64 さよならのひとつまえ
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[朔太郎が線を引く様子>>238を撮る。 ズームで見た朔太郎の表情。口が何か動いているようだったが、耳は音を拾わない。 代わりにぱしゃり一枚撮った。]
ん?朔たろー、買い物? りーちも怜二んとこ行くなら、僕も一旦戻るー。 幹央探してー、利政に伝言ゲームー。
[ふんふんと頷き、寮へと戻る。 一度振り向いて、ぱしゃりと無人の校庭を写真に撮った。]
(269) 2014/03/28(Fri) 01時半頃
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[寮の中、どこを探そうかと首を傾げる。]
どこにいるんだろなー。 僕、かくれんぼとか苦手なんだけど。
[困ったように呟きながら、一階から順番に探していると。 聞こえてきた、声。 探していた相手の物と気付き、またその内容に眉を顰める。
新聞部のフットワークの軽さで、声が聞こえた方へと向かう。]
(294) 2014/03/28(Fri) 02時頃
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[そこに着いた時には、それはもう無残な状態と言えた。 何が原因なのか分からないが、おろおろとしていたが。]
……いい加減にしないと、らいらねーさん来ちゃうぞー?
[この寮に残っている人物の中で、一番怖い人間の名前を言っておく。]
(301) 2014/03/28(Fri) 02時半頃
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んー。よくわかんないけどさ? 今止めれば謹慎とかならないと思うけど。 らいらねーさん来てないし。
[何があったのかは分からないが、今なら少しふざけていただけだと言い張れば良いのではないかと首を傾げる。]
別に、謹慎になりたいってなら止めないけどね。
僕、さっきまで写真の整理しててね。 君たちのとっても面白い写真とかもあったんだー。 どうしても続けたいってなら、是非とも後輩たちに見てもらおうかなー。
[まだ何か言いたげな相手に向かって、にっこと笑う。]
(307) 2014/03/28(Fri) 02時半頃
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[そんな提案をする前に、寮母の名前を出しただけで何人かは怯えきって逃げて行ったようだ。]
皆、らいらねーさんのこと好きだよねー。
[良かったというように、にこにこ笑っている。]
(309) 2014/03/28(Fri) 02時半頃
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[自分で写真、と言って思い出したように携帯を取り出す。 ぽちぽちとメールを打ちながら、頼児>>310に同意するように頷いた。]
そーだよ。 何があったのかくらい、聞かせてよー。
[ぷーと、頬を膨らませて抗議する。]
(311) 2014/03/28(Fri) 03時頃
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[メールを送信し終え、改めて暴れていたメンバーを見る。 そもそも、朔太郎は買い物に行くと言っていたはずが、財布を取りに行ってなんで喧嘩まで発展していたのだろう。 首を傾げる。]
別に言いたくないなら、無理には聞かないけどね。
[ただ単に気に入らないから暴れていた、というわけではないだろう。 何かしら譲れないものがあったからだろうと、それぞれの顔を見て思う。 伊達に新聞部をしていたわけではない。 全校生徒とまではいかなくとも、顔を見ればどこのクラスで所属している部活程度はある程度分かる。 しかもよくつるんでいる相手ならば、そんなこと関係なく、無意味な暴力はしない奴らだと知っている。]
(314) 2014/03/28(Fri) 03時頃
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朔たろーが、手を出すって相当でしょ。 それが分かれば別に内容まで聞こうと思わないよー。
[ありす>>313へと頷く。]
朔たろーとかたぶん舐めときゃ治りそうだけど。 野性っぽいから。
[言っている内容はともかく、口調は心配している。 必要ならば、救護室から救急箱を取ってきた方が良いかもしれない。 おろおろとアリスや朔太郎たちの顔を見る。]
(316) 2014/03/28(Fri) 03時頃
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[手当てに付き合ったほうが良いのかとおろおろとしていたが、頼児に肩を叩かれ>>321、眉を下げたままついて行こうとし。]
あ。 そうだ、僕、幹央探してたんだよ。 写真!渡そうと思って……って、あれ?ない?
[どこかで落としてしまったのだろうか。 ポケットに入れていたつもりの写真が見つからない。]
あのね、茶色いこれくらいの封筒に入れてたんだよ。 写真。 文化祭の時のやつ。
[文化祭、と言えば何の写真かは伝わるだろう。 幹央を探しながら、色んな場所を歩いていた為どこで落としたのかも分からない。 困ったというように幹央の顔を見る。]
(324) 2014/03/28(Fri) 03時半頃
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へ?あ、うん。 返すっていうか、うん。 記念に渡そうと思ってたんだけど、さ。
落としちゃったみたい?
