84 Es 3rd -Test days-
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
あまり年寄りを焦らしなさるな わたしは君が思うよりもずっと貪欲で執念深いのだから
[耳元でそう囁く。 いつになく積極的なのはきっと、 その人が誰かに迫られる所を見てしまったから。 こんな歳で焦るか、と、内心自嘲を零しながら、 すっと身を引いて、何事もなかったかのような顔で踵を返す。
――また、夜にお伺いします、と最後に告げて*]
(172) sane 2014/08/01(Fri) 21時頃
|
|
―カリュクス邸・茶会の芸―
[>>158 首筋に微かな傷みを伴いながらも、茶会の席での芸を進める。この数分間で、命を絶つ手段を探して旅団を抜け出した自分が、生き長らえたい理由が幾つも出来てしまった。動揺しつつも何食わぬ顔で芸をこなす事が可能なのは、物心ついた頃から道化師として舞台に上がっていた忌まわしきプライド。]
―「ここの奴らの大概が…」―
―本当に?
[己を血で空腹を満たす穢らわしい化物だと思い育ってきた。踊り子の血をを吸いながら、時には見知らぬ誰かの肌に牙を立てたこともあった。あの移動喜劇団と云う小さな社会では間違いなく自身は異形の存在であり、幾ら長い間寝食を共にしようとも、決して越えられない境界線がそこには在った。]
―まさか、自分の血を差し出すことになるとはね。
[今あるのは、傷口の痛みと歓喜。そう、心からのそれを感じたのは、初めてと言って相違無い。]
(173) 波平 2014/08/01(Fri) 21時半頃
|
ミケは、フィリップにお辞儀をした。
wallander 2014/08/01(Fri) 21時半頃
ミケは、ライジを不信の目で見た。
wallander 2014/08/01(Fri) 21時半頃
フィリップは、ミケにむぎゅうした。
波平 2014/08/01(Fri) 22時頃
|
そうか…
[自分の真下にいる藤之助の言>>111を聞き流して口付けを重ねる。 背中に彼の腕がまわされ、強く抱きしめあう形になる。 彼の顔が、吐息が近い。
ふっと彼が、自分の口の端に口付けて、呟いた>>112。 たまらない。
彼の腕を下から自分の腕に絡めるようにしてソファに軽く押さえつける。 手のひらが重なり合う。 口付けを一旦止めて、彼の耳元に顔を寄せ、囁いた。]
好きだ
[言った後、耳たぶを軽く甘噛みした。 彼の手のひらを押さえつけたまま、顔を彼の胸元の方へ埋めていく。 軽く音を立てて吸った。 夜はまだ終わりが見えなかった**]
(174) wallander 2014/08/01(Fri) 22時頃
|
|
―亀吉と―
[真実を話しているつもりなのに、結局自分は彼を怒らせてしまうらしい>>167。 困ったように軽く首を傾げる。]
それを言われてしまうと耳が痛いが、死んでもいいと思ったのは本当だ。そうでなければ、誰が好き好んで炎に巻かれたいと思うものか。 結局は、こんな結果になったけれど。
[そこは疑ってくれるなと視線を向けても、彼は受け入れてくれたかどうか。 困惑して、再生の終わった体を見下ろす。 彼の血で生き返らされた身体を。 その事に微かなほの暗いを覚える自分は、狂っているのだろうか。]
私は、私自身にそれ程価値は見出していないのだが……
[そう言えばさらに怒気を煽る結果になっただろうか>>167。言葉では結局埒が明かぬと強く抱き締めて>>145]
(175) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 22時頃
|
|
[口づければ、彼の瞳から涙があふれる。 彼の瞳の中にある哀しみや悔しさに気づき胸が痛むが、それを癒す資格も、言葉も自分は持っていない。
どうしたらよかったのかと自問するが、失った時はもう戻らない。
ただ、彼の幸せだけを願い口づけを贈る。 彼の涙を見たくなくて指で拭おうとすれば、亀吉から締められる形になり、]
!?……っ!
