78 わかば荘の薔薇色の日常
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み……ち、すが。
[朝早くのんだ薬が切れたのだろう。 名前を呼ぼうとして、幾分吐き出した息が重かった。 顔を上げれば、ぽつと汗が頬を伝って落ちる。 ああそうか、オレは暑いのか。 おかしい、心はなんだかぐっと冷えている気がするのに。
道菅はオレのことをしーにゃ、と呼ぶ(>>203) なんだか猫のマスコットか何かにでもなった気分だが、全く似合わないと思う。 が、これといって不快というわけでもないし。 そう呼びたいのならと、特になんのリアクションも返さなかったのが最初。 まさか、噛んだのだなんて思いもしていなかった。]
寝、とった…。 起きる…ばーべきゅ、するとやろ。
[横で膝を曲げて、まるで覗きこむようにしている道菅に。 汗で前髪が張りついた顔を向けた。 あまり手伝える気はしてないが、やっぱり少しだけでも参加しようと思って。]
(215) 2014/06/27(Fri) 23時頃
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シーシャは、汗を拭おうとして、手にしたドーナッツの袋が音を鳴らす。
2014/06/27(Fri) 23時頃
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暑い、っちゃんね。
[冷房なんてついてもいなければ、窓も開いていない部屋。 薄く開いた半開きの扉から、ほんの少し 空気と話し声が入り込んでくるだけ。]
──…風邪ひい、とお。
[風邪なのか、そうでないのか。 判らないが一応そういうことにしておいた。
伸びてくる手を、普段ならやんわりと弾いただろうに。 今は拒否をする力もなく。
ただ、触れられ慣れてない身体が 手が触れた瞬間に、ぴくんと跳ねた。]
(228) 2014/06/27(Fri) 23時半頃
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ど、なつ。 誰か知らん、っちゃが…差し入れて、あったと。
[少し眉根を寄せたのは、息苦しさのせい。 別にドーナッツの袋に視線が向かったからじゃない(>>225)]
二個、はいっとる…ぽいけん、からくさ オレの頼み、聞いてくれたら、一個分けちゃあ。
[どうする、と。 首を傾げても髪は張り付いてあまり動かなかった。]
(233) 2014/06/28(Sat) 00時頃
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[窓をあけると謂う道菅の声に、薄く頷こうとして(>>235) 前髪を退ける指先の丁度いい冷たさに目を閉じかけ 『やん?』がたぶん、嫌なのかと問うたのだろうと 独特な言葉回しの解釈に、動きにくい脳みそを動かしているときだ。
そっと開いた扉とは対照的な驚いた宇佐美の声(>>236) 風邪だろうと適当に謂えば、質問のマシンガン(>>241)]
そげん、心配せんでよか。 ちょっと疲れとお、だけっちゃ。
[朝は薬を飲んだのだと、告げて。]
(248) 2014/06/28(Sat) 00時半頃
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おおごと、せんでかまん。 ばーべきゅ…すると、やろ? 謂わんとって、邪魔しとおないっちゃ。
[オレ一人いないところで、大していつもと変わらない。 この五年、そういうイベントごとは避け続けてきたんだから。]
部屋、かえって寝とく、ったい。
[だからそんなに心配してくれなくていいんだと。 天邪鬼は、掛けられる優しさに弱いから。 変な風に宇佐美を、道菅を、縋ってしまったら困るだろう?]
