108 Persona外典−影の海・月の影−
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[>>137チアキ。どうやらそれがもう一人の少年の名前のようだ。 そう記憶すると同時に、金髪の様子が変わるのを察する。 しかしそれに言及する間も無く、場が動く。
現れたゾンビめいたものに、>>133チアキが応戦する。 >>136更に数が増えるのを見遣り、少年もまた手の中のカードを握る。青い輝きを放つそれが、少年の手の中で砕け――。]
…………ぺるそな。
[ぽつ、と呟くと、臙脂色の本が開いた。 ぱらぱらと頁が捲れ、うねるような雷が1体のゾンビに絡みつき、腐肉を焦がす。
少年が眼鏡の位置を正す。 その僅かな間に、ゾンビの身体は跡形も無く消え失せていた。]
(150) 2015/02/14(Sat) 22時頃
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逃げるのは却下。何処に逃げても、同じかもしれない。
[>>151少なくとも、見える範囲で闇の無い場所は無い。 即ち何処へ逃げても恐らく同じだということは推測に難くない。
チアキが一体。自分が一体。 それから>>160新たに攻撃が加えられ、 >>163やけに軽い調子の声が響く。 臙脂色の表紙の本はぱたりと閉じ、静けさを取り戻している。 少年は、その表紙をぱんと叩いた。 もう地面は揺れない。ゾンビたちが動じる気配も感じられない。]
(171) 2015/02/14(Sat) 23時頃
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[少年の背後には一匹の猿のようなものがいた。 白い体毛に、少年と揃いの本を持っている。
猿の名を知る必要性は感じない。
それより。 少年は、ここにいるそれぞれの力を見つめていた。 発露の方法、能力、姿形。それを見極めるように。]
…………ぺるそな使い。
[繰り広げられる戦いを前に、少年は小さな声で呟いた。]
(182) 2015/02/14(Sat) 23時頃
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― 繁華街/中央区 ―
[さて、怪異の原因はいずれにあるか。 既にゾンビの如き敵から興味を失った少年は、他の面々を観察していた。 ペルソナ。赤い月。青い部屋。黒い闇。
身体を使うことを得意としない少年は、いつものように頭を使う。 いかに効率良く解を導けるか。使える駒はどれだけあるか。]
……戦うのは、苦手?
[>>208先程までと異なる気配を察し、少年は問い掛けた。]
(222) 2015/02/15(Sun) 00時頃
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……弱い奴は影に飲まれて、簡単に死ぬ。 ここは多分、そういう世界だ。 何処に逃げても敵がいて……
気を抜けば、あんな風に首を駆られる。
[>>233少年は、猛り狂う首無しのペルソナを指差した。 その横に蠢くゾンビの上に、猿の放つ雷が落ちる。 一瞬、稲光に照らされて辺りが輝く。
少年は、ほんの微かに、笑っていた。]
(242) 2015/02/15(Sun) 00時半頃
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……強いのと、強がるのとは、違う。
[>>257何故煽るような真似をするのか。 もしそう問われれば、答えなどないと応えるだろう。
ただ、目の前に晒されているかに見える傷を悪戯に抉りたくなる、それだけのことだ。 潰しては増えるゾンビめいたものを、少年は顔色も変えず一つずつ稲光で裁いていく。 しかし、これではどうにも効率が悪い。]
(270) 2015/02/15(Sun) 01時半頃
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……エネルギー量には限界がある。 一旦退く。何か手段を探す。 それとも、ここで消耗戦をして時間を稼ぐ。
でも、この時間が終わる仕組みが分からない。 正しい解を出すには、情報が足りない。 今のところ、俺に解ける問題じゃない。
[身体を腐肉で包まれたゾンビは、足もさほど早くない。 ある程度の早さがあれば、走って逃げることも可能だろう。 少年は、どうする?と問い掛ける代わりに、ぐるりとその場の面々を見回す。
白い猿が声高に鳴き、また一つ雷を落とした。 その手にある臙脂色の本が乱雑に揺れ、ばさばさと音を立てる。]
(274) 2015/02/15(Sun) 01時半頃
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[力の行使は容易い。限界は存在しない。 負けるという選択肢も、飲み込まれるという選択肢も、少年には存在しない。 それは弱いものの末路であって、少年の末路ではない。 確固たる意志の力が強さを生むなら、少年は自らの強さを疑わない。
少年は>>289ゆっくりと、その背後に回り込む。 空の掌を伸ばして、背中に触れる。]
…………あんたは、少し、面白い。 リツキと同じ匂いがする。 あんたの背中を押してやりたいな。 絶望の底に、突き落としてやりたい。 死ぬことが救いだって思えるような、そういうところに。
[リツキという名がまさに少年の名であると知る者は、この場にはいない。名を知る者ならば、これが常の少年の発言とは質の異なるものだと知れただろうが。]
(299) 2015/02/15(Sun) 02時半頃
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[>>292ペルソナの形状の変化を見遣り、少年は金髪の背中から掌を離した。 す、と数歩後方に退き、眼鏡を直す。]
……逃げない。守る。それが選択。 でも、守るだけじゃ終わらない。 ……守るだけで、終わるかもしれない?
