人狼議事


108 Persona外典−影の海・月の影−

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視点: 人


奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2015/02/14(Sat) 06時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

[温かい紅茶に口をつけながら、彼を不思議そうに見る。
ひとつは、会話の内容。もうひとつは、彼が数秒間静止したこと。]

……そう?
お父さんがいつも言ってるの。すぐに逃げられる場所を選びなさいって。

[それを自分なりに解釈した結果、こういうときは逃げ道の多い外で過ごすことが多くなっていた。]

走って、15分……そこまで遠い訳じゃないね……。

[少し残念そうにした。けれど。]

(10) 2015/02/14(Sat) 11時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

っ!?
……大、丈夫?

[珈琲を吹き出した彼を心配する。
服が汚れてしまったんじゃないだろうか。
火傷みたいなことには、なってないだろうか。]

……二人でも、危ない?
でも、一人よりは安全、だと思う。

[自分なりの解釈の結果、そうなった。
もし本当に危険な人がいた場合、人数が多い方が安全なはずだ。]

(11) 2015/02/14(Sat) 11時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[一人で帰らせられない、という言葉に喜びつつも、少し思慮の余地があると判断して首をかしげた。

原因はいくつか思い付いた。
自分が事件について人より多く情報を持っていること。
彼にも家に帰らなければならない理由があること。
そして、なによりも。]

ごめんね。
私なんかと、一緒に、いたくなかった、かな。
迷惑になってたら、一人でいる、よ。

[自分に優しい相手は突き放してしまう。
そうでない人には、こうして自ら離れようとする。
それが、私という人間だった。

彼に頭を下げて少し離れようとしたところで。]

(12) 2015/02/14(Sat) 11時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[立ち眩みのような、地震のような。
呼吸困難のような、心臓が止まるような。
そんな感覚と共に、世界が色を変える。

時刻は、12時。]

(13) 2015/02/14(Sat) 11時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

あ、あぁ……!

[変わっていく世界を。時が失われた世界を。
否、明らかに異常な異界を。
見開いた瞳で、少女は見つめていた。
それは、変わりゆく世界を見ていたのではなく。
自分に起こった変化を確認していた。]

めが……みえる。
光が、眩しくない……!

[驚嘆の表情を作った少女に次に湧いた感情は。
喜びだった。]

(14) 2015/02/14(Sat) 11時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[ハッとして、麻夜に向き直る。
彼はこの事態に、焦っている?
少なくとも、私のように喜んでいないことはわかった。]

危ない、の?
どうしよう。避難、した方がいい?
他って、どこにいけば、いいかな……。

[彼の心配をよそに動揺というものはなかった。
なぜなら、危険を感じさせる異常さよりも、喜びを感じさせる異常さの方が、少女にとっては大きかったから。

気付けば、先程は薄目じゃないと見れなかった彼の顔を、普通の人間と同じように開かれた大きな瞳で、まじまじと見つめていたかもしれない。]

(15) 2015/02/14(Sat) 11時半頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2015/02/14(Sat) 11時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

……うん。
アルビノは、光に、とても弱いの。

だから、私は……ものをちゃんと見たことがなかった。
世界って、こんなに、きれいなんだね。

[状況の不理解というのは、当たっている。
決して楽観視する性格ではない。
ただただ、自分が見えるようになったことが、嬉しいのだ。]

(102) 2015/02/14(Sat) 20時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

人の多いとこ、避難するんだね。
わかった……ぅ?

[溜め息をつきながら説明する彼に返事を返す。
そして、彼の空気が変わったことに反応して振り向いた。
すると、触手が、伸びてきて。>>87
彼が、吹き飛ばされて。>>88
そのとき私は、漸く事態を理解した。]

(105) 2015/02/14(Sat) 20時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[たくさんの触手が目の前に迫る。

逃げなきゃ。見えるのに。体が、動かない。
嫌だ、嫌だよ。誰か、大塚くん、お父さん、誰か、誰か!

触手が体に巻き付こうとする。
彼を吹き飛ばしたパワーのある触手が。
きっと私なんてへし折られてしまう。
そんなの、そんなの。]

(107) 2015/02/14(Sat) 20時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

絶対、いやああああああああああ!

