91 とある生徒会長の憂鬱2
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……へえ、帰宅部の部員以外に その二つ名で呼ばれる事があるとはなー
[歓声の中、男も不意に口端を上げる。]
アンタと真正面から闘うとかだりぃからさー 追い駆けっこでもしてやろーかと思ってたんだが
[>>49コインを見て、何処か疼くのを抑えられない。 男は再びポケットへ両手を入れ、グラウンドに潔く立つ。]
(50) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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…………………だりぃ。気が変わっちまった。
[その一言は同意の意。]
(51) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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―階段 二階踊り場―
生き生きしてるでござるなぁ。
[工事現場の看板みたいなものを横目で見つつ笑う。 絶好調な工事の音をBGMに、踊り場の窓を開けた]
さて、いくら地の利を得るとはいえ、師匠と睦殿が同時にかかってくれば苦戦は必至。
[眼下に遠く見えるは水飲み場。 あの地鳴りに呼応してか、余良がその場を離れるのが見える。ミルフィもその後を追うだろうか。
2人がしっかり離れた後、懐からいつかのゴム鉄砲を取り出す。右腕をまっすぐに伸ばして狙うはただ一点]
(52) 2014/09/25(Thu) 00時頃
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さあ、始めましょうか。
[コインを放り投げ。 地面に着いたその刹那、ダッシュで間合いを詰めると木刀を片手に攻撃を開始した。]
それじゃ、先手は頂くわ!
(53) 2014/09/25(Thu) 00時頃
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神楽連撃・舞曲朱雀“鳳翼天昇”
[懐に潜り込むと、朱雀がその翼を広げるような動きで木刀を振るう。
そして、翼を羽ばたかせるようにして上段と中段に連続打突を見舞っていく。 その数、全部で39(0..100)x1回。
フィニッシュとばかりに、一度屈むと。 天へ向けて木刀の突きを見舞っていく。]
(54) 2014/09/25(Thu) 00時頃
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[ミフネの足元近く刺さる小さな風車。彼が腰に差すそれと同じ色。
結ばれた文にはただ一言、『柔道場にて』と。
その文が開かれる頃には、踊り場には誰の姿もない――]
(55) 2014/09/25(Thu) 00時頃
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[胴着の袖で顔を拭うと、残っていた墨が、顎のあたりに無精髭のような跡をつくったが、当人まったく気付いていない。
余良と同じく、挑発の気配>>35を感じると、そちらへ暫し鋭い眼光を向けた。]
分かった、ならそっちはお前達に任せる。 必ず仕留めてくれよ!
[ミルフィと向かうらしい余良>>40を見れば、二人に拳を突き出して、見送った。]
(56) 2014/09/25(Thu) 00時頃
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さーって、っと。
もうちょっと休んでたい気もするけど…… あんまりサボってても、部活アッピールにはならないのよね。
[サボっている間に他の部が互いに潰し合ってて、うっかり不戦勝になってしまったりでもしたら。楽だし、部費はもらえるだろうが、観客という名の生徒から「盛り上がりに欠けてた」「卑怯者」呼ばわりされそうで面白くない。
掃除ロッカーから、ホウキを一本、取り出して。]
(57) 2014/09/25(Thu) 00時頃
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うっふふ。おかえりなさいませ、ご主人サマぁ☆
なんてねっ。これでご主人様と会った時の挨拶はばっちりですぅ☆
ご主人様には、疲れた姿なんて見せられないんですよぅ。
[元気で働き者のメイドさんをイメージ。 これだけで、結構気力が湧いてくるというもの。 病は気から。]
さ、ご主人様を探しに行きますよぅ! 頑張れわたし☆
[若干、メイドに対して偏ったイメージがあるようだが、それを指摘する者はいなかった。廊下へといそいそと出ていく。]
(58) 2014/09/25(Thu) 00時頃
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[余良とミルフィを見送ったあと、若干弛んだ帯を締め直す。 腰に差していた風車には、墨汁の被害は奇跡的に及んでおらず、なんでか小さく安堵の溜息をついた。]
さて……そうしたら単独行動は俺になるか。
[戦闘スタイル的にも、その方が都合がいい。 さてそうしたら、まず誰をターゲットとするか。 敵陣の面々を思い浮かべながら、水飲み場を離れようとした矢先───>>55]
(59) 2014/09/25(Thu) 00時頃
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────ッ!!
[足下に飛来したものを避けるよう、後方へ跳ねる。]
橘か!
