78 わかば荘の薔薇色の日常
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[あいてる。いつも通りの音が、いつも通りに迎えてくれる。 ゆっくりと扉を開けた先が、暗いのもいつものこと。]
……あれ、
[いつもと少し違ったのは、ノートパソコンの強い光が遊さんの顔を照らして、手元は忙しなくキーボードを打ち続けていたこと。 もちろん書いているのは知っているし、それが不思議なことでも何でもないのは、わかっている。 ただ、この数ヶ月はあまり見ていない光景だったから。]
邪魔、?
[恐る恐る、聞いた。]
(445) mmsk 2014/07/06(Sun) 03時半頃
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― 玄関口>>440 ― [徹の笑みをみれば、しかたないなと苦笑を返す。 まあ意地悪される原因はこちらにあるとはわかっているので文句も言えない]
すまない…… まあ9月になったら荷物まとめる時間もできるからさ。 9月に引っ越そう。
[うん、と頷いた。 徹が夜起きているのは知っているから、もとより瑛士の部屋であれこれする気はなかったけれど]
ああ、そうする。 ――瑛士には、まだ。
……やっぱ、話したほうがいいかな。 徹とのこと。
["過ぎた"ことだからどうかな、と思い。 なにより、徹の気持ちの問題であったからして、軽々しくいうのもな、と悩む。 知らずにいたら不安になるだろうかと眉を寄せて考え込み]
(446) sinotaka 2014/07/06(Sun) 03時半頃
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[今まではパソコンを開いても、今ほど指は走らなかった。 今は、書き始めなせいもあってか、言葉は勝手に湧いて来る。 急いで書き記さなければ取りこぼしそうで怖いくらいだ。
來夏が入って来ても、浮かんだ文章を打ち込んでしまうまで すぐに前を向き、句点を打ってやっと振り返った。]
ううん 大丈夫。
もうすぐ出掛けるけど、 來夏が来なかったら忘れてた。
[入って来た來夏に目を細め、 手招きしてクッションを半分開ける。]
(447) hana 2014/07/06(Sun) 03時半頃
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……出かけるの。
[招かれて、隣へ。半分空いたクッションに身を寄せるのは、慣れた。 口は出かける、と言っているけれど、隣に座らせたり文章を書く手を止めなかったりで、裏腹出る様子もないのに、状況を読みかねている。 手の中の瓶が行き場を無くして迷う。少し不安げに、口を持つ手に力が入った。]
出かける、なら、やっぱり邪魔、
[出直そうかと思って、足を組み替える。そのまま体重を乗せれば、立てるように。]
(448) mmsk 2014/07/06(Sun) 03時半頃
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[クッションの上の体重移動を感じ取り 一瞬前までキーボードを叩いていた指が來夏の腕を取る。]
來夏
邪魔じゃない。
[名を呼んだ後、僅かに間を開けて、はっきりと言う。 置いて行かれたら遅れて行くだけだ。 別に少しも困らない。]
……飲む?
[来夏の手首に触れたまま、 その手の中にある物を見て、眼差しを和らげた。]
(449) hana 2014/07/06(Sun) 04時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>442 ―
はは。当たり前じゃないすか。 藤堂さんの骨が折れても、俺の生活に何の支障もない。
[わざとらしい嘆きにシレッと笑顔をかえしておく]
そっすか?面白いですけどね、他人の惚気話。
[藤堂の話を聞きながら、南方なりに自然と像を結んだ結果]
……え。それホント大丈夫すか? 夫と別れたばっかの元DV嫁捕まえたか、 自殺しかけの高校生か大学生辺り捕まえた話に聞こえて
[鍵を渡していた女にあった用事に関しては掘り下げる気はなく]
バイトかな。
[それ以上話が進むようなら、面倒臭がって「ざっくりいうとデリヘルみたいなもん」とでも言って、視点をズラそうとしたかもしれない。]
(450) gekonra 2014/07/06(Sun) 04時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>443 ―
[一緒に飲むかと言われたら、素直に喜ぶしかない。 酒の話を肴に、酒を飲むのは続いていく。 さあ二杯目か三杯目があいたところで、藤堂はすかさずお酌をしてくれることだろう。逆に藤堂の手元が空になっているようなら、しっかり注ぎかえすつもりだ。]
絶品とかまでいう……まじすか?
