21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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露店巡り シーシャは、メモを貼った。
chiz 2013/08/13(Tue) 02時半頃
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[目覚めた場所は礼拝堂ではなく、自室のベッドの上だった。 一体どこからが夢だったのだろうか。]
―――…、
[自分の手を見下ろす、 小指の爪は何時も通りぎざぎざに荒れて けれども滲んだ噛み傷は其処にはなくて、 机の上を見たらセシルから貰った飴玉はなかったけれど ポケットに入れた筈の手紙が皺一つなく乗っかっていた。]
―――…、
[全て、夢だったのだろうか。 嵐の夜も、談話室や図書室、それに礼拝堂でのこと、も]
(34) chiz 2013/08/15(Thu) 23時半頃
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……夢なら夢のままでもよかったのに。
[そう笑って、 封を切らずに置いたままだった手紙を手に取った。 内容は読まなくとも大体はわかっていた、 カサリ、封を開けて手紙を開く。両親からの手紙。 息子の帰省を待ち侘びている、そんな内容が数行。 その後に続く文章に自分の名前はない。 あるのは素直で優しい弟の名前ばかりだ。 両親が本当に待ち侘びているのは帰省の遅い弟で、 少年は弟が帰るまでの"つなぎ"でしかないのだ。]
……何時も通り。
[夢から覚めて、それが現実。薔薇の香りはもう感じない。 日常に、戻った。]
(35) chiz 2013/08/15(Thu) 23時半頃
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[日常に戻った青年は、何時も通りに過ごす。 部屋を出て、ポケットに両手を突っ込み廊下を歩く。 窓の外、嵐の名残はない、やはり全部夢だったのだ。 廊下を歩いていくとふわりと甘い匂い、 薔薇ではなくて、もっと馴染みのある…]
…せーんーぱいっ、
[先を歩く見慣れた背に、声を掛ける。 最後に見たのは礼拝堂、違う、それは、夢で。 どういう顔を見せたらいいのかわからない。 だから何時ものようにグレッグの肩に顎を乗せる、 互いの表情わからないまま彼の持つマグを覗きこんだ。]
…いい匂い、 ね、先輩…一口、頂戴?
[何時も通りの遣り取り、甘えの言葉を向けて…]
(36) chiz 2013/08/15(Thu) 23時半頃
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[何時も通り、自分で飲めとマグを手渡され…、 そんな想定から少し外れて、まるで嵐の夜の続きのよう]
……あり、がと……、
[目を瞬かせる。一体どこまでが夢だったのだろう。 ふわりと近づく甘い匂い、 グレッグの肩に顎を乗せたままマグを啜る。 視線を感じて目を向けると、随分と近い距離に顔が、あって
気付くと首を伸ばしていた。 唇と唇が合わさる。 少しかさついた感触、上唇の傷は何時できたもの…? 深くはなく、長くもないけれども確かに、夢ではなく触れて。]
(47) chiz 2013/08/16(Fri) 00時半頃
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……お礼、 グレッグ先輩…、好き…、
[どうしても何時ものような軽薄な響きにはならない。 そう囁いて、一歩、二歩とグレッグから引く。 自分は今どのような顔をしているのか、 グレッグを怒らせてしまってないか、 表情を窺えないまま、自分の手元の小指へと視線落とす。]
(48) chiz 2013/08/16(Fri) 00時半頃
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[これまでと同じ日常、薔薇の香の夢、また選べるのなら]
…先輩、今部屋1人なんだよね…? 俺今日…遊びに行ってもいい…?
[夢ではなく、日常の先、これまでとは違う、選択を。]
ね、先輩…。 俺のことだけ、構ってよ…。
[そう笑って。 グレッグへと手を差し伸べた。**]
(49) chiz 2013/08/16(Fri) 00時半頃
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