91 とある生徒会長の憂鬱2
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………んーーで、罠の位置って何処だよ。
[確認さえすれば、誘き寄せてみようかとは思うものの 把握していないしどうやら校舎内は阿鼻叫喚なので とりあえず時を待つ事にした模様**]
(7) 2014/09/24(Wed) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 01時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 21時半頃
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― グラウンド ―
誘き寄せるーーっつってもなー……
[校舎内にいる連中は難しそうだ、と来れば 視線は水飲み場付近にいる者たちへ]
………あの辺か。 誰か気付いてくれるかねーーっと……
[ざ、と足元の砂を払うと 何かを始める前触れのように、首を傾げて鳴らす。]
(33) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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派手なのはだりぃー……んだけ、ど ッ
[男は足を大きく天へ振りあげ グラウンドへと叩き付ける――――!!
帰りたいという気持ちが胸を満たした時 その足は、偉大なる帰宅への一歩を踏み出すのだ。]
(34) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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[ ッ パ ァッ――――――…… ン!! ]
ッら あ ああああッ―――――!!!
[砂が天高く上がり、一直線に震動が伝わる。 大したダメージにはならなくても良い ただ、バッジを持つ者の位置を知らせるような 宣戦布告にでもなれば良いと―――――……]
(35) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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俺を誰だと思ってんだ―――――
……ってな。 ただの帰宅部だと、だりぃ事言って舐めねーでくれよ?
[帰宅部には部費というものは存在しない。 つまり、今回の闘いに参加する理由は只一つ。
期待してくれている部員(ただの無所属の生徒ともいう)の為 帰宅部の株を上げる事、それだけだった。]
(46) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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しっかし、まーさかアンタが釣れるとはなーー……
剣道部部長さん。
………いや、道場を舞う白い妖精、とか言われてんだっけか。
[>>44首を傾げ、木刀を持った手に視線を流す。]
(47) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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……へえ、帰宅部の部員以外に その二つ名で呼ばれる事があるとはなー
[歓声の中、男も不意に口端を上げる。]
アンタと真正面から闘うとかだりぃからさー 追い駆けっこでもしてやろーかと思ってたんだが
[>>49コインを見て、何処か疼くのを抑えられない。 男は再びポケットへ両手を入れ、グラウンドに潔く立つ。]
(50) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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…………………だりぃ。気が変わっちまった。
[その一言は同意の意。]
(51) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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あーー……だりぃ。
何で帰宅部如きが 剣道部に立ち向かっちゃってんだろーなーー
[>>53コインが弾かれている間、そんな事を呟いて それが地に付かんとする一瞬の隙に
―――――男は制服を脱ぎ]
(61) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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………あーー……言い忘れてたぜ。 俺は、ただの帰宅部だけど―――――
[39回の連撃は、正確に男の身体へ打ち込まれるが そのダメージを、制服の上着でもって緩和する。 それでも入るダメージに、ぎり、と歯の奥を軋ませるが]
………今は、メイン盾――――とも呼ばれてんだ。
[余裕そうな普段の調子だけは崩さない。
次第に制服がぼろぼろに解れていく。 が、そんな事はお構いなしに、最後の一突き―――――……]
(62) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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[ ガ キィッ――――― ……ン!! ]
[天へ向けた木刀の突きは、学生服の上着、左胸に付けられた あの生徒会長から配られたバッジにぶち当たり そのまま均衡状態を保っていた。]
………こいつがなかったら、死んでた、な こりゃ、生徒会長に感謝でもするべきかーー?
[男の不敵な笑みは、 屈んだ状態で穿たんとした彼女の視線とぶつかるか。]
(63) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/25(Thu) 01時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/25(Thu) 01時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/25(Thu) 20時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/25(Thu) 21時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/25(Thu) 21時半頃
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[>>98いや、木刀なら普通に死ぬから。
という突っ込みは置き、男は制服に付いたバッジを取り 改めて、シャツの左胸に付け変えながら]
……中々効いたぜー、木刀の先制攻撃。
さーってと、次は何を見せてくれるん……
[>>112続く言葉は、風を切るような動きに遮られ]
(129) 2014/09/25(Thu) 22時頃
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[―――――――――――ガ ッ!!!]
………ッ、だりぃー 油断も隙もねーのなーー……
[背後からの気配に、咄嗟に蹴りを繰り出せば 木刀と上履きの底がぶつかり、弾かれる。
相手が、地に描くは朱雀。 その動きは美しく、思わず見惚れてしまう観客も。 そう、例えば孤高のバイオリニストであるならば この技から、一曲作れる程だろう。]
(131) 2014/09/25(Thu) 22時半頃
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あーー…………
[次の瞬間、目の前に迫るは、朱雀の炎。]
(132) 2014/09/25(Thu) 22時半頃
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………………見切るとか、だりぃ。
[男は軽い動きで後ろへ一歩引きながら ふと、身体全身から力を抜いた。
普通、直立状態から力を抜き切るのは難しい。 しかし男は毎日、その感覚を 知らずの内に身体に覚え込ませていた。
そう、長い帰宅を終えた男がベッドへ雪崩れ込む時―――……
木刀の先端は、男の髪を掠め空を突く。 男の身体は風を受けた柳のように 動きに逆らう事なく]
(133) 2014/09/25(Thu) 22時半頃
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―――――――さーー……そろそろ“帰り”な。
[何処からか、男の声が響く。
地に男の身体が付く直前 咄嗟に手をつき、身体を支え 倒れていく力をそのまま利用するように
彼女の木刀の先を、全力で蹴り上げる―――――!!!
