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84 Es 3rd -Test days-
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―カリュクス邸・テラス・フィリップ宛―
>>139 吸血種…をご存知で?
[犯行現場を見つかったこそ泥の様な。 警戒感と後ろめたさを剥き出しにした表情で、 フィリップが此方を見やる]
――そりゃァ……
[館の主も、先程見かけたケムシもハワードも、 今日呼ばれたのは吸血種ばかりで。 自然フィリップもそうだとばかり思っていたのだが]
ん――…口で説明するのは、面倒だな。
(157) goza 2014/08/01(Fri) 16時半頃
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[改めて、向き直ると。 フィリップの肩口、巨大な鳥が乗っていない方へと手を掛ける。
引き寄せれば、首筋へと牙を突き立て。
ぴちゃり、ぴちゃり……ずちゅる、ずちゅる、と。 音を立てて舐めとった。
仕上げに白手袋で傷口を拭き]
――まァ、こういう事だ。
此処にいる他の奴らも大概がな。 ……独りっきりだとか、思ってんなよ。
[そう言うと、口元が汚れたから洗ってくる、と。 >>140呆けた様子のフィリップをその場に残し、歩き去った。
もうテラスまで目と鼻の先。 迷う事も無いだろう――**]
(158) goza 2014/08/01(Fri) 16時半頃
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保険調査 ライジは、メモを貼った。
goza 2014/08/01(Fri) 17時頃
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―カリュクス邸・藤之助宛―
[水場を見つけ、口と、ついでに顔を洗って。 犬の様に首を振りつつお茶会会場へと向かう]
……げ。
[>>161背後から声をかけられ振り向けば――… 昨晩狼藉を働いた藤之助が、 僅かな罅の入った笑顔で立っていた。
考えてみれば顔の広そうな彼が 此のお茶会に来る可能性は低くは無く。
慌てて両手を肩口まで上げ、敵意の無い事を表明すると]
(178) goza 2014/08/01(Fri) 22時半頃
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おぅ、お陰さんでな――
もう、あんたに手は出さねェよ。 今日の俺は此処のお嬢ちゃんの手伝いだ。
休戦協定といこうぜ……?
[冷たい殺気を浴びながら、 そんな、虫の良い嘆願を藤之助へ。
>>148やがてそうこうしている間に、 フィリップの芸が皆の目を集め始めた事だろう**]
(179) goza 2014/08/01(Fri) 22時半頃
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―数日後・洋上―
>>180 ――何が、駄目なんだ? あいつには唇を、心を許しておいて。
俺の事は、また――…燃やして、遠ざけるのか?
[其れは喉の奥から絞り出す様な、 苦しげな低い声で。
あの時容易く炭化した腕を、 見せつけるようにセシルの横顔の直ぐ側についた]
(185) goza 2014/08/01(Fri) 23時頃
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>>181 ハ――ッ、身体の方は随分と、素直じゃねェか……
[膝の刺激に上がった小さな嬌声に、 口の端を歪める。 腰紐を解いた袴を、下着ごと半ばまで引き下ろし。 セシルの"もの"を剥き出しにする。
乱れた本紫の着物の隙間に手を淹れて、 やわやわと、抗えない刺激を与え]
ふぅん、自分が此方という事は――… ヤられるのは、初めてかい?
[言葉に滲む僅かな喜色。 前面を弄っていた指先は、両足の間から、 一つ、一つ。 セシルの形を確かめる様に、後方へと――*]
(187) goza 2014/08/01(Fri) 23時頃
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―夜更け・藤之助宅外・ガーディ宛―
[採取した吸血種達の血液を、未来へと転送する。 其れらは解析され、 多額の遺産相続の資料として使われるのだろう。
事前に資料として手渡された中には、 身体能力を加速させる者や焔使い等、 数々の異能に関する注意書きあった。 対処方法はただ一つ、やられる前にやり、 後は逃げの一手だと――…
そんな鼻紙代わりもならない諸注意の中でも、 死神と呼ばれた異能は実に不可思議だった。 書いてあるのは戦果のみ。 其の能力も、素性も、全くの白紙だった]
(207) goza 2014/08/01(Fri) 23時半頃
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――誰、だ……?
[全身に、藤之助の血の匂いを纏わり付かせながら。 何者かに見られている様な気がして振り返る。
――――誰も、いない。
けれど確かに何かの気配を感じる気がして。 怪談じみた死神の記録を思い出したのは、 おそらくは其のせいだっただろう。
周囲に神経を張り巡らせ、 再び、歩き始める。
そして、
数歩]
(208) goza 2014/08/01(Fri) 23時半頃
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トサリ、と。
――倒れ伏した。
其の瞳には、何も映らず――**]
(209) goza 2014/08/01(Fri) 23時半頃
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―数日後・洋上―
[>>201何処か口篭るようなセシルの迷い。 異能を使えば、自分など一瞬にして 消し炭にするのは容易いだろう。
――けれど、其れが出来無い事が判っていたから。
亀吉を傷付けるよりも、 自らを燃やし、彼の心に残ろうとしたセシルだからこ其の揺れが。 狂おしい程に愛しく、己の理性を焼いていった]
(217) goza 2014/08/02(Sat) 00時頃
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>>202 はーん……久しぶり、ねェ…… 其の以前の奴が、羨ましくて妬ましくて、 まったくもって、仕方が無いよ――
[多くを語らぬセシルの耳元で、 自嘲するような声色で囁いた。
そうして、セシルが自らの腕へと噛みつき、 声を殺そうとするのを見れば]
そんな事をしちゃあ、お前の声が聞こえんだろう?