[カラカラと回る風車は、腰に差しているものと同じ色。 もし、あと一歩踏み込んでいたら、確実に足に突き刺さっていた。 その正確さに息を呑む。]
……あいつから仕掛けてくるか。
[注意深く文を解き、短い文に目を通すと、にやりと笑った。 おそらく、もうその場になど居ないだろうとふんで、今度は声を張ることはしなかった。
指定された戦場───柔道場へ向かうことこそが、何よりの答えだ。]
(60) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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あーー……だりぃ。
何で帰宅部如きが 剣道部に立ち向かっちゃってんだろーなーー
[>>53コインが弾かれている間、そんな事を呟いて それが地に付かんとする一瞬の隙に
―――――男は制服を脱ぎ]
(61) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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スージーは、演技力は高いのだが、いまいち萌えない。
2014/09/25(Thu) 00時半頃
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………あーー……言い忘れてたぜ。 俺は、ただの帰宅部だけど―――――
[39回の連撃は、正確に男の身体へ打ち込まれるが そのダメージを、制服の上着でもって緩和する。 それでも入るダメージに、ぎり、と歯の奥を軋ませるが]
………今は、メイン盾――――とも呼ばれてんだ。
[余裕そうな普段の調子だけは崩さない。
次第に制服がぼろぼろに解れていく。 が、そんな事はお構いなしに、最後の一突き―――――……]
(62) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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[ ガ キィッ――――― ……ン!! ]
[天へ向けた木刀の突きは、学生服の上着、左胸に付けられた あの生徒会長から配られたバッジにぶち当たり そのまま均衡状態を保っていた。]
………こいつがなかったら、死んでた、な こりゃ、生徒会長に感謝でもするべきかーー?
[男の不敵な笑みは、 屈んだ状態で穿たんとした彼女の視線とぶつかるか。]
(63) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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―1F廊下―
汚れがないかどうか、観察するですぅ☆
[という名の、偵察である。 先ほどの場所には、もう誰も残っていないだろうと当たりをつけて、2階へ上がる階段を登りかけ……]
むっ?何ですかこれぇ?
[工事中のベニヤ板を発見したのだった。>>43]
ご主人様がいない間に、変なものが立ってますぅ。 罠でしょうかねぇ、これはぁ?
[ホウキの柄の先で、こんこん、と軽くノックするようにベニヤ板を叩く。]
(64) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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[階段への壁設置工事を終えた僕はさっさか次の作業へ移ります。 二階中の空き教室から廊下へと引きずり出した、あるもの]
さて、我がチームの激闘は続いているです。
みんなが頑張っている今の内に。 この校舎を難攻不落の要塞へとするです!
さあ、バリケード、最後の一山。です!
[そして僕は最後のテーブルを積み上げる事で。 二階の廊下に、"関所"を築き上げることに成功しましたです]
(65) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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―2階へ至る階段―
ていうかぁ、改造中ですぅ? 面倒なことをしやがるのですぅ。 どうせ、オスカーの仕業に決まってますぅ。
[ホウキの柄でぐっと押してみて、周囲から何か物が飛んでこないか、さっと警戒している。]
嫌な予感がするですぅ。 片っ端から罠解除しまくってやりたい所ですけどぉ、私一人で突っ込んで行って、死して屍拾う者なしだと目も当てられないですぅ。
[今度は、足でガッとベニヤ板を蹴った。 まだ倒れない。意外と丈夫。]
(66) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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[その正体たるや 机のバリケード 。
教室で普段生徒が使う机を、山の様に積み上げたバリケードです。 ただし、具体的にはひとつだけ、人が通れる道を敢えてつくり。 廊下を走りにくくする、障害物の代わりにしているです。
まあ、唯、ときおり机の中からいろいろものがこぼれるかもですが…
然しこれで、本来端から端まで見渡せる学園の廊下は。 二階廊下は、バリケードと云う遮蔽物に視界を遮られ、随分と見渡しの悪い、要塞チックな場所へと変貌を遂げました]
(67) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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― グラウンド そのころの観客席 ―
『 あぁああ! 置き勉いれっぱだったあああ!!? 』
『 ぎゃああ! 昨日忘れた弁当箱がおちたあ!! 』
『 ぐぁああ! 2(0..100)x1日前のパンが出たあ!! 』
[机を積み上げたので、机の中身に慌てふためく生徒がいたらしいですが。 それは今の僕にはあんまり関係のない話なのです]
(68) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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─ 柔道場 ─
[道場へ戻ると、下級生が、差し入れの冷水器を抱えて迎えてくれた。]
お前ら、悪い。 そいつを持って、少し外してもらえないか。
これからここは、戦場になる。
