ふ、ふ、 ……団長らしいね。 ……… 彼の見立てなら、きっと、間違えないよ。
(208) 2014/10/09(Thu) 22時頃
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――炊事場――
[ニコラスが奥へと行ってから、エフェドラは半分ほど残った芋を、じりじりと睨みつけていた]
……参った。全部は食えん。
[リス並みの胃袋はとうに満たされ、おまけに眠気にも襲われてしまう。 ぼんやりとした頭を振り絞り、食べきれないきれない芋に向かって語り掛けた]
こんなにつるつるしちゃってさ。いやらしいジャガイモだねー。 え? なに? 食って欲しい? そんなに食って欲しいのかい? あと一口だけだぞ。はむっ。ん?
[3人2匹ないし2人3匹がやってきた>>199のは、ちょうど齧りついた頃だっただろうか]
(209) 2014/10/09(Thu) 22時半頃
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[寝ぼけ眼で、ふりふりと手を振り。さっきぶりのジャニスとルリ。ブローリンと、新人の子猿。 そして、声をかけてきたのは、自分と対して身長の変わらない少年だ。 みんなにふりふりと手を振ってから。 彼の問いかけに、ひににと笑い]
えへへ。アントニーくん、いいだろー。 ドラねーちゃん、芋食ってんぞー。 食べる? 歯型ついてっけど。
[からかうように、残った芋を差し出した
(210) 2014/10/09(Thu) 22時半頃
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エフェドラは、食後の睡魔でテンション高め。
2014/10/09(Thu) 22時半頃
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[借り受けの約束を整えてから 足取りは、一匹を伴って、―――…二人の後を追う。
子猿と共に、首を振る仕草は、子供らしくて。 17歳だと聞き知っているものの いまだに子供扱いをして、構ってしまう僕だ。]
『そうだとも。私は、ルリだ。 ……… きちんと発音出来て、今日も偉いぞ。アン・トニー。』
[しゅうるり、蛇が口を開いたタイミングで。 発音を指摘するよりは、褒めるに徹する、へびのこえ。]
………、良いよ。 今回の演目には間に合わないかも、知れないが、僕も観たい。
[跳ねて、跳んで、宙でハイ・タッチをする少年と子猿。 良い演物になるだろうと、想像に易く、気軽に頷いたのだった*]
(211) 2014/10/09(Thu) 22時半頃
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[今日のto doは化粧落ちの確認だ。 汗をかけばいい。オーダーはシンプルで、 オーグスト・クラウンにだって間違い様はない。 ホワイトフェイスなら間違いなんてもってのほか。 ピエロだったら? 川にでも落ちてみる。
ホワイトフェイスの彼はテントの隅に置いてある道具箱を漁る。 かしゃかしゃ、さまざまな物質の擦れる音の合間 >>189>>190軽快な笛の音色や 人々の話声、さらに遠くの他の曲。羽ばたきの音。 さまざまが混ざるBGMは、多種多様の象徴だ。
BGMから一つ二つ音が減る頃に、 目当てのファイアー・トーチを取り出した。]
(212) 2014/10/09(Thu) 22時半頃
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[ふらり歩んだ先の衣装テント>>51を覗き込む。 キラキラと宝石のように輝く小瓶を手にしたジリヤを認めれば]
その青、すごくきれい。
[と声掛けて歩み寄り]
あのね、ちょっと今のがきつくなっちゃったみたいで。 今度の公演の衣装は、このへん緩めにお願いしていい?
[胸元から脇にかけての衣装のラインをなぞり そんなお願いをして歳近い彼女と少しのお喋りを楽しみ。]
(213) 2014/10/09(Thu) 22時半頃
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――― 炊事場 ―――
[ブローリンとアントニーを伴って 日頃空腹を満たす炊事場に足を踏み込み
…………?
先ず感じたのは、芋の匂い。]
『茹で芋でも、構わないとも。』
[伴う蛇の好物は、鼠と、ゆで卵。 そんな蛇のこころ、飼い主知らず、しゅうるり、告げる。 先客の姿は、エフェドラに、奥に向かう、ニコラスの背。]
手で、食べられるもの………
[唐突な、アントニー>>198の切り出しに、首を捻る。 如何しても視界にちらつく芋が、意識を過ぎるのは仕方がない。]
(214) 2014/10/09(Thu) 22時半頃
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芋は、手で、食べられるね……、 水分補給を兼ねるなら、果物が一番だと、思うけれど。
[満腹と言うものは、意外と動き辛いものだ。 開演前、目安は五分目。 そう、口を酸っぱくは言えない性で、やわらかく、推す。
道すがら 練習に励んでいた、華形たちも、腹具合は、水分補給は。 無頓着な団員が少なくないことから、気掛かりも覚えた。]
………、はらへり、のすたるじっくは、満たされた?