[舌が絡められたと認識した瞬間、走る鋭い痛み。 反射的に逃げようとしたが、彼が自ら牙を立てた最初の相手になれたと思えば悦びしか覚えない。 ようやく唇が離れて、彼が続けた言葉には困ったように笑う。]
……私の心より、お前の望みだよ。 これ以上私の我儘でお前を傷つけたくないんだ。
[彼を軽んじている訳ではないと、そう伝えたくて咄嗟に腕を捕まえる。 そうしてから、このまま彼が自分を忘れた方が彼のためになるのだろうか、と自分が掴んだ腕を困惑した表情を浮かべて見下ろした。]
(176) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 22時頃
|
|
[同族だと知らされた人達の前で芸をすることは、大勢の観客を前にするよりも比べ物にならない程に怖かった。受け入れて貰え無くてもいい人間と、弾かれたくない同族とでは大きく意味が違ってくる。お決まりの挨拶を済ませたとき、悟られないように振る舞ってはいたが、反応があるまでの時間は長く長く、息が詰まる思いだった。いつもよりもずっと少ない拍手と笑い声が聞こえ、>>162 それは今までのどの賛辞よりも胸に響いただろう。]
あちらのお客様が、お前を間近でご覧になりたいそうだ。 わざわざ席を立って頂くのはしのびない。 彼方に行って差し上げなさい。
[拍手を送ってくれた紫の和服の男性の方へ鳥を放ち、少し大袈裟にもてなす口調に変える。]
どさくさに紛れて高価な金品など持ち帰ってきてはいけないよ!
[遠回しに悪戯をするよう指示を出す。鳥は幾分羽ばたきを静かに、着物の男性の肩へ降り立った。]
(177) 波平 2014/08/01(Fri) 22時頃
|
|
―カリュクス邸・藤之助宛―
[水場を見つけ、口と、ついでに顔を洗って。 犬の様に首を振りつつお茶会会場へと向かう]
……げ。
[>>161背後から声をかけられ振り向けば――… 昨晩狼藉を働いた藤之助が、 僅かな罅の入った笑顔で立っていた。
考えてみれば顔の広そうな彼が 此のお茶会に来る可能性は低くは無く。
慌てて両手を肩口まで上げ、敵意の無い事を表明すると]
(178) goza 2014/08/01(Fri) 22時半頃
|
|
おぅ、お陰さんでな――
もう、あんたに手は出さねェよ。 今日の俺は此処のお嬢ちゃんの手伝いだ。
休戦協定といこうぜ……?
[冷たい殺気を浴びながら、 そんな、虫の良い嘆願を藤之助へ。
>>148やがてそうこうしている間に、 フィリップの芸が皆の目を集め始めた事だろう**]
(179) goza 2014/08/01(Fri) 22時半頃
|
|
―数日後・洋上―
[口腔内に入り込む熱と共に、唇に鋭い痛みを覚える>>149。 数日前のそれ>>169を思い出して、微かに眉を寄せたことに彼は気付いただろうか。 もしかしたらそれを意識して“こう”しているのかもしれない。 けれど、それを分析できるほどの冷静さは残っている訳もなく。]
ダ……め、だ! 離せ……!!どけ!
[見下ろしてくる狂暴な感情を宿した瞳が怖い。 それを振り払うように怒鳴る。 我武者羅に彼の腕の囲いから逃げようとして、しかし最後の砦とも言える力を遣わないのは彼の独占欲を心の何処かで悦んでいるせいなのだろう。
けれど、それでは彼らから距離を置いた意味がない。]
(180) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 22時半頃
|
|
[二度目の攻撃は読まれていたらしい>>151。 袴の裾を押さえられ動きが制限される。
ひくり、と喉が鳴った。]
仕置き、など……お前にされる謂れは……っア!!
[それでも虚勢を張ろうとして、 けれど久方ぶりの性的な接触に身体が恐ろしいほど敏感に反応した。 慌てて唇を噛んだが、飛び出した声を回収できるわけもなく。
自分の反応に困惑していれば、彼の行動をそのまま許す結果となっていた。 いつの間にか解かれた腰ひもに愕然とする。]
手が早い!というか、私が此方なのか!?