[これは、ちょうど良い機会だろうか。 どれぐらいの時間を経て、この時間が過ぎるのかを計測することも出来るかもしれない。 少年は僅かに距離を取り、その場の数名を静観することにした。 自分の身は自分で守れる。逃げを取るなら、それでも構いはしないつもりだ。**]
(300) 2015/02/15(Sun) 02時半頃
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― 繁華街/中央区 ―
[>>316使役者の状態はともあれ、首無しの騎士は盾を維持し続けていた。 >>325更に剣戟が加わり、少年は臙脂色の本を開いた。]
……急ぐ?なら、終わらせるよ。 来い。
[開かれた臙脂色の本の上に、白い猿が飛び乗る。 キキ、と声高な鳴き声と共に、本の上で踊るようにくるくると舞う。 そこから発生した雷は四方に飛び散り、複数の稲光を落とす。 どん、と雷が鳴り、地面が揺れる。 その場にあった屍人は裁きの雷によって焼かれ、腐肉が焼け焦げる匂いが辺りに充満する。
風すらも止んだような空間に、異臭は漂い続ける。]
(327) 2015/02/15(Sun) 12時頃
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…………臭いから、嫌だったんだけど。 急ぐのは何処へ?埠頭?
[鼻が曲がりそうな激臭に、さしもの少年も些か眉をひそめる。 ぱたぱたと臙脂色の本で目の前を仰ぎながら、埠頭へ向かうので異論はないかと視線をその場の面々に向けた。
再びゾンビが現れる前に、迅速に行動する必要がある。 他の面子が動くより早く、少年は歩きだした。 小さな雑魚など気に留める様子も無く、向かう先は埠頭。 誰がついて来ようと、来なかろうと、少年にとってはどうでも良いことだ。**]
(328) 2015/02/15(Sun) 12時頃
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― 中央区繁華街→ ―
なら、それで良いと思う。 [少年のペルソナは本を閉じると共に消え失せていた。 >>331女性に言い、歩き始めた少年は>>335その提案に足を止めた。歩きと車、時間の短縮にどちらが有効であるか考えるまでもない。]
……チアキと、金髪も乗ったら?
[まるで自分のものであるかのような口ぶりで言い放ち、少年は車で移動することを選んだ。 窓際の後部座席を陣取り、窓から街の状態を見つめつつ埠頭へと向かう。
赤い月は、尚も煌々と暗闇の世界を照らしていた。]
(346) 2015/02/15(Sun) 17時頃
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― →港/埠頭付近 ―
[そして、今。 辿り着いた埠頭で、女性と知り合いとの会話には耳を傾けず、 少年は唯一と言って良い友人の傍らにいた。 顔を合わせる機会の極端に少ない、珍しい容姿の同級生。 恐らくは同じような年頃の女性。 順に視線を送り、少年は最後に麻夜を見た。]
……まや、ハーレム?
[友人の怪我より、辺りの惨状より、少年はまずそこに言及した。 あれやこれやと世話を焼くらしき人間は多くいる。 なら、わざわざ気遣いの言葉を掛ける必要も無いだろうと判断した。]
(348) 2015/02/15(Sun) 17時頃
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……私、は。 なら、くすのきは?