[幹央の勢い>>327に少し後ずさりながらも、へへっと笑って誤魔化す。]
(329) 2014/03/28(Fri) 03時半頃
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えっと? 朝にはあったよ。 幹央が部屋にいなかったから、僕捜しててね。 その時落としちゃったかもだから、探せばきっと見つかるから!
[幹央は何を言い出しているのだろう?>>330 と、少し心配になってしまう。]
あのさ、悪いんだけどさ。 皆も封筒、茶色い封筒見つけたら教えて! 中に幹央の写真入ってるから!
[そこにいた皆にも、封筒の捜索を依頼する。]
(333) 2014/03/28(Fri) 04時頃
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じゃ、じゃあ、僕も戻るね! 写真見つかったら、また渡しに来るから!
[誰か拾っていてくれたら良いなー、なんて楽観的に思いつつ、頼児の後を追う。
戻るぞ、と声を掛けられたが、そもそも一緒に来ていないのにどこに戻るんだろうなーなんて、ぼんやり考えながらも素直に後ろをついて歩いていた。**]
(334) 2014/03/28(Fri) 04時頃
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― 食堂 ― [頼児の後について、食堂まで行く。 食堂前の自販機で、頼児が選んだ飲み物>>345に首を傾げた。]
らいじがコーヒーって珍しいねー。
[ぱしゃり、と一枚写真を撮ってから、なんとなしに言う。 彼がコーヒーを飲んでいる姿を見たことはあまりない。 手の中で転がるコーヒーに焦点を合わせてまた一枚撮る。]
んー? 僕の用事、一個済んだし、平気ー。 あとは利政探して伝言ゲームするだけだし。
[幹央に写真を渡すという用事は済んだわけではなかったが、一応伝えたということで、ほぼ完了しているものとしている。 隣の自販機でパックの珈琲牛乳を買い、ストローを刺した。]
(369) 2014/03/28(Fri) 15時頃
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朔たろー、なんだったんだろーね。
[甘い珈琲牛乳を飲みながら、ちらりと頼児の顔を見る。 顰めっ面>>346でコーヒーを飲んでいるが、苦いのだろうか。 どうしてコーヒーを選んだのか、理由までは聞かずにその顔をじっと見つめる。
こうして傍にいられるのは、あとどれくらいだろう。]
(370) 2014/03/28(Fri) 15時頃
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[改めてカメラを構え、レンズ越しに頼児の顔を見る。
相手に恋しているつもりで撮れ。
頭の中でぐるぐると、その言葉が回っている。 結局シャッターを切ることも出来ないままカメラを下ろした。
メールを確認する頼児につられ携帯を確認して、返信を打つ。]
(371) 2014/03/28(Fri) 15時頃
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[メールを送信し終え、携帯をしまう。]
よーし。 じゃあ、やっぱ僕、利政探してくるー。 僕、鬼ごっこもかくれんぼも苦手なんだけどねー。
[飲み終えた珈琲牛乳のパックをぺこぺこ鳴らして、食堂を出た。**]
(373) 2014/03/28(Fri) 15時頃
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何、怜二また眼鏡無くしたのか? 相変わらずだなー。
[笑って頼児>>381へとシャッターを切った。
……一枚一枚、また増える。 口から出そうになった言葉を、珈琲牛乳と一緒に飲み込んだ。]
(414) 2014/03/28(Fri) 21時頃
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[カメラを下ろして、電源を切れば、何か言いかける頼児>>382に首を傾げた。]
なにー?写真? 撮って欲しかった?それとも何か欲しいのあるとか?
[何を言いかけたんだろうと、まじまじとその顔を見たけれど、言われなければ何も分からない。]
欲しい写真とかあるなら、まだアルバムしまってないし、あとで……見せようか?
[どうする?と問いかけ、どちらにせよ後で、と返して食堂から移動した。]
(415) 2014/03/28(Fri) 21時頃
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[アルバムを見たいなら部屋に来いと言いそうになって、訂正した。 そのまま見せたら気付かれてしまう。 彼の写真を外したものを、自分から持っていけば大丈夫だろう。 そんなことを思ったから。]
利政どこだろなー。 部屋ー?
[ふんふんと鼻歌を歌いながら、廊下を歩く。]
(416) 2014/03/28(Fri) 21時頃
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[東棟三階。 利政の部屋の前についてノックする。]
利政−いるー?
[暫く待ってみたが、返事もない。 唇を尖らせる。]
もー、どこにいるんだよー!