[色々な事に納得がいかずそう叫べば、何か応えはあっただろうか。*]
(181) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 22時半頃
|
|
…あ、
[>>174背中に回した手が絡めとられ、ソファーに縫い止められた。 重なり合った掌。彼の指に己の指を絡め。 口付けが止んで耳に囁かれた言葉に胸が熱くなる。]
――…っ。 もう、せんぱ… ん、ゃ…っ、
[耳朶を甘噛みされたのは全くの予想外で、抗議しようとしたら肌蹴られた己の胸元にミケの顔が近付き、音を立てて吸われる。 掌は押さえられたままなので、代わりに足を動かして快楽を逃そうと。 足袋を履いた足先はソファーの上を滑り、ふるりと震えた。
手が自由になれば手で、自由にならなければ足で彼の欲を煽り、長い夜を共に溺れる。**]
(182) 蒼生 2014/08/01(Fri) 23時頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
ハチドリ 2014/08/01(Fri) 23時頃
|
―朝―
[ソファーの上で目が覚める。 隣に眠る彼が目に入れば、昨夜の事を思い出して頬を赤くした。 考える余裕もないままに色々と言わされたような…気がする。 こちらもミケの肩を噛んだり、背中を引っ掻いたような気はするが。
乱れた髪を纏めようと、藤之助は起き上がって手櫛を入れながら結い紐を探す。 ソファーの下に落ちていたそれがいつ外れたのも気づかない程に溺れていた。
――想う人と身体を重ねるのが、こんなに幸せな事だとは思わなかった。
己はこれまで、火遊びの相手に執着されれば即座に切り捨てていた。 誰かに想いを抱かれる事は煩わしいものと思っていた。 儀式を経てまで同族にしたいと思う相手はこれまで現れず。]
(183) 蒼生 2014/08/01(Fri) 23時頃
|
|
[けれど久しぶりに会えたミケと縁が途切れぬ事を望んだ。 彼の目に留まりたいと、共にありたいと望んだ。 それは藤之助に起きた大きな変化。
居住まいを軽く正すと、そっと手を伸ばして彼の耳に触れる。 ゆらりと揺れる尻尾の付け根も気になったが、それはまた後にしようか。 彼が目覚めれば、藤之助は微笑んで]
――おはようございます。
先輩、大好きですよ。 私と一緒にいて下さい。
[囁くようにそう言うと、彼の唇に触れるだけのキスをした。*]
(184) 蒼生 2014/08/01(Fri) 23時頃
|
|
―数日後・洋上―
>>180 ――何が、駄目なんだ? あいつには唇を、心を許しておいて。
俺の事は、また――…燃やして、遠ざけるのか?
[其れは喉の奥から絞り出す様な、 苦しげな低い声で。
あの時容易く炭化した腕を、 見せつけるようにセシルの横顔の直ぐ側についた]
(185) goza 2014/08/01(Fri) 23時頃
|
|
―セシルと―
[>>176突き放した腕は捉えられ セシルの眼差しは憂いの色を湛えて 紡がれる言葉は甘い愛の囁きでしかなく セシルの柔らかな声は混乱した心に届いた
困惑と憤りが呼んだ疑念は真意を受けて ようやくその色を落ち着かせた
セシルを退ける腕はその力を失い 少しむくれた表情でセシルの言葉を咀嚼する]
………… 僕は お前の悪意しか…知らない 心当たりがあるだろう?
今になってそんな言葉が出てくるとはな… 炎に焼かれて 随分変わったなぁ?
(186) nannan 2014/08/01(Fri) 23時頃
|
|
>>181 ハ――ッ、身体の方は随分と、素直じゃねェか……
[膝の刺激に上がった小さな嬌声に、 口の端を歪める。 腰紐を解いた袴を、下着ごと半ばまで引き下ろし。 セシルの"もの"を剥き出しにする。
乱れた本紫の着物の隙間に手を淹れて、 やわやわと、抗えない刺激を与え]
ふぅん、自分が此方という事は――… ヤられるのは、初めてかい?