[続けて、エフェドラに声を掛ける。 今にもアントニーに渡りそうな、食べかけの芋に、笑った。]
(215) 2014/10/09(Thu) 22時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/09(Thu) 23時頃
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[新入りの子猿にちらちらと視線を奪われていると、ふっとジャニスに問いかけられた>>215。 長らく使っている造語だから、もしかしたら言葉だけでも知られているのかもしれない。 仮に意味を問われたとしても、せいぜい、お腹がすくと、昔を思い出すよね! 程度のことだと答えることにしている]
はぁい。おかげさまで。 はるか郷愁の思いから現在へ立ち返ってますよーっと。 無事に、人狼に食われることなく。 ついでに夢の世界までぶっ飛びそう。
[そこまで口にし、少しばつの悪そうに肩をすくめた]
なーんかごめんねー。サンドイッチの件あったのに、ちょろちょろ動いちゃってさ。
(216) 2014/10/09(Thu) 23時頃
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食べる!
[歯型を気にする神経を持ち合わせていたら猿は務まらない。 エフェドラのからかいの様子も気にとめず、差し出された芋には喜んで手を伸ばした。 さっきはルリにも褒められたし、芋も手に入ったし、とても気分がいい。]
(217) 2014/10/09(Thu) 23時頃
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[―――調教師とは、お人好しには務まらない。
先代の父が、引退を決めて その頃はまだ十代であった自分が、二代目に名乗りを上げた頃。 世話役を買って出て、犬を、馬を、猿を、可愛がって。 悪戯を笑って許していた、未熟者、だった。
たった、一匹。
白い、毛並みの整った、狼に似た大型犬を 仕込み中の不慮の事故で、歩くことも、困難な状態に貶めたことがあった。人間と異なり、怪我を負ったから、はい、裏方に、とも出来ず。 ある日、団長に連れられて―――… 以後の行方を知らない。]
(218) 2014/10/09(Thu) 23時頃
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……って、おいこら!
[伸びてくるアントニーの手>>217に、とっさにばっ、と芋を引っ込めた。 若気の至りとも違う素直さに、思わずエフェドラの方が戸惑ってしまう]
だめだめだめだめ。やっぱこれあたしのー! アントニーくんはお猿と一緒に茹で汁でもすすっておりなさーい。
[少し強引だったかもしれないが。 エフェドラ視点でも、それは間接的なものだから]
あー。怖いわーこの子ー。
[一応、エフェドラはエフェドラで、乙女なところもあるのである]
(219) 2014/10/09(Thu) 23時頃
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[宙を踊るナイフに添えられる、少女の笛の音。相変わらずうまいもんだ、などと思う。男は音楽の才能は壊滅的になかったが、それでも歌や演奏を聞くのは好きだった。 二本のナイフはいつしか三本に増え。 周囲からちらほら向けられる視線には、その度ににっと笑い]
おう、またな。 転ぶんじゃねーぞー。
[小時の後。宙にきらめく銀色は、一本、二本、三本と、危なげなく男の手の内に収まった。 小動物のように素早く元気良く駆けていく少女に、ひらひらと手を振って幾分大きな声をかけ。男は引き続き、ふらりと歩き回る]
(220) 2014/10/09(Thu) 23時頃
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[そして、犬と入れ替わりに与えられたのが 遠い異国の、珍しい品種だと言う、青い鱗の大蛇、ルリだった。
男が口に出来ないことは、蛇の口を介して言えば良い。
団長からのアドバイスで成り立った、今のスタイル。 以来十年以上もこの状態であり、再起不能に陥った獣も きれいな毛並みの、犬、一匹きり。]
…………
[しゅるり。蛇が現実に戻しに、長い舌を出す。]
おかえり。
[エフェドラ>>216の告げる、はらへり・のすたるじー。 既に耳馴染みが済んでいる造語を、意味を半ば解す程度で 現実に立ち返った、我らがマリオネットに、的外れに。]
(221) 2014/10/09(Thu) 23時頃
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採集人 ブローリンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(採集人 ブローリンは村を出ました)
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狼は、……満腹で、満たされたところに、現れるから。 安心してはいけないよ。
『で、ないと、頭から、ぺろりと腹の中だ。』
[人差し指を、唇に軽く宛てがって、あくまで、軽く。]
うん、………?
構わないよ。 エフェドラのノスタルジックが満たされたなら、僥倖……
[途中で言葉を区切ったのは、アントニーとエフェドラの遣り取りから。 しゅうるり、からかうみたく、蛇が呼吸音を出す。]
『なんだ、なんだ、良いじゃあないか、一口くらい。』
(222) 2014/10/09(Thu) 23時半頃
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!?
