21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
rainytrain 2013/08/13(Tue) 03時頃
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ー食堂ー [うつらと船をこいだ頭を机にぶつけ、意識が覚醒した。 周りを見渡すと、そこは食堂で。 嵐の晩に寝てしまったのだと理解する。 立ち上がろうと視線を落とすと、 開かれたままの本がそこに。 描かれた薔薇は、 淡く赤をほのめかせる程度の色づき]
(この本は返したはず…いや、返さなかったのか?)
[曖昧な記憶。ハッキリとした事実。真実は何処へ]
…探しにいくか
[パタリと本を閉じて脇に抱える。 彼が歩き始めると、鳥は嬉しそうに羽を広げた]
(37) rainytrain 2013/08/15(Thu) 23時半頃
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[先ほどの本とは違う鮮やかな赤。 それは何処で見たものだったのか]
“ フィー ”
[何かを言いたそうな鳥は、伝える言葉を持たない。 彼が教えたのは、彼に都合の良い台詞だけ。 孤独を紛らわせるための、ひとり遊び]
“ フィー ”
[鳥がもう一度鳴く。 その呼び方に何かがダブるが、彼は軽く首を振った]
[導くようにピアノは歌う。それは可憐に咲く赤の花]
中庭…か。
(38) rainytrain 2013/08/15(Thu) 23時半頃
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ー中庭ー [嵐の被害にあった色とりどりの薔薇を避けて、 痛んでしまった赤薔薇の元へと足を運ぶ]
[ツキリと心が痛む。 何故と問う前に 薔薇の香りが強くなり、 くらりとした彼は 地面に膝をついた]
(前にも同じようなことが)
“ くすくす… ”
[声が聞こえる。いるはずのない少女の声が]
思い出したよ、赤薔薇。
(39) rainytrain 2013/08/15(Thu) 23時半頃
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[揺れる赤薔薇。声が風にさざめく]
君も幸せになれたかい?
[この声が彼女に届くか わからない。 けれど、あの非日常は確かにあったのだ]
俺は…
[脳裏に浮かぶのは愛しい人の顔]
幸せになりにいくよ。
[中庭を去る彼。 しかし その肩にいるべきはずの鳥は 枯れそうな赤薔薇の傍を離れない]
[もうひとり遊びは終わりなのだ]
[今度は、ふたりで…]
(40) rainytrain 2013/08/16(Fri) 00時頃
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