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108 Persona外典−影の海・月の影−
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このペルソナってさ、 自分自身、みたいなものなんだろ。 よくわかんなくて、全然いうこときかない?
[>>398 とん、と自分の胸をつついて示した、 ままならないものの在り処はここにあるのか、と]
……もすこし肩の力ぬいとけよ。
[軽く肩をたたいて、叩いたその片手を挙げる。 燃える焔を散らす黒いはばたきが舞い上がれば、 ひそみ蠢く影は赤く照らされる]
なんか出てきたら俺がやるし。 お前割と疲れてんだよ、多分。
(413) 2015/02/20(Fri) 00時頃
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― 満月の夜 / 中央繁華街 ―
[無遠慮な距離で眺められて、 瞬きひとつ、ふたつ、飴の棒も下を向く。 への字口で、しかしくは、と笑う吐息だけは漏らした]
お前さんエスパー?
せーかい。リツキ君のことは 知ってんよ。
(414) 2015/02/20(Fri) 00時頃
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…麻夜。まーやて伸ばすな。
[伸ばされると自分と違う別の何かだ>>410。キッパリと]
… … …バカじゃない… … …。
… そう。それを云った「バカやろー」の友達。
…あいつの行方、心当たりない? えぇと。 …名前なに?
[偶然か或いは別か、その男が口にした人物評を自分に向ける様な存在は。 ひとり以外に、心当たりは無かった>>410]
(415) 2015/02/20(Fri) 00時頃
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[下を向く飴の棒。上向き下向き。視線がこっそりと吸い寄せられる>>414]
…俺の気にしすぎ。だったか。 ちょっとね…今…「シャドウ」ていわれるとリツキを連想しちゃう。
…理由は…わかってそうな顔だね…。
[然し、どうやらこの繁華街には反応がなかった。 繁華街以外の中央部もこまめに潰してしまおうか。 そんな事を考えつつだ]
(416) 2015/02/20(Fri) 00時頃
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蘭陵王、雷を!
[現れたペルソナが近くに居た白いシャドウ>>406を一まとめに雷撃で襲う。 伸びてくる腕を避けながら、櫻井に取り付いたシャドウ>>407を、櫻井ごと殴らないように気をつけて一撃を加えて、すぐさまその場を離脱した。 あの手に捕らえられては、動けなくなってしまう。 それは、きっとマズい自体に陥ると予感して]
ライラプス!ゴー!
[単独でいるシャドウへ炎をぶつける。]
(417) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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―満月の前・学校にて―
何言ってんだよ。 言ってないのに気づかれたら超能力者だろ?
[>>402 何でもない話におとしこもうとして、 けれどそれはうまくはいかなかったようだ。
雛宮律の想い――のようなものはいつだって裏目にでる。 それでも彼は己の裡にいれたものは、大切にしていたはずだったのに*]
(418) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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…………しょうこも、俺のことを拒絶するの?
[>>411剣の雨は、確かに翔子の影を捉え、縫いとめようとした。 しかし、弾かれてしまった分だけ拘束は弱くなる。 彼女を影の世界へ連れていくには、到底足りない。
落胆と、失望の入り混じる影の声が響く。]
しょうこと一緒にいたい、って思う俺の心は、どうでもいい? 俺がしょうこを救う。しょうこが俺を救う。 それじゃダメなの?
[>>409影は、少女の言葉の意味に気付かない。 弾かれた剣は中空で反転し――]
(419) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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……死ぬのと、影に沈むのとは違う。 説明しても分からないだろうけど…… 実際に、沈んでみれば分かる。 きっと、しょうこも気に入ってくれるはずだ。
[月塞を取り囲むように、剣は展開する。 少年は、口角を持ち上げて笑った。]
――こんなもの、もう要らないよ。 しょうこは、俺が守ってあげるから。
[剣の切っ先が一斉に、月塞へと襲いかかった。 狙うは胴体。 少年の使役するペルソナの如く、滅多刺しにしようとする。]
(420) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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[粒子の拡がりは、小学校の周辺まで及んだか。 或いはビルの周辺まで及んだだろう。
頭の中に響くのは、怨嗟の、苦痛の、憤懣の声。 けれどその中で、吐き気がするほどの異質な存在を二つ。 そして、目的の人物の場所を示すように、男の側にいる蝶が、その燐光を強め、空へ登った]
………そこに、いるのか。
[あの時と同じ様に、蝶が男を導く。 けれど、あの時のように悠長はしていられない]
(421) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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[イーリスは虹の女神。 そして、ハルピュイアの姉ともされる。 ならばその風の加護を、姉が受けていない訳がない。
虹色の光が衣へ返れば、 その羽根を打ち鳴らし、男の身体に加護を与える。 重力のかかる身体が、解き放たれたように、自由を感じた]
(422) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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― 満月の夜 / 中央繁華街 ―
[>>412白い少女に軽くだがにらまれた。 美人とはいえ、流石にお相手が居る相手からのにらみをごほうびと謂うほど見境がないわけではない]
うえ。くはは、だめか。 んじゃ、マヤ君?