くっそー! こうなったら新聞部の名に賭けて、絶対見つけてやるし。
[半ば意地になってメールを送ろうと思っていない。]
(419) 2014/03/28(Fri) 21時半頃
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[どこから探すべきかと思っていれば、そこには探し人の姿>>421。]
いたー!利政いたー! どこ行ってたんだよー。 すっげ探したのにー!
[満面の笑みで、両手を広げて駆け寄る。 そのままの勢いで抱き付く……と見せかけて、腹にパンチを繰り出そうとした。 昨年同じクラスだった彼との、ちょっとした挨拶みたいなものだ。
文化祭や体育祭で裏方で走り回っている彼と、同じく写真係という裏方だった為、顔を合わすことも多く、なんとなく仕掛けたのがきっかけだったような気もする。]
(425) 2014/03/28(Fri) 21時半頃
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[上手い具合にパンチが入った>>440と、へへーんと喜んだのもつかの間。 がっちりとヘッドロックを喰らってしまった。 これも二年の時と同じ流れだ。]
ぎゃー!ぎぶぎぶー! ゆーるーしーてー。
[大袈裟に騒ぐが、痛いわけでもない。 きゃっきゃとはしゃぎ、利政の手を叩く。 こうして騒ぐのもあと僅かだな、と思えば寂しくなる。]
(448) 2014/03/28(Fri) 22時半頃
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くっそー! でっかいからって今に見てろー。
[いつか利政の背を越して、反対にヘッドロックをかけてやると言っていたが、それも叶わないまま卒業になってしまった。 唇を尖らせ、しかし笑顔で利政>>454にじゃれ付いている。]
探してた! えっとねー……なんだっけ?
[利政にスクープ?と首を傾げながらも、探すことが目的になっていた。 何で探していたのか忘れている。]
あ、そだ。伝言ゲーム! 丞が呼んでた!
[思い出し、びしっと指を立てる。]
(464) 2014/03/28(Fri) 22時半頃
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[髪をかき混ぜられれば>>467、嬉しそうにはしゃぐ。]
うん。 丞に頼まれて、利政に伝言。 だから伝言ゲーム。
[びしっと言ってから、なんかおかしいかもしれない?と首を傾げる。]
あ、そういえば、寄せ書きー。 もう行った? 僕、伝言ゲーム終わったから今から行こうかなって。
[携帯を弄る利政にじゃれ付いたまま聞く。]
(473) 2014/03/28(Fri) 23時頃
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[伝言をそのまま伝えられたと思っている。 そもそも、丞が何で利政に伝言を頼んだのか分かっていない為、暫く同じ方向に傾げられた顔>>479を見ている。]
寄せ書き、あの白い線引く奴で書くらしいからさー。 何書こうかなーって思ってるんだー。
[カーディガンを引っ張るようにして、校庭へと向かう。 文句を言われても、気にせず上機嫌に歩いた。]
(485) 2014/03/28(Fri) 23時半頃
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[利政の後>>481にラインマーカーを受け取り、元気良く駆け出す。 わー!とはしゃぎながら書いた文字は、短く。
『またな!』
曲線は難しく、二つある丸は大きいバランスの悪いものになってしまったがそれもまた味だ。 出来上がったものを、ぱしゃりと写真に納めていく。 それぞれ個性のある寄せ書きは、きっと消えてしまう。
その前に、写真に撮っておきたかった。]
(486) 2014/03/28(Fri) 23時半頃
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[朔太郎>>490にはごめーんと謝り。 手をあげたありす>>499にぶんぶんと手を振って、間に合って良かったと笑う。 朔太郎の声>>496に屋上を見た。 此処からだと、きっと表情は見えない。 カメラを最大望遠にしてみれば見えるだろうか。]
(502) 2014/03/29(Sat) 00時頃
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[はしゃぎながら地面に書かれたメッセージと、そこに残ったメンバーの写真を撮る。 屋上に人影が見えれば、カメラを最大望遠にしてその人影を見た。 残念ながらその表情までははっきり見えないが、喜んでくれているだろうか。]
(509) 2014/03/29(Sat) 00時頃
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まーたーなー!
[屋上に向かって、書いた文字と同じ言葉を叫ぶ。
隣にいる、その姿もカメラで見えていた。 じっと二人の姿を見つめて。 ぱしゃり、一枚撮った。]
(529) 2014/03/29(Sat) 00時半頃
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[シャッターを押した後も、暫くカメラを構えたまま。 駆け出した環>>538に気付けば、そちらを向いて。]
あー!たまちゃん! 僕も飯行くー!
[もたもたと、カメラの電源を切って走り出した。**]
(554) 2014/03/29(Sat) 01時頃
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