[外から見る店の雰囲気しかしらない南方は驚いている。]
ん。そうしましょう。早上がりも増えますよ。 ……ほんと名前で損してるな。
[そんな話になったころには、南方の目も赤らんできていた。 顔は赤くなりにくい体質のようだが、若干手元は怪しかったかもしれない。]
(451) gekonra 2014/07/06(Sun) 04時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>444 ―
[疲れと酒で、南方は、眠りっぱなしだ。 藤堂の背中に体重を預けて、ぐったりとしている。 104号室の鍵があいた。 扉をあけると、キッチンの向こうには、間仕切りが見える。 部屋の中は、カーテンで仕切られており、ドアから中の様子は見えない。]
(452) gekonra 2014/07/06(Sun) 04時頃
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小悪党 ドナルドは、メモを貼った。
sinotaka 2014/07/06(Sun) 04時頃
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[立ち上がる間もなく、小枝に腕を掴まれる。 キーボードが止まっていた。それこそ邪魔になったかと、改めてすとんと隣に座った。]
……飲む。 一人で、飲めるかわかんなかったし。 一昨日、誘ってくれた、から。
[薄桃色のその酒は、液晶の明かりを通して服に影を落とした。 邪魔じゃない。そう言ってくれたから、言葉を続けられる。]
(453) mmsk 2014/07/06(Sun) 04時頃
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──
[液晶の明かりが透かした薄桃色に気付いて 一度、立ち上がって天井のライトを点けた。]
桃の酒 かな
[季節柄か、このところよくよく桃に縁がある。 先日ても爺からもらった水まんじゅうも 今日届いた桃も──。
桃の酒は香りがよい。]
うまそう グラス持って来た?
(454) hana 2014/07/06(Sun) 04時頃
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わかんない。
[桃かどうかは、色だけではわかりにくい。 そう答えるうち、明かりがついた。――出かけるんじゃなかったか。 そこを心配するのはもう無用だと思っても、気にかかる。 みんなを待たせているとかならば、と思うも、遊さんの様子から焦りは見えない。]
……あ、
[グラスに関して言及されれば、間抜けな声が出た。 一縷の望みにかけて手元を見ても、持ってきた記憶のないものはもちろん、無い**]
(455) mmsk 2014/07/06(Sun) 04時半頃
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[グラスを忘れたのが、声でわかった。 ぽんぽんと頭に掌を乗せ、 もう一度立ち上がってキッチンに向かう。
戻って来た時、遊は、ガラスのグラスと、 朝南方に貸したアカシアのマグカップを手にしていた。
グラスの方を來夏に渡し]
これで、乾杯出来る
[自分はアカシアのマグカップを持って、 注いで──? と言うように、來夏前に差し出した。*]
(456) hana 2014/07/06(Sun) 04時半頃
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─ オカマバー体験ツアー帰り道 ─
[藤堂の案内で、生まれて初めて訪れたその場所は 過去に読んだ小説の中に出て来る店と違い 雑然としていて安っぽく、働いている男──…もとい、 お姉さんたちも目立って綺麗な容姿のものはいなかった。
それでも、小説と同じ赤っぽいライトの下、 働くオカマたちは皆驚くくらい賑やかで、明るかった。
いつもの調子で飲むな、と藤堂から釘を刺されていた遊は 途中から、迷惑そうな店員の視線もなんのその 氷水ばかりを飲んで、店と、店員と、 店員に絡みつかれるわかば荘の住人たちを 涼し気な目の奥で、しげしげと観察していた。]
(457) hana 2014/07/06(Sun) 05時半頃
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─ 体験ツアー帰り道 ─
[騙されたように連れていかれたその場所は、赤っぽいライトが灯り、雑然としていて、そして、なにより、むさ苦しかった。 圧迫感があった。人間との距離が非常に近かった。自由はきかなかった。
南方は、10回くらい藤堂に帰りたいという意思を込めてじっと助けを求めて見てみたが、気づいては貰えなかった。 わかば荘の住人たちを見ながら、こいつらどの位ここに居座るつもりでいるのだろうかと思った。
そして、「なるほど、もう酔っ払ってしまったほうが平穏が得られるのでは」と考えた。 腿を撫でられながら下したあの判断は、誤っていたろうか。**]
(458) gekonra 2014/07/06(Sun) 06時頃
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― パーティーの合間に ―
[テンション低い組の永利が出ていこうとして、後に続くように出口に向かう徳仁の背中を無表情で追っていたら、草芽になあなあ、と声をかけられたのでそちらに意識を向ける]
はっ? ……な、な、な、なんで知って……?