[軽い調子は、しかし其処でやや重くなる。]
トモダチ、か。そっか。
[生意気なショーネンにも友人が居て、なにやら一つ安心するサムである。]
……――しらない、んだよな。 オレも、会えたらー、って探してたんだけど。
オレは、まあ、サムとかイサムとか、てきとーに?
(423) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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肩の力、抜けって言われても。 [為すべきことは明確なのに、 何故か自分の分身の筈のペルソナは言うことを聞かない。 とん、と自分の胸を突く律に小さく瞬いて>>413]
……あのね、律っちゃん。 私、多分、狙われる。リツキくんを怒らせたから。
だから、さ、私の傍にいると危ないから、
[続く言葉を口にする前に、焔の羽ばたきが蠢く影たちを赤く照らす。俺がやると、シャドウに立ち向かう律の背を視線で追う。
離れて。 それとも、――――助けて?
口にしようとした言葉がどちらだったのか。 今のあかりには、そんなことすら分からない]
(424) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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[蝶が示す場所は、そう遠くはないと感じる。 異質な存在の一つは、示された場所に居るのも知れた。 けれど時間は確実に過ぎてゆく。 男が場所を定めたように、上空を回る鴉が、此方へ気づいたのだろう。
ひとつ、ふたつ―――… 獲物を見つけたと言うように、近づいてくるのが分かった]
追いつかれる訳には、いかない……っ
(425) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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[背後から迫り来る気配を感じながら、男は駆け出す。 けれど風と共にある鳥と、地を駆ける人と、その速さは比べるまでもなかった。
少しずつ、少しずつ、その距離は縮まってゆく。 一匹が男を追い詰める中、もう一匹がその翼を打ち、6本もの羽根を飛ばす。 それは刃のように男の肩を裂き、腕を刺し、行く手を阻むように地へと突き刺さった]
―――――っな、
[扱い切れぬ身体が、遮りに惑わされ、地を滑る。 強かに地面へと打ち付け、立ち上がる頃には、鴉は男の目の前まで迫っていた]*
(426) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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[その時。 中央区を旋回していた鴉のようなペルソナ数匹が>>415>>423ビルの真上を通り過ぎ、一つの方向――小学校の方へと、進路を取る。 向かうのは勿論、影の本体の元。 それは力の余剰を引き戻す為の行動だった。
残る数羽は>>425獲物の元へ。 邪魔は許さないとでもいうように。]
(427) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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[雷が境内の石畳に落ちる。辺りをつんざくような稲光と共に落ちた雷鳴が白いシャドウの体を瞬く間に焦がし、蒸発させていく。 ゴムか、もっと生々しいものの焼けるような異臭が辺りに漂う。
炎も同じだ。桜井の体を覆うシャドウの体が凹み、単独でいた別のシャドウが炎に包まれ、焦げ跡だけを残して蒸発していく。数がいささか減ったシャドウ達は、馨一よりも巡里の方を脅威と判断して、そちらに向かう。]
(428) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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そう、トモダチ。結構バカ同士で、ね。
[妙な笑い方をする男の声のトーンは。決して立季を嫌っていない。 意外と立季も立季で、悪くない関係がありそうだとも思い馳せたが>>423]
…じゃ、サムでいいや。 俺達も、リツキの事探してるけど…。
…… アカリ。 この屋上からならどう?
できる限り広く浅くで、何か大きい反応がひっかかったりしない?