<汝は我 我は汝>
<我、汝の力とならん>

[胸元のカード。私の力は。]

ペルソナアアアアアアアア!

[私の呼び掛けに応じて蝶のような羽と触覚を持った、和装の少年が現れる。
彼が私のペルソナ……そう、感覚で理解した。

その彼が羽を羽ばたかせ、鱗粉を撒き散らすと、触手たちは動きを鈍らせ、倒れていく。]

(117) 2015/02/14(Sat) 21時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2015/02/14(Sat) 21時頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

[ああ、なんて偶然だ。
彼も、同じように、ペルソナを持っていたんだ。
それも、私と同じタロット。]

スク……ナ、ビコナ?
それが、私の、ペルソナ?

[胸に光る、<隠者>のタロット。
真実を見通し、現実を隠す。
そんな、私らしい、ペルソナ。]

(125) 2015/02/14(Sat) 21時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[ハッとして、麻夜に駆け寄る。]

大塚くん!
大丈夫だった!?怪我とかは……!

[彼に引っ付いて、体が大丈夫か、傷がないか調べようとする。
ペルソナ、スクナビコナは、いまだに後ろについている。]

(127) 2015/02/14(Sat) 21時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2015/02/14(Sat) 21時頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

近くないと、わからないじゃない!

[少しだけ涙目でそう訴える。
肩に触れたとき、彼が顔をしかめるのを見ると、スクナビコナを召喚して、一緒に肩へ手を当てた。
スクナビコナが羽ばたくと、鱗粉が彼の服の中へ入り込み内出血を起こした肩に付着していく。
鱗粉は瘡蓋のように傷を包み込むと、痛みを引かせるだろう。]

……鱗粉が、包帯の変わり……麻酔の作用も、あるから、痛くない、はず。
無理しないでね。あくまでも、応急処置で、直した訳じゃないから……。

(138) 2015/02/14(Sat) 21時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

ネコミミ……埠頭……。
見た、よ。もしかして、大塚くんも……。

[そこまで言って、思い当たる。
嫌な可能性に。最悪の、可能性に。]

港!港に、いかなきゃ!
私、私!お父さんに、夢のこといっちゃった!
埠頭にいってるかも……危ないかもしれない!

[初めて、大きな動揺を見せる。
それは、自分にとって父がいかに大きな存在かを、示していた。]

(143) 2015/02/14(Sat) 22時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[狼狽したまま、新しい人物を迎える。]

あなたは、えと、あの時の……。
その、彼は……大塚くんは応急処置しました!
大塚くんを、見ていてくれませんか?
行かなきゃいけないところがあるんです!

[こんなときでなければ、名前を聞いておくのだろうけど、そんな余裕はなかった。]

(149) 2015/02/14(Sat) 22時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[落ち着いて、といわれれば落ち着く。楠 明はそれができるだろう。
しかし、今は違う。状況が状況なのだ。
命さえ、危険なのだと、思い知ったから。]

お父さんが、もしかしたら港の埠頭にいるかもしれないんです!
こんな状況じゃ、わかんないけど、もしいるなら……助けないと!
いないならいないで良いんです!無事が確認できれば……!

[必死に、花河に訴える。
大切な家族を守りたいと。]

(164) 2015/02/14(Sat) 22時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

特徴?えっと、警察官で……目元が、私に似てるって言われてる。
写真、こんな人。

[麻夜に、携帯(折り畳み式の古い型)の画面を見せる。
そこには、中学生の私と警官姿の父親が写っていた。]

って、ま、まって!
応急処置っていったでしょ!?
動いちゃダメだよ!私が、自分でいくから!
迷惑かけられない……!

(176) 2015/02/14(Sat) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

待って!待って、大塚くん!
花河先輩!……追わせてください!

[麻夜を止められず、哀願するようにアカリを見る。
その瞳には、涙が潤んでいただろうか。
自分にとって、麻夜がその他大勢の一人ではなくなっていることには、まだ理解が及んでいないのだが。]

(194) 2015/02/14(Sat) 23時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

ぁっ……!はい!
私は、怪我ないです!
急いで追いましょう!

