108 Persona外典−影の海・月の影−
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[三足脚の烏は、いくつかの名を持つ。 それに相応しき名は少なくとも日の本の神鳥ではなかった]
……あれ、ねえ絹ちゃん? もしかしてまだほかにも気持ち悪いの、いる?
[灰燼の先のざわつく影、焔の燃えカスが少年の双眸に映る*]
(123) 2015/02/14(Sat) 21時頃
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絹ちゃん、もーっと褒めてよー。
[>>140 焔を映す双眸には喜色も覗いたが、 かなりの数、といわれれば眉尻を下げた。 これは丸投げしようとした罰か何かだろうか]
え?全部焼いてくっていうと、 それは多分俺がものすっごく疲れると思うんだけど……、 そういうこと言ってる場合じゃねえ?よし、じゃあ逃げよう。 いや、でもどこに?
[灰燼にはまた新たな蠢く黒が集い始めて]
これがなにかとよくわかんないけど、 なんかすごくきりなさそうだし……、
[そもそも一体なにがなんなの?と、 問いかける様子はやっぱり酷く悠長に見えただろう]
(158) 2015/02/14(Sat) 22時半頃
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……あ、 絹ちゃんが逃げる場所考えてる間に、 黒いの焼却してればいいかな。
よし、やるぜー。
[頭を使うことを完全に放棄して、 ふわり、はばたきは熱風を再び生み出した。
少しだけ、口元は笑っている、 燃える焔を見ることが、どこか楽しげなそれだ。]
仮面、なにそれ? 絹ちゃんこれなんだか知ってんだ?
[>>178 それは夢の中の夢の話だ、 律自身はそれらを認識していなかった。]
(180) 2015/02/14(Sat) 23時頃
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青い部屋? ……あれそれ夢の話じゃね? 俺、まだ寝ぼけてる?
[>>181 そしてひときわ強い羽ばたきが、 焔の帯となって扇状に広がり、蠢く黒いものたちを押しやった。 焼却して道を開くだけの簡単なお仕事、だ]
よし、さっさといこー。 絹ちゃんのこともちょっと聞きたいしさ。 邪魔する奴、排除すんのは任せてよ。
――カウ!
[促されるまま、駆け出した。 足元は怪我と履物のせいでいささか不如意だが、 彼の後をついていくことだけは、昔から得意だったのだ。]
(191) 2015/02/14(Sat) 23時半頃
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―北へ― そっか、じゃあ改めておはよー、絹ちゃん。 崖登り?そりゃもう簡単にはついてけそうにねーな。 ……置いてかないでよね?
[ちくりと釘を刺したのは、 少しばかりは残っているだろう遺恨のようなものか。 道中は言葉にそって“球体”らしきものの蠢きだけを注視する。 焔纏う三足烏は小さな焔を散らしながら己の手足のように、 気づいた邪魔物に鋭利な嘴で突っ込んでいく。]
……絹ちゃんってさー、
[何事か言いかけ言葉は、戦う物音に止まる。 球体ではない、形を成し始めた異形の群れたちと、 >>218 そこから逃げるように離れていく人影]
(220) 2015/02/15(Sun) 00時頃
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……おい、今、あいつ明らかにきびすを返した。
[なんか見覚えのある人影だったが、果たして>>218]
って、あれ、この先、 もしかして、迂回は出来そうに無い?
[どうやら避難場所として、 まっすぐ目指す場所近くで何事か起こってるようだ。 ならここは、足止めに加担すべきだろう]
絹ちゃん、俺、置いてっていいよ。 あとでその青い部屋?行くからさ。
[今はそこそこ息切れする程度の状態だ、 不摂生な自分への気遣いがあったことはわりとわかる]
(226) 2015/02/15(Sun) 00時半頃
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気が引けるもなにも、 殴る蹴るで対抗すんのは無理だろ。 ……あー、どこの誰だよ、こんなに黒いの引き寄せてんの。
[ぶつくさ言いながら、>>240 相馬の視線の先を追う]
ああ、今逃げてった奴の後なら邪魔者少ない。 なるほどいい盾案?よし、そっちから行こ!
