64 さよならのひとつまえ
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− 自宅>>43 −
……泊まるの?本当?
[ぽつり、と、落とされた言葉に瞬く。 表情が、じんわりと明るくなっていくのが見て取れただろうか。
一晩だけ。 一晩だけだけれど、また、利一と夜を過ごせる、と。 目元を緩ませて。]
じゃぁ、特別に俺のベッドを貸してやろう 俺は寝袋、慣れてるから
……あ、でも毛布だけ頂戴
[そんな風に、少々早口気味に、夜のプランを立てていく。 寮生活では、当たり前だった。 一人暮らしでは、当たり前ではない。 たったそれだけの違いなのに、ここまではしゃぐのはおかしいだろうか。]
(52) kirisame1224 2014/04/05(Sat) 15時半頃
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[口頭で伝えられたレシピをメモに取り、紙面を掌で撫でる。 むついけのあじ、と小さく呟き、にまりと笑う。]
どれだけアレンジ加わったのか、利一が見抜けたらすごいよねぇ 母さんに聞く手間が省けた、……母さんどうやって作ってんのかな
……そーだ、利一もツブヤイターやろうよ、そしたら俺、利一にレシピ聞くから! 夕食の時間に聞くから、教えて!
[などと、パソコンの前の席を勧めるだろう。 まだ使い慣れていないツブヤイター、そのインターフェースを前に、一つだけ増えたフォローの文字。 誰だろう、と瞬いて、リプライ欄の「丞から」という単語に瞬く。>>6:68]
……らいじんぐ、……頼児か
[他人とはいえ本名だしていいのかよ、とは、心のなかに留めたのみ。 リプライは明日考えよう、今日は、リフォローのみ。*]
(53) kirisame1224 2014/04/05(Sat) 15時半頃
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[そうして迎えた翌朝。 怜二が迎えに、という言葉に一度瞬く。 暫し考える素振りの後、軽く頷いて。]
……んー、そだね、いい天気だし、散歩がてら途中まで見送ってくよ
[怜二とも会いたい、とはにかめばそのままの流れで小指を差し出す。 その小指が離れる前、顔を赤らめて告げられる言葉を、同じ高さの視線を送りながら聞く。 呆気に取られているうちに、指と指は離れてしまうけれど。>>48
両の腕を伸ばし、首のあたりを抱きしめればぎゅうと体を寄せる。]
(54) kirisame1224 2014/04/05(Sat) 15時半頃
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[右の頬に自らの頬を寄せ、ちゅ、と唇で音を立てる。 次いで左の頬にも、同じことをもう一度。]
……ばーちゃんの国の風習、 男同士は、特別仲いい人しからやらないの
……利一は、日本人相手にやるなよ? 絶対引くかれるから
[とびきりの笑顔を至近距離に寄せたまま、そんな風に説明を。]
……友達つくんないとこの先絶対しんどいけど まぁ、親友ポジションは利一の為にとっておこうじゃないか
[わしゃりと、髪の毛を混ぜて、体を離す。**]
(55) kirisame1224 2014/04/05(Sat) 15時半頃
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─ 最後の寮食 ─
ありすはお茶なー、他はー?
[コインを投入し、ボタンを押せば、がこがことお茶が落下してくる。 人数分の飲み物を買い終えて、また食堂内へ戻ると、白辻と、イイ笑顔の食堂のおばちゃんが迎えてくれた。 シジミ汁とともに。]
なん……だって……?
[最後にこれかと、固まった。]
(56) nordwolf 2014/04/05(Sat) 16時半頃
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[さて、食事中も、なかなか手をつけようとしなかったシジミ汁だが。 最後の最後にお残しするというのも気が退ける。]
くっ……、いただきます!