[言葉に滲む僅かな喜色。 前面を弄っていた指先は、両足の間から、 一つ、一つ。 セシルの形を確かめる様に、後方へと――*]
(187) goza 2014/08/01(Fri) 23時頃
|
|
[そうして冷笑を向けながら掴まれた手を握り返す 軽くため息をついて 視線を逸したまま続ける]
僕はあまり駆け引きも 嘘も隠した本音も…探るのは好きでは無い… 行いと言動でしか 測れない
だから 秘められると誤解する
[ちらりと目線をセシルに向けて探るような眼差しを向ける]
僕の望みが…お前が消える事だと 何故そこまで言ったと思う
振り回される… まさしくそれよ
――――正しくは 昨日までのお前に な
(188) nannan 2014/08/01(Fri) 23時頃
|
|
僕の望みを叶えたいとか 僕を傷つけたく無いとか そんな事 簡単だよ セシル
[そうして正面からセシルを見据える]
真実を口にしてくれ 欲望も望みもごまかさずに
僕を傷つけるかどうか恐れて …あるいは自分が傷つく事を恐れて 遠回りするな それこそが 僕を混乱させて…傷つける
炎で焼かれる程 己の全てを捨てられるなら 簡単だろう? 心を晒すぐらい
それが 欲しい
[そうして一歩セシルの側に寄るとそっと肩に顎を乗せた*]
(189) nannan 2014/08/01(Fri) 23時頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
nannan 2014/08/01(Fri) 23時頃
|
―夜・森― [遠くで、ふくろうの鳴く声が聞こえる。 月影に蝙蝠が過ぎるのを見上げて、男は歩いた。
――近づいてきたその人に情が芽生えたのはいつだったか。 ――長い年月を生きて、今更その人に何を求めようというのか。 そう自問するけれど、責める思いが男の足を止めることはない。 ……所詮は、己も「あの吸血種」と変わらないのだ。 自分の欲求のために、他者に思いを、行動を、押し付ける。
「退屈凌ぎ」と称して己を吸血種にした、あの黒髪の少年は 男を屈服させて「退屈だ」といいながら 愉しそうに。実に愉しそうに嗤っていた。
それが限りなく不愉快だったから―― 己はああはならないで在ろうと、そう考えていたのに。
白髪が美しいあの人への仕打ちは まるで忌んだ少年のものと変わらないなと、 月を振り仰いで、もう一度自分を嘲笑う]
(190) sane 2014/08/01(Fri) 23時頃
|
|
―茶会・名無しの鳥―
ねぇ、その子触ってみてもいい?
[>>177披露された芸に手を打って鳥に触れたいと強請ってみると、青年は鳥を放つ。 鳥に掛ける言葉遣いは先程のものとは違い、芝居がかったもの。
やがて羽ばたく音も静かに己の元に飛んできて、肩に降りる鳥を間近に見て、藤之助は目を細める。 続く言葉にはその意図が掴めずに不思議そうに首を捻る。 暫く名無しの鳥は大人しく藤之助の触れるに任せていたが。]
…? わ、ちょっと…!
[鳥がいきなり動き出し、藤之助の懐を探る。 驚いた藤之助は悲鳴のような声を出して。 鳥は首尾よく其処に収まっていた青褐色の財布を咥えると、ひらりと飛び立ってしまった。]
(191) 蒼生 2014/08/01(Fri) 23時頃
|
|
―夜・カリュクス宅――
[いつものように静かにその人の家に入れば、 その人はどうしていただろうか。
起きていたならば挨拶をして、 いつもどおりにその人も寝たふりをしていたならば 今夜は素通りせずに、傍に行って「起きなさい」と囁く。
髪を優しくなでてから 昼の答えを聞こうと、その人の手をとる]
(192) sane 2014/08/01(Fri) 23時頃
|
|
あ、あー…!