[徳仁の相手が自分だということ。俺が立ち聞きした時は名前はあえて伏せているようだったし、手を引かれたところしか見られてないし。
それとも何か、雰囲気でわかるものなのか?羞恥でわーと項垂れる首筋にまだはっきり残る鬱血について突っ込まれることもなかったので、そのまま曝け出していた。
…どう、言うか……
[漠然とした問いかけ。でも単なる好奇心とも違う必死さが見えて、うーん、と考える]
(459) vetica 2014/07/06(Sun) 09時半頃
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[どうやる?痛い?の質問に、まさか草芽も男に興味があるのか、しかもネコ。というのが浮かんだけれどまずは質問に答えよう]
…男同士のセックスは色々あるから…何て答えたらええかようわからんけど……痛い、かどうかは相手との相性とか、思いやりとか愛情とかで違ってくるか、な…あとタチかネコかでもちゃうやろし
[徳仁に抱かれてから初めて、悟からぞんざいな扱いを受けていたことに気づいたので。]
…結局は、相手を好き、言う気持ち次第やないかな
[求めている答えになっていたかどうか。最後につっこむのは尻やで、とだけ返してグラスに残っていた酒を飲み干して、そうだと草芽の方を向き]
…態度、変えへんでくれてありがとさん 俺で相談に乗れそうなことあれば、また言うて
[ぽんぽん、と控えめに草芽の肩をたたいた]
(460) vetica 2014/07/06(Sun) 09時半頃
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― オカマバー体験ツアー ―
[なぜ徹津の誕生会の二次会がオカマバーになったのか経緯は思い出せないが、色々あって既にけっこう酔っていた俺はノリノリで挙手した
オカマバーにもピンキリある。徹のような美人系のみで揃えたり、わかば荘のように色んなタイプが混在したり。今回は…檀のような外見的に厳しい人の集まる、ネタ系の店だった]
『アッラ!やーだちょっとアンタお酒飲めるのォ?!しかもこんないい男に囲まれてるなんて何様? ここはおこちゃまの来るところじゃないのヨォ〜』
[1テーブル90分。最初に接客にきたオネエは翔平さんに似ていた気がする。どーもドーモォと席になってきて、ぐるりと一瞥した後に俺は早速どつかれ、弾き飛ばされた。どうやら好みでなかったらしい]
(461) vetica 2014/07/06(Sun) 09時半頃
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― オカマバー体験ツアー2 ―
[徳仁との間に割って入られて困惑するも、積極的に絡まれたくはなかったので俺は端で空気になることにした。]
『ンねぇ、そこのワイルドなお兄さんグラス持つ手がとッても素敵ッ!アタシも乾杯したいわぁねえおビール頼んでもいいかしらぁ?』
[返事も待たずにボーイを呼ぶ。コップ1杯1000円。それをマドラーでかき混ぜて炭酸を飛ばしてからはい乾杯、とグラスを掲げた]
… …
[ああ、接客中にゲップが出ないようにするためかあ、と感心しながら水を飲む。徳仁は何でこの店を選んだんだろうなあ、と蚊帳の外の俺は、更に隣、もう1人のオネエを挟んで座る南方と間中をのんびり眺める]
(462) vetica 2014/07/06(Sun) 10時頃
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― オカマバー体験ツアー3 ―
なあなあ、オネエさんて…
[キャッキャ会話をしているのに混ざろうとすれば『お黙りッ』と何故か怒られて。いや俺も客なんやけど、というやりとりの向こう、南方側は]
『アッラーどうしたの?そんなに眉間に皺を寄せちゃって。アタシが癒してあ・げ・る。……触ってもいいのよ?』
[体格的には檀に近い、肉厚的なオネエが南方の太腿をつつ…と、綺麗に整えられた長い爪でなぞったのち、両手を掴んでドレスの谷間に導こうとしていた]
『どーう?200万円のおっぱいの感触は?元気でるでしょお〜〜』
[一方間中の方も、俺ほどとはいかないまでもあまり人気はないようで]
『アンタ、やだ、肌綺麗ねー憎らしい。ちんこついてんの?それとももう取っちゃった?アタシまだそこまで貯金が溜まってないのヨォ〜〜お陰で彼氏もできなくって…』
[ついてんの? と言いながら股間に手を伸ばすところで、そこで俺は、この珍妙なテーブルから気配を完全に消すことにした]**