[覚悟を決めて、ごくり、冷めたシジミ汁を口へ運んで……]
……泥っぽくは、ねぇ。けど……
[渋い顔をしつつも、なんとか飲むことはできそうだ。 しかしやはり、好む味ではない。 克服までの道程は、まだ遠い。*]
(57) nordwolf 2014/04/05(Sat) 16時半頃
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─ 実家を離れる朝 ─
じゃ、明日、寮に着いたら電話する。
[駅まで送ってくれた両親に別れをつげて、特急に乗り、一路都心へと向かった。 大体のものはもう寮に送ってしまったから、スポーツバッグの中は、1日分の下着、タオル、乳から譲り受けた古いノートパソコン、財布や小物、そしてスケッチブックが一冊だけ。
移動中は、元野球部員仲間とツブヤイターで遊んでいた。
「#1000RTされたら10年後の俺はメジャーリーガー」 とかふざけたら、ノリのいい部員連中に一斉にRTされ、現在124RT。]
(58) nordwolf 2014/04/05(Sat) 17時頃
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[都心部に着いたのは、昼を回った頃だった。 列車内で母からもらったおにぎりを食べはしたが、まだ育ち盛り継続中の腹は、それだけでは到底足りず、それに十文字のバイトもまだ終わっていないだろうと、とりあえず近くにあったロッチリアで時間を潰すことにした。]
三段エビバーガーセット。
[比較的空いているこの時間なら、1時間くらいのんびりしていても文句は言われないだろう。]
(59) nordwolf 2014/04/05(Sat) 17時頃
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ジェレミーは、不覚にも、乳から譲り受けたに、盛大に吹いた。
nostal-GB 2014/04/05(Sat) 17時半頃
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>>51
――…ちょっとぶりだな。
[その時、宗介の姿はあったのか。それとも、もう帰っていただろうか。]
(60) nostal-GB 2014/04/05(Sat) 18時半頃
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─数年後─ >>29>>30
[締坂のいたアカペラグループが解散したということを知ったのは、長く続いているオスカルネットワークだ。 見るだけのことが多いけれど、というか、そこに載せれば、その情報は撒かれるというのも知っている。
だから、ロムだけではあるのだけど、 さらりと解散したらしいという情報に、瞬きをして。 しばし考え込む。]
(61) nostal-GB 2014/04/05(Sat) 18時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
nostal-GB 2014/04/05(Sat) 18時半頃
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―The Unbirthday Song―
アリスさん?
[扉の前の人物に声をかけられ、ぱちんと瞬く。 懐かしくも昨日まで見ていたと錯覚するほどに覚えのある、悪戯っぽい笑顔を向けられ。 花の香と共に、非現実感が足元からふわりと、そよ風のように湧きあがった]
あー…。
[眼鏡を外し、少し目を擦ってかけ直す。 変わらず、古びたアパートの前に彼はいた。そして花を差し出していた]
……いま、一瞬。高校時代にタイムスリップしたのかと思いました。
[随分と甘い色彩のブーケを受け取り、分かりにくく驚きを伝え。 頭にしっぽのついている彼を見上げ、ぷう、と息を吐いた]
(62) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時頃
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お久しぶりです、アリスさん。卒業以来ですか。 ええと、本日は花の配達ですか。……海外?
[改めてちょこんと頭を下げてから。 先ほど告げられた言葉をようやっと認識し、小首を傾いだ]
はて。海外の知り合いなんて、…入江さん、くらいしか思いつきませんが。
[微妙に名前を呼ぶときに間を空けて、思い当る人物を一人あげ。 しかしながら、卒業以来ぽつぽつとメールをするくらいで、なんでもない日に花を贈られる覚えもなく。 ふと、先ほどのエアメールを片手に持ったままなことに気が付く]
そういえば、先程差出人が白紙なエアメールが来ていたのですが。 なにか関連性があるのでしょうか。
[と、アリスに訊いても栓のないことを尋ねた]
(63) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時頃
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まあ、とりあえずお茶でも飲みませんか。 お暇があれば、ですが。
[ブーケをそうっと持ちつつ、鍵を開けてアリスを振り返り。 扉を開ければ、玄関に積んでいた本が雪崩を起こした]
……ええと、この部屋じゃないほうが、いいですか。
[ぱたん。お見せできない状況に、思わず扉を閉めた。
鬱蒼とした自室は、本が空間の5割を形成している]
(64) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時頃
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執事見習い ロビンは、メモを貼った。
kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時半頃
執事見習い ロビンは、メモを貼った。
kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時半頃
執事見習い ロビンは、メモを貼った。
kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時半頃
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タイムスリップはねーだろ、俺様大分髪伸びたぜぇ あの頃がいっちばん短かったしなァ それもこれもさくたろのせいだ
[驚いた表情でブーケを受け取る相手に首を傾けて軽口を叩き。 そうして続けられる言葉に、首を傾ける博に、前髪を掻きあげる仕草で応える]
おうよ、久しぶり、元気してる? まァ俺様自営業で地元に引っ込んでるからレアキャラだろうしなァ
花は、利政だったら流石に渡すときに言ってるわ なんだっけ、ゆりしーず? あれ、知り合いじゃねぇの? 何か賞でも取ったからお祝いか何かだと思ったんだけど エアメール何か関係あんのかなァ プライベート的に問題ない無いようだったら俺にも見して
(65) souka 2014/04/05(Sat) 21時半頃
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[会話をしていれば誘われる。 遠路遥々やって来てとんぼ帰るのももったいない。 せっかく久々に懐かしい顔に会ったんだし、笑顔で頷こうとしたら、扉を開けて振り向いた博の背中でドサドサと穏やかでない音がした。 閉じられる扉。思わず笑った]
時間ならいっぱいあっから気にすんな 俺はどこでも構わねぇぜ
ひろが花を片手に喫茶店とか入ることに抵抗なければな?