[空は己の領分ではない。 隣にミケの姿があれば、手の届かぬ藤之助は眉を下げて。]
せんぱーい…。
[返して貰えないとは思っていないが、困ったように彼の名前を呼んだ。]
(193) 蒼生 2014/08/01(Fri) 23時頃
|
|
[彼の胸の突起を音を立てて何度も吸った。 一緒に、片手だけを彼の手のひらから外して、腰の帯を緩めていく。 緩まったらもう片方の襟元も押し広げて、彼の全身が露になるのに、そう時間はかからなかった。
彼の肢体を見下ろす。 ここまで来て怖かった。 最初に押し倒したのはこっちの方なのだ。
でも、いいか、と聞くのも馬鹿らしく思えた。 どう返事が返ってきたところで、自分の身体の下の彼の上気した顔、あえぎ声、熱い身体、全て手放すつもりは毛頭なかった。
もう片方の手も離すと、彼の裸の腰に腕を回す。 彼を腰を浮かせたうつぶせに近い体勢にするように促しながら、彼の下腹部、その下に手を這わせた。 もう言葉も何もなかった。 荒い息だけ漏れた。]
(194) wallander 2014/08/01(Fri) 23時頃
|
|
[戦争が、まだこの国を覆っていた頃。 僕は時々――夢を、見た。
偵察隊が持ち帰った情報と、僕が実際に"見"た光景と。 複雑に絡み合い、実際の風景のように、僕は自由に其処を歩いていた。 敵の将である男は、明日になれば仲間の一人や二人、簡単に捕らえてしまうだろう。そして、死よりも辛い拷問とも呼べる実験が、彼らを襲う。 それは過去において事実だった。
僕は、そうならない。 だって僕は、自分の身体を動かさない。 ただ後ろから、見ているだけ。 見ているだけで………殺せてしまえればいいのに。 僕の手が、誰かを救えればいいのに]
(195) 茄子 2014/08/01(Fri) 23時半頃
|
|
[戦争が終わり、僕は本当の意味で一人になった。 僕が作戦の青写真を描いた作戦は、敵方に不可解な死者が出ることが多かった。僕の前では、誰もがそれを「幸運」と呼ぶ。
「死神」と、呼ばれていたのも知っている。 それでも僕は笑っていた。 勝利の影に潜む負傷者は、きっと少ない。 救えたのだ。 そう、思い込んでいたから。
それが僕の"力"だったのかもしれない。 その"力"は
一体、何を"贄"として奪っていったのだろう。 何も持たない僕は、未だにそれがわからない。 わからないままでいい。 今はもう、夢を見ないから]
(196) 茄子 2014/08/01(Fri) 23時半頃
|
|
[ ]
(197) 茄子 2014/08/01(Fri) 23時半頃
|
|
[夢を、見た。 知らない男の背中を、僕は少し上から眺めていた。 夢でも質量ってあるのかな? 男はふと振り返って、何か言った――ように見えた。
それでわかったんだ。 こいつは吸血主だ、って。 でも、僕の守るべき、仲間じゃないって。
いつもそうだ。 夢の中では、知らないはずのことが、僕には見える。 夢から覚めて、調べると、それが本当だってわかるんだ。 答えを決め付けて調査するなんて、愚か者のすることだけれど。僕は、自分がそうだと知ってるから、躊躇なんて最後にはなくなていた。
だから、そう。 僕はいつもみたいに言ったんだ]
(198) 茄子 2014/08/01(Fri) 23時半頃
|
|
いなくなっちゃえ
(199) 茄子 2014/08/01(Fri) 23時半頃
|
|
[ぱちん。 夢が弾ける。目を開ける。
僕はまだ、いなくなっていない。 なんでだろう。なんでかな。 ああいう夢を見た日は、いつだって酷く喉が渇く。 僕は立ち上がり、窓を開く。 外は眩しくて、目を閉じた。
夢の中の知らない男。 顔なんてもう覚えていない。 知らない、知らない相手を、僕はきっと
あれは、夢だ。 夢に*決まっている*]
(200) 茄子 2014/08/01(Fri) 23時半頃
|
|
―数日後・洋上―
[苦しげに絞り出された声に、差し出された腕に>>185、 自分もまた苦痛を感じたように眉を寄せる。]
……そういう、訳じゃ……
[心を許してなければ、とっくに人目がなくなったところで燃やしている。 けれど、それを伝えたところで何か変わるだろうか。
ただ、こんな酷い人間などさっさと捨て置け、そう言いたいだけなのに。 ライジの目を見返すのが辛く、そこから逃げるように目線を逸らす。 かつて燃やして、それでも自分を抱き締める力が弱まらなかったことを思い出す。 そして、最初に出た言葉が自分を案じるそれだったことも。]
(201) ハチドリ 2014/08/01(Fri) 23時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る