[セシルの体躯をうつ伏せにさせながら、 腕を引き、口から腕を引き離す。 唾液混じりの其の傷口へと、ちろちろと、舌を這わせ。
下肢を弄り、窄まりを探っていた手を 一度袂の中へ戻せば――]
(219) goza 2014/08/02(Sat) 00時頃
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普通にやっちゃァ、お仕置きにならんよなァ――?
[枕に顔を押し付けたセシルに、其れは聞こえただろうか。 手に持つは、冷たく光るスタンガン。 その丸い先端を、軽く弄っただけのセシルの後孔へと、 無理矢理に押し込んだ。
――出力は、最小限。
歪なダンスを踊らせる程度の電流を、
一度、 二度、 三度と――*]
(221) goza 2014/08/02(Sat) 00時頃
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―芸術劇場跡・フィリップ宛―
[お茶会の後――テラスの椅子を片付けていると、 フィリップが声をかけてきた。
鳥男の肩に鳥は無く。 ショーの一環とばかり思っていたが、 森の環境が気に入ってしまったのだろうか、と。
そんな事を考えていた矢先であったから。
「死に方を、教えてくれ。」
至極真面目な、其れでいて狂気を孕んだ眼差しで、 そう告げられた時は聞き違いかと思ったものだったが――]
(242) goza 2014/08/02(Sat) 01時頃
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[けしてそんな事は無く。 次の日、彼を伴い芸術劇場跡へと向かったのだった]
――なんで、死にたいんだ。
[着流しの裾を揺らしながら、 傍らを歩くフィリップへと問いかける*]
(243) goza 2014/08/02(Sat) 01時頃
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―数日後・洋上―
[>>236無機質な機械の先端が、 異物となって窄まりへと突き立てられていた。
>>237銃口を引くたびに、 未知の刺激がセシルを襲い]
――自分を燃やしちまうよりは、 よっぽど苦しく無いだろう?
[ベッドの上で、撓むセシルの背へと声をかけた。 気の強い彼の懇願の声が耳を擽る中、 掴んでいた腕を離し、其の姿を見下ろす背後へと陣取って]
だから、もう。 二度とするな――…って、聞こえちゃいないか……
(252) goza 2014/08/02(Sat) 01時頃
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[セシルが回した手が触れ、 先端を腸液で濡らしたスタンガンがぽろりと零れ落ちた。
其の、何も塞ぐものが無くなった無防備な臀部に 何やら――熱い物が押し当てられる]
さァて、此れはなんだろうなァ――
[背後から、抱き寄せる様にセシルの下肢を膝立ちさせながら。
ライジの、酷く愉快そうな声が問いを放った*]
(253) goza 2014/08/02(Sat) 01時頃
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―芸術劇場跡・フィリップ宛―
[>>264白シャツの青年を伴って。 森の側に黒々とそびえる芸術劇場跡へとやって来た。
相変わらず静まり返り、人の気配の無い其処は、 昼間もなお濃厚な死の気配を漂わせていた。
歩く度、ジャリ、ジャリと足元で何かが崩れる音がして]
僕じゃ無い何か、か――… ええと、フィリップだったか。 あんたは、自分が嫌いなのかい? そんなにも嫌な人生だったのかい?
[足を止め、薄く笑みを浮かべ問いかける。 皆の前で一芸を披露していた時の様子を 朧気に脳裏に思い浮かべる。 皆の間で、……確かに彼は笑っていたから]
(267) goza 2014/08/02(Sat) 02時頃
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[少し開けた廃墟の中心部には、幾つものバケツが並べてあった。 かつては劇場のホールだった場所だろう]
――中に、油が入ってる。
[男はそう言うと屈み込み、中の一つを手に取った。 黒く濁った液体がバケツの中を埋めている]
じゃ、死ね。
[至極端的に其れだけ告げて。
フィリップの全身目掛け、バケツの中身をぶち撒けた]
吸血種は、火で滅ぶ。
……良かったなァ、此れで死ねるぜ……?