(251) 2014/06/28(Sat) 00時半頃
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[扉が閉まる音。 真摯に、というかこれまた必死に、というか。 看病されなれてないオレは、かりっと自分の頭をかいて。
人が階下に集まるなら、尚の事上に逃げ込みたかったが。 どうやらそれは、2対1で叶いそうもない。 もとい、敵いそうもない。]
ふ、は。
[やはり看病されると、笑ってしまう。 気を害さなければいいが、少し肩が揺れた。]
わかった、っちゃ。 二人の謂うこと、ちゃんときく、たい。
[観念しているのだと、いった態。]
(257) 2014/06/28(Sat) 00時半頃
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ちょっと、違ぇ、っちゃ。 大いに、卑怯。
[天邪鬼の口は、感謝よりも悪態を吐く方に慣れてしまっていて。 気を使って動いてくれる二人に、そんな言葉しか吐ききれない。]
ここで寝るんは、ええっちゃけど
[そういえば、だ。 ここ布団あるのかと、立ち上がってみようとして。]
(264) 2014/06/28(Sat) 01時頃
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大いに、ったい。
[レベルダウン、とすれば朝方のはバーサク状態か。 すぐにてきぱきと宇佐美が布団の類を持って来てくれると知らないから(>>266) その時は少し戸惑いながらも、差し出された道菅の手を、かりた(>>270)]
……そ、ね。
五年くらい、前から。 拗らせとるったい。
[風邪を引いたのはいつからだろう。 身体じゃなく、心がだと、そんなはずもないのにそう聞かれた気になって。 眉根を寄せながら、そんな言葉を道菅に返せば 宇佐美が二往復働いてくれただろう。 窓辺につった呪いの首吊り人形がつつかれているとも知らず。 こんなことなら、起きた時に外しておくんだったと 照れ隠しに後悔することも出来やしない。]
(276) 2014/06/28(Sat) 01時頃
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[わかば荘専属保険委員長に任命された宇佐美の 的確かつ素早い介護により、薄くはあるが布団の中に丸められた(>>266)]
ちゃんと、後で飲む、っちゃ。 少しは信じ…
は、無理、か。
[天邪鬼を信じる莫迦がどこにいようか。 自分で謂って、布団の中で眉根を少し寄せた。 卑怯で優しい二人が、どちらが先に部屋を出るか話していて。 どうやら先に行くのは、道菅のほうらしい。 ぼやり、見上げて。]
……さん、きゅ。
[感謝を口に出すのは、こっぱずかしい。 が、さすがにちゃんと伝えるべきだろうと声に出す。]
(283) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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[勇者はどうやら、冷蔵庫へとクエストに取り掛かるらしい。 一度だけ、触れることを許した手に力が籠もって。 それだけで心配されているのだろうことが、伝わった。
紙袋を抱えた勇者の背中に視線を送って。
改装中の空き部屋をくるりと見回した。 なんだろう、どこか。
ああ、なんだか。
家で飼えない猫を、秘密基地でこっそり世話している。 その猫にでもなっているような感覚だ。 あくまでも、いい意味で。]
(297) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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─102号─
[寝たフリを決め込めば、保険委員長もとい宇佐美は部屋を出て行っただろう。 騙されてくれたのか、それとも黙認してかはわからないが。
ゲリラ豪雨のようだった…なんて謂えば失礼だが。 それほど、気に掛けてくれたのだろう。 嬉しいことに変わりはない、素直に口に出すことは絶対にしないが。
ここの住人は、いつだって誰だってそうだ。 優しい、等しく優しい。
賑やかだったせいか。 いなくなってしまったら、ぽかりと穴が開いてしまって。 秘密基地に『また来るからね』と置き去りにされる猫は きっとこういう気持ちでいるんだろうと。]
───、…。
[下らないことを考えて。]
(321) 2014/06/28(Sat) 02時半頃
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[普段はそんなに使わないスマホを手にする。
指先で、ぱたぱたと。 いくつか文字を打ち込み。]
(322) 2014/06/28(Sat) 02時半頃
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[達久の携帯に、少しの間隔を置いてメールが三通届くのは 宇佐美が出て行ってオレが一人になってからだ。 魔物と勇者とチンピラの三つ巴大戦争は終結していたことだろう。
何を打つか迷って、まずは仕事が終わったか訊ねたものを。 二通目はバーベキューに行けないことを伝えようと。 三通目はそれこそ何を打てばいいのか判らなくなって。
そもそも、どうしてメールしようとしているのかも判らなくて。