[寮の部屋を本で埋めていた頃を思い出す。 なるほど、目の前の彼は何も変わっていないらしい。それになんだか安心した]
(66) souka 2014/04/05(Sat) 21時半頃
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─ 七重洲口のロッチリア ─
食いにくいなコレ。
[三段エビバーガーは、美味いが、かなり食べにくかった。 結局少し行儀悪いと思いつつ、真ん中のエビカツ一枚を引き抜き、そのままで食べた。
メジャーへのRTは、更に35RT増えていた。 なにがしたいんだおまえらは。]
(67) nordwolf 2014/04/05(Sat) 22時半頃
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[メールを送信し、路線図を確認する。 しかし、毛細血管か何かかとツッコミを入れたくなるほどの複雑な路線図に、自力で調べることは即断念。駅員に訊くことにした。 環状線一本で、30分ほどで着くと聞いて、安堵した。 ついでに、何時に来るのか聞いてみたら、5〜10分間隔くらいで走ってると言われ、驚いた。
ともあれ、小一時間後くらいには、沼袋駅に到着した。 サンセット通りはどこだろうと、案内板を見てみたが、東口と西口にあるデパートの名称が逆なことに、首を傾げている真っ最中。*]
(68) nordwolf 2014/04/05(Sat) 22時半頃
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朔の大馬鹿野郎の
[>>65幾分パワーアップした呼称を口にして。 気安い言葉の羅列に、口を挟む隙間を探してぱちぱちと瞬きをする。 コミュニケーション欠乏患者たる僕は、相変わらずの反応であったであろう]
ええ、息災に暮らしております。 しかしユリシーズという方には覚えはありませんし、残念ながらまだ医師ですらないので賞を取る予定はないのですよね。 ……ああ、この前私的に応募した図書館の読書コンクールで奨励賞を取りましたが。
[それじゃあないことは分かっている。 誘いに笑顔を返してくれた彼へ僅か、安堵したように微笑んでから。 扉を改めて、慎重に開ける。今度は雪崩は起きなかった]
……この花は、レポートでよれよれになった男が手に持って闊歩するには、いささかファンシーすぎますね。
[真顔のまま、本を足でけりけりして。 ぱふんとブーケに鼻を埋めれば、差出人不明の花の香りが胸を満たした]
まあ、散らかっていますが。よろしければどうぞ。
(69) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 23時頃
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しかし、さてはて。いったいこの花はどちらさまからなのでしょうか。
[5割程度生活スペースを侵食している本を隅に重ね、場所を作る。 壁の一面を支配している古文書たちと、混じって置かれた医療用品がまるで中華街の如き雑多な有様を作り出しているが、まあ気にしないでほしい。
昔懐かしいデザインの座布団を勧めて、とりあえずコップ代わりに使っていたアンティーク風の花瓶にブーケを突っ込んでおく]
唯一の手がかりらしい手がかりといえば、やはりそのエアメールなのですが。 日程がどんぴしゃな辺り、関連性があるとは思いませんか。
[ごりごりと豆を挽き、珈琲を準備して。 なんとも奇妙な空間の中、ぽつねんと置かれたエアメールの白さ。 指し示し、こてりと小首を傾ぐ]
まあ、ともあれ開けて見ましょうか。
[珈琲メーカーがフル稼働している間に、アリスの元へ戻っていって。 ペーパーナイフで、糊付けされた封筒を開く。
ぺりりと、なんとも頼りなく軽い音がした]
(70) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 23時頃
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[なんとも短い、日本語と英語。
それを一瞥した途端、目がまあるくなって。
ぽかんと、口をオーの形に開いたまま、固まった]
(71) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 23時頃
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リーは、ドナルドに「お前間違えんなよ」とススム[[who]]ぬいぐるみを渡し直した。
chiz 2014/04/05(Sat) 23時頃
トレイルは、魔性のぬいぐるみ…(ボソッ
SUZU 2014/04/05(Sat) 23時頃
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― 最後の日 ―
[ありすと並んで食堂に向かいながら、メールを見る。 文末についている猫を、しばらく見れないのかと思うとまた寂しさを思い出してしまうけれど。 同居人、という文字にルームシェアだったのかと首を傾げたのも束の間。 うさぎの顔と指が写ったそれを見れば目を輝かせ。ふは、と小さく笑った。
隣のありすがそれに気づけば、添付されていた写真を見せたりしながら。]
(72) SUZU 2014/04/05(Sat) 23時頃
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[こういう場合、なんと言えばいいのだろう。これまでごめんなさいしてしまった相手と再び連絡取りたいと思うこともなかったから、わからなくて悩む。 触れないのが、一番いい方法なのかもしれないが。
