62 Bye Bye CUCKOO'S NEST
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ー 歪んだ世界の歪んだ夜 ー [死んだら食べていい。 久しぶりに赦されない僕でも 食べて構わないものが見つかりそうで。 空腹に慣れすぎた腹を服の上からさする。 ランダムに闇を照らす明かりの中 自分の足が恐ろしく遠くにあるが、 それでも、また歩数を数えて。]
……………………?
[ぎぃっ ぎぃっ] [機械じかけの音が騒がしく耳に届く。]
(134) 2014/03/20(Thu) 22時頃
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[ぎぃっ ぎぃっ ] [っ...,ぁ..!っふ..!!] [ぎぃっ ぎぃっ ]
…………?
[一度左に曲がる。 何歩か歩いて、そっと扉を押した。 視界の先、機械じかけが折り重なって、 規則正しく動く。 >>109]
(135) 2014/03/20(Thu) 22時頃
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………………
[赤い。赤い >>110 機械じかけの、何に野生の獣。 僕は機械じかけに気がつかれないように 扉をそっと閉じる。 大丈夫、目視で137歩の距離。
そうして、僕は歩数を数えるのも忘れて 遠くへ行きたくて走り出した。 歩数を、方角を考えずにいると 何度も、壁や機械じかけにぶつかったが。]
(136) 2014/03/20(Thu) 22時頃
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― 自室 夜 ―
[瞼裏に描いた故郷の情景に呑まれるように眠りに落ちていた。ケヴィンが目覚めたのは、まだ夜が浅い時間。夜の食事も投薬も、睡眠に阻まれて取らなかったが、不思議と腹は減っていなかった。
鉄格子の向こうの空は赤を通り越して既に藍色。
この部屋からでは月の姿こそ見えないが、流れる雲の輪郭が明確に見える明るい夜。寝台から腰を上げ、握ったままだったハーモニカを月灯りにさらしてみる。そして掌の中の鈍い銀の光を見つめ。唇を僅かに緩めた。]
(137) 2014/03/20(Thu) 22時半頃
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ー 歪んだ世界と正しく混乱した僕 ー [ある意味ゆがんだ世界も 組織も砂漠の王も現れない。 そう言った意味では目撃したことは
…………よくない。 僕は何度目かの壁に激突しながら 額を抑えつつあたりを見た。 相変わらず湾曲した世界があり、暗い。 数歩歩けばまたぶつかる。 完全に迷子…………おや?]
…………この壁、動く…………??
[硬直しているはずのそれが 奇妙にねじ曲がりながら動く。 僕はそのねじ曲がった空間に近づいた。]
(138) 2014/03/20(Thu) 23時頃
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[冴え冴えと月が光る夜。 何の偶然か、因果か 閉鎖病棟を閉鎖病棟たらしめる 扉の鍵は空いていて。 細く小さな姿は 扉と壁に隙間を作ると するりと、そこから外へと忍び出す。 本人には、脱走の意識は今は、まだ、ない。]
(139) 2014/03/20(Thu) 23時頃
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[日中、看護師の数…―監視の目の数が多いうちはそれなりの自由が許されているが、夜間の病室は硬い施錠で閉ざされる。鍵と錠を持った看護師の見回りが始まる前にと、部屋を出て手洗いを済ませておこうと部屋を出た。]
― 廊下 ―
[昼間に比べると静かな廊下を、月灯りと頼りない照明が描く影を連れてヒタヒタと歩き。手洗いからの帰り、壁に激突しながら走るロビン(>>136)を見つけた。]
―…そっちを行くと、罠でかかる。
[そんな声をかけるのは、昼に聞いた彼の言葉を思い出しながら。その声は、静寂によく響いた。
そのまま動きを眺めていると…―ロビンは、強固な壁であるはずの閉ざされた扉に吸い込まれるように…消えた。]
(140) 2014/03/20(Thu) 23時頃
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…………??