[会話中後ろで待つ体の明に近づき、その手をさりげなく握る事にした>>412。 二ヶ月も共にいて、ずっと明を気にしていれば。こういう時は少し寂しそうな事が多い、のも何となく覚え始めてきていた]
(429) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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……拒絶、したくない。傷つけたいんじゃ、ない。 解って……おねがい……。
[掴まれた手を振り払うのではなく、 縋るように少年の手の内で弱く指が足掻いた]
一緒にいようよ、っ。 誰も邪魔だとか思わないで、一緒にいようよ。 私がいるだけじゃ、貴方はダメなの……? それでも寂しい? 苦しい?
[死ぬわけではなくても、影に沈む事で悲しむ人がいるならば。 それは死とあまり差がない、少女の中では]
(430) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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…まぁ、中央部をしらみつぶしに探していくし… …
[その時だ。近い上空で何かの陰影が、真上を通り過ぎて何処かへと飛び去っていくのは>>427]
… … サム。あのシャドウ、動き変じゃなかった?
アカリ、ごめんっ! やっぱりアレの追跡を頼めない? 周囲を見渡すのは俺がやる!
[サム、そう名乗った男にも問うてみたが、どうやら彼のペルソナは探知向きではない。 アカリの手を少し強めに握り、直前の探査の頼みを切り替えた。 鎧鍛冶の金槌柄が、喉元に宛がわれ、隻眼がビルの屋上で光る]
(431) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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ツキサエ……っ、やめて……いやぁッ――!!
[剣士のペルソナは見るだけでも痛ましい。 展開した剣が八方から月塞を襲うのを見て 捕らえられていない方の手を思わずそちらへ伸ばした。
前方から遅い来る剣と錫杖が拮抗する。 だが、その横から、背後から、剣は月塞を貫き 白い衣が派手に赤く染まった。 ――反撃の手が、出ていない]
あ、……ぅ、あ、っ――。
[ペルソナの痛みが体へと返ってくる。 手を掴まれたまま、膝から崩れ落ちる。 少年の足に縋るような姿勢で見上げる瞳が懇願した]
や、めて……こんな、の……――。
[涙が零れる]
(432) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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― 満月の夜 / 中央繁華街 ―
――ん。知ってるよ。 アレだろ、リツキ君とリツキカッコカリみたいな、 そーゆーハナシ。
なあ、相談なんだけど、 君ら、なんかこう、策敵的なマホーとか? そういうの使えない?
オレじゃー、探索のーりょくとか 全然足りないんだよなー……ん?
[アカリ、と呼ばれた少女の方を見遣る。]
(433) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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力抜けって言われて、簡単に抜けりゃあ世話ないよな?
[>>424 自分の言葉に自分で笑って、 肩越し一度振り返った、焔が頬を照らす熱。 それは律が好ましいと思う熱さだから、尚笑う]
へえ、そうか。 知ってるか?リツキって奴、首が360度回るらしいぜ? ほんとだったら、ちょっと見てみたいよな。 ――お前といたら、見られるのかな?
[煌と燃え上がる焔に包まれた火烏は、 舞い上がり急降下を繰り返して、湧き上がる鳥のシャドウの羽を散らす。空中戦はお手の物だ、影から放たれる烈風を巻き起こされる炎に押し返す]
危ないから――、なんだって?
[一歩、二歩とさがる。 ひとところに留まるのは多分得策じゃない。 あれはペルソナ使い目指して、よってくるのだから]
(434) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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[近くで焦げた匂いがする。
白に囚われた身体は、傷こそないものの体力は奪い取られていた。 それでも、白が花咲へと向かうのが見えれば必死に叫ぶ。]
おわ、れるか……よ……。 ……来い、イカロス……っ!
[呼ばれた男は、まるでのみでも振るうように、白を削ぎ落そうと試みる。]
(435) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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― 満月の夜 / 中央繁華街 ― ひゅーひゅぅ、おあつーい
[半月の眼で、低くはやし立てるサムであった。 そんな閑話もつかの間。]
――あ?
[>>427>>431 謂われ、異様な気配にはっと謂われた方を見る]
なんだあれ あっち、確か小学校の方―――?