(463) vetica 2014/07/06(Sun) 10時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>450 ― なっちゃんひどいなー。
[笑顔に文句をつけつつ、やれやれとグラスを傾けて。 惚気が面白いというから話したのに、その結果に眉をひそめ]
……あながち間違いじゃない、が。 まあ、前の男がよっぽどひどかったみたいでなー……うん。 大事にしてやりたいわけなんだよ……
[大丈夫だけどという前置きで、しみじみとつぶやく。 あの日から、たまーに、前の男のひどさを聞いたりもするわけで。 そうするたびに、やっぱり殴りに行くべきかと思うぐらいだ]
バイト……ふうん。
[あっさり終らせる様子に首を傾げるものの、女を呼んでバイトとかってなんだろうね、とつぶやき。 デリヘル見たいなものとは聞いて、一応納得はしておいた]
(464) sinotaka 2014/07/06(Sun) 11時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>451 ―
[南方にお酌し、お酌し返されとやっていればいつのまにやら瓶はほぼ空き始めている。 南方が酔い始めているのを見ながらグラスを傾け]
ごく普通の家庭料理みたいなのばかりだけど、それがいいんだよな。 おー、それじゃあ、次の機会はぜひ。
[手元がすでによっぱらっている南方に、最後の酒をついでやり、 それを飲み干してつぶれた様子を見た]
っと……
[けっこー重い、と南方を背負って感想をつぶやく]
(465) sinotaka 2014/07/06(Sun) 11時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>452 ―
[部屋の中が暗いせいもあるが、カーテンで仕切られているため、ドアを開けてすぐに中が見えない。 よいせ、と南方を背負いなおして、部屋の中へと足を踏み入れる。
カーテンの向こう側、油絵の具の匂いを感じて]
んー……
[目に入った家具やら、道具やら。 イーゼルがあればそちらに視線をむけつつも、ベッドを発見して南方を運ぶ。 布団の上へと寝かして、重みがなくなったことにため息をこぼし。 それからぐるりと、部屋の中を見渡した*]
(466) sinotaka 2014/07/06(Sun) 11時頃
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小悪党 ドナルドは、メモを貼った。
sinotaka 2014/07/06(Sun) 11時半頃
小悪党 ドナルドは、メモを貼った。
sinotaka 2014/07/06(Sun) 11時半頃
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――201――
[頭に触れた軽い重みと、立ち上がる背中>>456を追うように、視線が曲線を描く。 程なくして手の中には、透明と不透明が、一つずつ。]
ごめん、
[手を煩わせてしまった、と思いつつ。 注いでと言われれば、険しい顔で綺麗に半分を目指そうとする。 乾杯、と縁同士合わせる音がした。]
(467) mmsk 2014/07/06(Sun) 11時半頃
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ー 談話室(>>417) −
[猫じゃないと言われても急に擦り寄って来るイメージは猫の様で、 無邪気に甘えて来たかと思えば、不意にいなくなりそうな そんな不安も何処か覚えさせる。]
そうだな。 俺も此処が特別だと思っている。
[今まで漠然だった特別が、はっきりと輪郭を持った特別に 変わっている事に気付くのは、 その核がいなくなってからになるのか。 怖がられないようにと返されると流石に苦笑が浮かぶ。]
(468) pannda 2014/07/06(Sun) 12時半頃
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それについてはあまり自信無いな。 そのうち慣れるだろ。
[進まで出て行く事を知らないから、更に寂しくなる事など 今はまだ知らない。 日向の部屋を埋める者がいても彼を埋める事は 出来ないだろうと、 まだ気が早いが惜しむように髪を撫で続け。]
(469) pannda 2014/07/06(Sun) 12時半頃
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[大丈夫だ、そう言いかけたが不意に更に縮まった距離に 困惑する間も問い掛ける間も無く、 柔らかい感触を目元に感じた。]
ひゅ、日向?