[ぎぃ、と機械じかけの音が 聞こえたような気がして振り向いた。 >>140]
[彼が振り向いた時には一度扉が閉まり 相手の姿は彼の目には届かないまま]
…………ーー
[そこは、機械じかけのない ゆがんだ空間が続いていた。 ただ、月の明かりが照らすそこを 僕は湾曲する月の光を頼りに歩き出す。 素足に波打つ床の冷たさを感じながら。]
(141) 2014/03/20(Thu) 23時頃
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― 開いた道 ―
[ロビンが消えた廊下の先へと足を向ける。
周囲を窺い見て、看護師が傍には居ない事を逐一確かめながらの慎重な動きで進み、閉まった扉に掌を押し当てた。冷たい扉に少し力をかけると…―音もなく、開いた。]
―………はっ、
[まさか。どうして。
思わず零した笑いもまた、辺りに響く。慌てて周囲を見回してはみたが、どうしてか、見咎める看護師の姿は無かった。今夜の担当者が施錠に回っていてもおかしくない時間であるにも関わらず。]
(142) 2014/03/20(Thu) 23時頃
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ー 古いワゴン車の中 ー [古い、古いワゴン車の一番後ろで デメテルはただ眠っている。 現実から目を背け 青い鳥を夢の中で探すために。 濃い金の髪は座席にまで伸びて。 まるで、彼女を座席に縛り付けるかのように。 それでも、デメテルは眠り続ける。]
(143) 2014/03/20(Thu) 23時半頃
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ー 静かな歪んだ世界 ー [組織の月光は凍える寒さを持つが この、月光はゆがんでこそ要るが 温度は何も感じない……寒くない。 寒くない光に照らされて 僕は静かに笑った時だった。
静かな空間に音が響いて。 僕は右足を軸に、くるりと回る。]
……………………?
[この静かなゆがんだ空間に なんだろう? 僕は首を傾げて、見えた何かを見上げた。]
(144) 2014/03/20(Thu) 23時半頃
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[見えるところで。死ぬ。 当たり前だ。此処からは出られない。 出られない。死ぬまで、此処に。 それは、決まっていること。
月の差し込む、窓を もう一度見上げた]
さ ……さ、ささ 寒い
[腹減りの男はいなくなった。 誰も、いなくなった。 壁際の男はひっそりと息をして、夜を もっと、夜が濃くなるのを待っていた]
(145) 2014/03/20(Thu) 23時半頃
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― 自室 ―
[うつらうつらと微睡んでいたら何時の間にか本格的に寝ていたらしい。 ふと目が覚めると喉が渇いていて。 ちらりと窓の方へと目を向ければすっかりと暗くなっていた。]
――――…、
[夜は苦手だ、寂しさが増す。 薬が欲しい、寂しさから逃げ出す手段はそれが一番で。 でも手に入らないのならせめて温もりが。 それすらも手に入らないのならば。]
俺、なんでもするよ。 だからちょーだい。
[ぽつりと呟いた声は静かな夜の建物に吸い込まれて霧散する。 ふらりと立ち上がって水を飲もうと廊下へと向かって歩き出した。]
(146) 2014/03/20(Thu) 23時半頃
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ーさよなら、だ。
[二度と拝むことのないだろうモノを見下ろしてそう呟いた。]
(147) 2014/03/20(Thu) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/03/20(Thu) 23時半頃
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[扉の向こうへ出て行ったロビンの背を追おうかと思ったが、すぐにはそうせず、踵を返し静かに廊下を引き返した。戻る最中にも、監視の目には出会わなかった。]
―……罠、か?
[ロビンにかけた揶揄めいた言葉を半ば信じそうになるのは、静かすぎるからだ。不穏な程に。]
(148) 2014/03/21(Fri) 00時頃
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─ ナースステーション ─
[突然の夜勤を言い渡された男が 仮眠を取ってカルテに目を通し終わった頃には 既に窓の外は闇だった。
矮躯におろしたての白い制服を纏い 腫れぼったい瞼を指先で揉み解す。
ワゴンの隣に待機させていた犬は 外来患者の目に付かない遠くに繋いでおいた。 古いボロのワゴンは鍵が掛けっぱなしになっているが 廃車寸前のおんぼろワゴンを盗む者もいまい。]
…──そろそろ時間か。
[時計を見上げれば、交代の時間が近付いていた。]
(149) 2014/03/21(Fri) 00時頃
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[さっさと穢れを落とし、そういえば少し前、扉に何かいた気配がした。>>135>>136普通の職員が見ていたのなら厄介なことになるだろう。]
さて、なら少し探すしかねえな。
[扉に目を凝らしているかのように右目の視界を絞る。体全体はダルいが一度外にでた方が良さそうだ。そう思い、左手で病室のドアを開けて廊下に出る。]
ー!っ!!
[廊下に出れば激しい頭痛。 暫しうずくまった。]
(150) 2014/03/21(Fri) 00時頃
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[また静寂に包まれる。 藁と針でもない、記録でもない。 砂漠の王もいない。ただ歪んでいるだけ。
一歩、二歩、昔々覚えたワルツのステップを 僕は月明かりの中で数回刻んでみた。]
…………ふはっ
[嗚呼、ゆがんでいても ねえ、ここに、レティ、 君がいたら、もうそれだけでいいよ。 けど、君はいない。君はどこにいるの? 月にいるのかな? 僕はそう思ってさらに月明かりを頼りに。 一番大きな月明かり。そこも触れると硬いけれど 押せば動いて…………風景が一変する。]
(151) 2014/03/21(Fri) 00時頃
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― 廊下を引き返す前 ―
[開いた扉の隙間から見えたのは、月灯りとその中に在るロビンの小さな姿だった。その場から、それ以上進む事は無かったが、こちらを見上げる彼にひとつ頷いて見せて。]
少し、待ってろ。
[立ち去る前、一言だけその場に残した。*]
(152) 2014/03/21(Fri) 00時頃
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[歩き出した廊下。 光は昼間と違う影を落とす。 風も、いつもと――]
……な、んだ ……ろ
[いつもと違う、光が見えた。 いつもと違う、闇も見えた。 縋るように触れていた壁から手を離し 其処へ向かい歩き出す**]
(153) 2014/03/21(Fri) 00時頃
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【廊下】
僕....?っ!
