人狼議事


93 Once upon a time...

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視点: 人


【人】 薬屋 サイラス

[自分のテントに戻るつもりだったのに、
 またも異様な空気に全身がざわついてくる。
 集まる人の波、飲まれるままに向かった先のあの臭い。

 団長のテントに並んだ四つ目の塊と黒い髪。
 口元を押さえて浮かび上がる笑みを隠した。
 そのまま自分のテントへと、駆け足で戻る。]

(147) 2014/10/17(Fri) 23時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[猛獣たちの世話をしていて
 檻に近づくと、円らな瞳で猿はこちらを見る

 檻から出せば、キュキュイと鳴き
 肩や頭の上を行ったり来たりを繰り返した

 それが落ち着いた頃
 ひとつの手紙を、首輪に結びつけ
 テントの森をゆっくり歩いてゆく

 『話をしたい、猛獣の檻の前で待つ ブローリン』

 やがて、音楽テントの側まで来ると
 小猿はそわそわし始めたので、頭をひと撫でしてから
 「行っておいで」と放ってみれば
 何かを探し当てたらしく、そのまま何処かへ行った]

(148) 2014/10/17(Fri) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[敷地の外れ、丸太の柵に腰掛けて、ペギーはぼんやりと朝日を眺めていた。膝の上には、黒いケース。笛を吹こうと思った。が、結局蓋は開かぬまま。いつだってペギーの頭の中は音楽であふれていたというのに、今はもう、何も聞こえない。

小さくため息をついて、ペギーは柵から飛び降りた。とうに夜は明け、朝日に長い影がのびている。朝日に向かって歩き始める。別段、行くところなどない。このまま街まで出かけてもよかったが、ここを離れたくはなかった。

途中、見習い道化とすれ違った。「ざっくは?」と、尋ねかけて――やっぱり、やめた。あれは夢だったのだ、と、確かめることすら、怖いと思った。]

(149) 2014/10/17(Fri) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[隠れていて、といえば子おおかみは素直に頷くから。
手近に見えた大きな弦楽器、にかけられた布を引っ張って毛布のようにその身体にかけた。
明かりのないテントの中、人の目なら、きっとすぐには気づけない。

倒れた楽器が不協和音を奏でる。
差し込まれたナイフの切っ先に、此方から手を伸ばし、掴んだ]

 それでも、サーカスには
 御伽噺にはさ、音楽よりずっと必要だから

(150) 2014/10/17(Fri) 23時半頃

【人】 愛人 スージー

― 団長のテント ―

[持ち主の元にある衣服。
エフェドラの元に歩み寄る。

既にトリノスが団長のテントを訪れたとも知らず。

人狼に喰われたと思しき彼女の傍らに佇み]

 …………。

[エフェドラ、と唇のみで名を紡ぐ。]

(151) 2014/10/17(Fri) 23時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[小猿はトニーに慣れている
 もし上手くいったなら
 彼の元に手紙を届けてくれるかも知れない

 上手くいかないなら
 その時は、他の策を考える心算

 途中、誰かに声をかけられたなら
 この話と、トニーのことは打ち明けるだろう]

(152) 2014/10/17(Fri) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 音楽がかき消されるほどの笑い声を
 引き起こせるのは君だけだ

[場違いな賞賛。
此処は舞台の上でも、御伽噺の行間でもない。

それでも、奏者は笑って
そして、これ見よがしに牙を
獣の牙を見せつける]

(153) 2014/10/17(Fri) 23時半頃

【人】 愛人 スージー

[エフェドラが襲われるに至る理由は知らない。
知らないからこそ余計にどうしてという心境になる。]

 エフェドラ。

[何があったの、と問い掛けても
答えが聞こえぬことは知れて]

 どうして。

[こんなことになったのだろう。
悪夢のようなメルヘンに呑まれるような感覚を覚える。]

(154) 2014/10/17(Fri) 23時半頃

【人】 理髪師 ザック

[見当たらない。
十全とは言えない光量、
舞台上のスポットライトの眩しさとは大違いだ。

スポットライトの下で、飛び跳ねる小猿の姿を、
道化の目では見つけられず。]



アントニー、――


[倒れかき鳴る不協和。BGMには芳しくない。
思わず探し人の名を呼ぶ、けれど、]

(155) 2014/10/18(Sat) 00時頃

【人】 理髪師 ザック

[視界には金糸のかんばせに光ったのは
笑んだ口元の牙。
獣の手の内に刃物。]


……――そお。
そこまで言われちゃ、
引き受けざるを得ない ね ―― !


[否定は、今度はなかった。

刃物をそのまま押し付けるように、
そのまま肉薄し押し倒さんとテントのなかへ体を押し込む]

(156) 2014/10/18(Sat) 00時頃

【人】 薬屋 サイラス

[「人狼」の目的はわからないが遺体が増えるたびに
 身体が高揚するのが解る。
 スージーとベッドを一緒にするのとは違う興奮。


   ――――ヤバい。


 着替えだけ掴んで、シャワーへと走った。]

(157) 2014/10/18(Sat) 00時頃

【人】 靴磨き トニー

[子狼は息を殺し続ける。
 それが今出来る最善だった。細い息をし続けることに慣れてはいない。
 苦しい。ただ、苦しい。それでもはさりと身体の上に布がかかれば、その意味は充分にわかる。
 苦しさ程度で身動ぎをしてはいけない。

 音楽テントの布の隙間、シェロが滑りこんできていても、それに気づいても、動きはしない。
 ただ、早く去れと頭の中で繰り返し繰り返し唱えるだけ。]

(158) 2014/10/18(Sat) 00時頃

ザックは、最後の挨拶を引き受けざるを――と口にし。

2014/10/18(Sat) 00時頃


【人】 理髪師 ザック

[金糸の獣を捉えるばかりの視界、

隅に何がいようと、起ころうと、
道化の認識にはいたらなかった]

(159) 2014/10/18(Sat) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

[ナイフの先を掴んだ手に力を込める。
けして離さない。このまま、手を、指を落とされようと離しはしない]

 ぁ、 ……はは、

[乾いた笑い声をもらしながら、背中から倒れこむ。
大きく開いた天幕の隙間から、太陽がその顔を照らした]

 言ったね?  言ったからには、引き受けろよ
 ………クラウン

(160) 2014/10/18(Sat) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

[音楽テントから、途切れがちに流れていた>>129
 音楽が途絶えたのに気づく

 楽師のニコラスが時々奏でていた曲
 激しいはずの旋律が、哀しげに聴こえるのは
 死の訪れた夜に響いていたから

 トニーに仲間がいるとするなら彼なのか?

 昨日、ザックに訊いてはみたが
 芳しい答えは返って来ず、何故トニーを討たないと
 珍しく激昂していたのも記憶に新しい]

(161) 2014/10/18(Sat) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

[滑る手のひらからナイフが滑り――
獣は大きく、口を開けた。


そして笑って――]

(162) 2014/10/18(Sat) 00時頃

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(5人 60促)

サイラス
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スージー
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サイモン
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ペラジー
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ブローリン
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犠牲者 (3人)

ヨアヒム
0回 (2d)
ジャニス
0回 (3d) 注目
ザック
0回 (5d) 注目

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1回 (3d) 注目
エフェドラ
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ニコラス
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トニー
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