[思わず声が裏返る。 猫が顔を舐めて来たと思えば良いのだろうか。 猫にしてはガタイが良い癖に唇は柔らかいんだな、などと 妙におかしな考えが巡り。
掠めた唇の感触の余韻を閉じ込める様に、 髪を撫でていた手を目元に置いて離れる日向を見つめていた*]
(470) pannda 2014/07/06(Sun) 12時半頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>464 ―
[惚気は面白い。大丈夫か、なんて言葉も本気の心配なわけがない。犬も食わない話を、食べずにからかっているだけだ。 冗談ついでに好き勝手な感想を述べたところ肯定されたのだから当然益々面白い。 藤堂は眉をひそめている。南方は頬杖ついて、口元を手でみえなくした。]
当てちゃった。 よっぽどひどい。ふうん。
[復唱する。それってどんなだろう。 好奇心で言葉を待ってみるも、教えて貰えないかもしれない。 ついでに酷い男とやらよりも、酷いとか言いながら尽くしてしまう人間の聞く耳持たなさを、より簡単に想像してしまうのだが、それに関しては何もいわない事にした。 大事にしてやりたいとか誠実げな言葉が出てきたのへ、首を傾げて]
今度はいい人でよかったねって事に出来るといいですもんね? ふーん。仲良くやってんだなあ。面白い。
[相手の予想がたってようとなかろうと、歳を訊いてみたり、顔の可愛さを訊ねてみたりして、南方は藤堂に喋らせて面白がろうと考えているようだ。 藤堂がどんな風に答えていたのかは、さて話をしている彼らしか知らない。]
(471) gekonra 2014/07/06(Sun) 12時半頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>465 >>456 ―
[ほぼ開きかけた瓶を眺めながら、「あぁそういうのいいですね。」とへっぽこという店への興味を示していたのも、何十分と、あるいは一時間位は前の事であってもおかしくはない。
藤堂に背負われて自室である104号室まで連れて行かれた南方は、ベッドに寝かされて、酒気まじりの息を寝苦しげにひとつ。
彼が起きるのは、藤堂が部屋を出ようと、間仕切りのカーテンが音を立てたその時だろう。 それまでは、眠ったまま。 たとえ絵をいくらじっくり眺められても、起きることはなかった。]
(472) gekonra 2014/07/06(Sun) 12時半頃
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[柱は賑やかな人間関係を静かに見ていたが、 突然近付いて来た間中>>421が抱えた荷物に首を傾げ、 手伝ってやろうかと声を掛ける前に押し付けられた。]
え、おい?店でって、良いのか? それにお礼と言われても…。
[段ボール二つから香って来る桃の甘い優しい香りと 間中の思いもかけない言葉に思考が追い付かない。 この前から桃尽くしだな、等と逃避を始めそうになる程度には 混乱していたが、押し付けるなり去っていく背中に。]
ありがとう。桃なら何が食べたい?
[答えてくれるとは思ってもいないが、礼と共にリクエストの 注文も聞いてみた。]
明日も雨だな。
[扉が閉まった後、思わず呟いた一言は柱だけが聞いている*]
(473) pannda 2014/07/06(Sun) 12時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
pannda 2014/07/06(Sun) 13時頃
FSM団 ミナカタは、メモを貼った。
gekonra 2014/07/06(Sun) 13時頃
FSM団 ミナカタは、メモを貼った。
gekonra 2014/07/06(Sun) 13時頃
FSM団 ミナカタは、メモを貼った。
gekonra 2014/07/06(Sun) 13時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>471 ―
[よっぽどひどいのなにがどうひどいのかとかは言わないけれど。 聞かれたらどこがかわいいだとかどういう仕草がかわいいだとかそんな惚気はとめどなく流れ出る。 詳しい内容はそれこそ覚える必要もないのでただ垂れ流しているだけだ]
一緒にいて幸せにしてやりたいね……
[そんな言葉でしみじみとしめた。 なんだかんだぐだぐだと話していて、こちらも結構酔いは回っている。 つぶれるほどではないから南方を部屋に運べたけれど]
(474) sinotaka 2014/07/06(Sun) 14時頃
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