今、木刀を支えているのは片手! 不安定な其処を、一気に蹴り上げる事で 木刀は彼女の元へと勢い良く“帰って”いく!!!]
(135) 2014/09/25(Thu) 22時半頃
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悪いけど、俺帰宅部一筋って決めてんだよな。
………メイン盾が逃げだす訳にもいかねーし
それに
(145) 2014/09/25(Thu) 23時頃
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俺がこんな所で立ち止まったらよー……
俺の可愛い帰宅部の部員と 全世界もう帰りたい協会の皆に
…………合わせる顔が、ねーだろーが。
[思い出せ、あの日々を。 帰り道に残してきた追憶を。 ―――――風と共に駆け抜けた青春を!!]
(146) 2014/09/25(Thu) 23時頃
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………だりぃから、二人まとめて相手してやるよ。
[二人もこの場に引きとめられるという事は この隙に、他の場所でチームの誰かが バッジを奪ってくれる可能性もあるわけで。
に、と僅か笑みを見せてから 男は地を蹴り、駆ける。]
(148) 2014/09/25(Thu) 23時頃
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[ザ シュ ゥゥ ゥ ―――――――……!!! ]
[二人の周りを円を描くように延々と駆け続け 徐々にスピードを増していけば、 次第に砂埃を巻き上げ、完全に二人の視界を覆い隠す。]
――――― 喰らっとけ、ッ !!!
[高く跳び上がり、空中で二度 砂埃の渦へ向けて蹴りを繰り出した。
勢い良く男の足から放たれるは上履き。 だが、想いの詰まったそれは 今やメテオに等しく二人へ降り注ぐ!!]
(150) 2014/09/25(Thu) 23時頃
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………やったか?
………なんて。 素直にやられてくれる相手じゃねーよなー
[地に手を付きながら、着地するが あれでやられる部長達ではない、それは知っている。
だからこそ、男は二人の様子を確認しないまま 裸足で駆けだした。
そう、オスカーが罠を仕掛けた校舎裏へと。]
(155) 2014/09/25(Thu) 23時頃
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( ――――――……懐かしーな )
( ………ガキの頃は、いつも裸足で 暗くなるまで山で遊んでたっけか )
[捲りあげた制服。 地が直接足の裏に伝える感覚は、久しいもので]
(172) 2014/09/25(Thu) 23時半頃
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( ………俺、ホント小さい頃から帰る事ばっかだなー )
[しかし、思い返すのは先程の剣道部や 孤高のバイオリニストや、観客達の声だ。
>>137兼部は出来ないにせよ それは実力を認められたという事だ。 >>1:@8少しは、帰宅部も認められたんだろうか。]
(173) 2014/09/25(Thu) 23時半頃
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―――――――……ん ?
[>>162 ゴ ォ ォォ ォ …… ]
[そんな事を考えていたら 遠くから迫り来る音が聞こえるのに 少しの間気付かないままで。
後ろを振り返った時は“それ”は直ぐ其処にあった。]
(174) 2014/09/25(Thu) 23時半頃
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………ど、ぁッ―――――!!!?
[その時、男に衝撃走る。
背中に受けたのは、男自身の上履き。 皮肉な事に“帰されて”しまったという訳だ。]
(175) 2014/09/25(Thu) 23時半頃
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………っで、容赦ってもんを知らねーのかよー 女子部長ってやつはよーー
………って ……だりぃ。
[完全に腰を付かせた状態で居れば 目前に迫るのは、テニス部部長の姿。 もう追い付かれたのかと苦虫を噛み潰したような顔。]
あーーー……… と、
[逃げるには、と、思考めぐらせ]
(183) 2014/09/26(Fri) 00時頃
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――――――――――― ………見えた
[不意に、にいと笑って、スコートを指差す。
勿論見えていないけど。 一瞬の隙でも出来ればと思い、口から出まかせ。]
(185) 2014/09/26(Fri) 00時頃
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やーだね、だりぃ。
アンタこそ、俺なりの真剣を分かっちゃねーー
[>>188どうやら古典的な作戦は失敗したらしい。 しかし男はそのまま空を蹴り、フォアハンドを避けると 背面へと一回転し、起き上る。]
(190) 2014/09/26(Fri) 00時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/26(Fri) 00時頃
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つーか、バッジ渡してって はいそーですかーと簡単に渡す奴が何処にいるんだってーの。
[男は少し離れた所で頭を掻き、肩を落とす。]
だりぃ事言わずに、かかってくりゃーいーんじゃねー?
[挑発めいた言葉をひとつふたつ残しながら 剣道部の方はどうなっていたか知らないが 相手方が追ってくるのであれば、そのまま校舎裏へと走るが*]
(198) 2014/09/26(Fri) 00時半頃
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