[こぼれかけた涙を止めることなく、アカリの手を握る。
すぐにでも、走り出す体制は整えている。]

(205) 2015/02/14(Sat) 23時半頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2015/02/15(Sun) 00時頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

はいっ!
スクナビコナ!

[名前を呼ぶと、容姿端麗な昆虫少年は空を飛び回り、鱗粉を撒き散らす。
その鱗粉に触れたシャドウ達は、潰れも裂かれもしないが、皆一様に動かなくなっていった。

隠者としての能力。
敵に幻影をみせ、動きを制限する能力である。
使い方を変えれば、麻夜の時のように治療にも使える、が。
その真髄は、この幻覚作用にあった。]

(でも、それだけ。だから私は、きっと……。
    戦 え な い )

[麻夜のような戦い方は、できない。
自分は、無力なのだ、そう思い知った。]

(213) 2015/02/15(Sun) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[アカリのペルソナがシャドウを切り裂いていく。
それを、含みのある視線で見つめる。]

っ、はっ、はっいっ!
大、丈夫、です……っ。

[息が切れているのは、隠す気はない。
流石に、光の影響で運動ができない身なのだから。
そこで演技するのは、無理だというものだ。]

……わかる、んです。
この子は、スクナビコナは、戦えない、って。
こんなことしか……できないん、です。

[人を引き付ける見た目ばかりで、中身がない。
そして、その虚を実に見せようとする。
……我ながら、なんと浅ましい、仮面だろうか……。
そう、恥に思っていた。使い方をよくわかる自分と共に。]

(241) 2015/02/15(Sun) 00時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……私、にしか。
できない、こと。

[呟く。繰り返す。
存在を認めてもらえたことが、嬉しくて。
噛み締めるように、呟く。]

そう、なんですね。
あり、がとう、ございます。花河先ぱ……。

[行き絶え絶えにお礼を言って、先輩に向き直ると。
そこに、先輩の姿は、なく。
代わりに、シャドウが、彼女を、飲み込んで。]

(251) 2015/02/15(Sun) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

う、あ、うああああ。

[私を気遣ってくれた彼女が。]

花河、先輩……。

[導いてくれようとした彼女が。]

なんで、こんな……。

[私なんかの、ために、彼女が。]

返して……返してよ……!

[言葉に、力がこもる。]

(255) 2015/02/15(Sun) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

先輩を返せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!

[繋いだ手を、離しはしない。
思いっきり引き抜こうと引っ張る。

同時に、スクナビコナの鱗粉が迸る。
シャドウに、恐怖を、後悔を、絶望を、与える。]

吐けッ!吐くんだッ!先輩を!吐けよぉッ!

[必死に、助けようと試みる。
例え繋いだ手が胴体から離れようとも、この手だけは、離さない。
ここで諦めたら。きっと。
本当に、戦えなくなるから。]

(258) 2015/02/15(Sun) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……っ!

[アカリが、見えた。
微かな隙間から、希望と生存が顔を覗いた。
見えたはず、なのに。
状況と違い、腕に力が入らない。]

っ、あっ!
うああああっ!

[見えてしまったから。
これから彼女が、どうなってしまうか。
今、手を繋いでいる私も、そうなってしまうと。
恐怖に、体が、硬直した。]

(276) 2015/02/15(Sun) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

うごけっ!うごけぇっ!
うごいてよぉっ!

[心は、反復する。
動くな、離せ、逃げろ。
生き延びろと、本能が叫ぶ。]

そんなのだめっ!
今ここで逃げて、誰が……私の、存在はっ!

[力の抜けた手に、必死に呼び掛ける。
けれども、疲弊した体は、正直で。
ああ、私は、もう、彼女を。

アキラメテイル?]

(277) 2015/02/15(Sun) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……っ、うぅ、うあぁっ。

[泣きじゃくる。
自分の無力さに。弱さに。脆さに。
ただ、泣き続けて、諦めてしまった。
私には、できない。

誰なら、先輩を救えたんだろう。
大塚くんなら、先輩と戦えた。
一緒に走り続けていた。
このシャドウの接近にも、きっと気づけた。
私だから、わたしだから、ワタシダカラ……。

私、だから?]

(278) 2015/02/15(Sun) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……諦めない。

[私だからこそできなかった。
なら、私だからこそできることも、ある。]

スクナビコナァ!