全部ゴミ箱に移したと思っていた。 が、スマホが苦手で扱いなれてないオレの指は きっちり全部送信してしまっていたらしい。
それからまた数分の間を置いて。 今度はちゃんと自分の意思で、送信する。 内容は、謎の暗号だろう。]
(343) 2014/06/28(Sat) 03時頃
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シーシャは、メールが返って来て身体が跳ねた、バイブ設定を呪いたいレベル。
2014/06/28(Sat) 03時半頃
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─102号─
(スマホ、ほんと好かん。)
[携帯でのメールも苦手だったというのに。 こいつの変換の仕方が全く理解できない。 指が変なところにすぐ触るらしく、思った通りに打てたのなんて数回だ。 途中送信もよくあれば、変な顔文字がくっついたり誤字になったり。 再度怪文章を送りつけたが、もう嫌だとスマホを放り投げる。 結局まだ薬も飲めてないしで、しんどいわなんわ。 かかっていた布団を丸めて抱っこした。 こうしないと、落ち着かない。]
(354) 2014/06/28(Sat) 03時半頃
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、…あー。
[怪文章は解読して貰えたらしい。 声が聞こえてからはたと、何で呼んだんだと考えて。 すぐに考えないようにして。 部屋の中から小さな唸り声。]
(359) 2014/06/28(Sat) 04時頃
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………なん、が、…わかるっちゃ
[きっと宇佐美が誤魔化してくれているだろうに。 折角道菅がやり過ごしてくれたのに。]
お前が、達久が、…優しくしてくれたけん、っ
[か細い身体から出るのは、震えるような声から。]
永利しゃんと起こしにいこうとか、 檀のチョコ食おうとか、 きちんと挨拶してみようとか、 ばーべきゅ、でて、みよとか…!!
[ウッドデッキの方まで届くほどの、怒声。]
みんな、避けずに、とか!! フランクさんと、はなそ、とかぁっ!!!!
でも…っ、こ わくて、しんど、くて、やから っ
(372) 2014/06/28(Sat) 05時頃
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好かん、お前なんか、大っ嫌いったい!!!!!
これ以上優しく、すんなッ!! 阿呆!!!!!!
[宇佐美や道菅の努力を一瞬で水の泡にした。 火事場の莫迦力、とでも謂えばいいのだろうか。 どんなふうに身体を動かしたか、まったく覚えていないけれど。 なんとか立ち上がって、部屋を飛び出した。 達久の前から逃げるのは、二回目だ。 それも今回は目の前で涙を零して。 わけのわからないことを、ただ吐きつけて。
何が謂いたいのか、自分でだってわかってない。 だから達久にだって伝わらないだろう。]
(373) 2014/06/28(Sat) 05時頃
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─208号室─
ッ───!!!!
[昨日と同じく乱暴に閉められる扉。 中から鍵をかけて篭城体制。 窓に吊るしたてるてる坊主が憎たらしくて。 引きちぎって窓の外に放り投げた。 首吊り人形は弧を描いて、どこかに飛んで行って消えた。
オレもそれみたいになれたらいいと、 この時ばかりは本気で思った。
達久ははじめから、心配してくれていたんだから 体調を悪化させて、その気持ちを裏切ったのはオレだ。 判ってる、だから達久が怒ってるのだって、わかってる。 約束通り、ゼリーまで買ってきてくれて。
判っている、けど。]
(377) 2014/06/28(Sat) 05時頃
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[バーベキューの雰囲気まできっとぶち壊したかもしれない。 それがとても心苦しくて。 でも、箍が外れて吐き出した言葉は止まらなくて。
ぎゅうと耳にイヤフォンを突っ込んだのに、充電しないままだったプレーヤーは音を立ててはくれない。 左手の爪を噛んで、嗚咽を堪えて、布団の中に丸くなって隠れた。
暫くは、扉の前で誰が何をしても。 何の反応も返さない**]
(381) 2014/06/28(Sat) 05時半頃
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─208号室─
[まるで悪戯がバレて叱られた子供のよう。 非は全部自分にあるのに起こす癇癪。 指先から血が滲むほどに爪を噛んで。 布団の中でみっともなく、声を噛み殺しながら泣き喚いて ひくっ、ひくっと、喉をひきつらせながら少し収まりかけたとき。
ドアノブが一度回る音がして(>>404)
怯えたようにクローゼットに逃げ込んで、ぎゅうとまるくなる。 まるで子供だ。 暑くて、熱くて、寒くて、息苦しくて。
また、じわじわと涙が溢れて。 一度決壊したら、寝落ちてしまうまで止まったことがない。]
(406) 2014/06/28(Sat) 16時頃
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────っ、…
[泣き疲れて、ぐったりとしていたら。 開かないはずの扉が開いて。 身を縮めて息を殺していた。