[金属が擦れるにしては低い、唸るような音が己のペルソナから放たれるのを聞いた。]
(436) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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サミュエルは、ショコラのことを、不意に、思い出した。幼い容貌のせいだろうか。
2015/02/20(Fri) 01時頃
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―小学校付近ビル屋上―
うん?何だろう。
[誰も来ないかと思ってビルを降りようかとしたところ、走ってくる人影が見えた>>426。鴉のようなシャドウに襲われながら懸命に走っている]
ああ、あれか。そう言えば下部翔子が随分懐いていたっけね。 けれど、邪魔させるわけにはいかないな。 立季のシャドウがなんとかしてくれるとは思うけれど、僕もせっかくここで大概寒い中待ってたんだ。
今ので誰か勘づくかもしれない。
[そう言うと手の内から発現させたカード――]Vを握り潰す。 一瞬の後、軍服のようなマントを纏った上にガスボンベを背負い、ガスマスクを被った怪人が真弓の傍には立っていた。]
この地点から先に進もうとする者は、誰であれ排除する。
[その言葉に従うかのように、ガスマスクの怪人はビルの屋上を飛び下り、近づこうとするペルソナの方へと監視に回った。]
(437) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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…………この世界は、しょうこには似合わないよ。 それに、ここは俺の居場所じゃない。 しょうこも、分かるだろ? 俺たちがシャドウだと知って ……他のやつらが、どんな反応をするのか。
[ペルソナの力は、心の力。 真に拒絶を示すなら、ペルソナはそれに応じる筈だ。 しかし少年は気付かない。 >>432月塞の身体に幾多の剣が突き刺さる。 それがまさに、>>430彼女の言葉を体現しているのだということに。]
……しょうこ、もう少しだけ我慢して。
[少年は翔子の前に屈み、零れる涙を空いた指先で拭う。 剣士のペルソナは血塗れの手に、一振りの剣を握り込んだ。]
(438) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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もう、終わるから。
[剣士は、剣を振り被った。 狙うのは、月塞の――首。]
(439) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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ケイイチは、オスカーのことがふと頭に過ぎる。無事であればいい、と。
2015/02/20(Fri) 01時頃
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…うるせえやじっ。テンションなんとかして。
[囃すか黙すかしてほしい、実に熱の無い中途半端な野次だった>>436]
… … しょうが … こう … …?
…中央越えて北部じゃん。 そんな向こうまで何でシャドウが…。
[己も、ペルソナの探査を用いながら周囲を探索するが、網に収穫はない。 あの空飛ぶシャドウの追跡を頼んだアカリの方で何が出るか]
(440) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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[蘭陵王の雷とライラプスの炎が有効なのを見て取り、鉄扇を構える。手首を返し、扇を広げて呼ぶ。]
おいで、蘭陵王。…この扇に、雷の属性を付けることってできる?
[現れた蘭陵王は巡理の望み通り、扇に雷の属性を付与させた。 まだ速度上昇の効果は残っている。 迫り来るシャドウを紙一重で避け、賀来と櫻井に取り付いたシャドウに一撃を加えようと走り出して、賀来のペルソナ>>435が振りかぶるのを見て、叫ぶ。]
蘭陵王!けいくんを守って!
[呼び出した星のペルソナが身体強化の光を賀来へと振り掛ける。間に合うだろうか? そうしている間にも巡理にシャドウは迫り、少女の扇を持つ腕を捕らえる。]
っの!
[要の部分を軸にして、扇を一回転させる。 雷の属性を付与させた鉄扇は、容易にシャドウの腕を切り裂くか?]
(441) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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[>>434 赤い闇に一際輝く紅蓮の炎。 火烏の放つ熱と眩しさに、思わず目を細める]
リツキくんにそんな特技があるんなら、 私も見てみたいけどね。
残念なだけど、そういうサービス、 期待できるような間柄じゃないんだ。
[冗談交じりに、途切れた言葉の続きを促す律の口調には、 あかりを一人で行かせないという明確な意思が見えた]
……言ったって聞かないよね。 後悔、するかもよ?
[いかにも仕方がない、とばかりに口する。
――そんなあかりを眺めて、鵺が嗤う。 自分では助けを求めることをせず、人の善意に縋るのか、と]
(442) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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