[スクナビコナの鱗粉が私にまとわりつく。
その鱗粉は、私を



狂暴にした。]

うあああああああああああっ!

[水に締め付けられようとも。
心に裏切られようとも。
例え先輩が諦めようとも。]

(279) 2015/02/15(Sun) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

絶ッッッッッ対に、諦めない!!

[人間は、自らの体が壊れないよう、無意識にリミッターをかけている。
もし、その限界を越えたのだとすれば、体を壊してまで力を行使すれば。
それを、<隠者>は実現した。「幻想」を「現実」にした。
花河を、限界を越えた力で引き寄せる。
シャドウの拘束を裂き、花河の体を自分の体の方へ引き寄せた。]

(280) 2015/02/15(Sun) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[そして、アカリを抱き止めた瞬間。


肉体は。本当の限界を迎えた。

ゆっくりと、抱き止めながら。
後ろへと、倒れ込む。]

(281) 2015/02/15(Sun) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

せん、ぱ……?

[こぼれ落ちる涙に、安堵する。
先輩は生きている。
私は、助けることができた。存在を示した。]

よかっ……た、で、す。

[そう、満面の笑みで、笑いかけた。
酷使した腕はもとより、全身が鉛のように動かない。
けれど、心は満たされていた。]

(297) 2015/02/15(Sun) 02時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

私、諦め、なかった、の、先輩の、おかげ、です。
わた、しにしか、できない、こと……先輩が、教えてくれた、から。
それでも、ありがとう、思ってくれるなら……。

[目が霞む。体が軋む。
意識を保つのさえ、難しくなる。
それでも、笑顔を絶やさずに。]

いきのこったあと、いっぱい、ほめて、ください。

[隠者のただひとつの願いを、伝える。]

(305) 2015/02/15(Sun) 02時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[自分はもう動けない。
この場にいれば、死を待つばかりだろう。
一緒に生き残るためには、アカリに動いてもらうしかない。]

……は、い。

[微かに頷く。
スクナビコナが、飛ぶ。
鱗粉が見せるのは……希望と言う名の幻想。
それが現実になるかは……夢を見るもの次第だろう。]

(307) 2015/02/15(Sun) 03時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2015/02/15(Sun) 03時半頃


奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2015/02/15(Sun) 03時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

[あかりに連れられ、埠頭につく。
大きな戦闘痕の存在が、ここも危険だと教えてくれる。
そして、その中心に彼がいた。]

大塚くん!

[辛うじて動き、歩み寄る。
彼に寄りかかるように、体に触れた。]

痛いところ、ない?大丈夫?

[彼と向き合う二人の人物に、視線を向ける。
少しだけ、恨みがましい、涙のこもった瞳を。]

(337) 2015/02/15(Sun) 16時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[あかりの名前が呼ばれると、新しい人物。>>335
見たこともない人だが、あかりの態度から、学生ではなさそうだと推察できた。
知り合いではあるようだが、それでも警戒は解かない。

静かに、あかりの服の裾を握って、警戒の意思を示した。]

……大丈夫、なんですか?先輩。

[なにが、とまでは、言えなかったが。
事件のことを知る位置だから、人間相手にも警戒はあった。]

(339) 2015/02/15(Sun) 16時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……信じてますから、先輩。

[彼女は知っているだろうか。
私が信頼すると言うことは、殆どないと言うことを。

先輩にしても、大塚くんにしても、なにかに、惹かれた。
だから、信頼できたのだ。]

(349) 2015/02/15(Sun) 17時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

高屋敷さん……楠 明です。

応急処置なら、私ができます。
もうちょっと、休めば、ですけど……。

傷があるなら、言ってください。私が治します。

[先輩が大丈夫と言ったから。
だから、力を貸すことにした。
自分でも気づいていないが、一度惚れ込むと、とことん信じきる性質が、楠 明にはあった。]

(350) 2015/02/15(Sun) 17時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

先輩こそ、大丈夫ですか?
あんなことが、あったのに……。

私は、体がうまく動かないだけです。
怪我はありませんから。

[未だに、限界を越えたことで、体は悲鳴をあげている。
それでも全く動けないわけではないし、怪我もないだけましだろう。

ただ、右手が動くには動くが、未だに感覚が戻っていないことは、伏せておいた。心配をかけるだけだから。]