部屋に入ってきた気配はベッドの下を覗く。 そこには隠しまくっている性癖しかつまっていない。
風呂場には細すぎる髪を労るためのシャンプーとリンスのボトル。 トイレは綺麗なカバーと足拭きマット。
クローゼットには丸まった餓鬼が一匹。]
(437) 2014/06/28(Sat) 19時半頃
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[外から檀の大声が聞こえて、びくっとした(>>472) けれど、よかった、バーベキューはちゃんと始まっているらしい。 徹津の気持ちや、他にも、ほかにも。 色んな気遣いがあったことを、オレは知らなくて。
てるてる坊主を投げ捨てた時に窓を開けっ放しだ。 外の音が、微かにだけ聞こえる。]
め、し。 食い…っ 行き、い よ。
[クローゼットからは出ずに、ポツリと零す。 朝早く仕事だったんだろう、疲れて帰ってきたんだろう。 腹減ってるんじゃないのか。
こんなオレなんて、メシ以下で、いいから。]
(480) 2014/06/28(Sat) 21時半頃
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[怯えたまま、屈んでくれている達久から視線を離す。 普段みたいに話してくるから、困惑する。 オレに優しくするなって謂ったのに。 それともさっきのこと、丸々、なかったことにしたいのか。]
減っと、ら …ん。
[ふるふる、少し頭を振った。 こんな状況で空腹になれるわけがない。 バーベキューには、参加したかったけど きっと肉なんて胃に入れたら、戻してしまいそうで。
朝食べた、達久が作った卵粥の味を思い出して。 じわと、視界が滲んだ。]
(516) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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[泣きながら、嗚咽もそのまま言葉も途切れ途切れ。 両手を力なく押し付けて。 叩いているつもりで。
見捨ててくれと頼みながら。 達久の服を、縋るみたいに掴んでいた。
もう戻れない。 二度と、『友達』には戻れない。]
(532) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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[いつの間にか縋っていた、そのまま抱きすくめられてしまっていた。 真っ白になる、頭の中。
なんだ、これは。 からかわれて、る、のか。 あまえていい、の、か。
すきになって、いい、の、か。
何が原因で熱いんだか、わかりゃしない。]
も、わか ら、ん…っ
[声が掠れて。]
(566) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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──…、…ぅ
[上手く言葉さえ出てこない。 ぱくぱく唇を動かして、そのままベッドに運ばれてしまった。]
…ま 待っ
[出て行くような達久の背に振り絞って声をかける。 常温になった桃のゼリーが渡された、けど。]
た まご 、がゆ…。
[食べるなら、あれが、いい。 なんて、わがまま。]
(577) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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[背中に小さく言葉をかけて。 見えた破顔に、一気に熱が頭まで上ってきて。
これたぶん、オレ、今日死ぬんだと思う。
部屋を出て、二階から気配が消えるまで、息を止めて。 布団に潜り込んで、ぎゅうっと丸く縮こまって。
…結局、また泣いていた。 涙で全部、涸れてしまうかもしれない**]
(591) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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─208号室─
……、…ん。
[さすがに泣きすぎて瞼がピリピリしたので ふらふらはするが洗面台に向かって、顔を洗った。 噛みついて切れた小指も血を落として。 絆創膏をくるり巻き付けておいた。]
…───。
[達久はすぐ戻る、らし、い。 布団に戻って頭までかぶって、仰向き、右、左。 ごろついてみたけれど自分の部屋なのに落ち着かなくて。 はふ、と息を浅く。
落ち着いていないはずなのに、ボロボロだった心が得たのは微かな安寧。
とろとろ、意識が、瞼が落ちかける。]
(630) 2014/06/29(Sun) 09時半頃
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───た、 つ ひさ
(632) 2014/06/29(Sun) 10時頃
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[寝言をひとつ。 ころ、と寝返りを打てば。
体は疲弊しているが 晒すのは、先の大声からは想像もつかない 珍しい、無防備過ぎるほどの寝顔**]
(633) 2014/06/29(Sun) 10時頃
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