[その青い部屋がどこかかは知らないが、 まあなんとかなるだろう、とばかりに見覚えのある人影が逃げてった方面へと足を向けることとなった。もくろみほど黒いのは減ってはいなかったがそれらは適当に、焔の翼で打ち払っていく]
(245) 2015/02/15(Sun) 01時頃
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そりゃやめといたほうがいいんじゃないかな? ほんと無茶するよな、昔から。 ……絹ちゃんてさ、怖いもんとかなかったよね。
[ともすれば本気だとも思ってしまうその発言に、 ぽつり、と先ほど途切れた問いかけの続きを零す。 >>243 どうやら先行者に追いついたらしい、響き渡る金属音]
っと……、 へえ、今までに見たのと、ちがうな。
[戦場から逃げた先で、 より厄介そうなのと遣り合ってるのは不運なのだかなんだか。 いささか暢気な声でみたままの感想を零した]
(259) 2015/02/15(Sun) 01時頃
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え?
[訴えかけられる視線に思わずきょとんとしてた。 >>250 それを確かめる間もなく、――地を這うような唸り声。 四足の影が地に映るのに、振り返る]
……自分の火の粉、振り払うほうが先だよね?
[彼自身もそうしたのだから当然だろう。 跳ねる影、相馬を前方に突き飛ばすように押しやれば、 飛び掛るその牙に舞い降りた鍵爪が火花を散らしてぶつかった]
(261) 2015/02/15(Sun) 01時半頃
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絹ちゃんは強いよね……妬ましいくらいにさ。
[>>268 舌打ちは背後に聞こえたが、 こちらは振り返って確かめるような余裕は無い。
獣の牙は、不定形の異形よりも多少は素早い。 守りを気にしなければ、黒い太陽の焔で燃やし尽くして仕舞いだが、 背後に飛び火をせぬようにと案じれば、 狩りを終えるまで少しばかり時間はかかりそうだ。]
……ほら、えぐられろよ。
[赤く熱した嘴が仮面の奥を鋭く啄ばむ、 影に向け吐き捨てるような言葉にはどこか楽しげな色が滲んだが、 それを耳にする余裕のあるものが、果たしてこの場にいたか]
(273) 2015/02/15(Sun) 01時半頃
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ん?
[>>282 吹き抜けていく風、 それは焔に息を吹き込むようなものだ。 烈風の刃は獣を怯ませるのには十分で、 距離が開けば翼は、その羽ばたきで火焔柱を巻き起こす]
……ああ、もう終わりか。
[太陽の恩寵からは程遠い、 ただ無慈悲に焼き尽くすだけの焔が影を舐めつくせば、 それでお仕舞い、灰燼も何も残らない。
ようやく振り返ってまじまじと見る。 まあどうみても一般人ではなかったらしい。]
(295) 2015/02/15(Sun) 02時半頃
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……ってゆうか、今の何だ?
[かまいたち? 相馬にきょとんと首傾げれば、 ある種脳天気ないつもの様子で呟いて、
それからどうみても一般人じゃないのの顔を見やる。 学校のことはあまり真面目に通ってないから知らないのだが、 いわゆる大塚騒動は、じじいの家経由でそこそこ耳に入っていた。]
ああ、やっぱ大塚か。 ……こんなとこで何してんの?
[いじめしてたのを半殺しにしたのは、 いわゆる正義感のようなものだというのは察せられたが、 さっき明らかに蚊帳の外へと逃げてたのは、その逸話と少々食い違う感じだ]
(303) 2015/02/15(Sun) 02時半頃
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――ん?
[言葉にそちらを向き直る。 ひらり、何かちらつくようなものを感じて、 目蓋をこすったが、それはすでに溶け消えてしまった後だ]
ん?絹ちゃんも知ってるんじゃない? 大塚道場の奴だよ。
[顔馴染みではあるが親しみがないのは、単純な理由。 臆病で怖がりの子供が格闘技なんてものに近づくわけもなかったのだ。それにこいつは今でこそインドアな空気を漂わせているが、昔はそうでもなかった気がするので尚更だ。]
(309) 2015/02/15(Sun) 03時頃
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ぷふっ、確かに、あれ、 ぶっ潰すぜーって感じだなー。 むしろぶっ潰す以外できねーっていうか。
[>>310 注視する相馬とは間逆にあくびをかみ殺せば、 火烏はすうっと影のように溶け消えていく]
でもほら、たぶん。 ねえ絹ちゃん、あいつより俺のほうが今はつよいよ。 いや、生身じゃなくてさー。
[視線の向かう先、 その傍らで何をどう主張したかったのか、 そんな子供じみたことを笑いながら相馬の耳に囁く*]
(312) 2015/02/15(Sun) 03時半頃
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―埠頭―
……元人間? それって人間を殺したってこと?