[立ち上がれば手首に巻き付いている鎖と懐から金属音が鳴る。びっくりして起き上がれば懐は鎖の鍵だろうか。不器用に鍵穴と思しき所に四苦八苦しながら鉄を下に落とした。]
ぁ、ど、ゆこと..? 僕、はこ、こで?
[何かわからない恐怖にふるふると震え自室に戻る気も、ここにいる気力もなくなった]
(154) 2014/03/21(Fri) 00時頃
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ー ゆがんだ世界 広がる白 ー
…………?
[ゆがんだ空間が、組織の、砂漠の王の それに似た広がりを見せる。事実、少し寒い。 けれど、足はうねりこそすれど硬く 砂に足を取られることはない。 取り囲む白の…………なんだろう? けれど、見上げれば歪む隙もない またたく星と月と……夜空だ。 …………と、いうことは ここから先は外になるのだろうか?]
……………………
[ >>152 機械じかけの立てた音を思い出す。 ここから先は……罠?外? 僕は判断がつかなくてその場にしゃがみこんだ。 外と内の境界で。]
(155) 2014/03/21(Fri) 00時頃
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― そして、現在の廊下 ―
[廊下を引き返し、ひと通り見て回る。夜は確実に更けつつあり、聞こえる音と言えば病室の内側から漏れる寝息や物騒な寝言、窓を微かな風が撫でる音程度のもの。看護師の足音は、無い。
まるで罠だ。]
―……、
[しかし。 扉が開いた。 どういうわけかは知らないが、開いた。
すぐさま見つかる事も無さそうだ。 判断するや否や、再び扉の方へと駆ける。
俺は、外へ出たい。―…故郷へ帰りたい。]
(156) 2014/03/21(Fri) 00時頃
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[何時かの、ここにいる誰かのように、必死で何かから逃げる。得体のしれない何かから。
ー本当に得体の知れないのは僕なのに。
それを認めてしまえば逃げられなくなりそうで。懐にあったくしゃくしゃの紙と鉛筆を握りしめる。]
はぁっ、はぁ...っ! は......!?
[この院内を歩き回り、大抵の造りは知っている。だどこか別世界を思わせる>>139何かがある。]
ー!!
[見知らぬ恐怖などより、今感じる身の危険を優先させ、知らぬ世界へ飛び込んだ。
ー闇に浮かぶ小さく淡い電球が空に浮かんでいた。]
(157) 2014/03/21(Fri) 00時半頃
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…………!
[ >>157 また別の機械じかけが静寂に飛び込んでくる いや、僕はこの機械じかけを …………さっきも見たばかりだ。 一方的に気まずく 僕は外につながるらしき扉の影に しゃがんだまま移動する。
僕は石です。道端の石です。]
(158) 2014/03/21(Fri) 00時半頃
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[窓から外をぼんやりと眺めている。 それも飽きてきて、目的もなく歩いて。 そして。]
……どうして?
[するりと扉を抜けて外へと出て行く影を見た。 それは誰だったか、そこまでは見えなかったけど。]
(159) 2014/03/21(Fri) 00時半頃
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[躊躇いがちに手を伸ばす、そんな事をしてももう扉の向こうへ行ってしまった人物は戻らない。 追いかけるか、そう考えて動きは止まった。
外へ出たい、そう思う時はある。 でも、それ以上に。]
…寂しいだろ、ずっとここにいたら誰か側にいてくれるのに。
[隣で抱き合えなくとも、近くに誰かしらいて。 興味も持たれず冷たい視線を投げられても無視もせずに食事もくれて。 話しだっておざなりでもいいから聞いてくれて。 ここなら自分は独りではないと、そう思っているから。]
(160) 2014/03/21(Fri) 00時半頃
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― そして外へ ―
[足音は努めて潜め駆けた廊下の先、扉はまだ開いていた。
次は扉を潜り、今度こそ外へ出る。 もしかしたら扉の影の自称・道端の石に、開いた扉がぶつかったかもしれないが、気にしない。]
(161) 2014/03/21(Fri) 00時半頃
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