三年間。改めてこんな気持ちをずっと抱えてたのかと思うと、尊敬に値する。ただそれが、叫んでくれた彼に向かなかったことは申し訳なく思いながら。]
(……ありがとう)
[声にせず呟いて。 彼にもいつか話せるようになればいい。]
(73) SUZU 2014/04/05(Sat) 23時頃
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[本当は、スマホを解約することも。住所も誰にも知らせず、全てを絶つつもりだった。 持てるものを最低限にするのも、片づけるのも。さよならするのにも、慣れすぎてしまった。 そうやってずっと、誤魔化し続けてきた。 さよならしやすいように。さよならした後、離れやすいように。何度も転校しながら、どうにもならない寂しさを諦めることを覚えてしまった。
この三年間は楽しすぎて。 残したら今まで以上に寂しさと空虚さを味わうだろうそれらから、目を逸らそうと。今のまま持っていけないのなら、いっそ全部置いて行ってしまおうと。
けれど。ずっと慣れて鈍くなっていた偽る苦しさに、棄てたくないと叫ぶ気持ちに気づけたのは、彼らのおかげだ。 そして、これから持っていく勇気を与えてくれたのも。
持って行ってみようか。 どこまで持っていけるか、わからないけれど。 誤魔化し続けてきたそれらから。 少しずつだけれども、向かい合うことにしよう。]
(74) SUZU 2014/04/05(Sat) 23時頃
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[そうして繋げていきたいと思う。 ――――未来へ。*]
(75) SUZU 2014/04/05(Sat) 23時頃
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……ん、 ちょっとぶり、元気してた?
[現れた怜二の姿に、緩く手を振る。 先ほど交わしたビズなんて、名残も感じさせない距離感で。 浮かべた笑顔は普段通りだったけれど、利一はどうだっただろう。
怜二の車に乗り込む利一の背を見やり、そうして身を屈めれば車内に視線を向ける。 利一と、怜二とを、交互に見て。]
じゃ、うちの利一をよろしく頼むね? この子寂しがり屋だから
[そんな風な事を、茶化して告げた。 走り去る車に手を振って、手を振って。 見えなくなっても、手を振って。]
……あ、タオル
[同じこと>>51を思い出したのは、帰り道。**]
(76) kirisame1224 2014/04/05(Sat) 23時半頃
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花はなァ、春らしくってのが注文だったからさ ひろ宛てだったしリナリア中心にしたら、大分可愛くなったわ
いんじゃね、派手ではないけど繊細でまっすぐで凛としてて 俺は似合ってっと思うぜぇ
[相手の口下手などあまり気にならない、基本的に自分の言いたいことをざらざらしゃべる傾向にあるし、相手の言葉を待つこともさして苦にはならない。 真顔の相手に、にやりと口の端を吊り上げる変わらぬ笑みを。 ブーケに鼻を埋める仕草に気付けば目を細めて]
おう、悪ぃな、おっ邪魔しまーす 散らかってるのは同室がクマ―だったときに慣れたからへーき 自分の座る場所は自分で確保してい?
[博に倣って雪崩れた本を隅に重ねる作業を手伝う。 座布団を勧められれば一礼して座り、ブーケを花瓶に移し替える背中を見遣りながら、言葉を投げる]
(77) souka 2014/04/05(Sat) 23時半頃
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ん、んー? そうねぇ花は日付指定してあったな、そういや ゆりしーずって名前に憶えがないなら余計に怪しい気がすんな
[そうして豆を挽くところから準備される珈琲に、内心で喫茶店みたいだと感想を零しながら。香ばしい匂いが漂う頃、戻って来た博が差出人不明のエアメールを開くのをじっと見守り。 糊のはがれる軽い音。取り出されたエアメールの中身。 ぽかんというオノマトペが聞こえるくらいに固まった博の手元を覗き込む。 ──────目に入ってきた、その文字は]
(78) souka 2014/04/05(Sat) 23時半頃
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[甦るあの日。今も変わらず再生されるあの日の放送の声。 メールから始まった、あの念を押すような畳み掛けは。
─────ちょっと耳澄ませといて(>>5:*36) ─────最初で最後の、この曲をお届けしましょう(>>5:128) ─────そうだDJ、聞いてくれた?(>>6:+37)
そしてこの文字─────“Loveing rabbit”]
(79) souka 2014/04/05(Sat) 23時半頃
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……なァ、ひろ、お前さ 朔太郎と何か約束って、した?
たとえば────悪戯に関わる約束とかさァ
[前屈みになって覗き込んだから、くくった髪が垂れ落ちてくる。 それに指を絡めながら、博の言葉を待つ*]
(80) souka 2014/04/05(Sat) 23時半頃
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