73 ― 帝都・つくも開闢奇譚 ―
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-河原-
[記憶を辿りつつ、とりあえずは湯を沸そうと古びた薬鑵を取り出せば、土手のほう。 元気に両手を振りながらヤヘイがやってきた。>>3:104]
やあ、
[人間らしからぬ跳躍力で跳ね来るヤヘイに笑いつつ。]
まあ、そう焦りなさんな。 釣れるのを待つ時間も楽し――――
…全く。
[ばしゃばしゃと川に入っていくヤヘイに気付けば>>3:117、その無邪気さに目を細めつつも、亀吉に視線を送り、呆れたように息を吐いてみせるのだった。**]
(2) 2014/06/01(Sun) 00時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/06/01(Sun) 11時半頃
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-翌日・たまや-
うむ。 団子だけでなく、茶も旨い。
たまこ、良かったら今度、この緑茶の淹れ方、 俺に教えてくれないか?
[急須を手に、男はたまこを見る。
昨日は結局、酒があることを思い出し、亀吉には茶の代わりにそれを熱燗にして振る舞った。 あの後、鮎も何匹か釣れて、約束通り塩焼きを馳走して。 他愛もない話、緩やかな時間を過ごす中、ふわりと漂う桜の香。
―――――寂しいのかね?
問うように零せば、亀吉はどんな顔をしただろうか。*]
(9) 2014/06/01(Sun) 14時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/06/01(Sun) 14時半頃
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そうか。
[たまこから快諾を受ければ、その嬉しそうな表情に男も笑みを浮かべる。>>33] そうして、急須に残る緑を味わうように飲み干した。]
祭り? いや、
[ことり、机に急須を置けば。]
どんなことをするのかい?
[緩やかに尋ねる。]
(35) 2014/06/02(Mon) 00時半頃
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[たまこは夕顔の屋敷で起こった事の顛末を男に話しただろうか。 櫻子の懇請は不調に終わったことを聞けば。]
ふっ、夕顔は怒ったか。
[そう、穏やかに笑い。]
似合うと思うけどなあ。
[そんな手前勝手な感想をのんびりと述べたところで。]
ごちそうさん。
[徐に、席を立つ。]
あの洋服、見よう見まねで手作りしたらしい。 夕顔のことを考えながら、一生懸命作ったんだろうな。
[残して、男は店を出た。**]
(37) 2014/06/02(Mon) 11時半頃
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-商店街-
何やら楽しそうだな。
[壁新聞を眺めている辰次に男は話しかける。>>34]
たまこから聞いたよ。 なんでも、桜を咲かせる為の祭りを考えてるとか。
[傍らに並べば、書かれた内容に目を通す。 亜茶は無事、協力者を得たようだ。**]
(46) 2014/06/02(Mon) 22時頃
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