[少年の平坦な口調は、内心を読ませないものだった。 少年の問いに明確な意図は存在せず、思ったままを口にしているのみだ。>>359だからこそ、返ってきた答えも律儀に受け取り、少年はさらりとクラスメイトに問いを向ける。
たとえ碌に出席せずとも、一度聞いた名前と一度見た顔は忘れない。もの珍しいアルビノの少女は、果たして少年の名前と顔を覚えているか否か。
自身の問い掛けによって、思春期の男女に妙な空気を作ってしまう可能性があるなどと、少年は微塵も考えてはいなかった。]
(362) 2015/02/15(Sun) 18時半頃
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……ああ、そうか。 まやも青い部屋で、カードを引いたから戦ってる。
[>>368指摘されて、初めて気がついた。 至極当然に麻夜の存在を受け入れていたということは、恐らく彼に対して同じ捉え方をしていたということなのだろう。
少年は数多くの人間に『馬鹿』の札を貼り、遠ざけてきた。 しかし、彼だけは違う。そうと口にはせずとも、付き合いを続けていることがその証左だ。 少年の感覚は、彼の引き起こした事件によって裏付けされた。 大塚麻夜は馬鹿ではない。 だからこそ付き合う価値があり、この異変の中にあっても動ける少数の選ばれた側にいる。 それは少年にとって、当然のことだった。]
……意味深なメール?本屋?それとも、月?
[そう問い掛けたが、>>370言われたからには空気を読むという芸当を心掛けてみよう。 >>371楠の様子に物言わぬまま、少年は臙脂色の本で口元を隠した。 手で自分の口を塞ぐ代わりである。]
(386) 2015/02/15(Sun) 19時半頃
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[気付けば、青い部屋に向かう方向で話は固まっているらしい。 少年が躊躇ったのは、そこに留まるつもりがなかったからだ。 怪我人に、疲労している者にと安全と休息を取るべき者は多い。 しかし、誰かが……それこそ、麻夜が青い部屋に向かうなら、別の方面から情報収集をしても良いのではないか。]
………………。
[青い部屋に歩き出す面々を見送るように、少年は足を止めていた。]
(397) 2015/02/15(Sun) 20時半頃
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……いや。 まやが行くなら、後からまやに聞けばいいかと思った。 だから、別のところに行ってもいいかもしれない、って。
[とはいえ、特に向かうべき場所は定めてはいないのだが。 >>399麻夜の問い掛けにそう返して、少年は赤い月を見遣る。]
……それに、もう少し、外にいたい気もする。 月が綺麗だから。
(402) 2015/02/15(Sun) 21時頃
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エンカウント率が高ければ、レベルも早く上がる。 それに、数当たれば弱点属性も見つかるかも知れない。 ……単独行動になるかどうかも、まだ分からないし。 まだ、誰かいるかも知れないから。
[>>405少年に対する麻夜の印象は、概ね的を射ていた。 少年は彼の好むゲームになぞらえ、行動の意義を説く。 勿論、麻夜は必要以上に説得をしてくるような人間でないことも承知の上だ。]
誰かいるなら、探しておいた方がいい。 ホームズは推理もするけど、自分でも動く。 それは、ワトソンがいるから出来ることだ。
[麻夜と自分、どちらがワトソンでどちらがホームズかなど、述べるまでもないだろう。]
(407) 2015/02/15(Sun) 21時頃
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これが、使えるかもしれない。
[>>410少年は本を開き、白い猿を呼びだした。 勿論、その猿に通信機能があるわけではない。 ただ、これらは攻撃に使う為だけのものではないだろうことを示唆したいだけだ。]
探偵は死なない。武術で生き返る。
[そう、本家の探偵もそうして生き延びた。 少年はぱたん、と臙脂色の本を閉じる。 あとはもう、青い部屋に向かう面々を見送るのみだ。]
(417) 2015/02/15(Sun) 21時半頃
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― 埠頭付近/激戦の跡 ―
[さて。 青い部屋に向かう面々を見送り、少年はまだそこに佇んでいた。 他に誰かがいたとして、そこに声を掛ける素振りも無く、視線は赤い月を眺めていた。 しかし。]
…………?
[>>446聞き覚えのある声に、視線を向ける。 眼鏡の奥の双眸が、驚くように少しだけ大きくなった。]
(447) 2015/02/15(Sun) 23時頃
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……襲われたけど、怪我はしてない。 君は、大丈夫?