[>>326 推測だのなんだの難しいことは相馬に任せる、 ただ拾った音に、そんな呟きをぽつりと零すことになった]
(341) 2015/02/15(Sun) 17時頃
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ん?青い部屋ってのに行く途中、 お前が逃げてるの見つけただけだけど?
[>>324そして大塚を囮に道を開こうとしたのだけれど、 まあこちらは非戦闘員を連れていたのだから、 特に悪びれる必要はないだろう。]
知ってることってさー、 俺が何か知るわけねーじゃん、 祟神様の祟りだとかでもいわせてーの?
[御陵山に眠るという祟神様、 ふるく縁起には国を呪い無念の死を遂げた貴人を、 神と祀り鎮めたものとされていた。 なんだか怖い話だと思っていたのは子供の頃。]
(342) 2015/02/15(Sun) 17時頃
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……ん?
[祟神様、なんて単語を出してる最中だったか、 >>334>>336 駆け寄ってきて大塚の全身をばしばし叩いてる幼馴染の姿に、 きょとんと目を丸くした。さすがにこれは予想外も予想外だった]
え?なんでお前こそここにいんだよ。 夜中にふらふら無用心すぎんだろ。 って、いやそういう問題でもねーか。
……大丈夫だったか?
[状況に反してあまりにも常識的な言葉が出たのは習性のようなものか。制服がえらいことになっている、案じるような言葉もついて出た。 ただ、相馬に意味ありげに留まる視線の意味がわからずに、小さく首を傾げる]
(345) 2015/02/15(Sun) 17時頃
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[>>337 同時に来た白いのも、同じく大塚に近寄っていく。 名前はよく知らない、噂になってたらしいが、なにせ、学校にはあまり行ってなかったのだし。わざわざそのアルビノ少女を見物にいく連中に付き合うほど、今は一人が苦手なわけでもない]
……ふうん、 なに?なんか言いたいことでも?
[何やら恨みがましい視線を向けられている、 そんな風に見られる理由はさっぱりなかったので肩をすくめた]
(347) 2015/02/15(Sun) 17時頃
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ああ、陥没はそこの大塚の仕業だよ。 ……そんな心配しなくても大丈夫だろ。
[>>340>>343 問われ尋ねられた言葉を拾って返す、 非難がましい視線を少しばかり根に持った答えになった。 特化された破壊力だけを見れば、どちらが化け物だがわからない。 実質、あの影も化け物と呼べるものかは、わからなかったようだが]
真由美さんも、か。 …こっちは大した事情もないんだけど、 青い部屋とかが安全みたいなんで、街中から逃げてきた。 大郡避けたら、大塚に遭遇したってだけ。
[むしろ後顧の憂いを絶ったのだから、 大塚は感謝のひとつもしてくれてもいい気もするのだが、 そういうわけにも行かないようだ]
(355) 2015/02/15(Sun) 17時半頃
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お前は人の心配してる場合じゃないだろ。 実は、じゃなくてもどう見ても無理してるし。 ……迷惑とか、かける気ねーならこれ以上無茶すんなよ。
[>>356 座り込む花河を無理には立たせない。 動かなきゃいけないときまで座ってろ、と肩に触れて留めた]
……いま動いてるのってここにいる連中だけなのかな? さっき、群れてた方もなんかやりあってそうな感じだったけど。
[街中に湧いた影、湧いたとしかいえないそれら。 いつ生まれ、どこから来たのだろう。ふとぼんやりと考えた]
(360) 2015/02/15(Sun) 18時頃
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奇遇だなー、 俺も暴力的な奴ってキ ラ イ
[スタジャンのポケットに手を突っ込みながら、べ、と舌を出す。 >365 >>369 非難がましい視線は白い子だけではなくて大塚当人からも来たようだ。暴虐的な焔、それをペルソナのひとつとして尚、告げた言葉もまた雛宮律の本質だ。入院の要因となった頭の打撲と頬の擦り傷、ポケットから出た手はその頬をなでていた。
大塚に捨てセリフをやった後、 高校の同級生が場にあることに気づいた。 転校してきたばかりの奴だったから、名前も少しうろ覚えだ。]
……桜木だっけ、桜井だっけ?