[放り捨てた空のバケツがガラン、ガランと音を立て]
(271) goza 2014/08/02(Sat) 02時頃
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[間髪挿れず、袂から取り出したマッチに火を着けた。
小さな、けれど確かな熱の塊を、指先で弾き。 届いた端から、一瞬で炎が包み込んだ。
逃れ様の無い熱が襲いかかり、 周囲の酸素を炎が飲み込む。 呼吸しようと開いた口腔内へも、炎の舌が潜り込んで*]
(273) goza 2014/08/02(Sat) 02時頃
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ライジは、ラ神様、流石に判ってらっしゃる。
goza 2014/08/02(Sat) 02時半頃
ライジは、此の調子で触手の件もよろしくお願いしますね……[つ金の最中]
goza 2014/08/02(Sat) 02時半頃
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―数日後・洋上―
[セシルと二人きりになった其の時から、 十分に滾っていた自らの凶器を窄まりへと擦り付ける。 先端を押し当てた、まさに其の瞬間――…
> く、口でするから……!
思いもかけない言葉が、聞こえてきた]
――へ? …へェ……? ご奉仕たァ、良い覚悟じゃねェか……
[何やら自分以上に本人が驚いている様子ではあったが。 にやりと笑うとセシルの腰から手を離し、 其の眼前に回り込んだ。 ベッドの上に、胡座をかいて。
枕へと埋もれたセシルの顔へと、正面から手を伸ばす――]
(288) goza 2014/08/02(Sat) 03時頃
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[そうして顎を上向かせれば、 先程の口付けで濡れた唇が、如何にも蠱惑的に目に飛び込み]
――ッ。良い、のか……?
[大喜びでという訳では無いのは流石に見て取れた。 其の背徳感すらもが 自分にとっては極上の美酒であったが―― セシルへと、声をかける。 其れはただ、此れから犯す其の口から、 出る言葉を聞きたかっただけかもしれないが。
熱く滾った自身のモノは、脈打ち、高く反り返っている。
セシルの顔が寄せられれば、 収まらぬまま其の頬を掠め――… 透明に輝く先走りのぬめりが、彼の肌を滑り落ちた事だろうか*]
(289) goza 2014/08/02(Sat) 03時頃
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―芸術劇場跡・フィリップ宛―
[>>283目に迷いを宿しながらも、 殺してくれと叫ぶフィリップに一気に着火する。
>>286瞬く間に人型の火の玉と化した青年は、 程無くして生への執着を口にして。
……やれやれと、苦笑しつつ。 周囲の他のバケツを手に取り、次から次へと中身をぶっかけた。
――当然其れは、ただの水で。 程無くして消火は完了する]
此れで、今迄のお前は死亡な。
此れからは、俺のものとなって働け。 ちょうど此の時代の案内人が一人、欲しかった所だ。
(293) goza 2014/08/02(Sat) 03時半頃
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[そう言うと、ズタボロ状態のフィリップへと、 懐から取り出した何かをぶつける。 其れは宵待亭のマスターに用意してもらった人工血液のパックだった。 飲んで回復しろと言う事らしい]
――ったく、此れ以上俺の前で焔で死なれてたまるか……
あァ、断るなら持って来てやった着替えは渡さんから。 燃え尽きた素っ裸で街を彷徨うが良い。
最初の任務は船着場への道案内だ。 あいつが船の切符を手配している様子が"見えた"からな……
[そんな事を告げる間に、 太陽の日差しが遮られる。
赤く、大きな影がフィリップの元へと舞い降りた――**]
(294) goza 2014/08/02(Sat) 03時半頃
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イヤ、お前キャラ変わりすぎだろ!!!!wwwww
(299) goza 2014/08/02(Sat) 03時半頃
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イヤ、お前そんなアッサリと……!!!
(309) goza 2014/08/02(Sat) 04時頃
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―数日後・洋上―
[>>311何かを思い出す様な、そんな仕草で。 屹立の先から根元へとセシル唇がなぞっていく]
――ッ、ァ……
[熱を帯びた吐息と、柔らかな唇の感触に、 抑えた声が漏れ――
片方の膨らみを下に乗せ、 戸惑い勝ちに見上げるセシルの其の、眼差しに……
最早、耐える事等出来る訳が無く。
ぶるりと、背と刀身を震わせると。 一思いに――…白い欲望を吐き出した]
(313) goza 2014/08/02(Sat) 04時半頃
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――――……っ、ク……!
[直ぐ側にあったセシルの顔を、栗色の髪を、溢れ出した白濁が汚し。
ほんの少し、霞がかったような眼差しで其の姿を見やった]
よ……良すぎるだろうが……
[何処か悔しげにそう言ったのも束の間。 再び――、セシルの身を押し倒した。
――今度は口だけでは、満足できそうに無い。そんな想いを、胸に秘め**]
(314) goza 2014/08/02(Sat) 04時半頃
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何の格だよ!!!!!
(322) goza 2014/08/02(Sat) 05時頃
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ライジは、ケムシしーっw
goza 2014/08/02(Sat) 05時頃
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腹話術かよ……と思いきや、よもやの調教の成果!?何てめんどくさい男な匂いがぷんぷんするぜェ!?
(327) goza 2014/08/02(Sat) 05時頃
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―洋上・三人で―
――こら、其れ俺のだって……!
フィリップ其の鳥抑えてろ!
え、あげればいいだろって…… しゃーねーなァ、セシルがそう言うなら……
[三人の旅は続いていく――]
(332) goza 2014/08/02(Sat) 05時頃
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