[くれたはずの芋は、引っ込められる>>219。 見せられて、だめと言われて、混乱しかけた頭は数秒たって、からかわれたか何か、その芋は自分にくれるつもりではなかったのをぼんやりとだが理解する。 空腹時に目の前の食糧が取り上げられて、黒い大きな瞳がそれはそれは悲しげに眦を垂れた。]
茹で汁は、飯じゃない……
[ぽつりと呟いたが、その討論は今すべきではない。 腹が減っては話はできぬのだ。 調理場に飯をたかりに行くべきと、話をする方向を変えた。]
(223) 2014/10/09(Thu) 23時半頃
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ただいま……って。そなの、狼って? ん、まぁジャニスが言うんだったらそうなんだろうけど。
[調教師として多くの動物に触れている彼なら、その生態にも詳しいはずだ。 同じく、動物とともに舞台を担うブローリンに「そなの?」と軽く水を向けて見る]
狼なんて、怖くない。とはいかないものねー。
[ルリからかけられた言葉には、「いや、こっちの身がもたないし」と。 頬を引くつかせて答えておいた]
(224) 2014/10/09(Thu) 23時半頃
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する、しよう。
[今直ぐにステージには間に合わないだろうけれど、 団長に提案してみるのは良い案だと思う。 フィリップの言葉に>>191もう一度頷いて短い返事を返す。
そのまま下へと降りる姿を見送って、 ザックとなにか話している姿。 もう一度だけ、思い出すようにブランコに飛び乗った。 ひと通り流してからネットへと背から降りる。 再びフィリップが虹色と飛ぶのが見えた。]
(225) 2014/10/09(Thu) 23時半頃
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ニコ、ニコ、なんか食うもんない?
[調理場で手伝いをする、楽師へ。 出禁を食らっている炊爨係より、舞台を共にすることもある楽師のほうがいくらか頼みやすくて、調理台に乗り上げながらねだった。]
(226) 2014/10/09(Thu) 23時半頃
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[ジャニスとルリ、アントニーと共に 子猿を肩に炊事場へ行けば、先客のエフェドラと 他に誰かがいただろうか
>>168向かいがてら、出し物の話題には 口を挟まぬ配慮を見せる少年は 無邪気なだけではないのだと、時たま関心をする
小猿にひとつ芋をもらえたならば それを食べさせながら 芋を手にしたエフェドラと賑やかなやり取りを 微笑ましく思いながら、しばらく眺めて眺めていた]
(227) 2014/10/09(Thu) 23時半頃
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うわっ。正論だし。 てかそんな目で見ないでー。うぅー胸痛むし。
[純真……という言葉が胸に宿しながら、調理場へ向かうアントニーを見送る>>223。 心の中で唱える言葉は、ごめんごめんごめんの繰り返しだった]
(228) 2014/10/09(Thu) 23時半頃
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[束の間のお喋りを遮るのは誰かの呼ぶ声。 聞き覚えのある声に眉尻が下がる。]
――…いかなきゃ。 じゃあ、またあとで。
[採寸もまだだからそんな言葉をジリヤに向けて 女は慌ただしく衣装テントを後にした。]
(229) 2014/10/09(Thu) 23時半頃
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茹で汁より、林檎………
果物は、置いていなかったっけね。
[炊事場の奥に、背だけが見えた、ニコラスを探す目。 声を掛けるより先に 直接アントニー>>226が、探しに行ったところを確かめた。
ゆで卵も出て来るだろうか。
知らず、期待しているのは蛇の方。 しゅうるり。 しゅるり。 舌を出す。]
(230) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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[さしもの道化でも、 流石にテント内で火はつけなかった。
ファイヤーなしのファイヤー・トーチを一抱え。 火をつけるならテントの外だ。 しかしアントニーに頼んだ食糧を受け取るなら そう遠くへは向かえまい。 さして悩む素振りも見せず、 クラウンはテント外へと足を向ける]
(231) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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ライオンは…多少、大きいだけで猫だしな 虎もその点、大差はないな
けど、猿は人の子並みに知恵が回る そういうところは、厄介だな
[一見無邪気だが、相応の分別のあるアントニー 彼と比べるならば、小猿はまだまだ赤子に近い 子育てやら、しつけやらを 人の子ですら知らない自分に出来るはずもなかろう
弱肉強食かならる野生の掟と 飴と鞭だけでしつけるそれらとは全く別物に思えた
>>208先ほどジャニスに話したのを思い出す]
(232) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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―― 練習テント入り口付近:外 ――
[秋公演。 空気の乾燥を怖れる季節が近づいてくる。
バケツ一杯の水を携え、 入口付近に陣取るクラウンメイクは いつも通りの顔で アントニーによる給餌を待つ心算、だったけど。]
演目は、もう終わり?
[ぱたぱたとサンダル鳴らす仔鼠の後姿>>207と 置いていかれるナイフ使い>>220を遠目に見かけ、 火の未だないトーチを掲げてみせた。]
(233) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 00時頃
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…………… 人狼を、仕込んだことは、ないけどさ。
[軽く、頬を人差し指で掻き、エフェドラ>>224に告げる。 人狼に関して告げられるのは、主に、赤ずきんのような 童話の延長戦のような、ものばかりで。
調教師の知識よりは、猛獣使いの知識寄りか。
向けられた水のいらえに、好奇心を擡げて、目を向けた。]
『赤ずきんを護る、狩人がすぐ来てくれるとは限らないからな。』
……… 歌わないの。 おおかみなんか、こわくない。
[歌を歌うのは、ひょうきんな、豚の演目だったが。 蛇の口と男の口で、交互に。]
(234) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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[ネットの上からクラウンへと手を振り返す>>200 今日は素直に連れてきてくれてありがとうと言えそうだが、 練習に向かうようだ、あとで何か伝えよう。 ごろりと転がってネットを降りると、 まだ軽やかに飛んでいるフィリップを見上げた。]
(235) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 00時頃
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