[零れたつぶやき、まあ向こうも覚えてなさそうのでよしとしよう]
(437) 2015/02/15(Sun) 22時半頃
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―埠頭― [花河が立ち上がるのをちらと横目で確かめた。 転んだら当然泣く子供だった自分だが、彼女はどうだったか。 少なくとも自分から、弱音を吐くことはなかったような気がする。 ――そう、例えば今立つのに手を貸すくらいは出来たのだけど]
だいじょうぶかね、あいつ。
[ポケットに手をつっ込みなおして、 >>400 気にしたのは金髪の男――自分も金髪だけど、 自分より大分髪の痛んでそうな金髪だ]
……アンタ、まゆみさんの知り合い?
[気安く呼んでた声を咎めて、 お嬢様の知り合いにしてはなんというか素行が悪そうだ]
(445) 2015/02/15(Sun) 23時頃
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[ふと声に振り返れば、子供の姿もあった。 どことなく怯えた感じでつつけばすぐにでも泣きそうな子供。 なんだかデジャヴだ。姿かたちはもちろん全然似てないが]
……、
[その女の子をみて、 律が渋い顔になった意味がわかるのは、 この場では相馬くらいだっただろうけれど]
(470) 2015/02/15(Sun) 23時半頃
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……おい、聞けよ。
[>>445 不審者をみる眼差しは、 >>476 なにやら難しい表情に届かなかった。 まあ、うさんくさい奴、という感想に変わりは無いから構わない。
知り合いをみつけたらしい金髪を尻目に、 クルーザーへと脚を向ければ、白い少女のかける姿>>461、 向けられたあの恨みがましい眼差しが何を意味するかはしらないが]
――……、
[ひとり群れから逸れた少女。、 それは格好の標的にならないだろうか。 そっと後をついていく]
(483) 2015/02/15(Sun) 23時半頃
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………なんだ。
っ、
[覗き込んだ先、何が起こったかはしれない。 ただ、跳ねた黒い汚泥と、ばらばらの物体、 それを前に白い少女が叫び声をあげていた]
おい、それは……、
[手を出しかねるといったふうに、 けれど放っておいたら頭が可笑しくなるんじゃないか。 思わず傍らに駆け寄った]
(503) 2015/02/16(Mon) 00時頃
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……、なにが?どうしたの? これのこと?
[>>506 これ、とばらばらなものを示せば、 その黒いものは、なにか見覚えのあるものの形だ。 人の首に似てる、これをやったのは彼女だろう、と思うが]
……ふうん、君じゃないんだ。 じゃあ誰がやったんだろう、誰でもいいか。 誰でもいいよね、君じゃないんだから。
[傍ら、少女を見下ろして、少しだけ先ほどの会話を思い出していた。誰か探し人でもいたふうだったような、気はしたけれど]
(512) 2015/02/16(Mon) 00時半頃
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……これは君の、お父さんなの?
[>>515 塊に問いかける言葉に、静かに問い返した]
(520) 2015/02/16(Mon) 00時半頃
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っ、……なにすんだよ。
[>>519 いきなり叩き込まれた手刀に首をなぜる、 振り返ってみれば、確か花河と同じクラスの女子生徒、だった気がする。 どうやら自分の言葉につっこまれたようだが、 果たして彼女自身はこの惨状を前に何を言えるだろう]
(526) 2015/02/16(Mon) 00時半頃
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そう、でもそこにはもう、 ……君のお父さんの魂のようなものはいないと思うよ。
[傍らにあるが、そこに立っているだけ、無理に少女を動かそうとしない。実際のところ、彼女の感情は自分には分からないと思う。父親の死、それは恐らく律にとっては何も感情の動くことではなかったからだ]
……気を使ってどうにかなるのか?
[>>529 ぽつり、とぼやきは零れる。 説明を求められる眼差しにはすこし困惑する、 それこそ気を使うべき事柄のような気がするのだが]
(533) 2015/02/16(Mon) 01時頃
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[>>543 頬をはたかれた少女が、 花咲にすがるように抱きつていく様子、 差し迫った影の気配はないようだが、辺りの様子だけ伺っておく]
ま、気を使うのはお前に任せるわ。 ……あーやばい、これむちうちになってるかも。
[わざとらしく手刀を浴びた首を撫でてみたりする、 一応頭部打撲で入院中となってることを彼女が知ってるかは知らないが。 そのままゆるりとコンテナに寄りかかって赤い月を見上げた*]
(549) 2015/02/16(Mon) 01時頃
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