(353) 2015/02/15(Sun) 17時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……疲れてるのは、あります。

[警戒しすぎたかもしれない。そう思うようになった。
初対面で、こちらのコンディションを心配してくれている。
それに、先輩の信頼してる人だ。
大丈夫。きっと、大丈夫。そう言い聞かせた。]

ペルソナは、動きます。
だから……役に立たせて、ください。

[存在意義を求めた献身が、そこにはあった。]

(363) 2015/02/15(Sun) 18時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

いいの……見つからないってことは、無事なのかもしれないし……。
大塚くんが無事なのが、嬉しいから。

[謝る麻夜に、そう声をかける。>>367
だが、体に触れると表情を一変させる。]

なに……なにしたら、こんなになるの!
じっとしてて!痛みを和らげるから!

[スクナビコナを呼び出して、鱗粉で治療していく。
顔は暗いまま、瞳に涙をためた。]

痛みはなくなるだろうけど……。
痛みって、リミッターなんだよ。
無茶しちゃいけないって、サインなんだよ。
……お願い、一緒にいて?もう、無茶しないで……。

(371) 2015/02/15(Sun) 19時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

ふぇっ?
……はい、先輩こそ、むりしないでください。

怖いときは、一緒に、怖がりますから……。
だから、大丈夫です。

[心配されたことはわかっても、その原因に思い当たることができない。>>372
なにしろ、こんなに人と関わろうとすることが、はじめてだから。
自分では、違和感に気づけない。
あかりや、麻夜は、どうだろうか。]

(378) 2015/02/15(Sun) 19時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[優しいこばに、安堵を浮かべる。>>374
この人は、きっと、味方だ、と。]

はい、わかりました。
……あ、あの!
警察官を見ませんでしたか……?
私のお父さんを探してるんです。

[休む前に、やっておくことはやっておきたかった。
父親の安否を、確認しておきたかったのだ。]

(379) 2015/02/15(Sun) 19時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

なんで……こんなになるまで……。

[治療を施しながら、自己嫌悪に陥る。>>383
麻夜の怪我は、すべて自分の責任なのだ。
だからこそ、献身する。だからこそ、己を呪う。]

謝らないで。
……もう、こんな無茶はしないで。
生きて……元気な姿で、私に、会いに来てほしいから。

(387) 2015/02/15(Sun) 19時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

あ、いえ……来てるかも、ってだけ、なんです……。
でも、ここに来てたら、きっと危ないと思って……。

[特徴と言われると、携帯を取り出す。]

この写真……この、警官服の男の人です。
……わかりま、せんか。

[多分、見られてないのだろう。
けれども、微かな希望をもって、訪ねる。]

(388) 2015/02/15(Sun) 19時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

そう、ですか……。

[がっくりと肩を落とす。
携帯が通じれば、なんとかなるのだろうが……。
そんな状態だったから、次の言葉に強く反応した。]

ほんと、ですか!?
おねがいします!

[やっと見えた希望。
それに、明るい表情になった。]

(393) 2015/02/15(Sun) 20時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[クルーザーのなか、隅っこで縮こまる。
大塚くんも、花河先輩も、交遊があるのだ。
……一人なのは、私だけ。実感してしまった。]

……?

[なにか、聞こえた。
声?音が、聞こえた。
……呼ばれている、気がする。

ふらふらと、ひっそりと、ベルベットルームから外へ出ていく姿に、気づいた人はいるだろうか。]

(458) 2015/02/15(Sun) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

スクナビコナ……なに?なにを感じているの?

[ペルソナがなにかに反応する。
昆虫には、それにしかわからない超音波のようなものがあるらしい。
それと似たようなものを、スクナビコナは感じているのだろうか。]

……いりくんでる。コンテナ?だよね……。

[積み上げられたコンテナが迷路のようになっている。
一歩先すらよくわからないのは、怖くもある。
だけど、今はそれよりも、好奇心が勝っている。
例え、足取りが、ふらついていようとも。]

(461) 2015/02/15(Sun) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……聞こえる。
わかる。誰かの声。
いや、わかってる。この声は。

「……り……あか……り……。」

お、父さん……!

