82 【突発RP村】独りある身はなんとせう
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─ 数日後:高台の屋敷自室 ─
[ベッドの上で目を覚ます。ああ、夢を見ていたらしい。昔遊んだ、婆やの親戚の少年…ヤニクの夢
その眠りを妨げたのはラジヲの声]
ヨカッタデスネ ヘイワデスネ オメデトウ
[終戦歓迎ムードがゆるい音楽と一緒に漂う
ただ、私の耳にはそれとは違う異質の
婆やのすすり泣きが見えない場所のどこからか聞こえてくるのだが…]
(8) 2014/07/14(Mon) 06時頃
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ルーカスは、ちょっと高台向こうにある、海辺が気に*なった*
2014/07/14(Mon) 06時頃
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─ 高台の屋敷:居間 ─
「坊ちゃん、婆やの為にこれを読んでくださいませんか」
[彼女が泣きはらした目で持ってきたのは、一通の手紙]
ヤニクからの…か。
[それが書かれた日付は戦中。軍の検閲を受けた形で、封は切られていた。文字が読めない婆やは、村の誰かにお願いして読んで貰おうとも考えたそうだが私がこちらに来る事を知って待っていたとの事]
(26) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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[文字はたどたどしい感じで書かれていた。誤字のようなものも見受けられる]
えーっと。こう書いてあるな
『知らない土地で りりしくあろうと 合宿場で いつも のんびりしてしまう 罠に用心しています です』
(27) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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『大たい 佐ほど の いな かに りふじんな荷 を かすことは いい兵で 前から 戦 に頑張っているおれはしたくありません
送 ら れ る 事 には なれていますのでがんば っていこうと思いまし た』
(28) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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『【精一杯やりますが、この手紙を婆ちゃんに読んでくれた人、もし何かあったらよろしくお願いします。】
ごごの めんかいな んて なかなか さいきん いい感じ
ヤニクより』
(29) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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[婆やは、手紙が読み上げられるのを聞いて再びすすり泣いた]
『あの子は戦場でも頑張り屋だったんだねえ…』
[私はといえば、その手紙に違和感を感じ。小首を傾げていたが]
(30) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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ルーカスは、手紙を持つ手が…*震えた*
2014/07/15(Tue) 06時半頃
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[婆やに手紙を返した後、私は居間のソファーに座ってため息をつき黙り込んだ。ヤニクからの秘密のメッセージについては、彼女に言う気がしなかった
ラジヲの音声だけが部屋に響く]
『国の為に尊き命を捧げた若者達に感謝を…』
(48) 2014/07/15(Tue) 23時頃
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