[>>451金髪――サムは彼女を泣き虫と評した。 しかし、こうして街中を歩ける辺りに、そう評される感じは見て取れない。 もっとも、やはり泣きそうな様子には見えるのだが。]
……君にも、何か力がある? 君が何かを倒したりするの、想像がつかない。
(465) 2015/02/15(Sun) 23時半頃
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[>>462大きな男の視線がこちらに向く。 少年は眼鏡越しにちらりとそちらを見遣った。]
…………。
[男は何も発さず、また少年も静かに見ただけだ。 サムを見て、驚くような表情を浮かべたことだけは、きちんと記憶しておいた。]
(472) 2015/02/15(Sun) 23時半頃
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[少年の意識は常に、興味の赴くところにある。 その埒外で何が起こっていようと、少年の知ったことではない。 今、少年の興味は幼い少女に向かっている。 続く名前、3つの内、一つが既に見知った相手であるとは知らぬまま。 >>475少女が呼び出した彼女の分身を見遣ると、一瞬で消える青い蝶。]
ツキサエが、君を守る? …………君の親は?
[少年の表情が、ほんの僅かに曇る。 それは助手にしか見抜けないだろうほどの、些細な変化だが。]
(482) 2015/02/15(Sun) 23時半頃
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………………。
[>>496少年は無言で、少女を見下ろす。 半年前。それは丁度、少年が母親を失った時期に近い。 しかし、少年の母は今だに発見されていない。 それの意味するところを知る者は、まだ誰もいない。]
お父さんとお母さんが、好きだった? …………お父さんとお母さんと、同じところに行きたい?
[少年は、少女から目を逸らす。 闇に覆われたコンクリートの上、何かの面影を探すように視線を彷徨わせた。]
(504) 2015/02/16(Mon) 00時頃
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[>>501 視線を上げると、少女の頭を撫でる手が見えた。 先程、サムを見て驚いていた彼だ。]
知り合い?
[問い掛けは端的に。 何について、或いは誰についてなのかは口にしない。 どういう返答が返ろうと、構わないからだ。]
(508) 2015/02/16(Mon) 00時頃
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[少年が地面の上に探したものは、何だったのか。
>>510男から少女に視線を戻し、少年は彼女が泣き虫と言われた所以を見た。 悲しみと嘆きが伝わるような心地がする。 それは半年ほど前、味わった感覚にとてもよく似ていて――。]
…………。
[解が見つからない。故に、何を言えば良いか分からない。 少年は少女の前に屈み、ぎこちない動作で手を伸ばす。 細く柔らかい首筋を撫でるように、掌を上に滑らせ、 そっと頬に触れて、落ちる涙を親指で拭った。]
(521) 2015/02/16(Mon) 00時半頃
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………………。
[>>531また、解の分からない問い掛けだ。 助けを求められそうな相手>>534は、離れてしまった。
涙を拭った手を離し、少年は戸惑うように少女を見る。 あの部屋に似た、青い蝶を宿す少女。]
……君の、名前は? それを教えてくれたら、もう少しここにいる。 俺がいなくなるとき…… 君を、一緒に連れて行ってあげるって約束する。
[最適な解を見つけられない。 少年の言葉は、ためらいがちにぽつぽつと落ちた。]
(544) 2015/02/16(Mon) 01時頃
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しもべしょうこ。 ひめぎしょうこ。 君も二人だ。
[>>550その言葉の意味を彼女が察することはないと踏んで、少年は呟き、ほんの少し、笑うように口角を持ち上げた。 ただ、近くを悠然と飛び回る青い蝶。それだけが邪魔だ。 闇を照らす、あの青い光に似ている。]
……さちかわ、りつき。
(555) 2015/02/16(Mon) 01時半頃
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[>>557蝶の視線が刺さる。 少年はその軌道を見遣り、翔子の指先に止まるまでを見送った。]
…………見える。 それも、ツキナエの一部?
[或いは、もっと質の違うものだろうか。 いずれにせよ――邪魔だ。 どうすれば消せるのか、もっとも簡単で単純な解決方法を知っている。しかし、少年の掌には、まだ翔子の体温が残っている。]
(558) 2015/02/16(Mon) 02時頃
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…………しょうこ。綺麗な世界は、好き?
[ゆっくりと立ち上がりながら、少年はそう問い掛けた。 視線は少女からも、青い蝶からも離れ、赤い月に向く。 手を持ち上げ、指先で赤い月を差した。]
あれは、綺麗だと思う?
[翔子の答えがどうであれ、少年はそれ以上を口にしない。 ただ返答を聞き、記憶し、考える。 ――青い蝶だけを、握り潰す方法を。**]
(559) 2015/02/16(Mon) 02時頃
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