[真剣な眼差しで伝え、一杯だけポカリを注いでもらい、一気に飲み干す。 何故か後輩達が顎の辺りを見ているような気がしたが、何故だかは分からなかった。]
(69) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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―柔道場―
[誰もが無謀だと思うかもしれない。 けれど自分には、こうしなければならぬ理由があった]
―――臨、
[道場の畳の中央。目を閉じて両手を組み、人差し指を立てる]
兵、闘、者、
[一音一音とともに手を組み替える。 九字護身法。忍はこの印を結ぶことで自然のエネルギーを体に取り込み、気を鎮め、精神力を高めるとされている]
皆、陳、烈、在、
[自分にとってのここ一番で、タチバナは九字を結ぶ。 今、この時は、タチバナにとって間違いなく「ここ一番」である]
(70) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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前――…
[気を手の中へ包み込むように、両の掌を丸く重ねて納める。 凪の海のような静けさと、ふつふつと沸く闘志が合わさった、いっそ穏やかな心持ちで目を開いた]
(71) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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― 所再び 二階廊下 ―
…………むっ。何処かで僕の口癖が被ってる気配です……。
[今、何か物音がした気がした>>66。 此れから本格的に、廊下の床一面に罠を撒こうという段階なのに残念至極です。 仕方が無い、今此処で校舎から追い出されると、校舎の支配権は奪われてしまいます]
(72) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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久方ぶりの客人だ。野郎ども、出迎えてやんな! です。
[いいえ、野郎どもなんて、僕ひとりですが。 僕は、廊下を走りながら、とりあえずとばかりに赤色爆弾や接着剤を撒き散らして即席の罠を作りながら、打撃音のするベニヤ板へと走っていきます。
このイモータルフォートレス(此れから建築する予定)に足を踏み入れた事。後悔させてやるよ!です!!]
(73) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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「……あの子ですか?」
[部員達の問いに、柔道場の中央を見て、頷く。
早く行けと言う風に片手を振るうと、部員達は、規律正しく一礼自、柔道場から離れていった。]
───橘。
他の奴らには、手出し無用と伝えてある。
[そちらがどうなのかは、敢えて問うようなことはしない。]
(74) 2014/09/25(Thu) 01時頃
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―校舎1階と2階を繋ぐ階段β―
[外履きのままで校舎内を闊歩し、スージーが行ったのとはまた違う階段へと至る。 恐らくこちらは接着剤のある場所であるはずなので、足をとられぬように気をつけながら進み。 バリケードを目にすると、思わず笑みが口元に浮かぶ]
オスカーあたりの仕業か。 ここから先は――楽しい遊園地《トラップ・アイランド》って所かな。
[懐に手を入れて、カーディガンの内側から大きなマレット(太鼓用の撥、切っ先をフェルトなどで包んで丸くしている)を取り出して]
(75) 2014/09/25(Thu) 01時頃
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はァーーーーーッ!!
[雄叫びと共に、マレットで工事現場の看板>>43とベニヤ板を、文字通り粉砕する! それは気合の声であると同時に、進撃の合図!]
(76) 2014/09/25(Thu) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/25(Thu) 01時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/25(Thu) 01時頃
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[さて、僕はふたつだけ。罠を仕掛ける事に成功しましたです。 万全の状態で、敵を出迎えようとしましたが]
[ バ っガァアアアアアアン!!! ]
……ほう。β階段からも敵です? 面白い。歓迎してやろうではないか! です!!
[ベニヤ板の破砕音から、恐らく、後方から来る敵の方が厄介な武闘派です>>76。 ならば、僕は接近される前に後ろの敵も対処してしまおう、です。 僕は、後ろの刺客が迫り来る時間間隔、恐らく直線で僕を挟撃しようとする心理。 それらを計算します。そして、早速、手札のひとつであるロープを握り締めました]
(77) 2014/09/25(Thu) 01時頃
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[だが実は、まだ足を踏み入れていない。>>73 何故なら、突破していないからだ!]
どうしますかねぇ? とりあえず、連絡しますかねぇ?
[罠っぽいものがあることを報告しようかとマイクに手をかける。 近づきつつある者がいることにはまだ気づかず。]
(78) 2014/09/25(Thu) 01時頃
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来てくれて嬉しいでござるよ、――…師匠。
[ゆっくりと、声の方を振り返る。 背を見せていたのは油断ではなく信頼。 彼ならばこちらの思いを汲み取ってくれるだろうとの]
初めて師匠の試合を見たあの日から、ずっと、追いかけてきたでござる。 その揺らぎのない心、まっすぐな強さ。 ずっと、ずっと、心の中にあったでござる。
だから、思ったでござるよ。 この機会を逃したら……、師匠と全力で立ち合わぬうちに試合が終われば、絶対に後悔するって。
(79) 2014/09/25(Thu) 01時頃
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