[コンテナの森を、駆け出していく。
声がするってことは、無事だってことで。
今、私を探してくれているってことで。
無事を伝えなきゃ。一秒でも早く。

そうして走って、見つけた人影。
見知った、後ろ姿。]

(467) 2015/02/15(Sun) 23時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

お父さん……!

[動きが緩慢な体に鞭打って、駆け寄る。

その足が止まったのは。

振り返ったその人影の顔が。

真っ二つに割れていたから。]

(468) 2015/02/15(Sun) 23時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

「あか……り……りりりり……。」

[絶望が胸を支配する。
ああ、これが。
この化け物みたいなのが。
お父さんなんだって。

その場に座り込む。
もう、どうすればいいか、わからなかった。
なにに希望を持てばいいのか、わからなかった。

ゆっくりと、「お父さん」が近付いてくる。
だけど、打ちのめされた四肢は、動かない。]

(471) 2015/02/15(Sun) 23時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

(私は、なにをした?)

[足元には、バラバラの、したい。
お父さんに酷似した、したい。

うでも、あしも、どうたいも、くびも、ぜんぶきりはなされてて。
なのに、顔は、お父さんとわかってしまう。

  わ た し が こ ろ し た ?]

(494) 2015/02/16(Mon) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

いやあああああああああああああああ!

[慟哭は天をつく。
違う。自分じゃない。
自分が割ったんじゃない。
自分がバラバラにしたんじゃない。

ただひたすらに、現実から逃げて。
枯れるまで、叫び続けた。]

(498) 2015/02/16(Mon) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

あ、うあ、あああ、あは、はぁっ。

[人が見ていることに気づく。
乾いた笑いが出る。
ため息のようだ。]

ちがう、ちがう。
わたしじゃないよ。

[それは、誰に向けたことばだろうか。]

(506) 2015/02/16(Mon) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

うん、ちがうよ。

[ただ、それだけ言う。
だってそうでしょ?
スクナビコナはこんなことできないもの。
私じゃない。私じゃないんだ。

ねぇ、そうでしょ?]

お父さん。私じゃ、ないよね?

(515) 2015/02/16(Mon) 00時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

そうだよ。お父さんだよ。
……ね?おとうさん。
そうだよね?

[明らかに命のない物質に呼び掛ける。
それは、多大な混乱を招いているからだが、他人からこの態度はどう見えるか。]

(524) 2015/02/16(Mon) 00時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

おとうさん、だよ?
ね?おとうさん。

ねえ、へんじをしてよ。
わたしのおとうさんだって。
ねえ。ねーえー。

[巡理に答えるように、壊れた少女が、駄々をこねる。
それは、二人にはどのように写るだろうか。]

(532) 2015/02/16(Mon) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……いない、の?おとうさん。
いなくなっちゃったの?
……おかあさんみたいに。

[暗く、冷えた、無邪気な瞳。
遠い過去を写す、赤。]

どうしよう。しんぱいしてる。
おとうさんのところに、いかなくちゃ。

(535) 2015/02/16(Mon) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……あ。
わた、し……。

[頬を叩かれて、私が帰ってくる。
同時に、恐ろしい現実を思い知る。]

おとうさん、が……おとうさんが……!

[かけられた手にすがるように抱きつき、涙をこぼす。
現実を直視できないほど、楠 明は賢くないわけではない。
かといって、現実を受け入れられるほど、強いわけでもなかった。]

(543) 2015/02/16(Mon) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[抱き締められて、涙を流す。
ああ、自分は許されているのだと、勝手に逃げている。]

おとう、さんが……バラバラになって……。
顔を、見た。お父さんだったの……。
った一人の家族だったのに……おとうさんが……お父さんが……!

[自己保身。現実逃避。
そのために、泣きじゃくる。
いつかつけがくることを、少女はまだ知らない。 ]

(548) 2015/02/16(Mon) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

うっ、ひっく……。

[あやされながら、泣き続ける。
シャドウが人になり変わるなんて知らないから。
あれがお父さんだと、信じて疑わなかった。

それが、悲劇となるのか。
それとも、希望へのトリガーなのか。
まだわからない。]

(567) 2015/02/16(Mon) 04時半頃

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